山田太郎 衆議院議員
31期国会発言一覧

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山田太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田太郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

山田太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第23号(1968/04/12、31期、公明党)

○山田太郎君 私は、ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案、及び製造たばこ定価法の一部を改正する法律案につき、公明党を代表して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  本年度の税制改正は、課税最低限の引き上げなどにより、所得減税は、初年度一千五十億円となっておりますが、その反面、大衆の必需品である酒、たばこ等の値上げにより、同じく一千五十億円の増税が見込まれる結果、差し引き減税ゼロとなるのであります。これは、歴代保守党内閣の放漫財政の結果生じた財政硬直化のしわ寄せを、大衆課税によってすりかえようとするものであり、実質増税となるのであります。  以下、具体的に問題点を……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、公明党)

○山田太郎君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題になっております坂田文部大臣不信任決議案に対しまして、賛成の意を表するものであります。(拍手)  第六十一国会は、冒頭より、国民大衆の声を無視した法案審議が連続し、ついに政府は、前代未聞の七十二日間という大幅な会期延長を断行したのであります。その会期延長にあたっては、議院運営委員会で、提案理由の説明も明確になされないままに強行採決を行ない、国会史上空前の異常事態が続いているのであります。  佐藤内閣並びに自民党の傲慢な政治姿勢は、さらに健保特例法修正案等に見られるがごとく、全く話し合いを拒否し、多数の暴力によって強行採決を繰り返したこの……

山田太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

山田太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/01、31期、公明党)

○山田(太)委員 きょうは参考人の方からほんとうに御熱心な御答弁をいただきまして、心から御礼を申し上げたい気持ちで一ぱいでございます。ほとんどの方が聞きたいことを聞いてくださいましたので、ただ一点だけお願いと、それから一点を市場長さんにお聞きしたいのです。  いま三坂さんからのお話では、安いものは買いたがらないというふうなお話もあったおりからで恐縮ですけれども、しかし、いまの物価問題はほんとうに全国的な関心事でございます。そこで、先ほど大澤さんから、いかにすれば物価を、ことに食品の物価を下げることができるか、それを文書で出しますという御回答でございましたが、どうかそのときに安井さんに本、三坂さ……

第55回国会 文教委員会 第4号(1967/04/19、31期、公明党)

○山田(太)委員 これから大臣あるいは局長の方々にお伺いいたしますことは、何ぶんにも一年生議員といたしまして未熟な質問を二、三さしていただきますが、それだけに丁寧に教えていただいたり、あるいは答えてもらったりしていただきたいと思います。  まず最初に、教師の生徒あるいは児童に対しての暴力事件等の場合は非常に問題になっておりますが、きょうはその反対の立場から、生徒あるいは児童の教師に対しての暴力事件が非常に頻発しております。先々月でしたか、ある教師が入院までするという事件があったことは大臣もお聞き及びと思いますけれども、これは読売新聞ですかに、「卒業期の暴力事件が各地で続発している。生徒が先生を……

第55回国会 文教委員会 第13号(1967/06/07、31期、公明党)

○山田(太)委員 時間の関係で簡単に質問させていただきますが、三人の先生方にお伺いしたいことは、いま三木委員からもお話がありましたが、現在の改正法が非常に不足であり、また不満である、それは十分よくわかりますし、私の意見でございます。ただ、その上に心配なことは、この現在の改正法の案がもし実施された場合、いま三木委員が言われたことのほかに、これが実施されたために現状よりももっと悪くなる、そういう点がまだほかにあればこれはたいへんなことですから、その点を教えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。三人の方にお伺いしたいと思いますが、まず唐川先生はどうですか。いまは上限をきめられるという点をお話し……

第55回国会 文教委員会 第14号(1967/06/09、31期、公明党)

