中川一郎 衆議院議員
32期国会発言一覧

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中川一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中川一郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

中川一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第19号(1971/11/26、32期、自由民主党)

○中川一郎君 私は、自由民主党を代表し、ただいま上程されました荒舩副議長不信任決議案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  本院副議長荒舩清十郎君は、長い政治経歴を持つ党人政治家として、人望が厚いばかりでなく、常に円満なる国会の運営をはかるため、議長をよく補佐し、副議長としての重責を全うしていることにわれわれは深く敬意を表しておるのであります。(拍手)この荒舩副議長に対し不信任決議案が提出されましたが、その理由は那辺にあるのか、船田衆議院議長に対する不信任決議案とともに、全く理解に苦しむのであります。(拍手)  辻原弘市君の提案理由の趣旨弁明によりますと、このたびの沖繩返……

第67回国会 衆議院本会議 第22号(1971/12/10、32期、自由民主党)

○中川一郎君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、国家公務員の給与法の改正により、公務員の期末手当の算定基礎額が改められるに伴い、国会議員の期末手当につきましても同様の措置を講じようとするものでありまして、本年六月分の期末手当から適用しようとするものであります。  本案は、議院運営委員会において起草、提出したものであります。  何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第7号(1972/02/26、32期、自由民主党)

○中川一郎君 ただいま議題となりました昭和四十六年度衆議院予備金支出の件について御報告申し上げます。  今回承諾をお願いいたしますのは、昭和四十五年十二月二十六日から昭和四十六年十二月二十八日までの間に、本院で支出した予備金七百万円であります。その所属年度は全額昭和四十六年度分でありまして、使途は、すべて在職中なくなられました議員の遺族に贈った弔慰金であります。  これらの支出については、そのつど議院運営委員会の承認を経たものでありますから、御承諾をお願いいたします。(拍手)

第68回国会 衆議院本会議 第24号(1972/04/25、32期、自由民主党)

○中川一郎君 ただいま議題となりました国会議員互助年金法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、四つの法律の改正を行なおうとするものであります。  その第一は、国会議員互助年金法の改正でありまして、互助年金のうち基礎歳費月額が十八万円であるものを、本年五月分以降、二十四万円に引き上げ、この費用をまかなうため納付金の率を百分の六から百分の六・八に改めるとともに、公務関係遺族扶助年金の算定倍率を恩給の場合と同様にしようとするものであります。  第二は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の改正でありまして、国会役員等に支給される議会雑費の日額千……

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委員会発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会 第21号(1970/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 こういった大事な問題は、各省が協力してやらなければならぬことは御指摘のとおりだと存じます。特にこの新しい計画は規模が大きいものでありますから、今後ともより一そう各省緊密な連絡をとってまいりたい。また、過去の新幹線について二度、三度と予算の面で変更があったことは事実でございますが、これも物価の上昇あるいは土地の騰貴というような異常な事態もあったことでありまして、しかし、これは必ずしもいいことではありませんので、今後は計画の上において変更のないように、これまた最善を尽くしていくべきであろう、このように思います。

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1970/06/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 山中構想のフリーゾーンには、私は二通りあるんじゃないかと思います。一つは、いま局長が御説明いたしましたように、ドルで物が買えるようにというゾーンをつくったらどうかということなんでありますが、これは特別ゾーンをつくらなくても、両がえ所で目的が達成される。山中構想がこの制度によって十分達成できることが一つ。もう一つフリーゾーンの考え方として、沖繩のように観光客が非常に多い、これからまた民生安定なり産業が発展していく上においては、関税のフリーゾーンといいますか、高級な国際物資が税金がかからずに買えるようなことをもってお客さんをたくさん沖繩に呼んだらどうかというような意味の構想もあるよう……

第63回国会 決算委員会 第9号(1970/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件並びに昭和四十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外三件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十二年度一般会計予備費につきましては、その予算額は五百三十億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十二年四月二十八日から同年十二月二十二日までの間において使用を決定いたしました金額は二百八十八億四千百八十二万円余であり、これにつきましては、すでに第五十八回国会にその事後承諾を求める件と……

第63回国会 決算委員会 第10号(1970/03/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 なるほど、当初から計画されて売り払いをすることが望ましいことであろうと存じます。しかしながら、いま大蔵省の事務当局から説明ありましたように、年度当初に予見というか、はっきりした予測が、数量、販売方法等についてはっきりしたものがない場合、こういった方法をとったのでありますが、これは必ずしもいい方法とはいえない面もあろうかと存じます。できるならば、年度当初において計画的に販売ができるように努力はいたしたいと存じますが、過去についてはそういう事情もあり、あるいは今後についても予見しがたい場合もあろうかと存じますので、御了解をいただきたいと存じます。

第63回国会 決算委員会 第15号(1970/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 昭和四十三年度大蔵省主管一般会計歳入決算並びに大蔵省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び各政府関係機関収入支出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、一般会計の歳入決算について申し述べます。  昭和四十三年度の歳入決算額は、五兆八千三百六億六千五百六十一万円余でありまして、歳入予算額に比較いたしますと、千二百五十九億二千九百十八万円余の増加となっております。  以下、各部について簡単に申し述べます。  第一に、租税及び印紙収入でありますが、その決算額は、四兆七千九百四十二億八千二百八十一万円余で、予算額に比し百四億七千百十八万円余の減少となっており……

第63回国会 決算委員会 第16号(1970/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 この問題につきましては、前回大臣もお答えいたしておりますとおり、決して好ましい問題でないというよりは、遺憾しごくな扱いであったかと存じます。そういう事件を起こして、判決がない場合は何をしてもいいのかという御指摘でございますが、先ほど説明いたしましたように、理事という重要な職をやめておるということはかなりきびしい措置である。月給についても十五万円から十二万円ということになると、二割方は実質的減俸というかっこうになっておる、しかも、身分的には嘱託という、理事とは相当変わった処分が実質的にはなされておる。この辺はひとつお認めをいただきたいと存じますけれども、いずれにしても、一審、二審……

