平林剛 衆議院議員
30期国会発言一覧

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平林剛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平林剛衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

平林剛[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第15号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○平林剛君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案、並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、その税制改正の基本的な誤りと問題点を指摘しつつ、これに反対する討論を行なおうとするものであります。(拍手)  最近における国民の税負担の現状から見まして、昭和三十九年度の税制改正はどこにその重点を置くべきかの基本的目標について、私どもは、まず生計費には税金をかけないとの原則に立って所得税負担の軽減をはかり、税制面における負担公平という立場から、従来より、大企業に偏向する租税特別措置は、これを大胆に整理するよう、政府と論争を続けてまいりました。……

第46回国会 衆議院本会議 第38号(1964/06/19、30期、日本社会党)

○平林剛君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました税理士法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。  まず、この法律案の第一の問題は、大蔵官僚がその特権的地位を利用して、税理士の弱体化をはかり、官僚統制を強化して、国民から税金を取りやすい徴税下請機関としてとどめようとする危険思想が底流となっておることであります。  一昨年、世論の強い反撃の中で、ナチ・ドイツの租税調整法に範をとった国税通則法の成立をはかり、権力的な徴税行政を強化した政府は、最近の社会情勢と税制の著しい推移を理由として、現行の税理士制度を根本的に改めるため、税制調査会の答申とい……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第10号(1965/11/10、30期、日本社会党)

○平林剛君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました大蔵大臣福田赳夫君の不信任案について、その提案者有馬輝武君に若干の質問を展開し、その理由を一そう明らかにしてまいりたいと存じます。(拍手)それでありますから、提案者はひとつ懇切丁寧に私の質問にお答えいただきたいと思うのであります。万一議長が私の発言を停止することがありましたら、私は符号で三とか、四とか、五と示しますから、あらかじめ通告してありますように、これは慣例にある質問のしかたでございますから、慣例に従って御答弁をいただきたいと思うのであります。(拍手)  質問の第一は、日韓特別委員会における混乱と福田大蔵大臣の責任につ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第19号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○平林剛君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました所得税法、法人税法並びに相続税法の一部を改正する法律案に対し、これを総合的に問題点を指摘しながら質疑を展開しようとするものであります。(拍手)  昭和四十一年度の税制改正は、本格的な公債発行という財政転換期における減税として、全く新しい条件下にあること、また、租税政策が財政の一環として積極的に経済政策的意図を加えていることに画期的な特徴があると思うのであります。しかし、何といっても、当面の経済不況を乗り切るために、佐藤内閣の税制が、蓄積ある企業とか、企業の体質改善という名において大きく企業減税重視に転換したことであります。これ……

平林剛[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

平林剛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○平林委員 午前中からたばこと肺ガンの問題を各委員からお尋ねしておりまして、政府側の答弁を静かに聞いておりますと非常にちぐはぐである。厚生省のほうからは、イギリスやアメリカで研究をした結果害になるものは日本においても害にならないとはいえないとかあるいはたばこは肺ガンに影響があるとかというきわめて断定的、肯定的な説明をされる。専売公社のほうはまだそういう結論になっていないと思いますというふうにお話しになる。立場が違うから答えが違ったってかまわない、またそれぞれに忠実なるゆえんであるから、われわれは理解をします。しかし一般の国民から見ると、同じ政府が心配させながら吸わせるというのは一番非が悪いと私……

第46回国会 大蔵委員会 第5号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと簡単にお尋ねしておきたいと思いますが、先ほど米穀について所得税の臨時特例に当てはまる人は、全農家の中で昭和三十五年が約四十万昭和三十六年が二十一万、昭和三十七年が二十四万九千というお話がございましたけれども、昭和三十八年はどのくらいになるのですか。
【次の発言】 そうすると全農家との割合はパーセントにしてどのくらいになるのか、それから減税額ではどのくらいで課税農家一戸当たりでどのくらいか。さっきの例で三十八年度について説明してください。
【次の発言】 課税農家一人当たりはどのくらいになりますか。
【次の発言】 昭和三十八年では二十四万戸、これは府県別でわかりますか。

第46回国会 大蔵委員会 第8号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私は所得税法の一部を改正する法律案に質問の焦点をしぼってまいりたいと思いますから、そのつもりでお答えをいただきたいと思います。きょうは予定の時間もだいぶ短くなりましたけれども、じっくり所得税法の問題について政府の考えを聞かしてもらいたいと思います。  まず初めに、政府は国氏の負担をしておる所得税の現状についてどういう認識を持っておられるか、要領よくまとめてお答えいただきたいと思います
【次の発言】 大蔵大臣が、国氏の負担しておるところの所得税の現状についてそういう認識であるから、私は国氏の中に税金が重過ぎる、政府は一体何をやっとるのだという声が出てまいりまして、反税的な傾向……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○平林委員 昨日私は所得税の減税は過少である、少な過ぎる、こういう立場に立って、課税の最低限、租税の負担率、給与所得控除額の引き上げをサボったことにつきまして、政府の見解をただしたわけであります。きょうもその問題につきまして引き続き政府の猛省を促したい、こう考えて質問を続行いたします。  税制調査会で昭和三十九年度の税制改正に関する答申をされたのは、昭和三十八年の十二月であります。税制調査会がこの答申を検討された当時、政府のほうで税の自然増収につきまして、あるいはまた物価の上昇につきましてどういうような説明をなさったか、これをお尋ねいたしたいと思います。例年税制調査会の資料によりますと、政府の……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、法人税法の一部を改正する法律案につきまして、きょうは、基礎的な資料を得るためと、問題を提起するという意味で、政府の考え方あるいは政府の資料をお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず初めに、最近のわが国の会社数はどの程度ございますか。
【次の発言】 ただいまお話がありました会社、つまり法人を資本金の階級別に区分いたしますと、どういうふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 ちょっとこまかく私もお尋ねしたいのですけれども、できれば一千万円までのもの、それから五千万円、一億、十億、五十億、こういうふうに区分をして説明していただきたいと思うのです。前の調査が大体そういう区分でい……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○平林委員 大蔵大臣がお見えになったら私もなお若干の議論をしたい点がございますけれども、きょうは一、二の問題について事務当局のほうから資料をいただくという意味で主税局長に質疑をいたしたいと思います。  先般、私、中小企業と大法人の区分につきましていろいろの資料から議論をいたしましたけれども、いま武藤委員もお話しになったように中小企業と大法人、中小法人と大法人の区分というものが必ずしも明確でない。中小企業、大企業という区分のしかたを何によって行なうかということももちろん議論があると思いますが、従業員の数、つまりその規模において区分をする場合もございましょうが、最近のようにオートメーション化が進ん……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して。ただいまの中山会長の御意見を反駁して恐縮でありますけれども、私は今回の税制改正は、政府案においても、税制調査会の答申におきましても、所得税の減税が少な過ぎるという見解を持っているのです。なぜこう申し上げるかというと、昨年中山会長はこういう説明をなさいました。昨年の所得税の減税案を考えるときに、三十七年度の自然増収は大体政府からの説明では二千億か二千三百億円ぐらいしかないという話であった、それであるから結局小幅の減税を勧告せざるを得ないという条件で案を考えましたと説明をなさっておるわけてあります。そこで二千億ないし二千三百億円であったと想定をいたしまして案を出したと……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私は租税特別措置法の改正につきまして、いろいろ質問の通告はいたしておきましたけれども、一時までにやめなければならぬので、あまり時間がありません。だから残った問題については、いずれ大蔵大臣がお見えになったときに締めくくりの質問のときでもやらしていただくことにいたしまして、きょうは主税局長に資料の点から質問を始めたいと思うのであります。  先般租税特別措置及びその減収額一覧について、大蔵省の調査による提出がございましたけれども、これによりますと、貯蓄の奨励による三十九年度減収額が千二百七億、内部留保の充実による租税特別措置が三百四億、技術の振興及び設備の近代化による減収額二百二億、産業……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○平林委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案、並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、その税制改正の基本的な誤りと問題点を指摘しながら、これに反対する討論を行ないたいと思います。  最近における国民の税負担の現状から見まして、昭和三十九年度の税制改正は、どこにその重点を置くべきかという基本的目標につきまして、私どもはまず生計費には税金をかけないという原則に立って、所得税負担の軽減をはかり、税制面における負担の公平という立場から、従来より大企業に偏向する租税特別措置はこれを大胆に整理するよう政府と論争を続けてまいったのであり……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○平林委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案に対し、これに反対する討論を行ないたいと思います。  最近における国民の税負担の現状から見まして、昭和三十九年度の税制改正はどこにその重点を置くべきかの基本的目標について、私どもは生計費には税金をかけないという原則に立って、所得税負担の軽減をはかり、従来より大企業に偏向する租税特別措置は、これを大胆に整理するよう政府と論争を続けてまいりましたことは各位の御承知のとおりであります。  特に池田内閣の施策によって異常な物価騰貴が続いておる今日、低所得者層の課税最低限度は大きな影響を受け、その税負担は……

