このページでは塚原俊郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(塚原俊郎君) 公害現象はきわめて多元的であり、また、これに携わる行政事務もきわめて多岐であります。立案にあたりましては、総合調整の立場から、つとめてセクショナリズムを除去し、そして有機的な、一元的な運営ができるよう努力してまいったわけでありまするが、お尋ねの、その機構の一元化につきましては、先ほど提案理由の説明にもありましたように、関係各大臣を構成員とし、総理大臣を会長とする公害対策会議が最も実質的である、仰せのように決してお茶を濁すものでなく、これが一番最適であると考えております。(拍手)
○国務大臣(塚原俊郎君) 交通行政は各省にまたがっておりますので、交通事故を撲滅するために、総合調整の立場から、交通対策本部を設けまして、また一方においては、交通関係閣僚会議を開きまして、この問題に取り組んでおるわけでございます。 その基本姿勢といたしましては、先ほども総理が述べましたけれども、四つの柱を中心といたしております。道路と交通安全施設の整備を第一の柱とし、それから、交通道徳教育の徹底と申しますか、これを第二の柱、そしてまた、交通秩序の確立、つまり取り締まりでありますが、これを第三の柱、世界に比べて日本においては歩行者に非常に犠牲者が多いという立場から、事故にあわれた方のごめんどう……
○国務大臣(塚原俊郎君) 公務員制度審議会につきましては、総理からも御答弁がありましたが、公務員の労働の基本の問題について重要な諮問事項をたくさん持っておりますので、一日も早い再開を望んでおるわけであります。なお、ILO関係の法規の未施行規定について、昨年六月答申がありまして、これは同時に並行審査をお願いしたのでありますが、その後、今日開店休業の状態になっておることは、まことに遺憾にたえません。機会あるごとに関係者にいろいろと呼びかけまして再開を迫っておるわけであります。たとえば総評の方、同盟の方にもたびたびお会いして、そしてこの公務員制度審議会がすみやかに再開されるよう、諮問しておる事項が非……
○国務大臣(塚原俊郎君) 初めに、今回の豪雨により、不幸にもおなくなりになられました方々に対して、つつしんで哀悼の意を表するとともに、罹災された多くの方々には、政府としてできる限りのことをいたし、一日も早く立ち直っていただけるように努力いたす所存でございます。(拍手) まず、被害状況とそれに対する政府の対策について御説明いたします。 梅雨前線が日本の南岸沿いに停滞していたところへ、台風七号くずれの熱帯低気圧の接近に伴い、しめった気流が侵入し、七月八日早朝から北九州、瀬戸内地方にかけて大雨が降り、この低気圧が東北東に進むにつれて、強い雨域も近畿、中部地方に移動し、西日本各地に大雨をもたらした……
○国務大臣(塚原俊郎君) 昭和四十一年度観光の状況に関する年次報告及び昭和四十二年度において講じようとする観光政策について御説明いたします。 この報告及び政策は、観光基本法第五条の規定に基づき、政府が毎年国会に提出することになっており、今回は第四回目のものであります。 観光の状況について、まず、国際観光の面では、昭和四十一年の来訪外客数は四十三万三千人と前年に比し一八%の大幅な増加を示しましたが、他方邦人の海外旅行者が、海外渡航の制限の緩和等の影響により、三十四万一千人と前年に比べ二八%の大幅な増加を示したため、海外旅行収支は、三千八百九十万ドルと戦後最大の赤字を示しました。 このため、……
○塚原俊郎君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、第一に、秘書の給料について、政府職員の給与が改定されるとともに、来年度以降において暫定手当の一部が本俸に繰り入れられることになりますので、これと同様の措置が受けられるよう改めることとし、第二に、三月に支給される勤勉手当の額を、政府職員と同様に〇・一カ月分増額して〇・五カ月分とすることとし、第三に、第二秘書の給料について、従来の暫定手当相当額のかわりに調整手当相当額を給料の額に加えることに改めることとし、本年八月一日から適用しようとするもの……
○塚原俊郎君 ただいま議題に供せられました昭和四十一年度及び昭和四十二年度衆議院予備金支出の件について御報告申し上げます。 今回御承諾をお願いいたしますのは、昭和四十一年十二月二十七日から昭和四十二年十二月二十六日までの間に本院で支出した予備金八百十二万円であります。その所属年度は昭和四十一年度百十二万円、昭和四十二年度七百万円でありまして、使途は、すべて在職中なくなられました議員の遺族に贈った弔慰金であります。 これらの支出については、そのつど議院運営委員会の承認を経たものでありますから、御承諾くださいますようお願いいたします。(拍手)
○塚原俊郎君 ただいま議題となりました国会議員互助年金法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、国会議員互助年金法外三件の法律の改正を行なおうとするものであります。 まず、改正法の第一は、国会議員互助年金法の改正でありますが、その内容の第一点は、新たに一時金制度を設け、国会議員が在職三年以上十年未満で退職または死亡した場合には、本人または遺族の請求により、当該議員が納付した納付金総額の百分の八十に相当する額の退職一時金または遺族一時金を給することとするものでありまして、退職一時金の支給を受けた者が再就職して年金を受けることとなった場合には、前に……
○塚原国務大臣 総務長官の塚原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 このたび沖繩問題等に関する特別委員会が設置され、現在国民の最も関心の深い問題の一つである沖繩等に関する諸問題について審議が行なわれることとなりましたことは、沖繩等に関する政府施策の推進の上におきましてきわめて有意義なことと存ずる次第であります。
私は、この機会を拝借いたしまして、従来政府として沖繩に対してとってまいりました施策の概略について御説明申し上げますとともに、沖繩問題等に対する私の所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。
まず、沖繩に対する政府の施策の基本といたしましては昭和四……
