井上泉 衆議院議員
33期国会発言一覧

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井上泉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井上泉衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

井上泉[衆]本会議発言(全期間)
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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第30号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○井上泉君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま農林大臣から報告のありました昭和四十八年度の農業白書に関連し、日本農業の持つ国民食糧確保という基本的使命に関し、田中総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、この農業白書が回を重ねること十三回、一貫していわれることは、これが今日多数の農民を離農せしめ、いわゆる出かせぎ労働者として高度経済成長政策の犠牲に供せられ、日本の農業を破壊し、農業における諸悪の根源となっている農業基本法により、政府官僚が自画自賛、自慰の中に毎年書かれたものであります。与党は白書を礼賛し、野党はこれを批判するというパターンを繰り返しているのが実情であります。  事実、……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 衆議院本会議 第4号(1976/01/27、33期、日本社会党)

○井上泉君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、高知県選出議員仮谷忠男君は、去る十五日、心不全のため赤坂病院において急逝されました。まことに痛惜の念にたえません。  私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べます。(拍手)  仮谷君は、大正二年五月、四国の最南端に位する足摺岬に近い土佐清水市以布利に呱々の声を上げられました。  半農半漁の家にお生まれになった仮谷君は、高等小学校を終えると、直ちに御両親を助けて農業に打ち込み、あるいは夜半、漁船を駆って漁に出るなど、労働の厳しさと生活の辛苦を身をもって味わわれたのであります。この生活体験が、保守政治家でありながら……

井上泉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

井上泉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは、大臣のそれぞれの交通安全の所信に対する質問ということになっておりますが、時間の関係上、特に運輸大臣の所管する航空関係について若干質問をいたしたいと思います。  航空機事故につきましては、これはほんとうに一〇〇%死ぬという非常に犠牲の大きい事故であるわけですし、これにつきましては、それぞれ慎重な交通安全対策というものも講ぜられておると思うわけでありますけれども、ごく最近、一昨日におきましても、フランスにおきまする空中における衝突事故、こういうことからも、私どもは航空機というものがすでに、これはもう十年くらい前ならば、一部の人たちの足であったと思うわけですけれども、今日……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 各たくさんの方からいろいろと貴重な御意見をいただいたわけでありますが、そのすべては安全第一ということを否定をした御意見はだれ一人としてなかったわけで、安全を中心にしていろいろな欠点、欠陥あるいはまたなすべきこと、そういう点を指摘をされて、私ども非常に参考になるわけでありますけれども、しかしながら、これを参考人に一々十分にお伺いすることは時間的に許されませんが、まず第一に日航の社長さんに伺います。  私は、社長が全体的の統括の責任者であるからといって、何も社長が万能でなくてはならないというわけではないと思います。会社という一つの体制の中で、それぞれの者が責任分野を分担をし合って……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 運輸大臣は、天下の悪法の国鉄運賃法の審議と違ってここは若干気が楽だと思いますので、よろしくお願いします。  そこで、いま片岡議員からもあったのですが、この事故対策センターが業務用を対象としておるということは、自動車の所有台数の比率から見ても、それから事故件数から見ても、管理の面から見ても、これはやはり個人の業務用以外のものも対象にすべきではないか。ことにマイカーがふえて、そうしてたとえば高知へも北海道の車が来る、九州の車が来る、こういうふうに県外の車がずいぶん入ってきておりますが、そういうふうな個人の車も対象にすべきじゃないかと思うのですが、その点についての大臣の見解を承りた……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 資料要求をお願いしたいのですけれども、資料は、全共連で取り扱っておる自動車共済の総数とその内訳、中身としては、組合員の加入数、非組合員の加入数、それでそのことは必然的に組合員と非組合員との比率が出てくると思いますのでその比率。それから都市的農協、特に東京、大阪周辺の単位農協の自動車共済の組合員と非組合員とに分けた加入数とその比率。都市的農村というのは東京、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、京都、こういう地域ですからよろしくお願いします。
【次の発言】 引き続いて、沖本泰幸君に質疑をお願いいたします。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 全国共済の黒川さんにお尋ねするわけですが、全国共済が自動車の損害保険を始められ、そしていま三百六十万台というたくさんの車の保険を扱っておられて、そうして交通安全、自動車事故その他に対するいろいろな施設経費として今日まで約百億程度のものが支給をされておるということを聞きまして、非常に感心をしておるわけですが、これは別段無理な、これによって行き詰まるとかいうような御心配はないでしょうか。
【次の発言】 非常にけっこうな考え方であるわけですが、そこで、いまの農協共済が扱っておる自賠責、自動車保険は、損害保険協会のほうで扱っておられるたとえば日本じゅうの業者のランクからいうとどれくら……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 御報告申し上げます。  船舶安全法の一部を改正する法律案及び船舶職員法の一部を改正する法律案の審査のため、議長の承認を得まして、昨二十七日神奈川県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、久保委員長、中村弘海君、野中英二君、紺野与次郎君、片岡清一君、斉藤正男君、野坂浩賢君、松本忠助君、それに私、井上泉であります。  今回は、両案の審査に資する目的をもって、小型船舶の安全確保のためのFRP艇の建造状況、小型船舶操縦士養成施設の実情の視察、海事関係者の意見聴取に重点を置いて調査いたしてまいりました。  まず、FRP艇のメーカー……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1973/07/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 斉藤正男君。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 これは運輸省からいただいたカーフェリーの霧中海難事故で、それぞれの事故の違反の有無点で、船舶職員法違反なし、こういうことが各事故の船に記入されてあるのですが、これは船舶職員法には違反がない、こういっておるわけですが、それだとこの衝突は合法的になされたものか、海上衝突防止法、海上交通法、これらにも違反をしてない、こういうことになるのかどうか、保安庁から御説明を受けたいと思います。
【次の発言】 この船舶職員法に違反なし、こういうふうにしゃくし定木に法律違反をしてない、こういいましても、やはりこれは安全運航というものに遺漏があったために起こったことであるし、そのための原因追及とい……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 須藤先生にまず最初にお尋ねしたいのですが、判決を受けてもまだ支払いを受けてない方がたくさんある、こういうお話でありましたが、そういうような人に対しては救われないものか。それに対する措置というものは、救われないものとするならば、これは非常に気の毒なことであるし、それに対する欠陥を補助しなければいかぬわけですが、これについての御説明を簡単に承りたいと思います。
【次の発言】 その方法を見出さないと、被害者としてはたいへんなことだと思いますので、そのことについてはまた後日審議をいたしたいと思います。  そこで、塙先生にお尋ねするわけですけれども、自賠責の保険もやっと赤字がことしは解……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1973/09/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 秋の交通安全運動が始まっておるわけですけれども、ことしの交通安全運動は非常に成績が悪い。先般、高知県でも非常に事故が多いということがいわれておったわけですが、その中でも私、非常に気の毒に思ったのは、警察官がえんこ車のあと押しをしておると、その警察官を今度はタクシーが突っかかって死なさした、こういう痛ましい事故を新聞で承知をしたわけですが、このタクシーの運転手は一体どういう労働条件の中で働いておったものか、このことについて御調査をしておると思うわけですので、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この運転手は給料はどういう形態になっておったのか。リース制であったのか。

