このページでは増田甲子七衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(増田甲子七君) 総理がただいまおっしゃったとおりでありまして、ブルラン計画というものは全然関知いたしておりません。 また、適格者名簿というものは、一部の市町村で作成しておりまするが、これは自衛隊法に基づいて権限委任を地方公共団体にいたしております。その募集事務の参考資料としてつくっておるわけでございます。(拍手)
○国務大臣(増田甲子七君) 日米合同演習は、正確に申しますと、日米合同訓練というのでございまして、日米安全保障条約に基づいて、毎年行なっておるのでございます。毎年一回行なっておりまするが、将来とも、厳に注意を払いつつ訓練を続行するつもりでございます。 それから、戦闘爆撃機のことでございまするが、これは従来もしばしばお答え申し上げておる範疇を出ないのでございまして、すなわち、長距離爆撃機は憲法違反のきらいがあるから、これを持たない、こういうことには終始一貫いたしております。ただいまF86Fに――これは戦闘機でございまするが、爆弾をつけた演習をしておるのは事実でございます。その範囲のものを、俗称……
○国務大臣(増田甲子七君) 今回提出いたしました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 これは、防衛庁本庁の職員を、自衛官四千二百七十八人と自衛官以外の職員五十三人と、合計四千三百三十一人を増加するための改正でございます。 自衛官の増員の内訳は、陸上自衛隊については千五百人で、ヘリコプター部隊、気象関係部隊等の整備充実に充てるものであり、海上自衛隊については千六百二十八人で、艦艇の増加に伴い必要となる人員並びに航空関係の部隊及び後方支援部隊等の充実のため必要な人員であり、航空自衛隊につい……
○国務大臣(増田甲子七君) いまの水域等は、気象条件、船舶の航路、航空路、基地からの距離等を勘案いたしまして、関係機関等と協議の上設定されたものでございまして、これにかわる適切なる区域を他に求めることは、ただいまのところ困難でございます。 そこで、漁業関係者に対する措置としては、当該区域における漁業制限時間を極力短縮すべく、米軍と折衝してきたところでございまして、演習休止日を日曜日のほかにさらに原則として土曜日も加えるということを交渉してまいりましたが、ようやく米軍との話し合いがまとまりましたので、近く実施する予定でございます。 なおまた、関係漁民を守るため、補償ないし厚生福利施設について……
○国務大臣(増田甲子七君) 永井さんにお答えいたします。 今回の災害における自衛隊の派遣状況は、次に申し上げるとおりでございまして、御指摘の活動範囲は、人命救助に限っていないのでございます。 まず、派遣部隊は陸海空の三自衛隊でございます。延べ人員は、十七日現在までに二万二千百六十人になっておりまするが、延べ人員等は漸次増加いたすはずでございます。車両は延べで二千七百十両、航空機は三十二機、艦艇は十五隻でございます。 派遣先は、永井議員御承知のとおりの災害各府県でございます。 作業内容は、空中より九日早朝まず災害個所の視察をいたしまして、写真撮影等をいたし、いち早く部隊に伝えたわけでござ……
○国務大臣(増田甲子七君) 国防のことに関しましては、総理の所信表明、また、ただいま御答弁がございました。 私の付加する点といたしましては、御承知のとおり、わが国の国防は、日米安保体制を基調といたしまして、従来平和と安全を確保してまいりました。今後ともこの体制を堅持いたしますとともに、わが因みずからも、侵略の抑止力として有効な防衛力を保持すべきものと考えております。具体的には、わが国の国力、国情に応じ、先進国中、一般予算に比べ最小限度のものとして、さきに決定を見ました三次防を、着実、円滑に推進してまいりたいと考えております。何とぞ御協力あらんことを切望いたします。(拍手)
○国務大臣(増田甲子七君) 防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この改正案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の俸給の改定等を行なうものであります。 すなわち、第一条においては、参事官等及び自衛官の俸給を一般職に準じて、それぞれ従前の例にならい改定するとともに、自衛官の営外手当及び防衛大学校の学生の学生手当の改定を行なうこととし、このほか、同じく一般職の例に準じて、勤勉手当の支給率を改定するとともに、参事官等、事務官等及び指定職の自衛官に調整手当を新設することとしております……
○国務大臣(増田甲子七君) 小山さんにお答え申し上げます。 国産及び一般輸入関係につきましては、契約をいたしましてから納入されるまで、長時間を要する艦船の建造及び航空機の製造でございまして、このため国庫債務負担行為、及び継続費の予算により契約いたしますが、履行途中に支出された前払い及び概算払いは、契約が終了するまで未確認事項となっておるわけでございます。航空機等は、契約に定められた年度ごとの納入数量どおり納入されております。艦船につきましては、起工、進水等計画に応じて納入されております。契約に定められた納期を過ぎたものはございません。 第三の有償援助調達物品は、米軍から購入するものでござい……
○国務大臣(増田甲子七君) 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 これは、海上自衛隊の自衛官を八百三十人増加するための改正でございまして、その増員は、艦艇の増加に伴い必要となる人員並びに航空関係の部隊及び後方支援部隊等の充実のため必要な人員でございます。 次に、自衛隊法の一部改正について御説明申し上げます。 現在、海上自衛隊の航空集団は、司令部及び航空群から成ることとされておりますが、この改正は、航空集団の編成に航空群以外の所要の部隊を直轄部隊として加えることができるようにするもの……