○塚原国務大臣 松岡主席が訪米されましてジョンソン大統領はじめその他の要人に会われた御報告をこの間承った席上、私が、わずかな時間ではありましたけれども、主席に申し上げたことが、新聞にそのように伝えられた、その御質問であると考えておりますが、もちろん、沖繩の施政権の全面返還は望ましいことでありまするけれども、たびたび申されておりまするように、極東の情勢によって、いま直ちに全面返還ということの困難さがあることは、これは言うまでもないことであります。したがって、返還の日に備えて、本土との格差是正のための方策というものがあらゆる方面からとられなければならないことも、これまた当然でございます。日本政府と……
○塚原国務大臣 お尋ねの北方地域への墓参については、島民の非常に強い御要望もあり、これが実現についてソ連政府に対して強く要請してきたところであります。 今日までの経過は、昭和三十九年五月、ソ連政府より、歯舞群島及び色丹島についてのみ日本人墓地への墓参に応ずる旨通報があったので、九月八日から四日間、第一回目の墓参を実施いたしました。第二回目の墓参実施の要請にあたっては、国後島及び択捉島の両島をも含めた地域をソ連政府に申し入れをいたしたのでありますが、前年同様の個所への墓参にのみ応ずる旨通報があったので、四十年八月十六日から四日間にわたって、前年と同じ個所について第二回目の墓参を実施いたしました……
○塚原国務大臣 機能別分離返還について、教育あるいは社会福祉あるいは産業経済等、いろいろな問題が党の沖繩対策特別委員会でも論議されておりまするし、また、前任者の森君は、そのうちの教育権の問題を取り上げまして非常に御熱心に推進されておったわけであります。私も森君からこの問題は事務引き継ぎの際にもよく承りまして、その当時までの経過等についてはよくお話を承ったのであります。今日どうなっているかという問題でありまするが、これは御承知のように大浜さんを会長とする沖繩問題懇談会というものが総理府に設置せられておりまして、主として教育全般の問題を中心とした問題等について論議が今日までかわされておるわけであり……
○塚原国務大臣 また商工委員会に呼ばれましたので行かなければなりませんが、孫子の兵法、クラウゼウィッツの戦争論、非常に御高説を拝聴いたしまして、参考になる面がたくさんあったことを喜んでおります。なお今後ともいろいろ御教授を賜わりたいと思います。別に御質問でございませんので、答弁のあれはないと思いますから、これで中座いたします。
○塚原国務大臣 ただいま議題となりました宮古群島及び八重山群島におけるテレビジョン放送に必要な設備の譲与に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。 この法律案は、沖繩援助対策の一環として、政府において宮古群島及び八重山群島に設置するテレビジョン放送に必要な設備を琉球政府に譲与することができることとしようとするものであります。 以下、これが譲与を必要とする理由の概略について申し述べます。 沖繩の宮古群島及び八重山群島における放送半信を見ますと、ラジオ放送は、宮古島に琉球放送株式会社の中継局がありますので、両群島における聴取は一応可能でありますが、テレビジョン放送は……
○塚原国務大臣 佐藤総理が沖繩に参りましたときに、非常に強い御要望がこのテレビの問題であったことは、たびたび論議されておるところでございまするけれども、今回日の目を見るに至ったことは、まことに喜ばしいことでございます。しかしながら、いま小渕委員のおっしゃるように、必ずしも全部の者が各家庭において見ることができるかどうかという御懸念でございますが、私もそれはあると考えております。しかし、受像機を買うことについての援助ということになりますと、これは検討しなければならないと思いまするが、要は、その地方の方々の経済の発展と申しますか、そういうものも十分考えていかなければならない。施政権が全面的に返還さ……
○塚原国務大臣 きょうは衆参両院合わせて七つほど委員会を担当いたしておりますので、中座というか、出席いたしませんで、申しわけありませんでした。 いま最終的に要約された横山委員の御質問でありますが、やはり四十一年度に法律案を出さなかった、御審議を願わなかったということについては、これはどうも私も当時タッチいたしておりませんので、何とも言いかねるのでありますが、御趣旨のことはよく考えさしていただきます。 なお、その前段の問題でありますが、やはりそういった点で問題が起きるであろう、財政法との関連の問題も起きるであろうというようなことで、政府といたしましても、大蔵省の考え方あるいは法制局等の考え方……
○塚原国務大臣 機能別分離返還、これはいま石橋委員が申されたようにたくさんございまするが、私のところにある大濱さんを長とする委員会におきましては、教育の問題を中心として御審議を願っておるわけであります。教育の面における格差の是正と申しますか、日本政府が責任をもって行ない得る教育の行政というようなこと、これは近く答申が出ると考えております。たびたび総理も申しておりまするように、この大濱さんの委員会は、この答申が出ますると、総理直属の、審議会と申しまするか、委員会というものに移っていくと思いますが、そこで単に教育の問題に限らず、沖繩の問題全般についての御審議を願うことになるのではなかろうか。この準……
○塚原国務大臣 ただいまお尋ねの件は、総理が予算委員会あるいはその他でお答えになっておる問題であると考えておりまするが、ただいま私のところには大濱さんを会長とする沖繩問題懇談会がございます。この懇談会は、教育を中心とした問題についての御審議を願っておるわけでありますが、聞くところによれば、あと二回ぐらいの小委員会、そして総会を開いて、今月の終わりごろにはお答えをお出しいただくというふうに聞いております。総理の発言にもありまするようにこの任務が終わりましたあと、いまは総理府のものでありまするが、今度は総理大臣直属というような形で、沖繩問題についてのいろいろな問題――いまは教育の問題でありますが、……
○塚原国務大臣 ただいまの御決議に対しましては、その趣旨を体し、これを検討し、実現のために努力いたします。