第71回国会 農林水産委員会 第5号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 政務次官がたいへん出席がおそくて、どうも委員会を軽視しておるのじゃないか、こういう批評がされておったわけです。政務次官も将来あることでありますので、よろしく御協力願いたいと思います。  そこで、政務次官にまずお伺いしておきたいのですが、国会の意思というものと行政の執行の作業というか体制というか、そういうものとはどういうふうに位置づけて考えておるのか、その点ちょっと政務次官に……。
【次の発言】 きわめて丁重な見解の表明があったわけですが、国会で政党の意思とかいうことももちろんですけれども、野党の反対の法案を自民党の多数で押し切ってでき上がった法律もあるわけです。ところが、やは……

第71回国会 農林水産委員会 第9号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は豚価の問題で主として質問をするわけであります。  今日、酪農にしてもあるいは豚にいたしましてもあるいは鳥にいたしましても、この価格の形成に一番いわば大きな比重を占めているのは飼料と人件費だと思うわけですが、その飼料の値上がりというものが非常に激しいわけで、そこで、酪農民にいたしましてもあるいは豚の生産農家にいたしましてもあるいは養鶏農家にいたしましても非常に困っておるわけですが、これが昨年度の支持価格をきめたときと今日の飼料の値上がり、こういうものを考えた場合に、昨年より幾らくらい上がるのか、豚価の支持価格でも幾らくらいにきめるのが妥当と思うかどうか、それについての見解、……

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連。その白ろう病で休業する場合の休業補償が、認定時にさかのぼってやるのは何を根拠にそういうことをするのですか。やはり働いた者が休むときには、休む時点で、これが普通の場合における補償の対象になる。それなのに、林野庁だけがどうして認定時にさかのぼって休業補償の基準をきめるのか、その点一つ。
【次の発言】 これは前向きにひとつ考えてもらいたい。非常に無理ですよ。たとえば四十八年の三月三十一日から休む場合に、これはどうも就労ができないからといって休業する場合に、そのときの補償の基準というものが、白ろう病の認定を四十五年に受けておったら、四十五年の賃金に基準を置いておるから、これは非……

第71回国会 農林水産委員会 第23号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この二つの法案は、一体農林大臣が農政を推進する上においての発意に基づいてこの法案が出されたものか、あるいは農協からの要請あるいは中金からの要請に基づいて農林官僚が成文化したものか、どっちですか。
【次の発言】 農林大臣、協同組合法の改正の目的なんかもだいぶ違いますよ。大体この法律案の改正の一番の目的は、金融機関いわゆる金融機能を充実する、貸し出し範囲を拡大する、つまり金のことだけですよ。肝心の農業ということよりも、金融関係に主眼を置いた協同組合法の改正案であるということ、これを認識しておっていただかないと困るわけで、いまあなたが言われたこととこの法案の改正の内容とは全く違うと……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法律は、関係者である開拓農民が希望してできたものか、あるいは農林省のほうで、開拓農民に対する金融組織としてはもうこういうふうにしたらよいと、こういう考えの上に立ってやったのか、この法案を提案に至ったところの一番のもとはどこにあるのか。
【次の発言】 開拓農民の意見を聞く機会がないわけでありますが、いずれはこの法案が採決に至るまでの段階に、開拓農民から直接意見を聞きたいと思いますけれども、この提案理由の中にありますとおり、開拓農家の営農の進展状況というものが融資法を廃止する一つの根拠になっておる。これは、営農の進展状況でも、いままでの島田委員のいろいろ質疑を聞いております中……

第71回国会 農林水産委員会 第27号(1973/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 開拓者連盟の委員長の菅野さんにお尋ねしますが、菅野さん、私ごとをお尋ねして恐縮ですけれども、どこの開拓地で組合員が何人ぐらいの規模でどういうふうなものをやっておられるのか、簡単にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 菅野参考人のところは、ほんとうにお話しのとおり、私は開拓農家としては全く恵まれたところだと思います。そこで四百戸が三百戸ということになっておるわけですけれども、つまり三〇%ほどぐらいの離農者であったが、全国的に見れば定着率四〇%、こういうことになっておるところから見ても、いかに開拓農家というものが苦しい状態の中で苦闘して農業を見放したかということを証明しておると……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 農林省の分館ができたときに農林大臣のあいさつを聞いておりますというと、非常にいいことを言った。というのは、前に並んでおるごちそうを見て、いつもどの会へ行ってもすべて農林省の所管に関するものばかりだ、こういうあいさつをされた。なかなかやはり農林大臣うまいことを言うな、こういうふうに私、感じておったわけです。私どもの毎日食べるもの全部が農林省、住んでおる家も農林省、着ておるものも農林省、こう言っていいほど、すべて農林省の関係というものは大切なものであります。その農林省の中でいま一番取り組まねばならない問題は、汚染された海の問題、これによって生活しておる漁民の問題、これによって生活……

