長谷川正三 衆議院議員
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長谷川正三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは長谷川正三衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

長谷川正三[衆]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第51号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○長谷川正三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明のありました大学の運営に関する臨時措置法案について、国民ひとしく憂慮する大学問題の真に正しい解決を願いつつ、政府の見解をたださんとするものであります。(拍手)  戦後の学生運動を顧みますと、当初はレッドパージ反対、大学管理法反対、六〇年安保反対など、一般的な政治闘争として広がったのであります。それが個々の大学自身の問題で紛争が起こるようになったのは、昭和三十六、七年ごろからであります。それは授業料値上げや学生会館の改善や管理の問題など、個別的な問題をめぐる紛争で、原因が解決すれば紛争もおのずからおさまったのであります。ところが、昭……

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、日本社会党)

○長谷川正三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました文部大臣坂田道太君不信任決議案につきまして、坂田君に対しては心中まことに忍びがたい愛憐の情と、その深さにもまさる大きな憤りを覚えつつ、不信任決議案に賛成の討論をいたさんとするものであります。(拍手)  提案者からも簡単な御紹介がありましたが、文部大臣坂田道太君は、肥後熊本において素封家として知られた家柄に生まれ、祖父は貴族院議員、厳父道男氏は、五高教授、衆議院議員、八代市長等を歴任され、この道男氏の長男として生まれた坂田道太君は、あのきびしい戦争中にも何一つ不自由のない青春を過ごされ、東京帝国大学独文科に進み、昭和十七……

長谷川正三[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

長谷川正三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 文教委員会 第3号(1967/04/04、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、文部大臣にきょうは一点にしぼってお尋ねしたいと思いますが、日教組と文部省とのいわゆる中央交渉の問題についてお尋ねしたいと思います。  たしか一昨年、ドライヤー勧告のあとを受けまして、総評と政府の定期会合が持たれるようになり、それをまた受けまして、一昨年八月であったと思いますが、当時の中村文部大臣と日教組との間で久しぶりに、五年ぶりというふうに伺っておるのですが、いわゆる中央交渉が持たれ、その後も引き続いて、一、二度持たれたように記憶しておりますが、たいへん率直に申し上げて、教育の仕事を直接しておる現場教師の最も大きな有力な団体である日教組と、日本の文教行政をつかさどっ……

第55回国会 文教委員会 第4号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 ただいま斉藤委員からのいろいろな御質問に対します大臣の答弁の中で、特に日教組との話し合いの問題につきましての御答弁の中に、日教組の倫理綱領に関して、これが唯物史観に立つものであるというような非常に重大な御発言がありました。この点と、さらに、やはりこれも三条件の一つになっておる実力行使の問題に関連しての一〇・二一問題については、単に地公法なり教育公務員特例法なりの関係だけでいくというお話でありましたが、より高次な労働基本権を国民に保障しておる憲法の規定との関連、あるいは国際的な視野に立ち、いま国連中心主義を標榜しておられる政府として、当然教師の地位に関するユネスコの勧告等との……

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 過去三回ほどの本委員会におきまして、四月四日に私から文部大臣に対しまして日教組と文部省との話し合い、中央交渉ということばを私が使ったのに対しまして、そのことばについてたいへん文部大臣はこだわっておられたようでありますが、名前は中央交渉であろうと話し合いであろうと、どちらでもいいのですけれども、この問題につきまして質問を申し上げました。その後参議院の議事録を見ますと、四月十八日にも小林武委員、鈴木力委員からそれぞれ御質問があったようでございます。さらに、四月の十九日にまた本委員会におきまして、再度斉藤正男委員から質問がございました。さらに、五月の九日に参議院で鈴木力委員がさら……

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、修正案について御説明申し上げます。  案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  本修正案は、附則におきまして学校教育法の一部を改正しようとするものでありまして、高等専門学校に工業に関する学科のほか商船に関する学科を置くことができるものとし、その修業年限を五年六カ月とするものであります。  何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。(拍手)

第55回国会 文教委員会 第10号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○長谷川(正)議員 ただいま議題となりました公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  後期中等教育の拡充、整備の問題は、世界各国におきまして最も重要な教育課題であり、修業年限の延長とともに、完全なる後期中等教育を目ざして、質的な充実発展につとめていることは御承知のとおりであります。  わが国におきましても、今日、急速な社会進歩の中で、高校教育に対する国民的要求は年々高まり、ごく近い将来、わが国の高等学校進学率は八〇%を突破しようとしておりまして、後期中等教育の拡充、整備は緊急の課題となっているところであります。この……