○国務大臣(増田甲子七君) 青木議員にお答えいたします。 南方諸島の安全保障の関係につきましては、佐藤・ジョンソン・コミュニケの線に沿いまして、いま防衛計画の策定について努力いたしておる状況でございます。 次に、原則として米軍施設は自衛隊の施設としてこれを引き継ぐ、こういうことにいたしております。なお、自衛隊が三自衛隊ございますうち、南方諸島は海上自衛隊が防衛に任ずる、こういうふうにいたしたいつもりでございます。まだ決定はされておりません。 そこで、父島には米海軍施設がございまして、水上機の発着場、埠頭、貯油所等がございまして、九十人の米軍がおります。これは大体においてわが海上自衛隊で引……
○国務大臣(増田甲子七君) 佐々さんにお答えいたします。 米軍使用海域を返還させる考えはないか、米軍に対する提供海域は、わが国の安全を守るために駐留する米海空軍の演習等のために必要なものでございまして、お説のごとく、不必要なものは整理するにやぶさかではございませんが、必要なものはこれを提供するということでございます。しこういたしまして、制限を受ける漁業者に対しましては、お説のごとく、できる限り適切なる補償その他の措置を講じたいと思っております。 なお、新島射爆場の設置計画でございまするが、これは原子力センターのございます付近にある水戸の射爆場の代替施設といたしまして、数年間調査研究した結果……
○増田国務大臣 横山さんにお答え申し上げます。 私は、昭和二十六年の九月、最初の安保条約が締結されたときと現在との相違というものは、時間の経過によりまして、仙山さんの御指摘のように多少の変化があると思っておる次第でございますが、しかし、本質的の変化はそれほどはないんじゃないか、こう考えておる次第でございます。 それから帆足先生の政府委員に対する御教育は、非常に有益に承りました。感謝をいたしております。 それからこの際、私も、塚原総務長官、ここへ見えるはずでございますが、沖縄ができるだけ早く日本に返還されたいということは、全国民とともに熱望しておるところでございまして、その点は帆足さんと同……
○増田国務大臣 現在沖繩が核基地として使われておるらしいと、こういうことを申し上げたわけでございまして、そういうような核基地つきの返還ということまでは私は申しておりません。現在は、ポラリスはどうかわかりませんが、メースBというものが配置されておるということは、マクナマラ国防長官がアメリカの国会において言明しておりますから、それを受けまして、おそらくそうであろうということを私は申しております。 それからなお、核兵器を積んだ長距離爆撃機等も用いようとすれば用い得る。日本では、御承知のとおり、憲法上は、アメリカ軍隊がやるならばやり得るけれども、政治の方針として、核兵器を製造せず、保有せず、持ち込ま……
○増田国務大臣 村山委員にお答えいたします。
ただいま大蔵大臣のおっしゃったとおりに考えております。
【次の発言】 国防の基本方針というものは昭和三十二年に決定されたものでございまして、自後一次防、二次防、三次防となっておりますが、基本方針に変更はないわけでございます。すなわち、通常兵器による局地戦争的の侵略に対処して、そういう侵略がないように抑止するということが大綱でございます。その大綱から見まして、二兆三千四百億円というものはまずまずというところでございます。これは相対関係でございますから、いずれの数字をとってもよろしいのでございます。とり得ますけれども、やはり財政関係から見ましても最も……
○増田国務大臣 今回提出いたしました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の提案の理由と内容について、御説明申し上げます。 この改正案は、予備自衛官手当について、その月額を現行の千円から千五百円に改めようとするものであります。現行の月額は、昭和二十九年予備自衛官の制度が設けられた際に定められたまま現在に至ったものでありますが、その後の物価等の変動を勘案して、これを改定することとしたものであります。 なお、この改正案は、本年十月一日から施行することといたしております。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御賛成くださるようお願いいたします。
○増田国務大臣 今回提出いたしました、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の、提案の理由と内容の概要について、御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について、御説明いたします。 これは、防衛庁本庁の職員を、自衛官四千二百七十八人と自衛官以外の職員五十三人と、合計四千三百三十一人を増加するための改正であります。 自衛官の増員の内訳は、陸上自衛隊については、千五百人で、ヘリコプター部隊、気象関係部隊等の整備充実に充てるためであり、海上自衛隊については、千六百二十八人で、艦艇の増加に伴い必要となる人員並びに航空関係の部隊及び後方支援部隊等の充実のため必要な人員であり、航空……
○増田国務大臣 橋口さんの御質問にお答えいたします。 お説のように、御質疑の内容におきましてすでに御所見が相当含まれておるように思いますが、私は大体において御同感でございます。すなわち、国際情勢はきわめて流動的でございまするし、また、ベトナム紛争も解決いたしておりませんし、中近東におきましてもああいうような事件が起きたわけでございます。なお、中共におきましては、第六回目の核爆発を行ないまして、それが水爆であろうということはほぼ推察されておるわけでございます。ただ、世界全体といたしましては、米ソの雪解けムードというようなものがある程度促進されておる。しかしながら、局地的に見まして、決して油断の……
