このページでは斎藤実衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○斎藤実君 私は、ただいま議題となりました佐藤内閣不信任決議案に対し、公明党を代表し、賛成の意を表明するものであります。 以下、その理由について申し上げます。 佐藤榮作君は、政府・与党の総裁であり、国民のリーダーとしての一国の総理であります。行政上の最高責任者であります。しかるに、ただいま不信任案が上程されたという事実に対して、私は、国民とともに心より悲しみにたえないのであります。 さて、佐藤総理は、前国会の施政方針演説の中で、「議会民主主義政治の確立につとめ、国民の負託に対する責任を誠実に果たしてまいります。」と、国民の前にその所信のほどを明らかにされたのであります。しかしながら、総理……
○斎藤実君 私は、ただいま御報告のありました昭和四十三年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十四年度において講じようとする農業施策に対して、公明党を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたしたいと思います。 今回の農業白書は、米の生産過剰問題が取り上げられた四十二年度を中心に、わが国の農業問題を分析しており、また、四十三年度にも幾ぶん及んでいるようでありますが、一貫して評論家的無責任さに終始していると思うのであります。この白書は、本来、農業が他産業との格差是正のための生産性の向上と農家の地位の向上をはかることを目的として、政府が国民に日本農業の実態を報告すべきものであり、そしてまた同時に、……
○斎藤実君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま農林大臣より御報告のありました昭和四十四年産生産者米価の問題につきまして、総理並びに関係大臣に対し、若干の質問をいたします。 政府は、経済原則論をたてに、農家の要求米価を完全に無視して、四十四年産米の生産者米価を据え置きに決定いたしましたが、最近の、全国平均一五%にも及ぶ国鉄運賃の値上げをはじめ、諸物価の値上がりや労働賃金の大幅上昇等相次ぐ中で、政府のとった生産者米価の据え置き措置は、食管法第三条の「政府ノ買入ノ価格ハ政令ノ定ムル所二依リ生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム」の精神に明らかに反する……
○斎藤会計検査院説明員 昭和三十九年度におきまする自治省所管の決算について検査いたしました結果は、特に違法または不当として指摘いたしました事項はございませんでした。
○斎藤会計検査院説明員 昭和三十九年度科学技術庁所管の決算について検査いたしました結果は、特に違法または不当と認めた事項はございません。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十年度会計検査院の決算につき審査いたしました結果は、特に不当または違法と認めた事項はございません。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十年度大蔵省所管決算検査の概要を申し上げます。 書面並びに実地検査の結果、検査報告に掲記いたしました事項は、租税の徴収不足に関する事項九百四十二件、五億三千三百万で、徴収過に関する事項四件、百万余円の二事項を掲記しております。 なお、そのほか、三十九年度におきまして、大蔵省所管の国有財産の管理につきまして適切を欠くものがございましたので、会計検査院法第三十四条により、是正改善の措置を求めたものが一件ございましたが、大蔵省の中における処置状況についても掲記いたしております。 以上でございます。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十年度総理府所管の決算のうち、総理本府、公正取引委員会、土地調整委員会、首都圏整備委員会、宮内庁の決算につき検査をいたしました結果は、特に違法または不当として指摘いたしました事項はございませんでした。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十年度の外務省所管の決算につきまして検査をいたしました結果は、違法または不当と認めた事項はございませんでした。
○斉藤会計検査院説明員 その御見解に対しては、会計検査院としてはごもっともだと考えます。補助金と委託費は本来違う性質のものでございます。補助金であれば、補助金を受けたもののものになるわけでございますが、委託費は、あくまで政府の委託を受けて事業をやるわけですから、御見解はごもっともだと思います。
○齋藤会計検査院説明員 昭和四十年度の行政管理庁所管の決算について検査をいたしました結果は、特に違法または不当として指摘した事項はございませんでした。 以上でございます。