○山田(太)委員 このたびの法案についてはもう十数回論じ尽くされてきた感もありますし、したがって非常にこまかい点まで質疑がされております。私といたしましては、そういう観点から、別の立場から角度を変えて大臣並びに局長にお伺いしたい、そういう考えでおります。したがって、質問も非常にすなおな質問です。大臣も局長もひとつすなおに答弁していただきたいことを、冒頭まずお願いしておきます。一言お断わりしておきたいことは、この法案は、一歩前進とはいえども、私どもにとって非常に不満足な点も、基準法等を考えても、あるいはこれまでの附帯決議を守ってないという点からもまた非常に不満な点も多い。一歩前進とはいえども、そ……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/14、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は、公明党を代表いたしまして、このたび議題になっております公立同等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案に反対の意思を表明いたします。  この法案は、教育の目的よりも財政措置を優先して、生徒の定員数を出すという考えに基づいておるように思われます。文部大臣も御承知のように、後期中等教育は、個人にとっても、また国家にとっても非常に重要な問題でございます。あわせて設置基準にもはるかに遠いこのたびの改正案は、教育の基本的目的からしてなお減少させるべきが妥当であると考えられます。また、改正案の教職員定数も、同じ目的から見るときに、授業時間数もほと……

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、公明党)

○山田(太)委員 非常に古い話から鳥の話、それから現実に立ち返ったような、いまの一番先端の問題に返って恐縮でございますが、将来の日本を背負って立つ青少年の教育の問題については、社会全般においても非常に心配されておる問題でございます。その点について、きょうは時間の関係もありますので、直截的にお尋ね申し上げたいと思います。  まず最初に、厚生省の環境衛生局の石丸さんですか、現在世上非常に問題にされております。原宿族とかあるいは青山族とか一般世間にいわれておりますけれども、全国的な気風にいまなっておりますその点について、厚生省関係といたしまして、まず、現在の飲食店法とそれから風俗営業法との区別は私も……

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、公明党)

○山田(太)委員 局長にお伺いいたしますが、先日のいわゆる原宿族の問題ですね。まず第一番に、その後の取り締まり状況といいますか、ああいう人たちのその後の状況を把握していらっしゃるかどうか。私は承知しておりますが、局長はどの程度把握していらっしゃるか。  それから、もう一つついでにお伺いしておきますが、いま施設を設けて、その人たちがそのほうに向くようにしていこうという御答弁が含まれておったと思いますが、それを具体的にどうやっていくか。いつかは爆発する状況に、いま現在なっております。それも御存じでしょうか、あわせて御答弁願いたいと思います。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 文教委員会 第3号(1967/10/11、31期、公明党)

○山田(太)委員 このたびの人事院勧告の件については、先日の委員会においてほとんど概略論じ尽された感もありますが、二、三の点について人事院総裁並びに関係者の方にもう一歩突っ込んだ回答をお願いしたい。  まず最初に、人事院勧告の内容についてでありますが、このたび新たに都市手当の新設を勧告しておられます。それについてはいろいろの論議があるようでありますが、今回勧告した都市手当の性格はどういうものであるか、それをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 物価差なり、当然地域差を含めてのことでございますが、それはまず承認申し上げるといたしまして、その都市手当の内容でございますが、まずその場合に……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 法務委員会 第4号(1967/12/19、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は、公明党を代表して、このたび上程されている裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行なうものであります。  もちろん、裁判官及び検察官の報酬、俸給等の改善されることは好ましいことであり、より以上改善されることこそ望ましいことであることを前もって主張しておきます。反対の理由は、公務員給与改善に関する人事院勧告に準拠したこのたびの法律案については、人事院勧告に対する政府の態度がまず問題にされなければなりません。政府は、前年度よりも一カ月繰り上げることによって、一歩前進したと説明し、宣伝しておりま……

第57回国会 法務委員会 第5号(1967/12/22、31期、公明党)