○増田国務大臣 私どもと大出さんとの間において、あるいは社会党の国会議員、それからその他の国会議員との間におきまして、今日の――今日というのは昭和四十二年六月三十日の今日の事態における防衛関係のことを論議し、国民の前に明瞭にしようというお説は全然賛成でございます。 そこで、私は帝国海軍なんということは言いません。これは言っておりませんし、よく御記憶願いたいと思いますが、他に言った方もございますが、これはたとえとして言ったのではないかと私は思っております。 それから今日の、私が昨日府中に参りましたときに、日本全体が四つの島並びにその付近が哨戒されておる。航空関係においても海の関係においても哨……
○増田国務大臣 予備自衛官は三万人、それから三次防の末期におきましては三万九千名を適当とわれわれは認めておる次第でございます。ところが、いままで予算はいただきましても、三万名の充員ができません。しかも、陸上自衛隊等は、いま充足率が非常に上がりまして、九〇%になりました。航空自衛隊は九八%というところでございます。海上自衛隊も同じでございます。そういうふうに充足率は上がりましたが、予備自衛官は一〇〇%であります。その一〇〇%の予備自衛官をぜひとも六千名増員いたしまして、三万名にいたしましても、希望者が非常に多いわけでございまして、自衛隊を退団した方に予備自衛官をお願いするわけでございますが、財政……
○増田国務大臣 ここに国防会議の事務局長もおりますから、あとで補足することを前提として受田議員の御質問にお答えいたします。防衛庁長官としてどういう考えを持っておるかということでございますが、私は、国防会議というものは重要なものだと思っております。そこで、防衛庁設置法の六十二条に次のように書いてあることについては、あまりおもしろくないということをこのごろ他の委員の御質問に対しましてもお答えをいたしましたとおりでございます。しかし、その強大なものにするかどうかということは、私は、スタッフというようなものを、つまり事務局員なんかをもっと充実してほしいと思っております。いま、たった二十名でございますか……
○増田国務大臣 木原さんにお答えいたします。
そのとおり御了解くだすってけっこうでございます。
【次の発言】 木原さんにお答えいたします。
この数日来のお話でも木原さんよくおわかりのとおり、国防会議等において慎重審議いたしまして決定した線が総理大臣に答申されております。総理大臣は、この答申を受けて閣議決定をみたのが二兆三千四百億円プラスマイナス二百五十億ということでございます。
そこで、そのうちの物資調達は幾らあるかという御質問も従来からございまして、木原さん御承知のとおり約九千億円でございます。そのうち国内調達が八千億円でございまして、この八千億円の範囲内におきましては、なるべくりっぱ……
○増田国務大臣 お答え申し上げます。
淡谷さんの御質問に対するお答えは、実は私はできません。それは時間という関係ではございませんで、国会の運営、委員会の運営に関することでございますから、それには答えかねておったわけでございます。
【次の発言】 淡谷さんにお答え申し上げます。
私どもはあくまで政府委員でございまして、淡谷さんの御質問に対しましては忠実に、一生懸命お答えしておるわけでございます。
【次の発言】 できますということを申し上げます。
【次の発言】 後刻まとめて一緒に必ず提出申し上げます。
【次の発言】 楢崎さんにお答え申し上げます。
そうお考えくだすってけっこうでございます。
○増田国務大臣 防衛に関する根本君の高い御識見に対しまして、心から敬意を表します。 防衛は、ただいま総理がおっしゃったとおりでございまして、第二次防衛計画が本年三月三十一日をもって終了いたしますから、必然的に四月一日からの五カ年計画を策定したものでございます。また、その基本構想は総理のおっしゃったとおりでございまして、通常兵器によるわが国周辺に対する侵略に対処するというのが自衛力の限界でございます。そのあとのことは、日米安保体制に依存しておるわけでございます。しかも、三次防というものは、国情、国力、日本の経済力にのっとりまして、まず適切であるという範囲額をきめたものでございまして、そのめどは……
○増田国務大臣 およそ二兆三千四百億のうちでは、九千億でございます。それから三千八百九億円という明年度予算のうちでは、約千六百億円でございます。
【次の発言】 昭和四十六年度までは、まだ計算中でございまして、二、三、四というものに、プラス、マイナス二百五十億をいたしまして、その年の予算規模等によって決定するわけでございます。およそのことを言えといえば幾らでも言えますけれども、まだ五年後の、大蔵省とわれわれと国防会議の議長との相談によることまで、予言者ではございませんから、予言はできないのであります。
【次の発言】 現在、ナイキアジャックスの設置場所をもっていたしたいと思っております。それから、……
○増田国務大臣 石橋委員にお答えいたします。
国際情勢はあなたのおっしゃったとおり、平和の方面に寄与する情勢も見られまするし、また必ずしもそうでない情勢も見られます。総合いたしまして、今度決定されました二兆三千四百億というものは、わが国が日米安保条約、あるいは昭和三十二年に決定されました国防の基本方針に基づいてまず妥当なる線である、こういうことで主要項目が三月十三日に決定を見た次第でございます。
【次の発言】 考慮されております。
【次の発言】 具体的に一つずつあげて申し上げることは、防衛計画上機密の点もございますから遠慮させていただきますが、ただあなたも御承知のとおり、部分核停にすら絶対に……
○増田国務大臣 お答えいたします。 駐留軍の人員は約三万六千四百人でございます。そのうち陸軍は八千百人、海軍は約一万三百人、そのうちにマリーンも含んでおります。空軍は約一万八千人でございます。
○増田国務大臣 仮想敵国ということばは使ったことはございません。対象国ということばは使ったかどうかは、あとでお知らせいたします。