第55回国会 文教委員会 第11号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 時間がありませんので、ほんの一、二だけ質問さしていただきます。  本日はありがとうございました。先ほど来お話を伺いまして、日本の脳研究は世界ではトップレベルに立っているという、たいへん心強いお話を承ったわけですが、これに対しての御努力に敬意を表しますとともに、ただ、いまもお話が出ましたが、にもかかわらず交通災害等で、脳外科の専門医が少ないために、当然助かるものが助からなかったというような話を所々で聞くわけです。先ほども、質的にはアメリカの水準にもちっともひけをとらない、量的にはまだ相当見劣りがするというように裏返すとうかがえますので、そういう点で、全国的にも付置研究施設等は……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております政府提案の公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論をいたしたいと存じます。  今日、科学の進歩、文化の進展に伴いまして、後期中等教育の重要性というものは、非常に世界各国ともこれを重要視しておることは御承知のとおりであります。わが国におきましても、今日、国民の高等学校に対する要求というものは日増しに高まりまして、すでにその進学率も八〇%をこえようとし、遠からず準義務制あるいは義務制にしてもしかるべき段階が来ておると思います。しかしながら、……

第55回国会 文教委員会 第16号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 本日から日本学術振興会法案の審議に入ったわけでありますが、この機会に文部当局に資料の提出を要求したいと思います。  ただいま西岡委員からもいろいろ御質問がありましたが、この法案は、今後の日本の学術研究上にきわめて重大な影響のある法案であることが、ただいまの質問からも大いにうかがわれるわけでありまして、この法案がただ簡単に成立すればいいというようなものであってはならないと思います。非常にそういう重大な意味がありますので、本委員会においては、十分今後の日本の学術振興の上に誤りのない、しかも非常な将来の発展を望み得る審議をしなければならないと思いますので、そういう意味では、ただい……

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 前回の委員会で同僚の西岡委員から本法案に対しましていろいろ御質問がありまして、かなりその法案の内容が明らかになってまいりましたが、私は西岡委員の質疑を承り、また、さらに関係資料等をいろいろ短い時間でありますが調べてみまして、この法案は、これはなかなかたいへんな内容を持った法案であり、日本の今後の学術研究体制あるいは学術振興に対しまして、まことに重大な影響のある法案であるということを一そう感じておるのであります。すでに日本学術会議におきましても、先般の西岡委員の質疑にも出ておりますが、強い要望と申しますか、意見が述べられておるようでありますし、また学術会議自体では、すでに数年……

第55回国会 文教委員会 第18号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 前回に引続いて御質問を申し上げたいと思います。  前回、日本の学術を全般的に振興する上にどういう方策が一番大切と考えておられるかという質問を申し上げ、いろいろ天城大学学術局長から御答弁がありまして、特に学術奨励審議会を学術審議会に改組して、行政の体制といいますか、そういうものを整える、こういうお話がございましたが、その中で、分科会の四つにつきましては、従来あるものを必要と認めて残していく、あと特別委員会を五つつくるというお話がありました。その内容についてお話がなかったのですが、その具体的構想をひとつお示しいただきたいと思います。

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 日本学術振興会法案の審議にあたりまして、本法案が今後の日本の学術振興上きわめて重要な影響を持つ法案でありますときに、学界の最高の権威であられます朝永先生、江上先生、野村先生御三方の貴重な、しかも率直な御意見を聞かせていただきまして、私は、心から感銘をいたし、また非常に有益であったと思って感謝いたしておるのでありますが、なお二、三の点につきまして御質問を申し上げたいと存じます。  まず第一に、御三方からもそれぞれあったと思いますが、本法案の生まれてくる過程につきまして伺っておりますと、何としても日本の学術振興に関する財政しの困難というものを解決するために、少しでも国費が多く学……

第55回国会 文教委員会 第23号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、ただいま議題となりました札幌オリンピック冬季大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律案につきまして、この大会準備が十分その使命にこたえられるように進められることを念願いたしまして、御質問を二、三申し上げたいと思います。なお、たいへん御多忙のところを関係の参考人の方々においでをいただいておりますことを、心からお礼を申し上げます。  実は、昨年世界のIOCのローマ総会で、非常な支持を得ましてこの札幌冬季オリンピック大会場が決定をされたわけでございますが、当時本院には体育振興に関する特別委員会がございまして、私もその末席を汚しておりましたので、さっそく現地札幌に閉会中……

