武藤嘉文 衆議院議員
35期国会発言一覧

武藤嘉文[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
武藤嘉文[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武藤嘉文衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院35期)

武藤嘉文[衆]本会議発言(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 衆議院本会議 第4号(1979/11/30、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(武藤嘉文君) 湯山先生にお答えをさせていただきます。  その前に、今度の水田利用再編対策の転作目標の数量の改定に当たりましては、先ほど御指摘のとおり、三年間は原則的に固定をするという形になっておりまして、それを変更せざるを得ないということに対しましては、まことに申しわけなく思っておる次第でございます。  しかしながら、現在、先ほど御指摘のように、米の在庫が六百五十万トンに達したというこの現実の事態を踏まえますと、将来食管法の根幹を揺るがすことにもなりかねない状況だと思いまして、皆様方の御理解を得たいということでお願いをいたしておるわけでございます。  次に、食管法における米の再生産……


■ページ上部へ

第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 衆議院本会議 第16号(1980/04/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(武藤嘉文君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  政府といたしましては、食糧を安定的に確保することが国政の基本であることにかんがみ、従来より、農業につきましては、生産性の高い近代的農業経営を中核に国民の食生活の多様化に対応し、また、地域の実態に即しつつ、農業者の理解と協力を得て、農業生産の再編成を推進し、これを通じて食糧の自給力の向上に努めてまいっているところであります。  また、漁業につきましては、二百海里時代に即して、周辺水域内漁業の振興を図るとともに、漁業外交による遠洋漁場の確保に努めているところであります。  ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体し……

武藤嘉文[衆]本会議発言(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院35期)

武藤嘉文[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私、このたび農林水産大臣に就任をいたしました武藤嘉文でございます。  現在の日本の農業、林業また水産業の置かれておる環境は大変厳しいものがございまして、その意味において、私に課せられた責任は重大であると自覚をいたしております。  幸いにもこの委員会には有力な先生方がたくさんいらっしゃいますので、どうか皆様方の御指導を心からお願いを申し上げる次第でございます。皆様方のその御指導によりまして何とかひとつ責任を果たしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)


■ページ上部へ

第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/28、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げますとともに、いま委員長からお話のございました五十五年度の水田利用再編対策につきまして、農林水産省で現在取りまとめております案の趣旨を御説明申し上げさしていただきたいと思います。  今日、農政は、経済基調が変化する中におきまして、米の需給の不均衡、また経営規模拡大の停滞等の問題に直面をいたしております。八〇年代の到来を控えて、農業の将来に明るい展望を開くためには、将来の農業のビジョンを明らかにいたしまして、長期的観点に立った政策の推進を図ることが必要でございます。  現在、農業の長期展望とこれに関連した施策のあり方につ……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、恩給制度、国家公務員共済組合制度その他の共済組合制度に準じて、既裁定年金の額の引き上げ、最低保障額の引き上げ等により、給付水準の引き上げを行うとともに、農林漁業団体職員共済組合制度の現状にかんがみ、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講じようとするものであり、さきの通常国会及び臨時国会に提出し審議未了となった法律案と同一の内容で……

第90回国会 農林水産委員会 第3号(1979/12/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 大変厳しいおしかりをいただいておりますが、私どもといたしましては、今回の問題については率直に遺憾の意を表明をいたしておるわけでございまして、最初三十九万一千ヘクタールで出発したところに大変な見込み違いがあったのではなかろうか、これについては率直に認めているわけでございます。ただ、いま御指摘のように、それでは、一応閣議においては閣議了解として三年間固定をしておるのだから、その目標面積を改定することは改めて閣議の了解を得るなりすべきではないか、こういう御指摘かと思いますが、私ども、言葉をとらえているようで大変恐縮でございますけれども、あくまでこれは原則であって、非常に見込み違いでは……

