帆足計 衆議院議員
31期国会発言一覧

帆足計[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-29期-30期-|31期|
帆足計[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは帆足計衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
帆足計[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

帆足計[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第1号(1967/02/21、31期、日本社会党)

○帆足委員 委員長、ちょっと一言。  ただいまの委員長のごあいさつに満腔の敬意を表しますが、いやしくも国際連合の理事国の一員であるという国で、しかも友邦と称せられておるアメリカのもとにおいて、百万の県民が、その自治権すらなく、国籍すら不明になっており、祖国との往来の自由すら制限されておるということは、二十世紀の神話ともいうべき問題で、私はまことに不可解にたえない問題であると思っておりますが、この問題の解決に対処する委員会でございますから、ただいまの委員長の御発言のように、党派を超えて円満に国民的立場から協力すると同時に、ただ円満だけでなくて、目的完遂のために委員長には格段の御決意のほど、われわ……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/04/04、31期、日本社会党)

○帆足委員 国会で再度にわたりまして沖繩祖国返還の決議が満場一致でなされましたが、いまや、党派を越えて沖繩県民に対する同胞愛の見地から、また、国際連合世界人権憲章及び新日本憲法の規定する国民の自由人権の立場から、沖繩特別委員会を設け、沖繩県民の祖国復帰並びにその施政権の返還について、このような特別委員会が構成されまして今後これを促進する審議が行なわれますことを、党派を越えて感謝し、喜びにたえぬ次第でございます。何とぞ政府におかれましても、各委員の意見を十分に参考にせられましてその促進を一そう強化せられんことを望みます。  多くの問題がありますが、いずれ議事の順序に従いましてそれぞれ専用の項目に……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○帆足委員 総務長官に――あとは資料の要求であります。実は四月の二十八日に沖繩祖国復帰の愛国デー・デモンストレーションもあるのでございます。それで一言だけ。  国際連合の正式の決議によりまして、自治権を失っておる住民がその自治権回復のために物心両面の運動をすることに対しては、各国政府はこれを保護し助長するべしという項目がございます。したがいまして、長官はもとよりこの項目を御存じでしょうが、御存じであるならば、これを各警察に知らせ、沖繩の総理府の出張所にも知らせ、琉球立法院及び琉球の警察にも知らせ、また弁務官の注意も促しておく必要があると思います。この決議には日本政府は率先してこれに調印いたして……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号(1967/05/02、31期、日本社会党)

○帆足委員 去る四月二十八日に、沖繩の那覇市を中心といたしまして、また、那覇並びに日本本土各地に沖繩祖国返還の国民集会が持たれました。なお、日本の南方、与論島沖合いの二十七度線では、沖繩同胞と日本の同胞との共同の海上集会も持たれました。さらに、この三宅坂におきましては、二十八日、神山沖繩県人会長、八十三歳の老翁も含めまして、沖繩から来られたたくさんの代表ともどもに、二十四時間のハンガーストライキをもって、日本国民の世論を喚起されるようにつとめました。私は、沖繩同胞の祖国に対するこのような熱意に対しまして、心から敬意を表し、こうべをたれるものでございます。  沖繩特別委員会が同僚各位の御賛成によ……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○帆足委員 皆さま御承知のように、沖縄は、人口九十五万、わが日本民族の同胞でありながら、しかし、日本憲法、すなわち、一国の民族の行き方で一番根本をなす憲法から切り離されて他国のようになり、そして日本国民として正当に取り扱われず、他国の軍政下に置かれている状況に対して、与党、野党を問わず、国民一人として心を病めないものはありません。これは敗戦の結果、アメリカが勝れとしてふるまっておるためでしょうか、それもございましょうけれども、同時に、その言明を見ますと、防衛上の必要、特に自由主義圏の防衛、もっと端的に言うならば、アメリカ上院外交委員会の質疑応答録を見ますと、アメリカの防衛のために沖縄は手放すこ……

第55回国会 外務委員会 第2号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○帆足委員 あと三十分くらいの見当ですが、第一に外務大臣にお伺いしたいと思いますのは、一体外務委員会というものは、ことによっては、党派を越えてほとんど一致する問題も案外に多いのです。国内の問題でもたくさんあります。病気をなおす問題などは全く同じです。歩道橋をつくる問題なども交通地獄の対策も同じでしょう。こうしてほとんど外務委員会では同僚議員が同じ意見を持っておられて、政府も局長も次官も責任を持ってお答えになって、そのお答えが速記録に載っておる。これは尊重されるべきものである。外務委員会の論議というものは茶番劇であるかどうか、大臣は始終おかわりになる、事務次官は議会に出ないから責任を感じない、そ……

第55回国会 外務委員会 第6号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○帆足委員 国際赤十字から返事も来ておりますし、それから両大臣がなれておられないので――私は田川次官それから外務大臣の弾力のあるお心持ちはよくわかっております。結論として、昨年閣議了解事項になっておるから、その事実を踏まえ、それからこの際けじめをつけて、そしてあとのことは事実に即して考えたいというお心持ちのほども実は理論としてよくわかっておる。前回は自民党のほうから質問がありまして、それは超党派的にみなが好意を持ち、心配している問題でありますから、ほんの二、三分ですからお許しを願います。
【次の発言】 そこで簡単に、実は、この問題の第一は人の問題ですが、もうすべての統計学者が、年に二千人今後と……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○帆足委員 きょうは穂積君も欠席しておりますし、野党からということで、永末さんに報告を願いたいと思っております。


