このページでは田沢吉郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○田澤吉郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員島口重次郎君は、去る三月十七日急逝されました。まことに痛惜の念にたえません。 いま、私の脳裏には、戦後第一回の青森県議会議員として、君と党派を越えて提携協力し、荒廃した郷土の復興と民生の安定のために献身したころの記憶がなまなましくよみがえるのであります。以来、私は、君の円満無比な人格と実行力を伴うた深い見識に対して、心から尊敬の念を抱いていたのでありまして、過去幾たびかの選挙においても、君を相手にして戦うことをむしろ誇りとさえ感じていたのであります。 君が入院加療中との報に、私は梅のはちを持って病床を見舞いました。寒に耐えて咲……
○田澤吉郎君 ただいま議題になりました昭和四十三年度衆議院予備金支出の件について御報告申し上げます。 今回御承諾をお願いいたしますのは、昭和四十二年十二月二十七日から昭和四十三年十二月二十六日までの間に本院で支出した予備金七百万円であります。その所属年度は全額昭和四十三年度分でありまして、使途は、すべて在職中なくなられました議員の遺族に贈った弔慰金であります。 これらの支出については、そのつど議院運営委員会の承認を経たものでありますから、御承諾くださいますようお願いいたします。(拍手)
○田澤吉郎君 ただいま議題となりました衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案について御説明申し上げます。 本案は、議院運営委員会において起草提出したものでありまして、職員の定員千六百五十二人を千六百九十一人に改めようとするもので、特別委員会の調査員及び委員会会議室用の新しい建物の要員として三十九人を増員するものであります。 なお、本案は、昭和四十四年四月三日から施行し、同年四月一日から適用するものであります。 何とぞ御賛同くださるようお願い申し上げます。(拍手)
○田澤吉郎君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、さきに政府職員の期末手当、勤勉手当の支給時期及び支給割合が改正されたことに伴いまして、国会議員の秘書に対しても政府職員と同様の期末手当及び勤勉手当を支給することができるようにするため、所要の改正措置を講じようとするものであります。 すなわち、国会議員の秘書の期末手当の支給時期について、従来の六月及び十二月を三月、六月及び十二月に改め、また、その勤勉手当の支給時期及び支給割合について、従来、三月に〇・五月分、六月及び十二月に〇・三月分支給……
○田澤吉郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程されました副議長小平久雄君不信任決議案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) わが自由民主党は、結党以来常に国民の圧倒的支持を得、国会において絶対多数を占め、きわめて責任の重い立場に置かれてまいりましたが、この事実こそ、積年の施策が国民に心から支持され、期待されてきたからにほかならないのであります。(拍手)しこうして、国民の大きな信頼と期待に対して商い使命感に徹して、国政に当たってまいったのであります。わが党は、議会制民主政治の理念にのっとり、大政党としての矜持を保ちながら、少数政党の言論を極力尊重し、その意思……
○田澤吉郎君 ただいま議題となりました議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、 第一に、さきに国有鉄道運賃法が改正され、一等車及び一等船室が特別車両及び特別船室になったことに伴い、議院に出頭する証人、公述人及び参考人に対しても特別車両料金及び特別船室料金を支給できるようにしようとするものであります。 第二に、証人、公述人及び参考人に支給する日当の計算上の日数について、従来は旅行の実態と関係なく、単に旅行距離に応じて算出することになっていましたが、これを実情に即した日数によるものとするように改めること……
○田澤吉郎君 ただいま議題となりました国会議員互助年金法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 改正の第一点は、国会議員互助年金法の改正でありまして、歳費月額が九万円、十三万円、十三万五千円であった当時に、退職もしくは死亡した国会議員またはその遺族に支給する互助年金の年額を、昭和四十五年一月分以降は、十四万円を基礎として計算した年額に改定しようとするものであります。 第二点は、本年六月の国会議員の期末手当並びに国会議員の秘書の期末手当及び勤勉手当の額について、政府職員の場合と同様、歳費月額及び給料月額の六月以降の改定にかかわらず、従前のとおりとする措置を設け……
