このページでは中川一郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○中川(一)委員 熊谷委員に引き続きまして二、三お尋ねいたしたいと思います。 ただいま長官のお話によりますと、マグロ・カツオあるいは以西底びき、二つに限ってとりあえずやり、逐次その他の業種についても及んでいくという話でありますが、法律の目的のところに、「特に必要であると認められる業種に係る中小漁業」と書いて、それを裏づけするように、第二条の二項の二番目に書いてあるのでありますが、「中小漁業者の相当部分の経営が不安定となっており又は不安定となるおそれがあるため、」、こういうふうにしぼってあるわけです。長官の言うような全体の業種に及ぶのだということであるならば、こういう締めつけをしておかないほう……
○中川(一)委員 私はいままた問題になりそうになっております福島交通の問題について、二、三運輸省の見解をお伺いしたいと思います。 先般日本全国を驚かせるような会社解散、あるいは全員解雇というような問題が起こったのでありますが、その後当委員会から現地調査をいたしまして実態を調査するとともに、善後策を講じなければならないと言っておったときに、会社は再度やるんだということでほっといたしたのでありますが、その後また数多くの首切りをやるというところから端を発しまして、この二十二日からストライキ、会社側はこれを受けて二十三日からはロックアウトをするというようなことも承っておるのでありまするが、まず運輸省……
○中川(一)委員 板川委員に続いて二、三運輸行政についてお尋ねいたしたいと存じます。 板川委員から先ほど、中曽根ラッパという話がありました。そのラッパは一体どのくらい響いておるのかということでありますが、末端を回ってみますと、中曽根さんが運輸大臣になってから非常に陸運行政その他の官庁が引き締まってきたということを耳にいたして、非常に喜んでおるわけであります。河野さんも建設行政を引き締めをした、活を入れたということで有名であり、非常に好評を得ております。ひとつ中曽根大臣にも、河野さん以上の力というか、行政を運輸行政の中に入れていただきたいというふうに感じます。今日までとってきたことは非常にけっ……
○中川(一)委員 私は、札幌市における高速軌道について、若干この際質問をいたしたいと存じます。
去る三月十五日付をもって、札幌市から、札幌市の北二十四条から平岸に至る間の高速軌道の申請が出ておると思うわけでありますが、この軌道は、一九七二年、昭和四十七年に、冬季オリンピック大会が開催され、これに間に合うようにということで準備を進めておるわけでありますが、この認可申請に対して、運輸省においては目下審査中と存じますが、審査の経緯並びに認可の見通し等について、まずお尋ねをいたしたいと存じます。
【次の発言】 早期にいたしたいということで、まことにけっこうでありますが、地元の新聞に、六月中旬ごろには……
○中川(一)委員 私も二、三追加質問をいたしたいと思います。
今回の地震は、関東大震災に次ぐ強度な地震であったということであります。しかも新聞その他によりますと、太平洋には環地震帯というのですか、地震帯がある。今回の地震は、昭和二十七年に次いで、日本では一番人口の少ない北海道、東北地方を襲ったわけでありますが、将来、日本の人口の一番多い東京や大阪方面にも、これに似たような地震が起こる可能性があるかどうか、気象庁、ひとつ見通しを、この機会にお聞かせいただければと思うわけであります。
【次の発言】 いま気象庁のお話しのように、これに似たような地震が、人口の多い東京や大阪にも起きる可能性があると、……
○中川(一)委員 時間もありませんので、さらにまた同僚委員から詳しくそれぞれお話がありましたので、二、三の点だけ、この機会にお尋ねしておきたいと存じます。 特に何といってもいま国民全体が、あるいはわが党、与党含めて、超党派的に激甚災害に早く指定すべきだということをこいねがい、また主張いたしておるわけであります。当委員会も、地震の起きた翌日の十七日と、先週の二十二日でありますか、二回にわたって開会いたしまして、それぞれ政府の見解をただしたわけでありますが、きょう聞いておりますと、総務長官のお話は、何か前よりも後退した一ような気がいたすわけであります。特に前回の二十二日には、きょうの閣議において……
○中川(一)委員 ただいま報告のありました、国鉄諮問委員会から答申のありました問題について御質問をいたしたいと存じます。 御報告にありましたことを裏返しますと、八十三線二千六百キロは、これを廃止して自動車輸送に転換すべきだという結論になるようであります。私どもから見るならば、これはたいへんな間違いではなかろうか。国鉄が今日いろんな大きな問題をかかえておることは、よく承知をいたしております。通勤輸送の問題もありましょうし、あるいは国鉄がいろんな資金を必要とするのに、財政投融資等でもう少しめんどうを見る必要がなかろうか、あるいは昨日来新聞にも報道されておりますように、合理化をいかにすべきか、五万……
○中川(一)委員 ただいま委員長のお話もありましたように、国鉄問題について、この際二、三お尋ねをいたしたいと思います。
先般の国鉄諮問委員会の意見に次いで、今回また国鉄財政再建推進会議から意見書が出ております。けさの新聞の報ずるところでは、さらに引き続いて財政制度審議会から国鉄についての意見も出ております。このように審議会あるいは委員会等からいろいろ出ますが、政府としては、これを受けて、今後どういったスケジュールでもってこれを政府の案として決定するのか、そのスケジュール、今後の扱い方についてまずお聞きをいたしたいと存じます。
【次の発言】 その閣僚協議会なるものはいつごろ開き、いつごろ決定す……