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第2号(1967/12/07、31期、日本社会党)

○帆足委員 鯨岡団長は私どもの最も尊敬する同僚の一人でございます。よくおまとめになる御苦心に対しては敬意を払うことは同僚諸君と同じですが、いらした方々の間に、それは意見の相違ではなくて、視察した客観的事情を議院に報告することでございますから、多少連絡の不十分がございますから、もう一ぺん審議していただいて、そして完ぺきなものにして御報告を願いたい。これは鯨岡さんの御努力に対して敬意を失するものではございませんから、そのようにひとつお計らい願いたい。人生は短く、時間は貴重でございますから、その辺をよろしく……。

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/16、31期、日本社会党)

○帆足委員 時間の都合がありますから、あとで政府に質問します。  私はわざわざ遠くから来られた沖繩の労働者諸君を代表している皆さんの御意見を伺って、胸の痛む思いがいたします。根本は、沖繩が植民地扱いをされておって、東京では紳士で沖繩では諸君を奴隷に扱っておる。奴隷に扱うならば、ファシズムの元凶はドイツであるから、もし敗戦ファッショ国への報復というならば、ドイツで同じようなことをもっとひどくやれる論理なのに、わが沖繩については植民地扱いのほかに、人種的差別、さきほど門司君が指摘した人種的偏見の観念まで加わって、他国民に対し平然と宣誓なるものが強制されているものと思いますけれども、私はこの状況を聞……

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○帆足委員 私は、沖繩に対する戦勝国としてのアメリカの支配の形態が、アメリカにとって都合がよくできていて、日本国民にとっては屈辱の状況であるということについて、政府の認識が浅いことを残念に思います。ちょうどドイツに奪われたアルサス・ローレンのような立場に立っておりまして、そして、たとえば沖繩で日本国民を教育いたしますのに、沖繩の同胞を教育するのに、日本国民として教育するという教育基本法に一項目を入れるだけでも流血の惨もあり、何度かのデモンストレーションの結果、これを取り返した。ちょうどアルサス・ローレンにおいて教師たちが、親鳥がひな鳥をかかえるごとくして守ってきた、この事実を忘れないでいただき……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第2号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○帆足委員 意見にわたりますことはまた他の機会にいたしまして、きわめて事務的なことでお尋ねいたしますが、調査団の皆さんには非常に御苦労なさいまして、適切な資料をいただきまして感謝いたします。お礼を申し上げます。  とりあえず予備知識としてこれをいただきましたので、大体のことはよくわかりました。きょうの御報告の要旨を小笠原におりました旧島民諸君にもよく徹底していただきまして、人生は甘いものではないぞということを、酔っぱらいの運転手じゃありませんけれども、天国は甘いものじゃないぞということをよく知らせていただいて、そしてそごのないようにしていただくことをまずお願いいたします。  それから、調査団の……

第58回国会 外務委員会 第3号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○帆足委員 ものごとのけじめを一つずつつけますために、先般の穂積委員の発言に対しまして御承知のような問題がございまして、秘密理事会等を開いて御審議いただいたことも、報道並びに各理事を通じて承っておりますけれども、この際、委員会におきまして、正式にこの外務委員会として、また外務委員長としてのお取り扱いのほどを承りたいと存じております。  実は、この外務委員会から分かれました沖繩特別委員会で、私は、さきにあることばを申しました。それは、米軍は東京では紳士のごとくふるまっておるけれども、沖繩ではギャングのごとくふるまっておるということを申しましたところ、それは事の一面に触れておるけれども、委員長にお……

第58回国会 外務委員会 第7号(1968/04/01、31期、日本社会党)

○帆足委員 きょう外務大臣から、重大なニュースがあるが、その発表には慎重な態度をとらねばならぬという話がありまして、その結果は北爆の停止――北爆の停止だけでございましたら、この文章の中身「将来完全な爆撃停止が可能となるかどうかは今後の出来事によって決まることになろう。」こう書いてありますから、私は例によって例のごとく、ジョンソン大統領、このようなゼスチュアを示して、そのあとベトナム民族解放戦線並びに北ベトナム政府が無条件にジョンソンの繰り返しごとを受け入れるとは考えられませんので、結局このようなゼスチュアを示したあとは、いま数百万発と伝えられております小型原爆を投げる危険性がありはしないかとい……

第58回国会 外務委員会 第14号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○帆足委員 きょうは大蔵大臣おりませんが、ケネディラウンドの問題は、行政上の問題となりますと、技術的にこまかなことがたくさんあろうかと私は思います。また、議員の職責としてはとても目を通し切れないくらいこまかな点、項目がたくさんあろうと思われる。  それで、従来、行政あって政治なしというのが戦後の特色だと思うのです。インフレーションのために、いかにも大きな政治が行なわれているような現象形態が見えますけれども、それはインフレーションという魔術が自己運動しているのでおりまして、この大増産大所得倍増も、決して政府の政策の結果ではなくて、庶民は重税に苦しみ、インフレーションのために塗炭の苦しみにおちいっ……