第71回国会 農林水産委員会 第38号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣が御出席ないですけれども、大臣はどういう御都合になっておるであろう。きょうは大事な法案の採決をするということになっておるそうですが、一体どういう御事情になっておるのか。
【次の発言】 採決の直前ということは、いま私が直ちに質問をやめて採決といったら、すぐ来られますか。
【次の発言】 私は何も大臣だけに質問するわけではありませんけれども、やはりこれは法案の採決の日でありますし、大臣がそのときぽかっと来てそれに対して適当なお答えをする、こういういわば員数的なやり方は非常に不満でありますので、あえてその点は指摘しておるわけです。  そこで、お尋ねしますが、きょうはこの法案もいよ……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 田中内閣の人気が物価の値上がりに反比例して、どんどん下がる、下がるその根源というものは、やはりこの間の農林水産委員会における田中総理の答弁の内容を聞いておって、まるで政談演説会か街頭演説会でやるような内容で、国会の委員会の権威にかけても、ああいうふうな態度で答弁をしておっては、これは人気が下がるのはあたりまえだと思います。 その田中内閣の中にあって、わが委員会の農林大臣は比較的人気のいいほうで、そこでまじめに農政に取り組んでおる。ミカンから始まって、肥料、飼料、たいへん苦労なさっておるわけですが、この米価の問題を農民の期待する方向で解決をされたら、田中内閣の人気も何%か上がる……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 建設委員会 第14号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず委員長にお尋ねしたいのですけれども、私、きょう建設委員会のこの生産緑地法案の審議に参加したわけですが、「農地等」ということになっておるわけですけれども、やはり「農地等」と位置づけてこの法案を審議をしておると思いますし、そうすると、農地というものがどういう役割りを持っておるかということを考えてこの法案の審議をなされておると思うわけです。そうなりますと、これは委員長としてはベテランでありますので、こういう場合、生産緑地としての農地をこの法案でどういうふうにしていくということが目的と理解をしてこの審議に臨んでおるのかどうか。まず委員長の見解を承ってからこの審議に入りたいと思いま……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま総務長官のあいさつを聞いて、ひょっと一総務長官、原稿を見てあいさつするだろうか、こう思いましたけれども、きわめて簡単なあいさつであったし、原稿も見ずにやっておるわけでありまして、それだけ何か総務長官としても型を破った、交通安全に取り組む姿勢があるのではないかという感じを、私はいま抱いたわけであります。しかし、あなたが就任のあいさつのときに、私ども新聞あるいはテレビでいろいろ聞く中で、交通安全に対することが一言も述べられなかったことに非常に不満を持って、総理府の長官になれば、今日これだけ交通安全の問題がやかましいのに、それくらいの認識があってしかるべきである。ましてや官僚出……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表いたしまして、本修正案についてその趣旨を御説明申し上げます。  修正案の案文はお手元に配付したとおりでございます。  修正の要旨は、第一に、四級小型船舶操縦士の免許を取得できる年齢を、若年者による無謀操縦を防止する観点から、現在の小型船舶操縦士免許と同様、十八歳以上に改めるものでございます。  第二は、外洋小型船の安全を確保するため、すべての外洋小型船について機関長の乗り組みを義務づけるよう改めるものでございます。  何とぞ御賛成くださるようお願い申し上げます。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 公安委員長に幾つか質問したいと思いますけれども、いま時間が、私、五分しかないですから、言いませんが、十六時十分からの自動車安全対策推進協議会へ自治大臣として出席される、こういうことですが、これは最後までおられるはずはないと思いますので、十六時十分に出席されてあいさつされて、ここへまた出席をすることができないかどうか、その点が一点と、それからいま、駐車禁止の問題について、大臣の見解を聞いておりますと、駐車禁止というものがだれのためにあるものか、このことについての大臣の理解が非常に不十分でないか、こういうように思うわけです。そこで、駐車禁止の区域というものに一つの目安を定める意味……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 高橋参事官。できるだけ答弁を簡潔にお願いします。
【次の発言】 続いて、太田一夫君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時十分散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1974/04/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名により私が委員長の職務を行ないます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  本日は、貨物自動車の過積載等による事故防止対策に関する問題について、参考人として日本自動車運転士労働組合中央副執行委員長浜本徳夫君、東京鉄鋼埠頭株式会社代表取締役社長福田桂次郎君、神奈川大学工学部助教授堀野定雄君、大型貨物自動車過積載防止装置研究委員会委員長鶴海準二郎君に御出席をいただいております。  各参考人には、御多忙中のところ御出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。  わが国の道路交通事故は、各……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1974/04/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 御報告申し上げます。  航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案の審査のため、議長の承認を得まして、去る八日福岡県に派遣されました委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、勝澤委員長、小此本彦三郎君、中村弘海君、平田藤吉君、太田一夫君、沖本泰幸君、渡辺武三君、それに私、井上泉であります。また東京国際空港に紺野与次郎君、福岡空港に坂本恭一君のそれぞれ現地参加を得ました。  今回は本案の審査に資する目的をもって、航空会社及び空港管理者の保安体制の整備状況、航空機運航の安全対策等に重点を置いて調査いたしてまいりました。  まず、東京国際空港……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の死亡者がだんだん減少しておるということは、非常にけっこうな傾向だと思いますが、しかし、やはりいま大竹先生の指摘されたように、毎日何人か死んでおることについては、もう新聞の二、三行の記事で片づくような軽い扱いというか、あまりにも慢性化して、重視をしてないような傾向があるわけですが、そういう状態の中に、一昨日か、警察庁が交通安全についてのいろんな方針を打ち出されたということは、私、非常にけっこうだと思います。  そこで、その点についての質問をいたしたいわけでありますけれども、たまたま府県税課長がおいでになっておりますので、府県税課長にひとつお尋ねしておきたいことは、自動……

第72回国会 商工委員会 第39号(1974/05/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣にめしを食わせという意見があったけれども、大臣はぼくより若いから、お互いにしんぼうしましょう。  そこで大体この法律というものは、電源開発地域を円滑に確保する、こういうことが目的であり、そのことは過去の発電地域にいかに被害をもたらしたか、こういうことに当然論理は帰着すると思う。いままでやったのがよかったら、何もこういう法律をつくる必要はない。過去が悪いから現在こういう法律をつくる。やはり政治というものは過去、現在、未来を展望してのことであるわけですから、その過去の発電所を建設したことによってもたらされた被害に対して、この法律は何も救済措置を講じてないのでありますが、こうい……

第72回国会 農林水産委員会 第3号(1973/12/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それぞれの方から、今日の石油不足に伴う苦悩を訴えられたわけでありますが、その中で、日本鰹鮪漁業協同組合の連合会の会長さんがおいでになっておるわけですが、これはほとんど海外で操業されておる関係で、これに乗り組んでおられる漁師の方たちはたいへんな不安感に襲われておると思うわけであります。  与えられた時間が少ないので、まことに恐縮ですけれども、残余の質問もいたしたいので、五分間くらい、カツオ・マグロ漁業の海外における油事情に伴う苦悩について御意見を賜わりたいと思います。
【次の発言】 これらの参考人の方々のかかえておる油不足に対する苦悩というものは、十分私どもも承知をしておるし、……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法案の審議にあたって、きょう大臣が出席するということを承知しておったのですけれども、大臣が出席をしないわけですが、委員会の審議よりも重要な会議が他にあっての欠席であるのかどうか、そのことをお伺いしたいと思いますが、どなたか、大臣が欠席をする理由と、そして、委員会審議よりも優先をするということを説明していただきたいと思います。
【次の発言】 私もあながち事大主義ではないのでありますから、大臣でなくとも、農林省の機構の中で優秀な政務次官も配置をしておることでありますし、そういう点で、政務次官、きょうここで答弁をされたことその他については、青嵐会でマスコミをにぎわすのでなしに、……

