根本竜太郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

根本竜太郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
根本竜太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは根本竜太郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

根本竜太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第5号(1949/12/17、24期、民主自由党)

○根本龍太郎君 私は、民主自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました、廣川弘禪君外六名提出の、公共企業体仲裁委員会の裁定に基く国鉄従業員に対する給與並びに一般公務員の給與支給に関する決議案に賛成し、足鹿覺君外五十七名提出の、日本国有鉄道公社従業員の給與に関する公共企業体仲裁委員会の裁定全額実現要求の決議案に対し反対の意を表するものでございます。(拍手)  現在国鉄労働組合は――昨年七月二十二日付マツカーサー元帥の書簡に基きまして、公共企業体従業員は、一般労働者と異なり、著しくその争議權は制限せられているのでありまするが、他面におきまして、これら公共企業体従業員の生活擁護とその改善の道を……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第4号(1951/10/15、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) お答えいたします。  講和後におけるわが国の農業制度の基本方針についてでございまするが、御承知のように、現在わが国の自立経済上の基本となるものは、やはり食糧の自給度を増すということが根本であろうと存じます。すなわち、わが国が四十数パーセントの領土を失い、地価において人口が飛躍的に増大いたしました。この間にありまして、われわれは貿易の振興をもつて自立経済の道を歩まなければなりませんけれども、一面におきまして現在におきましては、いまだ八千万の国民を養うに足るだけの生産が確保されておりません。従つて、これらの食糧は大部分海外の輸入に仰いでおるのでありまして、従来はガリオア……

第12回国会 衆議院本会議 第5号(1951/10/16、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) 高倉君の御質問にお答えいたします。  統制撤廃の方針が示されたために、生産地並びに消費地において非常に混乱を来しておるとのお話でありますが、現在の状況を見ますると、早場米の供出が若干遅れておることは事実であります。しかし、これは御専門の高倉さん御承知のように、本年は秋の気候が若干遅れたために、稔実が遅れたことが一つ、それからもう一つは、電力事情のために脱穀調製が遅れただけでありまして、現在は着々供出が進んでおる次第であります。消費地におきましても、これは現在そうした現象は起つておりません。現在は規定の通り配給を実施しておるために、国民が食糧について何ら不安は感じてい……

第12回国会 衆議院本会議 第7号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) お答えいたします。  食糧の統制を廃止するようになると需給が少し多くなつて来るじやないか、さらにまた操作用として政府が今日以上持つ必要があるではないか、こういう観点からして輸入の見通しはどうか。荒木さんの御意見によりますれば、現在において海外から米並びに麦の輸入に困難ではないか、こういうことでございますが、現在のわれわれの見通しにおきましては、外来につきましても、タイ、ビルマ、イタリアその他の米産国から、外貨があれば今からでも手配できる外米が三十万トン程度までは可能と信じております。小麦につきましては、アメリカにおいて十万トン、その他の国において二万トン、計十二万ト……

第12回国会 衆議院本会議 第16号(1951/11/15、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) お答え申し上げます。第一点は、日本草案を水産常任委員長に示すべきであるというこの御意見でありますが、御承知のように、今回の交渉の顧問団に、衆参両院の委員長がその構成員として入つておるのでございまして、この草案につきましては十分に御相談してあるはずでございます。従いまして、水産委員長においては、その内容がわかつておるはずでございます。次に、平和條約ができました際、すみやか交渉に入るということになつておるにかかわらず、いまだ完全に独立していないにもかかわらずやるということは不利になるのではないか、こういう御意見のようであります。今回の交渉にあたりましては、総司令部の外交……

第12回国会 衆議院本会議 第19号(1951/11/26、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) 無畜農家を解消いたしまして、わが国の農家の経営の改善と食糧の合理化をはかることは、目下の国情からして最も緊要なる事項であります。政府もこの方針に基いていろいろの計画を持つておりましたが、本日の決議の御趣旨に基きまして、さらに一段とこの政策を強化して参りたいと存じます。(拍手)なおこれと合せまして、種畜の確保並びに改善、あるいは飼料の手当、さらには家畜の取引市場の合理化等をも考え合せまして、御趣旨に沿うように努力いたす覚悟でございます。(拍手)