第46回国会 大蔵委員会 第25号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○平林委員 委員長はじめ各位の御了解を得まして、ただいま議題になっている法案に関連をし、大蔵大臣並びに銀行局長に対して私は若干の質問をいたしたいと思います。  初めに社内預金の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。私のきょうお尋ねしたい点はきわめて簡単なことでありますが、まず順序として社内預金の現状について政府から御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 私の承知しているところでも社内預金の実施事業場数は全国で三万三千、預金労働者数は約四百十万、預金の総額がいまお話がありましたように四千七百四十億円程度になっているわけであります。これは私は最近の経済情勢から見まして、……

第46回国会 大蔵委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、いま同僚佐藤委員からもいろいろお尋ねがございましたので、初めに日銀法の改正の問題について、総裁の御見解を承っておきたいと思うのであります。  これは先ほどお話がございました公定歩合の引き上げ措置をとられた時期、あるいは今日までの日銀の態度などから見まして、日銀の中立性、自主性というのは、今後もきわめて重要な地位を占めるだろうと私は考えますものですから、今度の国会におきまして、あなたがお話しになりました日銀法の改正は、その方向についてそういう意味で重視をしておるわけであります。山際さんは三月九日の参議院予算委員会におきまして、現在の日銀法は昭和十七年制定のもので、実態に即さなく……

第46回国会 大蔵委員会 第28号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま武藤委員から、あしたから始まる開放経済への移行につきましていろいろな角度からお尋ねがありました。今度の国会におきましても、この問題につきましては各委員会でいろいろな角度から検討されましたけれども、何といっても今日の日本の経済の中で国際収支の面に大きな不安がある。これがどういうふうに今後の日本経済に影響を与えるかということは、お互いに重大な関心を持たなければならない段階にあると思うのであります。そこでこれについてどんな方針と展望を持っているかということはいろいろ議論をされてきたのでありますけれども、私が特にお尋ねいたしたいと思いますことは、経常収支のうち貿易外収支の赤字をどう……

第46回国会 大蔵委員会 第29号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○平林委員 私は公社の総裁にお尋ねするという意味でなくて、いま大村さんがお尋ねになった点について私からも一言要望しておきたいと思うわけであります。  それは、専売公社の合理化が進められるにあたりまして、もちろんそれは大きな意味で専売事業について重点が置かれることは当然でございましょうけれども、同時に働いている者の立場ということにつきましても十分な配慮をしてもらわなければならない。働いている者にとっては職場の安定ということは命より大事なくらいなものであります。ですから、合理化計画を進められるにあたりましては、絶えずそのことを配慮しながら進めてもらいたいということを希望いたすのであります。特に防府……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○平林委員 初めに私は、オリンピックの記念貨幣の問題について、政府当局にに若干お尋ねをしておきたいと思うのであります。  実はきのうの新聞を見て私びっくりしたのであります。なぜびっくりしたかというと、オリンピック東京大会準備促進特別委員会のほうで、記念貨幣の発行に関する法律案が可決をされたからです。これは本来大蔵委員会に送付されて、この委員会で審議をさるべきものと思っておりましたところが、むこうの委員会に付託をされた、だれに文句をつけていいかちょっと困るわけでありますけれども、少なくとも、オリンピック東京大会準備促進特別委員会というのは、オリンピック東京大会津価促進のために設置をされておるので……

第46回国会 大蔵委員会 第33号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○平林委員 私は企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  もちろんこの法律の背景となっておる日本経済の体質、そしてその体質改善についていかなる方策があるかという点に質問を展開すると、はなはだいろいろな角度から議論せねばならぬ問題があると思いますが、きょうは提出された法律案の基礎的な問題について、当局からいろいろな御説明をいただきたいと思うのであります。  初めに、資産の再評価については、私の承知しておるところでは、昭和二十五年に第一次、昭和二十六年に第二次、その後物価が騰貴したことによりまして、帳簿価額の再評価が不十分……