第63回国会 決算委員会 第18号(1970/06/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 わかりました。
【次の発言】 ただいま華山委員御指摘の点は、概括的に申し上げますと御指摘のとおりだといわざるを得ないのではないかと思います。ただ、人事院の勧告が、先ほど次長が申しましたように、幾らになって、その額がどこにきまるか、あるいはまた、今度の稲作奨励金二百三十八億といっておりますが、これはいい米をつくった人を中心にして考えております予算でありますし、これもどの程度になりますか、秋になってみなければ、供出してみなければわからないという不確定要素もあります。それと、事務的経費の節約で幾ら出てくるか、これも年度末近くになって、秋になってみなければわからない、このように不確定要素……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 御承知のように、前の五カ年計画は六兆六千億でありますから、それに比べて十兆三千五百億というとかなり大きなものではありますけれども、国の財政経済もかなり伸びておりますので、それほど国の財政経済に大きな影響を及ぼすとは考えられませんが、前向きにやっておりますので、これの財源措置等、これからくふうをしなければならぬ問題は若干残っておりますけれども、これらについては昭和四十六年度の予算までには明確にして御提示申し上げたい、かように考えております。
【次の発言】 ただいま回答いたしました前半がそういうつもりであったわけでございますが、前の計画は六兆六千億で、今度のものは十兆三千五百億とか……

第63回国会 建設委員会 第15号(1970/05/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 お答え申し上げます。  研究学園都市地区における関連公共事業につきましては、ただいま御指摘のとおり、首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備地帯等の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の適用を受け、地元市町村に対し補助率のかさ上げ措置がなされるのは当然でありますが、さらに、国は起債の充実等別途の財政措置についてつとめることとし、また、日本住宅公団の施行する事業と関連の深いものについては、同公団において立てかえ施行の措置を講ずる等、地元負担をなるべく緩和するよう全力を尽くして御指摘にこたえてまいりたいと存じます。

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 このほうの所掌は大蔵省の直接の担当には相なっておりませんので、農林省あるいは厚生省で結論を得ましたときには、大蔵省として協力することにやぶさかでないことだけははっきり言えると存じます。ただ政治家として、公害にあった米だから買わないということについて、残酷ではないかという気持ちはそのとおりだと思いますが、食糧にならぬものを食管で買うというところにもまた問題がある。しかし、農家の気の毒なこともわかりますので、厚生行政で、あるいは補償問題でこれを解決するという道もあろうが、どちらの道でやるのが適当かを検討して、農家に被害を与えないように政府として措置をとるという態度が必要であろうかと存……

第63回国会 大蔵委員会 第1号(1970/02/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 先般、大蔵政務次官を拝命いたしました。当委員会の皆さんにはことのほか御指導、御協力をお願いいたさなければならない私でありますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第63回国会 大蔵委員会 第3号(1970/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました国税通則法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を申し上げます。  政府は、昭和四十五年度税制改正の一環として、最近における社会、経済の諸情勢の進展に即し、納税者の権利救済制度の整備充実をはかることが必要であると考え、この法律案を提出いたした次第であります。  以下この法律案につきまして、その大要を御説明申し上げます。  第一に、国税に関する審査請求については、現在、各国税局に置かれている協議団が審理を行ない、協議団の議決に基づいて国税局長が裁決することになっておりますが、今回の改正では、課税等の処分に関与する税務の執行系統から切り離……

第63回国会 大蔵委員会 第5号(1970/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 それは当然であろうと思います。
【次の発言】 いま国税庁長官から御説明申し上げましたような事情で、特殊な税務大学校の創設というようなことがあり、また時期がちょうど年度末に近いところから、こういった三・四%と若干高くなっておりますが、欠員を生じておるわけでありますが、年度が変わりますれば充足をして、税務に遺憾なからしめたいというふうに思っておりますので、御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 広瀬委員の御指摘はまことにもっともだと私も思います。実は先般就任をいたしまして、郷里であります北海道の国税局を見てまいりました。御指摘のように事務量が多い。のみならず、どちらかというと……

第63回国会 大蔵委員会 第6号(1970/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました空港整備特別会計法案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  政府におきましては、従来から、公共の用に供される空港の整備又びその円滑な管理運用につとめてまいったのでありますが、これらの事業につきまして、昭和四十五年度以降特別会計を設置し、一般会計と区分して経理することとし、もって空港の整備の促進等に資することが適切であると認められますので、ここに、この法律案を提出することといたした次第であります。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  第一に、この特別会計は、空港整備法に規定する空港その他の飛行場で公共の用に供される……

第63回国会 大蔵委員会 第7号(1970/03/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 堀委員のおっしゃるところ、まことにそのような感じがいたします。ただし、事務的な書き方としては、国が勝った負けたとはっきりしているところであり、形の上ではやはり却下になっておるわけですから、書き方としてはこういうこともやむを得ないのではないかと思いますが、今後の扱い方としては、見方によってはこれが国が当然勝ったというような形の中に入れられそうな誤解も受けそうに思えますので、これからの資料の書き方としてはもうちょっとここら辺のところはくふうすべきじゃないか、このように思います。
【次の発言】 お説のとおりだと思います。特に異議申し立てあるいは審査請求、まあ裁判まではわれわれの範囲内……

第63回国会 大蔵委員会 第9号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 平林委員のおっしゃる気持ちは、われわれ政治家であります者にとっては同じ感じがいたします。したがって、今後大いに検討しなければいかぬものである。ただし、他とのバランスがこれまた大事でありますから、その辺はひとつ慎重に配慮しつつ前向きで検討すべきである、このように思います。
【次の発言】 この点につきましても、先ほど申し上げたように税制についてはきめこまかく、社会の条件、経済の発展、いろいろと配慮して定むべきものであり、特にこの点については産業構造がこれから人手不足、大問題だと思います。そういった立場からも配慮せよという貴重な意見であります。当然ひとつこれは検討してまいらなければな……

第63回国会 大蔵委員会 第10号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 沿革的なものがあって、なかなか複雑ではあろうと思いますが、社会情勢も非常に変わってきたことであり、特に堀委員御指摘のように、タクシーが大衆の足と化しておることも事実ではないか。そういうことを勘案すれば、バスとの関係において考慮すべしという御意見も確かに傾聴に値するものだと思います。ですが、いま言いましたように沿革的なものもあり、また一般の乗用車との関連その他もありますので、これからひとつ慎重に検討してみるべき課題ではないか、このように思います。
【次の発言】 堀委員の御指摘も、この問題についてわからぬわけではございませんけれども、国民の側ということばを使っておられますが、関税に……