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第4号(1951/12/15、24期、自由党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(根本龍太郎君) お答えいたします。  昨年以来今年にかけて麦の作付面積が減少しているという御指摘でありますが、これは事実でございます。しかし、この原因に関する観察はまつたくその所見を異にしているのであります。御承知のように、戰時中から戰後、いわゆる強制割当をいたしております。従いまして、作付強制のために、従来は他の有利なる作物をつくることが農民として望ましいにもかかわらず、これができなかつたのであります。それが御承知のように、二十五年から作付強制を撤廃したのであります。そのために、畑作地において、あるいは養蚕に転化し、あるいは野菜類、こういうものに転化したものの多いことは事実であり……

根本竜太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

根本竜太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会 第8号(1949/04/13、24期、民主自由党)

○根本委員 政党用紙の割当についていろいろお話がありましたが、從來全体でどれだけふえているか、それから配分はどうなつているか、それからGHQらのメモランダムか何かで出ているといわれるところの、政党の得票数によつて今の二十万ポンドをわけるとすれば、どういうふうな割当になるか、それをちよつとお知らせ願いたい。

第5回国会 内閣委員会 第23号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○根本委員 私は一應ごもつともな御意見とも考えられますが、すでに会期も切迫しておりますし、他の設置法案並びに定員法も早急に審議を完了しなければならぬ段階にあるのでございます。從いまして大藏委員会におきまして得た結論を、こちらの方に書面をもつてお示しいただきますれば、それに基いて当委員会が愼重審議し、修正すべきは修正する、あるいはまた大藏委員会の意見を取入れるべきであれば取入れる、こういうふうな方法をとつてしかるべきであると存ずる次第であります。何とぞそのようにおとりはからいあらんことを私は要望するのであります。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 内閣委員会 第5号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○根本委員 これは十月一日現在の調査でございますか。
【次の発言】 それで工事関係のうち、認証済額に対する履行済額が約五十パーセントになつておる。大体半分程度でありますが、示達額と認証済額がかなりの差があります。これはどういう意味において認証がそういうふうに遅れておるのか。実際上必要がなくてそういうふうになつておるのか、あるいは事務上の手続のために示達額が認証済額よりずつと幅が出ておるのか、その理由について説明していただきたい。
【次の発言】 この示達願というのは結局調達庁で必要として示達した額でございますね。従つてそれが国家で必要として示したものです。それに対して現在の履行済額は五・一%、ほ……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 経済安定委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○根本龍太郎君 どうもありがとうございました。御注意の点につきましては、重々注意いたしまして本法を施行いたしたいと思います。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 水産委員会 第41号(1951/08/06、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 先般の内閣の改造によりまして、不肖私が農林水産方面を担当することになりました。現在わが国はいろいろの重大問題があるのでありまするが、特に農林水産関係は最も複雑広汎な問題を控えておりますので、これが打開はなかなかむずかしい問題でありますが、私は懸命の努力をいたすつもりであります。特に水産関係におきましては、従来のマツカーサー・ラインが、さらに、講和調印、さらに批准を得ますれば、これがおのずからまた別個の問題として取扱わなければならぬ状況になるのでありまして、従いまして調印後さらに日本の漁場の問題その他の問題が、種々国際会議において問題になることと存じます。批准の後におきましては、……

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 このたびの改造によりまして、不肖私が農林行政を担当することに相なりました。  御承知のように、農林行政はわが国の自立再建の一番の基盤の問題として最も重要なる部門であるのみならず、しかもこの農林行政の諸問題は、政治的に最も複雑なる要素を持つておるのであります。後ほど米価の問題でいろいろ御質疑があると存じまするが、米価の問題一つを取上げましても、生産者の立場からするならば、できるだけこれは高い米価で、農地の収入を上げるようにとの要請が当然起つて来るのであります。他面消費者の立場からいたしまするならば、できるだけ米価を低くし、生活費を低減し、それに基き生産物一切の物価の低減を来せとい……

