このページでは武藤嘉文衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○武藤嘉文君 ただいま議題となりました中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のごとく、中小企業はわが国産業経済のにない手として経済の発展と国民生活の向上に大きく貢献しておりますが、ここ数年来、中小企業を取り巻く内外の経済環境は日を追ってきびしさを加えており、これに対処して早急にその競争力を強化することが必要となっております。 本案は、このような実情にかんがみ、中小企業近代化促進法の改正を行ない、構造改善に関する施策を総合的かつ重点的に講じようとするものでありまして、 その内容の第一は、中小企業近代化促進……
○武藤(嘉)委員 貿易大学校法案につきまして、私はその趣旨あるいは目的というものについては全面的に賛成でございます。わが国の輸出もついに百億ドルの規模に達しましたし、これからますます貿易を盛んにしていかなければいけない。日本の経済を発展さしていく上においては、何としても貿易立国である日本にとっては貿易の振興が必要である。そういう面からいたしまして、この趣旨、目的は非常にけっこうだと思いますが、しかしこういう国際的な経済人を養成するという点において、あるいはその他今後国内の経済力をもっと高めていく、あるいは輸出秩序を確立する、そういったことも必要だと思いますが、通産省といたしまして、貿易を今後数……
○武藤(嘉)委員 あとで大臣がお見えになると承っておりますので、一問だけ大臣に対する御質問を留保させていただきまして、繊維局長にまず伺いたいと思います。 今度のこの繊維の構造改善の措置法案の一番柱になっておると思われます紡機の過剰設備の買い上げ、これにつきましては、最近綿糸の相場が非常に高くなっておりまして、なかなか思うようにいかないのではないかというようなうわさもいろいろ承っておりますが、その点につきまして政府のお考え方と申しますか、ぜひともこれだけは買い上げなければいけないんだという考え方、並びにその見通しと申しますか、確信のほどを承りたいと思います。
○武藤(嘉)委員 きょうは時間がないということでございますから、なるべく当面の問題だけにつきまして承りたいと思いますが、政府委員の方もひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。 第一は、いわゆる工業標準化法、JISの問題についてお話を承りたいと思います。 工業標準化法によりますと、その目的の中に「適正且つ合理的な工業標準の制定及び普及により工業標準化を促進することによって、鉱工業品の品質の改善」をはかる云々とあるわけでございますが、実際にはなかなかその手続が繁雑でございまして、特に中小企業にとりましては、このJIS規格を受けるために相当の労力を要しているわけでございます。確かに、第十……
○武藤(嘉)委員 先日来信用保険の法案の関係で、中小企業の問題につきましては相当いろいろの論議が尽くされてまいりましたが、私といたしましては、この中小企業の問題で、先日来お聞きしておっても論議になっていなかった点もございますので、いま少し承りたいと思います。 資本取引の自由化だとか、あるいは後進地域の進出、あるいは将来は特恵関税の問題だとか、あるいは最近は、できるかできないかわかりませんけれども、アメリカの課徴金の問題、また国内においては金融の引き締め、あるいはまた労働力が足りないという点から人件費が非常に上がってきておる等、いろいろと中小企業が苦しい立場に追い込まれておりまして、そのために……
○武藤(嘉)委員長代理 佐野進君。
○武藤(嘉)委員長代理 近江君。
【次の発言】 善処いたします。
○武藤(嘉)委員長代理 中村君。
○武藤(嘉)委員 時間がたいへんおくれておりますので、なるべく簡単にお話を承りたいと思います。 先ほどから、いろいろ四人の参考人の方々から承っておりまして、私どもも全く同感でございます。実際問題として現在アメリカの繊維産業は非常に好況であり、またいまお話ございましたように、各製品ともほとんど競合していない、あるいはまた、シェアにおいても非常に小さいものである、こういう点からも、あるいはまた綿製品の協定を結びましたいきさつからまいりましても、またガットの精神からまいりましても、すべて私どもは、今度のこの輸入制限に対する動きというものは、あまりにもアメリカが自分のベトナム戦争あるいはその他の国内……
○武藤(嘉)委員長代理 午後一時三十分から再開することとし、この際暫時休憩いたします。 午後零時二十六分休憩
○武藤(嘉)委員長代理 本日の議事はこの程度にとどめます。 次回は公報をもってお知らせすることとしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後一時三十一分散会
○武藤(嘉)委員長代理 次回は明七日水曜日に開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十八分散会
○武藤(嘉)委員長代理 中谷君。
【次の発言】 塚本君。
【次の発言】 近江君。
○武藤(嘉)委員長代理 石川君。
