このページでは金丸徳重衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○金丸徳重君 私は、日本社会党、公明党並びに民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました外務大臣福田赳夫君の不信任決議案につき、提案の趣旨を御説明申し上げ、同僚各位の全面的な御賛同をお願い申し上げます。(拍手) まず、決議案文を読み上げます。 外務大臣福田赳夫君不信任決議案 本院は、外務大臣福田赳夫君を信任せず。 右決議する。 趣旨弁明に先立ちまして、若干衷情を披瀝さていただきます。 昨二十六日正午過ぎ、世界の注目と歓呼の中で、国連総会におけるアルバニア決議案は、三分の二をこえる圧倒的なる多数をもって通過いたしました。(拍手) ここに、長きにわたって国連の場がら……
○金丸(徳)委員 議題となっております海上運送法一部改正案のねらうところは、人命尊重、輸送の安全確保ということでありまして、時節柄それが世間の最大緊急の要請とも思われまするので、基本的には、その趣旨からいいましても賛成であります。特に、いままで海上運送につきましては、これは海上輸送の歴史がしからしめているところかもしれませんけれども、なるべく自由に、国際的レベルにおいて、活発にその効果をあげようというところのもとで法制ができておるやに思われるのであります。したがって、ある点については若干ルーズであった点もあるでありましょう。この機会において、あらゆる角度から検討し、万遺漏なきを期すべきことは申……
○金丸(徳)委員 たいへん大事な問題に直面いたしまして、ことに私は、この法案審議の過程におきまして、私なりに考えておりますし、また自分でいろいろと街頭で運転者の皆さん方の苦労の様子などをこのからだをもって受けとめながら、法案の審議に当たってまいったのでありますが、本日参考人の皆さん方からそれぞれの立場で切々としてお訴えになられました様子を承りまして、一そう問題が複雑であり、深刻であり、かつ、それだけにまた一刻も早く根本的な解決策を見つけて、そして喜ばれるハイタクであり、ありがたがられる運転者であってほしいように、あらためて私は思いました。 本委員会は、先般来、そういう意味におきまして、政府か……
○金丸(徳)委員 わが国の国土計画に対して画期的とも申すべき重要法案が突然提案されました。突然というわけでもありますまい。今日まで慎重審議を重ねておられたことと思うのであります。しかし、いろいろと今日までの審議過程、質疑の内容を聞いてみますると、提案者のほうにおきましても、必ずしも建設計画なり路線の見通しなり計画のスケジュールなりというものが十分に固まっておらないように、実は先日の委員会の質疑の中において私は受け取ったのであります。したがいまして、国の改造、発展のための革命的とも申すべきこの計画遂行の重要法案につきまして、十分の資料を持ってお尋ね申したいのでありますが、私も不勉強な点がたくさん……
○金丸(徳)委員 私は、国鉄経営関係にしぼって二、三のお尋ねをいたしておきたいと思います。 国鉄当局は、先般、経営合理化をねらいまして、各種の地方的整備案あるいは合理化案もしくは縮小案を発表されて、各地で交渉中のように承っております。この案を受けまして、地方ではたいへん物議をかもしておる点もありまして、将来に向かってたいへん心配をいたしておる面もありますものですから、これに関連いたしまして、当局の将来の見通しなどにも関連いたしまして、方針を承っておきたいと思います。実は国鉄総裁においでいただいて政治的立場からのお考えも承っておきたいのでございますが、いま総裁はお差しつかえがあってお留守のよう……
○金丸(徳)委員 緊急にお伺いいたしたいことができましたので、たいへん大事な時間でありましょうが、御割愛を願ったわけでございます。 問題といいますのは、実は私の郷里のほうに日本航空学園という、航空事業に大いに寄与しようというような目的のためにできておる学園があるのでありますが、これが先般来学園紛争を起こしまして、この紛争も、学校経営者と教授陣との間、また今度は教授陣ではなくて、学校当局と生徒との間に、三つどもえみたいな紛争を引き起こしているようであります。これをきのう聞きまして、地方の問題だからと思ったのですが、調べてみますと、生徒は全国から集まっておるようであります。本科は高等学校ではあり……
○金丸(徳)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 内海君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、辻原弘市君が委員長に当選されました。(拍手)
