このページでは田沢吉郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○田澤吉郎君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました所得税法、法人税法及び租税特別措置法のそれぞれの改正案に対し、賛成討論を行なわんとするものであります。(拍手) 以下、賛成の理由について申し上げますと、まず第一点としましては、昭和三十八年度の減税計画はわが国現下の財政事情に照らして、きわめて適切妥当であるということであります。 御承知の通り、三十八年度予算において、将来にわたるわが国力発展の基盤を充実するための重要施策として、社会保障や文教政策、あるいはまた公共事業の三つを取り上げておりまして、これらの経費は前年度予算に比べて、それぞれ二〇%ないし二二%増額されたのでありま……
○田澤吉郎君 ただいま議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、私は、自由民主党を代表いたしまして、大蔵大臣にお伺いいたしたいのでございます。(発言する者多し) 各位御承知のとおり、戦後の経済変動に直面いたしまして、農地被買収者の生活状況というものは、まことに目にあまるものがあるわけであります。まさにうらぶれた裏町人生の図でございます。(発言する者多し)しかるに、本改正案は、農地被買収者に対して、わずかに二十億円だけのワクを与えているということは、はたして被買収者の要求している額に、これが満たされるであろうかどうかということについて、大蔵大臣、明快なる御答弁をお願いいたした……
○田澤委員 ただいま議決せられました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議について、私は自由民主党を代表いたしまして、その提案理由を説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は森林造成の長期性に鑑み、国民生活に重大な関係を有する森林の木材供給力を増大し、国土の保全と治山治水の機能を一層強化し、増伐に伴う跡地造林の万全を期するため造林補助金の増額、低利且つ長期造林融資枠の大幅拡大を計ると共に、森林開発のための林道助成の引き上げ並びに林業の恒久対策としての林業税制の根本的改正並に林業金融制度の拡充につき速かに……
○田澤委員 バナナの関税に関連して質問いたします。その前に、政務次官にお願い申し上げたいのでありますが、先ほど芳賀委員からもお話がありましたように、九〇%の自由化が行なわれてきて、それに対応する一環として、関税の引き上げ政策を行なっているわけでございますが、ヨーロッパ共同市場においては、関税を引き下げようとする行き方、またイギリスにおいても、農業を犠牲にしても関税を引き下げようとしている傾向にあるわけです。そういうあり方は、ブレトン・ウッズ協定という精神に基づいて、そういう傾向に世界的な趨勢があるわけです。ところが、日本の前近代的なこういう国内産業を維持するために、関税を引き上げていこうという……
○田澤委員 ガリオア・エロア返済協定に関しては、すでに予算委員会、外務委員会等において十分審議が尽くされて衆議院を通過したのでありまして、私は、この債務と心得るという点に関しては十分了解できるものであります。ただ、ここで質問しようとする点は、去る二月六日の本会議において外務大臣がガリオア・エロアの返済協定の趣旨説明において、「ガリオア債務の支払につきましては、開発銀行出資金に対する毎年度の納付金と開銀貸付金の約定に基づく回収金及びその利子収入によっても十五年間に十分完済し得るものでありまして、債務支払い後も納付金のもとになっている出資金はそのまま手つかずに残り、引き続いて収益を生み続けていくわ……
○田澤委員 私は自由民主党を代表して、産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対して、賛成の意見を表明するものであります。 終戦直後のわが国の経済は崩壊に瀕し、あまつさえインフレのために経済は混乱を来たし、そのために民需生産は極度に低下し、ことに食糧生産は戦前の半分以下に下がって、国民は非常な食糧難にあえいでいたのであります。しかもわが国には食糧や生活必需物資を輸入する外貨はもちろんのこと、外貨を獲得する輸出力もなかったのであります。その上、海外から数百万に上る復員軍人や引揚者を迎えていたのでありますから、国民の窮乏は全く言語に絶していたのでありまして、この現実は与野党ともよく認識している……
○田澤委員 農地被買収者に対する貸付金と国民金融公庫との関係は非常に大きい政治問題になっているわけでございまして、今回は提案者である綱島先生がいらっしゃっておりますし、本来ならば大蔵大臣の出席を求めて質問するのがほんとうでありますけれども、政治的な問題に関しましては政務次官から明快な御答弁をいただきたいと考えます。 第一番目は、国民金融公庫法の第一条に、「国民金融公庫は、……銀行その他一般の金融機関から資金の融通を受けることを困難とする国民大衆に対して、必要な事業資金の供給を行うことを目的とする。」ということが書いてありますが、この「国民大衆」ということは一体具体的にどういうような範囲である……
○田澤委員 国民金融公庫法の一部を改正する法律案につきましては、前の国会において、相当程度の質疑が行なわれたのでありますが、そのおりには、政府が農地被買収者問題調査会に対して諮問中でありまして、いまだ答申が行なわれていないときであったわけでございます。しかるに、五月二十二日に調査会より答申か行なわれましたので、その答申に関連して、まず質疑を二、三点行ないたいと思います。 調査会の答申には、世帯員のうちから戦死者、戦傷者、引揚者及び抑留者を出した直接の人的戦争被害や、世帯が戦災にあったり、強制疎開にあったりした直接の物的戦争被害については、農地被買収世帯は、買い受け世帯その他の一般世帯に比べて……
○田澤委員 私は、自由民主党を代表して、国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対して、賛成の意見を表明するものであります。 終戦直後に行なわれた農地改革は、戦後の経済民主化と経済復興の基盤としてきわめて意義深いものがありましたが、他面、この改革により農地を買収された者に対する社会的問題には少なからず遺憾の点があったことも認めざるを得ないのであります。当時外地にあったために不在地主として土地を買い上げられた者、地主というにはあまりにも小規模の一ヘクタール未満の小地主が全体の八二%を占めていたこと、戦後の急激なインフレのために、当時の買収価格が現在の土地価格に比して著しく低価格であったこと等、議……
○田澤委員 これにて本案に対する質疑は終了せられんことを望みます。
○田澤小委員 中小企業金融にとっては、相互銀行あるいは信用金陣というものの役割というのは非常に重要な機関であるということは私から申し上げるまでもないところでありまして、ことにきょう配付になりました中小企業貸出残高表を見ましても、中小企業向けの全部と言っていい、また先ほど細田義安委員からもお話がありました通り、預金の吸収等においても、やはり相互銀行、信用金庫というものが非常に大きい役割を果たしているわけでございまして、こういう点からいきまして、これらの相互銀行並びに信用金庫の共通した要望事項を出しているわけでございますので、その四、五点を申し上げまして、銀行局長のお考えを承りたい、こう考える次第……
○田澤主査代理 佐藤觀次郎君。
○田澤主査代理 午前中はこの程度でとどめます。 午後二時半より再開し、建設省所管に対する質疑を続行いたします。 これにて休憩いたします。 午後零時四十一分休憩 午後二時五十五分開議
○田澤分科員 太田委員の質問に関連いたしまして、自治大臣に質問をいたします。 最近知事並びに市長選挙が非常に熾烈になって参りました結果、現職の知事もしくは市長の行為というものが、しばしば事前運動との関係で、非常に大きく取り上げられてきておるわけであまして、それがただいま太田委員からも例として仙台の知事選挙の例が出たわけですが、私も一、二こういう点はうわさとして聞いた例があるわけですが、これを一体自治大臣は知っておるかどうか、お答えを願いたいのであります。 それは福岡県の知事をやっておる鵜崎県知事でありますが、昨年の十二月に社会保険病院に入院しておる患者にタオルと石けんを配付しておる。それか……
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