このページでは斎藤実衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○斎藤実君 ただいま議題となりました交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、昭和四十六年以来、年々減少傾向にあった交通事故死傷者数が、最近増加に転じ、年間六十万人を超える等、依然として憂慮すべき交通事故の状況にかんがみ、交通事故の防止及び交通の円滑化を図るため、現行の計画に引き続き、昭和五十六年度以降五カ年間において実施すべき交通安全施設等整備事業に関する計画を作成し、総合的な計画のもとに交通安全施設等整備事業を実施するとともに、昭和五十六年度以降五カ年間……
○斎藤実君 ただいま議題となりました自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における自動車事故による重度後遺障害者の実態にかんがみ、重度後遺障害者を収容して治療及び養護を行う専用の施設を整備するための措置を講じようとするものであります。 その主な内容は、自動車事故対策センターの業務を追加し、自動車事故対策センターは、自動車事故による被害者で後遺障害が存するため治療及び常時の介護を必要とするものを収容して治療及び養護を行う施設を設置し、及び運営することができること等であります。 本案は……
○斎藤(実)委員 私は北方領土に関連しまして、対ソ外交について外務大臣に若干質問したいと思います。 最近政府は、防衛費の増額あるいは装備の拡充、こういったことから軍事大国への道を歩んでいるのではないか、国民の目からすれば、一歩も二歩も軍事大国化へ進んでいるのではないかというふうに受けとめられているわけでございます。政府の右傾化の根拠は、ソ連の脅威論、またソ連の北海道侵攻論の二つがあると思うのですね。五十五年度の防衛白書には、北方領土へのソ連軍の配備は「潜在的脅威の増大」というふうに書かれておるわけですね。北海道がソ連にかすめ取られるという刊行物が書店に並べられておりまして、根室に上陸するとか……
○斎藤(実)委員 先に通産省にお尋ねします。 政府の長期エネルギー需給暫定見通しが昨年の八月に発表されました。これによりますと、海外一般炭が昭和六十年度には二千二百万トン輸入見通し、六十五年度には五千三百五十万トン、七十年度には八千五十万トン、また七十年度には原料炭を入れると一億七千八百万トンと言われているわけです。これはこのとおり輸入されるかどうかは別として、最近の石炭の需要というのは非常にふえているわけです。したがって、海外からの一般炭の輸入が増大することは、もう目に見えているわけですね。 日本に入ってくる一般炭、これを処理するためにコールセンターが必要だということは当然だと思うのです……
○斎藤(実)委員 自治大臣にお尋ねをします。 大臣、知事の経験もおありになるし、私は地方自治に対する深い造詣を持っていらっしゃる自治大臣だというふうに認識しているわけです。内閣もかわりましたし、自治大臣が大臣に就任されて地方行政に対する所信表明が当然行われるべきだと私は思っておったのですが、所信表明もないままに委員会が開かれたわけです。非常に残念だと思います。 そこで大臣、地方自治に対する基本的な考え方を伺うわけでございますが、これからは地方の時代だ、こういうふうに言われておるわけでございます。八〇年代あるいは地方の時代と言われている中で、本当に地域住民のためにこれから地方行政を一体どうい……
○斎藤(実)委員 大臣、国と地方の財政が非常に厳しい状況でございます。特に地方自治体は莫大な赤字を抱えて、来年度も相当赤字が出るだろうと見込まれておるわけですね。その中で地方自治体には、学校だとか道路あるいは下水、公園、福祉施設その他住民の要望はきわめて多いわけですね。そこで、地方の時代と言われておりまして、この地域住民の要望にこたえるために政府もいろいろ構想を打ち出しておられるわけですね。たとえば自治省が広域市町村圏、建設省は地方生活圏、国土庁はモデル定住圏、それぞれ構想を打ち出しておるわけです。私は、この三つの構想の基本的な考えというもの、どういうところからこういう発想が出たのかですね、ま……
○斎藤(実)委員 私は、地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をしたいと思います。 厚生年金額の改定につきましては、法第五十七条に基づいて政策スライドによりまして引き上げ措置が行われているわけでございます。具体的には労災制度に準じて、今回の労災の改正によりまして、賃金水準の変動幅が一〇%を超える場合には改正となるようになっているわけでございますが、これらにつきまして御質問したいと思います。 さきに申し上げましたように、公務員の災害補償法では政策スライドで行っているわけでございます。労災保険制度におきましては、自動スライド制が明記されておるわけでございます。したがい……