第63回国会 大蔵委員会 第11号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました経済及び技術協力のため必要な物品の外国政府等に対する譲与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  御承知のように、現行の法律によりますと、経済及び技術協力のため譲与等をすることができるものは物品に限られており、また、譲与等の相手方も、開発途上にある外国の政府とその機関、国際連合とその専門機関に限られておりますが、経済及び技術協力を効果的に実施するためには、譲与等をすることができるものとして、物品のほか、船舶、建物等を加えるとともに、譲与等の相手方につきましても、新たに国際連合とその専門機関以外の一定の国際機関を……

第63回国会 大蔵委員会 第12号(1970/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案による日本開発銀行法の改正の内容は、日本開発銀行の借り入れ及び債券発行の限度を自己資本の五倍から六倍に引き上げることであります。  日本開発銀行は、昭和二十六年四月に設立されて以来、長期資金の融通により、わが国経済の再建及び産業の開発の促進につとめてまいっているのでありますが、昭和四十五年度の財政投融資計画においても、同行の貸し出しは三千百七十億円を予定されており、これに債務保証を加えますと、昭和四十五年度末の同行の貸し付け等の残高は二兆八百五十億……

第63回国会 大蔵委員会 第14号(1970/03/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました利率等の表示の年利建て移行に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国におきましては、金利の表示につきまして、主として日歩建てと年利建てとの二つが併用されており、表示方法が統一されていない状況にありますが、これは、国民的能率の観点から好ましいことではなく、また、最近における経済及び国民生活の著しい国際化の動きに即応するためにも、国際慣行に合った金利表示方式を整える必要が強く感じられるのであります。  このような背景のもとに、先般、公定歩合の年利建て移行が実施された機会に、金融界におきましては、各金融機……

第63回国会 大蔵委員会 第15号(1970/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました漁船再保険及漁業共済保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  昭和四十三年度におきまして、海水の例年にない高温等により全国的にノリの被害が異常に発生し、これに伴い漁船再保険及漁業共済保険特別会計の漁業共済保険勘定の保険金の支払いが増加したため、同勘定の支払い財源に五億六千七百五十五万円の不足が生ずる見込みでありますので、昭、和四十五年度において、一般会計からこの金額を限り、同勘定に繰り入れることができることとしようとするものであります。  なお、将来この会計の漁業共……

第63回国会 大蔵委員会 第16号(1970/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 非常にむずかしいというか高度な御質問で面くらうわけでありますが、御承知のように、日本経済は戦後何にもなかったところから非常な充実がはかられてまいりまして、最近においては過熱というか、あまりにも伸び過ぎるというところにきておると、一口で言えば言えると思います。そこで、大きくなった喜びはありますけれども、大きくなっただけに、それぞれ大きな問題がいろいろな面で出てきておる。そういった面を手直しをして、過熱による被害がないようにしなければならぬということが、一口で言えば言える日本の経済の状況ではないかというふうに思います。
【次の発言】 私も経済の再建というのはもう終わったのではないか……

第63回国会 大蔵委員会 第17号(1970/03/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 先ほど来春日委員のお話を聞いておりまして、まことにごもっともな意見であると思います。そこで、この点政府も考えておるようでありまして、今回、公社債の一部について、事業債について金利の引き上げの改定を行なったというような点も、そういったことを配慮したからではないかと存じますし、今後とも最善の努力を尽くしたいと思います。
【次の発言】 広瀬委員の御指摘、私どもも政治家として、こういう高金利がいまだに日本経済の中にあっていいのかという疑問は持つわけでございます。しかしながら、銀行局長がいま御答弁申し上げましたように、今回は単純に移行するだけのことでありまして、法務省との関係もあり、また……

第63回国会 大蔵委員会 第18号(1970/03/31、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま理財局長御答弁申し上げたとおりでありまして、万々そういうことのないように、特に準備資金から一般会計まで入れられるぐらい力がついてきたこの特別会計でありますから、けちなことは避けてまいりたい、こういうように思います。
【次の発言】 日本語はあまり得意ではありませんが、常識的なことでいうならば、力の足りない部分を援助して補い助けてやろう、こういうことではないだろうかと思っております。
【次の発言】 そのとおりだろうと思います。
【次の発言】 そのとおりだと思います。
【次の発言】 私にも御指名がありましたからお答えいたします。  御指摘のとおりであることはただいま局長申した……

第63回国会 大蔵委員会 第19号(1970/04/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外四法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  最初に、所得税法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、今次の税制改正の一環として、最近における所得税負担の現状にかんがみ、その負担の軽減をはかるため、所得税の減税を行なうとともに、税制の整備合理化を行なうため、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  第一は、中小所得者の所得税負担の軽減をはかるため、課税最低限の引き上げを行なうこととしております。  すなわち、基礎控除及び配偶者……

第63回国会 大蔵委員会 第20号(1970/04/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 この議論は自民党の中にもあるようでありますし、先ほど来お聞きしておりまして、非常に自信を持って言われておられる、何といいますか、貴重な意見であろうと思います。また、こちらのほうでも経緯的なこともありますし、急に変えるといっても支障があろうかと存じます。そういった点についてこれからさらに実態を調べ、推移を見て善処するように、前向きで検討いたしたいと思っております。
【次の発言】 確かに憲法問題からいっても、特定の宗教に国が、何と書いてありますか、便益を与えてはならないという趣旨からいっても若干、「神仏用に供されるもの」という書き方はいかがかという気がいたします。またこれに税金をか……

第63回国会 大蔵委員会 第21号(1970/04/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 しろうとでありますが、私から補足して……。  第一番目は、いま御指摘の点は、従来からもそれをやってきたということです。今度変えましたのは、さっきの発動の時期についてでありまして、こえるおそれがある場合を加えたということが変わっている点であるということが、まず申し上げたい第一点です。  それから、率は一〇%以上はかけられないわけですから、一〇%が限度。現在の価格は四百二十二円が限度になっているわけです。輸入価格が四百二十三円になったとすれば、かりに五%まけたとすれば、四百二十二円よりずっと安い値段になる。あるいは一%まけても安くなる。ですから、こえた分の一円を税金でまけて四百二十……