○中川(一)委員 このたびの内閣改造にあたりまして、われわれは運輸大臣にどなたがなるであろうか、非常に大きな期待を持っておったわけであります。特に今回は実行型内閣として非常に優秀な方々が閣僚に名を連ねられまして、大きな期待を持っておったわけでありますが、中でもわれわれが多年尊敬しておりました、若くてしかも実行力のある原田運輸大臣が誕生したということは、まことに喜びにたえないところであり、また大きな期待を持つものであります。ただいま運輸行政をあずかるにあたって、非常に心強いごあいさつをお聞きいたしまして、重ねて頼もしく存じた次第であります。 そこで、最初でまことに恐縮でありますが、しかも、時間……
○中川(一)委員 今国会における重要法案の一つとしてのただいま提案になりました国鉄運賃法の一部を改正する法律案並びに日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案でありますが、国民が非常に関心を持っておることは、繰り返して申し上げるまでもないわけであります。このように、物価については政府は公共料金は一切上げないんだという中に、国鉄だけは例外として認めなければならぬということであります。
そこで、まず国民が知りたいのは、なぜこういった赤字ができたのか、この点をお尋ねをいたしたいと思うわけであります。
【次の発言】 その点について、国鉄総裁としての御答弁をこの機会に承っておきます。
○中川(一)委員 私は、国有鉄道の今回の問題について審議をいたしたいという気持ちでおるわけでありますが、これは同僚委員すべての気持ちであるわけであります。しかるに、先般来の理事会の決定とかで、まだ委員会が開会するに至らない。これは、私は憲法にも違反するような大事な問題じゃないかと思うのであります。それは、昨日の公報にりっぱに、本日は十時半から開会をする、しかも、それらの法案の内容まで書いて、われわれはその公報をいただいておるわけであります。そこで、十時半に私は発言の機会が与えられるものと思って待機をいたしておるのでありますが、一向に委員会が開会をされない。私は、国会議員の発言権あるいは委員会に……
○中川(一)委員 一つだけ森永委員にお尋ねをいたしたいわけですが、日本国有鉄道諮問委員会の委員でもあり、また、国鉄財政再建推進会議の委員もしていらっしゃいます、非常にりっぱな答申であり、意見書だと思っておりますが、ただ一つだけ疑問に思いますのは、ローカル線の扱い方が二千六百キロ、八十三線でありますか、これを切るべしという意見があるわけであります。この点はわからないわけでもありませんけれども、日本のいまの経済その他を考えてみまして、過密、過疎という問題が非常に大きいわけであります。そういった点からいくと、どうもこれは過ぎた切り方ではないかというふうに思うわけです。東京あたりの通学のための鉄道につ……
○中川(一)委員 私は、新幹線を含む青函隧道と並んで、日本の自動車輸送についての高速自動車道について質問いたしたいと存じます。 先ほど来、箕輪委員の質問で明らかになりましたように、新幹線を含む計画は四十五年から着工になるかもしれない、そして、しかも六、七年で完了する予定もあるということになるわけであります。ところが、自動車高速道のほうは、いまの昭和三十二年にできました法律の中にも予定線にすら入っておらない、それから全国総合開発計画の中にも入っておらないという片手落ちの感じが私はするのであります。国鉄がそこまできておるのでありますから、自動車道についてももうそろそろ、少なくとも何らかの見通しを……
○中川(一)委員 佐藤総理が沖繩に参りまして、沖繩の返還なくして日本の戦後はないという名せりふを吐かれました。自来、沖繩問題は非常な話題を呼び、明るい見通しもあるのではないかというところまで来たことは、まことに御同慶にたえないところでありますが、その陰に隠れて、沖繩問題より以上大きな北方問題が今日まで等閑視されてきたことは、まことに遺憾であり、この問題を解決せずしてまさに日本の戦後はないという感じがいたすわけであります。 そういった背景の中に今回北方領土問題対策協会法案が提案されたということは、その一歩前進としてこれまた同慶にたえないところであり、また、政府の熱意には敬意を表するものでありま……
○中川(一)委員 時間がありませんので簡潔に申し上げますが、今度外務大臣がアメリカに行かれることについては、国民が非常な関心を持っております。それは沖繩問題についてでは当然でありますが、日本では沖繩問題と並んでやはり北方問題が非常な関心事であり、今後またますますこの問題は盛り上げていかなければならないと思います。 そこで、北方問題については、ソビエトとの関係が大事なことはもちろんでありますけれども、この領土問題が、ソビエトは、択捉、国後についてはソビエトのものであり、日本は日本のものであるというふうに、大きく主張が分かれて今日に至っております。そのきめ手となるのは、何といってもサンフランシス……
○中川(一)小委員 北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案の起草に関しまして、私は、去る六月十九日の建設委員会道路及び住宅等に関する小委員会懇談会の結果に基づき、お手元に配付いたしてあります草案をまとめましたので、その概要を御説明申し上げます。 現行の北海道防寒住宅建設等促進法においては、その法制定当時における建築技術上の制約から、住宅金融公庫の資金によって北海道の区域内において建設される住宅等は、簡易耐火構造以上の防火性能を有する防寒住宅等に限られることになっております。 しかしながら、最近における建築材料の開発及び建築工法の進歩に伴い、耐火構造及び簡易耐火構造以外の構造の住宅……
○中川(一)主査代理 河野正君。
【次の発言】 長谷川正三君。
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