○山田(太)委員 前もってお断わりいたしておきたいことは、私は、いわゆる法律家ではありませんので、質問が専門的でもありませんし、勇み足もあるとも思いますが、御容赦を願っておきます。法務大臣も、私には非常に答弁しやすいのじゃないか、そのように思っております。ただ、国民の立場に立って、真剣に質疑を行ないたいと思いますので、よろしく願います。  このたび、勇断ともいえるような關谷勝利議員の逮捕許諾請求に踏み切られたことは、新聞等によりますと、非常にうれしいことである。ところが一面では、新聞論調等によりますと、このタクシー汚職事件も、大山鳴動してネズミ一匹で、小ものが犠性になって、逮捕許諾請求のみをク……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 法務委員会 第7号(1968/03/12、31期、公明党)

○山田(太)委員 定員法の細部に入ります前に、きょうは本会議がありますので、時間が非常に短い予定でございます、そこで、大切な問題でございますから、まず裁判所の人事のことについてお伺いいたしたいと思います。  三権分立のもとにおいて、現在立法府と行政府においては汚職事件が多発しておりまして、国民の信頼をやや失いかけてきている、そういう憂いがありますが、その中にあって、司法権の信頼は現在国民の中で絶大なものがあります。その意味においても裁判官の人事の問題はゆるがせにできない大切なことだと存じますので、最初に人事のことについてお伺いしたいと思います。調査官とか裁判官、判事の転任あるいは昇給昇任、すな……

第58回国会 法務委員会 第8号(1968/03/14、31期、公明党)

○山田(太)委員 まず最初に、裁判所にお伺いいたします。先日の委員会で総務局長のほうから御答弁がありましたが、最初に裁判官の人事のことを一点お伺いしておきたいと思います。  先日の御答弁の中で、全くミスがないとは言い切れませんがというお話もあって、大体の御説明は承知いたしましたが、このような場合があります。先日も一言触れておりましたけれども、裁判官の中でたとえば常置委員会あるいは最高の首脳の方の一人からきらわれたりあるいは感情的な問題があったりして、不遇に置かれる一ただ一人のことだけで私が申し上げるわけではないのです。そのようなことが他に例があってもいけないし、また裁判官だけの問題でもないと思……

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/03/19、31期、公明党)

○山田(太)委員 前もってお断わりしておかなければいけないと思いますが、この刑法の一部改正の問題については、もう論じ尽くされた感があるということも聞いております。しかし、私が新たに法務委員とならしていただいてから初めての質問でございますので、重複する点も多々あるやとも思いますし、同時に素朴な質問も多々あるとも思いますので、それをまずお断わり申し上げて、しかし、まじめには質問さしていただきたいと思いますので、どうか回答者の方もまじめに答弁していただきたいということをまずお断わり申し上げまして、本題に移りたいと思います。  わが公明党といたしましては、人命尊重を第一義とするたてまえから、本法案に対……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は、本法案の改正にあたっては、人命尊重の立場から、それを重視して考えていく立場をとっている一人でございます。そこで、先ほど述べていただきました御意見の中で気にかかる点がありますので、その点を瀧川先生、玉井先生、それから古西先生にお答え願いたいと思います。  先ほど古西先生の御意見の中で、罰則を強化すれば事故防止のかえって逆になるのじゃないかと、たとえば故意犯による有罪、ひき逃げ犯罪の事例をあげてお述べになりましたけれども、そのひき逃げ犯罪的な事例をかえって助長するようになるのではないか、これを一例にとってあげられたわけでございますけれども、これはゆゆしい問題だと思います。古……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/03/29、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は公明党を代表して、刑法の一部を改正する本法律案に対し、附帯決議を条件として賛成の意見を述べるものであります。  本法案が、長年月にわたって慎重に審議されてきたことは、本法案の重要性を端的に物語るものであります。  わが党は、人命尊重の立場から、人命軽視の風潮に警鐘を与える一助となり、交通事故に対する人身事故への注意を喚起するとともに幾ぶんなりとも交通事故防止の一環となることを期待しております。しかし、刑罰の強化のみが人命を守れるとの甘い考えは毛頭ありません。したがって、本法案成立後の施行にあたっては、その適用は特に慎重でなくてはならないことは当然であります。  政府は、人……