第72回国会 農林水産委員会 第20号(1974/03/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 農地開発機械公団から農用地開発公団に移行すると理解してもいいわけですけれども、農用地開発公団は農地開発機械公団のやっておった仕事はほとんど全部吸収すると理解しておって差しつかえないですか。
【次の発言】 農用地開発公団は前の機械公団から見ると事業量の規模も相当大きくなってくるわけですが、そうなると、勢い、人事関係等についてもかなりな増員というものが要請されるわけです。そのことはそれといたしまして、農地開発機械公団で定員外の職員というものが約百六十人存在するわけですが、この百六十人というものは機械公団の運営上絶対必要な人員であったと私は理解をするわけですが、どうですか。

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 漁業というものは全国民的なものであって、魚をたくさんとって国民生活を豊かにする、そして、漁業に従事しておる人たちが安定した生活が得られるようにする、そういうふうな条件をつくっていくことが漁業としての大事なことではないかと思います。  そこで、私は幾つかの質問をいたしたいと思っておりますが、いま問題になっておりますソ連のサバ漁業等についての問題等につきましても質問をいたしたいと思いますが、その点については津川先生からだいぶ質問をされましたので、私が用意しておったものは幾ぶん省略をして質問をしたいと思います。  北方で操業しておる日本の漁民で、現在ソ連当局に抑留をされておる漁民が……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 保安林整備臨時措置法は、臨時の名がついておるとおり、これからまた十年間の時限立法ですが、十年が終わったら、保安林の整備に関するいろいろな法律はもう必要ないという見通しのもとにこのたびもまた臨時立法ということにしたんですか。それとも、恒久的な法律にするには値しないということで、やはり臨時として区切ったんですか。どっちですか。
【次の発言】 とりあえず十年の延長ということではありますけれども、保安林の持つ役割りというものは、この法律の中にも、あるいはまたこのたびの提案理由の中にも示されておるとおり、重要なものを持っておるわけですから、保安林に関する時限立法的な法律ではなしに、日本……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きのうたまたま日曜日に、ぼくは知人をたずねて杉並のほうへ行っておったところが、バイクで群れをなして若い者が飛ばしていたわけですが、これは非常に恐怖を感じるわけですね。刃物を持って振り回せば、これは殺人予備罪かあるいは殺人のおそれありとかあるいは凶器保持罪とかいうようなことで逮捕するとかいうような道があるけれども、ああやってバイクでジグザグに運転して、そして住宅地帯をああいう騒音を出して回るということは、非常に地域の住民に恐怖感を与えるわけですが、これに対する取り締まりというものがあまりなされてないように見受けたわけです。たまたま日曜日であったから警察官もあまりいないということ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 新幹線が非常に事故が多いということで国民も大きな不安におののいておる、新幹線に乗るたびに、これは定時に着くだろうかという心配をしておるということは、総裁もよく認識をしておると思うのですが、過般の事故のときに、国鉄の瀧山技師長が新聞に「技術に「絶対」ない」ということを、新幹線問題で大騒ぎをしておるときに発言をしておるのでありますが、その「技術に「絶対」ない」ということは、裏返せば絶対の安全はないと言っておるというように国民は考えざるを得ないわけですが、国鉄総裁、これについての見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そのように、総裁の言われるとおり理解するとするならば、絶対安全……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/11/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 次に、紺野与次郎君。


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 農林水産委員会 第1号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうの大臣の所信表明を途中から聞いたわけでありますが、いままでの日本の農業政策というものは、高度経済成長政策に合わせた農業政策によって減反政策もとられ、そして外国食糧輸入の政策がとられてきたことは大臣も御承知だと思いますが、そこで、いわゆる農政の大転換をはからなければいかぬ時期にある。それで、国においても、新全国総合開発計画とかあるいは経済発展計画とかいうようなものを全部見直すということになって、新しく検討されるということになっておるのであります。農業の面におきましても、昭和四十九年度ももう間もなく終わろうとしておるわけでありますが、昭和五十年度の予算編成の中において、農業……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第25号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 漁船操業に関するソヴェト政府との協定について若干質問をいたしたいと思うわけですが、ただいま政府の提案理由の説明にもありましたように、こういう協定をつくらなければならなくなった原因というのは、ソビエトの漁船が、不法とは言えないかもしれませんけれども、無謀にもわが沿岸におきまして日本の漁業者に対し非常な損害を与えて、そうして国民の間においても、こうしたソ連の無謀操業に対する大きないわば怒りの声というものが高まってきたという状態の中でこの協定が結ばれたものであるということ、このことを政府は十分理解をし、認識をしておったのであろうかどうか、外務当局に私はまずその点についてお伺いしたい……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の最近における現象等についていろいろと説明を受けたいと思うわけでありますけれども、私は、交通事故というものが起こって、そこで被害者、加害者、そうしてまたそういう被害者に及ぼす影響、そういうふうなものから考えても、交通安全対策というものは総合的な施策というものがどうしても必要だと思います。そういう点から具体的な事例をもとに若干質問をいたしたいと思います。  そこで、運輸省の貨物課長にお尋ねするわけですが、これは私が報告をお願いをしてあったから調査ができておると思うのですが、ことしの一月二十日の交通事故ゼロの日に高知市で起こった小学校一年生の子供の死亡事故に対して、これを……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 参考人の各位には大変御苦労さまでございます。  きょうは自動車安全運転センター法案に関する参考人の御意見をそれぞれ拝聴したわけでありますが、皆賛成であります。  そこでまず、損害保険協会の会長さんにお伺いしたいと思いますけれども、安全運転センターの資金計画によると、政府の出資金は五千万で、補助金が一千万、事業収入が七千五百万、その他が二億二千三百万、その他は、自賠責運用益拠出金等の受入れを予定している、こういうことになっておるわけですが、この二億二千三百万という初年度の受け入れを予定しておることについては、これはもう納得をしておられるのかどうか、その点伺います。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 簡単に、関連で質問を申し上げたいと思うわけです。  航空機の安全を図るために各飛行場におきましてボデーチェックをやっておるわけです。そしてまた荷物の点検、これは非常に結構なことでありますし、しかし、そのことをずっとやっておるのでありますから、私何か法律に基づいてやっておるのであろうか、こういうふうに疑問に思い、きのう調査をしたところが、全く法律ではないということで、一つの航空の安全を期するためにやっておる行為であるということでありますが、これはやはり体の捜索をするにしてもあるいは荷物の捜索をするにしても、こういうふうに乗客がみずから進んで協力をしていただくという体制の中でやっ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは幾つかの問題を質問いたしたいと思うわけでありますが、まず最初に、国鉄関係で一、二お尋ねしたいと思います。  国鉄当局はだれか来られておりますか。――これは委員会の質問に入る前に、どうもこの交通安全対策特別委員会を政府当局はいままでにない軽視をしておるのではないかということです。いままでは運輸大臣なんかもたびたび出てきたわけですけれども、本年度の当委員会に運輸大臣が出席したのはただの一回、こういうふうな状態で、どうも運輸省当局、この交通安全対策について不熱心じゃないか、無関心じゃないか、こういうふうに思うわけですが、政務次官おいでになっておるわけですから、政務次官の見解……