第58回国会 外務委員会 第16号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○帆足委員 私ども科学技術関係のことには比較的にうといものでございますから、ひとしお痛感するのですが、ただいまの佐々木委員の質問に対しましていろいろ有益な御答弁がありました。したがいまして、それと連関いたしまして、たとえばこの案件が成立しました後における核原料の年度別輸入数量の大体の見通し、その価格並びに価格総量見通し、それから総エネルギー、特に電力エネルギー内における石炭、重油、水力並びに核原料によるそれの将来の比率の見通し、さらに、米英と協定を結びますが、米英それぞれの割合を輸入する計画であるかということ、また、電力用並びに将来は原子力船舶用などの割合、その他、私ども審議に必要な統計数字資……

第58回国会 外務委員会 第17号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○帆足委員 ただいま与党の同僚議員から、まことに示唆に富む御質問がありまして、私は深く感銘して傾聴いたしました。  実は時間もございませんが、参考人の方に申し上げて参考にしていただきたいのでございますが、この協定が外務委員会にかかりましたのはごく最近でございます。私は不勉強で、一月くらい前からようやくいろいろの参考書を先輩各位からいただきまして、急に勉強いたしましたのですが、事柄の重大性とその歴史的意義の偉大なことに実に驚いている次第でございます。人学ばざれば禽獣のごとしと言いますけれども、まことにそのとおりであると思います。したがいまして、この協定につきましては、どうしてもただいまの齋藤議員……

第58回国会 外務委員会 第18号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○帆足委員 発言者の御了解を得ましたので、一分間、ことばの定義についてお尋ねしたい。  ただいま自衛隊では、軍艦、戦車、潜水艦のことを正式に何という名称で呼んでおりますか。――それでは、至急あとで調べてください。そうせぬと、せっかくの質問であるのに、ことばの定義がはっきりしておりませんと問答になりませんから……。
【次の発言】 お答えだけ聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 もう一つ伺いたいことは、実際の実用上、用語がなくては困りますから、自衛隊法にある用語でなくて、現実にどう呼んでおるか、これは先日非常に異常な感を覚えたんですが、特車進めとはこれいかに、なるほど特別の車ですね。また、……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○帆足委員 ちょっと関連してお尋ねしたいのですが、だれしもきのうの新聞で心配しているわけですが、現在の程度では人体に害は明確にないわけですか。現在の水準では、大量に使うようなことがあってもありませんか、その点お尋ねしておきたい。
【次の発言】 それならば、やはりその基準に対して、そういうことについての注意並びにその後の調査の状況を正確に伝えておきませんと、大量にそれを使う場合もありますし、それを濃縮して使うような場合もございますから、やはり両委員が御質問になったように、特に大事をとっていただきたいということを切に要望いたします。
【次の発言】 過ぎたるは及ばざるがごとしといいまして、われら人生……

第58回国会 外務委員会 第20号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○帆足委員 せっかく大臣の御出席中でございますから、まず大臣にお尋ねいたしたいと思います。  与党内におきましても、最近中国の世界政治において占める位置や、また複雑な国際情勢内部における中国の存在、歴史的意味等につきまして御勉強なされていることを新聞紙上で承りまして、とにもかくにも研究を深めるということは私はよいことであると存じまして、非常に注意いたしまして、御勉強の経過などを拝読いたしている次第でございます。御承知のように、聡明なイギリス、また独立自尊のフランスは中国をすでに承認いたしております。その他多くの国々が中国を承認いたしておりまして、結局、代表的なものとしてこの問題の壁にぶつかって……

第58回国会 外務委員会 第21号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○帆足委員 私どもにはまだ不十分でございますけれども、相当な質問の機会を与えてくださったことを感謝し、私のこの意見をもちまして終わりにいたしたいと思います。  このたび南方小笠原諸島の祖国返還は、とにもかくにも一億国民待望の日でありまして、また、返還のために努力し、先頭に立ちし先駆者諸君に深い敬意を表する次第でございます。  さて、小笠原の島々、特に父島、母島、硫黄島、その他の島々につきましては、このたび調査団の報告をいただきまして、私どもは大いに啓蒙されました。また、知事も率先してみずから現地におもむきました。これら調査の結果をお聞きしますと、何ぶんにも二十数年の歳月を経ておりますので、島々……

第58回国会 外務委員会 第23号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○帆足委員 昨日、放射能の問題につきましては、政府としても前向きの姿勢で御返答があったことは御同慶の至りですが、御承知のように、専門家の言によりましても、放射能の測定というのは非常に困難でありまして、たとえばこの中にストロンチウムやセシウムなどがありますときには、わずかな分量でも二十年、三十年と食用の貝などの中にもひそんでおりますし、また一秒間に光の早さの数分の一という早さで地球を回るほどの微粒子でありますし、海の中にありましても空中にそれを感ずることもあります。非常に困難な調査でございます。  そこで、アメリカと共同調査といいますけれども、立ち入り検査をともどもにやるとかでなければ不可能です……