第90回国会 農林水産委員会 第4号(1979/12/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 日本の社会が高年齢層が人口比率で非常に高くなってきていることは御承知のとおりだと思います。この農林年金につきましても、データをいろいろ見ておりますと、給付を受ける方が非常に多くなってきておるわけでありまして、このままの状態が続いてまいりますと、近いうちに、結果的には、掛金で集まってくる収入と給付をするお金が一緒になり、その次は今度は、給付をするお金よりも収入の金額の方が少ないというような形になってくるおそれが非常にあるわけでございまして、そういう事態を踏まえますと、この際、年齢の引き上げをせざるを得ないのではないか。ただし、一度にそれをやりましたのでは大変でございますから、経過……

第90回国会 農林水産委員会 第5号(1979/12/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処するよう努力してまいりたいと存じます。

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに先生御指摘のとおりで、原則としては三年間固定をしていく、こういう形で転作をやってきたわけでございます。ところが、結果的には御承知のとおり、いま約七カ月分の消費に相当する六百五十万トン程度の在庫を抱えておるわけでございまして、今日まで生産調整に御協力をいただいてまいりました農民の皆様方、あるいは地方自治体、あるいは農業団体のことを考えれば、この固定してきたものを変えるということに対しては本当に申しわけがないことでございますけれども、しかし、現実にこの六百五十万トンをこれからまたいまの転作を進めないで万が一にでもやった場合には、一層在庫がふえて……


■ページ上部へ

第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 外務委員会 第1号(1979/12/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いろいろ今度の問題で、イワシ、サバの関係のまき網業者が、自分たちが何か犠牲を強いられているのではないかというお気持ちにおいて大変な憤りを感じておられることはよく承知をいたしております。しかしながら、実際問題といたしまして今度のソ連との交渉に当たりまして、私どもの方といたしましてはあくまで現在のイワシ、サバに対するソ連の見方というものは妥当ではない、決して資源が豊富ではないんだ、こういう形で強くこちらは主張してまいったわけでございます。しかしながら、現実の問題、イワシが必ずしも食糧だけに日本側においては使われていないという点が非常に強く向こうから言われたようでございまして、結果的……

第91回国会 外務委員会 第16号(1980/04/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いま外務大臣からお話がございましたように、昨年日ソ漁業委員会でいろいろ議論いたしましたときも、資源状態がよくない、こう言われておりましたし、ことしはマスの不漁年でもございますので、相当厳しい態度で来るであろうということは十分予測をいたしておったわけでございます。最初、案の定、相当厳しい態度でございましたし、また何とかという通信社の記者の論文などもなかなか厳しい政治的な問題を絡めての話でございましたし、また今回の交渉の当初に当たりましては、多少政治的なものを絡めていると思われがちな相手側ソ連側のあいさつもございましたし、そういう点で非常に心配をいたしておりましたが、私どもとしては……

第91回国会 決算委員会 第2号(1980/01/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 昭和五十二年度の農林省の決算につきまして、大要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳入につきましては、収納済歳入額は一千五百八十八億八千三百三十万円余でありまして、その主なものは日本中央競馬会法に基づく納付金であります。  次に、一般会計の歳出につきましては、支出済歳出額は二兆八千六十八億二千五百二十七万円余でありまして、この経費の主なものは、国民食糧の安定的供給の確保といたしまして八千三百三億三千七百十万円余、農業構造の改善と地域農業の振興といたしまして一千百六億二千九百二十二万円余、農産物の価格の安定と農業所得の確保といたしまして八千百四億三千二百九十四万円余、農山漁……

第91回国会 内閣委員会 第5号(1980/03/25、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 ただいま議題となりました農林水産省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。  第一は、生糸検査所を整理し、その業務を農林規格検査所に吸収することであります。  生糸検査所は、明治二十九年に設立され、以来、生糸検査を行う中核的な機関として、戦前におきましてはわが国の経済発展の礎となった生糸輸出の円滑化に寄与するとともに、戦後におきましては輸出のみならず国内流通の面でも生糸の公正な取引の確保及び品質の向上に大きな役割を果たし、わが国蚕糸絹業の健全な発展に多大の貢献をしてきたところであります。  しかしながら、近年、生糸の需給構造は大きく変化し、生糸……