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答え申し上げます。麦の供出割当につきましては、二回にわたりまして知事会議を開催いたしました。その席上におきましても知事側から要請の出ましたのは、まず第一には、この割当の基礎が非常に不明確である。従つて作報もしくは農業調査部でございますか、あちらの方の数字と、それから地方自治団体の基礎資料が違うということで一応議論がありましたが、今度の数量は大体妥当であるという点は御了承願つたと思います。  次に今の供出後の処置の問題でございまするが、現在食管法の規定に基きましてこれは他に売ることができません。従つてその反対解釈といたしまして、農民の要請するところでありまするならば、無制限にこ……

第10回国会 農林委員会 第51号(1951/08/10、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 ただいま河野さんからいろいろお話ありましたが、私は現在河野さんが期待していただけるような状況に持つて行くために、渾身の力を注いでおる次第であります。この点は何とぞ今後とも御鞭撻のほどをお願いいたします。
【次の発言】 肥料の需給調整の問題は、すでに昨年の硫安の肥料配給制度をやめるときから決意したことでございまして、今日もそれにはかわりございません。従いまして、現在は補正予算において予算の裏づけとともにその立法措置を講じたい。しかもこれにつきましては一部には、金融をもつてやれることであるから、事業特別会計にしなくてもよいじやないかというような考えがありますけれども、そういうふうな……

第10回国会 農林委員会 第52号(1951/08/11、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 現在のところ補正予算において百億増加すべく検討しております。但しこれは予算編成時期の問題とからめまして、全体の政府の運用部資金その他を見合せまして、これが十月、相当遅れますと、農林金融のおもなる対象が土地改良その他でありますので、実質上それが困難になつて来る、そうした場合には二十七年度にまわる可能性が強い、かように思つておりますが、われわれ現在としては百億はぜひ必要であります。それだけの事業量を消化しようという見当のもとに、事務当局をして今検討いたさせている次第であります。
【次の発言】 昨日は時間がありませんで、ほんの一分で話せということでありましたので、ほんとうのアウトライ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会 第6号(1951/11/10、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 二十七米穀年度、すなわち来年の十月末日までは配給は続けるのであります。
【次の発言】 現在問題になつておりまするのは、二十七米穀年度についてでありまするので二十七米穀年度については配給は続けます。二十七年産米については、これは政府が六日の声明に出しましたごとくに、主食の統制撤廃につきましては、廃止するという方針を堅持しておりまするので、二十七年産米においてはこれが実現できるものと考えております。
【次の発言】 必ず実施するという方針のもとに進んでおります。
【次の発言】 麦につきましては、明年一月一日以降準備が整い次第に実施する方針でございます。

第12回国会 経済安定委員会 第3号(1951/10/31、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。私詳細の資料を持つていないから、どの国からどれだけ入れたか存じませんが、現在におきましては大麦を多量に入れるという計画は持つておりません。今外国食糧のおもなるものはやはり小麦でありますが、御指摘のようにパキスタンとの貿易関係は、向うの方が出すものと、こつちから出すものと、若干バーター的な意味もありまして、向うの方が大麦を出したい、それ以外の原料がないというような関係で、若干パキスタンの大麦がふえているかとも存じますが、特に大麦をパキスタンから買いあさるという傾向はないと、かように考えております。
【次の発言】 先般の衆議院の農林委員会において質問されたのは、政……

第12回国会 水産委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 漁業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由の大体を御説明申し上げたいと存じます。  この法律案は、御承知のように前国会以来懸案のものでございまして、すなわち昨年の三月十四日施行を見ました新漁業法において漁民による漁業秩序の再建を意図し、旧法に基いて免許されました漁業権の再編成を行うとともに、許可漁業についても、それぞれ漁業の民主化という見地から、再検討を加え、漁業制度改革を円滑に実施するとともに、さらにまた去る二月十四日総司令部より非公式の形で政府に勧告のあつたいわゆる日本沿岸漁民の直面している経済的危機と、その解決案としての五ポイント計画に掲げている第一ポイントに……