委員長辻原弘市君に本席を譲ります。
○金丸(徳)委員 去る三月四日午前八時二十分ごろ、山梨県富士吉田市地内におきまして、あそこを走っておりまする富士急行電車が、トラック運転手の不注意に原因いたしまして衝突事故を起こし、それが誘因となりまして電車転覆というような大惨事を起こし、あり得べからざる多数の死傷者を出すような事態をかもし出しました。わが党は、時を移さず運輸委員から内藤良平、井野正揮両委員、また交通安全対策委員から後藤俊男委員を派遣いたしました。また私は、地元出身の小林信一議員とともに現地へ飛びまして、つぶさに状況をも見てまいったのでありますが、たいへんな事故でありまして、当時まだ原因その他につきまして究明中でありました。 ……
○金丸(徳)委員 長い間いわれておりました自動車時代を迎えまして、それからまたその自動車時代の中で交通地獄であるとか公害問題であるとかいうようないろんな弊害をももたらしてきて、それらに対してあらゆる角度から何かの措置を講じて、よきものはこれを伸ばし、悪きものはためて、ほんとうの意味におけるよき自動車時代というものをつくり上げていかなければならないという意味におきまして、この小型自動車につきましても、まずいところは補い正していくという措置が講ぜられなけばならないということはよくわかります。そういう意味において、今回提案されました道路運送車両法の一部改正をなさろうという大臣の意図につきましては、私……
○金丸(徳)委員 私は、ただいま議題となっております国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法に関しまして、二、三のお尋ねをいたしたいと存じます。 実は私は、この重大問題が提案されまして以来、乏しきを駆使しまして一生懸命勉強いたしてみたのでありますが、あまりにも事の重大さに一つは驚き、また、大いに憂慮いたしました。どうこれを解決してまいるかにつきまして、私自身もまた十分なる結論も得ておらないような始末であります。 この日本における、あるいは世界的に見ましても、最大の公共事業であり、過去百年間、その経営の円滑なるのゆえをもちまして、また、その熱心なる仕事ぶりをもって、他の企業の手本……
○金丸(徳)委員 佐々木大臣御就任早々から交通政策全般について非常に熱意ある検討と、また同時に健闘を続けておられます。この点深く敬意をささげたいと存じます。 私は、運輸委員をすでに何年かやらしていただいておるのでありますが、その間、受け取りました交通政策の傾向を見てみますると、交通政策の最高責任者であります運輸大臣が、その理想とするところの政策を遂行しよう、あるいはプランを立て直そうとしても、現実の日本における経済、産業の状況が進んでしまっておりまして、それに対応するための応急策に非常に時間がかかってしまうとか、あるいは金がかかってしまうというようなことからいたしまして、運輸当局の理想とする……
○金丸(徳)分科員 時間の制限もあることでありますし、連日のことで大臣もお疲れでございましょうから、山のことについてお伺いをいたしたいのですが、初めに林野庁長官のほうから現状などについてお答えをいただいて、最後に大臣から御所見を承ることにいたしたいと思います。 十何年か前、伊勢湾台風というような大惨害を契機といたしまして、治山治水のことにたいへん力を入れることになり、特別措置法などが設けられるとともに、治山治水十カ年計画あるいは新五カ年計画というようなものが策定せられまして、国土の保全に必要な仕事に力を入れてこられたのでありますが、現状、その進度でありますとか、計画の達成状況というようなもの……
○金丸(徳)分科員 たいへん制約された時間でありまするので、もう問題ずばりと率直に一、二の点についてお伺いをさしていただきます。 新しい日本の経済の時代を迎えまして、その根底をなすべき農業政策におきましても、まさにいままでとは違った画期的な発想及び実行力、内容をもって進めてまいらなければならぬことと存じます。さような意味におきまして、私は国民の輿望をになって、昨年の夏以来農林大臣の重職につかれておりますその道のベテラン赤城先生に深き期待を持ちながら、その御構想、御所見などを承ってまいりたいと存じます。 そういう意味におきまして、実は先般農林委員会において、御表明になられました大臣の所信表明……
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