阪上安太郎 衆議院議員
30期国会発言一覧

阪上安太郎[衆]在籍期 : 28期-29期-|30期|-31期-32期-33期
阪上安太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阪上安太郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

阪上安太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第13号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○阪上安太郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員高碕達之助先生は、去る二月二十四日逝去せられました。ここに、諸君のお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手)  先生が生前のはなばなしい活躍ぶりを知る私どもは、あなたの急逝が全く信じられない夢のような気がいたすのでございます。この重大なときにあたり、かけがえのない人材を失ったことは、まことに痛恨きわまりないものがございます。(拍手)ことに、高碕先生は、私の母校の大阪府立茨木中学の大先輩でございまして、日ごろ御懇意に願い、先生のお人柄に限りない敬愛の念を寄せていたのでありまして、ひとし……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第66号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○阪上安太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明のありました都道府県合併特例法案について、順次質問を行ないます。  率直に申し上げまして、われわれ社会党は、現在の自治行政、特に都道府県行政が必ずしも十分な成功をおさめているとは考えていないのであります。しかしながら、その原因は、制度にあるのではなく、その運営にあると指摘するものであります。  都道府県制度については、在来より二つの異なる見解の対立がございます。すなわち、その一つは、現行の府県制度を廃止して、それにかわるに官治的な道州制か、または国家機関的な性格の強い府県制度へ再編成しようとする主張であります。そして、いま一つは、……

阪上安太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

阪上安太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 議院運営委員会 第2号(1963/12/09、30期、日本社会党)

○阪上委員 この際、ひとつ新宿舎、新会館建設促進に関する動議のようなものを出したいと思います。  一つは、宿舎でありまするけれども、これはひとつ絶対数をこの際至急確保すること、同じ議員でありながら、宿舎に入れる者と入れぬ者とある。こんなことをじんぜん日を延ばしていつまでも処理されないということは、私は非常に遺憾に思います。ぜひひとつこれは絶対数を確保すること、同時に、絶対数だけでは私はいけないと思います。そこで、格差是正をひとつやってもらいたい。地域間の格差是正、所得格差是正ばかりでなくて、議員の待遇上の格差を是正してもらいたい。そのためには、もう理由は抜きにしますけれども、新宿舎、新会館の建……

第45回国会 地方行政委員会 第2号(1963/12/12、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま大臣から、地方行政に対する大臣の所信を伺ったわけであります。こういう例はいままでかつて私の記憶ではなかったと思っております。日ごろ本会議等において自治大臣の所信表明があってしかるべきだとわれわれは考えておるのでありますが、そういう機会がなかったのでありますけれども、今回この委員会においてこのやり方が持たれたということにつきまして、私非常に敬意を表します。したがって、この所信の中には、いろいろとまたわれわれとしてはさらに大臣の所信をただしたい面があるのでありますが、ひとつ後日に譲りたいと思いますので、そのように委員長、お取り計らいをお願いいたします。

第45回国会 地方行政委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○阪上委員 ちょっと関連して。今回のこの法律案を見ますと、不交付団体に対する配慮がどういうふうに出てきておるか、こういうことなんです。その点大臣でなくて、財政局長にひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 これは毎年のことですが、たいへん無理があると思うのですね。年度途中でもって、そういう心がまえでこれから少しく配慮しておかなければいけない、蓄積しておけというようなことでは、地方自治体の不交付団体におけるところの財政計画というものはくずれていくおそれが十二分に出てくる。場合によっては、その財源がなければ、給与財源を優先的に出していこうということになりますれば、結局事業等について大きな削減をしな……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1964/01/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 先刻来、東京大会準備対策の主要な項目について説明を受けたのであります。きょうは大体ヒヤリングの程度ということでありますが、私これから一点だけ質問したいと思っております。それは、あまりこのままで時期をおくらせますと役に立たないようなことになるんじゃないかとおそれている問題が一つございますので、お聞きしたいと思います。  先刻来、観光事業の問題とか、あるいは優良みやげものの供与というようなことについてお話を承っておりますが、やはり私は、その根本になるのは、オリンピック憲章に規定された例のオリンピック・マークないしオリンピックの標語、これの規制に関する問題が一つあるんじゃないか、こういう……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は規制しようという考え方を持っておるのでございます。したがって、前会においてああいった質問を申し上げ、ただいま総務長官から政府の方針というものを伺ったのであります。大体考えておられる方向というものはわかってきたのでありますが、結局法的規制はしない、こういう態度でありますか。
【次の発言】 その理由を伺いますと、第一、オリンピック憲章ではそういった乱用は禁じられておるけれども、これは国際法でも何でもないのだ、こういうような考え方、それから、いろいろなオリンピック・マークの使用の現実から見て、どうもそれに対して法的規制を加えるということはなじみがたい点がある。それから、すでに使用され……