○斎藤(実)委員 私は、国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案について、若干質問をいたします。 まず、この博覧会開催に伴う茨城県及び関係市町村、地元の負担についてお尋ねをいたしたいと思います。 科学技術博覧会の趣旨は私も十分に理解をしているつもりでございますが、構想によりますと直接経費七百五十億円、それから関連公共事業費約七千三百億円、これは政府答弁で明らかになっておりますが、合わせて約八千億円の費用を要する大事業でございまして、幾つかの問題点を提起いたします。そこでお尋ねをいたしますが、博覧会開催に伴う茨城県及び関係市町村の地元負担、これは一体どの程度考えて……
○斎藤(実)委員 私は、新技術開発事業団法の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。 最初に、科学技術の総合行政について、特に総合調整機能について伺いたいと思います。 御承知のように、わが国の科学技術行政については、科学技術会議あるいは日本学術会議、科学技術庁などの関係機関や、文部省あるいは通産省などの縦割り行政的な面がきわめて強いわけでございます。昭和五十五年度予算では、総額で約一兆四千億円の研究関係予算を見ても、文部省では七千七百億円、科学技術庁では三千三百億円、通産省は一千五百億円、その他の省庁では一千五百億円、こうなっております。各省庁がばらばらの行政を行っていけば……
○斎藤(実)委員 私は、日本原子力発電の敦賀発電所事故についてまずお尋ねをいたしたいと思います。 敦賀発電所においての大量の放射性廃液流出など、ことしに入ってからすでに四回の事故が起きているわけでございますが、この事故によって国民の原発への不信は一層高まっておるわけでございます。さらに、五月十四日には六年前の事故が発覚をし、五月十五日には七年前の事故が明るみに出ているわけでございます。改めて日本原子力発電及び通産省などの監督官庁の責任が問われているわけでございます。 私は、この一連の事故の重大性は、被害の大きさではなくその内容だというふうに考えます。警報装置をだれが勝手にとめたのか、運転員……
○斎藤(実)委員 私は、日ソ、ソ日漁業協定延長議定書に関連いたしまして、外務大臣にお尋ねいたしたいと思います。 先ほど日ソ関係について、外務大臣から、大変冷え切っている、アフガン問題その他四島に軍事基地をソ連が設定をしているということについて御答弁がございました。外務大臣が根室へ行かれて現地の声を十分お聞きになって、また国連でも北方領土返還について演説をされた、私は高く評価をしているわけです。私はこの四島返還問題、国会でも何遍も議決されましたし、国内的にも大変世論が盛り上がってまいりました。千八百万人の署名もこの間は提示をされましたし、日本の外交の中で日ソ関係がきわめて大きな政治課題であると……
○斎藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。 本特別委員会の使命の重要性にかんがみまして、その職責の重大なることを痛感いたしております。申すまでもなく、交通安全対策は人命尊重の理念を基本に踏まえながら総合的に推進し、道路交通、鉄軌道交通、海上交通及び航空交通における安全を確保するため、より一層の施策を講じていく必要があります。 委員各位の御支援、御協力を賜りまして、円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、交通安全対策の基本施策について、関係大臣からそれぞれ所信を聴取いたします。中山総理府総務長官。
【次の発言】 次に、安孫子国家公安委員会委員長。
【次の発言】 次に、塩川運輸大臣。
【次の発言】 次に、斉藤建設大臣。
【次の発言】 以上をもちまして関係各大臣の所信表明は終わりました。
次に、昭和五十六年度における陸上交通安全対策関係予算について説明を求めます。仲山総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度における海上交通及び航空交通安全対策関係予算について説明を求めます。石月……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。草川昭三君。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
【次の発言】 伊藤公介君。
【次の発言】 次に、内閣提出、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提案理由の説明を聴取いたします。斉藤建設大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、来る二十日金曜日午前九時三十分理事会、十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時二分散会