第58回国会 外務委員会 第24号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○帆足委員 関連。  いま両議員それぞれ党派を越えましての良心的な質問で、敬服しました。同じことですが、佐世保の調査につきまして、新聞は、軍事機密であること、それから立ち入り共同調査ができないこと、二つの難関があるために、とかく職業軍人というものは軍事戦略を第一義に考えるから、外務大臣がよほどしっかりしなければうやむやとなるであろうという記事が大きく出ておりました。私は、やはりそのことを心配いたしまして、先般お尋ねいたしましたら、外務大臣といたしましては、日本の原子力学者もそうそうたる方が参加されることであるから、絶対にうやむやにすることはいたしませんという心強い御答弁があったわけです。目下調……

第58回国会 懲罰委員会 第7号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○帆足委員 敬愛する鯨岡議員に、まず御質問しますが、国会の権威ということは、これは日本国民にとって道義的にも、また、人間は政治的動物でありますから、政治的にも、最高の権威あるものでなくてはならぬ。国会の権威とは何ぞやというと、私はこう思いますが、お尋ねしたいのです。  ヨーロッパにおける、またアメリカ等における懲罰事犯等の例を見ますと、感情に走って、そして無礼なことばを使うというようなことがあっては望ましくない、これが懲罰動議がときとして起こる原因でありまして、言論そのものを抑圧するというようなことになっては絶対に相ならぬということが、どの憲法、法律の本を見ましても指摘されておるのでございます……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、日本社会党)

○帆足委員 貴重な時間を拝借いたしまして、同僚の時間が迫っておりますから一言だけ。  まず、長官が御健康を御回復になって御同慶の至りです。  また、きょう事務局の連絡で千島問題ということで申し込みがおくれまして、委員長に御迷惑をおかけいたしました。  時間がありませんからほんの数分。私どもは、沖繩の代表の国政参加をとにもかくにも歓迎する立場でありますけれども、その内容につきましていま重大な論議に入りまして、論議はまさに頂点に達したところでございます。時間がありませんから、まだあと数回この問題について御審議を願うことと思いますし、また法制局長官と条約局長の御答弁との間にも、聞くほうからいえば多少……

第59回国会 外務委員会 第1号(1968/08/07、31期、日本社会党)

○帆足委員 きょうは、在日朝鮮人帰国の問題について御質問いたしますが、この問題はもう常識的な問題でございますし、人道上の問題でありますから、くだくだしくは申しません。ただ、私は、いまだにこの問題が解決いたさず、多くの帰国望の朝鮮人の諸君が、この暑さの中をえんえん長蛇の列をなして、そして帰国の要望を訴えておる姿を見まして、黙視するに忍びず、あえて、人道主義的な政治家として、また中庸の道を得、ヒューマンなタイプの政治家としてビジョンを持っておる三木外務大臣に、簡潔でけっこうですから、責任のあるきわめて人間的な答弁をしていただきたいと思う次第でございます。またそれに関連いたしまして、日本赤十字の副社……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○帆足委員 横山委員、猪俣委員の了解を得まして、大事な時間ですから、ほんの一言だけ関連してお許しを願います。また与党の皆さんの御寛大さに感謝いたします。  貴重な時間ですから、時間はとりません。ただ、一万数千人の人がこの暑い中で、いま政府のせっかくの御好意にもかかわらず、双方の行き違いで不祥事件が起ったりすることを私は心配しておりますので、申し上げます。また横山委員の質問で尽きておりますので、長い間大阪府知事をされた良識ある赤間さんが法務大臣をされておりますから、私は率直にお願い申し上げます。  もう実は総理にも申し上げたのでありますが、総理はこう言いました。コロンボ会談に多少の行き違いがあっ……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 外務委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○帆足委員 戸叶女史の質問に関連いたしまして、私は、外務大臣の御答弁にまだ不満足でありますからお尋ねいたしますが、第一次冷却水は原則として放出しないように努力する、しかし例外的にあり得るというのは、どういう例外であると御理解ですか。
【次の発言】 では専門家から御答弁願います。
【次の発言】 例外ということがあるとすれば、やはりわれわれは安心することはできないわけでありまして、大臣は、補償におきまして、漁民が困っておる、魚が売れないという実情を御存じですか。また、大臣にお嬢さんがおられて、御妊娠中や赤ちゃんにその魚を安心して食べさせる御覚悟ができておりますでしょうか、ちょっとお尋ねしておきたい……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 外務委員会 第27号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○帆足委員 私は、二十年来ずっと外務委員会に在籍いたしておりましたが、このたび同志諸君の友情によりまして一時物価委員長に養子に参りまして、当席に出る機会が少なくて、たいへんさびしく思っております。特に北澤委員長が御就任なさいましたのに、御けいがいに接する機会もなく、幸いにして不信任案のときには不信任を出さないで済みましたので、御同慶の至りでございますが、今後とも御注意あそばして、わが外務委員会におきましてこのようなことの再び起こりませんことを切望しておる次第でございます。  きょう立ちましたのは、外務委員といたしましては、日本の外交の進路とその大綱をきめ、これを監察し、そして在外公館当局の御努……