○田澤政府委員 ただいまの田邊委員の御質問の「新しい管理者」という小冊子でございまするが、私はまだ聞いておりませんし、また、もちろんそういうような内容であってはたいへんだと思います。そこで、詳細につきましては人事局長から説明させますから、御了承願います。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 これは、実は公労委から昨年の七月の十六日に郵政省に対して不当労働行為事件に対する指令が来ましたものですから、この公労委の命令に従いまして、昨年の八月十三日に、文書をもって全逓の組合に対して遺憾の意を表した事実はございます。
【次の発言】 田邊委員がただいま述べられました四名の方はもちろんでござい……
○田澤政府委員 ただいま山本人事局長からも御答弁申し上げたとおりでございますが、問題は、一人事部長が党を誹謗したり何かするということは、たいへんな問題でございます。そういうことがありますと、これは厳重に戒告を与えてやらなければならないと思いますが、その状態が、先ほど人事局長がお話ししたように、どういう集会であるか、あるいはまたどういう環境にあるかということもつまびらかになっておりませんので、そういう点も注意しながら、今後そういう問題に対して対処してまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 十分調査をいたしまして、その結果によって忠告なり戒告なりというものを与えたい、こう考えております。
○田澤政府委員 ただいま電電公社総裁からもお話がありましたが、この問題は特定郵便局と電電との関係とはちょっと性質が異なりますものですから、この問題に関しましては十分調査をさせまして、しかるべく御意見に従うような行き方をしてまいりたいと思いますが、なかなか慎重にやらなければならない問題であると思いますので、よろしくお願いします。
○田澤政府委員 ただいま中井先生からお話のありました問題は非常に重要な問題でございますので、保険局長から言われました分配金の問題を研究するとともに、そういう趣旨の保険にしていくように今後研究してまいりたいと思います。
○田澤政府委員 秋田委員のお話のように、確かにこの受信料の問題に関しましては、書き方が非常にむずかしいということは御承知のとおりでございまして、提案理由の説明の中でも、なかなか一般の人がわかりにくいということは秋田委員御指摘のとおりでございます。しかしながら、秋田委員御承知のように、最近テレビの放送というものの普及率が非常に高うなりまして、そしてラジオの普及率とが大体クロスするように相なってまいりましたので、ラジオだけの受信施設を持っている者を免除しようということが趣旨でございまして、そういう意味での内容を含んでいるものでありますが、今後こういう特殊な、科学的なものを扱う場合の内容説明に関して……
○田澤政府委員 NHKの監査機構に関しましては、お説のとおり、監査機構が会長のもとにあるわけなんです。そういう関係からいいまして、監査機能というものは、御指摘のとおり完全ではございません。そこで前の第五十一回国会において放送法の改正のおりにこれを出してあるわけでございます。しかし不幸にしてあの法案が通りませんものですから、その機能は現在のまま、未解決のままあるわけでございます。ですから今後これらの問題は、十分放送法の改正のおりにこれを入れて、十分なる監査機構を確立してまいらなければならない問題だと思っております。
【次の発言】 そのとおりでございます。
○田澤説明員 ただいま田邊委員からのお話にございましたように、第四次五カ年計画がいよいよ四十三年度から始まるわけでございます。そこで、これまでの電話の積滞量というのは非常に大きい、これから第四次五カ年計画としては、申し込めばできるだけ早い機会につく電話にしなければならないというのが電電公社の目標でございまして、そのためには二二%料金をアップしていかなければならないというようなことがいま計画書に出ておるわけでございますが、郵政大臣としては、この問題は単に電信電話料金の問題だけじゃなく、政府全体の公共料金の問題とも関連があるものでございますので、これに関しましては十分慎重に扱っていかなければならな……
○田澤政府委員 今回郵政省では人事異動を行ないましたので、その結果を御紹介申し上げます。 事務次官には淺野賢澄君。 電気通信監理官には柏木輝彦君。 貯金局長に鶴岡寛君。 簡易保険局長に竹下一記君。 電波監理局長に石川忠夫君。 官房長に溝呂木繁君。 なお、監察局長には西原林之助君を任命してありますが、本日まだ赴任しておりませんので、後日御紹介申し上げたいと思います。