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永井孝信君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次に、後藤茂君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後零時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。永井孝信君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提案理由の説明を聴取いたします。塩川運輸大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、交通安全基本計画について、政府から説明を聴取いたします。中山総理府総務長官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。仲山総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永井孝信君。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。
【次の発言】 午後二時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後一時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
【次の発言】 次回は、明二十二日木曜日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として自動車事故対策センター理事長山口真弘君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。沢田広君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。永井孝信君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。林大幹君。
【次の発言】 次に、沢田広君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案について採決をいたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○斎藤委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 本日は、自動車保険に関する問題について、参考人として保険審議会会長林修三君、社団法人日本損害保険協会会長平田秋夫君及び全国労働者自動車共済生活協同組合連合会専務理事細江貞助君に御出席をいただいております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位には、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。御承知のとおり、交通事故による死傷者は昨年一年間で六十万人余に及び、憂慮すべき事態となっております。かかる事態に伴い、社会的要請から自動車保険に対する関心と期待が高……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託されました請願は、交通安全施策の改善に関する請願六十九件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会におきまして協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することとなりましたので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査におきまし……
○斎藤委員長 この際、一事ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援、御協力を賜りまして、円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの沢田広君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
浜野 剛君 林 大幹君
水平 豊彦君 安田 貴六君
沢田 広君 永井 孝信君
……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として自動車保険料率算定会専務理事草島清君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、運輸技術審議会が去る十月二十日運輸大臣に行った「最近における自動車技術の進歩、使用形態の変化等に対応した自動車の検査・整備のあり方について」の中間答申につきまして、三枝運輸政務次官から発言を求められておりますので……
