帆足計 衆議院議員
28期国会発言一覧

帆足計[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期-30期-31期
帆足計[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは帆足計衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

帆足計[衆]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第12号(1959/11/27、28期、日本社会党)

○帆足計君 私は、ここに、日本社会党を代表いたしまして、ベトナム賠償問題につき、外務委員会において尽くし得ざりしところを、岸総理並びに藤山外務大臣に対し質問をなさんとするものであります。  今日、ベトナム賠償問題は、深刻なる国民疑惑のうちに朝野の視聴を集め、その真相の究明こそは、本院に課せられた神聖なる義務となっておるのでございます。外務委員会における本問題審議の経過につきましては、すでに小林委員より詳細に御報告申し上げたところでありますが、われらの質問に対する政府の答弁は、常に一貫性を欠き、何ら本問題に関する疑惑を解き、国民を納得せしむるの論拠を示し得なかったことは、まことに遺憾にたえないと……

帆足計[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

帆足計[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○帆足委員 私、長らく外務委員会におりましたが、しばらく商工委員会の方へ移っておりまして、今度またこちらの方へ参りましたからよろしく。  東京は日本の頭脳でありますけれども、私の選挙地たる第四区は杉並、中野、渋谷――東京の頭脳といわれておるところであります。その東京の頭脳の中で革新政党は五二%を得ておるのでございます。従いまして、その国民の世論を背景として御質問申し上げる次第でありますから、一つ十分その点は、教養ある実業家であり、また文化性のある政治家としての藤山さんとしてお聞きを願いたいのですが、これまで日中問題につきまして多くの同僚がいろいろ御質問いたしました。多くのことはすでにもう語り尽……

第29回国会 外務委員会 第8号(1958/07/11、28期、日本社会党)

○帆足委員 ちょっと一、二だけお尋ねしますが、ただいまのことと関連いたしまして、海上保安庁の巡視船の方と、海上自衛隊の方と何か有機的関係がありますか。全然関係はありませんか。
【次の発言】 組織、態勢、運用上です。
【次の発言】 韓国側の警備艇というのは、向うの今の海上保安庁に当るといいますか、警察警備に当るものですか。また向うの海軍と関係のあるものですか。
【次の発言】 韓国李ライン関係の船だけは武装の一部を撤去しておるということを先ほど伺いまして、私ども奇異の感にたえないのですが、それは結局、韓国政府がきわめて神経質な特殊の様相を呈しているからとられた特殊手段であるのかもしれませんが、ただ……

第29回国会 外務委員会 第9号(1958/07/28、28期、日本社会党)

○帆足委員 レバノン、中近東をめぐる緊迫した状況につきましては、国民のすべてが注視しておるところでありますので、同僚議員からそれぞれ適切な質問がありました。従いまして私もできるだけ重複を避けまして、事態の直相を国民の前に明らかにしまして、国民各位がこの切実な問題について判断を誤まらず、政府に対する適切な監視を誤まらず、同時に政府の真意を明らかにしていただきまして、政府の反省を求めたいと思います。  時間も移っておりますので要点を質問いたしますが、まず第一に、政府は外交三原則ということをかねて唱道されておりますけれども、私どもがこの三原則を見ますると、これはまだ朝鮮戦争前後の時代の戦略戦術、すな……

第29回国会 外務委員会 第11号(1958/08/30、28期、日本社会党)