第46回国会 大蔵委員会 第34号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。いま大蔵大臣は、公労協をはじめとするストライキが戦後最大のものであって、これを回避するために、政府としても真剣に検討し、そしてまた調停案を尊重する態度を打ち出した、こういう答弁のように聞こえたのですけれども、若干筋が違うんじゃないかと私は思うのです。つまり今日一般の勤労者なりあるいは政府関係の機関の職員の生活状態から考えまして、物価の上昇も相当あるし、そのために生活も苦しいだろう、同時にまた企業における生産性の向上もあり、これに対して見合う賃金も考えねばならぬ、そういうことを含めて考えて、政府としてはこの際真剣に取り組まねばならぬ、こう考えられて、そこで調停案尊重というこ……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、国有財産法の一部を改正する法律案について、一、二の点をお尋ねいたしたいと思うのであります。  すでに同僚の議員からいろいろお尋ねがございまして、国有財産が昭和三十八年三月三十一日現在で三兆四千百九十三億円に達しておるということを承知いたしております。その中で、行政財産が一兆八千八百三十三億円で五五・一%を占め、そのうち、公用財産が九千七百七十九億で二八・六%、公共用財産が二百三十二億円で〇・七%、皇室用財産が二百五十四億で〇・七%、企業用財産が八千五百六十六億円で二五・一%、これに対して普通財産が一兆五千三百六十億円で四四・九%を占めておる。私どもが主として問題にしてお……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○平林委員 初め経済企画庁長官にお尋ねします。十二時までに御都合があるそうですから、二、三問題点について端的にお尋ねします。  開放経済体制への移行を前にいたしまして、公定歩合の引き上げが実施をされたことについては御承知のとおりでございまして、私どもとしては開放経済体制移行に伴って、日本経済にまだいろいろな意味で不安を感じておるわけであります。そこでこれからの日本経済はどういうことになるのだろうかという点の議論、あるいは観測、分析がしきりに行なわれております。今日までの議論を総合いたしますと、田中大蔵大臣は、言ってみれば短期決戦という考え方で、比較的短期に今日の主として国際収支の面の改善ができ……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○平林委員 いろいろ同僚議員がお尋ねをしておりますし、またこの法案についての質疑は、過去の国会において何回も議論されたことでありますから、なるべく重複を避けてお尋ねをいたしたいと思います。  農地の被買収問題についてその実態を調査する作業が行なわれておったと思うのでありますけれども、そのときに出された答申があると思うのですが、その経過についてちょっと初めに説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は昭和三十七年五月二十二日の農地被買収者問題調査会答申というのを資料としていただいたわけでありますけれども、そうするとこれは第一回の調査の結論である、こういうふうに理解してよろしゅうございま……

第46回国会 大蔵委員会 第47号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○平林委員 委員長並びに同僚委員の御了承を得まして、私は専売公社の総裁に主として仲裁裁定に関する質問をいたしたいと思うのであります。  御承知のように、公労協など三公社五現業関係労組の賃金改定要求に関する仲裁委員会の裁定は、五月十九日、労使双方に行なわれました。専売公社の労使に対しても、この四月一日以降基準内賃金の六・五%相当額の原資をもって引き上げること、これを主文とする裁定がございましたが、専売公社の総裁の御感想をまず私はお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 きょう問題としておる仲裁裁定に至るまでの経緯を振り返って検討してみますと、今次の賃金改定の紛争の主要点は、組合の賃金の……

第46回国会 大蔵委員会 第48号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○平林委員 私は国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案にについて一、二お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めにお尋ねいたしたい点は、恩給整理資源の問題でありまして、御承知のように、昭和三十四年の共済組合法改正によって、従来の恩給が共済に一本化したので、現在の国家公務員共済組合は多くの恩給公務員をそのまま受け継いでおるわけであります。しかし、当時の予算で約二千億円であったと言われる恩給整理資源は何ら受け継いでおらない。また同じく昭和三十四年公共企業体共済組合の場合におきましても、これに移行するに際して恩給公務員と旧令の共済組合員がありましたが、恩給法による国庫納金は全額国庫に入った……

第46回国会 大蔵委員会 第50号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう私は、国税庁の職員の配置転換の問題につきまして、若干当局のお考えをただしたいと思うのであります。  国税庁の、国税の職員の配置転換は、他の諸官庁に比べまして、その規模が大きいということ、また、その回転率がたいへん早いということは、常識的に私ども承知いたしておるわけでありますが、この問題について検討してみますというと、毎年のように、国会で歳入歳出予算が可決されたあと、新年度の徴税事務が新たに始まる六月から八月にかけて、国税庁の定期異動が始まるようでございます。その規模も一庁十一局五百四の税務署にまたがって、税務署の職員五万人のうち約三分の一、一万二千人から一万三千人の配置転換ま……

第46回国会 大蔵委員会 第56号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○平林委員 納税貯蓄組合法について二、三お尋ねしておきたいと思うのであります。  今回提案をされました納税貯蓄組合連合会が政府の御説明によりますと、自然発生的に各地にあるという御答弁でございます。これははたして自然発生的にできたものであるかどうか、それとも税務署の指導によってこういう機運が醸成されたものであるかどうか、その実情について明らかにしてもらいたいと思う。私ら法案の審議をしている場合に、自然発生的にこれができたというような理解のしかたをしておらぬもんですから、実情はどうかという点をお尋ねしたいと思う。
【次の発言】 私は自然発生的にできた納税貯蓄組合の連合会、こう考えておらぬのです。実……

第46回国会 大蔵委員会 第59号(1964/07/14、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは、国会の開会中に中途で終わっております質問の締めくくりをいたしたいと思います。  それは、不動信用金庫の解散問題をめぐりまして、金融機関の健全性の保持ということと、また、預金者の保護ということが、金融機関の大切な最低の要件であるという立場から、先般来、大蔵省銀行局当局の行政指導と、この問題の直接の当事者である信用金庫側の処置について、いろいろと問題点を指摘してまいりました。繰り返して問題点を要約いたしますと、第一に、金融機関の指導監督の任に当たる大蔵省銀行局の行政指導が、誤った情報とかなり片寄った判断で適切を欠いておるのではないか。  第二に、この問題の処理に当たった……

第46回国会 大蔵委員会 第60号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは先輩の佐藤さんはじめ多数の委員から御質問がございましたから、当面の財政金融問題について大かた質疑をし尽くした感じがございますが、私なるべく重複しない範囲におきまして、大臣の御見解を承っておきたいと思います。  まず最初の問題は、来年度の予算編成がすでに今週から本格的作業に入っておるという話を聞いておりますし、田中大蔵大臣も、一連の予算編成の基本方針をあらゆる機会に明らかになさっております。きょうも大体予算編成における基本的な考え方をお示しになったわけでありまするけれども、最近の経済情勢から考えまして、一番国民が関心を持っておるのは何といっても物価に与える影響であろうと思うの……

第46回国会 大蔵委員会 第63号(1964/10/29、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、ただいま委員派遣の調査結果が議事録に掲載をされましたが、この件につきまして若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。私どもは先般北海道の調査に派遣をされまして、陳情を含めてその実情を調査してまいりました。その際特に国税庁職員の赴任旅費、日額旅費、宿舎の問題につきまして検討する必要を認めましたので、政府の御見解を伺いたいと思うのであります。国税庁職員の配置転換がその特殊事情によりまして他の官庁に比較をして量的に多く、その転勤率が各省の三倍をこえておる実情からいたしまして、その赴任旅費の実態を調査してみましたところ、たいへんその支給された赴任旅費と使用実額との間に大きな開きがある……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 大蔵委員会 第3号(1965/02/03、30期、日本社会党)

○平林委員 昨日の質疑で、下級の刻みたばこ「富貴煙」の販売を中止して、価格表から削除することに関連をいたしまして、専売公社では全国の養老院などの福祉施設に対して、今度は「ゴールデンバット」を無償配付するという、たいへんよい話を承ったのであります。これにつきましては昨日も武藤委員から若干の質疑がございましたけれども、きょう私、若干あらためてお伺いをいたしておきたいと思うのであります。  最初に、こういうことをおやりになった目的は、どういうところにあるのでございましょうか、公社の総裁からお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 よく聞こえないのですが、事情はよくわかりましたけれども、やはり社会……