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、現在文部省が指導されております学習指導要領並びにこれに基づく具体的な教育の実施につきまして、質問を申し上げたいと思います。まず、時間がありませんので項目的に質問いたしますので、答弁も簡明にお願いしたいと思います。  現在実施されている学習指導要領が、今日まで何回ぐらい、どういう時期に改定を行なってきたか、その個々の改定の内容を――これを説明せよと申しましてもこれは非常に膨大なことになりますので、その途中で性格的に大きな変化があったとすれば、それはいつの時期で、どういうふうに変えたのか、こういう点について御質問を申し上げます。

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/04/03、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、現在非常に高まっております総評、中立労連その他日本の主要な労働組合の春闘の問題に関連いたしまして、以下、時間の許す範囲で二、三の点について政府の御見解をただしたいと存じます。  まず最初に、最低賃金制の問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。  この最低賃金制につきましては、私は当然全国、全産業一律の賃金制度を確立するということが正しい姿であり、望ましい姿であり、その一日も早い実現、確立に向かって努力すべきであると思いますが、政府の御見解はいかがでありますか。この点につきまして、労働大臣に御所見を承りたいと思います。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、前回の委員会のあとの理事会で本日の議題はあらかじめきめられておりましたけれども、その後教育上の大きな問題として起こりました事案につきまして、特にお許しを得まして質問をさせていただきます。できるだけ簡潔に質問申し上げたいと思いますので、主として大臣からひとつ率直、明快なお答えを願いたいと思います。  それは、東京都下小平市にございます朝鮮大学校の認可問題についてでございます。現行の法律、規則、規定に基づきまして、正当な手続を踏んで学校法人の朝鮮学園が朝鮮大学校の認可申請はつとにいたしておるところでありますが、この申請に対しまして、東京都の美濃部知事がきわめて常識的に、当……

第56回国会 文教委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 本日、人事院勧告をめぐります国家公務員、またこれに準ずる地方公務員、特に教育関係の給与問題について御質問を申し上げたいと思って用意しておりましたが、ただいま山田委員からも御質問のありました羽田の問題について、なお若干冒頭に御質問申し上げたいと思います。  理由のいかんを問わず、ともかく前途有為な青年の命が失われたという事実につきしては、心から哀悼の意を表しますとともに、まことに残念なことだと存ずるわけであります。これにつきまして、私も新聞、テレビ等の報道を伺った程度の事実認識しかございませんので、確信のある意見等をまだ述べる段階には至っておりませんけれども、この際、先ほど来……

第56回国会 文教委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は、来年度の国家予算の中で文教予算の問題について、本委員会としても文部省の総括的な予算要求の態度等をまだ伺う機会に恵まれておりませんので、これらを伺ってやりたいわけですが、時間的な制約がありますので、本日はそのうち当面非常に心配しておる問題、教職員なり国民なりが非常な関心を持って見詰めておる問題にしぼって質問を申し上げたいと思います。  その第一点は、教職員の超過勤務手当の問題でございます。このことにつきましては、すでにもう何年も前から問題になっておるわけでありまして、昨年度はこれについて基本的な調査を予算化いたしまして、その調査もすでに実施済みで結果も明らかになっており……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 政府は、ただいま明年度の予算原案の編成を急がれておりまして、年内にもそれを取りまとめるという御方針であるようでありまして、文部大臣はじめ文部当局も、文教予算の編成には非常に御努力をいただいていると思いますが、その中で一点だけ本日御質問を申し上げたいと思います。  それは、新聞、テレビ等で伝えられるところによりますと、問題になっております教職員の超過勤務手当につきましては、これは超勤ということでなしに、号俸をアップするという考え方や、あるいは号俸アップに相当する額を、手当としてつけるのだという考え方や、あるいは従来文部省が慎重な全国調査等も積み重ねてまいりまして、また組合のい……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 文教委員会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 ただいま臼井委員から、全学連三派の最近の行動に関連して御質問がありましたが、特に最後に日教組の倫理綱領に触れて御質問がありまして、私はどうもこれはちょっと聞き捨てならないことばであります。文部大臣の御答弁は慎重を期すということであり、また、たいへんそつのない御答弁で、あまり言うところないわけなんで、私はきょうはこの問題は触れまいと思ったのですが、最後に臼井委員からそういうことばがありましたので、私は、いま日教組の倫理綱領が革命の戦士を養うことを考えておるというようなことばは、これはたいへんな誤解をなさっているのではないか、これはよくひとつ御勉強いただきたいということを申し上……