○塚原国務大臣 私は、総務長官の塚原でございます。また、総理府に設置されておりまする交通対策本部の本部長もつとめております。 このたび、衆議院に新たに交通安全対策特別委員会が設けられ、交通安全に関する問題を特別に審査していただくこととなった次第でございますが、その審議が開始されるにあたりまして、交通安全対策に関する政府の方針を若干申し述べてみたいと存じます。 御承知のとおり、わが国経済の成長に伴う輸送需要の増加は、ここ数年来自動車台数の急激な増加をもたらし、これが交通事故発生の一つの大きな要因となり、交通事故による死傷者は逐年増加する傾向を示しております。昨年におきましても、政府と国民が一……
○塚原国務大臣 踏切事故防止対策の強化について、御説明申し上げたいと存じます。 今回の南海電鉄踏切事故の状況にかんがみ、この種事故の再発を防止するため、事故直後から総理府を中心とし、関係省庁間の連絡を密にして踏切事故防止対策を強力に推進するための具体的方策について緊急に検討を進めておりましたが、四月六日、総理府に設けられている交通対策本部におきまして、お手元に配付してあります資料「踏切事故防止対策の強化について」のとおり決定した次第であります。 これからの対策の詳細につきましては政府委員に説明をいたさせますけれども、一、踏切道の整備等に関する緊急措置、二、踏切道の整備に関する基本的計画の検……
○塚原国務大臣 御指摘のダンプカーによる事故が非常に多いことは、まことに残念でありまするし、また、昨年の自動車事故による死亡者の数が、戦後最高の数字を示したというきわめてグルーミーなニュースも、これはきわめて大きな政治問題として取り上げなければならないと私は考えております。 政府におきましては交通対策本部というものを、総合調整の立場から総理府がお世話をいたしてこれを設けておりまして、問題のあるたび以外にもひんぱんに会合を重ねまして、その対策を練っておるわけであります。昨年の十一月末でありまするか、十二月に入りましてからも相次いで事故が発生いたしましたので、特にこのダンプカー、大型車に対する規……
○塚原国務大臣 遅参いたしまして申しわけありません。 千葉県の、新聞に出ております御指摘の事故はまことに遺憾でありまして、これは精神の弛緩とかたるんでおるという問題ではないと私は考えております。少なくとも交通対策本部長として、私は関係省に対しまして強い申し入れをいたしておる次第でございます。もちろんいま御指摘のような、どういう原因であるかということはただいま調査中でありましょうが、いまや交通問題が一番重要な政治問題となり、特に当委員会等において超党派的に論議されておるときだけに、単にそれが警察官であったとかあるいはそうでなかったということは別といたしましても、これは真剣に取り上げられなければ……
○塚原国務大臣 たびたび久保委員から出席要求がありましたが、決してサボっておったわけではありません。守備範囲が広いので、ほかの委員会に出ておりました関係で、どうぞひとつその点御了承を願いたいと存じます。 なお、いまのお尋ねの点でありますが、最近われわれは、たびたび申し上げておりますように、ダンプ等の一つの部門、それから学童園児を守るための一つの部門、それからいまの踏切の部門、その三つの部門を緊急施策として取り上げているわけでありますが、立体交差をしたり、大がかりなものはもちろん相当の金を食いますので、なかなか直ちにというわけにはまいりませんが、いま御指摘になりましたようなチンチンの遮断機に事……
○塚原国務大臣 お答えいたします。
この法律案が成立いたしましても、当面は現在の予算の範囲内で事業を実施するわけでありますから、補助率は現行の率によらざるを得ないわけであります。しかし、将来予算補正の機会があります際には、補助率を三分の二に引き上げることも当然考慮いたすことになるものと存じます。
なお、この場合、この法律案の施行の時期にさかのぼって適用いたすことにつきましては、十分検討することといたしたいと存じます。
【次の発言】 通学路に係る交通安全施設等の整備及び踏切道の構造改良等に関する緊急措置法案につきましては、昭和四十二年度予算が成立して間もない段階において、法文上その補助限度の……
○塚原国務大臣 ただいまの御質問につきましては、この法律の実効を期するよう努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 この特別委員会が超党派的に非常に熱心に論議され、法案を二つまでもお出しになりましたことに対しまして、私は心から敬意を表するものであります。交通対策本部長といたしまして、総合調整の立場から、各省と緊密な連絡をとりながら、非常に大きくなりつつある政治問題としての交通問題に対処しておるわけでありますが、この法律ができました以上、この実効をあげるための努力をいたすことはもちろんでありまするが、いま御質問の趣旨に関しましても、関係省庁とよく連携をとりまして努力していく考えでございます……
○塚原国務大臣 今回の豪雨による被害状況と、それに対する政府の対策について、簡単に御説明いたします。 梅雨前線が日本の南岸沿いに停滞していたところへ、台風七号くずれの熱帯低気圧の接近に伴い、湿った気流が侵入し、七月八日早朝から北九州、瀬戸内地方にかけて大雨が降り、この低気圧が東北東に進むにつれて、強い雨域も近畿、中部地方に移動し、西日本各地に大雨をもたらしたのであります。 七日九時から九日十五時までの総降雨量は、佐世保市三百五十四ミリ、福江市三百五ミリ、なお、九日には、三時間の間に佐世保市で百五十九ミリ、呉市で百三十三ミリ、神戸市で百四十六ミリという記録的な降雨となり、長崎県、佐賀県、広島……
○塚原国務大臣 公害対策問題につきましては、非常に大きな政治問題の一つであることは言うまでもないのでありまして、政府も前から公害対策基本法、これをこの国会に提出いたすべく準備を進めておったわけであります。私の立場といたしましては、御承知のように総理府は総合調整という役目がありまするので、公害対策推進連絡会議という各省次官の方を中心とした連絡会議がございまして、総務長官の私が議長という役割りをいたしておりました関係上、今日まで三十数回にわたりましてこの会議を開き、各省にまたがる公害対策についての総合調整の役割りを果たし、一つの案をつくりまして、いま関係各省あるいは法制局との間でそれを煮詰めておっ……
○塚原国務大臣 昨日、私が早川労働大臣にお目にかかりましたのは、最近の春闘の問題についていろいろ話し合ったのでありまして、その間定年制の問題というものも出ましたけれども、これを六十歳と言ったとか、いつごろやるとかいったようなお話はいたしておりません。春闘の問題を中心にして話し合ったのが、新聞記事ではああいうふうになったのだと私は考えております。