○斎藤会計検査院説明員 ただいまのお話、富田林の件につきましては、私の局で国有財産検査課長ともう一人、この二人で十二、十三、十四日と三日間にわたって検査をいたしたわけでございます。まだ何ぶんにも今月のことでございますので、帰ってまいりましてから報告を受けておりませんし、申報書もまだ出ておらないような状況でございますので、具体的な事態につきまして御指示をいただければ、説明を聴取いたして、御説明申し上げたいと思います。
【次の発言】 ただいま課長は研修に行っておりまして、課長からは直接聞いておりませんが、昨日の夜私のところに電話がかかってまいりまして、きょう委員会に出ろということでございましたので……
○斎藤会計検査院説明員 ただいまのお話の問題を、ちょっと私、ただいま参りましたので、よく存じませんが、国会議員に対する還付金の問題のように思います。 この問題につきましては、私のほうで指示を与えてはおらないと思います。それはことしの問題でございますので、私のほうの検査は昨年度の問題をただいま検討しておるという段階でございますから、そういった間違った措置であるかどうかというようなこともまだ検討いたしておりません。指示を与えたことはないものと思います。
○斎藤(実)委員 園芸局長に率直に御質問いたします。
バナナの関税定率の引き下げによりまして、消費者は相当バナナが安くなるだろう、こう考えていると思うのです。で、先ほどの答弁を聞いておりますと、流通機構の問題をどうするとか、あるいは輸入量をどうするとかというお話もございましたが、この点、引き下げによって小売り価格が安くなるのか、消費者が安いバナナを手に入れることができるのかどうか、明確に御答弁をお願いします。
【次の発言】 先ほどの答弁で、流通機構を改革する必要があるという御答弁がございましたけれども、具体的に流通機構をどのように改革するのか、承りたいと思うのです。
○斎藤(実)委員 最初に農林大臣にお尋ねいたします。 第一点は、北方水域の安全操業の問題であります。この問題は昨年の夏以来ソ連と日本とでいろんな交渉をしているように承っております。ソ連は、御承知のように十二海里を主張しております。北方の漁民は何といっても特に零細漁民が多い。したがって、沿岸漁業は資源が枯渇しているために、どうしてもコンブだとかは千島のほうへ行かざるを得ない。したがって、無理をして操業するために、当然そこに拿捕問題ということが起きてまいります。きのうも千島のほうでは拿捕されております。今年に入ってからも、約八そうが拿捕されて、四十数人の人が抑留されているという現状であります。私……
○斎藤(実)委員 私は、東日本を襲った干ばつについて、若干御質問したいと思います。 今回の干ばつの問題は、東北、関東、相当広範囲な地域に被害が続出しております。私も千葉県の利根川流域の被害の状況を視察してまいりました。特に視察をしてまいりましたのは佐原市でございました。あの状況は、水不足で約三千ヘクタールが枯死寸前になっているという現状でした。なお、一万五千ヘクタールが水不足で田植えが不可能だ。約三分の二は田植えを終わっておりまして、田植えを終わったところも水がなくて、これも枯死寸前だという状況でした。 千葉県の知事に会って、一体この状況をどうするんだ。ところが、知事は、政府で上流ダムを放出……
○斎藤(実)委員 私は、外国人漁業の規制に関する法律案並びに中小漁業振興特別措置法案について、関連して水産庁長官にお尋ねをいたします。 外国人漁業の規制に関する法律案についてございますが、この法律案は、制度的には、領海内の漁業、沿岸国の一方的な管轄に属しておりまして、なおかつ、国際開港条約によって各国が独自の立場で漁船の寄港を規制することができるという特例がありますので、国際慣行上においては私は問題が起きないと思うのです。私が指摘をしたいのは、この法律案によって、ソ連及び韓国は日本の漁船は行かないから問題ないとして、国際間の相互主義の立場から、わが国の漁業は長い間それぞれの沿岸国から各種の便……
○斎藤(実)委員 漁業協同組合の合併助成法案に関連しまして、若干御質問申し上げます。 この法律は、沿岸漁業の適正な事業経営、そうしてまた育成を目的とする法案でございますが、私は、この沿岸漁業の置かれている立場、そういう意味から関連をしまして、今後の沿岸漁業の育成についてはどうあるべきかという背景のもとに御質問を申し上げたいと思います。 御承知のように、日本の漁業は、沿岸から沖合い、沖合いから遠洋というふうに発展をしてきております。しかしながら、御承知のように、国際的な漁業規制等の中で漁場の開発はきわめてむずかしくなってまいりました。一方また、国内におきましては、急激な経済発展、成長のために……
○斎藤(実)委員 農林大臣にお尋ねをいたします。
