井上泉 衆議院議員
31期国会発言一覧

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井上泉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井上泉衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

井上泉[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第23号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○井上泉君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案につき、反対の討論をいたすものでございます。  民主政治の基盤といわれる地方自治に関するすべての法律案は、わが国の民主政治を発展させていく上においてきわめて重要な役割りを持っておることは、万人周知のところでございます。しかるに、この二法案とも地方自治の発展とはほど遠いものであることをまことに遺憾千万に思うものです。(拍手)  まず、昭和四十二年度の地方財政につきまして、政府はきわめて楽観的な見通しを持っておられます。はたして、地方財政は健全……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第39号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○井上泉君 私は、日本社会党を代表して、いま報告説明されました、いわゆる観光白書について、佐藤総理並びに関係大臣に質問をいたすものであります。  それに先立ちまして、このたびの十勝沖地震により大きな被害を受けた北海道、東北地方の被災地区の皆さま方の復興への必死の努力に対し、あたたかい政治、すみやかな行政の手が十分に差し伸ばされ、落ちついた生活環境が一日も早く実現され、そうして気分一新のための観光への意欲が燃え出ることを切に期待するものであります。(拍手)  さて第一に、佐藤総理は、いままでに数回の国会におきまして、わが党議員の質問に対して、どういう答弁をなされてきたのかということを御記憶なさっ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○井上泉君 私は、ただいま提案をされました石井議長不信任案に対し、全面的に賛成するものでありますけれども、事は、日本のいわゆる国権の最高機関といわれまする国会の議長の身分に関することでありますので、提案者の中嶋議員に対し、いま少しく提案の内容について御説明をいただきたいと思います。  そのまず第一点は、確かに中嶋議員は、さきに健保の特例法案が出されたときの国対の副委員長であったと記憶をするわけでございます。そしてわれわれは、初めて経験をした牛歩戦術というものを用いた、その思い出のあるときの国対の副委員長であり、その当時の議長がやはり石井議長であったことであります。私は、そのときからすでに、この……

井上泉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

井上泉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 運輸委員会 第26号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 七月九日の豪雨によって国鉄の被害があちこちであったことは副総裁も御承知と思いますが、特に新聞紙上で報道はされてないけれども、土讃線の約五十キロにわたる区間がずたずたになって、それが約九日の間、大杉という地点と小歩危の間約四十五キロの地点が全然運行がされなかったということは御承知されておると思うのですが、一体この土讃線は雨が降るとすぐ夜間は運行中止、そうして少し大きい雨が降るとすぐ一日二日はとまる、こういう状態がいつまでも繰り返されておるのですが、これについては国鉄としてはどうお考えになって、どう対処されておるのか、その点承っておきたいと思います。

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 どなたが出席しておるのか…。
【次の発言】 それでは私は、交通安全対策の問題について、いろいろ対策要綱も出されておるわけですけれども、その柱になるところは、やはり人命を尊重するということでなくてはならないし、事故を起こすのも人であり、そしてまた事故によって損傷されるものもこれは人であるわけですから、やはりこの人との関係というのが、交通安全対策の上において最も重要なかなめでなくてはならないかと思うのです。そういう点について、この交通安全対策特別委員会でいろいろ資料をいただいたわけですけれども、ほんとうにこれらの政府のやっておることが後手後手と、こう言っても差しつかえないんじゃな……

第55回国会 地方行政委員会 第6号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自治大臣に二つだけ。  一つは、税が非常に減税になっておるという話ですけれども、地方税は減税ではなしに、国民所得の伸びから考えても大幅な増税になっておるという数字が出ておるのですが、これについての大臣の所見と、さらにもう一点は、いま大石さんの質問の中に出ておりました事業税。私は、所得税のかからないものに事業税を云々ということについてはたいへん賛成をしておるのですが、その質問の中で、一次産業の農業、漁業に対する課税のことを云々され、一次産業の農業、漁業について、課税のことを何か考えざるを得ないような情勢にあるというような説明を大臣はなされたのですが、そういうふうなお考えを持って……

第55回国会 地方行政委員会 第8号(1967/05/11、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 藤枝自治大臣のあいさつの内容を見ると、自治大臣は、地方自治体の振興ということについてはやはり所管大臣として文書の上では熱意を示した表現にはなっておるわけですけれども、提案されております個々の議案につきましてはむしろ自治行政が後退をし、中央集権の方向で、特に府県の場合にはその方向が顕著に出ておるわけです。こういうような点から、いま自民党で問題になっております知事の四選禁止の問題ですが、これは議員立法で提案をするとかどうとかうわさされております。自治法でいう公選禁止ということになれば、やはり市町村長も含まれねばならないわけですけれども、市町村長の四選禁止の問題はさておきまして、所……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 電気ガス税の問題で大臣が来られておりますので、私、太田さんの質問の内容と大体一緒ですから、重複することは避けて、きわめてローカルな問題ですけれども、やはり国の基幹産業である製紙産業に対しては電気ガス税を、五%にしておる。ところが、地方の重要な、最も地場産業である手すきとかいう零細な企業の製紙業に対しては適用がない。ところが片一方は、大きな紙会社には電気料が安くなっておる。それで、そういうふうなところは大口の電気料ですから、きわめて低廉である。ところが、小口の電力を使っておる零細な地場の重要な産業に対しては普通の、そういう大資本が使っておる電気料よりも高くて、しかも減免の措置が……

