このページでは井上泉衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○井上泉君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、大西正男君は、去る九月十八日逝去されました。 私と大西先生は、主義主張こそ異にしておりましたが、私は、先生の誠実な政治姿勢に常日ごろから心服し、また尊敬するライバルとして選挙戦を戦ってまいりました。しかも、高知県選出国会議員は、その代表を豊かな識見と遠大な洞察力を備えた先生にお願いし、ともに郷里土佐の発展のため協力し合い、尽瘁してきたところであります。 その先生の突然の訃報に接した私は、立派な体格で、しかも健康そのものであられた先生がと、ただただ驚愕し、茫然自失するばかりでありました。いかに天命とは申せ、痛恨の情ひとしお深いものを覚えず……
○井上泉君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 私の予定した質問を申し上げる前に、昨日行われました我が党の土井委員長、また公明党矢野委員長、さらに先ほどの民社党塚本委員長の税制改革に関する質問に対する竹下総理の答弁の内容というものに対し、私は強く抗議を覚えるものであります。 土井委員長が三回にわたり総理の明確な答弁を求めたにもかかわらず、竹下総理は詭弁とごまかしに終始をし、明確な答弁を行っていないということは、極めて遺憾であり、本院の権威を汚し、国会審議権を冒涜する姿勢と言わなければなりません。(拍手)この姿勢に対して土井委員長がこれでは審議ができ……
○井上(泉)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。
ただいまの太田誠一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、新井彬之君が委員長に御当選になりました。
それでは、新井彬之君に本席を譲ります。
○井上(泉)委員 今度の暫定予算の中に、建設省関係の予算、国土庁関係の予算はどれだけ計上されておるでしょうか。
【次の発言】 建設省関係で一兆三千億というのが暫定予算の中に計上される。これは公共事業が主たるものだと思うわけですけれども、これだけ公共事業の予算を計上した大きな理由はどこにありますか。
【次の発言】 四月で年度がかわって支出ができないということから暫定予算というものを計上する、野党もこれを了承しておる。暫定予算を組むに当たっては、景気浮揚のために、この落ち込んだ景気を回復するために大幅な公共事業費を計上すべきでないかということを天野建設大臣の主張として新聞では随分承ったわけでありま……
○井上(泉)委員 いろいろ質問する条項をまとめておりましたけれども、三十分の時間でありますので十分そのことを申し上げる時間がないので、極めてその中の私自身今日明らかにしておきたい問題を質問したいと思います。 大体建設業法というのは、これは法律そのものが発注者の立場を中心にして考えた法律である。そうすると、建設業法には、受注者側、つまりそれを請け負って仕事をする建設業者にとりましては、これはいわば格好としては資質の向上を図る、あるいは適正な施工を確保するためとかいろいろ明文が並べられておるわけでありますけれども、今日、建設産業というものは五十二万も三万もあって、日本の就労人口の約一〇%を占める……
○井上(泉)委員 この裁判所の統廃合の問題について、これをやるに当たっては慎重な検討がなされ、関係自治体の意見も聞いて、そしてこういう法案を提出された、こういうことになっておるわけですが、この中には廃止されたら困る、そういう自治体の陳情も幾らかあったと思うのですが、それについてはどうですか。
【次の発言】 簡裁といえども地域の中に存在をしておる役所がなくなるということは、地域の住民としても、特にこれは地方にあるわけですから、地方の住民としてはそういう存在がなくなることには、やはり住民の利便から考えてよくないということで反対するのは大方の気持ちだと思うわけです。
これと同じように、前に法務局、……
○井上(泉)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、森下元晴君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○井上(泉)委員 参考人の先生方、予定の時間は計画によると四時半まで三時間半くぎづけということで、大変御苦労だと思うわけであります。私、できるだけ三十分の時間を一分でも早くやめるようにしたいので、お気持ちを率直に答えていただきたいと思います。 この「自然災害」総合研究班の「自然災害の予測と防災力」、この本をずっとあちこち拾い読みをしたときに、学者の先生本当に熱心に勉強されてやられておる。ところが、それが実際行政の面で取り入れられておると満足しておるのか、その満足度でどうお考えになっておられるのか、芦田先生にその気持ちをお伺いしたいと思います。