第75回国会 農林水産委員会 第3号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣の所信表明に、「わが国農業の現状を見ますと、過去十数年にわたるわが国経済の高度成長の結果、農村の過剰人口は解消し、農家所得は増大しました」とあるが、農業が繁栄をすれば農家所得の増大ということは言えるわけですけれども、「過剰人口は解消し、」とか、あるいは「農家所得は増大しました」というとらえ方というものは、一体どういう考え方で過剰人口が解消したなんというとらえ方をしたのですか。農村は過疎で困っておるでしょう。
【次の発言】 そのことは農村にとってはいいことだったと大臣は承知をしてこの所信を表明されたのですか。
【次の発言】 そのことは、農村の過剰人口が解消したということは、……

第75回国会 農林水産委員会 第12号(1975/03/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それでは、まず最初に伺いますが、外国漁船によるカツオ、マグロ、カジキ類がわが国へ年々年を追うて陸揚げが激増してきており、それがために日本のカツオ、マグロの漁業者が大変な痛手を受けておるということは水産庁は承知をしておるのですか。
【次の発言】 いま、一〇%と言いましたけれども、現在はもう二〇%の状態になっておるわけですが、そういう非常な被害を受け、影響を受けておるということをお認めになったならば、その影響を排除するような措置をとられるのが水産庁としての任務ではないかと思うのですが、その影響を排除する措置をとられておるのですか。それとも、そのままの状態であるのか、その点について……

第75回国会 農林水産委員会 第23号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この外国人漁業の規制に関する法律を今日改正せねばならない必要というものを水産庁の長官もお認めになっておられるようですが、そういう場合に、政府側でみずからこの法を改正するだけの熱意は持たないものですか。
【次の発言】 それで、数量の規制が韓国側と話し合いがつけばこの法律の改正をする必要はないという考え方に立っておったわけですか。
【次の発言】 そういうふうに必要がないと考えておられるということは、数量の規制については自信がある、と、こういうお気持ちを持っておるのですか。
【次の発言】 絶対自信があるとは言えない、政府間としての話し合いを煮詰めたいということですが、いまここにこの……

第75回国会 農林水産委員会 第24号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょう午前中に参考人を招致して、参考人の方からいろいろ意見を聞いたわけでありますが、飼料ということになっておるけれども、飼料は食糧と同一に考えるべき性質のものであるということがきょうの参考人の中で、東大の先生からも意見を述べられたわけですが、農林大臣としては、飼料に対する考え方はどういうふうに考えているのか、伺いたい。
【次の発言】 そこで、かつて石油たん白の問題が国会の中で問題になったときに、あなたはその国会の中で、そしてまたこの委員会でも、石油たん白の問題について、安全性が確認され、さらに国民的な合意が得られなければ一切認めないと約束した。その翌々日か、農林省の研究機関が……

第75回国会 農林水産委員会 第26号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 非常に言葉はりっぱでありますので、ぜひひとつそれは実行してもらいたいと思います。  そこで、私は関連でありますのできわめて端的にお尋ねをしたいと思いますが、それはたばこの問題ですが、高知県の場合には六月の一日からたくさんの人を入れて葉たばこをとる準備をしておった。ところが、その夜中に降ったひょうのためにめちゃくちゃになって、非常にやるせなく途方に暮れた。こういう状態が高知県の山田町とかあるいは南国市の久礼田地区とかというようなところに集中的に出ておるわけですが、これらのたばこ耕作農民に対する救済措置のとり得るあらゆる方法について専売局から御答弁をお願いをし、これらの耕作農民に……

第75回国会 農林水産委員会 第35号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 久しぶりの委員会の開会であるし、委員会の日程もわかっておるのに、農林大臣は韓国へ行くための準備が忙しくて来れないのかどうかわからぬわけですけれども、こんな非常な災害を受けた問題等を審議する中で、本日大臣あるいは政務次官等の出席がないことをまことに遺憾に思うわけですが、委員長のところにそれについての何か連絡があったでしょうか。
【次の発言】 どういう連絡ですか。
【次の発言】 いま、韓国へ行くことが大事なのか、たとえば北朝鮮に拿捕されている問題等を解決するために国会の意見を聞くとかいうことが大事なのか、大臣ちょっと委員会を軽視をしておるんじゃないかと思うわけです。そういう点につ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 外務委員会 第1号(1975/10/18、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 本協定が六月七日にソビエトとの間において成立を見て、それが今日までわが国国会の承認を得なかったということは、国際信義上からもまことに遺憾だと思うわけでありますが、時間がないのできわめて簡単に質問をするわけですから、率直にお答え願いたいと思います。  昨日十七日の毎日新聞でもソ連船団が根こそぎで漁業をやっておるという報道がなされ、さらにはまた五月以降も十件になんなんとするソ連漁船団による被害等が出ているわけですが、この協定が成立し、批准の承認を得た場合においてはこういう問題は起こらずに予防ができるのかどうか、この点まずお伺いしたいと思います。

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/12/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いろいろ保険の関係について質問をいたしたいと思うわけですが、まず最初に、私は、けさの朝日新聞で「ねらいは予算のお余り?歳末お願いします」ということで「慈善のおすがり急増」こういう見出しの中で、まことにいやらしいという感じがするわけですが、交通福祉慈善公演実行委員会というので役所回りをして一万円、二万円のチャリティショーの券を売りつけておる、こういうことでありますが、これは総理府の方では、これにはすっきりしない慈善団体が大分年末は出てくるからということで調査を始めたと、こう書いてあるわけですが、この調査の対象に交通福祉慈善公演実行委員会というのがなっておるのかどうか、総理府にお……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうの災害対策特別委員会に出席の政府委員の方はまだわずか三人でありますが、この政府を代表する政府委員の中の筆頭政府委員の中村政務次官がいまお見えになったので、まず中村政務次官に見解を承って、後、順次質問いたしたいと思うわけですが、大体、災害を受けた場合における国民の受ける被害、その被害に対する政府の救済対策あるいは復旧対策というものは、国民の個々に対しては法の恩恵というものはひとしく平等でなければならないと思うのです。その点についての政務次官の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 法のもとにおいて平等であるべきはずであるにもかかわらず、災害対策の個々の問題では非常に差別……