○帆足委員 今日の時代は原爆はすでに水爆の時代に移り、ジェット機はミサイル、人工衛星の時代ですから、人類の歴史で有史未曽有の大転換期、そして時代の流れの早いことも振古未曽有の時代だと思います。従いまして今武力をもって、また力をもって国際問題を解決しようとする風潮や、大国が自己の威圧をもって問題を処理しようこする方向に対して、平和と論理をもって問題を解決し、小国の発言も回しようにこれを認めていくという風潮が強くなってきたことは、まことに慶賀にたえぬことでありまして、特に今次の国際連合におけるレバノン、ヨルダン問題の平和的解決、並びに原水爆実験のしばらくの間の停止ということにすべての大国が同意を与……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○帆足委員 ただいまの岡崎君からの御要望に関連いたしまして、一、二のことを御要望いたしたいと思います。  先ほどの三木大臣のお話のように、今日の時代は、原子力のあけぼのともいうべき時代でございます。私どもといたしましては、今日の時代が原子力のあけぼの、人類の平和のあけぼのともいうべき時代で、保守、革新あまりあせらずに、もう少し時間を待っておれば、世界の流れの方向は大体見当もつくし、それから平和の方向に、明るい方向に――小さなあらしはありましても、大局からは明るい方向に向うものであると私どもは見ておるのでございます。従いまして、この原子力の取扱い、または原子力に関する科学実験、産業等の前進につき……

第30回国会 外務委員会 第2号(1958/10/06、28期、日本社会党)

○帆足委員 ポーランドと日本との通商条約についてお尋ねいたしますが、この本文の中に付属としてついている商品名は例示的なものであってと書いてありますが、これはどういう意味ですか。通商条約には品目がいつも書いてありますが、これは大体どういう意味を持つものですか。特にこういう品目については輸出入を促進しようという意味ですか。解釈をちょっと承わりたいと思います。
【次の発言】 そういう意味だとわれわれも了承しておりますが、ここへ映画フィルム、レコードが入っておりますが、レコードにつきましては日本の政府はレコードを輸入せずに、テープを輸入して、外貨払いをなるべく少くするという方針をとっておるように承わっ……

第30回国会 外務委員会 第3号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○帆足委員 本日議題になっております、安保条約並びに国の安全をめぐる諸問題は、日本民族として、その平和と安全のために、きわめて厳粛な課題でありますから、本来ならば時間などきめずに、夜を徹して諸兄とともに語り合わねばならぬ問題であります。また私どもは、多数党の意見も謙虚に傾聴し、同時に国事多難なときには、少数具眼の士の意見もきわめて重要でありますことは、過去の歴史が示す通りでありますから、どうかわれわれの平和の声も、十分政府は耳にとめていただきたい。また藤山外相が最近国連において努力せられておりますことはよく存じ、その御努力と誠意を多としておりますけれども、私どもが遺憾といたしますことは、藤山外……

第30回国会 外務委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○帆足委員 ではビームのことからお尋ねしますが、前会の十月六日の速記録を読んでいただいたことと思いますが、それは音楽の著作権の問題です。私が申し上げました趣旨は、先般で尽きておりまして、日本のようにアジアに位する民族が早くも西欧に窓を開いて、西ヨーロッパの一流の音楽を理解するということは、私はすばらしいことであると思うのです。しかし経済的に貧しく、そして西ヨーロッパから遠く離れておりますから、需要者も比較的少い古典音楽について、多額の印税を払うということはできないと思います。少くともアメリカより以上の印税を払うということが不合理であることも、言うを待たざるところだと思うのです。従いまして文部省……

第30回国会 外務委員会 第6号(1958/10/20、28期、日本社会党)

○帆足委員 先日の外務委員会におきまして、私は小国との文化交流または手工業の交流等がきわめて重要であるということを申し上げまして、その趣旨につきましては、大方同僚議員諸君並びに政府当局の御賛同を得た次第でありますが、さらにそれに関連いたしましてお尋ねしたいと思います。  現在日本の大公使館におきまして、文化交流のためにいろいろな御努力をなさっておられると思いますけれども、たとえば映画の交流につきまして、どのくらいの本数の映画を、それからどういうタイトル、どういう内容の映画を大公使館にお持ちでございましょうか、まずそれをお伺いいたしたいと思います。