【次の発言】 対象国ということばをいまだかつて使ったことはございません。明確にいたしておきます。
それから、演習等の際には別段でございまするから、侵略者がこういうふうに来た場合にはこういうふうにするというようなことはございましょう、演習でございますから。しかしながら、侵略国がというような意味においてわれわれは考えたことはないのでございます。対象国ということばを使っておらないことをここに明瞭にいたしておきます。
○増田国務大臣 われわれは、防衛の用に供するものと考えまして検察当局から起訴があったものと思っております。そこで、防衛に供するものでないという御判断に対しましては、あらためて検察当局においてお考えがあると思っております。
【次の発言】 司法検察当局の御判断にゆだねるつもりでございます。
【次の発言】 司法検察当局の御判断にゆだねたいと思っております。
【次の発言】 昨日の記事はいろいろ出ておりまするが、私は石橋君との問答につきまして、私の所見を明確にいたしたまででございます。
【次の発言】 このごろからのあなたとの質問応答につきまして、私はもう一ぺん明確にしたい点がございましたけれども、機会が……
○増田国務大臣 自衛隊におきましては、防衛対策につきましてきわめて熱心に対処いたしております。教育の方針その他についても、法の前に人間が平等であり、人間性の尊重、基本人権の尊重という見地から、教育方針を徹底さしてまいる所存でございます。
○増田国務大臣 淡谷さんにお答えいたします。
全国市町村の約三分の一が適格者名簿を作成しておるということを聞き及んでおります。
【次の発言】 詳細は政府委員をしてお答えさせますが、陸上自衛隊が十八万名に三次防の終わりにはなるわけでございます。それから海上、航空はおのおの約四万名前後でございまして、それが一応は士の階級におきましては二年で除隊するわけでございます。自衛隊から出ていくわけでございまするから、相当数の補充が必要である、こう思うわけでございます。でございまするから、全国四十九の地方連絡部におきましては、なかなか忙しい仕事をしておるのでございまして、府県市町村という自治団体の機関、すな……
○増田国務大臣 いろいろございまして、国産のほうが安い点もございます。しかし一般論として高い点もございましょうが、行く行くは安くなるのでございます。
【次の発言】 第三次防において、FXはたしか購入は二機でございまして、あとは国債つまり国庫債務負担行為として相当数を発注する。それは、昭和四十六年の後、すなわち四十七年以降に相なる次第でございます。
【次の発言】 昭和四十二年の六、七月ごろから始まりまして、決定までには一年くらいかかるんではないかと思っております。
それから、この前にもこの委員会において申し上げましたが、グラマン、ロッキードのときには国防会議にかけております。国防会議の案件とい……
○増田国務大臣 小平君にお答えいたします。
水爆らしきものを実験したという情報はございまするが、まだ水爆そのものを実験したという情報は入っておりません。
それから五回核兵器の実験をいたしております。四回目のときに、たしか地対地ミサイルという核弾頭をつけた演習は行なっておりまするが、どこの地点で、どのくらい飛んだという詳細なことはわかりません。若干の距離にすぎないということらしゅうございます。
【次の発言】 小平君の御指摘のとおり、ただいまはメースBというものが配置されております。これは核弾頭装着可能なる武器でございまして、MRBMよりもレンジは低いのでございます。すなわち、二千キロ内外、こ……
○増田国務大臣 竹本さんの御質問に対しましては、答弁能力はないわけでございます。
○増田国務大臣 お答え申し上げます。この問題は河野さんのおっしゃるとおり重要問題でございます。そこで、最終の決意といたしましては、私自身が駐日米軍司令官と交渉いたす決意と覚悟を持っておるということを申し上げます。これは結論でございますが、その前提として、あるいは労働大臣あるいは施設庁長官からお答えしたと思いまするが、労働大臣が先般の日米経済閣僚会議に臨むにあたりまして、防衛庁長官といたしましては、ぜひともワーツ労働長官にこのことを話していただきまして、そして早川さんから御了解を得るように御尽力を願いたい、こういうお願いを委託したわけでございます。早川労働大臣におかれましても、もとより労務条件の……
○増田国務大臣 便宜私からお答えいたします。
早川労働大臣が閣僚会議に出席するにあたりまして、ぜひアメリカの労働長官に会いまして、この問題を韓国並みに解決してほしいということを強く申し入れすることに願いまして、早川労働大臣も快諾されまして、閣僚会議に臨んだわけでございます。その結果を帰国と同時に承りましたが、アメリカの労働大臣は快諾をされまして、日本のそれぞれの筋から申し入れがあったならば自分は労働長官として極力応援いたします、これが回答の内容でございます。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 今度来るかもしれない、おそらく明年の初めでございましょうが、エンタープライズの搭載して……
○増田国務大臣 いつもでしたら何時間でも、大出さんあるいは浜田さん、木原さんの御質問もあるようでございますから、三先生の御質問にお答えいたしたいのですが、きょうは十二時でございまして、四十分間でございますから四十分の間ひとつたっぷり御質問を願いたいと思います。
【次の発言】 浜田さんにお答え申し上げます。
川上−広間におきまして、広の市街地が連権いたしておって非常に危険であるということは、ついこのごろ私は空中から拝見いたしましてお説のとおりでございます。そこで、どうしてもバイパスを急がなければならぬわけでございまして、本年中に調査設計を完了いたしまして、四十四年の中ごろまでには完了いたします……