第58回国会 法務委員会 第17号(1968/04/04、31期、公明党)

○山田(太)委員 このたびの旧執達吏規則に基づく恩給の年額の改定に関する法律の一部を改正する法律案と、非常に長い法律案でございますが、まず執行官汚職のことについてお聞きする前に、この提案理由説明、あるいは法務省提出の法律案参考資料を読みましても、その道の専門的な人でさえこれは不親切な態度であると言うのを聞いておりますが、私自身しろうとでありますから、なおさらわからないわけです。この法律案の内容を具体的に、すなわち増額の実態はどのようなものであるか。あるいは自動的に増額するというふうに見えるのですが、それはどのようなふうに自動的に増額するのであるか。またもう一つは、なぜ一般公務員の恩給の増額につ……

第58回国会 法務委員会 第19号(1968/04/09、31期、公明党)

○山田(太)委員 このたびのこの法案自体にはたいした問題はないとはいいながら、ちょうどこの審議の最中にまたまた執行官の汚職事件が出てきた。しかも、次々と新聞紙上等もにぎわすようになってきたということは、先ほど参考人の方からも、自粛自戒、あるいは連盟会長の責任をとって職を退く等々のお話もありましたが、何といいましても、国民の裁判所、ことに、裁判官に対しての信頼というものは、非常に大きな信頼を抱いております。その中にあって、執行官のこの汚職は、何といっても裁判所の権威をそこなわし、また、国民の失望をも大きく招いてきております、そこで、この当委員会においてもいろいろ審議がなされておるわけでございます……

第58回国会 法務委員会 第25号(1968/04/25、31期、公明党)

○山田(太)委員 この刑事補償法の改正の問題点については、大竹先生あるいは横山先生等諸先輩の方々の質疑にて大半は尽くされたとは思います。しかし、私は私なりに、しろうとらしい質問ではございますが、数点についてお伺いしてみたいと思います。  まず、現行法において無罪の裁判が確定した場合は、国は、被告人であった者には抑留または拘禁の日数に応じて、一日四百円以上千円以下の割合による額の補償をする、とありますが、この補償の額の算定基準ですね、改正には「六百円以上千三百円以下」の割合になるというわけでございますが、その改正の金額を見ても、一般の労務者よりも金額が低いような感じさえ多々あります。この算定基準……

第58回国会 法務委員会 第33号(1968/05/24、31期、公明党)

○山田(太)委員 きょうは、今国会の法務委員会の実質的な審議の終わりになるとも思いますが、限られた時間でありまして、四十分という制限がありますので、私も簡単に質問さしていただきまずから、答弁のほうもどうか要領を得て、簡単にやっていただきたいと思います。  そこで、単刀直入にお伺いしたいのでございますが、最初に養護施設においての殴打事件に関連してお伺いしたいと思います。少し時期は古くなっておりますが、一応御存じとは思いますが、通告してありますので、その事件の内容のあらましなどを申し上げさしてもらいます。「東京・調布の養護施設で、施設をいったん出たはずの十九歳から二十七歳の元収容者たち七、八人が舞……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 法務委員会 第4号(1968/10/31、31期、公明党)

○山田(太)委員 最初に法務大臣にお伺いしたいことは、先ほどの話の中にもたびたび出てまいりました明治恩赦と世間でいわれていることでございますが、法務大臣の御答弁の中に、国民の気持ちも十分考えなければいけないというおことばがあったと思います。これは非常に大切なことではないかと思います。その点について法務大臣はどのような見解で国民の気持ちを考えなければいけないと言われたのか、その見解をまず最初に聞きたいと思います。
【次の発言】 まず、そのような常識的なおことばも当然かと思いますが、またそうでなければならぬと思います。  そこで、世上いわれていることは、この恩赦が選挙違反について適用される、ことに……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は、公明党を代表して、佐藤総理並びに閣係各大臣に若干の質問を行ないたいと思います。何ぶん一時間に限られた時間でございますので、十分には意を尽くしかねると思います。しかし、どうか御答弁はわかりやすく、しかも明快にお願いしたいと思います。  最初に、政治姿勢の問題についてお伺いしたいと思います。共和製糖の事件を発端といたしまして、黒い解散、これはもう世間周知のことでございますが、それ以来、LPG事件、あるいは日通事件、あるいは最近には京阪土地事件、相次いで国民の政治不信はほうはいとして起こってきております。清潔な民主政治を願う国民を裏切っておるともいえるのではないかと思います。……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 法務委員会 第1号(1968/12/17、31期、公明党)