第91回国会 内閣委員会 第9号(1980/04/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 わが国の蚕糸業というものは、国民生活に深く根差しておる伝統的な、非常に歴史のある産業であります。また、養蚕業というものも、これまた農山村の畑作地帯におきまして基幹作目として定着をしておりまして、私ども、農業経営上非常に重要なものであると考えております。そこで、現在におきましても、生糸の一元化輸入というような措置を含めた繭糸価格安定制度がございますが、この繭糸価格安定制度の適切かつ円滑な運用を図りながら、養蚕あるいは製糸経営の近代化あるいは効率的な繭の生産、こういったようなことを心がけていただきながら、ひとつ蚕糸業を今後ともわが国の農業における重要な一部門として位置づけていきたい……

第91回国会 内閣委員会 第12号(1980/04/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私ども、行政改革というものはやはり現状を踏まえて、財政状態が大変窮迫いたしてきておりますし、また国民からも、行政の効率的な運用を図れという声が強いわけでございますので、そういう意味においては今後とも行政改革は進めていかなければならないと思っております。  しかしながら、いま御指摘のように、行政改革を進めるに当たっては、単純に首切りをするとか、あるいは本人の意思を無視して配置転換を強行するとか、そういうようなことがあっては、かえって行政改革も円滑に進まないわけでございますので、そういう点については十分配慮しながら、この生糸検査所の問題についても対処していきたいと考えております。

第91回国会 農林水産委員会 第1号(1979/12/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、恩給制度、国家公務員共済組合制度その他の共済組合制度に準じて、既裁定年金の額の引き上げ、最低保障額の引き上げ等により、給付水準の引き上げを行うとともに、農林漁業団体職員共済組合制度の現状にかんがみ、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講じようとするものであります。  次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。 ……

第91回国会 農林水産委員会 第2号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 農林水産委員会を開催していただきまして、この機会に私の所信の一端を申し述べさしていただきます。  本年は、一九八〇年代という新しい時代の幕あけの年であります。  私は、八〇年代は、資源エネルギーの制約を初め、高齢化社会の到来、ゆとりと生きがいを求める国民意識の変化、さらに、農林水産物の需給動向など内外の経済情勢や社会環境が変化する中にあって、農林水産業にとりましても、長期的視点に立って、これらの情勢変化に対応する新しい発展を図るべききわめて重大な時期であると思います。  申すまでもなく、農林水産業は、国民生活の安全保障にとって最も基礎的な食糧の安定供給という重要な使命を担うとと……

第91回国会 農林水産委員会 第3号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 所信表明の中で短いという点については大変申しわけなく思いますけれども、それは林業あるいは森林行政というものを軽んじておるつもりは決してございませんので、この点についてはぜひ御理解をいただきたいと思うわけでございます。  そこで、何に重点を置いて考えているかということでございますが、従来から言われておりますことすべてについてもちろん考えていかなければなりませんが、特に最近の林業を取り巻く環境を見ておりますと、どうも国産材が外材に押されてしまっておるという点に一つの大きな問題があるのではなかろうか。そういう点からいけば、もう少し国産材が充実をしていくような考え方にいかなければいけな……

第91回国会 農林水産委員会 第4号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 どうもいまお話を聞いておりまして、私のきのうの新聞記者会見における話の報道が必ずしも私は的確でない、いまお読みいただいたものも的確でない、いま御説明をいたしますけれども、的確でないと思いますが、いずれにしても、そういう誤解を委員の先生方にお与えをしたことに対しては、まことに遺憾に存じます。  そこで、実情をちょっとお話しをいたしますと、私は決してきのうの私の答弁と必ずしも一致していないということではないと思っておるわけでございます。それは、きのう瀬野委員の御質問にお答えをした中で、たとえば飼料穀物などは現実にはほとんどアメリカからいま輸入しておるのが実情である。そこで日本として……