○斎藤委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託されました請願は、交通事故防止と安全施設整備の促進等に関する請願が二件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会におきまして協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することとなりましたので、さよう御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり二件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し……
○斎藤(実)委員 まず田中通産大臣にお尋ねいたしますが、今回の十月十六日昼過ぎに起きた北炭新鉱のガス突出事故につきましては、戦後三番目という行方不明あるいは死者九十三人を数えておりまして、きわめて国民に大きなショックを与えた事件であります。 そこで、私も、十七日の未明に現地に入りまして、いろいろ会社側あるいは従業員の方々、各方面の方々と懇談をいたしまして、実は感ずることがございます。それは、今回の夕張新鉱のガス突出がどうして発生したのか。それから、なぜこういうような多くの犠牲者を出したのか。 大臣御承知のように、五十年の営業開始後、たしか十月だと思いますが、同じくガス突出事故で五人が亡くな……
○斎藤(実)委員 中川長官に原子力発電所の問題についてお尋ねしたいと思うのですが、大臣御承知のように、北海道は構造的な不況体質でありまして、きわめて電力が高いわけです。いま石炭火力、水力、油を使っておりますね。それで、本州の企業が北海道へ出てくるのに、電力料金が高いということで大変足踏みをしておるわけでございまして、何とか電力料金を安くするためには原子力発電所が必要だという認識の上でお尋ねをしたいのですが、これからもう油専門というわけにはいかないと私は思いますし、じゃ何が代替エネルギー源として活用されるかというと、これはもう世界じゅう原発ですね。原子力発電所ということで一斉に成果を上げておるわ……
○斎藤(実)委員 私は、エネルギー問題について御質問をいたしたいと思います。 エネルギーにつきましては、国際情勢はきわめて厳しい状況にあるわけでございまして、石油にかわるエネルギーの供給拡大については、わが国のエネルギー供給、経済の安定上欠くべからざる要件でございます。特に原子力は、現在大量なエネルギーを最も経済的、安定的に供給をいたしておりまして、その手段としての原子力開発を促進するについては緊急を要すると考えるわけでございます。 そこで、まず原子力開発の開発計画について伺いたいと思います。 政府はこの四月、総合エネルギー調査会の長期エネルギー需給見通し中間報告を受けまして、昭和六十五……
○斎藤(実)委員 私は、まず冒頭に、今回の羽田沖の日航機墜落事故によります死亡者に対する心からの御冥福と、負傷者に対して一日も早く全快することを祈念をいたしまして、質問に入りたいと思います。 午前中の質疑を通しまして、今回の日航機の墜落事故の概要と、日本航空の高木社長から陳謝と、これからの安全対策についての説明を受けたわけでございます。また、同僚議員からも各方面にわたって質疑が行われました。 私は、まず最初に、今回の事故がパイロットの操作ミスだという疑いがきわめて強いということは、運輸省の事故調査委員会報告書あるいは捜査当局からも説明がございました。私もそうだろうと思うのですね。ジャンボ機……
○斎藤(実)委員 最初に、運輸大臣にお尋ねをいたします。
運輸省が今回、運輸技術審議会あるいは臨調の答申に沿いまして、道路運送車両法の改正案を提出をいたしました。臨調、運輸技術審議会の検査整備制度のあり方の検討に当たっての基本姿勢は、国民負担の軽減と自動車の保守管理責任の主体はユーザーだということであったと私は思うのですね。この改正案はその答申の趣旨が反映してないと私は思うのですが、大臣、御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 大臣、私が特に御指摘を申し上げたいことは過料制度の導入でございます。答申の趣旨に逆行するという形になっているわけでございまして、なぜ運輸省が、現行法にも規定はなく……
○斎藤(実)委員 まず、建設大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 大臣は所信表明の中で、「わが国の経済、社会の発展に伴い、道路交通需要は、ますます増大かつ多様化しており、これに対処するため、政府としては、」「道路事業の積極的な推進を図っている」というふうに述べられておるわけですが、最近の道路建設をめぐって世論ではいろいろなことが言われておるわけです。自動車交通規制論あるいは騒音の問題、いろいろなことが言われておる中で、大臣も御承知のように、来年から第九次道路整備五カ年計画の策定を控えております。建設大臣は今後の道路整備についてどのような考えを持っておられるのか、まず最初にお尋ねをいたしたいと……