第63回国会 大蔵委員会 第22号(1970/04/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 言われるごとく、論理的に正しいわけでございます。やはり外国からも入れやすくすること、そのかわりこっちからも出ていくという競争力をつけて健全な発展をしていくということは当然のことであろうと思います。一ぺんにそこまで持っていけるかどうか、国際環境その他を見つつ、そういう方向に努力していくべきだと思うのであります。
【次の発言】 ちょっと食い違いがあるので、いまの価格というのは入ってくるCIF価格の上がり下がりを見ないと、市場価格で課税しているわけじゃないのですから、入ってくる業者との契約で、きょうはあの会社とはこうだという、会社によっても違うし、国によっても違う、その日によっても違……

第63回国会 大蔵委員会 第23号(1970/04/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 卑下する必要のないりっぱな主税局長が、主要な項目として税制調査会にはかって何らかの結論を得るようにやりたいと言っておることでありますから、間違いがなかろうと思いますし、私どもも微力ながら、これは大事なことでありますので、全力を尽くしたいと存じます。

第63回国会 大蔵委員会 第24号(1970/04/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 物価問題は、ここ数年来政治課題の最上位のランクにあるわけでありまして、どこにいっても物価、物価、国会の論議も物価でどれくらい論議しておるかわからないくらい重要な課題であります。また政府にとっても、物価といわれるたびにひやひやし、理屈抜きに何とか批判に応じなければならぬという課題でありますので、わが佐藤内閣においても、この点については力一ぱい入れておることは事実だろうと思います。  そこで、物価の高くなる最大の原因は、私どもの承知しておるところでは、経済の過熱、異常な伸展がそもそもの原因ではなかろうかというところから、ことしの予算編成においても、景気を刺激しないように、どちらかと……

第63回国会 大蔵委員会 第26号(1970/04/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 そういういま御指摘のような比較をしますと、一見矛盾があるような気もいたしますが、利子・配当のほうについては別の意味からこういった特例といいますか、従来までは一五%、あるいは今回は二〇、さらに二五というようなことになっておるわけであります。その点からいくと、もう一つ矛盾といえば、けさほど来問題になっております少額不追求の五万円、五万円以上収入があったものは所得のほかに累進して計算される。ところが利子の場合であるならば、二〇%さえ、あるいは一五%さえ納めておけば累進にならない、分離という道があるわけです。これを比較してみてもおかしいじゃないかという議論があるのと同じように、利子・配……

第63回国会 大蔵委員会 第27号(1970/04/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました清酒製造業の安定に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  御承知のように、清酒製造業界におきましては、過去三十年近く、食糧管理制度のもとにおいて原料米の割り当て制度が続けられ、実質的な生産調整が行なわれてまいりましたが、昨年五月、自主流通米制度の発足に伴い、この永年にわたる業界秩序の基盤が大きく変化いたしました。この結果、従来、一種の財産価値を有しておりました基準指数は、その資金調達の際の担保的機能や転廃業の際の譲渡価値を失うこととなり、清酒製造業者の金融力等にも著しい変化が生じ、ひいては酒税の確保に影響を与えるこ……

第63回国会 大蔵委員会 第29号(1970/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 この問題は非常に私は興味のある問題だと思って見ておるわけでございます。と申しますのは、いま御指摘のとおり、日本の経済において物価を何とか押えなければいかぬというのが最大の課題であります。その場合、農産物をはじめとして、流通過程のコストが高いということが非常な問題になっておるわけであります。農産物などにおいてもどうして流通過程ではあんなに高いんだろうか、できるならば生産者と消費者が直結をするということをくふうせなければならぬのじゃないかという議論が一方にはあるわけですが、それがなかなか進まない。  そういう中で酒においてこういった形が出てきたその背景は何であろうかというと、一つは……

第63回国会 大蔵委員会 第31号(1970/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま御指摘のあった点は、この制度における非常に重要な多年の懸案であろうと存じます。そこで御趣旨もわかりますし、何とか前向きで検討いたさなければならぬ大事な事項であろうと存じますが、何分にも経緯もあり、またほかに波及する点もある、正直に言って財源もかなりのものになる等のむずかしい問題もあることも率直に認めなければならないと存じます。いずれにしても、せっかくの御指摘であり、理論的にもまた考えなければいかぬところもあると存じますので、山村政務次官等とも検討して、できるだけひとつ前向きでこの問題と取り組んでいきたい、このように思います。

第63回国会 大蔵委員会 第32号(1970/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 日本ではいろいろな課題がありますが、住宅問題はその中でも最重点に置かなければならない大事な問題だと存じます。したがって、国においても住宅政策については相当力を入れておりますが、民間に依存するところも多いことは事実でございます。したがって、民間における金融が圧迫されるという姿は好ましくないことは当然でありますが、事務当局から伺ったところでは、昨年の九月あたりまではそういった傾向はなかった。しかしその後についてはまだよく現状が把握されておらないということでございます。その後、もしそういった点について御指摘のような圧迫という事実があるとすれば、これは好ましくないところでありますので、……

第63回国会 大蔵委員会 第35号(1970/09/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 この問題は、厚生省あるいは通産省、さらには農林省というようなところが直接の責任のある官庁ではなかろうか、大蔵省はこれを受けてどうするかという受け身の立場にあるのじゃないかというふうに思います。したがって、ここでどうするこうするという責任ある回答ができないことをまことに遺憾といたしますが、政治家の端くれとして考えますときに、いま春日委員から御指摘のあった点は、あるいはという気がいたします。しかしながら、これは前例その他、法規あるいは今後のこういった類似行為の問題等々を検討というか、そういう点をよく調査してみなければならぬのではなかろうかとも存じますので、せっかくの御指摘でありますか……

第63回国会 大蔵委員会 第36号(1970/10/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 ちょっと考えるとそういうような疑問も持ちますが、ちょうど食管法の中に米価審議会というのがありますが、米穀の事情が、法律をつくりました当時の情勢と非常に変わってまいりますと、法律のもとにできた米価審議会で食管法改正なりあるいは廃止なりが議論されると同じように、塩業制度についてもいまの法律のもとで検討していくとこの法律は必要なくなる、専売制が必要ないということが当然の結果として出てくる場合もあるんじゃないか。ただし、審議会が法律を改正する、法律を無視するというわけにいきませんで、その結論を見た上で政府なりあるいは国会において十分審議をしていけば法律違反でもありませんし、またそういうこ……