第76回国会 商工委員会 第9号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは、商工委員会で皆様方の御協力を得て若干の質問のお許しをいただいたことを感謝申し上げます。  いま私は加藤先生の話を聞く中で、貿易に対する考え方が非常に単純というか、実態に対する認識というものが、通産省だけではなしに各省を通じて非常に不十分ではないかと感じました。たとえばそのもととしては、いま私がこちらへ来て初めて中小企業金融公庫の月報を見たわけです。その月報の中に、これは政府の役人が書いたのではないのですが、「アジアの経済発展とわが国中小企業」ということで神戸大学の先生が書いているわけです。そこで、輸入とか輸出とかいろいろなことが書いてあるけれども、この中には、アジア……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず第一番に私は、高知県のマグロ漁船がインドネシアに拿捕されてからもう今日二十日近くになったわけですが、その後の経過がどうなっておるのか。この点外務省なりあるいは水産庁なり、今日の時点でわかっている範囲を簡明にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この前現地に船主が行った、それで向こうから罰金を要求をしておるとかいうような新聞報道がなされておったわけですが、これは十二月二日から今日までこんなに日がたっておるわけですが、その後の事態の進展が全然ないし、向こうがどういう意向も示されないということは、私は国際外交上こういうことがあり得ることだろうか、こういうように思うわけですが……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通安全対策の仕事といいますか、この指導というものは、ほとんど警察が中心のような感がするわけですが、過般兵庫県に起きました、神戸市にあった暴走族の事件等、まことに住民の心胆を寒からしめるような出来事であるわけですが、この暴走族が出だしてからもう三年、四年という年月が経過しておる中で一向衰えそうにもない。しかもまたそれが集団化し組織化し凶暴化しておる。こういう状態に対しまして、警察庁としてはどう対処されようとされておるのか、この機会にまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御苦労なさっていると思うわけですけれども、大体暴走族は親の言うことをそう聞くような若い者はや……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 海上交通安全対策に関する実情調査のため、議長の承認を得まして、去る八月三日及び四日、広島県及び愛媛県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、太田一夫委員長、沖本泰幸君と私、井上泉であります。なお、本件調査に際し、土橋一吉君が現地参加いたしました。  今回の調査は、カーフェリー等の旅客船の今後の交通安全の確保に資するため、最近発生したフェリー「ふたば」及びフェリー「おれんじ」の関係した事故について事情を聴取するとともに、これら事故発生海域における船舶交通の状況等について重点的に調査を行いました。  まず、広島港湾合同庁舎に……

第77回国会 農林水産委員会 第3号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に農林大臣にお尋ねをしておきたいと思いますが、歴代の自民党内閣による経済政策の失敗ということが今日不況とインフレというダブルパンチで国民生活を非常に圧迫しておる。そういう中で一番被害を受けておるのは労働者であることは御承知のとおりであります。昨日も陳情者が見えられたときに、今日、政府の人たちは、ピーナツ一個が百万円というような、そういう金銭感覚で物を見ているから、平均十二、三万円の給料生活者のことは頭の中にないのじゃないか、こういうふうなことを言われておるわけですが、大臣は、今日の平均的な国民生活の実態というものに対して、それだけの収入で上等である、そういう理解をして……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 参考人の方に若干お尋ねしたいと思います。  まず、鰹鮪の増田さんにお尋ねしたいと思いますが、減船の計画というのは大体何%ぐらいをお考えになっておられるのか、そのことをまずお伺いしたい。
【次の発言】 いまいわゆる経済水域二百海里、領海十二海里の問題が目前に迫っておる問題だと思うわけですが、全漁連の及川さんにお尋ねしたいと思います。  領海十二海里の点は、まだちっとも日本政府の方でもこれを宣言をされるような段階にないわけですが、業界としては二百海里に賛成なのか、十二海里も賛成なのかどうか、その点、全漁連の及川さんにお伺いしたいと思います。

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に水産問題についてお尋ねをしたいと思うわけですが、日本の漁民の最大関心事であります幾つかの問題の中で、まず第一番に十二海里の問題はどうなっておるのか、そしていつごろ領海十二海里の宣言がなされるのか、その点をまず農林大臣から承りたいと思います。
【次の発言】 それで、十二海里の設定の問題は八月の海洋法会議の決定を待って行う、こういうことに理解をしておいていいわけですね。  そこで、ソ連との関係ですけれども、先般の日ソ漁業協定交渉の過程の中で、日本が十二海里の宣言をした場合に、この十二海里の中にソ連の漁業も入らすというようなことが話題になったという新聞報道を見たわけですが……

第77回国会 農林水産委員会 第15号(1976/07/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま芳賀委員の最後の質問への答弁で、国会の論議あるいは米審の審議を踏まえて最終的に態度を決めたいとこう言われたことは、諮問案の原案に固執をしない、こういうふうに理解をしていいですか。
【次の発言】 期待はしておるけれども、国会の論議あるいは米審の審議を通じて最終的に結論を出したい、こういうお考えを述べられたのでありますから、そのことは、これが通ることを期待はしておるけれども、しかし国会の論議あるいはその他の米審の意見等を通じて農林省のやったことがどうも間違いだ、こういう大勢になれば考えるということの意味に私は理解をするわけでありますし、いまの大臣の答弁によりましても、いま出し……

第77回国会 法務委員会 第13号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 法務大臣にまず最初にお尋ねしたいと思うわけですが、法務大臣は弁護士でもあるし法学博士でもあるし、しかも長年の政治家としての経験、全く私どもとは比較にならぬ大人物であるわけです。  そこで国会の大先輩の法務大臣に、この国会は日本のいわゆる最高の権力機関ということをよく言われるわけですが、これは法務大臣も間違いなく国会は国権の最高の機関であるという認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 持っておるつもりであるということは持っておるということでしょう。  そこで、そうすると国会の権威というものは他の司法、行政の権力にも、これは三権分立といっても、最高ですから、表現は悪いかもしれぬけ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の件数というものは、死亡事故がただいまちょうだいした統計書を見ても、五十年度は、前年度よりは確かに減っておるわけですけれども、連日どこかでやはり死亡事故が発生しておることはまことに痛ましいことでありますし、そういう点からも、交通安全対策というものはまだまだ積極的に取り組みをせねばならないことだと思うわけであります。その中で私は、自動車の整備が不十分なために起こった事故、これ等も相当あるわけなんで、まずその点をただしていきたいと思いますが、最近指定整備工場に不正事件が相次いで発生しておるが、これらに対してどのような措置をされたのか、最近の事件の概要等を含めて警察当局から……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 今次の災害に対して災害対策室からの報告によりますと、七千五百十七億の被害額が計上されておるわけでありますが、この七千五百十七億という被害は、これは河川の決壊だとかあるいは農地の被害だとかいうような公的な性格のものばかりでありますが、この被害によって受けた住民の個人被害というものをどれだけに推測をしておるのか、把握をしておるのか、その点をまず承りたいと思います。
【次の発言】 こういう公共事業というものはだれのためにあるのか、こういうことをまず第一番にお考えになったら、これはもうおわかりでしょう。公共事業がおくれたがために、去年も水害で浸って、そうして家財道具一切どろ水につけて……

