このページでは中川一郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○中川一郎君 ただいま議題となりました昭和四十七年度衆議院予備金支出の件について御報告申し上げます。 今回承諾をお願いいたしますのは、昭和四十六年十二月二十九日から昭和四十七年十二月二十一日までの間に、本院で支出した予備金五百六十五万二千円であります。その所属年度は全額昭和四十七年度分でありまして、使途は、すべて応召帰郷旅費の既定予算の不足を補うための議員旅費であります。 これの支出につきましては、議院運営委員会の承認を経たものでありますから、御承諾をお願いいたします。(拍手)
○中川一郎君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、国会議員の秘書の期末手当及び勤勉手当について所要の是正を行なおうとするものでありまして、その内容は、 第一に、勤勉手当の在職期間の計算上、議員の任期満限または衆議院の解散により退職した秘書で四十日以内に再び秘書となったものは、その期間引き続き秘書の職にあったものとすることとし、 第二に、期末、勤勉手当の基準日前に議員の任期満限または衆議院の解散により退職した秘書で基準日後に行なわれた選挙後直ちに再び秘書となったものに対して、基準日まで……
○中川一郎君 ただいま議題となりました両案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 第一は、国会議員互助年金法の一部を改正する法律案でありますが、これは、互助年金のうち、基礎歳費月額が二十四万円または二十五万円であるものを、本年五月分以降、二十六万円に引き上げ、この費用をまかなうため、納付金の率を百分の六・八から百分の七に改めようとするものであります。 第二は、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、これは、国会議員の秘書に対し、本年四月以降、新たに勤続特別手当として、在職十年以上の者には本俸の一割、十五年以上の者には一割五分、二十年以上の者には二割の額……
○中川一郎君 ただいま議題となりました国会職員法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、国会職員法及び国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正しようとするものでありまして、通勤による災害を受けた国会職員及び国会議員の秘書並びにこれらの者の遺族に対して、公務上の災害に準じた補償を行なおうとするものであります。 なお、この法律案は、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律の施行の日から施行しようとするものであります。 本案は、議院運営委員会において起草提出したものであります。 何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
○中川一郎君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、今回、一般職職員の給与法の改正により政府職員の住居手当の額が改定されるのに伴い、国会議員の秘書の住居手当についてもこれと全く同様の措置をしようとするもので、本年四月一日から適用しようとするものであります。 本案は、議院運営委員会において起草提出したものであります。 何とぞ御賛同下さいますようお願いいたします。(拍手)
○中川一郎君 ただいま議題となりました海洋汚染防止法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、海域において大量の油の排出または大規模な火災による重大な災害が発生している最近の実情にかんがみ、海上災害からの国民の生命、身体及び財産の保護に資するため、油の排出または海上火災による海上災害及びこれに伴う船舶交通の障害を防止するための措置を講ずるとともに、あわせて海上災害の発生及び拡大の防止に関する業務を行う海上災害防止センターの設立等について定めようとするものでありまして、その主な内容は、 第一に、危険物の排出により海上火災が発生する……
○中川一郎君 ただいま議題となりました港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、昭和五十年代においても港湾取り扱い貨物量の着実な増加が見込まれるほか、貨物輸送の合理化、地域振興のための基盤施設の整備等の必要性が増大している実情にかんがみ、港湾整備事業の緊急かつ計画的な実施を一層促進するため、昭和五十一年度を初年度とする新港湾整備五カ年計画を策定することとしようとするものであります。 本案は、三月三十一日本院に提出され、四月二十二日本委員会に付託となり、同二十三日政府から提案理由の説明を聴取し、五月十一日及び本十……
○中川一郎君 ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、日本国有鉄道の経営の現状にかんがみ、その経営の健全性を確立するため、運賃を改定するとともに、日本国有鉄道の経営改善計画、国の援助の措置等について定めようとするもので、その主な内容について申し上げます。 まず、国有鉄道運賃法の改正につきましては、 第一に、鉄道の普通旅客運賃について、その賃率をおおむね五五%引き上げること。 第二に、航路の普通旅客運賃について、鉄道の普通旅客運賃とほぼ同程度の改定を行うこと。 第三に……