第91回国会 農林水産委員会 第6号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 この農業者年金が発足いたしました経緯は、先生御指摘のとおりのような経緯から生まれたわけでございますが、それから十年経過をして、そのときに考えておったものと現在とを比べてどんな状態になっておるかということでございます。  私どもは、いまお話もございましたけれども、農業者年金というのは、農業者の老後の生活の安定に資するということもございますが、それはそれとして、経営の若返りというか、あるいは農業経営の規模の拡大というか、そういうところを重点に置いた政策年金であると考えておるわけでございます。  そこで、五十一年から今日までの実態でございますが、いま申し上げました経営規模の拡大の関係……

第91回国会 農林水産委員会 第7号(1980/03/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 附帯決議につきましては、当然、行政府としても、その都度大臣がお答えをしておりますように、その趣旨については十分検討をします、こういうことをたしか発言をいたしておるわけでございまして、十分検討しなければならないということは当然かと思っております。  ただ、私もこの農業者年金基金法の改正が行われるたびに附帯決議がつけられておることは承知をいたしておりますが、何かその内容においては非常に似通ったものがその都度あるわけでございまして、それがその都度実現をしていないということは十分検討はしなければならないけれども、なかなかすぐ実行ができないものも相当あるのではなかろうかという感じだけは、……

第91回国会 農林水産委員会 第10号(1980/03/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いまのお話で、一つの団地としてあの地域の農家の方々が御努力願って、りっぱな温州ミカンの産地をおつくりいただいた。ところが、それが価格が暴落をして、生産費も賄い得ないというようなお話を聞きまして、大変私は深刻な問題として受けとめ、その場においてもすぐ申し上げましたのは、少なくとも農業関係の系統資金であるとか近代化資金であるとか、そういうものをお借りをされてやっていただいておった、しかし暴落したために生産費も出ないということになれば、金を返すにも返せないわけでございますから、当然そういう方については、私は何としてでも返済猶予ができるような仕組みを考えさせていただきますということをそ……

第91回国会 農林水産委員会 第11号(1980/03/25、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 先生からいままでの経緯につきまして大変詳しく御説明がございました。私どもは、そういう経緯の中におきましてこの制度の充実を図ってきた、そう考えておるわけでございます。  もちろん、先生御指摘のように、今後もなお検討を続けなければならない問題はまだ多々あろうかと思いますが、とりあえず、今回の改正につきましては、特に、いまも御指摘ございましたが、果樹共済に重点を置いたわけでございます。それは、果樹共済においては保険収支が悪化する一方で、加入していただく方がまだまだ少ない、こういうことでございまして、これを少しでも改善をしていきたいと思いまして、果樹共済制度を果樹農業及び果樹栽培農家の……

第91回国会 農林水産委員会 第12号(1980/03/27、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、恩給制度、国家公務員共済組合制度その他の共済組合制度に準じて、既裁定年金の額の引き上げ等を行うことにより、給付水準の引き上げを行おうとするものであります。  次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明を申し上げます。  第一は、既裁定年金の額の引き上げであります。これは、退職年金等の年金額の算定の基礎となった平均標準給与を、昭和五十五年四月分以後、昭和五十四年度の国家公務員の給与の上昇率を基……

第91回国会 農林水産委員会 第13号(1980/03/28、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 全体的には九九・一%ということで減ったけれども、それは飼料用脱粉の方が減っているのであって、口へ入るものは一向に減っていないのではないか、こういう御指摘かと思います。  確かに、国内でせっかく需要に対して供給が満たされ過ぎているくらいでありまして、そういうところに輸入でどんどん入ってくるのは大変おかしいということは私はよくわかります。ただ、問題は、御承知のとおり、いまお話のあったナチュラルチーズにしても、関税率は相当高い関税率を持っておりますけれども自由化品目でございます。その辺を私はこれから仕組みの中で抑えられれば極力抑えたいという気持ちはありますけれども、現在の仕組みの中で……

第91回国会 農林水産委員会 第14号(1980/04/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私ども、農協の職員の方々が、その農村地域におきまして、農家がより農業にいそしんでいただけるようにするために大変大切な責任を持った仕事をしていただいていると思っております。そういう面で、できる限り喜んで仕事に没頭していただけるような形で労働条件があることが望ましいことは当然でございまして、いま御指摘のございましたように、できるだけ町村の職員と比べても遜色のない待遇になることが望ましいと思いますけれども、しかし、これは使用者側といいますか経営者側と申しますか、農協の中において労使関係があるわけでありまして、そこで決められていくわけでございますので、私どもは望ましいということは申し上……