○山田(太)委員 少々声を痛めておりますのでお聞き苦しい点があるかとも存じますが、その点まず御了承願っておきます。  最初に法務大臣にお伺いいたします。  このたびの裁判官及び検察官の報酬並びに俸給の改正についてでございますが、その両者の特殊な職務上からいって、現在の報酬並びに俸給体系が妥当なものであるかどうかということに、私は疑問を持っておる一人でございます。ことに、司法の独立を保障するに足りる給与制度の確立が、重要ではないかと思います。同時に、職務と責任が特殊である立場から、また、現在の多くの公務員の中で、ことに国民の信頼を得、また信頼の厚いのは裁判官であります。別におじょうずを申し上げる……

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○山田(太)委員 まず、冒頭にあたりまして、法務大臣にお伺いいたします。昨日の法務大臣の御答弁によりまして、検察官は準司法的な機関として上司のみだりな介入は加えない。そのような、いかに法務省の行政機関に属する検察官とはいえども、準司法的な機関であるという性格あるいは特殊な責務から、みだりな上司の介入は加えない。そしてそのことについて法務大臣から検事総長に指示を与える、あるいは検察陣に通達なりあるいは訓示を与えるという、きのう答弁がありました。それについて法務大臣は、いつ、どこで、どのような形でそれを行なっていくか、それを一応、まず冒頭において明らかにしておいてもらいたいと思います。

第60回国会 法務委員会 第3号(1968/12/19、31期、公明党)

○山田(太)委員 まず、きょうものどをいためておりますので、なかなか聞き取りにくい点もあるかと思いますが、その点は御了承願っておきます。  そこでまずお伺いいたしたいことは、昨日の法務委員会の引き続きのようではございますが、舌足らずの点もあったやに見受けますし、また、きょうあるいは他日協議なさってからお答えをいただく、そのように申し上げております準起訴手続の改正の件でございます。本旨を間違えられると困りますので、一言お断りしておきますが、あくまでも現在の検察行政が全国民の信頼のもとに運用されていくことが大切である。また民主主義国家を維持していく上においても、国民のためにもそれが非常に重要なこと……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1969/03/19、31期、公明党)

○山田(太)委員 厚生大臣の時間が非常に制約された時間しかありませんので、直接大臣にお尋ねしたいことがありますので、まず要点をしぼって、厚生大臣の御答弁をいただきたいと思います。  そういう観点から、まず一つお伺いをしたいことは、私の地元にも新産都市の水島を控えております。多くの住民の方々が、大気汚染の問題については非常に悩んでもおりますし、また会社側との紛争も多々出てきております。そこで、その具体的なことについて大臣にお伺いをしようという意味でなしに、根本は、厚生大臣として、産業はやはり人間のためにある立場でございますから――こういうことを地方の出先機関から聞いたわけです。たとえば、このたび……

第61回国会 法務委員会 第6号(1969/03/11、31期、公明党)

