このページでは阪上安太郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○阪上委員 高田君に引き続きまして質問いたしたいと思います。私は、きょうは大別いたしまして大体二つの質問をいたします。一つは、地方政治の姿勢について、これはひとつとくと伺っておきたい、このように考えております。いま一つは、政府の重点施策であります住宅、それから交通、公害、これと地方政治の関係につきまして伺いたいと思っております。質問の柱は二点でありますけれども、内容はかなり豊富にわたりますので、できるだけ端的に御答弁をお願いいたします。 そこで、まず最初に、地方政治の姿勢でございます。最近わが国の政治は、中央といわず地方といわず、その姿勢がたいへんくずれておる、われわれかように考えております……
○阪上委員 私は、公害対策の基本的な問題について質問いたしたいと思っております。
そこで最初にお伺いいたしますが、公害対策審議会の答申があってからずいぶん日がたっております。ようやく三月の二十二日に、御案内のように公害対策推進連絡会議、ここでもって公害対策基本法の試案要綱、これがやっとできたわけであります。
一体なぜこのように法案作成といいますか、作業がおくれているか、その理由をひとつ承りたいと思います。これは主管は厚生大臣だと思いますから、厚生大臣からお答えを願いましよう。
【次の発言】 各省との調整で非常に手間どった、こういうように言っておられますが、公害審議会の報告によりますると、審議……
○阪上委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十二年度補正予算に対し、反対の態度を明らかにすると同時に、佐藤総理及び政府閣僚に対し、その政治の姿勢と政治の硬直化傾向について深く反省を求めたいと存ずるものであります。 今日わが国の政治は重大な曲がり角に立っておる、あるいは危機にさらされているともいわれておるのであります。このことは、わが国の社会、経済の諸情勢がきわめてきびしい上に、国際的にもポンド切り下げあるいは国際通貨不安の局面を迎え、日本の進路の決定が迫られているということであります。さらには今日、国民の中に高まりつつある政治不信を断ち切って、わが国の政治が……
○阪上委員 私は、きょうは主として国民生活問題、これを都市問題並びに地方行財政のサイドから質問申し上げたい、このように考えておりますが、いままでの調子から、若干憲法問題に触れませんとどうも入りにくいので、この際きわめて簡単に総理にお伺いいたしたいと思います。 過般のこの委員会における質疑の中からいろいろと考えておったのでありますが、倉石発言、それから引き続いての福田発言、これに対する総理の御答弁を伺っておりますと、総裁と総理の分離論と申しますか、そういう観点から御答弁をいただいておるようでありますが、どうも私には納得できない。申し上げるまでもなく議会制民主政治というものは、その実際の運営は政……
○阪上委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております政府提出の昭和四十三年度総予算二案に対しまして反対、加藤清二君外十三名提出の昭和四十三年度予算を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に対し賛成の討論を行なうものであります。 なお、この際、民主社会党及び公明党よりそれぞれ提出されております政府予算に対する編成替え要求動議につきましては、にわかに賛成しがたい点もありますので、やむを得ず反対の表明をいたします。 さて、政府の昭和四十三年度予算の致命的な欠陥は、何よりもみずからの失政によって招いた国際収支の赤字と財政の行き詰まりを国民生活の犠牲により打開しようとする態度であります。そし……
○阪上委員 きょう私は、社会党を代表いたしまして、主として国内問題に焦点をしぼって御質問申し上げます。 総理の過般の施政方針演説で、次のようなことを総理は言っておられます。 その一つは、「すでにわれわれは、都市問題、農村の人口流出、大学問題など、急激な社会の変化に直面しています。」それからまた、「所得税を中心に、国税、地方税を通じ平年度約二千六百億円の減税を行なうとともに、住宅及び土地関係税制の改善合理化をはかることといたしました。」さらに、「交通事故による死傷者の増加、住宅問題などは、急速な経済発展と都市化の進行の過程で生じた人間疎外の要因であります。」それからさらに、「過密、過疎問題は……
○阪上分科員 私、きょうは万博について質問いたしたいと思います。
新聞その他の報ずるところによりますと、万博
準備の進捗度が非常におくれておる、こういうことになっておりますので、これはぜひ促進しなければならぬ重大な問題だ、かように思います。