○増田国務大臣 これはひとつ外務省にお願いいたしたいと思っております。私も私見はないわけではございませんが、一応お許しを願いたいと思います。外務省もいずれ来ると思います。
【次の発言】 結局は、外務省の翻訳が正確であるということで、その前提として、楢崎君がどうしても増田の私見を問うという意味でしたならば、政府全体の立場でなくて答えろというのなら答えてもよろしいのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 この「フリ・アンダースタンド」というのは、私は十分に理解しておるという字で、認識よりは強いと思います。少し弱過ぎた。何かそういうことを聞いたなということが認識なのです。認識論じゃございませんけれ……
○増田国務大臣 憲法九条は、第一項と第二項とあるわけでございまして、第一項に、紛争を武力をもっては解決しない、こういう決意を申し述べてあります。第二項は、前項の目的のために、「陸海空軍その他の戦力は、保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」文字どおりに心得ておる次第でございます。ただしかしながら、全然自衛権がないというふうには解釈していないのでございまして、日本は独立主権国家でありまして、自衛の権能のあることは、個人の人間と同じである、こう考えておる次第でございます。国家の周辺もまた同じである、こう考えておる次第でございます。
【次の発言】 中共は私どもの知っている範囲におきましては一九六……
○増田国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この改正案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の俸給の改定等を行なうものでございます。 すなわち、第一条においては、参事官等及び自衛官の俸給を一般職に準じて、それぞれ従前の例にならい改定するとともに、自衛官の営外手当及び防衛大学校の学生の学生手当の改定を行なうこととし、このほか、同じく一般職の例に準じて、勤勉手当の支給率を改定するとともに、参事官等、事務官等及び指定職の自衛官に調整……
○増田国務大臣 一昨日のヘリコプターの事故によりまして、四名の殉職者を出したわけでございますが、鈴切委員の御同情ある、御理解ある御発言に対しましては衷心より敬意を表し、感謝いたしておる次第でございます。 そこで、一昨日事故があったときにもすぐ自衛隊の最高指揮監督者である総理大臣は、手厚い各般の措置を講ずるようにという命令でございました。そこで、私ども、従来から殉職者は特別に扱うようにということを人事局長その他次官等に下命をいたしております。百万円前後といったようなきわめて僅少な額でございまして、しかし、一面において、国家の補償は少ないから、まずなるべく保険はかけておくようにということを奨励し……
○増田国務大臣 コミュニケに極東と書いてございます。極東だと思っております。
○増田国務大臣 お答え申し上げます。 これはしかとは総理大臣に申し上げていないことでございますが、ことしの一月二十三日のアメリカの上院の軍事委員会におきまして、マクナマラ国防長官が沖繩にメースBが展開されておる、とりあえず一九六八年から一九七二年までの間、メースBに関する現役部隊が残されておるということを申しておるということを私は知っておりますが、現地について知ったわけでもなし、総理大臣にしかと申し上げたわけでもございません。
○増田国務大臣 返還された場合は、お説のごとく領空といえばずっと高いところまでいきます。それから領海は三海里説と十二海里説とがございまするが、いずれも領土よりはそう広くない地域でございます。すなわち、総理のいつもおっしゃっているように、領土、領海、領空、これが、協定ができればわれわれの防衛する地域になるのでございまして、まだならないのでございます。
【次の発言】 たとえば島根県と、同じ島根県の中の隠岐島、この間は八十キロございます。その間に公海がございまするが、その公海は守らないのでございます。われわれが守るのは隠岐島の領土、領空、領海である。奄美大島と鹿児島県についても同様でございます。今度……
○増田国務大臣 三項と五項とを両方読み合わせて一致した結論に到達すべきものであるということは、石野さんのお説のとおりであります。そこで、防衛関係におきましては、日米安保条約というものを基本として日本並びに極東の平和に貢献いたしたい、しかしながら、極東関係つきましては、在日米軍が日本の施設並びに区域を基地として使うということはあるべしと、これだけでございまして、極東の関係は三項からも五項からも出ておりまするが、われわれは開発途上国の政治的安定、経済的繁栄をはかるということに主眼を置いておるわけでございます。また、総理がそこまで言及してはございませんが、中国と経済体制、政治体制は違いますが、しかし……
○増田国務大臣 昨年の秋にエンタープライズを寄港させたいという申し入れがございました。今度は日時等の申し入れがあったのでございますが、そのときに、われわれは政府全体として考えてみまして、そうして原子力推進の航空母艦であることは事実であるけれども、核兵器等は搭載せずということであるならば、日米友好の状況にかんがみてしかるべきことである。よろしい、こういう返事をいたしておるわけでございます。そのとき以来、新聞等にも出ておりまするし、ある程度の新聞を通じての対話があった。ただし、一つ一つわれわれが各府県を回って対話をしなかったということは、これは藤尾先生御指摘のとおりでございまして、今度は世界最大の……