第46回国会 建設委員会 第32号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題になりました近畿圏整備法に関連する一法案について、御質問いたしたいと思います。  すでに御案内のように、政府におかれては、近畿圏整備法に基づいて、この二法案を提出されたわけでありますが、まことに手回しのいい措置じゃなかろうかというふうに私は考えております。ただしかし、過去におきまして、新産都市法の施行に際しましても同様のことがあったのでありますが、さて新産都市の場合におきまして、現在逢着しております状況は何かというと、非常に入れものはりっぱでありましたけれども、内容がこれに伴っていないというようなことでもって、いろいろな問題が出ております。公害の問題にいたしましても、あ……

第46回国会 地方行政委員会 第3号(1964/01/31、30期、日本社会党)

○阪上委員 藤田さんから相田微に入り細にわたる質問がありましたので、私はできるだけ重複しないように質問申し上げます。  そこで、大臣の所信の第一として、広域行政の推進についてということが申されております。広域行政に関する考え方としては、一つは広域行政事務、こういうものが考えられなければならない。いま一つは、それに対処する広域行政の制度の問題がある。この間の所信によりますと、広域的処理を必要とする行政事務、こういうふうにいっておられますが、私は、必要とするという考え方よりも、一歩前進して、広域的処理をすべき行政事務とは何であるか、やはりこういうものの考え方を明確にしておかなければならぬ。こういう……

第46回国会 地方行政委員会 第5号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○阪上委員 いまの問題に関連して一つお伺いしますが、地方公営企業における交通事業の赤字の問題は、前回の公営企業法の一部改正のときにも問題になった。そうしてあの場合特に交通業の赤字については、これは現在のやり方で進めていく場合はやむを得ない赤字が出てくるという見通しがついておる、そういった関係から正当な赤字については、これに対する何らかの国の財源措置をすべきであるという意味の附帯決議がつけられておるわけです。それについて何らの対策も出てこないうちに、またこの問題がいま論議されておる、こういうことなんです。  そこで、ひとつ次官に伺いたいのですが、財政局長でもけっこうですが、この開帳決定の公共料金……

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○阪上委員 この特例に関する会津案と関連いたしまして、いろいろと交付税制度そのものについての根本的な問題が過般の審議の中で出てきておるようでありますが、きょうはそういった点には触れないで、いずれまた後刻出される交付税の改正案について、そのときに質問したい、かように思っております。  それから、産炭地、豪雪等に対する対策としての交付税の配分という問題が、やはり過般来から十分に審議をなされたわけであります。したがって、これらの面についてもできるだけ重複を避けておきたいと思います。ただ、この際われわれ少しくおさらいをしておきたいと思いますことは、どうも最近大蔵省あたりがとかく交付税財源をもって国の施……

第46回国会 地方行政委員会 第14号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ここ二、三年来重要な刑事犯について、非常に焦げつきが多いのであります。にせ札事件につきましても、あるいはまた吉展ちゃんの誘拐事件についても、それから帝国ホテルの殺人事件についても、その他いろいろな悪質な刑事犯が出ておりますけれども、これについて捜査が非常に後手ばかり打っておって、ちっとも的確な効果をあげていない、こういうことなのであります。そこで私は、きょうは、それと関連いたしまして、警察庁がさきに刑事警察強化要綱というものをつくって、刑事警察に対して体制を整えて、こういった焦げつき捜査の解決をはかっていこう、こういうふうな態度に出られたことは非常にけっこうだと思うのでございますけ……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○阪上委員 関連して、途中で入ったのでちょっと様子がわかりませんが、私はこの問題については非常に疑問を持っております。この地方自治法の九十六条一項の五号に「その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結すること。」こういう議会の権限がある。そこで法制局、あなたのほうに伺いますが、この「政令で定める基準に従い」の「従い」という意味は、どの程度のものなんですか。
【次の発言】 私はそのとおりだと思う。そうすると、特例で逃げようとしたって、法律はそこまで委任はしていないと私は思う。委任していないのをかってにあなたのほうで特例さえ設ければそれでいいんだという、そんな委任をしていな……