第48回国会 大蔵委員会 第6号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは同僚の野口委員が質問をする予定でございましたが、私がかわりまして、まず若干の質問をいたしたいと思います。  きょうは、葉たばこの収納価格をきめる法律的根拠並びにこれに関して昨年の十一月十八日に専売公社に提出されました臨時葉たばこ調査会の「葉たばこ価格形成に関する意見」の内容につきまして、若干お尋ねをしてまいりたいと思うのであります。  総裁にまずお尋ねをいたします。葉たばこの収納価格をきめる法律的根拠はどこに置かれておりましょうか.
【次の発言】 たばこ専売法第五条、これにはいま総裁がお答えになりましたように、葉たばこ収納価格をきめる規定が掲げられております。特に第五条第三……

第48回国会 大蔵委員会 第9号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう、私は、生命保険関係の資金の運用の問題を中心にいたしまして、生保資金と政府の行政指導、また生命保険料の問題などにつきまして、大蔵大臣の御見解をただしてまいりたいと思うのであります。時間があれば、一、二他の問題についても触れたいと思いますけれども、まず初めこの問題について政府の見解をお伺いいたします。  そこで、まず生命保険業全般の概要について、これは大臣でなくてもようございますが、たとえば生命保険会社の契約高であるとか保有の契約、特に総資金の情勢につきまして御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 生命保険業界約二十社ですか、全般の保有の契約高が、いま説明ございまし……

第48回国会 大蔵委員会 第12号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○平林委員 本日は、当面の課題である日銀法の改正を中心にいたしまして、金融政策あるいは日銀総裁のお考え方をただしてまいりたいと考えるわけであります。最初に、ただいま平岡議員がお尋ねになりました公定歩合の問題についてお尋ねをいたします。  最近の新聞を読みますと、来月つまり三月、再び公定歩合が引き下げられるのではないか。日銀の見解によれば不安材料はないと判断をしておるとか、あるいはもう再引き下げも近いとかいう報道がしばしば行なわれておりますことは御承知のとおりであります。これに対する日銀総裁の旅行先における談話、あるいは新聞記者会見におけるお答えなども承知いたしております。しかし、一方においてこ……

第48回国会 大蔵委員会 第13号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうはだいぶ時間もおそいので、第一回戦をやります。私がきょう提起する問題は二回、三回と引き続き政府と議論しなければならぬ性質のものでございますから、まず頭だけを出しまして、政府においても十分御検討を願いたい、こう考えております  私の提起する問題は、最近地域開発が進みまして、だんだんに地方に工場誘致であるとかあるいは新しい道路を建設するとかということで、各県特に東京近郊におきましては、地域開発されていくわけであります。そうすると、そこの土地取得をめぐりまして、いままで自分の土地であると考えておりましたものが、これは政府のものである、おまえのものではないのだというようなことにぶつか……

第48回国会 大蔵委員会 第19号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○平林委員 税法の本格的な質疑につきましてはまたあらためてお尋ねをいたしたいと思いますが、きょうはさしあたり医療費控除の問題について政府の見解をお尋ねいたしたいと思う次第であります。特に医療費の問題につきましては今国会の焦点ともなりまして、国民の医療費負担というものは今後増大をする傾向にございまして、こういう意味ではあらためて現在の所得税法に規定をいたしてあります医療費控除につきましても再検討する必要があるんじゃないか、あるいは検討する価値があるのでないかという意味から、私の若干の質問をするのであります。  現行所得税法第十一条の五には、医療費を支出した場合、所得金額の百分の五を越えた場合に所……

第48回国会 大蔵委員会 第23号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連。これは私はこのまま質疑、答弁だけで済ませる問題ではないと思うのです。これは非常に重要な問題でありますから、大蔵委員長自身にもひとつ十分お考えをいただきたい。私はこう考えるのです。それは大蔵委員会にしょっちゅう通達や政令を持ってきて審議するというのは、なかなか事実上たいへんではないかという気はします。しかし本来国民の全般に影響を与えるものですから、これはわれわれゆるがせにしてはいけない、労を惜しんではいけない。国会としてはやはり租税法定主義を厳格に守っていかなければならないわけですから、労が多いからといってこれを否定してはならないのです。そこで、われわれは大蔵委員会に幸……

第48回国会 大蔵委員会 第24号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○平林委員 きょうは私、なるべく重複を避けまして、税三法についての質疑を続けたいと思います。  初めに、租税特別措置の昭和四十年度、平年度ベースで計算をいたしますと、どの程度の減収額になるだろうかという点につきまして、政府から御説明をいただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいま資料の提出がすでにあったというお話でございますが、私まだそれを見ておらなかったものでありますから、合計については二千百十七億でございますが、それでは一応事項別に、貯蓄の奨励や内部留保の充実、その他の区分に従ってちょっと御説明をいただきたいと思います。

第48回国会 大蔵委員会 第25号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○平林委員 最後に、第四の課題、すなわち法人税法案中の第三十七条第六項における時価の概念について質問いたします。  所得税法の旧法第五条の二、すなわち「時価による譲渡とみなす場合」の規定は、新所得税法の第五十九条第一項第二号にそのまま生かされており、内容を見ますと、「著しく低い価額の対価で」「資産の譲渡があった場合においては、その譲渡の時における価額により、当該資産の譲渡があったものとみなして、この法律を適用する。」こととしております。この限りでは問題はございません。ところで法人税法の改正案を見ますと、その第三十七条の第六項に、今回初めて譲渡のときにおける価額に比して低いときは否認する旨をうた……

第48回国会 大蔵委員会 第28号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○平林委員 財政法の一部を改正する法律案につきまして、ただいま横山委員からお尋ねがありました点につきまして、初めに私、大臣の見解を承りたいと思うのであります。  今度の法律改正によりまして、財政制度密蔵会の委員の定数を増加させて、国の予算、決算及び会計の制度に関する重要な事項を調査審議させる、こういうことになるわけでありますが、時あたかも昨年の九月臨時行政調査会におきまして、予算会計の改革に関する意見が提出をされておるわけであります。この予算会計の改革に関する意見書の中には、現行予算の編成及び執行の効率化をはじめといたしまして、かなり重要な分野にわたって政府に対する勧告が行なわれておるわけでご……

第48回国会 大蔵委員会 第36号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○平林委員 いまのお話を聞いておりまして、なお私は納得できないのであります。それは、この支店長さんがふなれであって、そして初めて支店長になったから、いわば幻惑されてだまされた、こういうお話であります。しかしいま有馬さんも指摘のとおり、それだけでははっきりしない。そればかりでなくて、週刊朝日にこの問題が――きょう発行されておるのを読んでみますと、大和銀行の取締役、総務部長の太田新一氏によると、「京橋支店がだした保証小切手については、前々からそういう例があった。自分の小切手をだして、『交換にかけないから、銀行の保証小切手を貸してほしい』といい、一日か二日借りて、約束どおり返していた。こんどの場合は……