第55回国会 地方行政委員会 第15号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いろいろと御質問を申し上げたいと思うのですが、私は、自民党の先生方のように、ほとんど審議に参加しなくとも、採決のときにはすぐ賛成の気持ちが出るほど、よく勉強してないので、その辺ひとつ御理解の上、御親切に御答弁をお願いしたいと思います。  今度の地方財政計画に関する自治大臣の説明でも、あるいは交付税に関する地方財政の特別措置に関する法律案、あるいは地方交付税法の改正に関する法律案を見ましても、どれも自治体としては、この説明をそのまま承りますと、非常に明るい感じを受けるわけですが、事実このたびの地方交付税法の改正によって、地方自治団体が明るい財政展望が得られるのかどうか、その辺に……

第55回国会 地方行政委員会 第17号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して。後進地域の対策の中で、産業経済費の林野行政費が昨年二千六百八十円、これが一千二百九円になっておりますが、耕地面積の多いところが後進地域ではなしに、山林面積の多いところが圧倒的に後進地域になっておるわけです。そういうことからすれば、財政局長さんの説明の精神とは、測定単位の建て方がたいへん矛盾しておるように思うのですが、これは一体どういうことですか。
【次の発言】 技術的にそうなると言われてもわからないわけですが、ひとつ具体的に、林野行政費の中で林野の面積、これだけ減った、その減が何によって補われておるのか、具体的に説明していただいたら非常にわかると思うのですが、ひとつ……

第55回国会 地方行政委員会 第18号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 折小野さんの質問に対して、財政局長のほうで、後進地対策として百十七億計上されておる、こういう説明でありましたが、これも、私いただきました資料を調べておりますと、なるほどその百十七億が後進市町村対策費として、交付団体を含めて百十七億、こう出ておるのですが、これについては、県分については全然ないのですか。
【次の発言】 県分でない市町村の分で小中学校の単位費用の補正、こういうことですけれども、この場合に市町村の小学校費、教育費なんかでは、単位費用のこれだけの補正で後進地域の対策というものが考えられるのかと思っつたのですが、どうしても合点がいかないのです。なるほど児童数については千……

第55回国会 地方行政委員会 第22号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自治大臣がおいででありますので、自治大臣は共済組合法の第一条をどういうふうに理解しておられるのか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん第一条ではそういうことがうたわれておるわけですが、第一条の第二項に「国及び地方公共団体は、前項の共済組合の健全な運営と発達が図られるように、必要な配慮を加える」とあるが、このことをどう理解しておるのか伺いたい。
【次の発言】 それを指しておるのでありまするから、そうすると、この法律の中で国は地方公務員共済組合法の運用にあたってどのような配慮をされて、援助をされておるのか伺いたい。

第55回国会 地方行政委員会 第26号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣は山陽電鉄の爆破事件は御承知をしておると思いますが、それについて現行の火薬類取締法、これをどう考えておられるのか、この点について国家公安委員長としての立場から、火薬類取締法についての御見解を承りたい。
【次の発言】 火薬類取締法における警察官の立ち入りの場合にいたしましても、非常に限定された面が多いわけです。それで私はやはり戦前の法律では取り締まりの機関が国と知事、警察署長であった。この三つがその取り締まりの機関であったわけですが、それを法改正で立ち入り検査が認められたということだけで、火薬類取締法によって十分なことがいたされるとは私はどうしても思わない。大臣がいま申され……

第55回国会 地方行政委員会 第29号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 甲斐さんと大井さんとお二人にお伺いしたいと思いますが、今日の悪い道路事情の中で運転をされておられる方の御苦労というものはたいへんなものだと思います。そういう中でいろいろ交通違反に問われて罰金とかあるいはまた停止処分を受けられる方、これはずいぶん多いわけですが、こういう場合に雇用主がどういうふうな処置をしておるのか、つまり罰金は会社が払ってくれておるのか、あるいはその運転停止中にはしかるべき給与条件が付加されておるのかどうか、そういう点をそれぞれの二つの組合の代表者の方でございますから、それぞれの組合でそういう交通違反を犯した運転手に対する労働条件というか、そういうふうな契約の……

第55回国会 地方行政委員会 第30号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 およそいろいろな法律がつくられるわけですけれども、何か法律がつくられるたびに、そのもとになる法律ができた当初からは後退をして、人民の権利が奪われたり、あるいは負担が重なったり重くなったりするようなことで、ほんとうに民主政治というものがだんだんに狭められていくような感じがするわけですが、特に今度の道路交通法の一部を改正する法律案については、これはなるほど道路交通の安全を期するためにというこの意図によって改正をされたとは言いながらも、非常に問題点が多いわけです。第一に、警察官に非常な権限が委譲されるということ。昔、子供が悪いことをすれば駐在へ言うていくとか、あるいは巡査に言うよと……

第55回国会 地方行政委員会 第33号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへんおそくなって、聞く人に恐縮ですが、地方公務員を国家公務員の災害補償法と同じような形で法的に制定されるのですが、やはりこういう場合には、国家公務員の災害補償法による適用関係がどういう状態になっておるかというようなことは、委員会の討議の参考資料として事前に配付していただくとかいうことになっておりますれば、その点だけでも質問を省くことができるわけなのですけれども、これから委員会の質疑の際には、できるだけそういう関係をしたものの資料は整えて出していただくように、委員長のほうでお取り計らいいただきたいと思います。  そういう点でひとつ、国家公務員災害補償法による国家公務員の災害……