第46回国会 地方行政委員会 第25号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました府県条例に関する問題につきまして質問いたします。  私が本日質問申し上げたいのは、山梨県の恩賜県有財産管理条例の一部を改正する条例案、これがいま山梨県会で提出されましてたいへん物議をかもしておるのであります。これは恩賜の山林を山梨県がもらい受けまして、それに対する管理等について条例を設けておるものでありますが、最近地方自治法の改正に伴いまして財産区分が変わってまいりましたので、それに対処しておそらく条例改正に出たのであると思うのであります。ところが、この条例改正の内容が問題になってくるわけなのであります。在来普通財産的な扱い方をしておる、あるいは基本財産であ……

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○阪上委員 御案内のように、最近地方自治体におきまして地方議会議員の報酬の値上げに関しまして、地方住民の世論が沸騰している、こういう状態でございます。したがって、この機会に、こういった世論の動向、たとえば地方議会議員の報酬値上げがお手盛りでやられておる、お手盛り増額に反対だ、こういう声が出ております。それから地方財政の非常に窮迫している現況下において、こういった報酬の値上げは適当でない、こういう世論がある。それからなおそういったものに対して不服を持っておっても、現在の自治法のたてまえからいって、そういった住民の不服というものが受け入れられるような有効な手段というものがない、こういうことから、議……

第46回国会 地方行政委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま国家公安委員長から、ライシャワー傷害事件についてのかなり詳細な報告がございましたが、私は、ここで警察当局にまず最初に伺っておきたいと思いまするのは、諸外国のこの事件に対する世論の動向を考えてみますと、かなり大きな反響が伝えられておるわけであります。現職の大使が刺されたという事件は、まことにこれはまれな事件である、したがって、その背後関係に重大な関心を米国民としては持っておるというようなワシントン筋あたりの報道が伝わっております。また、大使を刺すほどの日米間の大きな問題があったとは考えていない、これは全く寝耳に水の事件だ、こういうような考え方も出ておるようであります。たとえ今……

第46回国会 地方行政委員会 第34号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○阪上委員 いまから地方公務員の権利擁護について質問いたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、今回の給与改定をめぐりまして、いま春闘が行なわれておるのでありますけれども、これに対する政府の態度につきまして非常に私は熱意が欠けておるように思うのであります。政権を担当しておる自民党政府が、ただ単に違法であるからというだけの理由によって、直ちにストを回避する手段、これを制裁によって回避していこうというような単純な考え方に導かれ、そうしてそれ以上の政治責任を全然感じていない、こういうことであります。過般の本会議の質疑の状況等を承っておりましても、この四・一七ストが強行された場合において、国民はこ……

第46回国会 地方行政委員会 第35号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、ただいまから地方自治法等の一部改正につきまして、数日にわたって質問をいたしたい、かように考えます。  最初に、この法律案の提案理由の説明を伺いますると、一つは、人口と産業の大都市への過度集中、そのことによりまして、大都市としての、ことばをかえて言うならば、都が都としての機能を十分に果たし得ない段階に逢着している、こういうことであります。いま一つの理由を伺いますると、地方制度調査会の、去る三十七年の十月の首都制度当面の改革に関する答申、その答申に基づいて――基づいてとはうたっていない。趣旨に沿って、都と特別区との間において事務及び税源の配分、それから都と特別区並びに特別区相互間……