第12回国会 水産委員会 第11号(1951/11/10、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 法律を遵守し、法の範囲内においてその営業をやることは当然のことであります。特に漁業のごとき国際的な問題を起すような部面あるいはまた同じ漁業者でありながら、実は漁業権の設定あるいはまた操業区域においていろいろ紛争を起しやすいものについては、その点が必要であろうと私は感じております。従いまして法を無視し、あるいは暴力をもつて他の漁業者を脅かし、もしくは資源を濫獲するということは厳に戒めなければならぬと考えておる次第でございます。その方針をもつて私は取締りをいたさなければならぬと考えております。ただいま申されましたところの具体的な事実については、さらに実情調査の上適当な処置を命じたい……

第12回国会 水産委員会 第14号(1951/11/17、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 小型機船底びき網漁業整理特別措置法案につきまして、その提案理由の大体を御説明申し上げます。  この法律案は、さきに本国会におきまして御審議を願いました漁業法の一部を改正する法律に密接な関連を持つているものでございます。すなわちこの一部改正法律におきまして、新しく小型機船底びき網漁業の範囲を明らかにいたし、都道府県知事の許可漁業といたしたのでありますが、本案はこの小型機船底びき網漁業について整理減船をするための整理手続、基準等を定める内容を持つものであります。この小型底びきの整理は、本年二月二十七日の閣議におきましても了解事項として決定を見ております。日本沿岸漁民の直面している経……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/16、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。この点は御指摘のように、実は農林委員会において詳細にわたつて審議されたものでございまして、特別会計法は糸価安定法になつておるのでありまするが、その基礎法であるところの法は繭糸価需給調整というような形になつていまして、繭価、糸価両方含んでおるのでございます。これはすでに衆議院におきましては、幾たびか決議をなされ、繭糸価の安定を期すべしという要請があつたのでありまするが、今日まで実は予寡的措置ができないために、その上程を見るに至らなかつたのであります。今回幸い大蔵省、関係方面との了解も得ましたので、三十億の資金をもつてこれを運営することになつたのであります。繭糸価……

第12回国会 内閣委員会 第7号(1951/11/05、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お尋ねになりましたうち定員法は、予算と、直接実体法である主食の統制撤廃の問題とが同時的に提案されないから、それは一つの政治的な脅迫になりはしないかという御質問でございましたが、これにつきましては、ただいま橋本大臣から御答弁になつたことが同時に政府全体の考え方でございます。  その次に、前の質問に関連いたしまして、食糧庁の人間の行政整理が一番大きなウエートを持つておる、それに対しまして政府は、整理後、就職その他の問題について積極的な何らの方策を持つていないじやないかと言われたようでありましたが、食糧庁の人員整理後の措置については、目下いろいろと特に農協その他の方面と折衝いたしてお……

第12回国会 内閣委員会 第8号(1951/11/06、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。まず第一に今回の行政整理の対象になつておる一番大きな問題は、農林特に食管関係の職員である。しかしてこの行政整理にあたりまして、もし四月一日から統制撤廃にならなかつた場合においては、附則第三項において七千数百名の人間を復員せしめるということについて、井上さんは、これは麦の統制撤廃を四月一日からやるという仮定をしてやつたのであるが、しからばその場合、麦の統制撤廃によるだけでそれだけの人間が減ることができるかどうか、こういうことの御質問であります。これにつきましては、井上さん御自身も御承知のように、現在の定員は、実は食管法においては雑穀、いも類その他も全部主食として……

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 この問題は昨日の連合審査会において御答弁した通りであります。
【次の発言】 国会の審議権を尊重する建前で、議員の各位がいかなる修正案を出しましても、それは議員の立場においてやられることでありますので、私がそれに対してかれこれ申す段階ではないと思います。
【次の発言】 この点についても、昨日は大分時間を費して詳細にお答えしたのでありますが、その通りであります。
【次の発言】 復活した場合における人員の配置の問題をお尋ねのようでありまするが、定員法は御承知のように食糧庁一本になつております。また閣議におきましても、省内における一つの定員内における運営はまかされておりまするので、御指……

