田中六助 衆議院議員
32期国会発言一覧

田中六助[衆]在籍期 : 30期-31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期
田中六助[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中六助衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
田中六助[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

田中六助[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 外務委員会 第13号(1970/05/06、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(六)委員長代理 曽祢益君。

第63回国会 外務委員会 第20号(1970/11/17、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、愛知外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 先般、北方領土及び安全操業に関する国際問題調査のため、北海道に委員を派遣いたしました。  この際、派遣委員から報告を求めます。永田亮一君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでございました。  次に、まず北方領土及び安全操業に関する国際問題について質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。村田敬次郎君。

第63回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1970/05/09、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 大臣に一、二お尋ねしたいと思いますが、御承知のように石炭問題は、大きなカンフル注射をしつつ手術しなければならないというようなきわめて特殊な事情にございまして、ほんとうは、わが国のエネルギー資源の中の石炭の位置づけ、あるいはこれをどのような体制で、どういうふうにもっていくかということをお聞きしなければあまり意味がないような気がするわけです。しかし、石炭鉱業審議会でいまちょうど体制問題を研究しているさなかでございますので、この問題は差し控えまして、当面の問題を二点だけお聞きしたいと思います。  一つは、四千万トンを四十五年度確保するということで出炭量をきめているわけでございますが……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1970/09/18、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 さきに実施されました石炭対策特別委員会現地調査北海道班の概要を御報告申し上げます。  私ども一行は、八月四日現地におもむき、札幌通商産業局並びに札幌鉱山保安監督局より管内概況の説明を聴取し、さらに北海道及び関係諸団体代表より陳情、要望などを聴取した後、八月八日に至る間、住友奔別鉱、北炭幌内鉱、北炭夕張新鉱の開発地点、三菱大夕張炭鉱及び新日本製鉄室蘭製鉄所等をそれぞれ視察してまいったものであります。  なお、参加委員は現地参加を含めて九名であります。  北海道地区は、豊富な埋蔵量に恵まれ、また、優良炭の産出が多いのでありますが、その反面、ガスの湧出量が九州の二倍もあり、さらに炭……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1970/11/24、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 この際、動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によることなく、鬼木勝利君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ各位の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会 第15号(1971/05/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(六)委員長代理 曽祢益君。

第65回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1970/12/26、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 この際、動議を提出いたします。  委員長の互選につきましては、その手続を省略して、委員長に鬼木勝利君を推薦いたしたいと存じます。何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第65回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1971/02/18、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(六)委員長代理 これより会議を開きます。委員長は、都合によりお見えになりませんので、委員長の指定によりまして、私が委員長の職務を行ないますので、何とぞよろしくお願いいたします。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 相沢武彦君。
【次の発言】 田畑金光君。
【次の発言】 田代文久君。
【次の発言】 大臣、予算委員会からたびたび出席要求がございますので、答弁は明快に、簡単にお願いいたします。
【次の発言】 田畑金光君。
【次の発言】 相沢武彦君。
【次の発言】 参考人出席要求に関する件についておはかりいたし……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1971/03/02、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 ただいまは徳永、倉持、天日、稲葉、田坂五名の参考人、御多忙中のところ御意見を聞かしていただきまして、私どもは非常に参考になりました。しかも、皆さまがそれぞれの立場において、全力投球をなさっておることが十分うかがえまして、感謝いたします。五人の方々にすべて御質問したいと思いますが、時間も限られておりますし、また同僚の諸兄もおられますので、私は三人の方に質問をしたいと思います。  産炭地域振興臨時措置法の一部改正案の十年延長というのは、徳永小委員長の御努力もあり、通産省御当局の努力もあって、大蔵省や企画庁では、半分の五年間というようなことで、かなりの抵抗をしておったわけですけれど……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1971/03/04、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 産炭地振興ということは非常に重大なことで、しかしこれは大幅な仕事でございますし、今回も約十年の延長ということですが、なかなか労多くして実りが少なく、産炭地関係に非常に迷惑もかけ、政府並びに所属する地方自治団体も、それぞれ負担金などもあってたいへんでございますけれども、この法案が十年延びるということにつきましては、私ども全面的に賛成でございます。  ただ、まずお聞きしたいのは、非常に気になることでございますが、石炭対策、つまり石炭特別会計そのものが石炭プロパーにだけ関係があるんだという考え方をしている人が、少なくとも炭鉱関係、特に経営者には多い。たとえば安定補給金とか坑道掘進費……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1971/03/11、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 産炭地域振興臨時措置法の約十年間延長になる法案を、私ども審議しているわけでございますが、さきに石炭鉱業審議会が中間答申を出しております。これは、石炭鉱業の体制に関する当面の諸対策ということでございますが、これは昨年の十一月に出したわけですが、その後もう三月の終りですが、私どもは、ずっと意義のある、非常に有意義な答申が重ねられてきておるとは思いますが、私は時代の先取りとか、非常にいま情報社会で、未来学とかいろいろなことがいわれておりますが、この審議会のメンバーがちょっと気になるわけでございます。と申しますのは、一次答申から四次答申、いま五次目が行なわれんとしているわけですが、ほ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 大蔵委員会 第1号(1971/07/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中政府委員 このたび、政務次官を拝命いたしました田中六助でございます。何とぞ委員長並びに各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。(拍手)