○中川(一)委員 自民党としては、比例配分について野党からいろいろ御意見がありましたが、賛成しかねる理由は、海部前理事から各派協議会で申し上げたとおりでございまして、比例配分には応じられないところでございます。
○中川(一)委員 昭和四十八年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十八年度の衆議院予定経費要求額は、百六十六億五千五百六十三万五千円でありまして、これを前年度予算額百四十九億六千五十八万六千円に比較いたしますと、十六億九千五百四万九千円の増加となっております。 その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、百四十六億四千六百八十七万七千円を計上いたしております。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、庁費、議案類印刷費、通信費等の事務費及び庁舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し十億四千十二万三千円の増加となっております。増……
○中川(一)委員 この委員会はいままで時間を厳守して、お互いに忙しい立場の人ばかりでありますから、民社党さんあるいは公明党さんのように、一人の場合は特に守ってもらいませんと、社会党さんはお二人おりますから、代理あるいは一任ということで開会を長時間延ばすことがなかったようですから、きょうは七、八分おくれておりますので、これから御注意くださるようお願い申し上げます。
【次の発言】 いや、そうではありません。一人のところはちゃんと代理を出してくれるなりなんなりしていただいております。社会党さんはお二人ですから、一人欠けても一人に委任していかれるようにやっていただいております。そのように代理をきめてや……
○中川(一)委員 木部委員から提出の本動議は、当然本日の本会議において議題としていただきたいと存じます。 その内容とするところは、小林政子議員が、物価問題特別委員会において、これは四月二十六日でございますけれども、総理に対し、政治的な背景のもとに、新幹線の上毛高原駅を、政治的につくったとは言っておりませんけれども、知り得る立場にあって、それを友人である上牧荘という株式会社に土地を買わせるようなそそのかしをして、そして相当な土地が買われたという指摘をいたしたものでございます。 これに対して総理は、そういう事実は全くありませんということを申したのでありますが、小林政子議員は、調査の上であるから……
○中川(一)委員 ただいま議題となりました会期延長の件について、自民党を代表して意見を申し述べます。 実は、今国会の会期はこの二十日で終了することになっております。ところが、野党から、政府が選挙制度改正の法案を今国会並びに延長された国会に提出するかもしれないという趣旨の発言に端を発しまして、国会は空転し、去る十六日、政府が空転した国会を踏まえて、議長あっせんのもとに重要法案の審議が大事だということから、官房長官が議運の理事会に出席をいたしまして、政府の意向を明確に述べたのでございます。 このことによって問題は解決いたしましたので、国会は正常化するものと期待いたしておったのでありますが、野党……
○中川(一)委員 先般来の理事会において、中国の核実験に抗議し、フランスの核実験に反対する決議について議論を重ねましたが、残念ながら共産党さんだけの御協力が得られないで、本委員会にこの決議案の問題が移ったわけでございます。 このたびの決議案に対しましては、社会党さん、公明党さん、民社党さんからもそれぞれ同趣旨の決議案の用意がございました。共産党さんからもございました。そこで、各党一致したものをつくろうではないかというところから議論をしたのでございますが、共産党さんだけが中国という名ざしのもとに抗議することについては協力できないという話がございました。それでは残念ながら共産党を除く決議案をつく……
○中川(一)委員 会期も本日で終わりますが、自民党は百三十日間の会期の延長をお願いしておりましたが、議長の御意向を尊重し、六十五日間に従いたいと思いますので、御賛同をお願い申し上げます。
○中川政府委員 確かに、御指摘のとおり、あれだけの欠陥、約千億に近い運賃収入の欠陥が出てまいりましたから、十カ年計画に支障があるという御指摘をいただくのは当然でございます。しかしながら、財政投融資によって利子を完全にめんどう見る、このことによる政府支出も六百五十億、十年間でばく大な金を出すわけでありまして、こういった異常な事態に備えて国鉄当局もがんばっていただくし、また国もそういった負担に応ずるということで十カ年計画を完遂したい。同時にまた、やりようによってはできるものだというふうに考えております。今後ともその点については十分配慮して、今後の措置として御指摘はいただいておきたいと存じます。
○中川政府委員 大蔵省として、四十九年度の予算を繰り延べるなどという考え方は、現段階において持っておりません。(「けさテレビで出たよ」と呼ぶ者あり)テレビでどういう放送があろうとも、大蔵省としてはそういうことは考えておりませんで、いま提出いたしております予算を執行するために全力を尽くしたいと存じます。
【次の発言】 井上先生御指摘のように、確かにダミー会社があって土地を買っておるという実態があるようでございます。そこで、御指摘もありましたので、大蔵省としては、こういうことはけしからぬというところから、出資比率を引き下げるとか、銀行から行っておる役員の引き上げを行なう、あるいはまたみだりな融資を……