第61回国会 外務委員会 第30号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○帆足委員 きょうは外務委員のお歴々の先輩が大ぜいお見えになりまして、その前で、私は、党派を越えて人道の立場からこの問題を論議することができますことは光栄の至りでございます。  まず第一に、愛知さんにお尋ねしたいのですが、人間というものは、うそをついていいものでしょうか、また特に、外務大臣がうそをついていいものかどうか、ちょっと参考のために聞いておきたいと思います。
【次の発言】 もしうそをついたとしたら、改むるにはばかることなかれ、もし誤ってうそをついたら、なるべくそのうそは早く訂正して、うそのない人間になりたいというのが、小学校のとき習った恩師の教えだと思いますが、私は愛知さんとは同学です……

第61回国会 外務委員会 第31号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○帆足委員 法務大臣に久方ぶりで委員室でお目にかかりました。二十年前、緑風会で御一緒に仕事をしておりました当時、私もまだ若くておりましたし、大臣は当時まことにスマートで、美青年でございました。私も白髪を加え、大臣も少しお太りになられ、貫禄がおつきになって、御先代の敬天愛人の南洲翁の面影をほうふつとさせられるお姿を私は拝見いたしまして、御同慶の至りでございます。  緑風会時代から、西郷大臣の思考方法が冷静で、そうして非常に公正であることは、私よく存じておりますので、敬意を表しつつ御質問申し上げますが、要点は二つでございます。  一つは、これはむしろ大臣に事情を御説明するだけのことでございますが、……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1968/12/27、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 ただいま御指名を賜わりました帆足計でございます。  慣例に従いまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私がはからずも本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、前委員会の成果を継承いたしまして、前委員長同様、委員各位の御協力をいただきまして、万全を期し、国民の負託に沿いたいと存ずる次第でございます。  どうぞよろしく御指導のほど、御協力のほどをお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの武藤嘉文君の動議に御異議ございませんか。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1969/02/07、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  本日は、まず、政府の物価対策の現況につきまして、菅野経済企画庁長官から説明を聴取することといたします。菅野経済企画庁長官。
【次の発言】 それでは次に、昭和四十四年度物価安定対策及び消費者行政関係予算の概要につきまして、八塚国民生活局長から説明を聴取することといたします。
【次の発言】 それでは次に、公正取引委員会の業務の状況について、山田公正取引委員長から説明を聴取することといたします。山田公正取引委員長。
【次の発言】 以上をもちまして、本日は説明聴取にとどめまして、次回は公報をもってお知らせすることにいたし、本日はこれにて散会いたします。    ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1969/03/06、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  この際、八塚国民生活局長より発言を求められておりますので、これを許します。八塚国民生活局長。
【次の発言】 それでは物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。佐藤文生君。
【次の発言】 なお、佐藤文生君の御要求に従いまして、鉄鋼各品種の価格の推移並びに海外価格の推移等の資料は、当委員会としましては事実と統計に基づいて深く論議し、審査する必要がございますため、それぞれ委員から要求のありました資料につきましては、関係当局御協議の上、重工業局から御提出のほどお願いいたします。  ただいま質問がございました……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1969/03/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 それでは、これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れに関する件につきましておはかり申し上げます。  目下運輸委員会におきまして審査中の内閣提出の国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案、日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案及び久保三郎君外九名提出の日本国有鉄道の鉄道施設の整備に関する特別措置法案、右について、運輸委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会が開会されます場合の日時につきましては、運輸委員長と協議の上、お知らせすることにい……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1969/04/02、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武部文君。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武藤嘉文君。
【次の発言】 阿部助哉君。
【次の発言】 大臣、先ほど武藤委員からるる質問がございまして、農林省からそれぞれお答えがありましたが、委員長として聞いておりますと、一応おざなりのお答えでそれぞれ御退室になりましたけれども、引き続いて阿部委員から同趣旨の心持ちを強調されましたが、何とぞ議員の質問を質問だけに終わらせずに、実施の伴う誠実な責任ある御答弁を切にお願いいたします。
【次の発言】 村山喜一君。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1969/04/17、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  先ほどの理事会の申し合わせによりまして、本日は特に、中国肉に関する問題について、麻布獣医科大学教授入江良作君、中国食肉輸入実現連絡会議清水英之助君、全国肉用牛協会専務理事大川忠男君及び主婦連合会常任委員細川かうさんを参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、各位には御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  当物価問題等に関する特別委員会は、物価の……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武藤嘉文君。
【次の発言】 武部君より、各論にわたりましては後刻質問の申し入れがございましたので、国務大臣への質問を続行いたします。阿部助哉君。
【次の発言】 村山喜一君。
【次の発言】 武藤委員、阿部委員並びに村山委員からたびたび、こもごも質問がございましたから、具体的に明確にお答えのほどを委員長は希望いたします。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 一時ちょうどだそうで、ピアソン・カナダ前首相にお目にかかるそうです。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1969/05/08、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の申し出がありますから、これを許可いたします。武部文君。
【次の発言】 これは厚生省のほうですが、危険なる食品についての声は世にあまねき状況でありますから、ひとつ環境衛生局長から具体的に御答弁を願います。
【次の発言】 金光政府委員、先ほどの牛乳に関する御答弁は委員長といたしましても要領を得ないように伺いましたが、先ほど委員から質問留保がございまして次回に質問がございますから、次回は十分な御準備の上御答弁願いたいと思います。  なお、コカコーラの問題もきわめて深刻な問題でありますから、具体的に御答……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1969/05/15、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 それでは、これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。木原実君。
【次の発言】 それではまず通産省からいきますか。専売局のほうは悩みの省庁でございますから、順序として、小山説明員。
【次の発言】 総理府広報室長が見えておりますから。
【次の発言】 専売公社からは総務理事、並びに大蔵省からは日本専売公社監理官殿が見えておられます。日本専売公社総務理事牧野説明員。
【次の発言】 厚生省の企画課長が見えております。今野説明員。
【次の発言】 本委員会におきましては、理事会におきまして木原実君の御趣旨の意のあると……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1969/06/05、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 それでは、これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑のお申し出がありますので、これを許します。武部文君。
【次の発言】 ただいまの質問は運輸大臣に向けられたものでありますが、きわめて重要でありますから、まず村山政府委員から御答弁願いまして、各論は各局長でもけっこうでございます。
【次の発言】 金光政府委員に申し上げますが、ただいま委員は少年、幼年、幼稚園等の子供を対象に質問いたしたのでございますから、その対象に正確に御答弁願います。
【次の発言】 厚生省当局に申し上げますが、委員長は不偏不党の立場から質疑応答を伺っておりますと、厚生省当局は能……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1969/06/12、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。阿部助哉君。
【次の発言】 ただいま御出席は、国民生活局長の八塚さんと食糧庁次長の馬場政府委員が参っております。それから食糧庁の総務部長が参っております。それでは馬場政府委員。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十七分散会