第58回国会 文教委員会 第6号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 ちょっと議事進行……。この席を見ますと、野党が非常に熱心に審議に参加し、また協力もし、また委員長の御方針にも極力合わせてやっておりますけれども、肝心の与党の諸君がこういう不熱心な状態では、文教委員会の権威にかけてこのまま進めるべきでないと思いますから、至急休憩を宣して整えていただきたいと思います。

第58回国会 文教委員会 第12号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 たいへんお疲れのようですが、なお時間をいただきまして質問をさしていただきます。  昨年度の定例国会以来、各国会におきましても、文化財保護に関する小委員会が設置されて、その対策をいろいろ検討してまいりました。本国会におきましても、去る三月六日に、本委員会において文化財保護に関する小委員会が設置されまして、中村庸一郎先生が小委員長に指名をされたわけでありますが、残念ながら、その後今日まで一度も委員会を開くに至っておりません。伺いますと、中村小委員長には最近御子息がなくなられたという御不幸がありましたそうで、心から哀悼の意を表しますが、しかし委員会が開かれなかったことは小委員長の……

第58回国会 文教委員会 第20号(1968/05/20、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 関連して。ただいま唐橋、川村両委員から質問がありました中で、ちょっと念のために伺っておきたいのですが、唐橋委員の質問のように、とかくこれがまた地方財政を圧迫し、特に市町村の負担にかぶさるということの心配の御指摘がありましたが、いま管理局長の御答弁によって、公立学校につきましては、激甚災害の指定のいかんにかかわらず災害復旧費国庫負担法によって三分の二の補助が行なわれる、こういう御答弁でございましたが、その執行上の問題なんですが、たとえばこの表で出していただきました公立の高校――商業高校あるいは中・小、被害の規模が相当大きな全壊のようなものと、ほんの一教室ぐらいの被害じゃないか……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 私は今日、文教問題を中心に政府の所信をただしたいと思いますが、御承知のように、文教問題はきわめて重要な問題が山積しておると思います。そこで、わずかの時間ではその全般をただすことはできませんが、特に緊急を要すると思われる問題のうち二、三点、さらに今日の佐藤内閣の非常に右寄りな政治姿勢に対して国民が不安を持っておりますが、これとの関連において、教育の問題にもその影がさしておるのではないか、こういう点について非常に国民が不安を高めておりますので、これらにつきましても、二、三の点についてただしたいと思う次第であります。  そこで、最初に緊急の問題といたしまして、本委員会におきまして……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 文教委員会 第3号(1968/08/28、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 去る八月十六日に人事院の公務員の給与に関する勧告が出ておりますが、本日実はこの内容について人事院総裁以下関係の方々にいろいろお尋ねをしたいと思っておりましたけれども、連絡上のそごがあってきょうは出席をいただけないということでありますので、ごくしぼった二点について文部大臣の御所見をこの際伺っておきたいと思います。  人事院勧告全体について、私どもは、今日の民間の水準や物価の問題と照らして、これは不当に低いというふうに思っておりますが、その内容については本日は申し上げないことにいたします。ただ一つ、どなたも指摘しているところでありますが、教職員の給料表につきまして、かつて教職員……

第59回国会 文教委員会 第5号(1968/10/04、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 ちょっと関連して。大臣御退席の時間でございますが一言だけ、いまの斉藤委員の質問に関連いたしまして御質問申し上げます。  大臣が非常に人事院勧告尊重の線で努力されたことは多といたしますが、きょう特にこの文教委員会を開きましたのは、一つには十月八日という日が、すでに前々から公務員共闘でこの人事院勧告の問題、給与改定の問題をめぐってかまえられておりますので、われわれ文教委員会としても大きい責任を感じまして、これを何とか解決の方向に努力をする責任があるのではないか、そういう意味でわれわれはいま真剣に討議をしておるわけであります。いまのお話でありますと、総合予算主義のたてまえもあるが……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 今日日本の文教問題で、大学紛争の問題は最大の課題となって国民がひとしく心配をしているところであります。われわれ文教委員会に列しておる者としても、非常な責任を感じながら日夜この問題について考えておるところであります。  本日はその本質的な問題について深く究明をする余裕はございませんので、緊急に起こった事態、大学問題がいまこういう状態になっているときに、非常に好ましからざる方向にさらに問題がこじれていくような原因になると思われる事件が起こっておりますので、この問題に限りまして短い時間をいただいてこの際政府の見解をただし、すみやかに善処をしていただきたいと思うわけです。  今朝の……