いま各委員に、麦の自給度を高めることはなかなか困難であるという農林大臣のたびたびの答弁がございました。いろいろ困難な事情もあると思いますし、いろいろな原因もあると思いますが、その困難な事情をやはり把握してからでなければ将来の具体的な計画というものが生まれてこないのではないか、このように考えるわけです。大臣の答弁では、なかなか困難だという再三の答弁がございましたけれども、困難な原因を端的にひとつ大臣からお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 政府が昨年から麦の作付の拡大とかあるいは品質の改善、さらにまた種子の生産、供給安定等を重点にして施策を……
○斎藤(実)委員 時間もあまりございませんようですから、率直に問題点だけを農林大臣にお尋ねをいたします。 わが国の酪農現状は、国民的な要請から見て、今後とも問題が非常に深刻になってくるであろうということは大臣も御承知だと思うのですが、この酪農の振興に対しては強い国民の要請もありますし、また、政府としても、この問題については本格的に取り組むという意思もおありのようです。それで、私のお聞きしたいことは、農林省が昭和四十六年度を目標として酪農近代化計画というものをお立てになっているわけです。それによりますと、都道府県、全国の四十六年度の生乳生産目標は六百七十三万九千トン、このように聞いているわけで……
○斎藤(実)委員 今回の果樹保険臨時措置法案について、農業部門におきまして、果樹農業の比重は最近非常に大きくなってまいりましたし、果樹保険制度の創設は、自然災害の脅威に脅かされている果樹農家にとっては、まことに重要な課題でありまして、私は、制度上、運用上の問題について、若干御質問申し上げます。
第一点として、果樹保険に加入した農家の立場から考えまして、試験実施の場合と将来本格的に実施した場合、保険関係の取り扱いの差はどういうふうになりますか、この点お尋ねをいたします。
【次の発言】 特に今回は、試験実施の期間を五年ということでありますし、途中で試験実施の期間が来るようなことが考えられますけれ……
○斎藤会計検査院説明員 内閣官房調査室につきましても、ほかの官公庁と同じように検査をいたしております。検査のやり方といたしましては書面の検査、それから実地の検査と両方いたしております。
【次の発言】 たとえば、調査を委託した場合に、委託相手方の団体なり個人なりに対して、金を支払ったかどうかというようなことは調査をいたしておりますが、その業績があがったかどうかということにつきましては、検査院の検査の及ばないところではないかと考えます。
【次の発言】 印刷物等について、購入があればそれについての証拠書類は徴取いたしております。
【次の発言】 証拠書類はとってございます。
○斎藤会計検査院説明員 検査院といたしましては、法律に規定してあることについて法律を励行するということは申し上げますけれども、法律に規定してあることに違反して、こういうぐあいにやったらどうかということは申し上げておらないつもりでございます。
【次の発言】 私のほうの指摘といたしましては、調査をしないで還付しろという指摘をいたしたことはございません。調査して返すべきものは早く返さなければ、還付加算金等もつきますので、国としても損になりますので、お返ししなさいということを言っているだけです。
○斎藤(実)委員 最初に海上保安庁にお尋ねをいたします。時間もありませんから、簡単に御質問申し上げますので、ひとつ要領を得た答弁をお願い申し上げます。 日本の中小漁業の今後の問題点としてはいろいろあると思うのです。というのは、若年労働者の確保の問題であるとか、あるいは水質汚染の公害問題であるとか、さらにまた国際的な漁業規制による漁場の問題とか、あるいは海難防止の問題とかいろいろありますが、私は、その中で海難防止にしぼって御質問したいと思うのです。 先ほど申されましたように、沿岸漁業の不振、したがって、当然遠洋へ出ていくようになるわけです。ところで、その中でいろいろな悪条件が加わって海難が起……
○斎藤会計検査院説明員 経済企画庁の昭和四十年度の決算につきまして検査をいたしました結果は、特に違法または不当事項として掲記される事項はございませんでした。 科学技術庁の昭和四十年度の決算につきまして検査いたしました結果も、違法または不当として掲記した事項はございませんでした。 以上でございます。
○斎藤会計検査院説明員 自治省の昭和四十年度決算について検査をいたしました結果は、特に違法または不当と認めた事項はございませんでした。 以上でございます。
○斎藤(実)委員 ただいまの質疑で、いろんな面が明らかになりましたが、私は重複を避けまして、簡単に御質問をしたいと思います。
最初に、今回の沖繩放送協会に対して施設を無償でNHKが貸し付ける、こういう法案でありますが、その理由をひとつ最初にお伺いしたいと思います。というのは、この提案理由の説明ではちょっとわかりかねますので、答弁をお願いします。