第55回国会 地方行政委員会 第34号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 火薬というものはどこの店でも売っているものではないし、火薬の行く先が製造元から末端の消費者まで――私は火薬の行き先ほど書類上は明らかになっている品物はないと思います。そういう点からも、これは取り締まろうと思えば取り締まりの範囲というものが非常に狭まってくるから、その点は逆に容易ではないかと思うわけです。今度の事件なんかになりますと、導火線が発見されたというようなことから、比較的取り調べがたやすいと思うのですけれども、いま二万四千調査された時点で、端末で火薬を使用しておる場所というものは何件くらいあったのか、その辺お調べになったですか。

第55回国会 地方行政委員会 第35号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法律は、端的に言いまして、政治的なものを持った性格が強いのか、あるいは単に地方の行政事務を合理化するためという点においてつくられたものか、この点ひとつ長野さんのほうから御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そういう行政的な必要から出たということになりますと、あえてこういうふうな台帳法を提案する必要はないと私は思います。というのは、あなた自身も参議院の鈴木さんの質問に対して、現在住民票がつくられておる、この台帳法に示されておるような内容のものがつくられておるというならば、それをそのまま移行してもよい、そういうふうなものが全国の市町村団体の中で二千五百十六町村あり、それは……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/08/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 第五十五国会でたくさんの法案が審議をされ、可決をされたのですけれども、その中で、この交通安全に関する二つの法律が一番国民に喜ばれた。それにもかかわらず、案外委員の方の出席が少ないのを残念に思います。  それで委員会で、大型貨物車の運送管理についてはずいぶんいろいろ質問もされたのですけれども、そのときには、なかなか運輸省のほうでも、早急な措置をするようなお答えがなかったわけですが、この間道路運送車両の保安基準の一部を改正する省令が発表されたのですが、あの省令を出すときには、これは運輸大臣が委員会で発言されたと思うのですけれども、宮崎政府委員のほうでも、こういう速度表示をつけると……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 ごく簡単に三つくらい質問したいと思います。  秋の交通安全運動もそうたいした成果があがらなかったことは、これは当局もお認めになっておるようですが、このあがらなかった原因が何にあるのか、こういうことを究明されておるとするならば、その成果のあがらなかった面、あるいはあがった面、それをどう評価されておるのか、これを総理府の宮崎室長のほうから取りまとめてその見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 まことにこれは残念なことで、交通災害を受けられた方々はたいへん気の毒な状態ですが、これは鈴木局長さん、もしもあなたが市内を通っておられて違反の駐車を見つけた場合には、あなたは車で行っ……

第56回国会 地方行政委員会 第4号(1967/10/24、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 人事院総裁の午前中の答弁、まことに気骨のあるりっぱな御答弁で、感心をして聞いておったわけですが、人事院として勧告についてはこれはもう絶対自信があるのかどうか、これは五月実施はどうしても認めてもらわないと、公務員の立場に立って、公務員の身分を守っていく上において、人事院としてはこれくらいの勧告は実施してもらわねばならない、こういう強い決意を持っておるのかどうか、これをもう一度承っておきたいと思います。
【次の発言】 その場合に、五月一日実施ということについて強い決意を持って人事院としては勧告された。それを政府が八月からやろうと閣議決定された。それに対して、公務員としてはこれでは……

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへん委員会として審議の時間のないところを恐縮ですけれども、一、二お尋ねしたいと思います。  今年度の普通交付税の交付の中で、後進市町村の財源を充実するため、小学校、中学校費のうちの学校数の測定単位に対して大幅な引き上げをやり、さらには僻遠地補正の算入額の増額をはかったということ、このことは後進地域における――聞いておるですか、審議官。私はいまどう言ったですか。
【次の発言】 それは質問が始まったところですけれども、また二度も繰り返さなければいけないから、よく聞いておってください。  それでは、交付税の額が非常に引き上げられたということは御存じですか。


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 北川医務局次長にお伺いしますが、このむち打ち症の問題について、いま大久保委員の質問にいろいろ答弁されておったのですが、あなたはこのむち打ち症の対策というものが、学問的な名前がどうあろうとも、いろいろな状態が総括されてむち打ち症といわれておるのですから、このむち打ち症対策を、今日緊急になさねばならないとお考えになっておるのかどうか、そのことをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 政府はそういうふうな答弁をなさるのでありますけれども、このむち打ち症の問題が国会、政治の場で問題になったのは、昨年京都の府議会がむち打ち症対策に関する意見書を議決をして、厚生省あるいは労働省等にその……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して、ごく簡単に二、三の問題をお尋ねしたいと思います。  これは交通安全の対策としては、いま河野さんから御指摘をされましたような構造上の改革の問題とか道路の問題、人の問題等があるわけですが、この構造上の問題については一番立ちおくれておると思うのです。そこで、自動車の交通安全を推進さしていくためには、自動車の構造上、手をつけなければならぬところがたくさんあるというふうに運輸省なり通産省なりはお考えになっておるのであろうかどうか、その点を承りたいと思います。
【次の発言】 調査が十分でないと、ものごとができないことは、これははっきりしておるわけですけれども、調査調査で何にもし……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 運輸委員会 第11号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 時間が非常に少ないので、質問もできるだけ簡潔にお尋ねをするわけですから、答弁者もごまかさない答弁で簡潔にお願いしたいと思います。  それから、委員も、質問者の耳へ入らない程度にささやきをしていただくように委員長から注意をしていただきたいと思います。何か質問するのにうしろでがやがや言われると質問しにくいので、そのことを委員長ひとつ注意しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 注意しておいてください。
【次の発言】 それでは、まず鉄道弘済会の問題についてお尋ねいたしますが、手元にいただいた昭和四十一年度の決算書では、商品の売り上げ高が八百五十四億、商品収入が百九十一億、つ……