第61回国会 文教委員会 第33号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 特にきょう冒頭緊急質問をお許しいただいたことを感謝いたします。  そこで私の緊急質問は、本日公務員共闘を中心に、当然その中に含まれておる日教組あるいは日高教等の組織も含めて大幅賃上げを中心とする要求についての統一行動が行なわれておりますので、その件に関して緊急に質問をお許しいただいているわけですが、質問に入る前に一つだけさらに緊急なことについて資料要求をいたしたいと思いますので、それを申し上げます。  それは、御承知のように九州方面を中心にして非常な水害が出ておるわけですが、これについて学校関係の被害も非常に続出していると思いますので、緊急にその実情を調査されまして、資料並……

第61回国会 文教委員会 第37号(1969/10/15、31期、日本社会党)

○長谷川(正)委員 本日はせっかく閉会中審査のために委員会が開かれましたので、山積している文教問題について実は十分御質問申し上げたいのですけれども、御承知のような状況で成立がどこまでもつかわからないし、あとの質問者もございますので、残念ですが、ごく項目的にごく緊急の問題二、三について質問申し上げたいと思います。  第一は、去る八月十五日に人事院が公務員の給与につきまして、給与、諸手当を含め平均一〇・二%の引き上げるするように勧告を出されておるわけであります。これについて、政府は当然誠意をもって検討を進めておられると思いますし、特にその影響を直接、間接にまともにかぶる全国の教職員の問題を扱う文部……


長谷川正三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○長谷川(正)小委員 最初委員長にお尋ねしますが、きょう時間は何時まで……。
【次の発言】 それでは、もう時間が来ておるようですから、内容についての御質問は避けまして、この機会に、私もたいへん不勉強でございますので、お教えいただきたい点を二、三だけ質問して終わりたいと思います。  一つは、古都における歴史的風土保存に関する特別措置法によりまして、橿原市のただいま問題になっている部分は指定されているのかどうか、その点をどなたからでもけっこうでございますが、お教えをいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、ここは古都保存法上はまだ何ら保護の指定の範囲に入っていないと解釈してよろしいんですか。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/11/22、31期、日本社会党)