【次の発言】 私は別に逃げようとかそういう気持ちは毛頭ございません。お目にかかった時間はきのう五分くらいのものだったのです、早川大臣ここにおられますから……。例の三公社五現業の当事者能力の問題等ありますので、そういったことについてお話ししておりまして、……
○塚原国務大臣 あの予算委員会における八木委員の非常に御熱心な御意見並びに政府とのやりとり、私、全部承知いたしております。
【次の発言】 同和問題についての八木委員の非常に御熱意あるお話は、国会を通じ、またプライベートにもあなたから私はたびたび承っております。私の所管するところ、きわめて守備範囲が広いからこれをどうこうというような意味は全然ございません。私も非常に重要な問題であると考えて、至らない者ではありまするが、この問題の勉強をさせていただいてまいったわけであります。
ただいま同和対策協議会のお話が出ましたけれども、これは私は、御指摘のように決して怠慢であるとは考えておりません。非常に熱……
○塚原国務大臣 どうぞ何なりと御質問いただきたいと思います。
【次の発言】 私と社会保障制度審議会の関係というもの、これを言いますとまた問題になりますから、大家さんが家を貸しておるような形でございますけれども、私は国務大臣としてのお答えをすれば、坊厚生大臣が申しておることと私は同じ考えであります。
【次の発言】 坊厚生大臣のことばをそのままと仰せられても無理でありますが、決して規定に違反したり法律を無視したりしておることはありません。したがって出された法案を撤回する意思はないという坊厚生大臣の考え方と同じであります。
【次の発言】 守備範囲が広いというたいへん御同情あるおことばをちょうだいいた……
○塚原国務大臣 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 本改正案は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律等の運用を強化するため、公正取引委員会の事務局の機構を拡充し、定員を増加しようとするものであり、その内容は、第一に、公正取引委員会の事務局に、地方支分部局として、新たに、高松地方事務所を設置し、第二に、公正取引委員会の事務局の定員三百七人を三百三十六人に改めようとするものであります。 これらは、第五十一国会において私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案が可決された際の附帯決議の……
○塚原国務大臣 経済の発展に呼応いたしまして、特に中小企業者のために、また消費者のために、公取の果たしている役割りというものは非常に大きいものがあるわけであります。ことに最近、物価問題というのが政治問題の一つの大きな課題になっておりますとき、この公取の果たすべき役割りというもの、これは非常に大きいということは重ねて強調いたしたいと思うのであります。そのための機構あるいは人員についてのお尋ねでございますが、五十一国会においてこの商工委員会から附帯決議がありましたことも私は伺って承知いたしております。その趣旨に沿いまして四十二年度の予算編成の際にいろいろと対策を練りましたけれども、高松の地方事務所……
○塚原国務大臣 双方の自主的な交渉によってまとまることが一番望ましいことですから、ぜひそういうふうにありたい、そういうことを願っております。
○塚原国務大臣 人事院のあり方、また人事院の勧告というものは、これはもちろん私は尊重しなければならないものであると考えております。しかし、ここ十年ぐらいの間完全実施ということが行なわれないで、いろいろ批判があり、また、私たちもいろいろの苦情を承っております。私、昨年十二月の初めに給与担当を引き受けまして、この問題に重要な関心を持ちまして、給与関係の六人委員会という、もちろん大蔵大臣も入っておりまするが、ひとつ、今年こそは何か従来の批判から脱却するものをやろうではないかということで、御相談を続けてまいったのであります。しかし、いろいろな案がありましたけれども、やはり今年も、四月に春闘の終わったあ……
○塚原国務大臣 ただいま議題となりました総理府設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び概要を御説明いたします。 家庭生活問題審議会は、家庭生活問題に対する総合的な見地からの対策樹立の必要性にかんがみ、家庭生活問題に関する重要事項を調査審議することを目的として、去る昭和四十年六月三日に総理府設置法の一部が改正され、総理府の付属機関として設けられたものでありますが、その設置期限は、昭和四十二年三月三十一日とされたところであります。 同審議会は、昭和四十年十一月十日、内閣総理大臣より「家庭のはたすべき役割ならびにこれに伴う家庭生活上の諸問題に関し、行政施策のとるべき基本的方向」に……
○塚原国務大臣 ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。 宮内庁職員の定員につきまして、現行の宮内庁法第十一条は、長官、宮内庁長官秘書官、侍従長、侍従次長、東宮大夫及び式部官長の定員を除き、特別職の職員二十二人及び一般職の職員千百九十四人の計千二百十六人と表により規定しておりますが、特にこの二十二人の特別職の職員につきましては、天皇及び皇族の御活動状況の変化や、皇族の御誕生、御成長などの身分的変動に伴い、これらの実態に即応するよう、その人員を合理的に配置いたす必要があります。また、これらの職員の職を特別職として指定しますことは、国家公務員法第二条……
○塚原国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。 現在、文官及び旧軍人並びにこれらの者の遺族の年金恩給は、昭和四十年法律第八十二号によって同年十月に改定され現在に及んでいるのでありますが、この恩給年額につきましては、昨年十一月恩給審議会から当面恩給の増額は、緊急に措置するのが適当であるとの中間答申がなされました。政府といたしましては、この答申の御趣旨を尊重するとともに、六十五歳以上の老齢者、妻子である遺族、傷病者の置かれております立場を考慮いたしまして……