第46回国会 地方行政委員会 第36号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○阪上委員 前回に引き続きまして質問いたします。  最初に、前回にも申し上げましたように、大都市として、あるいは首都として、東京都制というものが、たいへん機能を発揮することができないような状態にある、こういうことなんでありますが、御案内のように、東京都制というのは昭和十八年に、ちょうど満州事変のときに、これが新たに改革になって都制が行なわれ、そしてそのときの首長は、東京都長官というような形でもって運営されておった、こういうことであります。この歴史的な経過を考えてみましても、東京都制というものが、きわめて官治行政主義を取り入れておるということは明らかであります。その東京都制が、いま各般の事情によ……

第46回国会 地方行政委員会 第39号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 参考人の皆さん、きょうはたいへん御苦労さんでございます。二、三私お教えを願いたい、かように存じまして、若干質問いたします。  最初に桑沢参考人にお伺いいたしますが、先ほどあなたの御意見を伺いましたところ、絶対に深夜喫茶はやめてもらいたい、ただし、それにかわるべく青少年には何らかの健全な娯楽を与えなくてはいけないというような観点から、特に国営の健全な青少年向きの娯楽場等をつくってほしい、そういう御意見でございました。そこでお伺いしたいのですが、きわめて幼稚な質問になりますけれども、私まだ深夜喫茶に行ったことがない、それからボーリングもやったことありません。トルコぶろへも行ったことがな……

第46回国会 地方行政委員会 第44号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私が質問いたしたいと思っておりますのは、ただいま行なわれております福島県知事選に関しまして、選挙管理委員会の行き過ぎだと考えられるような事例が二、三出ております。そこで昨日急速現地に調査に参ったわけでありますが、選挙の自由という観点から考えるならば、明らかにこれは適当でないという印象を受けて帰ってきたわけであります。なお現地では、いろいろな関係から六五%以下の投票率であるならば社会党に有利である、それから七五%までアップするということになると、これは自民党の候補者に非常に有利である、そういうことがまことしやかに住民の間に宣伝をされておったという状態であります。そういった選挙の……

第46回国会 地方行政委員会 第45号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○阪上委員 大臣は何か十二時半にぜひ退席したいということでありますので、簡単に質問いたしたいと思います。  昨日来新聞等で発表されておりますように、すでに政府としては特別職の職員の報酬に関して、ことに地方議員の報酬について、最近非常な勢いでもって平均三〇%ないし三七%近くの報酬の引き上げが行なわれておる。はなはだしいところに至っては六〇%に近い報酬の引き上げが行なわれておる、こういうことで、過般私が御質問申し上げた際にも自治大臣は、何とかこれに対しては措置を講じなければならぬという気持ちだというお話がありました。その後、新聞等の発表で見ますと、政府としても腹をきめられて、この際法的に規制すると……

第46回国会 地方行政委員会 第46号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○阪上委員 一、二点お伺いいたしたいと思います。  先ほど質疑応答の中で、キープレフトについて、何かこれは原則だ、したがって、道路の条件によってこれは守らなくてもいいんだというように解釈のできるような答弁があったのでありますが、一体キープレフトというものは、そういう扱い方をしていいものかどうか。いかなる狭い道路であろうと、キープレフトの原則は守らるべきだと私は考えるのですが、それを何か、道路が狭ければ守らなくてもいいんだ、あるいは手心を加えていってしかるべきだというような考え方を持っておる。そして狭い道路といえども追い越しは許されるのでありますから、したがって、その場合は中央線を突破してもある……