○井上(泉)委員 この商工委員会に関係する仕事といいますか、これは我が国経済を支えるすべてのものを網羅しておると言ってもよいほど重要な委員会であるわけですが、私はこの委員会に所属したのはこれが初めてでありまして、そういう点からも、今までの国会活動の中で商工関係については、いろいろ重要とは考えながらも勉強不足を自己批判せざるを得ないのです。そこで、私自身の知識の不十分さをひとつ大臣や関係者によって補っていただいて、立派な通産行政が我が国の政治の中で施行されることを期待するものであります。 そこでまず、これは大臣にお伺いするわけですが、大臣は、皆も同僚議員の方も御承知のとおり今の竹下総理よりは一……
○井上(泉)委員 訪問販売というのを、この法案を審議するに当たって私も若干勉強させていただいたわけですが、三兆円に近い取扱額、それから百万人を超えるこれに関与する人たち、そういうようなものを見た場合に、訪問販売業あるいは通信販売業というものが我が国の流通経済の中で、これは将来ますます伸びる方向にあるのか、もう現在が飽和点であるのか、あるいはこういう傾向というものは好ましいことであるのかないのか、その点、まず大臣の見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 訪問販売業者あるいは通信販売業者、これらのごく最近の資料によるおよその取扱金額がどれくらいあるのか、そしておよそこれに関連をする働く人た……
○井上(泉)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、森下元晴君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○井上(泉)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、唐沢俊二郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○井上(泉)委員 私いろいろ質問に入る前に、大臣の先ほどの答弁の中で、大臣も今日の日本の経済運営についてなかなか厳しく見詰めておるな、こう思って、最後の大臣の答弁と所信表明とはどうなっておるだろうと見比べてみたわけですが、後で言うた方がもっといいようです。 そこで、今、日本の政治の中で大きな関心を集めておるのは、何といってもリクルート問題であり、そして消費税の問題であるわけであります。これで自民党が非常に不人気である。非常に不人気でありまするから、大臣の経験者でも、私は自民党のだれそれでございますといって大っぴらに宣伝することを非常に嫌っておるという傾向があるわけであります。私はそのことを………
○井上(泉)委員 私、若干質問を申し上げたいと思いますが、せっかく大臣がお見えてもありますし、慎重審議、時間に余り拘束されない気持ちで質問を申し上げたいと思いますので、委員長もよろしくお取り計らいのほどお願いをいたします。 そこで、私まず第一番に、従来から、その年度の委員会が始まる場合、委員会が審議に入る前には、所管大臣として非常に立派な決意を表明されるのが国会のしきたりのようでありますが、今度は急にかわられた関係もあったのでありましょうか、新大臣の所信表明というあいさつが全然なされてなかったので、あるいはそれは行政の一貫性というようなことで三塚前通産大臣が言われた所信表明をそのまま受け継が……
○井上(泉)分科員 大臣にまず最初にお尋ねをしておきたいのですが、日本では農業用地は不足しておるのですか、それとも余っておるのですか。どちらとお考えですか。
【次の発言】 いや、輸入国になっておるということは事実ですが、それは将来輸入国をやめるということの上に立って農業政策、農地政策を進めておるのか、それとも現在の食糧の輸入関係から見て、これは将来すぐにこの比率が大幅に変わる見込みもないじゃないか、そういう場合にあって、それでも日本の農地が現在の時点をとらえた場合には余っておるのか余っていないのか、その認識をお尋ねしたい。
【次の発言】 あなた、それはちょっとわからない。五百五十万ヘクタールの……
○井上(泉)分科員 法務大臣という職務は他の大臣と違って大変な権力を持っておるわけでありますので、その権力を国家国民のために生かすということは法務大臣としての責任だと私は思うわけであります。 そこで、法務大臣にまず最初にお尋ねをするわけでありますが、光華寮の問題はもう法務大臣も十分御承知だと思うのです。光華寮の問題は我が国の公共の問題として、当然法務大臣がこれに対して裁判所に意見を申し出ることができる法的な権限を与えられておるので、それに該当するとお考えになっておられるのか、それは別に権限を与えられておる条項とは違うとお考えになっておるのか、その点を承っておきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。