○斎藤(実)委員 まず最初に、運輸大臣に、いまから三カ月前に羽田沖で二十四人の死者を出しました日航機の墜落事故について、その後の捜査状況を聞く前にお尋ねをしたいのです。 本日、片桐機長が鑑定留置をされたというふうに報道されておるわけでございますが、この片桐機長が一年余にわたりまして、日航の主治医から精神安定剤の投薬を受けていたことが報道されておるわけでございまして、これはまさに日航の管理責任を追及されても仕方のないことだろうと思うのです。大臣御承知のように、航空法第七十条では、航空機の乗員は薬品の影響により航空機の正常な運航ができないおそれある間はその航空業務を行ってはならない、こうなってお……
○斎藤(実)委員 通産省が昨年五月に策定いたしました長期エネルギー需給見通しを、先ほどから論議されております最近の石油事情あるいは経済状況、そうしたいろいろな観点から見直しの意向であるというふうに伺っておるわけでございますが、この長期エネルギー見通しに対する基本的な考え、それから見直しの具体的な方向についてどういうふうに対処されるのか、伺いたい。
【次の発言】 大臣、長期エネルギー見通しについては大臣の御答弁のとおりだと私は思います。特にいろいろなばらつきはありますけれども、エネルギーの中で特に私が指摘をしなければならぬのは原油の値下がりです。それからまた油と石炭の差が縮小してきたということ。……
○斎藤(実)委員 私は、最初に有吉参考人にお伺いをいたしたいと思うのです。
先般、山中通産大臣から、検討をし協力をしてくれという要請があったわけでございますね。そのときに、新聞報道でございますから私もよく真意がわからなかったのですが、有吉さんが、八百八十八億の赤字を予想されることについて開発の可能性は見出しがたいという答申を出されたわけですが、山中さんにこの件と、それから技術者が非常に問題だということを話をしたというふうに報道されているのですが、大臣から協力してくれ、検討してくれという以上は、特に何か話はございませんでしたか。
【次の発言】 有吉さん、そのときに石炭協会としては、大臣から協力……
○斎藤(実)委員 先ほど来、夕張新炭鉱の再建問題につきまして大臣からるる心境の吐露がございました。夕張の抱えているいろいろな雇用問題あるいは閉山後今日までの地域住民の大変な苦しみ、そしてまたこのエネルギーの中での石炭政策の基本にかかわる問題について、大臣からるる政治家としての真情を吐露されたわけです。私も伺っておりまして、大変敬意を表しているわけでございます。 そこで、大臣が知事さんに対して御提案をされた。いま御答弁を伺っておりますと、知事としてどういうことができるのか、どういう条件が整えば乗り出せるのか、地方自治体としての財政事情も考慮して知事さんひとつ提案をまとめてくれぬかというお話がご……
○斎藤(実)委員 最初に横路参考人にお伺いをいたしたいと思います。 知事さんとしては、山中前通産大臣からの要請がありましてから道としていろいろな角度から検討して今回の案になったと思うわけでございますが、御承知のように石炭協会の答申では、採算性あるいは保安技術職員等の確保に問題があるといたしまして、開発困難と結論をつけているわけでございます。こうした中で道庁が再建方策を検討して取りまとめるに当たりましては大変御苦労されたことだと思うのですが、先ほど横路参考人から、具体的に夕張の関係者の困難な立場、あるいは北海道の基幹産業のエネルギーを何とか振興しようということで詳細に陳述があったわけでございま……
○斎藤(実)委員 最初に宇野通産大臣にお尋ねをいたしたいと思うのですが、夕張の再開発問題については当委員会でずいぶん論議をしてきたところでございまして、いままでの経過を申しますと、安倍元大臣、山中前大臣も当委員会で夕張再開発問題については積極的に取り組むとか、きわめて前向きな答弁をされてきたわけでございます。そこで宇野大臣が当委員会に御出席をされて論議をされたときに、十分諸般の情勢を踏まえて、私が最高責任者として決断をするという御答弁がございました。就任早々大変だと私は思うのです。いろいろな御苦労もあったと思うのですが、私どもは率直に言って、ああ宇野大臣が夕張新鉱の再開発については最大の努力は……
○斎藤(実)委員 北炭夕張炭鉱の閉山に伴いまして現在七百二十八名が再就職できないという政府委員からの答弁がございましたが、この再就職問題について大変御努力をいただいておりまして、心から敬意を表する次第でございます。先ほどの答弁を伺っておりまして、職業訓練だとかあるいは再就職のあっせん等について非常に厳しいというお話がございました。確かにこれは使用者側、企業についてもいろいろな条件もあるでしょうし、遠いところへは余り行きたくないという方も非常に多いと聞いております。またさらに年齢が非常に高いということで地方に再就職することはなかなかむずかしいのではないかと私は思う。 そこで大臣、これは率直にお……