第48回国会 大蔵委員会 第37号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、三たび国有畦畔の問題について政府の見解をただしてまいりたいと思うのであります。特に私が問題にいたしておりますのは、昭和三十五年の十月二十八日付の関東財務局長が発した通牒であります。この通牒によりますと、「二線引畦畔地の取り扱いは、原則として大蔵省所管の普通財産に属するものであるから了知のうえ処理の適正に遺憾のないよう願いたい。」という通牒が発せられておりまして、これが一つの問題であります。もう一つは、同じく昭和三十五年八月二十五日、関東財務局長の名において「二線引の畦畔地について」こういう通牒を発しております。「二線引の畦畔地を隣接地主が地目変換に便乗し、自己所有の畦畔地とし……

第48回国会 大蔵委員会 第40号(1965/05/19、30期、日本社会党)

○平林委員 それでは製造たばこ定価法案につきまして、二、三お尋ねいたしたいと思うのであります。  この法律案によりますと、従来新しいたばこの品種が発売されることに法律案も提案してくる、その煩瑣なことを避ける、そして専売公社に対してある程度製品に関しては自主性を与えるという趣旨のように思うのでありますが、一方財政法との関係におきまして、どういうような関係になるのでしょうか、その点を少し説明していただきたいと思うのであります。
【次の発言】 財政法第三条の特例に関する法律というのがございまして、これによりますと、「政府は、現在の経済緊急事態の存続する間に限り、財政法第三条に規定する価格料金等は、左……

第48回国会 大蔵委員会 第41号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま問題になっておる土地は神奈川県の藤沢市でありまして私の選挙区なのです。そこで若干の時間をいただきましてお尋ねいたしたいと思うのであります。むろんいま武藤委員からお尋ねがあり、その他の関連質問がございましたから、おおよそ問題点は尽きておるわけでありますが、ただ私、大蔵大臣に確かめておきたいのであります。国有財産の具体的な土地の払い下げをきめるということは、国有財産の審議会が慎重に事務局の案を検討して、よしとしたとき初めてきまる、したがって、大蔵大臣も先ほどお話がございましたように、答申だろうと建議だろうと、その審議会の結論というものはこれを尊重するというお答えがございました。……

第48回国会 大蔵委員会 第43号(1965/06/07、30期、日本社会党)

○平林委員 きょう新しい大臣としての福田さんから所信の表明が行なわれまして、私もそれをお聞きいたしました。お尋ねしたいことは山ほどあるわけでございまして、ただ限られた時間でどれだけ尽くせるかという問題がございます。そこで、私端的にお尋ねしますから、端的にお答えをいただきたいと思うのであります。  最初に、いま堀委員から指摘をされました景気の見通しについてまずお尋ねをいたします。先般総理大臣が新聞記者会見をなさいまして、これからの景気見通しについて語りました。これによると、現状は底をついて回復期にあるのだというお話であります。しかし、いま福田蔵相も、大体現状は、時間はかかる、二年くらいかかる、し……

第48回国会 法務委員会 第18号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連。いま横山委員がお尋ねになっております二線引きの畦畔地についてあなたのほうがお出しになった通牒、これによって末端の登記所の機構において、これを申請するもの、受け付けないものということで、いろいろな利害が起きてきているわけです。これは理由なき理由によって国民の権利というものを侵害しておる。大蔵省もけしからぬけれども、法務局もまことに自主性がないものだ、こういう点を指摘しなければならぬと思うのであります。しかし、法務局は二線引き畦畔というものが一体どういうものであるかということの概念をつかんであの指示を出したのですか。二線引き畦畔というものはどういうものであるかということの……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 大蔵委員会 第1号(1965/07/31、30期、日本社会党)

○平林委員 いま、公債発行につきましては、当面の不況を切り抜けたあとの条件、特に社会環境の補整だとか、その他いろいろな事業を興すのに公債発行政策を考えているのだというお話がございました。いままで私どもがお尋ねをしたときには、公債発行については慎重な態度でいくし、追い詰められた形の公債発行というのは考えない、赤字公債というのは考えないという一つのワクがあったわけでありますけれども、いまのお話では、そのワクは越えてないのだという感じはしたわけです。受けた感じといまのお話とはずいぶん違うことはわかったのでありますけれども、ただ、それでは環境整備がすっかり整って、それならもう世間で心配しておるようなイ……

第49回国会 大蔵委員会 第2号(1965/08/04、30期、日本社会党)

○平林委員 だいぶ時間も経過しておりますし、また引き続いて質問を継続するということをあらかじめ留保させていただきまして、きょうは主として事務的な問題についてお尋ねをしてまいりたいと考えます。  初めに、IMFの増資の問題については、昨年の九月の東京総会において決議をされて、それに基づいて今回予算案の提出とこれに関連する法律案の提出があったと承知をいたしておるわけでありますが、その増資払い込みというのはことしじゅうにやればいいのだというように私は聞いておったのですけれども、今度の国会に補正予算とともにこれが提出された理由というのはどういうところにあるのでしょうか。つまり、私の言わんとするところは……

第49回国会 大蔵委員会 第3号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。ユーロダラーの取引の推移は、私の調べたところでは一九六〇年九月ごろは一億千九百万ドルほどでありまして、その後漸増して、一九六四年三月では四億一千二百万ドル。いまのお話ですと、減ってきた、あるいは横ばいだということでございますけれども、最近の資料はどういう数字の経過をたどっておりますか。私の承知しておるのは六四年の三月まででございますので、それ以降九月、それからことしの三月、どういう数字をたどっておりますか、御発表願いたいと思います。
【次の発言】 私が申し上げた数字は去年の三月十三日に日本経済新聞に公表されたものであります。そして一九六四年三月四億千二百万ドルというのはそ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 大蔵委員会 第6号(1965/12/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、同僚委員に引き続いて、公債の問題について大蔵大臣の考えをただしてまいりたいと思うのであります。  公債発行の問題についての質疑は、私は今日まで福田大蔵大臣とは二回やりました。第一回は六月七日の大蔵委員会でありまして、福田大蔵大臣が新任をされた直後、初めてこの大蔵委員会で所信表明をなさったときであります。第二回目は八月六日の大蔵委員会で、参議院の選挙が終わったあと、第四十九国会で国の歳入予算の不足がようやく問題化された時期を選んで質問を展開しました。私は前後二回質疑を行なったのであります。いよいよきょうは年末でもありますし、この問題について私と大蔵大臣との間の議論をしたつけを清……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○平林委員 資料要求ですが、いま議題になっている法律案の中で、宿泊料の甲地方と乙地方につきましては、大蔵省令でこまかく定めるようになっておりますから、その具体的な地域について、一覧表にして提出をいただきたいと思うのであります。  それからもう一つは、日額旅費の問題についてですけれども、日額旅費の各省庁の実態の一覧同一であればかまいませんけれども、それぞれの特殊事情があって違いがあれば、その各省庁の実情の一覧をつくってもらいたいと思うのです。  それからもう一つは、移転料について、各等級に分かれて額が定められておるわけでありますけれども、この等級別の転勤者の数の実態というのがつかめておりましたら……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○平林委員 それでは、私から国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案について、若干質疑をいたしたいと思います。  初めに、宿泊料と日当の改定が行なわれるわけでありますが、これは内閣総理大臣等、指定職の職務又は一等級の職務にある者、二等級の職務にある者、三等級以下五等級以上の職務にある者、六等級以下の職務にある者、都合五つの区分がされておるわけでありますが、一方、移転料の改定額のほうにまいりますと、その区分はそれぞれ等級別にこまかく分けられておりまして、合計九つに区分をされておるわけですね。それで、一方においては等級が五つに区分をされ、片方ではさらに細分化されているというぐあいに、国……