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 十七号災害について、私は前回も質問を申し上げたわけでありますが、初めて水害を受けたといえば、私は国の責任をどうこうは言わないわけですけれども、高知市の場合は連年災害であるということから判断をいたしましても、これは明らかに災害対策基本法に示された国の責任というものを果たしていないのじゃないか。果たしておると御判断をされておるかどうか、まず対策室長から御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そのことは、やはり今次の災害については国としても責任を感じておる、こう理解していいですか。
【次の発言】 それはわかっておる。だから、今度の災害で責任を感じておるか、感じてないのか。

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは国会で災害対策についての決議がなされ、三木総理からもそれに対する見解が表明されて、国民としてはまことに結構なことだと受けとめるわけでありますけれども、そのされたことが実際の面で実行されておれば災害というものはもっともっと防げておったのではないかと私は思うのです。国会の中で論議をされたときには、よく検討し直す、二度と災害は繰り返しませんと、こういうことをもう通り文句のように言っておるわけですけれども、今度の十七号災害では、高知県では、百年に一遍の災害だ、雨量だと言って昨年の五号災害で経験をした、その百年に一遍がまたことしも来た、来年もどうなるかわからない、こういうふうな……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 今般の十七号災害で西日本各地は農林省関係の農地の大変な被害もあったわけでありますが、この際私は大臣に見解を承っておきたいのは、農地は農業の生命、農民の生命であるわけです。その農地が無残にも河原となった。それを見て、茫然自失をするというのが今日の被害地の農民の実情だと思うわけであります。そういう農民の悲惨な気持ちにこたえる意味において霊地の災害復旧――災害復旧というような形で回ようなことをやれば同じようにまた災害に遭うわけですから、この際やはり被災地の農民の気持ちになって考えるならば、農地の災害復旧というものには当然もう今度災害を受けないような防災も、そしてまた農業のしやすいよ……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私、農林大臣にまずお尋ねするわけですが、ソ連によって日本の漁船がかなりの数、拿捕されておるわけですが、こういう状態に対して農林当局はどう対処されておるのか、その点についてまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 それは当然のことですが、拿捕されないようにするために漁民に注意を与える、こう言っても、海の上のことで、特にこのミグ25の問題以来は非常に感情的とも思われるようなソ連の漁船拿捕事件が相次いでおるわけです。こういうふうな状態に対して水産庁の方では、拿捕されないということがまず第一番だが、拿捕されないためには注意と言うが、どういう注意を与えておるんですか。


井上泉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期

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各種会議発言一覧(衆議院33期)

井上泉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 天下の悪法であるこういう法律を出す関係か、国鉄総裁はまことに深刻な顔をしてじっと朝からすわっておるわけですが、自信のある法律ならもっと明るい顔ができると思うのです。自信のない法律を出しておるからそういう顔にならざるを得ないと思うわけです。  そこで、国鉄総裁はいわゆる時代の流れに乗ることが非常にじょうずだ、世間にこういう話が伝わっておるわけです。ほんとうにそうだと思います。というのは、昭和四十四年のときの、この国鉄の特別措置法ができたときには、赤字路線を廃止しないと国鉄の再建はできない、こういうことで委員会でずいぶん大みえを切って抗弁これつとめたわけですが、今度田中内閣になる……