○田澤説明員 お答え申し上げます。 田代委員御承知のように、放送法、電波法が前の国会で成立を見なかったその後のことでございますが、本来ならば、このUHFの免許を与えるのは、やはり放送法なり電波法が成立した後にこれを認可していくのがほんとうなのでございます。ところが、全国的に地域を見ますと、緊急度の高い、どうしてもやっていかなければならないという地域が非常に多いわけでございます。どうしても放送法なり電波法が早急にできない場合は、その地域に対してだけ今回はUHFの認可を与えていこうというのが今回の免許のねらいでございます。 あと、詳細にわたりましては局長から説明いたさせますが、本質的な考え方と……
○田澤説明員 先ほど来井出先生から、いろいろ高層建築物ができるに従って電波の障害がある問題を非常に大きく取り上げていただきまして、建設省あるいは法務省に強くそういう点を訴えてくださいましたことに対して深く感謝を申し上げます。 ところが、ただいまNHK並びに建設省、法務省等のいろいろなお話を聞いてみましても、これからやっていこうという計画あるいはまた考え方が非常に述べられておりましたが、根本的にこれを解決するという一つの考え方が出ておらぬように見受けられましたので、これに対して、私たち郵政省としては率先してこれを各省に訴えていかなければならない立場であることは当然であろうと思うのであります。た……
○田澤委員 一九六八年十勝沖地震の状況に関しましては、安倍副本部長をはじめ、各省庁から御説明があったわけであります。申し上げるまでもありませんが、この地震は三十九年六月十六日の新潟地震よりははるかに規模が大きく、大正十二年九月一日の関東大震災と匹敵するような災害であったために、先ほど報告がありましたように、死者三十八名中青森が三十四名という非常に大きい被害、それからけが人が二百二十八人、行くえ不明が九人、こわれた家が千三百棟、あるいは床上浸水が九百十一、そのほかに国鉄あるいは電信電話の施設、道路あるいは港湾、河川等が非常に大きく破壊されたわけでございます。しかし、政府では対策本部はつくって、八……
○田澤委員 ただいま第一班長である委員長から、青森県並びに岩手県の状況、二班長の稻葉先生からは北海道の状況をつまびらかに報告されたわけでありますが、私も第一班の青森、岩手班に参加させていただきまして、青森県の状況をつぶさに調査する機会を得たのでありますけれども、ただいま青森県の知事からの陳情の内容にもありましたように、新聞あるいはテレビがかなり深刻にこの問題を取り扱っておりましたけれども、それ以上に、現地へ行ってみますと、災害が深刻であるということを見てとったわけであります。しかも、私たちが行ったのが一週間後でございますが、いまなお何回も余震が起きて、あるいはまた山くずれがあるのじゃなかろうか……
○田澤委員長代理 次回は、来たる五日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十八分散会
○田澤委員長代理 これより再開いたします。
委員長所用のため、指名により、私が委員長の職務を行ないます。
公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 米田東吾君。
【次の発言】 ちょっと理事者側に申し上げますが、御答弁は簡潔に要領よくやってもらわないと、時間がかかりますので、お願いします。
【次の発言】 次回は、来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時四十七分散会
○田澤委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意を表するものであります。 御承知のとおり、電電公社は、その発足以来三次にわたる長期計画を遂行し、この十数年の間に加入電話八百二十万余を増設するという大きな成果をあげてまいりましたが、近時、経済の高度出長と国民生活水準の向上に伴い、電話架設や通信サービスの改善に対する国民の要望は、最近ますます熾烈の度を加えてきており、加入電話の申し込みの積滞数は、昭和四十二年度末現在において二百三十五万を数えるに至っております。 このような状況にかんがみ、公社は、加入電話九百三十万個の増設を柱……
○田澤委員 米価運動に関しましては、毎年熾烈をきわめてきているわけでありますが、特に今年度は非常に最悪な条件がたくさん重なっているようであります。 そこで生産者団体は、過般来四百八十万の署名をとって、あるいは国会に、あるいは政府に、各党に、いろいろ陳情しているわけでございますが、国会議員に会いますと、自由民主党の議員に会えば、まあ一俵当たり九千二百四十四円は妥当であろう。社会党の議員に聞きますと、一俵一万一千円を私たちは堅持するのであるから、九千二百四十四円というのは当然であろう。民社党しかり、あるいはまた公明党、共産党も、いずれも九千二百四十四円という価格を支持しているわけでございます。 ……