○長谷川(正)小委員 今日、日本の文北財保護の問題は、国土の開発が非常な早さで進んでいるという現実の中で、多くの問題を包蔵しているわけでございますが、これに対処して国家の将来に対しましても万遺憾ない文化財保護の体制をつくるという意味で、本委員会が文教委員会の中に小委員会として設置されたと思いますので、その角度から当面緊急を要すると思う問題について二、三御質問を申し上げますとともに、私は今度の小委員会の運営等について若干の意見を述べさせていただきたいと思います。  そこで、先般国会が閉会となりましてから、閉会中審査の一環といたしまして、文教委員会は関西方面の国政調査に出かけまして、その際、奈良、……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○長谷川(正)小委員 私は、文化財保護行政の対象となる案件が、今日全国方々に問題が起こっておると思いますが、そのうち自分で実地に見てまいった範囲に限りまして、いずれも非常に憂慮すべき事態にあると判断される問題につきまして御質問を申し上げまして、文化財保護委員会の責任ある御答弁をいただき、また適切な処置をお進めいただくように要望したいと思います。  大臣が参議院の予算委員会の関係でおいでになれませんので、本日は文化財保護委員会関係の皆さんだけに御質問申し上げたいと思います。  第一は、これは三年ほど前に、私が本委員会あるいは文教委員会におきまして取り上げた問題でございますが、東京都下国分寺市の国……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○長谷川(正)小委員 先般、文教委員会におきまして、公明党の有島委員から、一局削減の法案が今国会で成立の見通しになってくると、文化庁がいよいよ発足をするということになるのではないか、それにあたりまして、文部大臣の文化政策の構想を述べてほしいという御質問がありまして、灘尾文部大臣から御答弁がありました。私はこれに関連しまして、いよいよこれから文化庁というふうに切りかえられていくようでありますので、先般も一度簡単に質問申し上げたことがあるように記憶いたしておりますが、これはざっくばらんに申し上げると、文化庁ということで何かたいへん機構が整備されるような感じもしますが、もともと政府全体としては、簡素……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○長谷川(正)分科員 私は、今日、国民生活で最も切実な問題の一つである住宅問題のうち、特に公団住宅の運営等に関しまして御質問を申し上げたいと思います。  私の地元は東京の三多摩でございますが、最近そちらへ参りますと、各種の住宅がどんどん建っております。公団住宅もたくさんございます。ところがそこの居住者からいろいろな不満を聞くわけであります。そこで、短い時間でありますので、特に私は建設大臣の監督下にあり、日本住宅公団法に基づいて運営されております日本住宅公団の問題について、特にそこで家賃のほかに居住者が公団に納めている共益金の問題について質問いたしたいと思います。  その前に、私、全般的な公団の……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○長谷川(正)小委員 一昨日文教委員会の席で、文化庁が発足いたしまして初めて今長官のごあいさつをいただいたわけであります。私、非常な期待をもってお伺いをし、同感、感銘をいたしたところも多々ございますけれども、その中で二、三の点についてこの際長官に御所見を伺いたいと思います。  長官のお話、いろいろございましたけれども、一つは、文化庁が発足して、もちろんいままでの文化財保護委員会のしてきた仕事は踏襲するけれども、さらに大きい抱負を持たれてこれに取り組まれるという立場から、特に中央、地方の文化的格差というものをこの際ぜひ埋める努力をしたい、特に地方文化には非常にすぐれた特質があるにかかわらず、自信……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○長谷川(正)分科員 午前中、本分科会で同僚の米田、安宅両委員から在日朝鮮人の帰国問題についていろいろ質疑がございました。私はこの件についてなお若干お尋ねをしたいと思います。  実は私、昨年の十月下旬から十一月の下旬にかけまして約一カ月、朝鮮民主主義人民共和国の対外文化連絡協会の御招待をいただきまして、日本と朝鮮の親善友好をはかる団体であります日朝協会の代表として朝鮮を訪問いたしました。私の訪朝の目的は当然日朝の親善を深めるということにあるわけで、各地で朝鮮公民の皆さんと友好を深めてまいりましたが、しかし午前中に議題になりましたこの帰国事業再開の問題は、当面の重要な問題として、私は向こうで副首……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○長谷川(正)分科員 冒頭、昨日、本委員会におきまして岡澤委員が質問いたしましたのに対しまして、荒木国家公安委員長が御答弁をいたしましたが、そのことについてまずただしたいと思います。  荒木国家公安委員長は、昨日岡澤委員の質問に先立って午前中の大原亨委員の質問の際にも、大原委員から、荒木さんが東京都の美濃部知事に対しまして五十点であるというようなことを放言されておるが、まことに不謹慎であるという指摘がありましたのに対して、十分今後気をつける旨の御答弁があったばかりでありますが、その舌の根もかわかないうちに、午後の岡澤委員の質問に対しまして、九州大学の井上法学部長について

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○長谷川(正)分科員 私は、実はいま文教委員をつとめておりまして、文化財保護の問題に関心を持っております。いま全国でいろいろ建設事業が進められておりますが、これと文化財保護とが至るところでぶつかり合って問題を起こしております。しかし、文化財保護の問題は、直接文化財保護法に関する限りは文化庁の所管でありますが、きょう私が特にこの分科会に出席させていただいて建設大臣に御質問申し上げるのは、いわゆる一般の文化財保護法による文化財の保護ときわめて密接な関係にある歴史的風土と申しますか、あるいは文化財の当然切り離せない自然環境と申しますか、そういうものが非常に破壊をされておりますので、この点について主と……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○長谷川(正)分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたします。  去る二月六日の予算委員会の総括質問のおりに、麻生委員から、防衛施設庁予算の中に特別会計として十億円計上されているのは何か、こういう質問がありまして、これに対して有田防衛庁長官は、それは王子野戦病院を他に移転するための経費の一部であります。また続きまして、王子野戦病院あとを処分する、その処分した財源を当てにいたしまして十億円の歳出をする、そうお答えになっておられますが、そのとおりですか。
【次の発言】 あの議事録を拝見しますと、通常の日本語の読み方からしますと、四十四年度分の中にこの収支が組まれておるので、いまのお話ですと、ことし処分して……



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