第51回国会 大蔵委員会 第19号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○平林委員 日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきましては、同僚の藤田委員からこまかくお尋ねがございましたから、私からは、その部分の中で少しく聞いておきたい点だけにしぼってお尋ねしたいと思うのであります。開発銀行の今回の改正趣旨はお尋ねしてまいりましたけれども、昨年来、通産省のほうでは、今後の産業政策の課題として、政府と民間の協調による産業体制の整備と国際競争力の強化をはかるという考えのもとに、その一環として開銀の機能拡充を考えられておるという話を聞いておるわけでありますけれども、今度の日本開発銀行法の改正案は、そういう通産省側の構想と関連をして発せられたものであるかどうか、その点を初めに……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○平林委員 私から、ただいま委員長が述べられましたように、三党を代表いたしまして、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議を提案いたしたいと思うのであります。  初めに、案文を朗読さしていただきます。    国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一、内国旅行における甲乙両地方の区域区分については、最近の宿泊料金の実態等にかんがみ、実情にそうよう再検討すること。  二、移転料については、実費弁償を建前として制度の合理化を図ること。  三、日額旅費については、実費を下回らないよう定めること。 以上であります。  先ほど、国家公務員等の旅……

第51回国会 大蔵委員会 第21号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○平林委員 長いこと大蔵大臣に質問を展開しようと考えておりまして、いろいろ準備をしたのでありますけれども、その間、なかなか質疑をする時間が経過して、私のほうも材料を集めたのだけれども、きょうは十分意を尽くしてお尋ねをすることができないかもしれませんが、最初に、所得税法を中心にして、事務当局を含めて大臣にお尋ねをしてまいりたいと考えておりますから、そのつもりでお答えをいただきたいと思うのであります。  私は、本会議においても、今度の税制改正は、金額においてその規模は大きいけれども、しかし、その大きい中においても低所得階層に対して必ずしも行き届いた減税になっておらない、そういう趣旨のことを指摘をい……

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、昨日、今度の税制改正を主として低所得階層の分野からのぞいてみることにいたしまして、たとえば、日雇い労務者の課税の問題、それから勤労青少年の税金の問題、それから家庭の主婦の内職の問題などを中心に質疑を展開してまいったのであります。きょうは、その質問の中で、なお大蔵大臣からお答えをいただきたいと考えております点を初めに解決をいたしまして、なお残された問題点について移ってまいりたいと思うのであります。  そこで、主税局長とも一応御相談はしていただいたと思うのでありますけれども、初めに、主婦の内職の問題から出発をして、私のぜひ考えてもらいたい点を申し上げたいと思うのであります。  こ……

第51回国会 大蔵委員会 第24号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、日本社会党を代表して、所得税法、法人税法並びに相続税法の一部を改正する法律案の減税構想の矛盾と税制改正の問題点を指摘して、税三法それぞれに対し、反対する討論を行ないたいと思います。  私ども日本社会党は、最近の経済事情と国民の税負担の現状にかんがみ、この際、税の不公平是正と、いわゆる下からの需要拡大により不況を打開することを目標にして、昭和四十一年度税制改正を、大衆所得減税及び中小零細企業減税を重点にする初年度四千億円減税を断行することを提唱してまいりました。また、徴税行政が科学的、かつ、民主的に行なわれるよう、大口脱税を厳に捕捉するとともに、租税基本法を制定して租税白書を義……

第51回国会 大蔵委員会 第26号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○平林委員 関連して。  いま藤田委員が取り上げておる問題は、社会党としても交際費の課税については損金不算入の割合を少し高めるべきであるという主張でございまして、昨年も私この問題を取り上げたことがあるわけです。きょうは会議録を持っていませんから、こまかいことは落としてあるかもしれませんけれども、いまお話のように、交際費が四十一年度ベース推計では六千億円あるということに対して主税局長は、一つには、弱い企業の交際費というものを考えねばならないと言われました。私、ある面ではもっともだと思う。しかし、それならば、たとえば資本金を一千万円あるいは中小企業の一つの基準として五千万円でもけっこうですが、これ……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、都市開発法に関連をいたしまして、昨年来懸案になっておりましたいわゆる畦畔の取り扱いを中心に、最近の事情、これからの政府の態度につきましてただしてまいりたいと考えております。  初めに、日本道路公団の副総裁お見えになりましたので、これと重要な関連のある東名高速道路の状況につきまして、概況を簡単に御説明いただきたいと思うのであります。  私の聞きたいのは、東名高速道路というと、東京から名古屋まで全部行くわけでございますが、この用地取得の状況を概括的にお話し願って、これは簡単でけっこうです。私が問題にするのは、特に畦畔の多い神奈川県について知りたいのでございまして、初めに用地取得の……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○平林委員 ちょっと関連して。  この「非課税措置等による地方税の減収見込額(試算)」というのはどこが試算して提出したのですか。
【次の発言】 それならば、私はかねがね主張しておるのだが、租税特別措置で国家として特別のことをやるということは、いろいろ議論はあるけれども、まあ客観的に認められるとしても、それが赤字をかかえている地方財政のほうまで援助する必要はないのじゃないか、だから、国と地方とは遮断をしなさいということを私は主張しておるわけです。そこで、いまのこの資料によりますと、たとえば、利子所得の分離課税及び税率の軽減の国税の減収額が地方にはね返るというのは、これは県別にしていきますと、その……

第51回国会 大蔵委員会 第31号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいまの議題に関連をいたしまして、いわゆる春闘の問題について若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、大蔵大臣に素朴なお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、政府並びに大蔵大臣は、しばしば、これからの国民生活の上にゆとりのある家庭を実現をしたいというお話を述べておられるわけであります。ゆとりのある家庭とは何ぞやという問題について、かつて参議院の予算委員会で田中寿美議員がお尋ねしたところ、大蔵大臣は、これは収入だけをもっていうのではない、しかし、心も収入もゆとりのあるものを目ざしてまいりたい、たとえていうならば、百坪くらいの土地を買うて三十坪くらいの家を建て、芝生も青く……

第51回国会 大蔵委員会 第32号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○平林委員 今回の地震保険に関する法律案は、大体いろいろの議論の末にまとまってまいりまして、委員会に提出をされておるわけでありますが、今回の地震保険は、結局政府の再保険という形に落ちついたわけであります。しかし、こうした日本の地震国であり、地震が多いということから地震保険をつくってほしいという国民の希望というのはかなり多かった。そこで、それを担当するのはだれがやったらいいかということは、いろいろ昔から議論があったと思うのであります。御承知のように、戦時中は戦時特殊損害保険法というのがありまして、戦災にあったところの家屋、財産等に対して国家がこれを補償した。大体ほとんど国家が助成したもので補償し……