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1969/06/19、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  前回に引き続きまして、物価問題等に関する件につき調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武部文君。
【次の発言】 ちょっと御答弁にあたりまして、菅野国務大臣、岩尾政府委員、八塚政府委員御出席でありますから申し上げますが、当委員会では従来、消費者保護基準に基づきまして危険なる食品の検討を続けてまいりましたが、農林省並びに厚生省の御答弁がきわめて不十分なように委員長は考えております。したがいまして、来週木曜日には国立衛生試験所も視察いたし、また東京都消費者センター等も視察いたしまして、この問題について、消費者保護の実を一そうあげるた……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1969/07/03、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武部文君。
【次の発言】 菅野国務大臣、すでにお聞き及びでありましょうが、数回にわたりまして――八塚政府委員もお出になっておりますから、厚生省にもお伝え願いたいし、私からも直接厚生省に注意を促しますけれども、再度コカコーラその他危険な食品につきまして注意を促しましたけれども、答弁がきわめて不十分であります。また、国立衛生試験所も見学してまいりましたが、非常な時代おくれのバラックの中で所員が、財政上も設備上も非常に苦しんでおりますから、時勢の進展におくれております……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1969/07/24、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件につきましておばかりいたします。  先ほどの理事会の申し合わせによりまして、来たる三十一日木曜日、物価安定対策に関する問題につきまして、一橋大学名誉教授中山伊知郎君より、参考人としての意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1969/07/31、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件につきまして調査を進めます。  まず、参考人から、物価安定対策に関する問題につきまして御意見を承ることといたします。  御出席の参考人は、一橋大学名誉教授中山伊知郎君でございます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  中山参考人には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。委員一同感謝いたします。  申すまでもなく、物価安定対策に関する問題につきましては、さきに政府に対し、物価問題懇談会及び物価安定推進会議から諸提言がなされておりますが、本日は、広い識見を有せられる中山参考人から……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第17号(1969/08/05、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程の請願全部を議題として審査に入ります。  本日の請願日程に掲載されております請願は二十一件であります。  まず、請願の審査方法についておはかりいたします。  これらの各請願につきましては、先ほどの理事会で御検討願いましたので、紹介説明、質疑、政府の所見聴取等は省略いたしまして、直ちに採否を決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日の請願日程中、第二十一の請願は採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。

第61回国会 文教委員会 第2号(1969/02/12、31期、日本社会党)

○帆足委員 文教関係の予算が一三%ふえましたことは、物価騰貴のおりにかかわらずまことに御同慶の至りでございますが、いずれ予算分科会が開かれると思いますので、その参考の材料としてきわめて初歩的な資料でございますが、お手元にございます資料でございますからぜひともいただきたいのでございます。  第一は、中央教育審議会の委員の名簿並びにいままでに意見書が出ておりましたならば意見書または中間報告。  それから第二は、幼児、少年、青年の病名別死亡率の現状、これは非常に変わっておりますから、その実態を把握しておきたいと思います。それから幼児、少年、青年の事故による死亡率、おそらくこれは最高になっておりますが……

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○帆足委員 このたびの著作権法の改正は、多岐にわたっておりまして、また画期的なものであります。その上、時代の変遷が速くて、そして今日の実情に沿うように、また利害関係者並びに問題関係者相互の間に、たとえば映画一つを例にいたしましても、製作会社、監督、俳優、それから撮影、その他舞台装置等々、たくさんの要素からできております。それらの方々の努力、その人権、その創意と魅力、それから財産権等を互いに勘案して、正当に保障しながら、均衡と論理と、すなわち情理兼ね備わるような形にせねばならぬとするならば、どの分野におきましても慎重な検討と冷静かつ公平な考慮が必要とされるのでございます。したがいまして、この問題……