○中川政府委員 確かに災害の多い日本でございますから、災害については十分の配慮あるいは予見をしていろいろな対策を講じなければならないと思います。特に東京の全域、中でも江東がたいへんだということは十分承知をいたしておりまして、関係省庁とも連絡をとり、今日までもできるだけのことはやってきたつもりでございますが、今後ともそういった点について十分配慮して、あとであのときにというようなことのないように配慮しなければならないことは当然でございます。 ただ、東京で災害が起きた場合、どれだけの人的な、あるいは建物の災害ということを想定してみろ、計算してみろといわれましても、想定によっては非常に大きくも出れば……
○中川政府委員 福田大臣同様、全くはからずも大蔵政務次官を拝命いたしたわけでございます。非常にきびしい情勢でございまして、その任を全うし得るかどうか、非常に心配いたしておりますが、過去二年間、当委員会で皆さんにたいへんお世話になりました。今後とも御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手)
○中川政府委員 ただいま議題となりました割増金付貯蓄に関する臨時措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最近の経済情勢に即応し、国民の堅実な消費生活の実現をはかるためには、貯蓄の奨励をはかることが重要であります。 政府はすでに、各般の貯蓄増強措置を講じてきたところでありますが、さらに貯蓄手段の多様化を通じて貯蓄の増強に資するため、このたび臨時の措置として、割増金付貯蓄の取り扱いを認めることが適当であると考えます。 以下、この法律案の内容につきまして、その大要を御説明申し上げます。 第一に、割増金がつけられる貯蓄といたしましては、預貯金、金融債、合同運用指定金……
○中川政府委員 この法律案につきましては、米の生産調整対策の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
【次の発言】 阿部委員御指摘のように、この法案が射幸心に関係を持っておるということは事実でございます。しかし、一方では、御承知のように、非常な物価高、インフレの現況下にございます。そこで、政府としては、財政、金融そして貯蓄という三つの柱を立てまして、強力な施策を講じております。その中の一環として、今回、割増金付貯蓄をお願いしておるわけでありまして、国民生活の健全という意味は、いまどちらかといいますと、国民の持っておるお金が買い占め等に振り向けられる。具体的に申し上げますと、貯金をするよりは何か買……
○中川政府委員 竹本先生御指摘のように、日本の今日は高度経済成長に誤りがあったというふうに言っていいのか、もうそろそろ高度経済成長はとるべきでない、そして安定成長に移らなければいかないというのは、大蔵大臣も、また私どももそう思っております。諸悪の根源高度成長にあり、対外的にも、あるいは国内の問題からしても、反省すべき時期に来ておる。 そこで、財政については圧縮という基本、そしてまた金融については引き締めという柱を打ち出しておるわけでございます。今回割増金付貯金をお願いしておりますのもその一環ではあるけれども、ほんのささやかなものであり、根っことしては、金融について抜本的にやはり考え直すべき時……
○中川政府委員 実は私も三年くらい前ですか、付加価値税のことについて諸外国を見てまいりまして、いま塚田先生御指摘のように、間接税の国が大体多い。言ってみるならば、富の再配分といいますか、公平を期すのには、吸収する面と配分する面、両面がございます。外国では吸収の面は一律にして、配分の際差をつける、すなわち社会保障のほうに重点を持っていくというやり方が先進国の共通したやり方でありまして、わが国も、先日大蔵大臣がお答えしたように、直間の比率を変えていく方法の一つとして付加価値税を検討しておくべきだ、しかし、いまは物価の問題があるから採用できないと言っておりますが、いま御指摘のように、これから福祉とい……
○中川政府委員 ただいま議題となりました関税定率及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最近における内外の経済情勢の変化に対応し、国民生活の安定、関税負担の適正化等に資するため、関税率について所要の調整を行なうほか、関税制度について所要の改正を行なう必要がありますので、この法律案を提出することとした次第であります。 以下、この法律案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 第一に、関税率の改正について申し上げます。 まず、国民生活の安定等に資するため、灯油、液化石油ガス等国民生活に関連の深い物資及びパルプ、硫黄等最近需給の……
○中川政府委員 御承知のように、日本は資源のない国でございます。大部分は外国から依存し、これに加工を加えて海外に輸出をして経済を保っている国、総体的にはそういうふうに見て差しつかえないと思います。 ところが、最近、資源問題が行き詰まってきたということから、できるだけ資源を国内でまかなうような方向に持っていかなければならないし、一方では、根本的な問題として、経済の規模拡大も資源問題から限度があるという二つの面があると思います。すなわち、順序は逆になりましたが、第一番目には、高度経済成長を押えていかなければならぬということ、これは資源問題からですが。第二番目には、国内の資源を活用する、こういうこ……