第51回国会 大蔵委員会 第34号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、この間の委員会におきましてちょっと申し上げた点からお尋ねをしていきたいと思うのであります。  それは、保険会社、特にきょう問題になるのは損害保険の会社でありますけれども、その財産の運用についてでございます。保険業法施行規則、財産利用割合の制限、第十九条によりますと、株式の所有は十分の三をこえることを得ずとなっておるのであります。ところが、大蔵省から提出をされました損害保険会社の株式所有状況を見ますと、二十社、A、B、C、D、E、F、Gと区別されておりますけれども、その割合は三十八年度末、三十九年度末、四十年九月末、いずれも三〇%をこえる割合となっておるのであります。これは保険……

第51回国会 大蔵委員会 第36号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○平林委員 私の質問は、先回保留をしたのが一件ありますが、これはあとで事務当局のほうからお答えいただくことにいたしまして、初めに大蔵大臣にお尋ねします。  地震保険に関する法律案の第三条に「政府は、地震保険契約によって保険会社等が負う保険責任を再保険する保険会社等を相手方として、再保険契約を締結することができる。」と書いてあるわけです。私は、初めこの地震保険に関する法律案を審議しておったときに、現存の保険会社、損害保険会社と直ちに政府が再保険をするのだと思ったのでありますけれども、この第三条を読んでみると、そうでない、間にもう一つあるような表現になっておるのですが、このところの事情は一体どうな……

第51回国会 大蔵委員会 第40号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○平林委員 小林委員の縦横の質疑のあとでございますが、私がこれから申し上げる問題も、やはり大蔵省においては慎重な取り扱いをしてもらわなければならぬ問題であります。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置に関し承認を求める件について、こまかい点はあとで時間があればお尋ねいたしますけれども、初めに、これに関連をして国税庁長官にお尋ねをいたします。  たぶん御承知だと思いますが、全国の信用金庫の協会長であった小野孝行氏、中央信用金庫の理事長ですね、これは昨年の十二月、その職員組合の金庫民主化の要求提出を契機にしてその職を辞任いたしました。その経過は、私が手元に持っているように、い……

第51回国会 大蔵委員会 第41号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題になりました税務署の設置に関し承認を求めるの件で若干お尋ねをいたしたいと思います。  今回提出をされましたのは、新設する税務署として東京の雪谷、福岡の西福岡に税務署を設けようとするものでありますが、その税務署の陣容といいますか、その規模、そういう関係について少し説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今回は地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づいて、ただいまの二つの税務署の設置に関して承認を求めておるわけでありますが、私承知しておりますところによると、全国で六カ所か七カ所税務署を廃止するところがあると聞いておるわけでございます。それについては具体的にはどこと……

第51回国会 大蔵委員会 第47号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○平林委員 共済組合法案についての質問がだいぶ続けられまして、およそ審議は大詰めに来たようでありますが、きょうは私から若干のお尋ねをいたしたいと思いますから、質問のほうは簡潔、要領を得た質問をいたしますので、答弁のほうも、簡単にして明快、意を尽くした答弁をしてもらいたいと思うのであります。  そこで、私が最初取り上げるのは、長期在職者の低額恩給とか共済年金の最低保障額の問題についてお尋ねをしたいと思います。  今回の法律改正によりまして、退職年金の額が六万円に満たない者は、一定の条件がありますけれども、六万円を支給することになりました。この最低保障が妥当かどうかという問題が一つあると思うのであ……

第51回国会 大蔵委員会 第51号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま議題になっている法律案につきまして、私から若干の質問を行ないたいと思います。  第一に、アジア開発銀行を設立する協定は域内十カ国以上を含む十五カ国以上の批准書の寄託があり、これらの出資額の合計が六億五千万ドル以上になった場合発効するとあるのであります。わが国においても目下この大蔵委員会において審議が続けられておるわけでありますが、他の諸国においての実情はどういうふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 それらの諸国は大体いつごろまでにこの批准をしていくだろうか。またその見通しは大体あるのでしょうか。
【次の発言】 見通しの問題だと思いますけれども、かりにその批准が得られな……

第51回国会 大蔵委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○平林委員 関連。  結局、小林さんの気持ちはわかる、わかるということだけれども、最終的にくると結論がつかないという理由は、私はやはり銀行局長のものの考え方をもう少し直してもらえばよいと思うのです。なぜかというと、今度の東調布の問題について、かりに支店長代理が二百万円か三百万円の問題で事件を起こしたならば、これは早う解決しておるはずです。二百万円か三百万円程度のものであったら、おそらく東調布の支店長も理事長も、当信用金庫の信用を保持するために、これは私どもが責任を負って処理いたします、こう言って、みえを切るにきまっているのですよ。私はそうだと思うのです。ただ、金額が大きくなったから、いろいろな……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○平林委員 簡単に二、三お尋ねしたいと思うのであります。小宮先生のほうにお伺いしたいと思うのであります。  私、この「物価問題についての覚え書」を読ましていただきまして、たいへん参考になる点が多かったのでありますけれども、その中で一つだけ、二枚目のところにありますけれども、労働者階級を代表する政党が物価安定を重視し、保守政党が経済成長を重視しているというようなことでメモが書かれておるわけでありますけれども、最近の政府の経済政策をながめておりまして、一つ感ずることがあるのです。それは財界や資本家、全部とは言いませんけれども、かなり中枢的地位にある人たちの中に、現在の経済政策を通じてインフレを促進……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○平林委員 いまのお話に関連をいたしましてちょっとお尋ねをしておきたいと思うのです。それは、葉たばこの収納価格は、御承知のようにたばこ専売法できめられておるわけでございまして、この規定によると、生産費及び物価その他の経済事情を参酌して収納価格をきめなければならない、こう書いてあるわけでございます。物価問題や経済上の変動に伴う措置についてはただいまお尋ねがありましたが、肝心の生産費との関係ですね。これは最近はたばこ耕作組合のほうも大騒ぎをしなくなりましたけれども、しかし、過去三カ年間の実績にいろいろな修正を加えるということは、実際の生産費から比較をいたしまして十分補っているものであるかどうか、こ……

第52回国会 大蔵委員会 第2号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○平林委員 ただいま税制調査会の責任者の東畑さんから審議の状況や大まかな基本的な考え方について御説明がございました。きょうは、時間が十分ではございませんからすべてをお尋ねするわけにまいらないかと思いますが、基本的な考え方につきまして、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、私は最近における税制調査会の税制に対する基本的な考え方に微妙な変化があるという一つの批判を持っておるわけであります。特に税制については、御承知のとおり税負担の公平という原則を一番重視してもらわなければならぬわけでありますが、最近の経済事情から、政府のほうからもいろいろ注文が出ておる。諮問のしかたについても、経……

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/22、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうは大蔵大臣に、明年度の減税の問題とそれから最近の経済状況下における公債発行の問題、その他一、二点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、明年度の減税構想についてでありますが、先般、当委員会に税制調査会の会長である東畑さんにおいでいただきまして、私どもの意のあるところをいろいろと御注文を申し上げたわけであります。特にそのとき私どもがお話をいたしましたのは、現在税制調査会に提出をされておる課税最低限八十三万円構想の問題とサラリーマンの退職金課税に対する減税措置の問題であります。この件につきましては、すでに商業新聞にも大きく報ぜられまして、国民の側においては……