第63回国会 大蔵委員会 第37号(1970/10/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 先ほどから答えておりますように、法律的には自由競争、自由価格になっておるものですから、法的にこれを押えようとしても押えることができない。これは佐藤内閣であろうと、法治国家ではしかたがないんではないか。ただし、姿勢としては、大衆的な物資でありますし、相当の量でもありますから、何とか上がらないように指導といいますか、勧告、協議といいますか、一生懸命の努力をやってきたことだけは事実でありますし、今後もそのようにやってまいりたいと存じます。

第63回国会 大蔵委員会 第38号(1970/11/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 堀委員のお話を聞いた限りではそのような感じがいたします。しかし、長期的な電電公社の経営もあることでありますから、電電公社の意見も聞かないとわかりませんが、サービス部門の投資にこれから新しくつけようとする人が負担をするというのは何か酷なような気もいたします。  それから、財投との関係が少し大き過ぎる、要求とつける額とが違っておるのじゃないか、それから、過去もそうであったし、これからもそうなるのじゃないか、この点につきましては、実は公共事業、たとえば道路とか港湾等については閣議で大体決定をいたしまして、大蔵省もその間に介入というか協議をいたしましてやるものですから、それほど大きな違い……

第63回国会 内閣委員会 第27号(1970/07/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 人事院勧告がまだ出ておりませんので、どんな額になるかわかりませんが、大蔵省としては、ことしの予備費はなかなか苦しいし、あるいは財政上苦しい中ではありますが、この勧告は尊重しておこたえいたしたい、協力いたしたい。おそらく失心どころではない、卒倒するのではないかと思うような今日のベースアップの状況ではありますが、せっかくの御勧告がありますならば、これに協力するにやぶさかではないという態度でございます。


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1970/12/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ことしの公害予算は、一千億を上回る要求が出ております。昨年は六百億程度でありましたが、いま御審議を願っております費用負担の法案の結果を見まして、あるいはまた、公害の実態を見きわめた上で万遺憾なきを予算の上では期してまいりたい、このように考えておる次第であります。

第64回国会 内閣委員会 第4号(1970/12/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 四十六年度について、先ほど防衛庁のほうから説明のあった数字の増額要求がなされたということは事実でありますし、大蔵大臣が答弁いたしましたように、積極的に取り組んでおりますが、まだ結論はどうするか得ておりませんが、積極的に取り組んでおることは事実であります。ただ、昨年四十四年に、御承知のように大幅にこれは増額したばかりであります。(大出委員「たいして大幅じゃないよ。」と呼ぶ)数字の上では大幅になっております。  そこで、四十五年度はさてどうするかということでありますが、先ほど来質疑応答の中にありましたように、まだ時期も、したがって人員もはっきりしておらないので、十二月末になるかもし……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 決算委員会 第8号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました昭和四十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十四年度一般会計予備費につきましては、その予算額は七百十六億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十四年七月四日から同年十二月二十三日までの間において使用を決定いたしました金額は五百八十九億一千九百二十一万円余であり、これにつきましては、すでに第六十三回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、御承諾を得たところでありますが、その後、昭和四十五年一……

第65回国会 決算委員会 第9号(1971/03/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 大蔵省としての意見ということでありますが、実は、いま来たばかりで、審議の経緯あるいは実態についてまだ認識の足りないところがあろうかと存じますけれども、原則的には、専売公社における天下りについては、国民の皆さんに疑惑のないように、やり方において、あるいは職業をかわられた方の動作において、やはり十分に慎重にしていただいて、そういう批判のないように万全を期してまいりたい、このように考えておるわけでございます。
【次の発言】 専売事業審議会では、今回の喫煙と健康の問題の性格にかんがみまして、特に各界の権威者を特別委員として加えて、慎重に審議していただいたものでありますから、これは権威の……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 中小企業の問題で、税制を通じて非常に御心配をいただいております気持ちもよくわかります。また、この問題がただいま非常な議論がありまして、ようやくことしこういうような形で踏み切りました。踏み切る過程には、いま言った、給与であるのかどうかという点が一番問題でありましたが、税制のたてまえからいって、どうも例のポケット論、こっちからこっちにやるのは、これはおかしいじゃないかというようなことでいろいろ詰めました結果、妥協の産物として準備金、しかも、青色申告というものを促進するという意味で青色もつきあるいは事業主という方々も考えてくれというようなことから事業主と、三つ並べて、特別という名前は……

第65回国会 大蔵委員会 第2号(1971/02/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました証券取引法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず、証券取引法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  証券取引法における有価証券の発行、流通に関する制度は、昭和二十八年以来今日に至るまで改正が行なわれておりませんが、この間、わが国証券市場及びこれを取り巻く諸情勢は大きく変化してまいりました。すなわち、近年における証券市場の拡大は著しく、その果たすべき役割りはますます重要なものとなってきております。さらに、最近におけるわが国経済の国際化、資本取引の自由化の進展は、証券市場の動向にき……

第65回国会 大蔵委員会 第3号(1971/02/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 本法律案につきましては、米の生産調整対策の必要性に顧み、あえて反対しません。  以上でございます。
【次の発言】 ただいま議題となりました預金保険法案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、預金保険法案につきまして御説明申し上げます。  金融制度調査会は、新しい経済環境下における一般民間金融機関の問題を中心とし、広く金融の各分野にわたる基本的な問題を取り上げ、二年九カ月に及ぶ検討の後、昨年七月、一般民間金融機関のあり方等に関する答申を行なったのであります。この答申におきまして、特に預金保険制度について、預金者保護の観点からその創設の必要性を……

第65回国会 大蔵委員会 第5号(1971/02/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 今回の扱いといいますか、法案に対する資料その他は、従来と同じ形式に従ってやっておるようであります。ところが、今国会は御承知のように地方統一選挙、十二年に一回の異常な事態でありますので、勉強していただく時間が非常にないということで御迷惑をかけておるようであります。したがって、いま御要望の、ことしの異例な年に対処して勉強しやすい資料整備については、これから事務当局と相談いたしましてできるだけ便宜をはかりたい、このように考えております。
【次の発言】 粉飾決算に対しては従来も制度があったのですけれども、いま答弁のように、一回もまだ、罰金ですか、訴訟になっておらない。実効が上がっておら……

