このページでは鈴木一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○鈴木(一)委員 五十分までに終われという委員長からの命令ですし、大臣も飯を食う時間が必要だそうですから三点だけお伺いしますから簡潔にお答え願いたいと思います。
最初に、医師の教育の問題ですが、現在の医師の数は、政府としては十分満ち足りていると思っているのか、足りないと思っているのか、足りないならば大体いつごろまでに十分な医師を養成するお考えなのか、その際国でどれだけ責任を負うのか、あるいは入学の裏金も合わせて一千万円も出さなければ入れないような大学もあわせて考えておるのか、その辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 はっきりはわかりませんが、医師会のほうからの圧力もあり、なるべく医者の……
○鈴木(一)委員 だいぶ早くやってもらいたいという要請がありますので、なるべく簡潔に質問します。大臣以外に答えなくてもいいですが、坂田さんはだいぶ退屈のようでありますから……。 最初に坂田さんにお伺いしたいことは、あるいは時間がたっているのでお忘れになったかもしれませんが、四十四年度の通常国会で私が文部大臣の所信表明に対して質問した問題です。そのときに、学校教育法の一部を改正して各種学校の法的地位の確立はぜひやってもらいたい、その際、外人学校であるとか教頭の地位とか各種学校とは何ら関係のないような法改正までくっつけてくると各種学校の要望にこたえることもできないから、これは切り離してやってもら……
○鈴木(一)議員 私は、民社党を代表して、ただいま委員会に付託された大学基本法案の提案理由を説明します。 昭和四十三年並びに四十四年にかけて全国の大学を襲ったいわゆる学園紛争は、極左の七〇年闘争の挫折あるいは大学の相次ぐ警察官導入等によって一応収拾の方向に向かい、最悪の事態が回避されました。しかし、それはいわば強権の発動による一時的解決であり、学園紛争の根源をついた抜本的な解決でないことは言うまでもありません。 その意味で、むしろ学園紛争は内攻的に潜在化したにすぎないと言うべきであります。 学園紛争の抜本的解決は、旧態依然たる現在の大学制度の根本的改革なくしてはとうていあり得ません。しか……
○鈴木(一)議員 お答えいたします。 その前に一言申し上げたいわけでありますが、あれだけの大学紛争が一昨年行なわれたにもかかわらず、一応その紛争は終わっておりますけれども、大学そのものの制度に対する改革というのは全然行なわれていないわけでございます。また、あれほどにぎにぎしく取り上げましたマスコミも、いまや大学のことはどこへ行ったのか全然取り上げていないというふうな状態でございますが、しかし、大学問題そのものは決してこれによって解決したわけじゃなくて、深く問題は潜行し、またいつの日かこういう紛争が起こらないという保証はどこにもないと私は思うわけでございます。したがって、国会としてはこうした問……
○鈴木(一)委員 新しい大臣にお伺いするわけでありますが、ふだん同じ文教委員会でしょっちゅう、もっとしっかりしろというわけでおしかりを受けておったあなたが大臣になられて、いまここで攻守ところをかえて質問するのは、なかなか質問しにくいわけであります。しかし、きょうはセレモニーみたいなもので、みなさんが各党やりますので、私も、簡単でございますがあなたに二、三お尋ねしたいと思います。 これはよけいなことかもしれませんけれども、佐藤内閣の命脈もそう長くないと私思うのです。中共問題を含めて、だいぶがたがたしてきておる。頼みにしておったアメリカも、ああいうふうな形で飛び越えて中共と手を結ぼうというふうな……
○鈴木(一)委員 最初に大臣にお伺いしたいのですが、御承知のように、最近私立大学が軒並みに授業料を上げようというふうな動きを示しておるわけでございますが、文部省としてはこの状態をどういうふうに把握されておるのか。その原因は、単に物価高ということだとは思いますけれども、経営上やむを得ないものなのか。また、上げることによって何にその財源が充当されるのか。そういうふうな実態の把握を文部省としてどういうふうにつかんでおられるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣の、できることならば上げてもらいたくないという、そういう希望はよくわかるわけでございますが、しかしそうした大臣の希望、あるいはわれ……
○鈴木(一)委員 理事会の決定もございますので、大体私の持ち時間は十五分ということでございます。その中でおさめたいと思いますので、大臣からもひとつよろしく答弁を願いたいと思います。 高見文部大臣とは前々からのお知り合いでもあり、いろいろ大臣になられる前からも、文教政策についてはプライベートにもお話ししておりますので、大体私の意見とそう違いはないと思います。したがって、十五分以内におさめますから、あまり長々と御答弁は要りません。私の申し上げたことに対して賛成なら賛成だ、こういうことでけっこうでございます。 まず最初にお伺いしたいことは、同僚議員が今日までるる医師の養成のことについてお尋ねして……
○鈴木(一)委員 時間もございませんので、同僚議員との重複を避けて端的に二、三の問題についてお答え願いたいと思うのであります。 この法案を見まして、何となく片手落ちのような感じがいたします。というのは、補助率を引き上げたことはいいわけでございますけれども、屋内運動場がそのままになっておる、それからまた、危険校舎のほうもそのままになっておる。片手落ちだと思うのでありますけれども、これは文部省としては、大蔵省との折衝の段階でも十分努力をされたが、やむを得ず今回はこの段階にとどまったというふうに理解しておりますが、来年度は少なくともこの問題をそれぞれ解決し得る見通しはございますか。大臣にひとつ…………
○鈴木(一)小委員 同僚議員の熱心な質疑によりまして、大かた問題点は尽きていると思いますが、一言だけ宮内庁の並木さんにお伺いいたします。 並木さんは万事のみ込んでおられているのですけれども、いまの段階ではああいう答弁しかできないのではないかというふうに内心同情しながら伺っておったわけでございますが、ただ一言、私自身が納得いかない点は、天皇家のお墓を発掘調査することは尊厳を傷つける、こういうふうなことが現段階では調査の対象にし得ないということだったと思うわけでございます。これは少しものの考え方が間違ってやしないかと思うのですね。昔は英雄であった。しかし、時代が変わったらとんでもないやつだったと……
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