○山田(太)委員 きょうは大臣の出席もありませず、また裁判所の事務総長あるいは刑事局長の出席もかなわないそうでございますので、また別の機会に質問させていただく点等は残して、簡単ではございますが、二、三だけ質問いたしたいと思います。  そこで、最初に政務次官にお伺いしたい問題が一つあります。この前の国会で、裁判官並びに検察官の特殊の職能にかんがみて、待遇の改善を諸外国等の例をあげて検討もし、それに対しての御答弁もいただいておりますが、その後この点についてはどのように取り運んであるかという点を、もし御存じならば政務次官から、まだ着任が新しいので、政務次官でつまびらかでない場合もおありかとも思います……

第61回国会 法務委員会 第7号(1969/03/14、31期、公明党)

○山田(太)委員 まず、最初に法務大臣にお伺いいたします。私どもといたしましては、このたびの学生紛争にあたりましては、学内の自治、これはもちろん尊重しなければいけない。ただしこのたびのような暴力事件に対しては、これはあくまでも排除しなければいけないものであるという、そういう見解はとっております。しかし、その次に起きております学生紛争についての、ことに安田講堂事件についての学生の大量起訴であります。この大量起訴について、法務大臣としてどのようなお考えであるか。当然、学生の将来もあることだし、あるいは親やきょうだいもあることだし、非常に大きな影響を与える問題でございますので、法務大臣がこの問題につ……

第61回国会 法務委員会 第8号(1969/03/18、31期、公明党)

○山田(太)委員 先ほどの中谷議員並びに関連で松本議員からの質疑がありました、この明治百年の特別恩赦の問題でございます。これは、私といたしましても、考えようによってはゆゆしき問題である。したがって、現在までにこの特別恩赦を許可したその内容と、それから件数、これはもう当然おわかりになっていることと思いますから、これについてまず冒頭にあたって御答弁を願いたい。
【次の発言】 この処理した千件のうちの七割が公職選挙法違反。その公職選挙法違反をもう少し内容を区別して、たとえば買収あるいは供応等と形式犯と分けてみたら、どのくらいの数になりますか。

第61回国会 法務委員会 第11号(1969/04/04、31期、公明党)

○山田(太)委員 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案については、もうすでに多くの諸先輩から質疑もなされておりますので、できるだけ重複を避けたいと思いますが、多少の重複はかんべんしていただくといたしまして、まず最初に――少々声を痛めていますのでお聞き取りにくいと思いますが、その点御了承願っておきます。  そこで、素朴な立場から、最初に実務的なことからお伺いしていきたいと思います。実はジュリストの三月十五日号ですが、「証人の呼出状」ということで興味を引く記事が載っております。質疑の本題に入るにあたって、この点を問題の設定要件として、もう読んでいらっしゃると思いますけれども、一応読ましてもらい……

第61回国会 法務委員会 第14号(1969/04/18、31期、公明党)

○山田(太)委員 まず、最初にお断わりしておきますが、この岡山大学は私の地元の大学であります。したがって、新たに入学した新入生あるいは父兄の方々から、早く岡山大学を正常にしてもらいたいという要望が、数限りなく私のもとにも届いております。そのときにあたりまして、このたびの有本君の死亡事件は、警官である前に人間であるという立場から、人間の生命の尊厳を尊重する立場からいいましても、非常に悲しいできごとであり、なき有本君に哀悼の意を表するにやぶさかではありません。  そこで、先ほどからの公安委員長の答弁は聞いておりますが、大学の正常化について、いま公務員の告発義務等々から関連し、あるいは次官通達等に関……

第61回国会 法務委員会 第15号(1969/04/22、31期、公明党)

○山田(太)委員 きょうこれから質問申し上げたいことは、保護観察の件を中心にして、短時間ではありますが、いま、青少年の保護と人間的な成長をはかっていく育成の問題については、社会の非常に大きな問題でございます。そこで、一応最近ありました未成年の刑事事件について、それを中心としながら、短時間、保護観察のあるべき状況、あるいは世上取りざたされておる少年法の改正云々の問題もかね合わせて、少々質問を設定してみたいと思います。  そこで、いま有名になっておるのは連続ピストル射殺事件の未成年の犯罪でございますが、保護観察中においてどのような状況下にこれがあったか、あるいはもう一つは、保護観察中に犯された刑事……