【次の発言】 この提案理由の説明の中に、これは郵政大臣が説明されたと思いますが、最後のほうです。「沖繩におけるテレビジョン放送の普及をはかり、もって沖繩の文化の向上、さらには本土、沖繩の一体化の促進に寄与しようという意向を有しております。」こういうふ……
○斎藤(実)委員 私は沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案について、時間の制限もございますので、簡単にお尋ねいたします。 最初に、法律案の条文の件ですが、第一条で、日米両国政府及び琉球政府を代表する者云々となっております。なるほど常識的には琉球政府、こういう文句は理解はできます。ところが、普通独立国家の場合をやはり政府というふうに通称われわれは考えておるのですけれども、琉球政府の場合は、米国の民政府――結局立法、行政、司法の三権はアメリカに握られておる従属的な立場にあるわけです。こういう立場で琉球政府ということは一体どういう地位にあるのか、どうい……
○斎藤(実)委員 先ほど政府のほうから答弁ありまして、第三次産業が七〇%以上を占めているという話がありました。第二次産業にしても一六・八%、第一次産業はもっと低くて一二・六%。本土からその比率を見ると非常に大きな差があるわけです。こういう産業構造あるいは本土と沖繩との格差を是正するということは、相当ばく大な資金が必要であろうと思うのです。先ほど総務長官等も、この本土と沖繩との産業の格差を是正し、本土並みの生活水準にするという決意のほどを表明されました。 私がお伺いしたいのは、特連局長から今度の沖繩に対するこの資金貸し付け、財政投融資の二十八億は、これは長期計画がまだ策定されないので、暫定緊急……
○斎藤(実)委員 今回の小笠原諸島復帰に伴う暫定措置法案の中で、政令で特別の措置を講ずるものとするという項目が非常に多いわけです。この復帰に伴ってこまかい政令が相当あると私は思うのですけれども、政令のどんな項目があるのか、こまかいことは別として、政令の項目だけでも資料として出していただかないと、これはちょっと審議できないと私は思うのです。そういう点で、細目の政令は、別として、政令の項目だけでも資料として提出をしてもらいたい。
【次の発言】 それはいつ出しますか。
【次の発言】 委員長、私の質問の前にひとつ出していただきたいと思います。
○斎藤(実)委員 総務長官にお尋ねします。
きのう時間がなくて、一、二点質問が残ったわけですが、先日の水産庁長官のお話では、小笠原に対する旧漁業権の補償ということは、あれは六百万ドルは一応見舞い金であるけれども、補償金ということも含まれているのであるというようなお話があったのですが、総務長官としては、御見解いかがですか。
【次の発言】 これは昭和三十七年に閣議決定をしまして、それで旧小笠原島民に支払いをされたわけです。その後旧漁業に従事しておった小笠原から引き揚げられた方々がまた陳情をしておるわけですね。ちょっと私きょうは資料を持ってまいりませんでしたけれども、都を通して国に補償してもらいた……
○斎藤(実)委員 佐藤総理にお尋ねいたします。 今回の宇宙開発委員会設置法案に対して、佐藤総理はわが国の宇宙開発が非常におくれているということをお認めになりました。私どもは、今回の宇宙開発委員会設置法案に対しては、国の宇宙開発の重要政策、または各省の予算を企画したりあるいは審議、決定したりする非常に重要な権限を持っている委員会ですから、いわばわが国の宇宙開発の最高決定機関であるというふうに考えておるわけです。ですから、これを自主的に発足させてわが国の宇宙開発を促進するという非常に重要な法案である。 最初に、そういう立場に立って私は基本的なことをお尋ねしたいと思うのですが、委員会が設置される……
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十一年度大蔵省の決算につきまして、検査いたしました結果の概要を御説明申し上げます。 書面並びに実地検査の結果、検査報告に不当事項として掲記いたしましたものは、租税の徴収不足に関するもの千五十五事項、五億三千九百九十三万九千五百九十一円で、徴収過に関するもの三事項、六十五万七千十円でございます。 以上でございます。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十一年度におきまする総理府本府、公正取引委員会、土地調整委員会、首都圏整備委員会、それから宮内庁の決算について検査をいたしました結果は、特に違法または不当として指摘した事項はございませんでした。