第30回国会 外務委員会 第7号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○帆足委員 時間も移っておりますので、私はこの次詳しい御質問をいたしますから、きょう簡単に一、二のことをお尋ねいたします。先ほど岩本委員から在日朝鮮人の大量帰国につきまして、きわめて適切な御意見を承わりまして、私ども社会党としましても岩本委員の意見に全面的に賛成でございます。特にわが国には七十万からの朝鮮の友邦の諸君がおりまして、誤まった過去の軍国主義政策のために朝鮮の諸君は民族的偏見に悩まされ、また劣悪な環境に置かれておりまして、非常にこの国でも苦労をいたしておるのでございます。その具体的な現われとして生活保護法の世話を受ける貧窮な朝鮮の友人諸君のそれに払われておる予算が、年額二十五億円をこ……

第30回国会 外務委員会 第9号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○帆足委員 きょうの毎日新聞を見ますと、安保条約改定の問題はよほど進行して、もう残された問題はわずかであるというふうに承わりまして大いに驚きました。今日警察官の力を加える法案が国民注視の的になっておりますが、これはわれわれのからだに触れる問題ですから、国民は非常に心配して審議を見守っておりますが、安保条約の問題は祖国の命運に関する問題でありますから、十分な審議が必要であると思うのでございます。国民はこの問題がどういう方向に進んでおるか、もっと詳細に、もっと具体的に政府の態度をただし、交渉の経過を知る権利があると思うのでございます。次の国会のときにはすでに条約が締結されて批准の段階において審議し……

第30回国会 外務委員会 第10号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○帆足委員 人国監理局の長官ですか、局長ですか、御用があって先に御退席だそうですから、それを取り急いでちょっと御質問いたします。  先日、ただいま岩本委員の御報告のように、大村収容所の視察をいたして参りまして、二、三気がついた点がありますから、当局の意向を確かめ、そしてまた至らぬ点がありましたら、一つ合理的に改革のほどをお願いし、要望したいと思います。  収容所を見まして、私どもが想像いたしておりましたよりも清潔でありますし、また当局の御努力のほども拝承することができました。今日歴史の過渡期において、こういうキャンプは国際的悲劇の産物として、日本のみならず、アフリカとかバルカンとか、またその他……

第30回国会 外務委員会 第12号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○帆足委員 技術出身の専門家であられる大屋さんにお尋ねするのですが、私たちは政治論争ではなくて、私どもより専門の知識を持っておられる方としてお尋ねいたしたいのです。  社会党といたしましては、学問の進歩、技術の進歩ということには、どちらかと言えば勇猛果敢なパイオニア的精神を持っているのでございますが、今日の複雑な世界情勢の中で、慎重に考慮せねばならぬ問題がありますので、学界が作った三原則というものに対して私はこれを子供じみたことと考えずに、また学者の杞憂と考えずに、これは聡明なことであると考えております。原子力に関する技術並びに設備を入れることは早ければ早いほどいいのですが、今日のような保守政……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第2号(1958/12/22、28期、日本社会党)

○帆足委員 本日は主として安保条約の問題を中心として質疑が行われておりますが、安保条約の問題は結局国防にかかわることでございまして、国防の本義は政治外交にかかるのでございますけれども、同時に兵器並びに立地条件、日本の特殊な立地条件等の問題を正確に把握しておらなければ、この問題を談ずることができないことは、これまで私がしばしば指摘したところでございます。従いましてこの問題を論じますためには原水爆並びに原子科学の現状、ミサイルの発達の状況、原子潜水艦並びに原子航空母艦の発達の状況、人工衛星の現在の状況、小型核兵器の問題並びに日本の特殊な立地条件等について、このうしろに太平洋の地図ぐらに掲げて論議し……