○増田国務大臣 今回提出いたしました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由と内容の概要について、御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について、御説明いたします。 これは、海上自衛隊の自衛官を八百三十人増加するための改正でありまして、この増員は、艦艇の増加に伴い必要となる人員並びに航空関係の部隊及び後方支援部隊等の充実のため必要な人員であります。 次に、自衛隊法の一部改正について、御説明いたします。 現在、海上自衛隊の航空集団は、司令部及び航空群からなることとされておりますが、この改正は、航空集団の編成に航空群以外の所要の部隊を直轄部隊として加えることが……
○増田国務大臣 政府といたしましては、総理大臣もしばしば申し上げておりますとおり、沖繩返還時における沖繩に現在存在しておる核兵器の処理については白紙でございます。そこで、そのときにいずれ交渉の結果きまるわけでございますが、いつも国際情勢の変化、防衛科学技術といっておりますが、主として防衛科学でございます、防衛科学技術の進歩並びに世論の動向によって交渉の際にきめたい、こういう態度でございます。 そこで、現在はどういう効果を発揮しておるか。現在は、メースBという有翼ミサイルで、核兵器を積む兵器でございますが、その発射台が三十六ございます。到達拒離は二千二百キロといわれております。これが米軍のもの……
○増田国務大臣 お答え申し上げます。まず森田君の死でございますが、森田君は伝えられておるようなホークの発注関係にからんで死を選んだわけではないのでございまして、ホークをどういうふうに発注するかということは、私自身が十一月に取りきめました。森田君の死というのは十月でございます。そこで、どういうようなことで死んだか、私どもは各種の調べもいたしました。結局、ホークを国内生産するわけでございますが、国内生産する場合に、アメリカ政府が研究開発に非常な費用を使った。そこで三十六億円アメリカ政府に払ってほしい。その上今度は、向こうの開発にかかるものでございますから、ライセンス料は払うわけでございます。ライセ……
○増田国務大臣 福田さんにお答えいたします。
第三次防は昨年から開始いたしまして、昭和四十六年をもって終わるわけでございまするが、その間の経済社会発展計画の国民総所得は二百二兆円と見ております。それに対しまして、二兆三千四百億、上下幅二百五十億というのが総理大臣の裁断でございまして、われわれは、企画庁長官もおっしゃいましたけれども、列国に比べてきわめて少なくはございまするが、わが国の国力、国情に応じましてまずまずこんなところであろう、こう考えておる次第でございます。
【次の発言】 福田さんにお答え申し上げます。
いま外務大臣がお答えいたしましたのは、事前協議には重要なる配置の変更、装備の変……
○増田国務大臣 私どもは、自衛隊本然の仕事を一生懸命やっておるわけでございまして、自衛隊といたしましては、舞鶴に御承知のとおり地方隊がございまするが、何ら出動はいたしておりません。漁業方面が不安を感じておるということは、これは事実でございましょうが、自衛隊自身といたしましては、いまのところ一生懸命訓練をいたしておる、こういうわけでございます。
○増田国務大臣 お答え申し上げます。 本年度は六千万ドルでございます。明年度は七千万ドルでございます。これはすべて既定計画どおりでございまして、別段ホノルル会議の関係でふえたわけではござ、ません。一千万ドルは、既定計画で七千万ドルということに相なっておるわけでございます。 それから、総額はおそらく四億ドルぐらいになるでございましょうが、これも昨年の当初と一昨年の暮れに国防会議並びに閣議決定によって策定ざれました二兆三千四百億円、上下幅二百五十億円、そのうちの武器の調達が一兆円でございまするが、そのうち約千五百億円、これが米国からの買い入れでございまして、既定計画どおりでございます。内容は主……
○増田国務大臣 矢野さんにお答え申し上げます。
在日米軍は、核を保有いたしておりません。その他のことは、総理から御答弁ございました。すなわち、沖縄にはメースBがございまするし、それからナイキハーキュリーズがございまして、ナイキハーキュリーズは核、非核両様でございます。それからグアムのことはよくわかりませんし、韓国のこともよくわからないのでございます。(矢野委員「南ベトナム、第七艦隊は」と呼ぶ)南ベトナムもよくわかりませんが、全然ないと思っております。
【次の発言】 矢野さんに申し上げます。
まず第一に、総理も外務大臣も私も、核のかさ、核のかさということを矢野さんおっしゃいますが、われわれは……
○増田国務大臣 楢崎さんにお答え申し上げます。
楢崎さんのおっしゃっているとおり、海上等でギャングが出て、海上保安庁ではどうにもならないときに警備行動に出るのだとあなたはおっしゃいましたが、その範囲のことでございまして、海上における警備行動、すなわち八十二条を誤解があってはいけませんから二度読み上げただけでございます。悪質なる憲法違反なんてことは、あなたの御質問はたいへん悪質でございますから、御修正を願いたいと思います。
【次の発言】 私は、金沢において、自衛隊法八十二条を二度新聞記者諸君に読み聞かせまして、その解説を求めると言いましたから、解説は加えたり引いたりすることになるからいけない、……
○増田国務大臣 大蔵省それから国防会議の議長に御質問でございますから私は控えておりましたが、あの五カ年計画の大綱というものが一昨年の十一月二十九日に決定されております。それに基づく主要項目というのが昨年の三月十四日の閣議決定できまっております。その前の日は国防会議でございました。それに対する経費というものがまたきまっております。その経費はおおむね二兆三千四百億円をめどとし、上下幅二百五十億円とするという総理の裁断できまったわけでございまして、これは五カ年計画であることは御説のとおりでございます。 そこで、両大臣と相談をいたしまして、差しつかえない限り予算の審議のための参考資料として提出いたし……
○増田国務大臣 はっきりとわかりませんが、二百キロ前後と承知しております。