第58回国会 運輸委員会 第16号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 「満載喫水線に関する国際条約を受諾するとともに」というこの法案の改正の要綱ですが、これはやはりこういうふうな満載喫水線に関する国際条約が定められて、それをわが国が受諾することによって、この法律を関連をして改正をするというものであるのか、そして、この国際条約の総括的な内容をひとつ簡単に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 船舶の安全性を確保するということは、これはもうたいへん大切なことで、言うまでもないわけですが、過日、ニュージーランドの巡航船、あれは約八千何百トンというふうに新聞には載っておったですが、あの船が沈没して、たくさんの犠牲者が出たということが報道されてお……

第58回国会 運輸委員会 第18号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 港湾整備緊急措置法に関係をして、幾つか質問いたしたいと思います。  大体この港湾整備緊急措置法ができたのは、港湾整備事業に計画性を持たすということがねらいでできた。法案の成立の過程がそうなっておりますが、それができてから一回も年次が達成されないうちに、次々に改正をしていくわけです。これは改正をしていかねばならないような経済情勢が生まれてきたといえばそれまでですけれども、大体この整備計画そのものと日本の経済の見通し等についての非常な食い違いというか何かがありはしないか、そういう点を感ずるわけです。今度の計画を立案するに当たっても、この法律によってはやはり経済企画庁長官と協議しな……

第58回国会 運輸委員会 第23号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 このたび提案されました観光施設財団抵当法案というのは、観光基本法に基づいて観光に関する国としての施策を充実させるための一環だと思うわけですが、こういう法案をつくるということ、観光基本法というものに基づいて、こういうふうな法案によって観光政策が整備されていくこと、それ自体としてはけっこうでありますけれども、単に法律をつくるということだけで観光政策、観光行政というものが強化されるということにはならないと思うし、やはり法律をつくった場合には、その法律の裏づけになるものがなくてはならないと思うわけですが、この財団抵当法をつくることによって金融関係との話し合いというものはどの程度なされ……

第58回国会 運輸委員会 第27号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず文部省にお尋ねしますが、最近文部省の方針といいますか、小中学校の統合が盛んに行なわれておるのであります。その小中学校の統合の行なわれておる地域というのは、ほとんど山村僻地の小学校、中学校であるわけです。そこのところの小中学生はほとんどバスを利用しておるわけですが、その山間を走っておるバスについては、それはほとんど赤字路線であるというようなことで、全国的に赤字路線廃止の問題が持ち上がっておるわけです。こういうふうな事態に対して文部省はどういう見解をとっておられるのか、その点をまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 文部省としても、赤字路線だからといってバス廃止にならな……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それでは、防衛庁の人事局長がたいへん時間をお急ぎのようですから、人事局長にお尋ねしたいと思うのです。  アメリカの婦人が海上自衛隊の隊列に突っ込んで死傷者をたくさん出したという事故について、自衛隊としては死者二人に二千八百万円の請求の訴えを起こしておるわけですが、私はこれは自衛隊としては非常に当然のことであるし、なさねばならない任務だと思うわけですが、この二千八百万円を死者一人にならしますと千四百万円ですが、決して不当だと思わないし、むしろ人間の命に比較すれば非常に低額だと思うわけですが、この二千八百万円のいわば数的な基礎になるものがどういう点にあるのか、その点の御説明をお願……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、いろいろと質問したい事項がたくさんあったわけですけれども、板川先輩が質問された事項もありますし、あまり時間をとると委員長はじめ聞き役の方に御苦労をかけますので、もう簡単に一、二質問をして次回に譲りたいと思います。  運転免許のことで、私、昨日視察して帰ってきて夕刊を見て非常にりつ然としたわけですが、大型の運転者が十九歳というのですが、これは経験年数幾らであって、こういうふうな十九歳で免許をいつ取ったか、それをお調べになっているでしょうか。
【次の発言】 自動車のいまあれでは大型免許は二十歳以上、こういうことになっておるのですが、そういうふうな場合に、この法律をつくったと……

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 二つの問題を農林大臣にお尋ねいたしたいと思います。  過般の災害によって生じた高知県とか徳島とかいうところの台湾坊主による被害、特にハウス園芸、これは今日は俗に施設園芸と称しておるわけで、この点は農林大臣も高知県の知事をされておったので、高知県とかあるいは徳島県の地理状況はよく御存じだと思うのですが、その施設に要する経費というものは相当ばく大なものが要るわけです。そういうものに対する補償というものは、農業災害補償法の中で適用するなり、あるいは農協の事業の共済の事業内容の中へ繰り入れるなり、何かの法的な方法を改正し、そういう救済の措置を講ずる必要がありはしないかと思うのですが、……