○塚原国務大臣 先ほどからよく伺っておりましたので、御質問の趣旨もよくわかりますが、たとえば共済制度と恩給制度というもの、これはやはりそれぞれ特色があると考えております。ですから、これの双方の特色を考えながら一本にするかどうかも一つの議論だと思いまするが、当分の間はこのままで特色を生かしていくという形、しかし将来は、これはやはり大いに検討を要する問題であろうかと私は考えております。 なお、年々、あるいは軍恩とか傷痍軍人とかの何か圧力に屈してという御質問でありますが、彼らの正当な要望というものをわれわれは参考にしながら、その要望を考えながら恩給に対する措置を講じておるのでありまして、将来につい……
○塚原国務大臣 ただいままでの質疑応答を静かに聞いておりましたが、確かにこれで完全というものはなかなか見出し得ない、これはこういった問題にありがちなことであると思います。ことに戦後のいろいろな問題、在外財産の問題等も出ましたけれども、あれなども、例にとって恐縮でありますが、たとえば昨年出たきわめて抽象的な答申を基調として法的措置を講じなければならぬ。また、恩給の問題についても、いろいろ御意見があることは私よく存じておりますが、やはり国家対国民という関係から基本的に考えていかなければならない問題も、十分あると私は思っております。そこで一つ一つ、たとえば満州の例、それから少尉と少尉になる前の准士官……
○塚原国務大臣 方針としてはまだ決定いたしておりませんが、この問題については十分検討はいたしたいと考えております。
【次の発言】 受田委員のおっしゃることは私にはよくわかります。私自身長い間同じような体験をいたしたものでございますだけに、私も同じような気持ちは持っておるのでありますが、御承知のように、旧軍人の恩給は階級別によって今日までやってまいりまして、いろいろ事務的にも検討をいたしておるのでありますが、問題点もありますので、まだ受田委員のおっしゃるようなところにはいっていないわけであります。
なお、この際おわかりとは思いますが、今日までの事務的に扱った点について恩給局長から一応答弁させて……
○塚原国務大臣 質問は二つに分かれておると思いますが、第一問のほうは、私も受田委員と同じように、戦後二十一年以上たった今日、なお海底深く英霊が眠っておるということ、これはまことに耐えられないことであります。ことに長い間軍籍にありました私といたしましても、まことに耐えられない気持ちで一ぱいでございます。今日までそれぞれの省がそれぞれのお仕事をなすってきておると私は聞いておりまするけれども、運輸省、あるいは厚生省、あるいは大蔵省等からも、それぞれの御発言があったようでありますが、私は、やはりそれぞれの省が中心になってやること、これはもちろん当然進めていただくと同時に、総合調整という立場から、私のほ……
○塚原国務大臣 ただいま議題となりました引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 過般の大戦の終結に伴い、海外にあったきわめて多数の同胞が本邦への引き掲げを余儀なくされることとなり、政府はこれらの方々に対して種々の援護更生施策を講じてまいったのでありますが、これらの引き揚げ者は海外において有していた財産をそのまま放置し、ほとんど無一物となって引き揚げざるを得なかったことなどから、これらいわゆる在外財産に関する処理の問題は、多年論議の対象とされてきたところであります。この間政府は、昭和二十九年に設置された在外財産問題審議会の意見等を考慮し、……
○塚原国務大臣 村山委員は審議会の委員でもありましたし、その主張をなさったということは、私聞いております。この際ここではっきりいまの御質問にお答えいたしまするならば、中華民国のように法的地位が未確定の状態にある財産については、今度のような措置を講じたからといって、それらの財産に対する返還請求権についての国の主張は、何ら影響を受けるものではございません。この点は答申にもはっきり書いてあるとおりでございます。
【次の発言】 お尋ねの件につきましては、目下関係省――大蔵省でありまするが、折衝の段階でございます。御趣旨のほどはよくわかりました。御趣旨を体して検討いたしたいと思っております。
○塚原国務大臣 在外資産の補償の問題につきましては、山田さんを委員長とする委員会から答申も出ておりますので、目下その答申に基づきまして、この国会で法的措置をとるよういま検討中であります。この国会には提出いたす考えであります。
【次の発言】 ただいま御指摘の点につきましては、いろいろ異見をなす者があります。私もいま所管大臣として検討いたしておりますが、根本委員のおっしゃるような点もあるかと考えております。しかし、なおいろいろな資料に基づきまして検討の時期を与えていただきたいと思います。
○塚原国務大臣 在外資産の問題につきましては、昨年十一月末、審議会の答申も出ておりまするし、また総理の施政方針演説でも、この国会で法的措置をもってこの問題を片づけるということをはっきり申し上げておりまするので、この国会にこの法案を提出いたすべくいま準備をいたしております。金額その他の点におきましては、いま検討中でありまするが、やはり今日の国家の財政状況とにらみ合わせまして、国民の内得のいく、世論の納得のいく形でこの問題の解決をはかりたい、かように考えております。
【次の発言】 四十二年度の予算措置といたしましては、調査費の三億何がしでございまして、特別の交付金の支給は四十三年度からでございます……
○塚原国務大臣 人事院の勧告の方法、時期、あり方については、ずいぶん長いこと問題となっておることは御承知のとおりであります。本院などにおきましても、附帯条件あるいは附帯決議等でいろいろと要望されておることも事実であります。したがって、従来のマンネリズムを打破する意味においても、何らかの打開策はないかということを関係閣僚の間で相談いたしておりまして、数案について検討いたしましたが、今日の時点ではまだ成案を得るには至っていないわけであります。したがって、昨日も関係の六人閣僚会議を開きまして、四月も目の前にありまするから、民間給与の調査をなすべき時期が目の前にあるので、四月の調査というものはやむを得……
○塚原国務大臣 交通安全の重要性は、これは言うまでもないのでありまして、各省にまたがっておる事項が非常に多いので、総理府が窓口となって総合調整の役割りを果たしておるわけでございます。 いまお尋ねの件でありますが、従来からの経緯というものを申し上げるよりも、現在どういうものが動いているかといえば、いま仰せられた交通対策本部、これは幹事会というのは大体局長級をもって成っておりますし、それから交通対策本部の会議は、総務長官が長となりまして、関係各省の次官をもって構成されておる。さらに、交通関係閣僚会議というものがありまして、これが中心となって今日は動いておるわけでございます。昔のこまかいことを言い……