○中川政府委員 税金は、御承知のように国家の権力をもって徴収するわけですから、官僚的であってはならないというところから、租税法定主義というものが憲法で定められて、国会の御審議を逐一仰いでおったわけですが、御承知のように、最近の異常な物価高、国民生活に非常な不安を与えるというところから、許される範囲内での弾力条項ということで、今回もほんとうに大事な物資に限ってやらしていただくようにお願いしておるわけでございます。 しかし、この運用にあたっては、これが官僚的なものにならないように十分配慮してまいり、特に関税率審議会にもはかりまして、適正な運用をはかって、国民の皆さまから官僚的な、ファッショ的なや……
○中川政府委員 野田先生御指摘のように、確かに税務職員は好かれる商売ではありません。警察官ならばやっつけられるほうもいるけれども助けられるほうもいるという、相半ばしておりますが、税務職員は一方交通、恨まれる商売でありまして、第一線でほんとうに苦労されておると思います。 そういう意味において、人確法における特別措置まではもちろんたいへんだとは思いますが、気持ちの上でできるだけのことをしたい、来年度予算にも何らかの形で反映するようにしたいと存じます。
○中川政府委員 この問題はしばしば議論のあるところであり、大蔵省としても真剣に考えておるところでございます。ただ、山中先生御指摘のように、一つには、税金を納められない方が教育している場合には恩恵がない、税金を納められるような力のある人に恩恵を加えるというアンバランスの問題も配慮しておかなければならないと思いますし、それから個別の事情をしんしゃくしてこれを織り込んでいくということになりますと、ここにも一つの問題がある。 しかし、教育問題がたいへんであるという背景はわれわれもよく承知をいたしておりまして、そこで、扶養者控除をことしは十六万から二十四万円、五割アップの八万円、従来にない控除をいたす……
○中川政府委員 御趣旨はごもっともであり、特に北海道は、私の選挙区ですが、豪雪の被害は北見方面でもたいへんであります。東北、北陸方面の豪雪もことしはたいへんのようでございますので、執行面を通じてできるだけの措置をしたい。 また、中小企業対策については御指摘のとおりでございまして、広告税なども中小企業対策上の問題だと指摘された点は、私もかねがね考えておったところでございまして、先ほど局長が答弁いたしましたように、今後慎重に検討して善処してまいりたいと考えております。
○中川政府委員 ことしの税制改正での問題点は、頭打ちの撤廃であります。これも大蔵省内部で十分議論したところですが、従来までは給与が相当高額であっても経費というものは一定額をこえるとふえないという、給与所得控除は経費の概算控除ということになっていますから、経費がそれほどふえないという考え方のもとに頭打ちをしてまいりました。ところが、一方では、先ほど来局長が説明いたしましたように、給与がふえればふえるだけ、それでは全く経費がかからないかというと、やはり高額所得者になりますと、たとえば、香典の支出が多いとか、あるいは仲間と一ぱい飲まなきゃいかぬとか、高額所得者としてのメンツというものもある。しかし、……
○中川政府委員 この制度そのものは、中小企業その他業界で必要であるのですが、昨年来からの異常な物価高、そして売り惜しみ、買い占めがあって、国民の皆さんに御迷惑をかけている点からいうならば、確かに阿部先生御指摘のとおり、売り惜しみ、買い占めを促進するという働きのものであることは間違いありません。 ただし、四十九年度においてはそういった物価は何としてでも押えたいということでありますから、四十九年度もそういう作業をするかどうかわかりませんけれども、大臣が価格変動の著しい物品の内容については各省と検討して洗い直してみるということを答弁しておりますとおり、いままた局長も答弁しましたように、洗い直しをし……
○中川政府委員 今日の物価高、インフレ傾向を鎮静するために法人税率の引き上げは必要であるということは、当然御指摘のとおりであります。そこで、今回税制改正をお願いしておるわけでございますが、累進税率についてはいろいろ議論のあるところであって、われわれとしては賛成しかねるところであります。 過去にさかのぼってやるべきであり、あるいはおそかったのではないかという点については、これもまた議論のあるところだとは思いますが、総需要抑制のために金融の引き締め、公共投資の繰り延べ等、かなり思い切ったことをやりまして、ようやくその効果も出始めたというふうに考えまして、今日の段階では、まあまあよろしきを得たので……
○中川政府委員 会社が政治献金をする。その政治献金が何らかの見返りを持ったり、あるいは何らかの圧力があったりしてなされる場合には、これは許されることではない。しかし、会社が自発的に浄財を、日本の社会をよくするための政治活動を支援するという意味において、あまり多額にならない程度のものを寄付するということは許されることではないかというふうに思います。国民協会を通じて入っている金の中で、何か割り当てをしているといううわさのあることも事実でございますが、その点については、われわれも党内にありまして、明らかにしなければ国民の疑惑を受けるということから、その真相について国民ないしは少なくとも代議士間におい……