第58回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、これは非常に簡単に質問申し上げますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思いますが、この施設園芸に対する共済というものは関係農民が非常に要望しておるわけです。いま水野さんも指摘されたのですが、何か農林省の施策というものは農民のあとを追っかけておる、安心をして農民が作業のできるような条件をつくってやる、こういうふうな気持ちというものが非常に少ないのじゃないかということを指摘をせざるを得ないわけです。今日このビニールハウス園芸がこんなに成長したということは、社会的な必要、そしてまた農民の農業としての防衛的な考え方、この二つが作用してこれほど成長しておるのですから、こういう成長に……

第58回国会 農林水産委員会 第15号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、もうおそくなりましたので、それにまた飛び入りの委員でございますので、きわめて簡単に幾つかの点を質問いたしたいと思います。  魚価安定基金の解散に関する法律案がたまたま出て、きょう審議をされておるわけですが、この法案ができた当初において、私、高知県ですが、高知県ではそうだぶしの原料のメジカをぜひこの中に入れてもらいたいというような運動を県会でも議決をして、漁民はこれを非常に渇望しておったわけですが、その渇望しておった魚価安定基金が、そういうメジカ類も入らないうちにもう廃止になってくるということ、これを水産庁としては――いま伊賀君の質問の中でも、行政監理委員会からの提言とい……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 運輸委員会 第2号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この委員会が始まるのもたいへんおくれたわけですが、おくれた理由の一つとして、大臣は赤字路線廃止の問題についての陳情者の応対のためにおくれた、こういうお話でありました。ほんとうにこの赤字路線の廃止を発表いたしまして以来というものは、関係の地方団体をはじめとして、住民が非常な不安の中にこの問題の行き方を凝視をしておるということが言えるわけです。  そこで、時間がないので私は簡単にお尋ねいたしたいと思いますが、大体この諮問委員会がこういう意見書を出されたというその裏には、一つは国鉄のいわゆる五万人の合理化の問題、一つは国鉄の運賃の値上げの問題、一つは市町村に交付する国鉄の納付金の問……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 水野議員の質問と大体同じことですが、先般の農林水産の委員会でも、規格外米の規格を設定して、米の政府買い入れについて食糧庁長官のほうから今月中に結論を出して処置をしたい、こういう御答弁をいただいておるので、あえて大臣に質問を申し上げることもないかと思いましたけれども、あまりにも事態が重大であって――昨年ごろまでは、早期供出、早場米地帯ということで、高知県なんか食糧政策上早場米の供出についてずいぶん任務を果たしてきたわけですが、それがことし突然早場米はだめだ、おそ出しをしろ、早出しはだめだ、おそ出しをしろ、こういうような事情の、食糧政策の急変によって戸惑うておるやさきに、相次ぐ台……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへんおそくなって恐縮ですが、簡単に質問を終わりたいと思いますので、答弁も簡明にお願いしたいと思います。  私は、大気汚染とは逆に、海上汚染の問題についてお尋ねしたいと思います。最近、石油の需要が急激に膨張すると同時に、海上交通もふくそうして、海上における汚染度というものはたいへんひどくなったわけですが、昨年海水汚濁防止法が制定されたのですが、海水汚濁の実態はどういう状態になっておるのか、この点について、まず運輸省のほうから御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 それで、海水の汚濁によって、魚類の繁殖が非常に阻害をされておると思いますが、これの影響について、水産庁はど……

第59回国会 農林水産委員会 第3号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま食糧庁長官が、災害等の場合に例外的に買い上げの方途を検討したいというような話をされておったのですが、大体規格外の米、特に胴割れ米の本年度の発生は自然現象であって、これはどうにもならない現象である、たとえば高知県の食糧事務所の事務所長は、そういう報告をなされておるのです。それで早場米の政府売り渡しの時期というのは、ちょうどいまが最盛期になるわけです。八月の終わりから九月、十月の初旬が最盛期になるわけですが、そういう場合に検討検討というて時間をとるとたいへん農民としては不安を覚える。検査を受けて、そこで等外で規格外として買い上げの対象にならない。ならない場合にはすぐそこでやみ……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 新大臣は、前の大臣のように大言壮語型でない、何か実際に仕事をされるような感じを受けて、非常に期待をしておるわけです。  そこで、前の大臣が大言壮語型といたしましても、やはり前大臣が言ってこられたことについては、新大臣としても責任をもって政治責任というものは受け継がれる御意思があるのかどうか、その点をまず承りたい。
【次の発言】 それでは、前大臣が当委員会等で答弁された内容、いわゆる言行録をひとつしさいに検討していただいて、今後、前大臣の発言をどういうふうに政治の場で生かすか、お示しを願いたいと思いますが、前大臣が言われた中での一、二の問題について、これはきわめて関心の深い問題……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に、日本鉄道建設公団の用地買収にからむ不正事件について、運輸省の当局からその内容についての報告を求めたいと思います。
【次の発言】 これは何ですか。この不正事件の報告というものについては、まだその調査、取り調べが始まったばかりだから詳しい内容はわからぬ、書類はわからぬ、ごう言っておるのですが、この場合には、職員の身分は、まだそのまま公団の職員として置いてあるんですか。公団の職員として、休職にも何にもしてないんですか。
【次の発言】 それではこの用地第一課というのは、課員が何人おるんですか。
【次の発言】 それで用地第一課と用地第二課とは、仕事の区分はどういうふうに区分……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 森永参考人、たいへん何かと御答弁なされて、御苦労なさっておるようですけれども、国鉄財政再建推進会議の副座長として、その意見書どおりに政府が提案をされたことに、全く拍手かっさいを送っておるということで、私は、これは日本の資本主義の心臓部を受け持っておられる理事長としては、当然の御心境だと思うわけです。しかし、この面で現在の国鉄の経営陣に対して、今日までこういう状態をもたらしてきた国鉄経営陣が、この推進会議の中で何ら指摘される面がなかったのかどうか、この点。  それからまた、国鉄の機構、たとえば国鉄の汽車を走らせる面においても、新線建設からずっと鉄道建設公団、あるいは国鉄本社、あ……