第61回国会 法務委員会 第19号(1969/06/06、31期、公明党)

○山田(太)委員 きょうは村八分とスモン病ということについて、実は他の委員会で質問する予定でございましたが、病気あるいはその家族の方々からたいへんな申し入れがあります。どういうことかと申しますと、まずこの病気が非常に悲惨な病気であるということは、法務大臣も人権擁護局長も御存じのことと思いますが、ある日突然腹痛それから下痢を伴って、それが終わると同時に足の先からしびれてきて、腹部の上までしびれてきます。そうして失明に至る人も多いわけでございますが、死亡率は五%ばかりだとは思いますが、生けるしかばねになった人が非常に多いわけでございます。そうしてその家族あるいはその発生地域の人々のところへは、他の……

第61回国会 法務委員会 第21号(1969/06/13、31期、公明党)

○山田(太)委員 先ほど欠陥車の問題で中谷議員からの質問もありました。この問題については、六月の四日でございましたか、公明党の同僚松本議員の質問に端を発しまして世論の大きな問題となったわけでございますが、人命尊重の立場から、また交通事故多発のおりから、非常に重要な問題だと存じます。そこで、きょう当法務委員会においては中谷議員の質問もありましたので、できるだけ重複を避けて、短時間でございますので、羅列的に疑問点をお伺いしておきたいと思います。  なお、聞き漏らした点があるやもしれませんので、その点もし重複した場合も容赦願うといたしまして、まず私自身車の専門家ではございませんが、専門家である東京農……

第61回国会 法務委員会 第26号(1969/07/04、31期、公明党)

○山田(太)委員 私は、きょうは人権擁護局のあり方について、具体的な事実等からもまずお伺いしてみたいと思っております。同時に、厚生省当局の処置あるいは考え方も、あわせてお聞かせ願いたいと思っております。  そこで、先日の中央学院の事件に引き続いて、鹿児島県においてオレンジ学園の――重度心身障害児童の収容施設でございますが、このオレンジ学園についての事件も、当然人権擁護局においても一応の調査はされておることと思います。ことに人権擁護局にあっては、鹿児島県の法務局に一応の申し立てがあったということも聞いております。そのときに、その法務局はそれを受理したのかどうか。私の聞く範囲では、それは受理しなか……

第61回国会 法務委員会 第30号(1969/09/09、31期、公明党)

○山田(太)委員 質問を始めます前に、きょう同僚委員からの要望もありましたが、法務大臣の委員会への出席は当然のことでありまして、ことに憲法にもうたってあるとおりでございます。きょうも十二時までは法務大臣がおるというので、急用を済ませて十二時二十分前にこの部屋に入ってみたところが、もう法務大臣はいなかった。大臣のこのような状況はもってのほかのことであると思いますし、どうか委員長からもきつく要望しておいていただきたい。その点をまず要望しておきます。  さて、本題に移りますが、この前の法務委員会において、前々回でございましたか、保留しておきました問題もありますし、御承知のスモンの問題について、まず人……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/01、31期、公明党)