○斎藤会計検査院説明員 私、文部省の担当をしておりませんので、私が答弁したわけではございませんけれども、一般的に考えまして、概算契約でなければできないということ、たとえば先ほどおっしゃったような大型プロジェクトのような問題、新しい技術開発等についての契約、こういう確定契約を結ぶことができないというものについてだけやるべき筋合いのものでございまして、そうでない一般的な土木の請負契約とか何とか、そういうものにつきましては会計法の規定に従って通常の契約を、確定契約を結ぶべきものであるというようなつもりで第二局長もお答えしたものだというぐあいに私は考えます。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十一年度におきまする外務省所管の決算について検査をいたしました結果は、違法または不当と認められることはございませんでした。
【次の発言】 まず第一点の、国内において検査をすることができるかどうかということでございますが、これはもし国が補助金等を出して、その補助金を受けた団体等が物資を購入し外国に送るというような場合に、その契約の方法なり、あるいは相手方なり、あるいは価格なり、あるいは検収の方法なり運送の手段なりというものが妥当であったかどうかということについては、当然検査ができるわけでございまして、検査をいたした事例もございます。
ただ、これが外国に行って外国の……
○斎藤会計検査院説明員 報償費につきましては、先生御承知のように簡易証明が許されてございまして、一応証拠書類のいただけるものにつきましては全部これをいただくことにいたしておりますが、証拠書類のどうしてもとれないというような種類のものもございますので、それにつきましては、現実に検査に参りました際に、相手方に支出されたかどうかということについて心証を得ることにいたしております。こういうことでございます。
【次の発言】 本来は書類が必要でございますが、こちらに提出されるということについて、正当債主でない、内部でありますれば、一応会計課長から官房長に渡りましたところで、その先の追及ということにつきまし……
○斎藤(実)委員 私は、マル寒法の今回の改正案に関連して、一応北海道の冷害という一つの問題について最初にお尋ねをいたします。 このマル寒法については、昭和三十四年から今日まで九カ年、さらにまた今回五年間延長というふうに案が出ておりますが、われわれといたしましては、このマル寒の法律によって、多くの自作農家が酪農に切りかえて大いに生産をあげておりますことは、非常に心強いというふうに考ております。ですけれども、これが寒地農業確立の抜本策ではないというふうに判断をしておるわけです。そこで、今回の改正案につきましては、金利あるいは据え置き年限の延長、貸し付け限度等の増額等も含まれておりますが、私はこの……
○斎藤(実)委員 食糧庁長官にお尋ねします。説明はけっこうですから、ひとつ簡単に明確に御答弁をお願いします。 御承知のように、今年度から政府は総合予算制度を採用して、生産者米価が上がれば消費者米価が上がるというスライド制をとりました。それで、このことは食管制度本来の考え方から全くはずれているというふうに私どもは判断をしております。農民の生活を一方では守りながら、消費者にも安い食糧を提供するという食管制度本来の基本原則がなくなってしまっている。私は、こういう政府の態度は食管制度違反であるというふうに考えているわけですが、食糧庁長官、率直にひとつ御答弁をお願いしたいと思います。
○斎藤(実)委員 私は、公明党を代表して、政府提案による昭和四十三年度一般会計予算、同特別会計予算及び政府関係機関予算案に対し、これを撤回して、公明党提出の組み替え案による予算の編成替えを求める動議について、その趣旨の説明をいたします。詳細につきましては、お手元に配付されております組み替え案のとおりでありますが、これを要約して申し述べたいと思います。 まず、予算組み替えを要求する理由について申し上げます。 昭和四十三年度の予算編成は、わが国が当面する国際経済環境のきびしさと財政硬直化の中にあって、国際収支の改善及び経済成長と国民生活の均衡をいかに安定維持させるかの課題をかかえたものでありま……
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十一年度における自治省所管の決算について検査をいたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 以上のとおりでございます。
○斎藤説明員 具体的な事案につきまして私存じませんが、予算執行職員等の責任に関する法律の適用される対象はきまっておりますし、それに該当して、それが予責法適用の条件を充足しておれば当然適用になると思いますけれども、実態がよくわかりませんので、はたしてどういうことになるかちょっとわかりません。
【次の発言】 御要求があれば、現地についていろいろ検査をするということになると思います。
【次の発言】 憲法に規定してございます、国の歳入歳出に関する決算について検査をするというのが、本来の任務でございます。
【次の発言】 国民からのそういう御要求がございました場合、検査院として検査をすべきだという判断をし……