第61回国会 運輸委員会 第15号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いまの岡山でのバス事故で、大臣の説明によりますと、大型自動車と接触した、大型自動車が貨物自動車であるのか、それからその自動車が営業用であるのか、自家営業であるのか、自家用であるのか、その辺のこと。また、運転手の年齢、経験、そういうものがわかっておれば御報告願いたいと思います。わかっていなければ調査の上……。

第61回国会 運輸委員会 第19号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自動車関係の質問は、時間に協力する意味で明日の交通安全でいたしますので、その関係の方、つまり自動車局、警察庁、建設省、総理府は帰っていただいてけっこうです。  そこでいろいろな質問をいたしたいわけですけれども、時間の制約もありますので、私、きわめて簡明に質問をしたいと思いますけれども、せいぜい愚鈍ですから、あるいは複雑になるかもわからないが、御了承を願いたい。  まず第一に、実はけさの新聞を見て驚いたことには、「機関車の「一人乗務」安全の論拠に欠ける」、「調査委に公開質問状」、「国鉄研究員、解雇も覚悟で」、こういうことなんですが、こういうふうなことをした場合に解雇を覚悟しなけ……

第61回国会 運輸委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、本州−四国の連絡橋の問題について質問いたしたいと思いますが、四十三年の二月に、本四連絡橋について、こういうことで建設大臣、運輸大臣がそれぞれ談話を発表されて、そうして、いろいろな内容が公表されたのであります。その後、四十三年の三月には、衆議院の予算委員会で保利建設大臣が、四十三年中、いわゆる年内に結論を出すと言われたのが、持ち越され持ち越されして今日に至っておるのでありますが、伝えられるところによると、もうすぐ結論が出されるであろう。こういうことをよくいわれますが、一体その後の推移というものはどういうふうになっておるのか、これは主として建設省の道路局長から、この三線につ……

第61回国会 運輸委員会 第25号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 全国交通安全運動があさってから二十日まで始まるわけですが、それについて運輸省はどういうふうな協力体制というか、安全運動を盛り上げていこうとされておるのか、その点ひとつ大臣から。
【次の発言】 交通災害、特に連休中におけるおびただしい交通事故等から考えて、この交通安全運動は、かなり精力的にやらねばならないと思うのです。そこで、この中で五月十三日には、適正な運行管理及び安全運転管理、十二日が車両の完全整備と自動車損害賠償責任保険への加入、十二日と十三日は、ほとんど運輸省に関係した特定の行事を設定してあるわけですが、これはただ十二日はこれこれという看板だけ出しておるというだけなのか……

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 フェリーの事故が淡路であって、それから引き続いて宇高の航路でもあったわけですが、そのときに運輸省から出した通達というものが、けさのテレビニュースによると、海運局が調査したところ全く行き渡っていない、こういうふうな状態にあるわけですが、運輸大臣としては、こういう激増するフェリー、ことに宇高のフェリーなんかは国電のラッシュ並みだ、こういうふうなことが言われておるのですが、これに対する安全対策のきめ手といいますか、何か措置を考える用意といりものを持っておられるのかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 このフェリーの事故で、きょうの四国海運局の調査の報道によると、船……

第61回国会 運輸委員会 第34号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 船舶整備公団の事業概要をいただいておるわけですけれども、私はこの事業概要の中での一般管理費というものの内訳がほしかったわけですが、その時間的な余裕がなかったので、この損益計算書に出ておる一般管理費のおもな内訳を、私の質問の途中までに、メモでもいいですから渡していただきたいと思います。  そこで、せっかく大臣もこの船舶整備公団の法律案を提案をされておるわけでありますが、この内航船舶の整備充実ということについて、もちろんその必要性については十分われわれも理解をしておるものですが、四十三年度の予算の八十三億からことしは六十五億、こういうふうに、むしろ船舶整備公団の事業の規模が非常に……

第61回国会 運輸委員会 第36号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して……。  いよいよ本四架橋が佳境に入ったということですが、この八月に閣議決定して発表するということを聞くわけですが、この場合には、着工順位とか工費とかいうものを同時に決定をするのか、それとも三ルートだけ建設をするというような政治的な発表をするのかという点。  それからもう一つ、一緒に官房長官に質問しますが、最近は本四架橋の問題について、政府与党というか、むしろ自民党側で田中幹事長がいろいろと発言をする、あるいは鈴木善幸氏が発表する、あるいは川島副総裁が発表するというようなことで、また、聞くところによると、三ルートをやるんだというて発表しておいて、工法とか、工期とか、予……