第46回国会 地方行政委員会 第62号(1964/07/28、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま政府から説明がございました株式会社宝組の勝島倉庫の爆発事件について、若干質問いたしたいと思います。  質問に入ります前に、十九名の殉職者を出しましたことにつきまして、私、心から弔意を表したいと思うものでございます。  さて、この事件はいま報告がありましたように、ほぼ七月十四日の午後九時五十五分ないし十時ごろに爆発が起こったわけであります。しかもいまの報告によりますると、爆発の原因が野積みされておった硝化綿、ニトロセルローズでございますが、これの爆発によることがほぼ明白になっておるそうであります。この種の事件はすでに御案内のように、最近の例をとりましても、昭和電工の爆発事件で……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 先ほど奥野委員から、新産都市について財政援助に関する質問があったわけであります。私、これと関連いたしまして、少しく新産都市並びに前国会でもって成立いたしました工業整備特別地域整備促進法、これらの二つの法律関係について質問したいと思います。  最近一年の地域開発、これにはいろいろな障害となる問題が発生いたしております。一つは先ほど指摘がありましたような地方自治体に対する財政のしわ寄せの問題があります。これにつきましては、すでに基本的な問題について奥野委員からも質問がありました。他の同僚が待っておられますので、省略いたしたいと思います。いま一つは公害問題、たいへんな公害問題が各所に発生……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは地域開発の問題について質問をいたしたい、かように考えております。  御案内のように、最近地域開発は非常な問題点を発生いたしておるのであります。たとえば、最近のわが国の地域開発というものが非常に工業開発に偏向しておる、こういうことが如実にあらわれてきております。しかもその内容を見ますると、大拠点主義が重んじられて、そうして中拠点ないし小拠点、こういったものについての配慮が全然欠けておる、こういうような問題が一つ出てきております。それからまたそれと表裏一体のものでありますけれども、したがって住民福祉というものが非常に侵害されておる、こういう問題が出てきております。それから……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 地方行政委員会 第13号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○阪上委員 この際、資料を要求しておきたいと思います。  一つは、地方公共団体に対する国の補助、負担、これらにつきまして、件別、単価、補助率、こういったものについての内訳、それから総額、この表を、かなり大部なものになると思いますが、ぜひひとつ出していただきたい。できれば、委任事務等にもこまかく分けていただきたい。団体委任事務、あるいは機関委任事務並びにその他の行政委員会等に対する委任事務の内訳、これを細別してひとつ出していただきたい。  いま一点は、ことしはだいぶふえていますので、税収入と使用料、手数料、これに対する内訳、これをひとつ細大漏らさず出していただきたい。  この二つを委員長ひとつよ……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは物価と地方公営企業、特に水道料金についてお伺いいたしたいと思います。  予算審議も、かなり時日を費してきたのでありますが、私どもがこの予算審議の中から、政府の具体的な物価対策、これが出てくることを非常に期待しておったわけであります。ところが、現実は全然そういった具体的な政策というものをわれわれは知ることができなかったわけであります。むしろ結果的に見ますと、政府のこの物価対策の無策ぶり、これが暴露されました結果かえって値上がりムードを助長しておる、こういうことでありまして、非常に残念に思います。マクロであるとかミクロであるとか、そういった経済論議を重ねており、そして、一方……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 地方行政委員会 第22号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 最初に自治大臣に御質問いたしたいと思います。  もうすでに御案内かとも存じますけれども、最近、わが国の地方政治の姿勢が非常に乱れております。そのために住民の地方政治に対する信頼がたいへん薄れてきております。申し上げるまでもなく、地方自治はわが国の民主化の基盤であります。その基盤がまさにくずれようといたしておる、これはたいへんなことだと私は考えておるわけであります。まあここで事例を一々あげるのも、時間的に無理かと存じますけれども、たとえばこの一年ほどの間に表面に出たこういった種類の問題だけでも十数件を上回っている、このように考えるわけであります。古い例としては、昭和三十九年の十一月に……

第51回国会 地方行政委員会 第33号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは古川さんと今岡さん、このお二人に御質問を申し上げたいと思います。たいへんきょうは御苦労さまでございます。  地方公営企業が抜本的な改正を期待いたしまして、そして地方公営企業制度調査会、この答申に対しては大きな期待も持っておったわけであります。同時に、それが法案としてどの程度政府が取り入れていくかということについても大きな期待を持ったのでありますが、出てまいりました政府の法律案というのは、これは全く審議に値しないという程度の法案でありまして、ことばはきたないのですが、全くへのような法案である、われわれはかように考えておるわけであります。ところが社会党のほうからみごとな対案……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 地方行政委員会 第3号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは交通事故防止対策について質問いたしたいと思います。  御案内のように、きょうから交通安全週間に入るわけでありますが、交通戦争はことしに入ってから戦後最高の記録を示しているようであります。この交通戦争は長期戦の様相を呈しておる、こういうふうにいわれております。自動車の台数が、現在は八百万台、十年前に比べて約五倍となっておるわけであります。そして交通事故は、自動車一千台当たり死亡者の数は、米国では〇・五%、それからフランスでは一%、西ドイツでは一・七%、わが国では何と三・三%というおそるべき死亡率を示しているわけであります。この九月の二十五日の結果によりますると、すでに一……