○山田(太)委員 法務省並びに最高裁当局にお伺いいたします。同僚の議員からも質問があったことではありますが、わが党といたしましても、この種の法案は慎重に審議すべきであることは、これは言うまでもないことです。しかし、今回の特殊の事柄を例としないということにおいて二点質問をいたします。  当然、人事院勧告は完全実施すべきである、それに対しての法務大臣の先ほどの御答弁の中に、来年は完全実施を目ざして努力する、そういうお話がありました。これに対して、当然のことではありますが、大臣としていかに努力するか、できれば具体的な点を一つ、二つあげていただければけっこうだと思います。  もう一点は、前回の場合も、……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○山田(太)分科員 きょうは、御通告申し上げておりますように、拘置所並びに刑務所の移転問題についてお伺いしたいと思っております。  そこで、この移転問題に際して、建築交換方式についての疑念と、そして現在問題になっております小菅刑務所の移転についての株式会社新都市開発センター、この会社についての問題点と、同時に建築交換方式に際しての青梅の友田地区と巣鴨プリズンの土地の評価に対する疑惑、この三点を主としてお伺いいたしていきたいと思います。  刑務所あるいは拘置所の移転に際しましては、地元の住民の皆さんからの問題がとかく――とかくというよりも、非常に多い実情でありますけれども、法務大臣は建築交換方式……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○山田(太)分科員 きょうは私が最後でございますそうで、できるだけ短時間に終わりたいつもりではおります。  まず最初に、文部大臣にお伺いいたしたいと思いますが、私立大学への助成金の問題でございます。先ほど同僚の有島委員からも質問を申し上げたわけでございますが、もう一歩立ち入って質問申し上げたいことがございます。  近年の大学教育への父兄の意欲は非常に旺盛なものがありまして、将来は、御承知のように、同年齢層の二〇%は大学教育を受けるようになるだろうとさえいわれております。また、いまの実情はどうかと思いますと、その大学の七〇%は私立大学であるということも御承知のとおりでございます。  そこで、この……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、公明党)

○山田(太)分科員 最初にまず運輸大臣にお伺いしたいのでありますが、本州・四国の連絡橋の問題です。このことについてはもう世間注視のことであるし、また同時に、瀬戸内海沿岸の工場、あるいは住民にとっても、ことに四国の開発にとってはどうしても早急に着工しなければならぬ問題です。そこで、これはもう言うまでもないことですが、大臣は、小さい声で言いますが、私的な立場では鳴戸大橋推進の立場、ここでは公的な立場として公平な立場でひとつお伺いしたいわけですが、先日坪川建設大臣は、大体五月、六月、七月と段階を追って七月決定の線にしたいというお話がありました。ところが国民は、なぜこんなにおくれたんだろうかという非常……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○山田(太)分科員 きょうは、かねがね考えておったことや、あるいはかねて聞いておったことどもを含めてお聞きしたいと思います。大臣の誠実な人柄は非常に評判がいいんです。持ち上げるようで恐縮ですが、しかし、事実そのとおりですから、そこで、できるものはできる、それからできないものはなぜできないか、できるものは、ではどのようにやって、いつごろできるかというふうに、明快な御答弁がいただければ時間も簡単に済むということでございます。  そこで、その前にひとつ、先ほどもお話が出ておりましたが、バイパスの問題です。自動車の急増による国道の渋滞によって、前置詞を抜いて端的にお伺いいたしますが、全国においての国道……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、公明党)

○山田(太)分科員 きょうの分科会におけるしんがりを私が承るわけでございますが、ことにほかの分科会ももう終了しております。したがって、できるだけ短時間に、しかも簡潔な質問を申し上げますから、簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  そこで、ことば足らずの点もあるかとも思いますが、その点はまず御容赦を願っておきまして、先日の予算委員会において同僚の中野委員の質問に答えて、自主流通米が農家の生活を脅やかさない、食管を堅持するという立場で進んでいく上において、その自主流通米は消費者米価をも上げることにはならない、そういう点において少々納得できない面もありますが、しかし、きょうはその点はさておいて、一応……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○山田(太)分科員 私は、昨日同僚議員から大型合併についての質疑を申し上げておりますが、数点について納得いきかねる点もありますので、まず、富士製鉄・八幡製鉄の合併問題について数点お伺いしたいと思います。ちょうど山田公正取引委員長が委員会があるとかで出席できないのは非常に残念でございますが、しかし、通産大臣がいらっしゃいますし、同時に局長のかわっての答弁をお願いしておきます。  そこで、まず通産大臣に産業政策の立場から、このたび取りさたされております両製鉄所の合併について、近代経済学者といわれる方々や、あるいは昨日の新聞の報道によりますと「公取委結論の全容」ということで報道されております。その新……



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データ更新日:2023/02/05

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