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○帆足委員 敬愛する委員長並びに文部大臣に申し上げますが、私がきょう御質問申し上げようと思っておりましたのは、子供たちの死亡率に関する問題でありまして、その最高の死亡率が事故による死亡、第二が幼児のガンであるということを知りまして心を痛めておるのでございます。この問題につきましては党派を越えた問題でございますから、ひとつ十分に対策を講じていただきたいと思いまして、私は癌研究会、学会の年次報告並びにイギリス、アメリカのガンの最近の情勢とガンに対する対策、それから日本の国内における幼児ガンに対する対策の状況について、ガン病棟にも参りまして詳しく見てまいりました。これに対する施設がおくれておることに……

第61回国会 文教委員会 第35号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○帆足委員 公聴会をいたしていろいろ公述人の意見を聞きまして、その後最初の私は質問でございますが、この問題に対処いたします方法につきまして、いろいろ勉強もいたしましたが、私どもは、皆さまの御意見も同じであったかと思いますが、このたびの学校紛争はその寄るところ遠くかつ深いものがある。したがいまして、私どもは時代の苦悩を敏感に反映する学生、学問、教育等の場の苦悩を通じまして学校並びに学校教育制度、学生自治、学校自治、それから大学自治のあり方等、自主的にその自治をはぐくむという方向に沿うて、苦悩の中から新しい芽を育てよう、そのような方法を皆さんとともにさがし求めよう、このように考えておる次第でござい……

第61回国会 文教委員会 第37号(1969/10/15、31期、日本社会党)

○帆足委員 時間も移りましたので、厳格に時間を守ります。私は在職二十年になりますが、ただいま立候補の問題をめぐりまして新聞で皆さまに御心配をおかけいたしまして、恐縮に存じております。実は私はこうして文教委員として生きておりますし、また生きて国民大衆の切実な要望のために着実な努力を続けておりますことも立証しておきたいと思いまして、ごくわずかな時間でございます、ほんの数分でございますからと申しましたところが、敬愛する理事各位並びに大坪委員長から瞬時のお時間をお許しくださいまして、感謝にたえない次第でございます。五分以内で申し上げたいのでございますが、先日議長松田竹千代先生並びに坂田文部大臣の御好意……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1969/11/29、31期、日本社会党)【議会役職】

○帆足委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が重ねて本委員会の委員長の重責をになうことになりました。委員会の運営にあたりましては、委員諸賢各位の御支援、御協力をいただきまして、公正に万全を期してまいりたいと存じております。  何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       小笠 公韶君    金子 一平君       木部 佳昭君    竹内 黎一君       武藤 ……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1967/04/21、31期、日本社会党)

○帆足分科員 実は与党の方にも聞いていただきたいと思ったのですが、チャンピオン一人お出ましになって、たくさんの敬愛する与党の方に聞いていただけないことは残念でございますが、まあ大蔵大臣がいらっしゃいますから。私は平素外務委員をしておりますので、大蔵大臣のごけいがいに接する機会が少なくて、ひごろ残念に思っておりましたが、この際、まず原則的な問題から、それから逐次具体的な問題に及びたいと思います。  第一に、日本の憲法では平和及び社会福祉の問題を非常に重要視しておることは、御承知のとおりでございます。政府においても、憲法の趣旨に対して、平和の問題、社会福祉の問題を重要にお考えになっておられるかどう……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○帆足分科員 私は、きょう御質問いたしますことは、建設大臣がたまたま郷土の先輩でもございますし、虚心たんかいに聞いていただけることをたいへんしあわせに存じます。  御承知のように、東京の都はいつしか一千万をこえるようになりました。そうして安井都知事時代の十三年間は無我夢中になって復興に努力してまいりました。いわば、いまから考えてみれば、めくら馬のようにただ走っただけである。東さんになりましてからもオリンピックに追われて、とにもかくにもオリンピックではいい成績をおさめたが、その間、俗語でいえば都民不在の都政になっていたことは事実であると思います。これは日本の国全体にもいえることでありまして、私は……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1967/04/22、31期、日本社会党)