○斎藤(実)分科員 まず中曽根長官にお尋ねをいたします。 現在、行政改革が政治の焦点になっておりまして、これは多くの国民が望んでおることでございます。私は、各省庁が認可をしております財団法人あるいは社団法人、これらの公益法人についてお尋ねをいたしたいと思います。公益法人ですから公益的な目的のために申請をし、許可を受けて、その事業を行っておるわけでございますが、最近、特に営利を目的としてつくった子会社が経営不振になって倒産をした。これは後で申し上げますけれども、民宿の指導育成を目指して設立された厚生省認可の日本民宿組合中央会、この子会社が、民宿業務用品などを会員の民宿に売りまして倒産をした。こ……
○斎藤(実)分科員 わが国の酪農は、牛乳が生産過剰になっているということは農林大臣も十分御承知だと思うのですね。いまさら私が申し上げるまでもなく、酪農農家は自主的に生産調整をしたり、あるいは価格は低く抑えられているし、生産資材の値上がりというので、いまだかつてない危機感を持っているわけです。ところが、それに加えて昨年一年間でいわゆる擬装乳製品が大幅に輸入されている。酪農農家は大変な不安を持っているわけなんです。 昨年一年間で擬装乳製品の輸入が大幅にふえまして、調製食用油脂は、生乳換算で十六万七百トン、前年対比一三二・六%と上回っているわけですね。ココア乳製品は、加糖物で五万九千四百トン、一二……
○斎藤(実)分科員 私は、北海道開発に関連をいたしまして、北海道の不況対策について伺いたいと思うのですが、経済企画庁が出しました二月四日の地域経済動向、これを見ましても、北海道の経済がきわめて憂慮すべき状態にあるわけでございます。五十七年の一月、電力の需要は、九電力の中でも北海道がきわめて落ち込んでおるわけですね。御承知のように北海道の経済はここ数年来きわめて厳しい状況にあるわけでございまして、鉄鋼ですとかあるいは造船、紙パルプ、セメント、数少ない北海道の基幹的な工業が軒並みに不況でございます。さらにまた、冷害や大水害に見舞われまして、きわめて憂慮すべき事態になっておるわけでございます。公共事……
○斎藤(実)分科員 まず、建設大臣に最初お尋ねをいたしたいと思うのです。 建設省が第四期住宅建設五カ年計画を五十六年度から発足させました。この計画では、年間平均で百五十四万戸の住宅建設を見込んでいるわけです。ところが昨年の十二月、住宅の着工戸数が九万四千五百戸と、きわめて少ないですね。六カ月連続、前年同月に比べてマイナスになっているのですね。計画より大分落ち込んでいる。初年度では、いまの落ち込んでおる計画から見まして、三月までに恐らく百十四万戸程度しか建設が見込まれないのではないかというふうに、私はこのデータから見て指摘せざるを得ないのです。 それで、住宅がふるわない、需要が伸びないという……
○斎藤(実)分科員 最初に農林省にお尋ねをいたしますが、最近ペットブームということで多種多様なペット類が輸入されているわけでございます。オウムでありますとか猿、ミドリガメ、サソリ、ワニ、これらの輸入動物は、赤痢や食中毒を人体にまき散らす危険な状況が起きているわけでございます。これらの輸入ペットが細菌、ビールス等の病原微生物に汚染をされていると言われておりますが、これらのペット動物の病原菌検査の実態を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま厚生省からの御答弁では、輸入する場合の検疫、検査が行われていないわけですね。事故が起きた場合に対処するということで野放しの状況なんですね、輸入……
○斎藤(実)分科員 私は、農畜産物の市場開放についてお尋ねをいたしたいと思います。昭和五十八年度の畜産物についての政府の価格が今月中に決まるわけでございますが、きょうは当面する酪農問題にしぼりまして数点お尋ねをしたいと思うのです。 まず、農畜産物の市場開放問題についてでございますが、ことに牛肉の場合、これが市場開放されることになれば、肉用牛の飼育農家だけではなくて、乳廃牛やあるいは乳用牡犢の販売による副収入にも多くの影響を与えるわけでございまして、酪農農家の経営もこれによって壊滅的な打撃を受けるわけでございます。すでに肉専用の子牛のみならず、乳用牡犢の価格も下落しているのは自由化に対する不安……
○斎藤(実)分科員 大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、私は投資減税について大臣の所見を伺いたいと思うのです。 五十年代に入りましてから地域間で経済動向が大変ふぞろいになっておりまして、特に五十四年の第二次オイルショック以来、景気の地域間格差、跛行性といいますかばらつきが非常に多くなりまして、経済白書その他でもしばしば論議をされておるところでございます。これは四国でも山陰でも東北でも同じだと私は思うのですが、例を北海道にとってみますと、五十七年度の指数はまだ出ていないので、やや古いと思いますが、大勢はそう変わっていないと思うのですが、五十六年の主要指数を見ますと、鉱工業生産指数では北海道がマイナ……
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