阪上安太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○阪上委員 東京都の水飢饉は、たいへん急迫してまいりました。多摩川水系の三貯水池は、八月三日でついに八百万トンを割ってしまった、最近では五百万トンを割る状態になっておる、こういうことでございます。そのため東京都民の水に対する不安というものは非常に高まってまいりました。各地でいろいろな水問題が発生いたしているような状態であります。  私ども社会党におきましては、去る八月三日に、事の重大性にかんがみまして、百名からの調査団を編成いたしまして、直ちに東京都の水飢饉調査を行なったわけであります。その結果、大体今日のこのような事態を引き起こした原因というものは、全くこれは自民党政府の所得倍増計画、この政……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○阪上分科員 私は、きょうは三つの問題点について質問いたしたいと思います。  その一つは、府県自治体において行なわれております公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例が出ておりますので、この問題について一点。それから最近東京都等におきまして、タクシー料金を値上げしたにもかかわらず乗車拒否が依然としてあとを断たない、こういう状態でありますので、この乗車拒否対策問題。それからこれは前々国会から持ち越しになっておりますが、刑事警察の強化の問題。この三点にしぼって質問いたします。  そこで最初に小暴力防止条例の問題でございますけれども、私は率直に言って、この条例というものは、条例を制……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○阪上委員 またいずれあす開かれます委員会でこまかく質問を申し上げますので、きょうは簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  北野参考人にお伺いをいたします。料金の適正化をうたっておられますが、何が適正料金であるかという点については、これはたいへん、いろいろ問題が出てくると思います。この場合ひとつ伺っておきたいのは、これは料金、こう言っておられますが、この中には運賃も含まれておると私は思うのであります。運賃と料金とは明確に区別してお考えになっておるのでありますか、そういった点はどうですか。
【次の発言】 そこで、適正料金なんですが、これは基本的な問題に入っていかなければなかなか結論は出てこな……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、この事件に関しまして、大きく分けて二つの大きな責任問題が発生しておる、このように考えておるわけであります。その一つは、政治上の責任であります。いま一つは、行政上の責任、これは司法に密接する部門の処分の問題であろうと思うのであります。  そこで、時間がありませんので、総理に三点だけ伺っておきたい、このように考えるわけであります。  政治上の責任問題として、もうすでに総理も御案内のことと存じますけれども、近年わが国の地方政治の姿勢がたいへん乱れております。新潟事件をはじめといたしまして、たとえば過般の東京都議会におけるあのいまわしい事件であるとか、あるいは兵庫県会の中で、やはり参……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 地方行政委員会交通安全対策に関する小委員会 第1号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○阪上小委員 きょうから小委員会でありますので、したがって微に入り細にわたりお互いに研究をしなければならぬ、 このように考えております。きょうは一応説明を聞いた程度でありますけれども、なおその中で若干質問をいたしておきたい、このように考えております。  緊急対策を特に私が取り上げたいと考えておるのでありますが、その中で取り締まり行政に偏向するわけではないのであります。それだけではとても事故防止はできないと考えております。遺憾ながら当面緊急対策ということになれば取り締まり行政ということが先に出てくる問題であろう、このように私は理解しております。  そこでいま御説明を受けました中で、警察庁の本日出……

第52回国会 地方行政委員会交通安全対策に関する小委員会 第3号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○阪上小委員 きょうは労務関係の検討のようですが、三百六十キロですか、この走行制限は長過ぎるという声がある。運転手によく聞いてみると、とてもそんなに走れっこない。しかしながら、走らないとうるさいということで、逆にあれが労務者に対して非常に過労をしいていると異口同音に言っておる。都会と地方都市その他ではいろいろ違うでしょうけれども、これは一ぺん再検討する必要があるのではないかということが一つ。それからいま一つは、労務者に非常な過労をしいるという問題ばかりでもないのですけれども、大体日本ほどタクシーがいわゆる流しタクシーでもってうろうろそこらを走り回っておる国は諸外国にはない。ロンドンなりどこへ行……



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データ更新日:2023/02/05

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。