第61回国会 運輸委員会 第39号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 ちょうど大臣もおられるから……。大臣もヘリコプターに乗って各ルートの視察をされたのですが、その日の新聞に磯崎国鉄総裁が、二つとも新幹線でということを本四架橋の併用問題に関し国鉄本社で記者会見をして述べられ、事実、関係の県民をびっくりさしたわけです。一つでも新幹線を通すということにやいやい言っておるのに、二つとも新幹線で国鉄は検討しておる、そうして明石−鳴門の関係でなしに、宇高の関係においては在来線の貨物とローカル客は当分の間宇高連絡船で運ぶことを考える。これは併用橋ができても十年くらい先のことになりますので、これはもちろん当分の間貨物とローカル客は宇高の連絡で運ぶのはわかり切……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 文部省に。いま中川委員からの質問の中に出ておった学校教育における沖繩あるいは北方領土の問題に対する取り扱い方について、これは小学校一年から中学校、高校、それぞれの社会科で、沖繩、北方領土の問題に関してどういうふうに社会科の教科書の中に書かれているのか、それを取りまとめて資料として出してもらいたいと思うのですが、その資料提出についての文部省としての意見を聞きたい。
【次の発言】 そうです。出せるでしょう、すぐ。すぐといってもきょうでなくていいですよ、あしたでも。
【次の発言】 学習指導要領じゃないですよ。教科書の中に書いてあるから、三年の教科書では沖繩の問題はこう書いてあるのだ……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへん時間が少ないので、できるだけ簡潔にお尋ねしますので、大臣も簡潔に御答弁願いたいと思います。  いま川崎委員の質問の応答を聞いておりましても、何か外務大臣として――日本の外務大臣ですから、日本の国益を主張し、日本の国民が不利な条件の中に置かれる場合には、それを何とかして日本国民としての当然の権利を回復するような動き方をするのが当然だと思いますけれども、そういうことについて、何か理屈をつけて、日本国民にして日本国民にあるまじき権利しか認めないような態度に受け取られてならないのですが、一体外務大臣は、そういう点についての決意はどうですか。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第18号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、この法律に関連して幾つかの問題を質問いたしたいと思いますけれども、いまの政府の沖繩に対する援助のやり方に対しては、巷間こういうふうなことばがあるのです。一つは、つり食い競争にぶら下がったパン、あるいはアユの化かし釣りの毛釣り、そういうふうなことをいわれている。それはなぜかというと、つり食いのようにぶら下がっておるパンは、なるほどぶら下がっているがなかなか食うにも食えない、食ってもその一部、まさにこの法律もそのとおりではないか、あるいは毛釣りのアユは、これをえさと思って食ったところが釣られた、こういうふうな状態。いま小渕委員の質問の中でも、こういう法案を出す以上は、一体ど……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 質問することが次から次へ出てまいりまして、どこから質問していいやらなかなかわからぬような状態になってきたわけですが、まず第一に、食糧庁長官にお伺いをします。  あなたは、この間ここで、韓国に対する米の援助についての金利というものがどれくらいになるかといって私が問うたときには、四百三十億というようなことをおっしゃったが、その前の四月十六日か十七日の農林水産委員会では四百五十億以上の数字をなにされましたが、正確な数字はどれくらいなわけですか、正確な金額は。
【次の発言】 私は、時間が長くなりますので簡単に答弁していただきたいわけですけれども、予算委員会で何を基準にしてどれくらいに……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この琉球政府に対する米穀の売り渡しについては、これは外務政務次官にお尋ねしますが、これはいわゆるアメリカとの外交折衝のワク内であるのかワク外であるのか、この点について。
【次の発言】 外交折衝の範疇には属しないということは、これは米国政府とは何ら関係なしに、沖繩の琉球政府の意思によって日本の米を入れようと入れまいと自由である、こういうことですか。
【次の発言】 基本的な考えでなしに、外交折衝のワク外ということになりますならば、外務省としてはこの問題には関知する必要はない、こういうことですか。
【次の発言】 関知する必要はないということではないというのは、どういうことですか、ワ……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通安全対策については絶えず政府当局でも御苦心なさっておると思うのですが、けさの新聞でも小学校、幼稚園の生徒が四月には四十五人も死んだ。そして中学生以下が百何人も交通事故でなくなった。こういう報道がなされ、痛ましい交通事故の災害というものは、これはなかなか減少さすということはむずかしいような状況にあると思うのですが、最近における交通事故の特性というものは、別な変わったものはないか。昨年、一昨年あたりと同じような状態の中で交通事故は依然として発生しておるものであるかどうか、その点を交通局長に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 死者の増加ということは、いずれによらず無謀な運……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 総務長官お急ぎのようですから、まず総長務官にお尋ねをいたすわけです。  この基本法を出されるにあたって、これは何といっても作文がどういうふうにでもできるわけですが、この条文そのものについては別に異議を差しはさむものではないわけですけれども、具体的に基本法に基づいて交通安全対策を実施する上において、一番に金の問題ですが、第十二条の政府の財政措置についての定めてある措置ですが、大体この交通安全対策基本法に盛られた内容によって交通安全対策を講じようとするにはどれだけの財政需要を必要とする見通しを持っておられるか、その点について総務長官の御答弁を願いたいと思う。