第91回国会 農林水産委員会 第17号(1980/04/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 農用地利用増進法案、農地法の一部を改正する法律案、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の説明をそれぞれ申し上げます。  最初に、農用地利用増進法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  わが国農業は、国民の必要とする食糧を安定的に供給するとともに、国土と自然を保全し、活力ある地域社会の形成に資するという重要な役割りを果たしております。しかしながら、今日のわが国農業は、農産物需給の不均衡、経営規模拡大の停滞等の厳しい諸問題に直面しております。  このような事態に対処して、わが国農業の体質を強化し、総合的な食糧自給力の向……

第91回国会 農林水産委員会 第19号(1980/04/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いま日本の農業の中で、一つの考え方としては、農業生産の再編成を図っていかなければならないという問題、米の過剰を抱えておりますし、一方においてはいろいろ自給力の問題がございますから、どうしてもそういうことを考えていかなければならないわけでございまして、今回の農地三法の改正に当たりましても、私どもは当然そういう考え方を入れているわけであります。  それはどういうことかと言えば、結果においてそれぞれの需要に見合った形で食糧の生産をしていくためには、農業の再編成をしなければいけない。農業生産の再編成をする場合には、一つは、やはり生産性の高い中核農家を中心として考えていかなければならない……

第91回国会 農林水産委員会 第20号(1980/04/17、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いま御指摘の点でございますけれども、私はきのうも答弁をしたのでございますが、この三法を成立をさしていただいたら日本の農業の将来が輝かしい展望が開けるかという点において、私は必ずしもそうとは思いません。いまの日本の農業の置かれておる環境からいたしますと、やはり生産政策あるいは構造政策、価格政策、あるいはもっと大きく言えば、農村社会の社会政策をどう持っていくかというようなことを総合的にやっていかなければ、日本の農業もよくならないし、農村社会におられる農家の方々もなかなか明るい希望をお持ちいただくわけにはいかないだろうと思っております。  しかしながら、その構造政策を進めていく上にお……

第91回国会 農林水産委員会 第22号(1980/04/22、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 御指摘のとおりでございまして、私ども、今後の農政の中でいまの農地の流動化を図っていけば日本の農業がそれだけで発展をしていくとは考えておりません。この間からお答えをいたしておりますように、やはり今後の農政の方向といたしましては、構造政策、生産政策、価格政策、あるいはもっと言えば農村における社会政策、こういうものを総合的、有機的に関連させながら、そういうものの総合的な政策を強力に進めていくところに、初めて農業の発展があり、また農家の幸せがあるのではなかろうかと考えておるわけでございます。  そこで、それではなぜこれをいま出してきたのかということでございますが、私どもの農政審議会の中……

第91回国会 農林水産委員会 第23号(1980/04/23、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 この間の決議は、いま御指摘のとおりで非常に歴史的なものであると思っております。最近の国際情勢の中における食糧事情からああいう決議がなされたわけでございまして、私ども農林水産省を激励していただけたものというふうに私どもは受けとめておりまして、この決議を踏まえて、これから本当に真剣に食糧の自給力向上には努力していかなければならないと思っております。  そこで、いま関係閣僚会議というお話でございますが、私といたしましては、いずれにいたしましても、食糧の自給力を高めていく、そしてそのために農業を振興していくのが農林水産省に与えられた職務でございますので、まず第一義的には、われわれの農林……

第91回国会 農林水産委員会 第24号(1980/04/24、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処するよう努めてまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処するよう努めてまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、決議の御趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処するよう努めてまいりたいと存じます。