第12回国会 農林委員会 第3号(1951/10/24、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 ただいま委員長から要請せられました事項について、ごく要点を申し上げ、なお詳細の説明につきましては、関係長官並びに局長から御説明を申し上げさせます。政府の農業政策の基本の態度といたしましては、しばしば申し上げました通り、食糧の自給度を高め、なお農業生産の安定を期し、もつて自給度を確立するとともに、農村経済の振興をはかるということが基本の方針でございます。この意味におきまして、すでに年度当初の予算におきましても、土地改良、農地造成、あるいは災害の防除並びに予防、さらには農業協同組合の再建整備、共済事業に対する積極的なる政策、改良普及事業に対する重点指向、さらに農業委員会法の制定に伴……

第12回国会 農林委員会 第4号(1951/10/25、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。御質問の要点は、輸入食糧の見通しが非常に困難ではないか、その第一の問題といたしましては、船舶の関係並びに東南アジア諸国の政情の問題、価格並びに外貨の問題を御指摘になつているようでありますが、御承知のように、現在におきましては輸入の本米穀年度における計画は順調に入荷いたししおるのであります。従いまして、現在の情勢から見て急に輸入食糧が悪化するという要素は考えておりません。なおまた東南アジアの社会の政情の問題を論ぜられておりますけれども、主として外米の給源地であるタイ、ビルマにつきましては、今日政情が悪化するという情勢はわれわれは考えておりません。安定しておるもの……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。本年度の収穫見込みは大体六千五百万石程度であり、これによりまして従前のような供出の割当てをいたしますると、大体二千七百五十万石になるのが常識であります。しかし本年は、ただいま御指摘のように、来年は統制をはずすという観点からいたしまして、また従前は相当きついと思われる供出をお願いいたしておりましたので、その点も勘案しまして、保有米については余裕を見ておきたい、かように考えております。従いまして大体の見当は二千五百万石ということを考えておりますけれども、実際今回のレース台風の問題、その他の今御指摘のような問題を勘案しますれば、若干これより下まわることもあり得ると考……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/15、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 糸価安定だけであつて繭価の安定が具体的に示めされていないという御指摘のようでありますが、御承知のように繭価を安定する方法として繭を買い取る方法もありますが、これは技術的にも物量的にも予算的にも非常に大きな負担を増すのであります。現在糸価が安定しますれば、その糸価の安定のための最低価格の算定におきましても、一番大きな要素をなすのが繭価であります。繭価がその中に含まれておりますので、その点において繭価を安定せしむるのが本法の基礎条件でございます。もう一つ大きな要素といたしまして、現在生糸に対する需要は非常に多いのであります。これに対してむしろ供給源が少いという観点からいたしまして、……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/17、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 食糧問題につきましては、すでに再三本委員会におきまして御質疑を受けまして、その都度報告いたしたのでありまするが、その後の経過について御報告申し上げたいと存じます。  先般も御説明申し上げましたごとくに、政府といたしましては、明年四月以降において米の統制を撤廃するという基本方針のもとに諸般の準備を進めて参り、閣議におきましてもこの方針のもとに諸般の準備をすることを方針として決定しておつたのであります。この構想の基本については、しばしば御説明申し上げましたごとく、配給、供出ともにこれを撤廃いたしましてそのままに放置するということではないのでありまして、依然として食糧の国民生活に及ぼ……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。今回のルース台風の公共施設に及ぼした影響が非常に甚大であるのみならず、ただいま御指摘のように、農作物に対する被害も非常に多いもののようであります。現在まで数回の報告がありまするけれども、農地が散在しておることと、通信機関その他の関係から、まだ正確な数字は出て参りません。この問題につきましては、御指摘のように、農村の明年度の生活並びに営農にも甚大な影響がございまするので、現地機関の報告のみならず、政府からも直接調査員を派遣いたしておるわけでございます。この調査の結果に基いて、実情に即応する割当をいたしたいと思つておるのでございます。これは一県別でなく、相当こまか……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 主食の統制撤廃の問題につきましては、すでに本会議において総理大臣並びに大蔵大臣さらに私から、しばしば申したように、これは準備のでき次第、できるだけすみやかに実施したい、こういうことでございまして、まだ関係方面との折衝中であり、また具体的な法案の準備中なのであります。いずれその成案ができたときに提案申し上げたい、かように存じます。
【次の発言】 お答えいたします。政府が統制撤廃を考えておりまするけれども、これは無条件の自由放任ではございません。需給並びに価格の調整をいたしたい、かように考えておるわけでございます。ただいまの御質問は統制撤廃になつたならば、いわゆる実効価格がどの程度……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。
【次の発言】 お答えいたします。この点におきましては、しばしば本会議並びに委員会において御説明申し上げた通り、万般の準備を整え、しかる後関係の法案を出しまして御審議を願ひたいと思います。目下検討中でございます。
【次の発言】 それは仮定の問題でありまするので、今お答えするわけに行きません。
【次の発言】 御心配御無用であります。
【次の発言】 御承知のように、早場米の供出も順調に参つております。なお輸入食糧も計画通りあるいはそれ以上に入つておりまして、現行においては需給関係は御心配ございません。
【次の発言】 政府手持米の配置の詳細の状況は、食糧長官から御説……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/02、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。現在森林の成長量に対して木材の需要が非常に多いために、そのバランスがとれていないということはお説の通りであります。そのために御指摘のように、森林法を制定し、この間の調整をはかることと、さらに現在奥地に未利用資源が相当ございまして、これがまた一面においてそのままに放置していることが、むしろ災害を予防しているという点もなきにしもあらず、こういう点から、本年の当初予算において七億五千万円の林道費を、そして同額の七億五千万円の補正を見たのでございます。これは絶対の要請量を確保すれば、また満足する段階ではございませんけれども、現在の予算の範囲内では相当大蔵省も理解してや……