【次の発言】 森木さんにお答え申し上げます。かかる事実はございません。
【次の発言】 官房長官のことは、官房長官に聞いていただきます。私のことはございません。
【次の発言】 自衛隊が治安出動する場合は、自衛隊法七十八条の所要の要件が満たされたる場合に限る、こう考えております。
【次の発言】 七十八条の所定の法文は、多少文章が違うかもしれませんが、内乱、暴動、騒擾等であって、警察力をもってしては鎮圧しがたいと内閣総理大臣が認めたる場合に、長官に命じて治安出動をする。治安出動を命ずることができる。その治安出動をした場合には……
○増田国務大臣 お答え申し上げます。
防衛関係の、営利を目的とする職務上密接なる団体あるいは会社の責任ある地位につくときには、特に許可を受けた場合以外はつき得ないわけでございまして、普通そういうわけでございます。
【次の発言】 二佐以下と一佐以上とに区別があるのは、その従事しておった職務の地位からかんがみまして、影響力が大きいというようなことで、慎重を期するわけだと思っております。
【次の発言】 各種のうわさがございまして、防衛庁としては規律を引き締めるという関係から、昨年の十月ごろから防衛庁の各幕僚部にございます警務隊を督励いたしまして、厳重に各幕とも調査をさしておる次第でございます。そこ……
○増田国務大臣 伊藤さんにお答え申し上げます。
防衛庁といたしましては、いまアメリカが小笠原方面に展開しておりまする部隊で、残存する部隊は別といたしまして、その国へ帰っていく、そういうような範囲のものをこちらで受けるというようなことが原則でございます。ただ、どの範囲までやるかということはまだ検討中でございまして、原則といたしましては、米軍の基地をわが国におきまして民生安定その他のためにできるだけ開放するとともに、必要なる範囲はこちらのほうで防衛基地として自衛隊がこれを管理し、これを維持してまいる、こういう方針でございます。
【次の発言】 目下検討中でございまするが、硫黄島につきましては、飛行……
○増田国務大臣 山内さんにお答えいたします。
四十二年度において海洋観測船一艦ございます。
【次の発言】 私は、ここに出ろという通告があったということが、ちょっと時間の関係が間違いまして――あったことは事実でございます。そこで、出なかったことについて遺憾の意を表します。
【次の発言】 麻生さんにお答え申し上げます。
御指摘のごとく、自衛隊員が被害者でございます。そこで、加害者が内、外人のいずれたるとを問わず、被害者に対する適切なる措置をとる、これが私の所見でございます。
【次の発言】 大出さんの御質問に対しまして、当初私の申し上げたことは事実でございまするが、その同じ機会に装備局長からよく……
○増田国務大臣 岡田さんの御指摘のADIzというものの北限がどこまで行くか、日本におけるADIZは海上二百キロまで行くだけでございます。
【次の発言】 日本におけるADIZは在日米軍も使っておるのでございまして、その到達距離は海上二百キロのところまで行くだけでございます。したがって三十八度線以北にまではADIZは行かないわけでございます。
【次の発言】 岡田さんにお答えいたします。
日本において在日米軍が使っているレーダーサイト、これが二十四カ所ございまして、その行くのは二百キロまで到達いたします。その二百キロ先までの、航空法に違反して、不法侵入せんとするものはキャッチできます。しこうしてそ……
○増田国務大臣 昨日申したとおり、文書はございます。
【次の発言】 先ほど来御発言の戦時緊急計画なるものはございません。その前の警ら行動、パトロール行動についての協定でございます。
それから、事前協議、事前協議とおっしゃいますけれども、日本の国内を守る場合には事前協議というのはないのです。国内を守る第四条の協議でございまして、日本を基地として海外へ出る――海外といってもこれは極東でございまするが、何でも事前協議というとえらい大きなことのように思いまするが、日本を守るために日米安保条約はあるのでございまして、日本を基地として防衛行動をとる場合には、国内においては内閣総理大臣の命令によって原則と……
○増田国務大臣 在日米軍と在韓国連軍との指揮関係を御質問になったということを前提といたしまして、お答えいたします。 在日米軍が韓国へ参りましたときには、在韓国連軍に相なるわけでございます。しかしながら、在日米軍司令官はあくまでも在日米軍司令官でございまして、性質には変わりはございません。韓国へ参ったときには在韓国連軍の司令官の、おそらく第八軍司令官だと思いまするが、その機関に属すると思います。
○増田国務大臣 丹羽さんにお答え申し上げます。 まず第一に、昨年三月十四日の閣議決定のことは、国会においてしばしば申し上げておりまするが、国防会議の議を経ました閣議決定、第三次防衛力整備計画の主要項目についてという閣議決定がございまして、その中に新戦闘機種を選ぶということがございます。その新戦闘機はF104以上の要撃能力がないと国防上まずいということになりました。そこで丹羽さん御指摘の、いまF104等は五、六億でできておることは事実でございます。しかし新戦闘機種は、いまわれわれが取得所有しておりまするF104よりも要撃能力が高いものを選ぶのである。新戦闘機種の決定については迎撃能力の向上を主……
○増田国務大臣 沖繩は御承知のとおりアメリカの施政権下にございます。そこで、防衛庁といたしましては直接の関係がないわけでございまして、かれこれの折衝をするのは外務大臣でございます。そこで外務大臣に対しまして――いま外務大臣は事務取扱でございまするが、外務省に対しまして、オズボーンという在日アメリカ大使館の公使から遺憾の意を表明してきておるということを、昨日は楢崎さんまでお答えいたしましたが、そのとおりでございます。 事故の内容等は、お聞きでございましたならばお答え申し上げまするが、これは在日米軍の司令部の発表したものがございまして、その範囲でございます。 それから将来どういうふうにするか。……