○中川政府委員 ただいま議題となりました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 国際開発協会は、昭和三十五年に設立され、開発途上国に対しきわめて緩和された条件での融資を行ない、その経済的、社会的開発の促進に大きな役割りを果たしております。わが国は、その原加盟国として当初出資を行なったほか、それ以後の三次にわたる増資の際にも応分の出資を行なってまいりました。 前回の第三次増資は、同協会の昭和四十六年七月以降三カ年間の融資約束に充てる資金をまかなうものであり、予定どおり本年六月にはその全額が融資約束済みとなる見通しでありま……
○中川政府委員 総理が東南アジアを回りまして、インドネシア、タイ、その他の国であまり好ましからざる歓迎を受けた。中には日の丸の旗が焼かれるというような不祥事件まで起きましたことは、深く反省をしなければならない大きな課題であると思っております。先ほど外務省から答弁しましたように、大きな原因は商社等、経済界といいますか、民間投資があまりにも金もうけ主義といいますか、地元の人のことを考えないということに直接的原因があるというところから、これから民間投資については節度を持ち、モラルを持ってやるべきであるという反省がまずなされております。 もう一つは、それだけではなくて、日本人全体が世界じゅうからエコ……
○中川政府委員 外国放送につきましては、阿部先生御承知のように、四十三年から一億四千万程度でずっと据え置かれておったわけでございます。それを四十八年度では二億、そして四十九年度では、いま御指摘のありましたように二億四千万円ですか、前年度に比して約二二%ふやしてございます。ことしの予算は、緊縮財政下、押えなければならないという一方の要請もありましたのでそういう額にはなっておりますが、今後また実態を把握して、前向きで検討してまいりたいと存じます。
○中川政府委員 物価問題は、今日、日本にとってたいへんなことでございますから、必要があれば所得政策もあえて辞さないという姿勢は必要であろうと存じます。 ただ、今日の物価高の原因として考えられますものは、コスト要因として、海外の物価高ということが非常に大きく原因いたしております。国内的には需給要因が国内総需要の拡大を大きくして、拍車をかけて大きな物価高になっておる。でありますから、現在としては、何よりも何よりも総需要の抑制ということを中心にしてやるべきだ。和田先生御指摘の、今度の安定法案によって物価に介入をするということは、これは所得政策ではないかというお尋ねでありますが、いわゆる所得政策では……
○中川政府委員 主務官庁であります通産省と十分相談をして、その内容が明らかになりました場合には、それ相当の措置をとってまいりたいと思います。
【次の発言】 輸銀は、御承知のように海外に対する輸出の促進あるいは海外における事業の発展、促進、こういうことを目的にして融資をいたしておるのでございます。
【次の発言】 最近において、東南アジア、わけてもタイ、インドネシア等において、日本の企業のあり方について非常なきびしい批判があることはわれわれも十分承知いたしております。そこで、今後そういったことについては十分反省をするようにしていかなければならないということは、しばしば田中総理も国民の前に明らかにし……
○中川政府委員 御指摘のように野間委員から前回そういう御指摘があり、検討してみたいというお約束は事実いたしました。その後検討はいたしておりますけれども、あのときも申し上げましたように、商社の中のどこが大手なのかという線引きの問題、あるいはまた商社の中でも金融部門というものがどの範囲なのかというようなこと、あるいはこの問題に手をつけますと、貸し倒れ準備金というのは一つのグループとしてまとめておるものに対し、一角がくずれるということもありまするので、にわかに結論が出ないということでございまして、今後の推移等見ながら時間をかしていただきたい、このように思います。
○中川(一)委員 宇野先生から私どもの考えておることと大体一致する、非常に貴重な御意見がございまして感激いたしておるところでございますが、もう一つ、憲法問題とか宗教論とかいろいろ御意見がありましたが、野党の反対する方々の主張するところは、靖国神社のおまつりをすれば、もう一回戦争をやる、軍国主義につながるんだというようなことを心配されて反対しておるようでございます。私どもも戦争を経験して、二度と再び戦争があってはならない、これはもう日本人の中に戦争をもう一回やりたいなんという人はまずまずいない、どこを探してもそういう芽はない、こう見ておるわけでございます。したがって、靖国神社を国がおまつりをして……
○中川(一)委員長代理 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後一時四十一分散会
○中川(一)委員長代理 小宮武喜君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、運輸委員長の重責を担うことになりました。当面する国鉄再建問題など、本委員会の使命はまことに重大であります。幸い練達堪能なる委員各位の御協力を賜りまして、委員会の円滑なる運営を図り、その職責を果たしたいと考えております。何とぞよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、委員長就任のごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事佐藤文生君及び理事太田一夫君から理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありま……