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。御質問の第一点は統制撤廃に関して、閣内において意見の不一致があるではないか、かようなことでありますが、意見の不一致というものはございません。ただこの大綱をきめた場合、これの具体的な措置についてはいろいろと検討されておるのでありまして、その意味におきましては各般の意見が出ておるということは事実でございます。しかし本質的な意見の対立のために難航しておるということはございません。  その次には総司令部当局がこの撤廃の問題に対して、非常に強い難色を示したために、相当困却しておるではないかというような御質問でありますが、これは現在政府といたしましては、統制撤廃に関する措……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/06、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 ただいま農林漁業融資特別会計のわくについては了承されたが、その内訳における配分のうち、特に農業倉庫に対する融資のわくが少いということでありますが、これはわれわれももつと出したいと思つております。しかし本年計画しております各般の要請事項がありますので、本年はこの程度で間に合わし、明年度の計画においてさらにこれを擴大いたしたいと考えておる次第であります。
【次の発言】 お答え申し上げます。主食の統制撤廃に関する措置要綱の裏づけとなるべき具体的な諸般の資料を集めて検討し、一応の結論が出ておることは事実でございます。その構想の細部にわたつては、ただいま申し上げる段階に達しておりませんが……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、自由党)【政府役職】

○根本国務大臣 お答えいたします。ただいま河野さんから言われた、食糧検査が日本の農業生産を進展せしめ、さらに品質の向上に役立つ、こういう意味におきまして、その重要性についてはまつたく同感でございます。なおまた従前、戦時中から戦後の食糧事情の困難なときにあたりまして、検査事務のほかに、供出の一線の事務を負わされて、そのために非常な苦労をされた。その結果一部におきましては、逆に農民から非常に怨嗟の的になつたということも事実でございまして、私はこれらの人々の今日までの努力に対しては、満腔の謝意を表する次第であります。  次に供出問題とこの検査事務との関連についてでございまするが、従前におきましては、……



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データ更新日:2023/02/05

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