○塚原国務大臣 私が就任いたしましてからは、閣僚協議会は開催いたしておりません。それはなぜかというならば、八木さん御承知のような同和対策審議会、それから同和対策協議会、これを中心とした論議が重ねられ、また、そのお話があるたびに、私は関係閣僚と、協議会という形式ではなく、いろいろお話し合いはいたしておる次第でございます。それは同和対策の重要性というものを認識し、また八木委員からもたびたび私はレクチャーをいただいておりますので、そういった措置はとっておりますが、正式な協議会としては開いてはおりません。 それから、二月二十五日に対策協議会からまとまった意見害というものが出された。前期・後期五カ年に……
○塚原国務大臣 東大の教授並びに学生諸君による調査の結果につきましては、新聞で拝見いたしましたし、また、いまお読みくださいましたことも私は新聞でよく承知いたしました。指導教授並びに団員の方に機会を得てお目にかかって、調査の方法その他さらに詳しくお開きしたいという気持ちも持っておるわけでございますが、その対策をどうこうするという意味ではなくて、従来も沖繩に対する教育の援助ということは一番強く、最重点的にこれを扱っておったのでありまするが、さらに今後教育の面における援助というものを強く押し出していきたい。昨年度は教育の費用が二十八億でございましたが、今年度は四十億になっておるわけであります。しかし……
○塚原国務大臣 交通安全対策についての御質問でありまするが、道路計画については建設大臣からお聞き取りを願いたいと思いますが、私のほうといたしましては、非常に重要な問題となっておる交通事故対策に対しまして、道路施設等いわゆる交通安全施設の整備、それから交通秩序の確立と申しますか、取り締まりの強化、さらに第三番目といたしましては、交通道徳の教育の徹底という三つの柱を立てまして、交通問題に当たっておるわけでございます、ところが、日本における交通事故のおもなるものは、諸外国に比べて特徴的なものとして、歩行者が非常に多いという立場から、けがをされた方、事故にあわれた方に対する救済措置という一つの柱を入れ……
○塚原国務大臣 三公社五現業の場合、特にことしは調停の段階において当事者能力が云々されながらも問題の解決があり得た、しかるに一方、公務員の場合には不均衡があるではないか、しかも長い間同じようなことが続いているではないか、これは至るところで御批判もいただき、また御注意もいただき、おしかりもいただいておるわけでございます。したがって、今日まで六人委員会を中心として、この人事院勧告は、そのあり方から尊重すべきことは当然でありまするが、ことしはひとつ従来と変わったものということを考えて、いろいろと検討いたしました。しかし、四月の調査という時期までに、いろいろな案はありましたけれども、結論を得るに至らず……
○塚原国務大臣 ただいまのところ、陸上交通に関する問題の総合調整ということに重点を置いてはおりまするけれども、御指摘のように、海上あるいは航空というようなものもあわせて行なうべきものであると私は考えます。したがって、今日までいろいろな審議を進めるに際しましては、形式的にはこれを内容として審議を進めておるわけでありますが、現在のところ重点としては陸上交通だ、しかし将来はそういったすべての交通問題に入っていかなければ、その総合調整をやらなければ、ほんとうの交通戦争というものに取り組むことはできないと私は考えております。
【次の発言】 当委員会がきわめて超党派的に交通の問題について御審議を願っており……
○塚原国務大臣 初めに、今回の豪雨により不幸にもおなくなりになられました方々に対し、つつしんで哀悼の意を表するとともに、罹災された多くの方々には、政府としてできる限りのことをいたし、一日も早く立ち直っていただけるように努力いたす所存であります。 まず、被害状況とそれに対する政府の対策について御説明いたします。 かねて三陸沖から関東地方を通って前線が停滞していたのでありますが、二十六日午後朝鮮東岸に発生した低気圧が東進するにつれて、この前線は中部地方や関東地方で北上するとともに活発化し、二十六日夜半から二十七日の昼過ぎまでに新潟県などでかなりの雨を降らせたのであります。さらに、二十八日には新……
○塚原国務大臣 ただいま御決議をいただきまして、また皆さま方の御意見も拝聴いたしまして、政府は御決議の趣旨を尊重して努力いたします。(拍手)
【次の発言】 今回の西日本の干ばつに対しましては、心から御同情を申し上げておる次第であります。また関係の方々から私もいろいろといわゆる陳情と申しますか、実情についての御報告もちょうだいいたしております。
いま村山委員の御質問でありまするが、なぜ非常災害対策本部を設けないかということでありますけれども、別に非常災害対策本部は災害対策基本法に基づいて、こういう基準であるからこういうふうに設けるという性格のものではないというふうに私は考えております。七月豪雨……
○塚原国務大臣 給与を担当する閣僚といたしまして、非常に重要な関心を持っておることは言うまでもありません。今日まで両院における予算委員会あるいは各種の委員会等においても私は御質問を受けましたが、人事院勧告のあり方から見て、あくまでもこれを尊重するたてまえをとることは当然であります。ここのところ、十年になんなんとする間、同じようなことが繰り返されて、御批判のあるところも私はよく承知いたしておりますので、就任以来、六人委員会を中心としてこのあり方について検討し、何らかの打開の方法はないかということでいろいろ御相談をいたしました。だいぶ前向きで進んだのでありますけれども、四月の中旬を過ぎまして、やは……
○塚原国務大臣 閣議のため遅参いたしまして申しわけありません。 この前のときには、私は当面の責任者ではございませんから、その場に居合わせたわけではありませんが、いろいろ伺っているところでは、国の財政状況との関係においてそれができなかったというふうに私は承っておりまするし、また関係省庁の答弁などもそういうふうになっておると私は考えております。 そこで、今回、十五日に勧告をいただいたわけでございまするが、給与を担当する閣僚といたしまして、私は今日まで何回も当委員会あるいは予算委員会、大蔵委員会等においてもお答えをいたしておりまするように、人事院のあり方、人事院勧告のあり方、これを尊重するたてま……