○中川委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運、航空及び日本国有鉄道の経営に関する件等について調査を進めます。
この際、運輸大臣から運輸行政の基本施策について発言を求められておりますので、これを許します。木村運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十一年度運輸省及び日本国有鉄道の予算について、運輸政務次官から説明を聴取いたします。佐藤運輸政務次官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。宮崎茂一君。
【次の発言】 次回は、明三日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。
正午散会
○中川委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運、航空及び日本国有鉄道の経営に関する件等について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 三浦久君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。松本忠助君。
【次の発言】 その点は理事会でお諮りいたします。
【次の発言】 次回は、明後五日開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時三十八分散会
○中川委員長 これより会議を開きます。
この際、日本国有鉄道総裁及び副総裁から発言を求められておりますので、順次これを許します。高本日本国有鉄道総裁。
【次の発言】 天坂日本国有鉄道副総裁。
【次の発言】 陸運、海運、航空及び日本国有鉄道の経営に関する件等について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。河村勝君。
【次の発言】 次回は、来る九日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時八分散会
○中川委員長 これより会議を開きます。
ただいま、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党所属委員が出席されておりません。
この際、各党の委員に対して出席を求めることとしたいと存じますので、暫時お待ちを願います。
ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
ただいま、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党委員に対して連絡をいたしましたが、出席を見るに至りません。まことに遺憾に存じますが、やむを得ず、この際議事を進めます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
この際、昨十三日の根室本線における列車脱線事故について、日本国有鉄道当局から……
○中川委員長 これより会議を開きます。
海洋汚染防止法の一部を改正する法律案並びに港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を順次議題とし、それぞれ提案理由の説明を聴取いたします。木村運輸大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
この際、日本国有鉄道総裁から国鉄の経営について発言を求められておりますので、これを許します。高本日本国有鉄道総裁。
【次の発言】 静粛に願います。奇声を上げないでください。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。斉藤正男君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
海洋汚染防止法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。金瀬俊雄君。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 坂本恭一君。
【次の発言】 金瀬俊雄君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。紺野与次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 梅田勝君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付するのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたしま……
○中川委員長 これより会議を開きます。
港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 本会議終了後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行します。紺野与次郎君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
航空に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。梅田勝君。