○帆足分科員 剱木文部大臣には、郷党の先輩として日ごろ敬意を表しておりますが、私は外務委員に所属しておりますものですから、日ごろお目にかかる機会もないのですが、きょうは忌憚のない意見を申し上げますので、十分に御参考にしていただければしあわせでございます。順序不同でございますが、時間が限られておりますから、逐次申し上げます。  学生の世話をするという仕事は、日本の未来をつくる仕事でございますから、最も重要な課題でございます。私は、本来ならば、文部大臣になられる方には、教育学並びに哲学または人生経験についても相当の体系的な理論が必要であろうと思いますが、戦前の文部省といえば、勉強した警察みたいなも……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○帆足分科員 時間が限られておりますが、ただいま高田富之分科員の要望されましたインターンに対する質疑応答を拝聴いたしまして、私も全く同感でございますから、関連いたしましてその問題から問いただし、また要望したいと思います。  インターンにつきまして、いま一般の世論もこの問題の再検討を強く要望しておりますが、聞くところによりますと、予算の裏づけば昨年の二倍程度で二億七千万円前後と聞いております。そのうち六〇%は教材費と資材費と聞いておりますが、そうしますと、インターン制について一年間の研修生たちの生活保障というものがほとんどない。学生なら学生で親のすねをかじればいいわけですが、学校を卒業して、「ホ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○帆足分科員 建設省には各種の請願が参っておりますが、請願書というものは議会に対して国民大衆の声を反映する性質のものでございますから、請願されましたそのすべてを委員会で通過するものではございません。理事会で慎重に取捨選択いたしまして委員会にかけまして採択ということになるのでございますから、審議の重要な参考にこれを資しなければならぬと私は確信いたしておりますが、建設省のお仕事は道路とか都市計画とか河川計画とか、それぞれ多少のゲバルト、強制力を使わなければならぬ仕事がやむなく多いものでございますから、とかく建設省の仕事はやむを得ざる事情であろうけれども、上から強制するというような習慣が多少強いよう……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○帆足分科員 厚生大臣はヒューマニズムに理解のある方だ、各議員口々にそのように申しておりますから、せっかく庶民のためによい御業績を立てられて、よい実績を残されんことを、党派を越えて切望する次第でございます。  由来わが国では、社会福祉関係の仕事となりますと、施設も貧しく、その関係の従業員の給与は薄く、そして弱肉強食は世のならいであって、その自由競争の敗残者に対して恵みをたれるという封建観念が強かったのでございます。しかし、社会保障の問題は、そういう狭い主観的独断で見るべきでなくて、たとえば厚生大臣が今日健康であられ、御夫人が聡明な方であられましても、そのお孫さんが何かの機会に身体障害者にならな……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○帆足分科員 第一にお尋ねいたしたいのは、私はたびたびお尋ねしようと思っておりましたが、吉田書簡、吉田書簡ということばが始終新聞に出ますけれども、国会議員で、しかも外務委員でありながら、この吉田書簡というものを見たことも聞いたことも、内容についてはないわけでございます。これは発表を要求した人もなかったのでしょうか。また発表する意思はないのでしょうか。または発表することはできないのでしょうか。その事情をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それはラブレターと同様のものであるという御返答とするならば、かくのごとき恋ぶみがわれわれ国会議員の政策に対して、外務委員会の政策に対してこれが重大なブレ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○帆足分科員 まず大蔵大臣にお尋ねいたしたいのですが、私は今日の日本におきまして政治家として一番念頭に置かねばならぬことは、日本は海の国でございまして、日本国というよりも日本丸といったほうが適当なくらい貿易と造船に依存しておる国でございます。これはたびたび分科会でも、また外務委員会でも私は主張しておりますが、したがいまして外には平和と貿易、この二つの任務は党派を越えての課題である。ただいま諸悪の根源は、インフレと重税と住宅難、社会保障の乏しいこと、この四つが内政において心すべき問題ではないかと思っております。したがいまして、大蔵省が予算を組むにあたりまして今後念頭に置いていただきたいことは、貿……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、日本社会党)

○帆足委員 本日は各位から、午前中からただいまにわたりまして、有意義な公述人の御意見をそれぞれ承りまして、非常に感銘いたしました。  特に午前中におきましては、各位御同様に御造詣の深い加藤東大総長並びに長洲教授から、この問題のよるところ遠くしてかつ深いことについて、非常に論理的なお話がございました。ちょうどそれと対比いたしましてPTAの副会長さんから、まことにほほえましい素朴なお話もございました。さらにまた、技術者でございますから、社会科学のことには御経験ございませんから当然のことでございますけれども、赤木先生からたいへん苦しい御体験談を伺いまして、私も深く感銘いたしました。多くの方々から――……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○帆足分科員 第一に、ただいまの医療制度の中で健康保険制度に抜本改正を加える必要があることは周知のとおりであります。 そのために、幾つかのしわ寄せがインターン学生、無給医局員、それから練達の老医の方々、国立病院等に来ております。また私どもの目につきますのは、看護婦さんの待遇の劣悪なること。アメリカでは看護婦さんというものは非常に優遇されておりまして、相当のパーセントよい家のお嬢さんが看護婦さんになりまして、それは結婚とヒューマニズムへの一つのよい条件にすら数えられておるのですけれども、日本では惨たんたる状況でございまして、看護婦さんの数の少ないのを嘆くよりも、その待遇を大幅に改善することが必要……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○帆足分科員 あとで要旨を申し上げますから、あとで御答弁願います。
【次の発言】 私は、ただいま物価対策委員長をつとめておりますので、実は、インフレーションのことを非常に心配しておりまして、このまま推移いたしますと、五カ年後には、昭和四十年を基準として一五〇をはるかに越すのではないか、そうなれば容易ならざる事態であろう。いずれこのことにつきましては、委員長の職責におきまして、大蔵大臣にアドバイスをする意味も兼ねまして申し上げたいと思いますけれども、分科会でございますから、限られた時間は三十分しかありません。したがいまして、せっかく御質問いたしまして、竜頭蛇尾に終わっては恐縮でございますから、最……



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