○斎藤(実)委員 水産庁次長に、漁業問題について若干お尋ねいたします。 わが国の漁業は追い詰められた漁業というか、だんだん非常に日本漁業というものがきびしい段階に直面してきております。と申しますのは、去る十二月三日にワシントンで行なわれた日米のタラバガニ協定等でも、向こう二カ年の実績が、過去二年間の半分に削られたという事実、昭和三十八年、三十九年の実績から見ますと約三分の一になった。ことしの春の日ソ漁業交渉でも、タラバガニではさんざん痛めつけられたという苦い経験もございます。最近では、特にインドネシアにおきましても、十二海里の専管水域を設定しました。その協定によれば、一そう当たり三百ドルの漁……
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十一年度における経済企画庁の決算について検査をいたしました結果は、特に違法または不当と認めた事項はございませんでした。 以上でございます。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十二年度大蔵省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明申し上げます。 書面並びに実地検査の結果、検査報告に不当事項として掲記いたしましたものは、租税の徴収不足に関するもの千二百二十九事項五億四千十七万六千九百七十四円、徴収過に関するもの六事項二百主万六千十円でございます。 次に不当事項のほか、今後の予算の執行等にあたり留意を要すると認めましたものは、土地の貸し付け料に関するもの一件でございまして、大蔵省では、昭和二十五年七月十日以前に建築に着手いたしました小規模な住宅の敷地として土地を貸し付ける場合に限り、地代家賃統制令の適用のあるものに準じ通常の……
○斎藤会計検査院説明員 予備費の検査につきましては、予備費の使用決定が、財政法の三十五条でなされますと、三十一条の予算の配賦がなされたということになりますので、それぞれの各省庁の予算ということになりますから、その予算の執行について検査は検査院としていたしております。
【次の発言】 これはやはり他の予算の執行と同じことでございまするので、たてまえとしては効率化の検査も当然やっておるわけでございます。
【次の発言】 先ほども申し上げましたように、使用決定がきまりますと、そこでそれぞれの各省庁の予算ということになりますので、災害等でございますれば第三局、食管会計につきましては第四局が所管しておりまし……
○斎藤会計検査院説明員 そういうものについては、ただいま先生がおっしゃった計算証明規則十一条は適用しておりませんで、全部証拠書類を出していただいておりまして、検査いたしております。
○斎藤会計検査院説明員 昭和四十二年度におきます総理本府、公正取引委員会、土地調整委員会、首都圏整備委員会及び宮内庁の決算について検査をいたしました結果は、特に違法または不当として指摘した事項はございませんでした。
○斎藤会計検査院説明員 証券が処理されましたのは昨年のたしか六月であったかと思いますが、私のほうで実際について検査をいたしますのは、翌年検査をすることになっておりますので、事実問題についての検査はことし四月以降やることになっております。しかし、大蔵省から事務的には連絡を受けております。
【次の発言】 一億円についてはもちろん報告を受けております。
【次の発言】 一億円については、入札にかげて、三菱化成が三千百六十円で落札をしたというような報告を受けております。
【次の発言】 一割の配当となっております。
【次の発言】 それぞれの株式に従って配当されておるはずでございます。
○斎藤(実)委員 総合農政の一環として、昭和四十四年度予算に稲作転換奨励金として二十億の予算がつきました。それで稲作転換ということは、今度米が余った、そのために稲作を転換して他作物にこれを転換するということだろうと私は思うのですが、稲作転換をするようになったいままでの経過を、まず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、約一万町歩でどれくらいの転換を見込んでおりますか。
【次の発言】 いま官房長のお話で、二十万ヘクタールないし二十五万ヘクタールが過剰であると言われた。昭和四十四年度では一万ヘクタールの転換になっておりますけれども、二十万ヘクタールないし二十五万ヘクタール転換させるとなれ……
○斎藤(実)委員 農林大臣にお尋ねしますが、まず私は、農林大臣の日本の農政に対しての基本的な考え方を、具体的な質問に入る前にお尋ねをしたいと思います。 ことしは大量の過剰米の在庫、さらにまた食べられなくなった古米の処理、あるいは食管赤字の増大、さらに政府の米価据え置きの方針、さらに自主流通米制度の発足、米から他の作物への作付転換、それにまた食糧自給の低下、輸入農産物の増大、さらに加えて諸物価の高騰、こういうこれまでにない環境、情勢の中で米価の決定の時期を迎えているわけであります。ですから、去年までのあり方とはかなり事情が異なってきているわけです。 こういう状況を考えますと、この日本の農業の……