【次の発言】 三浦久君。
【次の発言】 石田幸四郎君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。松本忠助君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。梅田勝君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決いたします。
港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
……
○中川委員長 これより会議を開きます。 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日御出席願いました参考人は、早稲田大学商学部教授新井清光君、明治大学商学部教授清水義汎君、財団法人運輸調査局専務理事中島勇次君、交通評論家村木啓介君、以上四名の方々でございます。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 本日は、本案につきましてそれぞれ忌憚のない御意見を承りまして、審査の参考にいたしたいと存じます。 次に、議事の順序について申し上げますが、新井参考人、清水参考人、中……
○中川委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について、本日、日本鉄道建設公団総裁篠原武司君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。兒玉末男君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。兒玉末男君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。紺野与次郎君。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。石田幸四郎君。
【次の発言】 本会議終了後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後四時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。太田一夫君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
これより請願の審査に入ります。
本委員会に付託されました請願は、全部で百七十六件であります。
本日の請願日程第一から第一七六の請願を一括して議題といたします。
まず、請願の審査の方法についてお諮りいたします。
請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また、理事会におきましても御検討願いましたので、この際、各請願について、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより採決いたします。
理事会において協議いた……
○中川委員長 これより会議を開きます。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。(「法案審議反対」「早う委員長やめい」と呼ぶ者あり)
奇声は出さないでください。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。小此木彦三郎君。
【次の発言】 加藤六月君。
【次の発言】 江藤隆美君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 河村勝君。
○中川委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事三浦久君から理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴う理事の欠員が四名、並びにただいまお諮りいたしました理事辞任により、現在五名の理事が欠員となっております。つきましては、その補欠選任をいたさなければなりませんが、これは先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○中川委員長 これより会議を開きます。
第七十七回国会から継続審査となっております国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、前国会におきましてすでに趣旨説明は聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより、本案について質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案について、本日……
○中川委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運、航空及び日本国有鉄道の経営に関する件等について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 この際、午後一時四十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。河村勝君。
【次の発言】 速記をちょっととめてください。