○武藤委員 時間がないから反論はやめます。 次に大條さんと弁理士会長の湯浅さんに簡単にお答え願いますが、今日滞貨がかくも大量にできた最大の原因は、端的に言って何と何と何だ、それを解消する手だてがいままでに考えられなかったのか、考えられるとしたら、どういうこととどういうことをやればこういうことにならなかったのか、これからのカルテを書くために、やはり診断は正確でなければならぬと思いますので、その点をお聞かせ願いたい。 それから湯浅さんには、弁理士というのは相当な数がおる、その相当な数の弁理士を動員して、月火水……にこれを割り振って審査に協力をさせるというようなことは、やろうとすればできるのかで……
○武藤(嘉)委員 最近一般質問の時間がなかったものでございますから、時期的には少しずれたかと思うのですけれども、しかしながらこの七月二十九日からは日米貿易経済合同委員会が開かれます。そういう意味におきまして、今後の経済だけでなく、わが国の将来の発展という面からいたしましても、日米の経済問題というものはたいへん重大なものである、こう考えております。 これはもちろん安保、沖繩という問題も日米の問題においては重大でございますけれども、それに匹敵するだけの重要さを持つのではなかろうか。こういう意味から、特に自動車の自由化並びに繊維の輸入制限、この二つに重点をしぼって少し質問をしてみたいと思います。 ……
○武藤(嘉)委員長代理 加藤溝二君。
【次の発言】 加藤さんにお答えしますが、いまの関連と勝澤さんの時間がちょっと入り込んでおりますので、それだけ若干時間延長さしていただきたいと思うのです。
○武藤(嘉)委員 この閉会中の委員会は、国会がこの間終わりますときに、特にアメリカとのいろいろの経済問題あるいは繊維問題あるいは自動車の自由化というような問題を中心として委員会を開こうじゃないか、こういう趣旨でございまして、私も七月八日の委員会においてちょうど繊維の問題につきましていろいろと御質問をいたしましたので、それ以後の問題につきましてこの機会に少し質問をさせていただきたいと思います。 七月八日の委員会におきまして、私は特に外務省経済局長に対しまして、沖繩の問題と日米の経済問題とをアメリカ側はややもすればからめたいという気持ちを持っておるのではなかろうか、しかしながら、少なくとも日本側……
○武藤(嘉)委員長代理 休憩前に引き続きまして会議を開きます。
質疑を続行いたします。宇野宗佑君。
【次の発言】 私は、きょうは与えられた時間がたいへん少ないですから、すでに二回この繊維の問題につきましては続いてこの委員会で発言をさせていただいておりますし、あまり私はかり発言してはいけないという私語も承っておりますので、なるべく簡単明瞭にきょうはお尋ねを申し上げたいと思います。
先ほど武藤山治委員の御質問に対していろいろとお話がございましたわけですが、いま宇野委員も御指摘をいたされましたように、あくまで自主規制を前提とした交渉には一切応じない、こういうことをはっきりおっしゃっていただいたわ……
○武藤(嘉)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、帆足計君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○武藤(嘉)委員 きょうは久しぶりに大臣に御出席をいただきまして、物価政策全般について一日お時間をいただいたのでございますが、私があまり時間をとりますとほかの委員の皆さまに御迷惑をおかけいたしますので、私は総括的な問題につきまして、大臣あるいはその他の関連の各政府委員あるいは説明員に御質問をしたいと思います。 最近大臣があちこちでお話が出ておりまして、とにかく物価の上昇率は四十四年度においては何とか五%に押える、こういうことを力説をされておられます。もちろんぜひ五%以上にならないように私どもも願っておるわけでございますが、ただ私は、そういう五%というものが決して根拠のあるものではないのじゃな……
○武藤(嘉)委員 私は、清水参考人と大川参考人にちょっと承りたいと思います。 先ほど細川さんからもお話しございましたように、何とか安い価格の肉が、また十分国民の選択のもとに供給できる状態をつくるということは、これは当然の話であり、もっと努力しなくてはならぬと思うわけでございます。それは当然でございますけれども、ただ先ほどから入江先生のお話を承っておりましても、絶対的に安心だとは言えない、こういうお話でございます。私は思い起こしますのに、ちょうど養鶏業において、日本がアメリカからわりあい輸入をしたそのときに、御承知のようないろいろな病気が発生したわけでございます。そして、その対策に政府もたいへ……
○武藤(嘉)委員 きょうは、今度解散をして新しく物価安定政策会議ですかになるということで、物価安定推進会議が解散の前に、従来いろいろ提言をしてきたことに対しましての最終的な意見が先日発表されたわけでございます。その問題にしぼってやれということでございますので、できる限りはずれないような形でいきたいと思うのでございますが、今度の最終提言の最後に、「とくに消費者物価の上昇率が政府見通しを上回るような事態が予想される場合には、政府は、年度中においても、直ちに経済政策全般にわたり再検討を加え、強い政治的決意をもって物価安定に積極的に取り組むべきである。」こう書いてあるわけでございます。 そこで、今年……
○武藤(嘉)委員長代理 質疑の申し出がありますので、これを許します。武部文君
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