○斎藤(実)委員 今回の農地法の改正で、小作地等の所有制限の改正を行なっておりますが、不在村地主を一部認めて、借地による農地の流動化を促進しようということだと私どもは思っておるのですが、この点について、規模拡大のための所有権移転を第一義的に考えて、農民的土地所有を基本とする考えは、今後どのような考え方で対処されようとしているのか、局長からお答えを願いたいと思う。
【次の発言】 不在村地主を認めることになれば、地域の農業振興計画を立てる場合にいろいろいままで問題があったわけですが、不在村地主を認めるということは、今後、期待される総合農業振興計画の推進上に支障が起きるのではないか、こういうふうにわ……
○斎藤(実)委員 水産庁にお尋ねします。
今月の十五日から十六日の朝にかけて、木曽川の上流で大量にアユが死亡したという事件がありますが、水産庁はこの点について、どの程度把握されておりますか、概要について御報告願いたいと思います。
【次の発言】 木曽川が、年々工場廃液あるいはいろいろな原因で、非常に汚染をされているというふうにいわれているのです。今日大量にアユが死亡したという事件が起きたわけですが、今回の事件以外に、水質が汚染されて大量に魚が死んだという事例がありますか。
【次の発言】 今回のアユが大量に死んだということについて、愛知県の衛生研究所では原因究明のために、死んだアユの分析をも行な……
○斎藤(実)委員 本法は、三十九年に旧肥料二法を廃止されて、内需の確保、あるいは価格の安定、輸出体制の一元化というふうな目的で制定されたわけでありますが、この五カ年相当肥料事情というものもやはり変化をしてきております。
したがって、この法律が、私が先ほど申し上げましたような目的にどういうように対応されてきたか、農林省並びに通産省にまず見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 いま五年間で六十円の値下げが行なわれたという答弁でございました。しかし、輸出価格については、四十一年の中共への安い輸出以来大幅な値下げを見せているわけですね。昭和四十一肥料年度には対国内価格が七七・四%、四十二肥料年度に……
○斎藤(実)委員 私は、今回の農林年金の改正案について、二、三の点を御質問申し上げます。
今回の改正では、掛け金率の引き上げは行なわれなかったわけであります。おそらくこれは、財源の関係上引き上げは行なわれなかった。しかしながら、将来掛け金率については引き上げるのか、あるいは据え置くのか、この点についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 将来にわたって、掛け金率の引き上げは行なわないという答弁で了承いたしました。
次に、今回の法改正に伴って、明年度以降の農林年金の財源率については、どのように考えておられますか。
【次の発言】 次に、国庫負担のうち事務費についても、他の年金が全額国庫負担に……
○斎藤(実)委員 一般農家と開拓農家の営農水準、所得水準あるいは生活水準について、格差がなくなったかどうか、この点について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 なるほど、平均的に見た場合にはそれほど大きな差がなくなったと言えるかもわかりませんけれども、やはり階層別、地域別に見れば、かなり水準の低いものがあるように考えられるわけです。というのは、北海道について見ても、戦後の入植者が、三万五千戸のうち半数が離農しておるわけです。現在もなお離農が続いておるということ、こういうことを考えますと、開拓農家の経営がいまだに安定に達していない何よりの証拠だろうと思うのですが、今後の離農等の見通しについて……
○斎藤(実)委員 最初に、外務省の中尾参事官にお尋ねをいたします。 私は北方海域における拿捕漁船の問題についてお尋ねをしたいと思います。特に、この北方海域における拿捕事件、これはソビエトとの領土の問題もからみ合って非常に複雑な問題でありますけれども、今日まで漁船の拿捕総数が約千三百七そう、乗り組み員が一万一千四十九名拿捕されております。したがいまして、拿捕されたことによりまして、船主及び乗り組み員の損害というものは相当多額になっていると思うわけであります。特に、八月の九日、歯舞群島の秋勇留島南方海上で、第十三福寿丸がソ連の監視艇によって追突されて沈没をし、乗り組み員が十一名死亡したというまれ……