○中川委員長 これより会議を開きます。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。三浦久君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。三浦久君の質疑は終了しております。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案について、本日日本鉄道建設公団総裁篠原武司君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○中川委員長 これより会議を開きます。
これより請願の審査に入ります。
本委員会に付託されました請願は全部で九十五件であります。
本日の請願日程第一から第九五の請願を一括して議題といたします。
まず、請願の審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、各請願について、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより採決いたします。
理事会において協議……
○中川委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 地方陸上交通事業維持整備法案 中小民営交通事業者の経営基盤の強化に関する 臨時措置法案 交通事業における公共割引の国庫負担に関する 法律案 中小民営交通事業金融公庫法案 陸運に関する件 海運に関する件 航空に関する件 日本国有鉄道の経営に関する件 港湾に関する件 海上保安に関する件 観光に関する件 気象に関する件以上各案件について、閉会中もなお審査を行うことができますよう、議長に対し申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○中川政府委員 社会福祉施設につきましての燃料費については、政府が助成をいたしております。 そこで、大切な養護老人ホームでございますけれども、年度当初において一一・八%の単価是正をいたしております。さらにそれで不足でございますので、昨日成立を見ました補正予算において五%の是正をいたしておりますので、何とか価格問題は切り抜けられるのではないかと見ております。 なお、生活保護世帯の燃料費につきましても、年度当初一四%改定をいたし、さらに今回五彩上のせいたしておりますので、処置できるのではないかと存じます。 また、病院につきましては、これは診療収入でまかなうことがたてまえになっております。ただ……
○中川政府委員 物価問題から、どうしても民間設備投資を抑制しなければならぬということでございますので、ただいま通産大臣から御答弁がありましたように、通産省においても真剣に取り組んでおりまして、産業構造審議会でございますかで慎重に検討していただいておるようでございまして、結果を待ちまして大蔵省としても全面的に協力をしたい。その中身が選別融資というような形にもなっていくのではないかというふうに思っております。
【次の発言】 やはり専門的には通産省が第一次的に責任を持っておりますから、通産省の意見を十分聞いて大蔵省としては全面的に協力していく立場が妥当ではないかと思っております。通産省を先越えして大……
○中川政府委員 昭和四十九年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。 まず、一般会計歳入予算額は、十七兆九百九十四億三千万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと、一兆八千二百六十八億千三百万円の増加となっております。 以下、歳入予算額のうちおもな事項について、その概要を御説明いたします。 第一に、租税及び印紙収入は、十三兆七千六百二十億円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと、一兆千七百五十四億円の増加となっております。 この予算額は、昭和四十九年度の政府経済見通し等を……
○中川委員長 これより会議を開きます。 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について公聴会に入ります。 本日御出席願いました公述人は、交通評論家高橋秀雄君、日本労働組合総評議会副議長安恒良一君、早稲田大学商学部教授中西睦君、桃山学院大学講師高屋定國君、地方公務員森玲子君、全国消費者団体連絡会代表幹事工藤芳郎君、以上六名の方々でございます。 この際、公述人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございました。 申すまでもなく本案は重要な法律案でありまして、本委員会といたしましても慎重なる審議を続けているところ……
○中川委員長 これより、運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案についての提案理由の説明はお手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、御質疑なされる各委員に申し上げます。
物価問題等に関する特別委員長と協議の上、質疑時間等を申し合わせておりますので、何とぞ御協力をお願い申し上げます。なお、政府当局も答弁は簡潔にお願いいたします。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。……
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