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 床次長官がおいでになっておりますので、まず第一に、この法案の審議もだんだん大詰めにまいったわけで、政府の出しております交通安全対策基本法案がよいのか、社会党が出しておる交通安全基本法案がよいのか、この二つを選択をせねばならない時期にあるわけですが、長官としては、久保さん外の提出をしておりまする交通安全基本法というものをごらんになったことはありますか。
【次の発言】 それでこの交通安全対策基本法そのものずばりが交通安全のいろいろな施策というもの、対策というものが中心になにされておるわけですけれども、たとえば自動車の排気ガスの問題、これだけ交通量が多くなって、自動車から出てくる排……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して一問だけ。この三月の教員の人事異動に高知県民として非常に意外に思ったのは、高知県の社会教育課長に文部省から役人が来たことです。高知県の社会教育をしてもらうのに何も文部省から役人に来てもらう必要はないわけです。そこで理由としては、文部省には人が余っておったのであるのか、あるいは高知県に人がないからぜひ文部省からよこしてくれといって県の教育委員会から申し入れがあったものか、あるいは自民党の文教政策で、社会教育の面で安保体制を堅持する社会教育を推進をしてもらおうと思って文部省に言って、社会教育課長を派遣したのか。この点について、これは高知県の社会教育課長を文部大臣の配下から……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 法務大臣、日本の行政法、刑法あるいは国際的な関係に基づく国際法、条約、そういうような取りきめはすべて日本国憲法の精神にのっとって行なわれ、または制定されておるものでなくてはならないとわれわれは思うわけですが、これについての法務大臣の見解をまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 そういう考えのもとに立って法が運用され、国際法が定められておる段階において、日本の憲法は基本的人権というものが大きな柱になっておるわけですが、そういう点から、最近の国際的な政情不安ということが原因となって、各国とも亡命者というものが相当多くあるわけです。そこで、日本国に対する政治的亡命、いわゆる……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は文部大臣に、国防教育とか愛国教育とかという問題について質問いたしたいと思っておりましたが、先般の予算委員会で、山中委員の質問に対して、この点については大臣はいろいろと説明をされておりますので、そのことには触れずに、国防教育とか愛国教育ということではなしに、「いやしくも独立国の国民といたしまして、りっぱな国家をつくり上げ、これが発展をはかっていこうという場合には、いろいろな資質が要求せられておると思うのであります。その中に、やはり自分の国のために尽していくとか、自分の国を守っていくとか、こういう心持ちはぜひとも必要な資質ではないかと思うのであります。そういう意味におきまし……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 さっき勝澤さんの質問の中で、非常に夢を持ってということを大臣も言われたのでありますが、政治家は夢を持たなくてはならないし、国民も夢を持たなければならないわけですが、その夢を実現させるのはやはり政治家の任務だと思います。  それで本土―四国の架橋の問題につきましては、これは原口さんが神戸の土木出張所長の時分、つまり三十年以上昔ここへ橋をかけたらいいなということが発想になったというように私どもは聞いておるわけですが、その夢を今日追うて、いままで原口神戸市長を中心に進んできたわけですが、その夢をいまこそ実現をさすのが現実の政治家としての任務ではなかろうかと思うわけです。そういう点……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣は、鉄道監督局が出しておる「中小私鉄の現状と問題点」というものをごらんになったことがありますか。
【次の発言】 そして、どういうふうに感じたですか。
【次の発言】 確かに、そういうふうにお考えになったということについては同感ですが、それはやはりこれを政策の面であらわしてくるのが大臣としての仕事ではないかと思うのですが、その点は今度の国会にどういう点を政策として出しておりますか。
【次の発言】 そういうふうに私鉄の持っております社会的な役割り、これはほとんどの中小私鉄が、この問題点の中にも書かれてありますとおり、赤字で悩んでおるわけで、赤字だからといって企業統合がそのまま……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 簡単な問題ですから、ひとつ率直に御答弁願いたいのですが、大臣は白鳥事件というのを御存じですか。まずこの点から……。
【次の発言】 白鳥事件で村上さんが拘禁されて、現在何年になるのか、これを御存じですか。
【次の発言】 勾留されてからどれくらいになるかということは、白鳥事件では、そうこまかいことじゃない。一番大事なことなので、これを御存じないということについては非常に遺憾ですから、十分ひとつ研究をしておいてもらいたいと思います。いま白鳥事件の再審の要求が出されておるということ、このことは御承知だと思いますが、どうですか。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 わずか半時間ですから、簡単にひとつ質問をしたいと思います。  まず、これはもう大臣聞きなれたことと思いますが、本四架橋問題ですが、本四架橋問題については、大臣はあくまでも併用橋でなくてはならぬ、こういうふうに考えておられるのですか。
【次の発言】 それでは、望ましいということは併用橋を強く押す、こういうふうに理解していいのですか。
【次の発言】 それで、本四架橋が二線の建設ということを政府、自民党の首脳の方たちは常識的に言われ出してきたんですが、やはり運輸大臣としても二線建設ということについては可能だ、こういうお考えであり、同時に二線は必要である、こういうふうにお考えになっ……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 これは厚生省の公園部長にお尋ねいたしますが、海中公園構想が出されてもうずいぶん年月が経過するわけです。今度の国会ではその法案が提案されるというような話を聞くわけですけれども、一向そのような気配も見えないわけですが、この国会では海中公園に関する自然公園法の改正法案はいつ出される予定であるのか、その点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 それで、その場合におけるいわゆる海中公園というものは、どういうふうにその法案の中には位置づけられるのですか。
【次の発言】 それで、この海中公園に関する自然公園法案が閣議決定もされ、近々に出されるということでありますが、そうなりますと、法案の内容……



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