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 どうもこの法律は、明治憲法のときにつくった法律をいまの時世、つまり環境問題のやかましくなってきたおりから何とか合理化して体面をつくろおう、そういう意図のあらわれの法案の改正のようであって、だからやってもやらないでも同じようなことだという見解が出されるのは当然だと思います。その特徴的なものとしては、もうこの際、埋立法にいたしましてもかたかなの書き方はやめたらどうなのか。この条文というのは明治憲法のときの条文であるし、船舶法にはまだ、船舶は「日本臣民ノ所有」するというような、天皇と国民との関係を臣民と位置づけたようなかたかなの法律が現在もあるが、それと同じようなやはり古い憲法の考……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いま総理府総務長官の予算説明を聞いておる中で、私聞き漏らしたかもしれませんけれども、総理府の所管の同和対策関係の予算は幾らという説明が何かなかったように思うのです。
【次の発言】 同和対策予算は、総理府としては、この場合、予算金額が少ないから総務長官の説明の中から省略しておる、こういうように思うわけですが、そのこと自体が、非常に同和問題に対する認識の不足ということと軽視ということにつながっておるように考えられてならないわけです。そこでひとつ総務長官にお伺いしたいのですが、同和対策事業特別措置法という法律は、どういう経過の中で生まれて、どういう性格を持っておるものであるか、総……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 時間がありませんので、三つの問題について質問をいたしたいと思います。  まず私鉄に関連をした国鉄の新線建設の問題でありますが、御承知の高知県には循環鉄道がないということで、阿佐線、窪江線の開設というものが非常に強く望まれておるわけです。その中で阿佐線の問題では現在工事は安芸から東部のほうに向かって、それから牟岐から室戸岬の方向、こういうように徳島と高知と両方から進められておるわけですけれども、徳島のほうは既存の路線からそのまま進められておる。ところが高知の場合には阿佐線が、土佐電鉄という地方鉄道が安芸まであるわけです。だからそれを飛び越して建設を進められておる。そういうこと……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 宅地の問題で大臣の御見解を承りたいのですが、御承知のように、宅地を取得するのに勤労者は非常に困っておる。線引きをやってからというものは、地方都市でも市街化区域内においては勤労者は宅地の取得が困難になってくる。そこで勤労者の声として、調整区域が市街化区域から離れるほど土地の価格は安いんだから、こういうふうなんで調整区域の中に土地を求めたい。ところがそういう関係でそれができない。そこで私は、線引きをはずす、はずさないは別といたしましても調整区域内において小規模の宅地、つまりマイホームをつくりたいという庶民の願いをかなえるためにも、小規模な宅地ならばこれを積極的に認めるというよう……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 それでは、時間がないので三つだけ質問いたしたいと思います。  一つは、愛媛県の伊方における原子力発電所の問題ですが、これについては住民に非常に強い反対意見があるということは、これは通産省のほうでも承知をしておると思いますが、これに対して、過日の商工委員会あるいはまた科学技術特別委員会で、原子力発電所の設置については地元の意見を十分承知、把握するために今後公聴会を開いて検討する、こういうふうな答弁がなされたように聞くわけですが、そのことは、いま問題になっておる伊方発電所の建設についても公聴会を開いて是非を論議をする、こういうことになっておるのかどうか、その点ひとつ大臣のお答え……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 最近の物価の値上がりの中にいまも説明聞いている中で、卸売り物価の値上がりと小売り物価の値上がりについての違いをいろいろ説明されておったようですけれども、いまの経済機構の中では卸売り物価が上がるともう時を移さず小売り物価にはね返ってくるわけです。これは特に生活必需物資に至っては私はその状態は顕著だと思うわけですが、その点について経済企画庁のほうでは、卸売り物価が値上がりしても小売り物価が上がるまでにはかなり時間的なものがある、そういうふうに生活物資の面でもお考えになっておるかどうか、生活局長の答弁を願います。
【次の発言】 春闘の上昇率とかいうものとは関係なしに、いまあなたが……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 政治家というものは国民の声をよく聞く耳を持たなくてはならないと思います。そして、よく国民の生活を見なくてはならないと思います。そういう意味で、連日、国会の内輪におきまして、田中総理はずいぶん国民の痛い声を聞かされたので耳が悪くなったのではないか、こういうことがちまたでうわさをされておるわけであります。大臣各位は連日たいへん御苦労なことだと思いますけれども、国民の苦しみから見ればこれは比較にならない苦しみだと思いますので、ごしんぼう願いたいと思います。  そこで、国民生活の関連物資ということでありますが、国民生活というものは、関連物資ならば主体がなければならない。その主体という……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣にまずお尋ねするわけですけれども、衆議院の予算委員会で、エアバスの安全性を再点検をする、こういうふうに大臣は答弁をされておるわけですが、この考えは今日も持っておられるのですか。
【次の発言】 そういう大臣の趣旨にこたえる気持ちで運輸省は就航認可の方針、これはそういうように安全性を確認するために、今度のトルコ航空のあの悲惨な事故にかんがみて、この安全性の確保については十分再検討して、徹底的にこの原因究明もやって、そうして予定をされておる国内線就航のエアバスについても、これは当然私は、あなたのことばから出てくれば、これが今月の十日から就航するのを既定の事実として考えるのでは……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いまほど、国民が政治に期待を寄せておることはないと思いますが、とりわけ、国民生活の大半を扱っておられます通産省の行政に対しての国民の政治への期待というもの、そういうものを背負って立っておられるいわゆる大物である通産大臣が、国民の期待にこたえられるような行政が進められるかどうか、そういうことを今日までの国会の審議を通じて見てみますというと、何かしら、そういう国民の期待にこたえる強いものが感じられずに、まあそのときそのときの状態を糊塗する中で経過をしておる、こういうふうに考えられてならないわけであります。  そういう点から、通産大臣に期待をする国民の一人として、私は幾つかを質問……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣の、政治家として最も自信に満ちた、そして活気のあることばを拝聴したのは、日中国交回復の際の共同声明、並びにことし中国から帰られたときの記者会見の談話でありますが、私は、大平大臣の真価値を発見したような感じを強く抱いたわけであります。  ところが、それにもかかわらず、何かしら外務省の仕事全体がもたもたしておるということは、日中の国交回復という国民の期待を背負って、これから日本の歩むべき、いわゆる正義の方向に政治家としての決着をつけたという自信とはかけ離れたような、そういう印象を私は受けてならないわけであります。  特に、最近におきまする日中の航空協定の問題につきましては、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いま、法務大臣が判を押すと、すぐ執行のできる死刑囚は何人ぐらいおりますか。
【次の発言】 それでは、その四十七名で、法務大臣が就任をされてから、この判を押した死刑囚はありますか。
【次の発言】 法務大臣、大物の法務大臣と言われる人が、人の命にかかわるのをそんなに簡単に扱うんですか。本当にこれは常識的に考えられぬのですが。
【次の発言】 それでは、刑事局長に重ねてその点を確認しておきたいと思いますが、法務大臣は大物なるがゆえに、たくさんの書類をさっさと判を押した中に、そういうものもあるかもしれぬというようなあやふやな話をされておったのですが、万が一にもそういうことはないと思う……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 仮谷建設大臣と同じ出身県で、まことに光栄と思いながら質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、昭和四十二年に土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止に関する法律というものができたわけですが、その法律に基づきまして、これは一様に交通事故が多発する中で特に土砂を運搬するいわゆる砂利トラ、あるいは通称一匹オオカミと称するもぐり営業等の関係から交通事故が多発するというところから、この法律が生まれたわけでありますが、その法律が生まれたけれども、しかし、この法律が本当に生かされるためには、関係省庁がこの法律に基づく安全対策というものを講じなければならないと思う。ところが、一番……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は通産省に対して二、三の項目を質問いたしたいと思うわけですが、その前に警察庁にお尋ねをしたいのですが、交通安全ということは今日国民的課題として、仮に河本通産大臣が運輸大臣あるいはまた警察庁の国家公安委員長、そういう職に就任しておったなら、交通安全を力説するであろうと思うわけでありますけれども、通産大臣でありますからそういうことについては余り意を用いていないと思います。そこでこの機会に、交通安全について都市の実態、そのことについて警察庁はどう考えておるのか、その点ひとつ承っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの警察庁の御意見を聞いて、通産大臣はどういう感想を得たのか、……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 答弁を要領よく、何を言っておるのかわからないような答弁をして時間をかせぐというような、不誠意な答弁の仕方というものは、私はあってはならないと思うわけですけれども、国会の委員会の審議の中では、そういうことがよく見受けられるわけであります。しかし、そこはまじめな大臣でありますので、そういうことはないと思いますので、よろしく明確に見解を述べていただきたいと思います。  さきに大臣が、ソ連から日ソ善隣友好条約の申し入れがあったことに対して、そういうことはできない、そしてまた、そういう申し入れば日本国民の共感を得ることはむずかしいであろう、こういうことが談話で発表されたことを新聞で見……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣は、三木内閣のヒットの人事として世間でも高く評価をされておるわけでありますし、私ども、政党の立場を越えまして、大臣の就任以来の各種の発言、これは非常にりっぱだと思っておるわけであります。その発言のとおりに行政を進めていただかなくてはならないわけですが、そこで、まず第一点としてお伺いをしたいのは、教育の中立ということをよく言われ、そうして教育が政治に支配をされないようにということをよく言われるわけでありますが、あなたも政党内閣の、三木内閣の文部大臣でありますが、教育行政を預っておる限り、そしてまた、あなたの教育に対する政治信念、そういうものから考えて、特定政党の応援演説を……



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データ更新日:2023/02/05

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