このページでは根本竜太郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○根本龍太郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、佐藤総理並びに関係閣僚に対しまして、内外の重要な諸問題について御質問申し上げます。 佐藤内閣が成立して以来、すでに四年有余を経過しております。この間、対外的には日韓国交の正常化、小笠原の祖国復帰、沖繩施政権返還の促進等、歴史的な成果をあげ、また対内的には、深刻な不況を克服し、未曾有の経済の繁栄をもたらしているのであります。すなわち、昭和三十九年度には二十八兆六千億円でありました国民総生産は、四十三年度にはその二倍に近い五十兆六千億に達するものと見られ、いまや自由諸国ではアメリカに次ぐ第二の生産国に迫りつつあるのであります。この繁栄の恩恵を受……
○根本委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、当面する重要なる諸問題について政府の所信をお伺いいたします。かなり広範にわたって御質問いたしまするので、答弁はイエスかノーか、簡潔にひとつ御答弁をお願いいたします。 まず第一に、政治道義の確立についてお尋ねいたします。 政治は、道義によって貫かれることによって、初めて国民の信を得られるのでございます。古来、信なくんば立たずといわれるゆえんでございます。ところで、近来わが国の政界並びに官界の一部に不当あるいは腐敗の事実が発生したために、政治に対する国民の信が失われつつあったのでございます。いわゆる黒い霧のきびしい状況下において先般の総選挙が行な……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。