○塚原国務大臣 人事院のあり方、人事院の勧告というものにつきましては、政府は、私もたびたびいろいろな委員会で答弁いたしておりまするように、これは尊重しなければならないものであります。しかし、今日まで勧告どおりに実施されていないことについてのいろいろ御批判があることも、私はよく承知いたしております。給与を担当する大臣といたしましては、あくまでも人事院の勧告を尊重して、これを勧告どおり実施するということについて努力いたす強い決意を持っております。
【次の発言】 文字どおり、尊重するということはその字のとおりでありまして、まあ前向きとか、二ついま鈴切君がおっしゃいましたが、前向きと何ですか。
○塚原国務大臣 給与関係閣僚会議、つまり六人委員会といわれておりますが、都市手当の問題がございましたので、その質疑等もあるというので文部大臣も臨時に参加いたしております。この六人委員会――いわゆる給与関係閣僚会議はきのうとおとといと二日にわたって開かれました。その前にもやりたかったのでありまするけれども、関係閣僚が外遊中の方もありまして、もちろん臨時の方でやってやれないことはございませんけれども、その間人事院と都市手当等についての事務的な折衝等もございましたので、開くに至りませんでしたが、昨日、一昨日とこの会合を開いたわけであります。本末転倒という批判もあるかもしれませんが、人事院から報告を聞……
○塚原国務大臣 ただいま御決議をちょうだいいたしました。この委員会をはじめ衆参両院の関係委員会におきまして、人事院の勧告に関する諸問題についての論議が今日までかわされてまいったのであります。私も給与担当の大臣といたしまして、この委員会の皆さま方の御要望、またがってこの委員会が行なった決議等の趣旨を十分尊重いたしまして、完全実施のために努力してまいったのでありまするが、御承知のように今年度の勧告につきましては、去る二十日の閣議により、諸般の事情を考慮いたしまして八月一日から実施を決定した次第であります。完全実施ができなかったことは遺憾でありまするが、諸般の事情を考慮の上そういうふうに決定いたした……
○塚原委員 一昨日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について順次御報告いたします。 まず、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案についてでありますが、第一に、秘書の給料について、政府職員の給与が改定されるとともに、来年度以降において暫定手当の一部が本俸に繰り入れられることになりますので、これと同様の措置が受けられるよう改めることとし、第二に、三月に支給される勤勉手当の額を、政府職員と同様に〇・一月分増額して〇・五月分とすることとし、第三に、第二秘書の給料について、従来の暫定手当相当額のかわりに調整手当相当額を給料の額に加えることに改めることとし、本年八月一日から……
○塚原委員 昭和四十三年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十三年度の衆議院予定経費要求額は九十二億九千三百二十七万二千円でありまして、これを前年度予算額八十三億七千四十九万九千円に比較いたしますと、九億二千二百七十七万三千円の増加となっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、 その第一は国会の運営に必要な経費でありまして、八十一億五千六百二十一万二千円を計上いたしております。この経費は議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、庁費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費及び庁舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し六億四……
○塚原委員 勝澤さん、いまあなたは、自民党の委員長とおっしゃったけれども、党籍はあるかもしれませんが、衆議院の議長であり、委員長であるということで、自民党ということばはお使いにならぬほうがいいのじゃないかと思います。
○塚原委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、社会労働委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。
派遣の目的等について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本件は、事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、往復とも航空機を利用することについて、本委員会の承認を求めてまいっております。
本件は、これを承認するに御異……
○塚原委員 本日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について、順次御報告いたします。 まず、国会議員互助年金法等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 この法律案は、国会議員互助年金法外三件の法律の改正を行なおうとするものであります。 改正法の第一は、国会議員互助年金法の改正でありますが、その内容の第一点は、新たに一時金制度を設け、国会議員が在職三年以上十年未満で退職または死亡した場合には、本人または遺族の請求により、当該議員が納付した納付金総額の百分の八十に相当する額の退職一時金または遺族一時金を給することとするものでありまして、退職一時金の支給を受けた者が再就職……
○塚原委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
この際、水田大蔵大臣が出席されております。
質疑の申し出があります。これを許します。池田君。
【次の発言】 勝澤君。
【次の発言】 ほかにございませんか――では、大蔵大臣、ありがとうございました。
【次の発言】 議員請暇の件についてでありますが、三ツ林弥太郎君より、四月十三日から二十一日までの九日間、海外旅行のため請暇の申し出があります。
本件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。