第65回国会 大蔵委員会 第7号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 阿部委員の御指摘のとおり、預金者にとって物価上昇以下の金利であるということの不満は非常に強いかと存じます。しかしながら、預金者保護の立場から金利を動かすというものにはおのずから限度があるわけで、その預金金利を動かしますと他の金利にも当然影響してまいりますし、そこで、金利で操作できる範囲のものはできるだけいたしますけれども、本質的には物価の上がることについて、財政、金融その他農産物の流通機構等々、万般にわたって本腰を入れて物価の上がらないことに万全を期すべきだというふうに思っており、政府もその方針でやっておるわけですが、なかなか思うとおり物価が下がらないという悩みがありますが、さ……

第65回国会 大蔵委員会 第8号(1971/02/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 先ほども佐藤委員から、保険でお払いするのは最後のとりでであって、それ以前に、そういうことができない内部固めをやることが根本的に必要だという御指摘もありました。先ほど来銀行局長から、支払い準備率あるいは流動資産の比率、自己資本比率を高めることに万全を期していきたい。従来もやっておりましたが、今後もそういうことを進めて、まずもって保険機構が発動できない体制を固めるという姿勢が必要であろうと存じますし、そういう方針でやっていくつもりであります。
【次の発言】 農協も、あるいは労働金庫も、日本人でありますし、当然保護されなければならない範疇の方々であります。ただ、今回は、大衆投資家が預……

第65回国会 大蔵委員会 第9号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 このたびの最高裁の判決によって政令を改正して返すという場合に、法律はそのままで税金を取る、租税でやっていくということは竹本委員御指摘のとおりどうも疑義がある。ただし、法律について今後何らかの改正を加えて、それを背景として租税がそれに伴っていくんであればこれは考えるべきことであろう。しかし、現行法をいじらずに租税だけでいくということは租税ファッショに通ずることではなかろうか。したがって、竹本委員のお考え方と同じでございます。
【次の発言】 先ほどお答えしましたのがちょっと誤解されているようですが、法律でいじくるというのは、租税だけでいじくってはこれはちょっと行き過ぎではないかとい……

第65回国会 大蔵委員会 第11号(1971/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外四法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  最初に所得税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。政府は、昨年十二月税制調査会から提出された昭和四十六年度の税制改正に関する答申に基づき検討を重ねた結果、昭和四十六年度の税制改正におきましては、最近における国民負担の状況にかんがみ、所得税の負担の軽減をはかるため、給与所得控除をはじめとする各種の所得控除の引き上げ、青色事業主特別経費準備金の創設、相続税の軽減合理化等を行なうことにより平年度約二千億円の減税を行なうほか、当面の経済社会情勢の推移……

第65回国会 大蔵委員会 第12号(1971/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま藤田委員御指摘の点につきましては、藤田委員からお話のありましたように、与党たると野党たると、また当選回数が多かろうと少なかろうと、地位があろうとなかろうと、一切差別があっていいものではございませんし、そのように今後もいたしてまいりますが、今回そういうような印象を与えたとしたら、われわれの不徳のいたすところであります。そういうつもりはなかったのでありますけれども、そう受け取られまするならば、遺憾であり、十分注意してまいりたいと存じます。
【次の発言】 藤田委員が疑問を持たれることはわかるわけなんですが、当初から申し上げますと、スカルノ時代にとった措置がどういうことかという……

第65回国会 大蔵委員会 第13号(1971/03/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 いま都市問題といいますか交通、過密、いろいろと問題がありまして、その中ではどうしても近郊農村に土地を求めるということが国家目的で必要であるということは、これはどなたも認めるところであり、平林委員もそれはわかるというお話でありましたからくどく申しませんが、そこで一方農家がいじめられるのかどうかということですが、どちらかというと異常な地価の高騰によって農家の方々が非常に利益を得る場合のほうが多いのじゃないか。農村をずっとながめた場合、公平にながめて、純農村地帯の農家と都市近郊の農家とどっちがいいかというと、これは都市近郊の農家のほうが非常にいいのじゃないか。(平林委員「あなたは北海……

第65回国会 大蔵委員会 第14号(1971/03/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 広瀬委員の御指摘、昨日来もあれはダンスパーティーですか、一回限りの常識的なものに課税するというのはおかしいという御意見もございました。ただいまの常識的な芸術的ななまものについてという御意見全く同感でありますけれども、いま局長が言いますように、常識的とは何だという線が社会的に引かれるというところがあるとやりやすいわけですが、その線の引き方が、国民大衆がそれならしかたがない、どの階層からも納得の得られる、たとえばいまやっております、文化財保護法により助成の措置を講ぜられた文化財だけを公開するとかあるいは国立劇場でやる芸術、これは国民的にすっきり線が引かれるということでそういう措置を……

第65回国会 大蔵委員会 第15号(1971/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 協定ができたことについては好ましいことであるということについては、そのとおりであると存じます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 特恵の措置もあるいは海外企業進出の措置も、すべて開発途上国、特に台湾、韓国等が工業がおくれておる、あるいは労働者が余っておるという国内事情でありますので、そういった工業化あるいは雇用の促進ということからいって、純経済的に援助したい気持ちでこういった制度をとり、また企業の進出をしておるものと考えておる次第でございます。
【次の発言】 この問題は相手国のことですから、日本が予測することはなかなか困難な問題でございますが、いまの情勢では……

第65回国会 大蔵委員会 第16号(1971/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 第一番目の今後の関税率の問題取り扱い方、あるいは制限品目の自由化の問題、これは今回の措置で一応諸外国からの要請、あるいは諸外国並みになったのではないか。もちろんイギリス等に比べてまだ低い点もあります、努力の要するところもありますが、一応のスケジュールでやってまいりました問題はここで一応区切りをつけることになるだろう。あと今後についてはさらに、いま御指摘がありましたように物価の問題あるいは日本の産業構造、特に農業構造改善等への刺激等を通じてこういった問題を前向きにやるべしということでございますが、そのとおり私たちも考えております。今後も前向きでそういった方向に努力いたしますが、ス……

第65回国会 大蔵委員会 第17号(1971/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、今次の税制改正の一環として、当面の経済、社会情勢に即応して、公害対策、海外投資、資源開発対策、貯蓄奨励及び住宅対策、中小企業対策、企業体質の強化等に資するため所要の措置を講ずるとともに、輸出振興税制の見直しを行ない、交際費課税の強化をはかる等のため、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきましてその大要を申し上げます。  第一は、公害対策に資するための措置であります。  すなわち、公害防止施設の特別償却の率を現行の三分の一……