○増田国務大臣 去る七月二日発生いたしました陸上自衛隊少年工科学校生徒の訓練事故において、前途ある純真なる少年生徒十三名のとうとい犠牲者を出しましたことは、まことに遺憾にたえませんことをここに表明いたします。この事故について、その概要を御説明申し上げます。 少年工科学校三年在学の生徒の一部七十八名は、七月二日午後一時から、同校内において、当日の先任教官田村一尉の指揮のもとに教官高林二尉及び助教四名の指導により、雨中、野外の戦闘各個訓練を実施していたのでありますが、田村一尉は午後二時ころ、臨時に、同校内のため池、通称やすらぎの池を川と見立てて、夜間の渡河動作訓練を行なうことを決心し、午後二時三……
○増田国務大臣 藤尾さんにお答えいたします。 まずもって、一昨日の午後九時の、たとえ十分間にせよ防衛庁の第一庁舎のある部屋が若干乱暴ろうぜきを受けたということは、防衛庁の警備上遺憾しごくでございまして、この際、遺憾の意を表明いたします。 当時は――当時のことはまだ御質問がございません。きょうの閣議の段階のことが御質問でございますから申し上げます。 本日は、一昨日の午後九時の二十六名の乱暴した全学連の事柄並びに昨日の午後五時と午後十時との第一波、第二波にわたり防衛庁を襲撃せんとした事故等につきまして私が閣議において報告をいたしました。その前に、国家公安委員長が一昨日並びに昨日の防衛庁周辺の……
○増田国務大臣 申し上げることを用意してございますが、それを申し上げてよろしゅうございますか。――では読ませていただきます。 防衛庁におきましては、かねてから航空自衛隊が将来装備する新戦闘機の機種選定作業を進めてまいりましたが、去る十一月一日、私から内閣総理大臣に作業結果を報告し、その了承を得まして、米国マクダネル・ダグラス社のF4Eファントムにわが国の使用目的に応じて改修を加えたものを新戦闘機として採用することに防衛庁長官として決定いたしました。私の行なう行政行為という意味におきまして、総理の了承を得て決定いたしたわけでございます。 新戦闘機の機種決定につきましては、従前から各界の関心が……
○増田国務大臣 玉置さんにお答えいたします。 国民の同意なくして国防というものはあり得ないと私は考えるのでございまして、昭和二十六年十一月の安保関係の条約の批准国会におきまして条約が通過いたしましたし、昭和三十五年の六月にも安保関係のものは通過いたしております。また、昭和二十九年の自衛隊法、防衛庁設置法等は、国民の代表者である国会においてコンサスを得たわけでございまして、しかし、その後あらゆる機会において、今回の参議院の通常選挙を含めまして、安保あるいは自衛隊あるいは防衛庁関係のことにつきましては、国民のコンセンサスを得ておる、また、得るために一生懸命にわれわれは努力をいたしておる次第でござ……
○増田国務大臣 昭和四十二年度防衛庁予算案につきまして、その概要を御説明いたします。 まず(組織)防衛本庁について申し上げます。 昭和四十二年度の防衛本庁の歳出予算の総額は三千五百七十五億一千二百七十七万二千円でありまして、これを昭和四十一年度の歳出予算額三千二百二十九億二千四百四十二万七千円に比べますと、三百三十五億八千八百三十四万五千円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について三百億一千六百九十八万一千円、器材の整備について五百二十八億五千五百七十九万円、弾薬の購入について八十七億三千四百七十七万三千円、艦船の建造について六十億一千九十四万八千円……
○増田国務大臣 概要のことを申し上げます。御承知のとおり、二兆三千四百億、それから上下二百五十億の幅を見ると、こういうことになっております。そこで二兆三千四百億というものは今後五カ年のお説のとおりの計画でございます。そこで、こまかいことは政府委員をして、補足説明をさせまするが、平均いたしましておよそ四十六百億前後ではないか、これは五十年で割ってみますと、そういうふうに考えております。明年度はその四千六百億のほうへ近づける、明後年度は四千六億ぐらいであり、それからその次の第四年目は四千六百億から上回る、それから第五年目は五千億をちょっと上回る、そういうことにいたしまして、平均いたしまして四千六、……
○増田国務大臣 昭和四十三年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず防衛本庁について申し上げます。 昭和四十三年度の防衛本庁の歳出予算の総額は、三千九百六十九億三千九百三十九万五千円でございまして、これを昭和四十二年度の歳出予算額三千六百三十四億七千三百九十万三千円に比べますと、三百三十四億六千五百四十九万二千円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について二百二億一千五百四十一万三千円、器材の整備について一千三百十一億五千六百九十二万五千円、弾薬購入について四十七億四千六百九十二万円、艦船の建造について十九億三千六百八十一万四千円、……
○増田国務大臣 私が予算委員会の総括質問、一般質問の際に申し上げたことは、父島に飛行場のあとがございます。 なるべく父島への飛行機が直接行かないといけませんから、そこを自衛隊等の手で開発をいたしまして、長さがいまどう見ても千三百メートルぐらいしかとってございませんが、それを千五百メートル以上にとれますようにいたしまして、それからちょうど二見湾が、こちらを北としてみますと、こうなっておりまして、二見湾の向こうに兄島、弟島というのがあります。そこの山が高いわけであります。二見湾からこちらのところに飛行場のあとがあるわけでございます。その飛行場のあとをりっぱにいたしまして、山のほうはちょっとくずさな……
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