○斎藤(実)委員 私は食糧庁長官に米の配給並びに流通の問題について若干お尋をしたい。と申しますのは、新潟の米穀会社が政府米を大量に東京、大阪方面へやみ米として横流しをしたという事件がありました。 〔三ツ林委員長代理退席、安倍委員長代理着 席〕 県でも行政処分その他いろいろ検討しているようでありますが、この問題は一新潟の問題ではなくして全国的に潜在をしているのではないかというふうに考えられているわけであります。非常に悪質な態度でありますし、食管法を崩壊させるという意味にもなりますし、また政府の配給流通面についても大きな支障を来たしているわけでありまして、この問題について農林省はどういうふ……
○斎藤(実)分科員 私は、特に最近国民の多くの方の注目を集めております政府機関の畜産振興事業団の運営並びにあり方について、数点お尋ねをしたいと思います。なお、時間があれば輸入食糧行政について若干質問をしたいと思います。
さて、政府は、畜産物価格安定政策の一環として、事業団に豚肉を買い付けさせておりますが、現在までの在庫数はどの程度になっているのでしょうか。さらにまた、買い付けば当分続けるのかどうか、今後の見通しについて農林大臣のお答えをお願いします。
【次の発言】 いま畜産局長の答弁によりますと、昨年の三月十八日から買い入れている。そうしますと、最初に買い付けたときからすでに一年も経過してお……
○斎藤(実)委員 小笠原諸島の復帰に伴う暫定措置法案に関連して御質問いたします。
総務長官にお尋ねします。私は漁業権の問題についてお尋ねをいたします。昭和三十七年に、小笠原島民に対して、アメリカから六百万ドルが日本政府を通じて支払われた。この六百万ドルは、小笠原島民全体に対して、これは見舞い金なのか補償金なのかということについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この六百万ドルの中で、漁業関係者に支払った二億八千八百万円、これも見舞い金であるというふうに考えてよろしいかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。漁業関係者に対しても、これは見舞い金である。
次に、小笠……
○斎藤(実)分科員 御承知のように、戦後農地改革によりまして、全国的に相当なる農地が国に買収されまして、その国有農地が相当な数にのぼっておりまして、全国的にその運営あるいは管理等で数多くの批判もあり、また問題もあるようでございます。私は、特に国有農地の管理の問題について大臣にお尋ねをいたします。 国有農地を国が全く貸し付けていないという状態の中で、それが無断で使用及び転用されているというものが、全国的に相当多数にのぼっているんじゃないかというふうに私は考えるわけです。この中には一般の国民やあるいは地方公共団体、さらに公社、公団、国の機関等も含まれておる。当然これは違法でありまして、これらの無……
○斎藤(実)分科員 最初に国鉄総裁にお尋ねをいたします。 最近の傾向といたしまして、非常に人口が大都市に集中をしてきております。したがって交通量もまた激しくなり、最近は自動車が相当ふえてまいりましたが、特に私が問題だと思うのは、大都市を横断をしております国鉄でございますね、現在は立体交差あるいは高架がないところで相当交通が渋滞をする。多いところは一日に十二時間も遮断機がおりてストップする。それは時間的あるいは経済的な効果を非常に失わせる大きな問題であろうと思うのです。全国的に国鉄を高架にするという意見、要望等が非常に強いのですが、この踏切の立体化あるいは高架化という問題について総裁はどのよう……
○斎藤(実)分科員 私は、最近ソ連の漁船団によりまして銚子沖あるいは伊豆沖にサバ漁が非常に被害を受けているという事実が非常に論議になっておりますので、この点について政府でも外務省を通じてソ連大使館に善処を要望したというふうに伺っておりますが、その後具体的にどういう要望をされ処置をされたかについて、最初にお尋ねします。
【次の発言】 ソ連大使館側の回答はいかがでしたか。
【次の発言】 伊豆沖のサバについて抗議を申し込んだわけですけれども、昭和四十一年、二年、三年と、ソ連あるいは北朝鮮、韓国等が、北海道周辺について非常に操業をしておる事実もあったわけですが、こういうことについて、いままでソ連に要望……
○斎藤(実)分科員 最初に、昭和四十一年の七月だと思いましたけれども、流通業務市街地の整備に関する法律というのが公布されましたけれども、この法律の目的はどういうものですか。
【次の発言】 そうしますと、一連の中小企業対策だというふうに考えるわけですけれども、これは一口で言いますと、流通センターをつくるということになろうかと思うのですが、この現実の状況については現在どうなっておりますか。
【次の発言】 札幌を含めて仙台、名古屋、広島、福岡が指定されましたけれども、この五都市がこの計画に対して積極的にこれを推進しているかどうかですね。この点どうでしょう。
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