第65回国会 大蔵委員会 第19号(1971/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました自動車重量税法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、今次の税制改正の一環として、道路その他の社会資本の充実の要請を考慮し、新たに自動車に対して、その重量に応じ、自動車重量税を課税することとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきましてその大要を申し上げます。  まず、課税の範囲等につきましては、道路運送車両法の規定により、新規検査、継続検査等の検査を受けて自動車検査証の交付等を受ける自動車及び使用の届け出をして車両番号の指定を受ける軽自動車を課税物件とし、その自動車検査証の交付等を受ける者……

第65回国会 大蔵委員会 第20号(1971/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 広瀬委員から、クロヨンの問題あるいは長年議論のありました事業者における事業主控除の問題、あるいは給与所得者と事業主控除との比較の問題、いろいろと御指摘いただきましたが、これらは長年議論のあったところであり、また現在もなお大いに議論しなければならない大きな課題でございます。今後クロヨンの解消あるいはまた給与所得者の税制における合理化、特に大蔵大臣からお話がありましたように、今後といえども基礎控除の引き上げその他所得控除については前向きで検討する。かたがたそれに見合った事業所得についての改善、これらも今後いろいろと検討を加えて、それぞれ問題はあろうかと存じますが、今後とも御指摘をい……

第65回国会 大蔵委員会 第21号(1971/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 大蔵省としては、昨年来当委員会でも御答弁申し上げましたように、納税者の気持ちあるいは徴収コスト等からいって一体化することが望ましいという考え方のもとに、何とか実現をはかりたいと努力をいたしております。この点については、総理が国会においても答弁をしておるところであります。  ただ、自治省からもいろいろと御意見がありましたように、この問題は地方自治の本質というものに触れる心配もある。きょうからはいよいよ地方選挙の火ぶたを切っておりまして、こういったこともこれから与野党政治家において大きく議論されるところでありますが、何といっても国民の納得がいかないままに無理してやるということであっ……

第65回国会 大蔵委員会 第23号(1971/03/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案につきまして御説明申し上げます。  政府は、最近における製塩技術の著しい進展にかんがみ、塩の製造方法を塩田方式のものからイオン交換膜の利用によるものに転換して塩業の近代化を促進するため、塩業整理交付金を交付して塩田等の整理を行なうとともに、塩の価格の国際水準へのさや寄せをはかる等の措置を講ずることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきましてその大要を申……

第65回国会 大蔵委員会 第24号(1971/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  本件は、大蔵省所管の普通財産を総理府(宮内庁)所管の皇室用財産とすることにつきまして、国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるものでありまして、その概要は次のとおりであります。  宮内庁におきましては、現在大蔵省所管の普通財産となっております東京都港区高輪に所在する本件土地に、高松宮殿邸を建設することとし、昭和四十六年度において、その準備に着手することを予定いたしております。  これに伴いまして、本件土地を、大蔵省所管の普通財……

第65回国会 大蔵委員会 第25号(1971/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりましたコンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず、コンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案について御説明申し上げます。  政府は、最近におけるコンテナーによる貨物の国際運送の実情にかんがみ、コンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際……

第65回国会 大蔵委員会 第28号(1971/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 広瀬委員御指摘のとおり、ここ二、三年で過剰米が出てきた。それには増産の問題もありましたし、消費の減退、これが二つ重なったものですから、急に過剰米の問題がクローズアップされてきた。  そこで、政府のとってきた増産政策または消費拡大ということについて、誠意が足りなかったんじゃないかという御指摘でありますが、私どももざっくばらんに言ってそういう感じがいたします。もっと手があったのではないかということを考えるわけですが、何ぶんにも増産も、ここ二、三年天候がよ過ぎたという、予測しがたいことが一つございます。それから消費も、拡大についてずいぶん努力いたしました。たとえば学校給食に振り向けて……

第65回国会 大蔵委員会 第29号(1971/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 御指摘のように、国民の税金でこの始末をするわけですから、まことに申しわけない、大いに反省をしなければならぬというふうに考えております。しかしこの段階になりまして、これ以上かかえておりますとますます負担が大きくなりますので、この際お許しをいただいて、始末をするものは始末をさせていただいて、今後は余剰米のできないことに全力を尽くしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 こういう事態になりましたのは、四十二年以来の記録的な豊作、予想もしなかった豊作が続いたこと、あるいは耕作技術が進歩したこと、もう一つ加えまして、国民経済の向上と反比例をして消費が減退をしたというような事情が重な……

第65回国会 大蔵委員会 第31号(1971/05/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 その点がこの税金の非常に議論の多いところであることは確かであります。実はいまも国鉄のことしのベースアップを議論いたしております。きのうも陳情に参りまして、まだ有額回答が出ない。それは合理化について話し合いがつかないから、国鉄だけはそういうきびしい状態である。それでは、国鉄はなぜそんなにきびしいんだというと、合理化ばかり政府は言うけれども、言ってみるならば投資は何もしておらない。たとえば建設については、道路や空港やあるいは港湾は国が全部やる。ところが鉄道については建設まで全部負担をさせておる。そこにバランスがとれない問題点があるというところからいくならば、国の施策としては国鉄に対……

第65回国会 大蔵委員会 第32号(1971/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま春日委員御指摘というか、お話しのあったとおりでございます。
【次の発言】 原因者負担、受益者負担という思想も入っておることは当然であり、そういう方向に行くべき、税制の今後のあるべき姿もそういう形にはなっておりますが、もっと税制の立場から申しますと、自動車が車検を受け、また届け出をすることによって走行が可能になるという法的地位を受ける、利益を受ける権利を取得する、そういった意味で一種の権利創設税的な性格でございまして、従来各種の権利を取得あるいは移転をいたしました際に課税が行なわれておるいわゆる登録免許税的な性格ではないか。自動車が、道路が非常な負担によって建設費がたくさ……

第65回国会 大蔵委員会 第34号(1971/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 運輸業者が現在経営が楽でないという実態については認めざるを得ないと存じます。そこで、その上に自動車重量税の負担をかけるということによって運賃値上げあるいはまた破産、いずれかに行くではないかという御指摘ではございますが、今回の負担はそういう点も配慮いたしまして、運賃値上げもしくは会社がつぶれるというような過度な負担にならないように十分配意をして、この程度であるならば許されるであろう。もう一つは先ほど大臣が申し上げましたように、日本の今日の運輸行政、いろいろ問題がありますが、交通混雑ということが輸送コストの増大、したがって、経営の不安ということにも非常な大きな原因になっておる。どう……