○田澤委員 米の問題に関しましては、毎年非常な大きい問題を起こして今日まできているわけでありますが、生産者の皆さん方の要求する米価は、これまでも実現されないまま今日まできているわけでございます。それにしても、毎年政府並びに各関係者は、生産者の気持ちというものは相当高くくんで今日まできたのでありますが、今回はどうも生産者農民の気持ちというものを、最初から何か踏みにじって今日まできているような気がしてならないわけであります。私も自由民主党ですので、政府をあんまり攻撃する立場にはないのでありますが、それにしてもどうもそういう気がしてならない。 というのは、最初に生産者を除外したいわゆる中立米審とい……
○田澤委員長代理 中野明君。
○田澤委員 昭和四十四年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十四年度の衆議院予定経費要求額は百億三千七百二十四万円でありまして、これを前年度予算額九十二億九千三百二十七万二千円に比較いたしますと、七億四千三百九十六万八千円の増加となっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、八十八億八千九百二万五千円を計上いたしております。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、庁費、議案類印刷費、通信費等の事務費及び庁舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し七億三千九百六十九万九千……
○田澤委員 私は、社会党提出の動議に反対し、自由民主党提出の案に賛成いたすものであります。 社会党提出の案は、第一日目は、社会、自民、社会、二日目は、社会、民社、公明、共産、こういう形になっておりまして、自民党提出の案は、社会、自民、社会、社会、二日目は、民社、公明、共産、こういう形になっておるわけでございますが、この論をいろいろ議論すれば議論の余地はあるでありましょう。しかし、先ほど来いろいろ議論がありますとおり、議会の運営を一歩でも旧来の慣例から前進しようという気持ちを持つとするならばこの案が至当であろう、こう考えまして提案いたしているような次第であります。 先ほど申し上げましたように……
○田澤委員 ただいま勝澤委員、また佐野委員からいろいろお話があったわけでございますが、ちょうどここに週刊読売、週刊新潮を私持ち合わせておるわけですが、この中でこういうことが見出しに書かれておるわけでございます。「あいかわらずの官僚天下り天国」という見出しで、「昨年一年間で百三十六人もの高級公務員が、堂々と」、「堂々と」ということばをつけて、民間会社へ天下りをしている。そうして例としては、大蔵省銀行局金融検査官が相互銀行の重役になっておる。同省理財局次長が銀行の常務になっておる。陸運事務所長がタクシー会社の重役になっておる。建設省営繕局長が土建会社の顧問になっておる。通産省の繊維雑貨局長が貿易商……
○田澤委員 本日の本会議は開かないこととし、明日は、議長裁定による日程をそのまま日程として、定刻午後二時より本会議を開くこととせられたいと存じます。
○田澤委員 明二十九日午後二時から本会議を開会……(発言する者多く、聴取不能)
○田澤委員 ただいま社会党、民社党、公明党から、昨日社労委員会から上がってまいりました本日の日程第七の問題に関しまして、本日の本会議に上程することは反対であるというようなお話でございますが、わが党は、社会労働委員長のこれまでのお話を承り、また、きのうの社会労働委員会におけるああいう状態に至った経緯をいろいろ聞いてみますときに、私たちは合法的なものと思いまして……
【次の発言】 本日の本会議に上程して審議していただきますことをお願い申し上げます。
○田澤委員 ただいま竹内委員からお話しがありましたように、四月の一日十六時四十分に、荒川放水路の新四ツ木橋の工事現場から災害が起きたわけでございますが、この点に関しましては、私も現場へ参りまして、いろいろ現場の方々と話し合いをいたしましたが、私は潮の干満の状態、あるいはまた川の質の問題、底の土質の問題、あるいはこのリングビームというものが、ああいう大きい川、水のある川ではたしていいのかどうかというような経験が、はたしてあったのかどうかということを考えますと、かなり私は、あれを行なっている建設省自体にも大きな責任があると思う。ですが、私はいま時間がありませんので、これを建設省に質問をいたしており……
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