第91回国会 農林水産委員会 第25号(1980/05/08、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 まず、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、厚生年金保険における年金額の引き上げに伴い、国家公務員共済組合制度その他の共済組合制度に準じて、年金の算定の基礎となる定額部分の額の引き上げ等を行うことにより、給付水準の引き上げを行おうとするものであります。  次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。  第一は、年金の算定の基礎となる定額部分の額の引き上げであります。これは、通算退職年金の額の算定方式により算定することとされる退職年金等の額のうちの定額部分の額を引き上げよう……

第91回国会 農林水産委員会 第26号(1980/05/09、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 きのうも日野委員にお答えをしたと同じことをお答えして恐縮でございますが、確かに、御指摘のとおり、財政再計算期に入っておりまして、来年の四月からはそれが適用になるわけでございますから、この機会にどうするかということにおいて、特にこの年金が今後相当いわゆる成熟率が高くなる、いわゆる受給者が非常に多くなるわけでございまして、それを健全な財政運営をやっていこうと思えば、今度は掛金が大変高くならざるを得ないということになるわけでございまして、そういう点を考えれば、国の補助率を上げて国の負担をもっと多くしなければならないのではないかというのは当然考えられることでございます。そういう意味にお……

第91回国会 農林水産委員会 第29号(1980/05/15、35期、自由民主党)【政府役職】

○武藤国務大臣 大変いろいろの、従来の経験に照らしての、経験から農業を見た場合の分析については、私も全く同じ考え方でございます。  ただ、もう一つ加えさせていただくならば、他の工業製品というものは必ずしも、しんぼうしようと思えば、使わなくてもしんぼうできますけれども、食糧というものは一日たりともこれはしんぼうするわけにいかない。生きていくためには絶対不可欠なものであるという点が、もう一つ私はやはり工業製品と農業製品の違いではなかろうかという感じが、大変先生のおっしゃることすべて私は同感でございますけれども、もう一つそれを加えていただけるならば、私は大変ありがたいのじゃないかと思っているわけでご……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/01/31、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 食糧検査官の問題は、先生が大臣御在任中にいろいろおっしゃっておられたことでございまして、私どももその御意見は十分尊重しなければならないと考えております。御承知のとおり、今後より一層、バラ検査あるいは抽出検査、こういうものを強めていきたいという考え方でいるわけでございまして、これを強めてまいりますと、どういう形にいたしましても、結果的には農協あたりに相当協力をいただかなければならないということになることは当然かと思います。そうなりますと、いま先生の御指摘の検査士というものが実際に必要であるのではないかという考え方が出てくるのではなかろうかと私は考えておりますが、正直そうなってくる……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 きのうもお答えをしたのでございますが、一つは、この米の検査というのは、現在政府が買い上げておる米につきましては、一応会計法上政府が直接購入するものについては国が直接検査しなければいけないという問題が一つ残っていることは、どうしてもこれから考えていかなければならない問題かと思います。  それから、いま一つは、何とか農協に少しでも御協力をいただいて、いまも実は相当農協に協力してもらっているわけでございまして、先ほど御指摘のような山形などでは、人が足りないものですから農協に補助してもらっているわけでございます。そういう意味において、農協でできるだけこれから後も協力していただきたいと思……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/02/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 政策フォーラムという形で学者グループが発表されたのは私も新聞で承知をいたしておりますが、正直、私ども小麦にいたしましても実はいま二・六カ月分の備蓄を持っておるわけでございます。あるいはえさにいたしましても、配合飼料供給安定機構で約一カ月分、民間で約一カ月分、これも大体二カ月分備蓄を持っておるわけでございます。  また一方において、倉庫が相当それで手狭になっておるところへ、御承知のとおり六百五十万トンという米を抱えておるわけでございまして、少なくとも内地へ持ってきて備蓄をするという点については相当無理をしなければならないのではなかろうか。  もう一つの考え方は、あの政策フォーラム……

第91回国会 予算委員会 第5号(1980/02/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私どもはいまの農村、漁村、山村の生活環境整備をより充実するために必要である、こういう観点からこの予算を要求し、そして予算づけがなされてきたわけでございまして、いま中身について全く同じではないかという御指摘でございますけれども、私は必ずしも全く同じとは考えておりません。大変似通った点はありますので、そういう誤解があったのではないかと思います。