第31回国会 外務委員会 第4号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○帆足委員 在日朝鮮人の帰国問題につきまして、与党におきましても慎重審議されまして、これを政党政略から切り離して、純粋の人道、国際法、基本人権の問題として取り扱おうという態度をおきめになり、関係主管官庁においても同様の態度がすでにきまりまして、あとはただ手続として閣議の決定を見るというだけに至りましたことは、まことに御同慶の至りでございます。そうなりますと、この問題を最も公平に、最も人道的に、雑音なしに円滑にあと実現に進ますということが、残された問題になるわけでございます。従いまして、この点につきまして事情を知る者として、私は多少の御注意と御注文を政府に申し上げたいと思います。  日本における……

第31回国会 外務委員会 第5号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○帆足委員 本日の閣議で、在日朝鮮人の北鮮帰還のことが、ほぼ意思が固まったということで、まことに御同慶の至りでございます。実は朝の東京新聞で見ますと、外務大臣の意思は確かに固いけれども、「岸首相ためらう」と大きく書いてありまして、しかも昨日の夕刻の談話でありましたから、非常に心痛いたしまして、またあの病気が出たかと思ってがっかりしたのでありますけれども、ただいま次官から伺いますと、もはや閣議は事なく済んだらしゅうございまして、邦家のために御同慶の至りでございます。そこでこの善後策をきわめてスマートに敏速に、そして順調にかつ実情に即して行うことが、私は賢明な方法であると思います。すべて聰明な人間……

第31回国会 外務委員会 第9号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○帆足委員 大臣のお時間が制限されておりますので、雑用に関することはあとでお伺いするとしまして、最初に大臣にお尋ねしたいのですが、今朝の新聞によりますとソ連フルシチョフ首相とイギリス、マクミラン首相との間に、平和に関する広範な取りきめの前提になるような明るい共同声明が発せられております。私はかねて藤山外務大臣に英国的合理主義的な良識の片りんをうかがうことができまして、まことに頼もしく存じておりました。また先年外相が海外にいらっしゃるにあたりましても、カナダの外務大臣あるいはイギリスの外務大臣等に会いまして、東西二つの世界の平和共存、合理的な話し合い等に対して関心を持たれまして、それぞれの国の最……

第31回国会 外務委員会 第11号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○帆足委員 ただいまの両委員の質問に関連いたしまして、この際外務大臣にただしたいのですが、韓国並びに朝鮮人民民主主義共和国をめぐります帰国の問題は、私は、外務大臣の良識ある御措置によって次第に今後軌道に乗るものであるという楽観的見通しを持っておるのでありますが、ただいまの問題について、関連しまして一つお尋ねし、確かめておきたいと思います。と申しますのは、在日朝鮮人の帰国にからみまして、問題点がありましたのは、一つは航路の安全の問題でございましたけれども、これはもはや北方の領海を選び、適切な航路をたどりますならば、そうして人道の問題に対して、ことさらに反撃を加えることはあり得ないという国際通念に……

第31回国会 外務委員会 第16号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○帆足委員 もう時間もお昼を過ぎましたので簡単に申し上げますが、在日朝鮮人の帰国の問題ですが、この問題は人道の問題であり、基本的な人権の問題として政府が解決に努力されておりますことにわれわれは敬意を表しておりますが、本来これは人道の広場における問題でありますから、いずれの国とも基本的対立はなかるべき性質の問題でございます。従いまして、これはお互いに理解し合って進みますならば、必ずや明るい見通しがあるものと確信いたしております。特に国際問題につきましては自分の考えだけの独善では何事もうまくいかぬのでありまして、相互に相手の立場を尊重しながら、対等の資格で理解し合って進むという態度が必要だと思いま……

第31回国会 外務委員会 第17号(1959/04/01、28期、日本社会党)