第52回国会 大蔵委員会 第6号(1966/08/24、30期、日本社会党)

○平林委員 私は、きょうはまず最初に大蔵大臣に景気の見通しについてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  去年の九月、私が景気の見通しを尋ねましたら、福田さんは、つま先上がりでよくなるという文学的表現をされまして、以来つま先上がりで景気がよくなるということばがはやったのですけれども、ことしようやく一年たって新しい財政時代、公債発行、いろいろなことをおやりになってまいりました。この時期においては、一体どういう表現で日本の経済をあらわしたらいいか、何か文学的表現がございますか。もし文学的表現がなければ簡単でよろしゅうございますから、大綱についてこの機会にお話をいただきたいと思うのであります。

第52回国会 大蔵委員会 第7号(1966/09/16、30期、日本社会党)

○平林委員 本日は、大蔵大臣が見えるまで、百円の紙幣廃止に関する問題について、関係当局にいろいろな角度からお尋ねをしてまいりたいと思う次第でございます。  八月の二十六日に私ども新聞紙上でこれを読んだのでありますけれども、閣議で福田大蔵大臣が、百円硬貨について、素材の銀が供給不足で国際相場も上がっているために、今後白銅貨に切りかえるという問題と同時に、昭和四十八年度末までに百円紙幣についてはこれを廃止するという方向で閣議の了解を取りつけたという報道がなされました。  言うまでもなく、通貨は国民の生活において重大な関係を持つものであります。これが突然――いろいろ内部では相談をしておったのでしょう……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第8号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○平林小委員 当小委員会におきまして歩積み、両建ての問題に熱心な審議が行なわれておるわけでありますけれども、この委員会でなお議論してほしいと思う問題は、かつて私取り上げました社内金庫の問題もございますし、またきょう私が若干質疑をいたしたいと考えておる不動信用金庫の解散をめぐる信用金庫のあり方もあるわけでございます。きょう私は、とりあえずこの不動信用金庫の解散をめぐる信用金庫のあり方につきまして、重大な疑義を感じておるわけでございますので、その点を銀行局長にただしてまいりたいと思うわけであります。  三月二十五日の日に、私、この問題を大蔵委員会で取り上げまして若干の質疑を行なったのでありますけれ……

第46回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○平林小委員 私はただいまの質疑については、聞いておったこと、それから前会の会議録を読んで拝聴したわけでございますけれども、税の執行について偏向があるかないかという角度から大局的には議論が進められて、それを裏づけるためにこまかい問題についての質疑が行なわれておる、こう理解をしておるわけです。ただ、前会の会議録を読み、またきょうの答弁を聞いておりましても、国税庁長官のお答えが何か率直でない点がうかがわれるわけであります。そういうことでは、この小委員会のほんとうの意味が達せられないと思いますので、一つだけ、いま行なわれた応答の中で私が疑問に感じたことをお尋ねしてみたいと思うのであります。  それは……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1965/06/08、30期、日本社会党)

○平林小委員 只松委員からまずお尋ねがある予定でしたが、便宜私から発言を求めます。  実は、きょうのこの税制小委員会で一番中心課題として同僚の各委員と御相談をいたしたいと思いますことは、第四十八回国会におきまして税法の審議を行なった際、税法と政令、税法と通達との関係につきまして議論がございまして、これは、租税法定主義に基づいて国会のコントロール下に置くべきである、ついてはその方法、運営につきまして相談をすべきだということになりまして、委員長並びに理事におまかせをしてあったわけでございます。私もそのとき提案をいたしましたことは、財政金融全般を常に取り扱う大蔵委員会でこまかい政令が通達全部をやるこ……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○平林小委員 関連して。私はそんなに大ごとじゃないのですけれども、主税局のほうでこの小委員会で要求した資料をまだ提出していないのです。それに私は文句をつけるのです。そんなむずかしいことを注文したわけじゃないのですがね。吉国二郎さんという人は今度どこかに飛んだのですか。
【次の発言】 私はこの資料は昭和四十年三月二十四日、大蔵委員会で要求をしまして、そしてその実行がされないものですから、さらに昭和四十年の六月八日のこの税の執行に関する小委員会で再び要求をしましたつ要求をいたしましたのは、第一は、租税特別措置の年間における免税額、年度当初には資産の額が出されるけれども、一年たったら実績はどういうふ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○平林小委員 この機会に、政府のほうの考え方を聞いておきたいと思うのです。  いま堀さんが言われている問題について、政府のほうは一体どうなのか。つまり、この問題は、当初共同証券なり、もう一つの日本証券保有組合なりができなければならぬという事態については、とにかく政府、大蔵省のほうは一生懸命でしたね。時の証券対第というものを一生懸命練って、そのときは、なくなられた池田総理もそうだったけれども、田中前大蔵大臣もしばしばこの大蔵委員会で積極的にいろいろな証券対策について発言をされた。私の記憶しておるのでは、たしか三十九年の九月ごろ、政府のほうでもいろいろ協議をして、日銀が日証金を通じて行なう証券業者……

第51回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○平林小委員 時間もありませんから、明日から始まる税制調査会、この問題につきましてお尋ねをしておきたいと思います。  今度の国会では所得税法、法人税法、相続税法をめぐっていろいろ議論してまいりましたが、その中に長期減税の構想などについてもございましたけれども、税別調査会がいよいよあしたから始まるということになりますと、一応政府のほうにお尋ねしておいたほうがよかろうと思いまして、この機会に少しばかり主税局長のほうからお答えをいただきたいと思います。あした、何か総理大臣のほうから特別に諮問をするのですか。明日始まる税制調査会には新しい問題として何か特別に諮問するのかどうかという点をひとつ明らかにし……

第51回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○平林小委員 いま横山さんのお話を聞いておりまして、少し私も知っておきたいと思いまして伺うわけですけれども、手形割引というのは、大体年間において総額としてはどのくらい動いておるのですか。また、きょう問題になりました日証、大証というのがそういう中に占める割合というものはどんなものでしょうか。そういう実態把握はどの程度行なわれておるのですか、ちょっと伺いたいのです。
【次の発言】 本日、株式会社日証と株式会社東京大証の商業手形割引の件、それにからまるいろいろな取引が脱税ということで国税庁が手入れを行なったということでございますけれども、先ほどのお話ですと、こうした手形割引の動きというのは、昭和三十……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○平林分科員 私は、四十一年度特別会計予算の中で主として印刷局に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、大蔵大臣から総括的な見解を伺っておきたいと思うのであります。私はこの四十一年度の特別会計予算で、各省各庁の予算の編成をされ、あるいは査定をされるときには、その官庁の事情というものは相当検討されて、特に職員の給与の問題であるとか、あるいは重要な労働条件に関するようなことにつきましては、慎重にひとつやってもらいたい、いきなり予算の査定で、従来の慣行とか、それから労使の間における協定のようなものを否定するような形の査定、ばっさり査定というようなことはおやりにならないでも……



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データ更新日:2023/02/05

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