○塚原委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る七月二十八日の本会議におきまして、私が再び議院運営委員長に選任されましたことは、まことに光栄に存じますとともに、その責務の重大さを痛感いたしておる次第であります。 今後は、議長、副議長の御鞭撻により、また、とりわけ議事運営に練達たんのうな委員各位のあたたかい御友情と特段の御指導、御協力とを賜わりまして、本委員会の円満なる運営をはかり、その任務の遂行につとめてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上、はなはだ簡単ではございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
○塚原委員長代理 春日君、この際、保利内閣官房長官から発言を求められておるので、これを許します。
【次の発言】 御静粛に願います。
○塚原委員長代理 御静粛に願います。
【次の発言】 矢野委員に申し上げます。
ただいま御提起の問題につきましては、理事会において御相談いたします。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 簡潔に願います。
○塚原委員長代理 ただいま官房長官は参議院の議院運営委員会に行っておりますので、直ちに御連絡いたします。
その間、石川君どうしますか。外務大臣に……。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 石川君、官房長官がお見えになりましたので、念のため……。
【次の発言】 これにて森本君の質疑は終了いたしました。
次に河野正君。
○塚原委員長代理 これにて唐橋君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。
理事麻生良方君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
つきましては、この際、ただいま辞任されました理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例により委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に小平忠君を指名いたします。
午後の会議は午後二時より再開し、中村重光君、神田大作君の一般質疑……
○塚原委員長代理 御静粛に願います。
【次の発言】 不規則発言は御遠慮願います。
○塚原委員長 これより会議を開きます。
第六十二回臨時会は本日召集されました。
お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。
まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、会期の件についてでありますが、今臨時会の会期につきましては、昨日の理事会において、……
○塚原委員長 これより会議を開きます。
まず、国務大臣の演説についてでありますが、国務大臣の演説は、前回決定のとおり、本日の本会議において、内閣総理大臣の所信についての演説を行ないます。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、前回決定のとおり、明二日の本会議において、まず自由民主党の川島正次郎君、次に日本社会党の成田知巳君、次に民社党の西村榮一君、次いで公明党の竹入義勝君の順序で行ないます。
なお、質疑者の要求大臣は、総理大臣だけであります。
【次の発言】 次に、本日の内閣、地方行政、法務、大蔵、文教、社会労働、農林水産の各常任委……
○塚原委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてでありますが、理事の補欠選任につきましては、委員長に御一任願っておるのでありますが、本日、理事正木良明君が委員を辞任されましたから、その後任の理事に広沢直樹君を指名いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、先般決定のとおり、本日の本会議において、まず自由民主党の川島正次郎君、次に日本社会党の成田知巳君、次に民社党の西村榮一君、次いで公明党の竹入義勝君の順序で行ないます。
【次の発言】 次に、日本放送協会経営委員会委員及び日本電信電話公……
○塚原国務大臣 昭和四十二年度における内閣及び総理府所管の歳出予算案について、その概要を御説明いたします。 内閣所管の昭和四十二年度における歳出予算要求額は二十四億五千六百六十七万七千円でありまして、これを前年度歳出予算額二十四億三千三百四十四万五千円に比較いたしますと、二千三百二十三万二千円の増額となっております。 内閣所管の歳出予算に計上いたしましたものは、内閣官房、内閣法制局、人事院及び国防会議の事務の執行に必要な経費であります。 次に、総理府所管の昭和四十二年度における歳出予算要求額は八千百三十九億八千六百五十七万円でありまして、これを前年度歳出予算額七千二百五十二億六千十二百六……
○塚原国務大臣 青少年問題の重要性のあることは言うまでもないことでありますが、総理府に青少年局ができまして、総合調整の立場から大きく青少年問題を取り上げて、いろいろの施策を検討いたしておるのでありますけれども、いま申し上げましたように、さてこれを実施に移す場合、いろいろのネックがあることは言うまでもないことであります。いま川崎委員の申されたのもその一つではなかろうかと考えております。たとえて言うならば、いま児童遊園あるいは公園の問題等が出ましたけれども、これは総理府に青少年局ができましても、そういった施設はいまなお厚生省あるいは建設省の所管ということにも相なっておりますので、実はその問題も関係……
○塚原委員長代理 これより公述人に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありますから、順次これを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 中澤茂一君。
○塚原委員長代理 次に、佐藤公述人。
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