○帆足委員 在日朝鮮人の帰国問題につきましては、外務大臣は韓国政府の条理なき反対第一部の雑音を押し切りまして、純粋に人道と基本的人権の問題として、公正な立場からその解決に御尽力になっておられることに対して、私どもは敬意を表する次第でございます。この問題につきましては、国内の世論も世界の新聞論調も外務大臣の態度に対しては好感を寄せておるように伺っております。ただ今後の実施の過程におきまして、朝鮮人民民主主義共和国政府の議会との間に多少のそごがあります実情でありますが、この問題のよって来たりますところは一方におきましては、当初日赤の井上外事部長の言動が多少独走した点があったこと、それから政府の事務……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○帆足委員 時間が十五分しかありませんので、きょうは要点だけを簡単にお尋ねいたします。朝鮮問題のことをお尋ねしたいのですが、その前に安保条約のことについて一つだけ大臣の御所見を伺いたいのであります。  今日はミサイルと原子力の時代ですから、私どもの観点からすれば、いかなる軍事同盟にも反対であることを大臣に御了承願いたいのです。しかし保守党の立場から考えまして、今日の安保条約を二つに分けまして、大体NATOのやっている方に近いやり口で、すなわち一般的軍事同盟を結んで、基地協定は別にすることを御研究になる余地はないか。軍事協定だけでありますと、たとえば過去におきましては日英同盟のような形で、いわば……

第32回国会 外務委員会 第2号(1959/07/10、28期、日本社会党)

○帆足委員 承知しております。  最初にお尋ねをいたしたいことは、例の朝鮮人帰国の問題でございますが、大へん見通しがつかずに深刻な社会問題になっておりますので、正確なお答えをお願いしたいのです。情報がまちまちでありますけれども、手続上からいえば、現在の仮調印で赤十字国際委員会が日朝両赤十字の正式手続として取り上げておるのでしょうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 御承知のごとく両赤十字の会談で意見がまとまりましたので、だれしも常識としてこれでこの程度のモーラル・サポートならば当然国際赤十字は協力してくれるものと期待しておりましたのが、今日のごとく見通しが多少つきかねるような状況になってお……

第32回国会 外務委員会 第3号(1959/08/31、28期、日本社会党)

○帆足委員 外務大臣に御質問申し上げますが、この九月の十五日ソ連のフルシチョフ首相がアメリカを訪聞いたしまして、また秋の終りにはアイゼンハワー氏がモスクワを訪問することになっておりまして、これは国際政局、世界の平和の上から見ましても非常に大きな意義を持つものであろうと存じます。現在、御承知のごとく兵器の進歩は、人間のやましい本能にまかしておいてはもはや危険であるという段階に参っておりまして、人の人たるゆえん、すなわち人間の理性が、そして話し合いが世界の政局において最も必要になっておる時期であろうと思います。特にソ連では一万四千キロ大陸間弾道弾を完成いたしまして、もはや兵器及び武力の圧力でアメリ……

第32回国会 外務委員会 第5号(1959/10/15、28期、日本社会党)

○帆足委員 ただいま岩本議員からるる申し上げたことに対する政府の答弁を承わりますと、よほど問題の解決に進む面もありますけれども、なおかつ不十分と思われる節もあるように印象を受けたのでございます。今次の十万をこえる在日朝鮮人の帰国の問題は、民族の大移動ともいうべき大きな仕事でありまして、藤山外務大臣が人道の見地からこれに踏み切られたことは、政府にとりましても白星であったと、だれしも党派を越えて批評している問題でありますから、ぜひとも人道と人権の見地から円滑にこれを実現するようにしていただきたいし、特にこの困難な課題は、過去の日本軍国主義の落し子ともいうべきものでありまして、過去の植民地政策の跡始……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第6号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○帆足委員 ただいまの田中委員の質問にまた要望に関連いたしまして、きょうの産経新聞に出ておりますトラン・ヴァン・フー氏の自分の身分についての説明の言葉の中に、いろいろ問題点がありますが、特にただいまの件に関連いたしましては、自分の資格の合法性についてもし問題が起こるならば、それはサンフランシスコ会議資格審査委員会にも関連してくる、こういう微妙な回答をしておる。これは自分の資格について疑義がないという意味ではなくて、疑義があった、そこでその点については、少くとも資格審査委員会で大いに論議された――普通ならば資格審査委員会で論議さるべきはずでもありませんけれども、しかし論議されたほどの問題であると……