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 穀物の自給率につきましては、現在三七%程度でございますが、非常に国内でもっと穀物についてもつくれるといいのでございますけれども、どうも現在のところは非常にコストの面が問題がございまして、穀物自給率については現在は、六十五年は三〇%ぐらいになるんではないか、こういう観点から、十一月に農林省といたしましては農政審議会に対して、第一回の中間の見通しと試算を出したわけでございます。
【次の発言】 私の申し上げましたのは穀物の自給率でございまして、全体の自給率になりますと、特に主食に対しましては何とか現在のレベルを維持していきたい。七〇%程度前後で何とか維持を続けていきたいと考えておりま……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 お答えいたします。  確かに先生から、いろいろと試算をいたしました数字も見せていただきました。私どもの役所が試算いたしましたのは――先生の場合は、計画加算がすべてうまくいき、しかも転作率も非常に高いという場合を計算されておりまして、その辺は多少違いますけれども、おおよそにおいては先生の御指摘のとおりだと思います。  そこで、私ども、大変むずかしい問題でございますけれども、これは大蔵省とよく協議をしていかなければならない問題でございまして、率直に農林水産省の立場からいけば、米の消費の拡大を私ども一生懸命やっているわけでございまして、もしこれがうまくいくならば大変結構かと思っており……

第91回国会 予算委員会 第10号(1980/02/12、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 五百万ちょっとでございます。

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いま御指摘のとおりで、一方バレイショだとか、サトイモだとか、あるいはタマネギだとか、こういうものについては大変安いのでございますが、片っ方、白菜、キャベツなどが大変高くございまして、非常に消費者に御迷惑をおかけしておってまことに申しわけなく思っております。  ただ、これは御承知のとおり、昨年の長雨、また台風が二回にわたって十月ころに来たというようなこと、これらが影響いたしましたことと、あわせてその間に非常に日照りが結果的に少なかった、これでできが悪くなりまして、大体通常の六割程度しか白菜などは品物がないという状況でございまして、大変残念に思っておりますが、いま御指摘いただきまし……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私がこの間参議院の予算委員会でお答えいたしましたのは、水産庁長官を派遣するということもあるし、あるいは両国の間にはそれぞれ大使館があるわけでございますから、ソウルの大使館を通ずるなり、あるいは私ども水産庁の方から日本にある韓国大使館を通じて言うなり、そういういろいろなルートもあります。いずれにいたしましても、いろいろの点から解決に当たるということを申し上げたわけでございます。  それではどういう方針で解決をしようとしておるのかということでございますが、この間水産庁長官が韓国へ参りましていろいろ議論をしてまいりましたときにもあったことでございますけれども、せっかく日本の側で、この……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 私どもの省としては実は法案を考えてない立場でございますので、どうもいまの質問に私としては大変お答えしにくいのでございますが、農林水産省としては従来、やはり農業用水に使われるのは非常に層の浅いところの水を大体使っているわけでございまして、要は、農業用水を使ったから地盤沈下をもたらしているという原因は大変少ないのではないかという観点から、先ほど御指摘のようななわ張り争いというよりは、そういう考え方であったと思うのでございますけれども、いずれにしても、私どもとしては、いまそれぞれの省庁でいろいろと打ち合わせをしていただいておりまして、われわれの省の立場で言えば、率直に言って農業生産に……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 まだ、いまのところ北洋漁業に対して特にソ連側から何の影響も出てきていない現状でございますし、いまのオリンピック論議と私どもの北洋漁業、特にこの三、四月に交渉の始まる予定でございますサケ・マス交渉について影響が出るのではないかという御指摘でございますが、どうも私、いまの段階ではどういう影響が出てくるとかどうとか申し上げる段階ではございません。ただ、われわれ農林水産省といたしましては、今後とも北方漁業の維持安定を図っていくということは私どもの当然の務めでございますので、そういう方向で努力をしてまいりたいと考えておるわけでございます。