そこで、まず最初にお伺いをいたしますが、会場建設、これは基本計画に基づいてプログラムが組まれておるはずでありますが、いまそのプログラムはどの辺のところへいっているか。これは大臣じゃなくて企業局長。
【次の発言】 プログラムによると、一九六六年、これは済んだのですが、測量、地質・地盤調査、基本設計、実施設計、それから工事用道路建設、これだけ見ても、いま……
○阪上分科員 いまの問題に関連して伺いたいと思いますが、建設省はいろいろな公共事業をやる場合に、公共事業から逃避して、当然やらなければならぬ公共事業から逃げて、独立採算の公益事業というようなものにえらく依存しておる。たとえば先ほど問題になりました道路問題にいたしましても やはり日本道路公団というようなものに一切をやらしておる、主要なものをやらしておる。今回のこの住宅につきましてもやはり、政府みずからが庶民住宅を提供していこうという、そういう積極的な考え方が非常に足りない。いま問題になっております公営住宅、私はもっと建設省は公営住宅主役に徹すべきだろう、このように考えるわけなんです。今回の四十二……
○阪上分科員 関連。いまの藤枝さんの最後の答弁で大体よかったわけなんですが、あなたは先ほどからの五カ年の問題で、これはなかなか条文化できないのだ、その理由としては、答申が期待しているものは政党の自粛を大きく期待しているのだ、したがって、それができることを期待している、できれば問題はないのだ、こういうような解釈をしておられますが、今日的な意味において、審議会が、政党に期待はしたいけれども、その実現は非常に困難であるという逆の考え方から五カ年という条項をやはり入れてほしいという、私は大きな期待を持っているのじゃないかと思う。あなたは政党が自粛すればそれでいいのだという審議会の考え方だ、こうおっしゃ……
○阪上委員 時間がないようでございますので簡単にお伺いいたしたいと思います。このことはあとで公述なさる両先生からも伺いたいと思っておりますが、お立ちになりますので先に伺っておきたいと思います。 その一点は、景気対策として、計量経済理論に基づいて予算にフィスカルポリシーを導入する。このことについての基本的ないろいろな議論があると思うのでありますが、それは別といたしまして、実はきょう午前中に大来公述人からも話が出たのでありますが、日本ははなはだしく統計に不足をしておる。ことに計量といいますか推計といいますか、こういった推計経済学、そういったものの確定が不十分である、こういう話があったのですが、日……
○阪上分科員 私はきょうは公営競技につきまして質問いたしたいと思います。
地方財政法では収益事業ということになっております宝くじを除いたあとの部門について質問いたします。
最初に、公営競技の開催の状況についてお伺いいたしたいと思いますが、必要かつ最小限度の質問をいたしますから、こちらから少し解釈を加えていきたいと思います。
現在開催団体の数、それから区分、こういうことにつきまして簡単にひとつ局長から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこでさらにお伺いをいたしますが、そういたしますと、都道府県それから全国の市町村、最近の数は非常につかみにくいのでありますが、非開催団体は市町村でどの……
○阪上分科員 明三月十五日は、大阪でもって盛大な立柱式が万博協会の主催で行なわれるわけであります。聞くところによると、シンボルゾーンの予定地の中へ内外の名士を三千人集めて行なわれる。同時に、万博記念の夕べ、これが東京、大阪、名古屋の三大都市で行なわれるわけであります。また全国の主要な都市におきましては、やはり万博の記念行事が行なわれる、こういうようなことで万博の準備、PRが進められていくわけであります。私は昨年の五十五通常国会で、ちょうど四十二年の四月二十五日でありました。分科会で万博の質問をいたしております。そのときの主要なテーマというのは、当時ああいった速度でもってはたして万博は間に合うか……
○阪上分科員 私は、きょうはいよいよ迫ってまいりました万国博覧会、これについて、最近いろいろな説が流布されております、いろいろな反論が出てきておるわけであります。この期に及んでこういう反論が出るということはたいへんなことだ、こういうように考えておるわけであります。そこできょうは、はたして万博に対して国民的な合意というものが得られておるのかどうか、こういったテーマでひとつただしていきたい、こう思うわけであります。 すでに皆さんも御案内だと思うのでありますけれども、迫ってまいりましたこの万博に対して、一部に、この万博は一九七〇年の万博である。この七〇年という年は、外交、防衛について非常に問題にな……
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