第33回国会 外務委員会 第11号(1959/11/19、28期、日本社会党)

○帆足委員 臨時国会でございますけれども、ただいまベトナム賠償問題も審議されておりますし、並んで安保条約の問題は仮調印されましたあとで審議いたしましてはよほど手おくれになりますので、与党野党を問わず、日本国民の幸福と国家的見地からこの問題を十分に審議を尽くして、そして政府当局には、国民の声でくむべきものは十分にくんでいただかねばならぬと思う次第でございます。御質問申し上げねばならぬことは、きょうの新聞社説等を見ましても山積いたしておる次第でありまするが、逐次順を追いまして大臣にお尋ねいたしたいと思います。差し迫っております安保条約の問題で国民だれしも憂慮いたしますのは、日本の基地を外国に貸しま……

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○帆足委員 時間も移りましたので簡単に申し上げます。  安保条約の全権使節が彼の地に参りますのももう切迫しておるそうでありますが、ただいまの戸叶委員の論議を承りましても、私どもは事前審議においてまことにまだ不十分であると思っておるのです。先ほど来質問がありましたように、この問題で国民のすべてが心配いたします点は、事前協議の同意の問題です。それから日本の国土が直接侵される心配というならばまだ理解し得る点もあるでしょうが、極東の平和と安全のためにというアメリカの一般極東政策、その中において間違った要素、危険な要素が多々あったことは歴史がすでに実証しておる通りですが、それに巻き込まれることを心配する……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第34号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○帆足委員 安保条約の審議につきまして、私は、委員でありますけれども、きょう初めて発言をお許し願ったわけでありまして、国民すべてが、この問題をまじめに審議してくれることを望んでおるわけですから、十分質問さしていただきたいのでありますが、きょうは、もう時間が移りまして、同僚議員諸君もぼつぼつ空腹を感ずる時間でありますから、その緒論だけを述べさせていただきまして、他の機会に続けて質問さしていただきたいと思うのであります。  その前に一言お尋ねしたいのですが、問題の李承晩政権が倒れまして、韓国が民主化される傾向にありますことは、党派を離れて御同慶の至りでありますが、許政大統領代理が、北朝鮮の例の帰国……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 外務委員会 第2号(1960/08/31、28期、日本社会党)

○帆足委員 在日朝鮮人の帰国のことにつきましてただいま岩本議員から御報告もあり、御要望もありましたが、私もそれに同意見でございます。ただ今日すでに四万数千人の隣邦の友が、きわめて順調にそのふるさとに帰りましたことにつきまして、党派を離れた課題としてこれに協力いたしております私ども一員といたしましても、これまでの外務省当局並びに厚生省当局の御努力に対して、深く感謝する次第でございまして、その意味におきまして厚生大臣にもきょうは御出席を願いまして、御礼も申し上げ、今後の御要望も申し上げたいと存じておる次第でございます。  日本におります朝鮮人六十万の大部分は、不幸にして過去の歴史の伝統を受けまして……


帆足計[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第1号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○帆足委員 民主政治というものは国民各層の意見を聞きまして、実際に即し、理性に基づいて、慎重に審議するというのが、民主政治の要諦でありますので、本日各公述人から意見を承りまして、私ども大へん参考になりました。特に、松岡洋子さんからは婦人の立場から切々たる意見を伺いましたし、大内教授からは論理と理性に基づく御議論を承りました。また、福島さんからはジャーナリストとして、まあ常識的な御議論を伺いましたが、私は特に興味を感じましたのは、大井篤さんの御議論です。これはどちらかというと、心理学的に私は非常に興味を感じたのでございます。と申しますのは、大井さんは海軍大学の御出身でありまして、敗戦のエキスパー……



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データ更新日:2023/02/05

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