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 いまお話のございましたように、日朝の暫定的な合意に基づいて、いま日本の漁民が北鮮の水域において安全操業がなされておることは、そこで操業しておる漁民にとっては非常に重要な漁場であるだけに、私どもは大変喜ばしいことであると思っております。
【次の発言】 私どもは、民間の日朝漁業協議会、またそれをバックアップされて日朝友好議員連盟があるわけでございまして、そういう中で従来も暫定合意がなされておるわけでございますし、今回、また日朝友好議員連盟もお出かけになるやに承っておりますが、そういう中でよりよい方向でいまのものが延長されていくということになれば、私どもは大変ありがたいことだと思って……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 食管制度というものは、私は、いま御指摘のとおり、国民の必要とする主要な米だの食糧につきまして、政府が責任を持って安定的に供給をしておる仕組みであると考えておりますし、もちろん行政管理経費についても、なお合理的な運用を図っていかなければならない点は図っていくといたしましても、決して、そこに過剰な経費が投資されているわけではございません。いま先生御指摘のとおりでございまして、そういう意味において、私どもは、今後ともこの制度については、現実の事態と遊離しているところは直していかなければならないかと思いますけれども、根幹はしっかりと維持をしていかなければならない、それが国民のためである……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 これはことし、五十五年度は五十五年一年の考え方でやっております。  ただ、この際、この間は坂井先生に大変失礼で、私は全く同じものではありませんという答弁だけでございましたので、少しきょう補足をさせていただいて、御理解をいただきたいと思うのでございます。  私ども現在の農林漁業あるいは農山漁村の実態から見まして、何とかひとつ活力ある、また豊かな地域社会をつくっていきたい、こういう考え方から、村づくり推進活動を助長するとともに、環境施設の整備をしていきたい。こういう点においては、確かに五十四年度と五十五年度と比べますと同じように受け取られるわけでございます。 しかし、中身について少……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 お答えをいたします。  いまの私どもが五十三年から進めさしていただいております水田利用再編対策、これはいつまでも続けるのかどうか、こういう御指摘がまず第一点でございます。 これに絡んで大蔵大臣からは、必ずしもどうも財政上好ましくないような発言もあったではないか、こういう御指摘でございますが、私どもといたしましては、この水田利用再編対策というものは、今後の日本の農業のあり方としてどうしてもこれは続けさしていただきたいと考えておるわけでございます。  その理由といたしましては、現在御承知のとおり、米は六百五十万トンほど在庫を抱えておりますが、小麦やその他大豆にいたしましても、ほとん……


武藤嘉文[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院35期)

武藤嘉文[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 昭和五十五年度農林水産関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議いただくに当たりまして、まず、農林水産予算の基本的方向について御説明申し上げます。  今日のわが国農林水産業の現状を見ますと、種々の大きな課題を抱えております。  農業につきましては、米を初めとする農産物需給の不均衡、経営規模拡大の停滞等の問題に直面をしております。  このような情勢に対処し、わが国農業の健全な発展を図るためには、需要の動向に即応した農業生産の再編成、中核農家等の規模拡大による農業構造の改善、農村地域社会の連帯感の醸成と農村環境整備等の諸施策を、地域の実……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/03/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○武藤国務大臣 先日ソ連の方へ正式に在モスクワ大使館を通じまして交渉の申し入れをいたしました。それは三月中旬ごろをめどに、東京またはお互いに合意できる場所でサケ・マス交渉の会談をしたい、こういうことで申し入れをしたわけでございますが、いまのところまだ返事は来ておりません。
【次の発言】 私ども昨年の十二月の日ソ漁業委員会のときにおきましては、向こうからはマスはことしは不漁の年であるとか、サケ・マスの資源は非常に悪い状態になっておるとかいろいろ言われておりまして、向こうの姿勢としては非常にそういう点においては厳しいものがある、こう受けとめておるわけでございます。しかし、また逆に言いますと、あれは……



武藤嘉文[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

武藤嘉文[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-|35期|-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
武藤嘉文[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 35期在籍の他の議員はこちら→35期衆議院議員(五十音順) 35期衆議院議員(選挙区順) 35期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。