第65回国会 大蔵委員会 第35号(1971/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 ただいま議題となりました厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  政府におきましては、児童手当法に基づく児童手当に関する政府の経理を新たに厚生保険特別会計において行なうため、同会計に児童手当勘定を設けるとともに、所要の規定の整備をはかる必要がありますので、ここにこの法律案を提出することといたした次第であります。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  第一に、この会計に新設される児童手当勘定におきましては、児童手当交付金に充てるための業務勘定及び船員保険特別会計からの受け入れ金、特定の事業主からの拠出金……

第65回国会 大蔵委員会 第36号(1971/05/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 この問題につきましては、昨年も広瀬委員から御指摘がありまして、検討を要する課題である、制度的なまた問題もありますし、十分検討したいとお答えをいたしておりますが、何ぶんにもたいへんな財源になるという現実問題もございます。年金額の引き上げあるいは社会保障のいろいろな方面への支出もありまして、現段階でこれを国が負担するというようなことになりますとたいへんなことでございますので、そういった現実も踏まえまして、今後さらに一そうひとつ前向きで検討していきたい。いつ結論を得るかわかりませんが、理論としては広瀬委員御指摘のとおりだという考えがいたします。

第65回国会 地方行政委員会 第31号(1971/05/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 門司先生の消防関係、災害、火災についての非常な御心配になっておられる点は、まことに御同感でございます。特に東京あたりの災害というものは、これは今後大きな政治課題として、取り上げなければならない国民的問題であろうと思います。  そこで、これに対する政府の考え方ということでございますが、先ほど主計官が申しましたのは、たてまえは市町村が一義的にやる。それに対して、国の責任がないということは全くございませんで、そのために自治省の中に消防庁というものを設けまして、国家の仕事として真剣に取り組んでおるわけでございます。  そこで、それに対する大蔵省の見方ということでございますが、実はこの施……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 議院運営委員会 第2号(1972/01/25、32期、自由民主党)

○中川(一)委員 昭和四十七年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。  昭和四十七年度の衆議院予定経費要求額は、百四十四億三千九百四十三万六千円でありまして、これを前年度予算額百三十六億三千百十七万三千円に比較いたしますと、八億八百二十六万三千円の増加となっております。  その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、百三十一億三千七百八十八万円を計上いたしております。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、庁費、議案類印刷費、通信費等の事務費及び庁舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し七億九百二万円の増加となっております。そのうちおもな……


中川一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-|32期|-33期-34期-35期-36期

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各種会議発言一覧(衆議院32期)

中川一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-|32期|-33期-34期-35期-36期
第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1970/07/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 白トラの問題が大都市のみならず地方においても非常な問題を起こしておることは事実であります。これは運賃の問題、あるいは賃金の問題、いろいろな問題がありますが、保険行政からも検討しなければならぬ必要があるのじゃないか。運輸省当局とそういったことを総合的に検討いたしまして、この問題と真剣に取り組むべきである、このように考えます。

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第8号(1970/11/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 御指摘まことにごもっともなことであります。特にこれからベースアップということが相当長期にわたって、しかも上げ幅も相当高いものが予想されますので、寡占にはなってはいけないという問題もありますが、中堅各社というのですか、その格差もありまして、この辺で総洗いをして、不測の事態が起きないように十分検討していくべきが当然だと思いますので、ありがたい御観察だと受けとめているわけであります。

第63回国会 大蔵委員会財政制度に関する小委員会 第2号(1970/10/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 広瀬委員から御指摘の国鉄問題は、これはもうたいへんなことじゃなかろうか。現状もたいへんでありますが、将来を展望するとなお問題が深刻である。これはいま御指摘のように、米の問題あるいは健保の問題もあわせて考えるとなおやりにくい。一つだけですと政府としてはやりやすいわけですが、その上に米や健保が重なり、さらにまた公害等が出てくるということになり、また公務員のベースアップその他Kのつくものはずいぶんあるわけであります。交付税の問題もあり、私たちで数えてみますと十ほど実はKのつくやっかいな問題が重なっておる。そういった背景の中で国鉄を処理しなければならぬわけでありますので、まじめな意味で、……

第63回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1970/05/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 この問題は非常に批判があり、また、意見の多い問題だと思っております。特に現在の保険制度による乱診乱療の問題は、自賠責のみならず、全体的にも非常な批判のあるところであります。また基礎控除というのですか、経費として認めておる率も高いという批判がありますし、特に集中的にいまの自賠責強制保険で入った者から外科医が不当な利益をあげておるということはまことにけしからぬことである。しかしながらこの点については、わが党の中にも、また政府の中にも、前向きでやるべしという意見が最近ほうふつとして出てきております。頼もしい限りであり、一方医師会の反対の強いことも広瀬委員御指摘のとおりであります。自賠……

第63回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1970/10/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川説明員 ことしの税収の見通しについてはいま主税局長から御説明申し上げたとおりでありまして、何千億という余る見通しというものはつかぬのではなかろうか、正直なところそういう見通しでありますし、景気の動向も、若干実体面にも引き締め効果があらわれつつあるというようなことで、これが緩和されましたとしても、すぐに反映するかどうか。そういった事情もありまして、余剰について予測をすることは正直のところ困難ではないかということも踏まえ、また、年度途中で税制を変えるということにも、やり得ればやったほうがいいにこしたことはありませんが、やはりこれは法律の問題もあり、また国会の関係その他からいっても問題もありま……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1970/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 昭和四十五年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算につきまして、去る二月十四日内閣から提出した予算書に基づいて御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、七兆九千四百九十七億六千四百万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆二千百一億八千九百万円の増加となっております。  以下、歳入予算額のうち、おもな事項について、その概要を御説明いたします。  第一に、租税及び印紙収入は、六兆九千三百八十四億一千七百万円でありまして、前年度予算額に比較いたしますと、一兆二千二億九千三百万円の増加となって……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○中川政府委員 昭和四十六年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算につきまして、去る一月二十二日内閣から提出した予算書に基づいて御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、九兆四千百四十三億一千五百万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆四千六百四十五億五千百万円の増加となっております。  以下、歳入予算額のうちおもな事項について、その概要を御説明いたします。  第一に、租税及び印紙収入は、八兆二千九百六十二億五千八百万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆三千五百七十八億四千百万円の……



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