第66回国会 大蔵委員会 第3号(1971/09/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中説明員 為替変動ということは日本にとっては、ちょうどいま藤井委員も指摘されましたように、二十二年ぶりのことでございますし、いわば処女で、外国は、一応西欧諸国はみんなベテランの、切り下げたり切り上げたりする経験を持った、いわばやり手ばばあみたいなもので、そういうところから考えますと、初めてのことでございますので非常にこんとんとして、ですからみずから進んでこれに対処するというかまえがなかった点は反省いたしますが、といってアメリカのいうように、いま日本の円がそれだけ強いかということを提起した場合に、はたしてそうだろうかという反省があるわけです。したがって、そう悪いことをしたような覚えはない。処……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 決算委員会 第1号(1971/10/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 昭和四十四年度大蔵省主管一般会計歳入決算並びに大蔵省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び各政府関係機関収入支出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、一般会計の歳入決算について申し述べます。  昭和四十四年度の歳入決算額は、六兆八千三百五億六千二百二十一万円余でありまして、これを歳入予算額に比較いたしますと千五百九十一億八千七百三十五万円余の増加となっております。  以下、各部について簡単に申し述べます。  第一に、租税及び印紙収入でありますが、その決算額は、五兆八千七百四十三億四百六十一万円余で、これを予算額に比較いたしますと八百八十三億四……

第67回国会 決算委員会 第4号(1971/12/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 お答え申し上げます。  出資法に触れるかどうかということは、今後の十分な検討をいたしたいところでございますが、法律に触れる触れないは問題外でございまして、道義的には大きな責任があると思いますので、私どもは十分調査の上に調査を重ねまして、御意向に沿いたいというふうに考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。  全く坂井委員のおっしゃるとおりに私どもも恥ずかしい思いをいたします。同じところに歴代の署長がそういうふうに就職しているということは、やはりどこから考えても私ども反省すべきことで、本人たちにも自粛を勧告はしておりまして、おっしゃるとおり三名になっておりますが、……

第67回国会 決算委員会 第6号(1971/12/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 内閣に対して独立の地位を保ってあり、そのためには検査する人の自由な配慮ということがやはり要求されると思います。しかし、鳥居議員御承知のように、予算のワクがきまっておりまして、この点から私どもも頭を痛めておるわけでございます。しかし、だんだんそういうところにウエートを置きまして、四十五年、四十六年になりますと、概算要求と実行予算との差が縮まっているのは、数字上にあらわれておりますし、私どもは、毎年旅費の増額については、よその省よりも頭をひねっておるということは言えると思います。
【次の発言】 概算要求、つまり要求どおりにすることが一番いいという鳥居委員の御指摘でございますが……

第67回国会 建設委員会 第5号(1971/12/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 現在四十七年度予算を鋭意大蔵省としては検討中でございますが、御承知のように景気は非常に沈滞しておりまして、財源、税収、そういう点で財源の面で頭を痛めておりまして、したがって事務当局といたしましては、財源になるものはないかということでいろいろな総ざらいをしておる段階でございまして、総ざらいをしておる中に、懸案事項の一つといたしまして公団住宅の古いほうの値上げの問題ということがあるのは事実でございますし、それもワン・オブ・ゼムの中に入っておると思います。それは昨年来、建設省や住宅公団あたりの事務当局と話し合いを進めておった問題でございまして、まだ上のほうには来てないのでござい……

第67回国会 社会労働委員会 第7号(1971/12/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 島本委員御指摘のように、すでに二億は計上しておりまして、本年度もそういう精神にのっとって、これからの小児ガンの対策並びに研究については同様に、私どもは、十分とは言えませんが、研究に必要な金というものを考慮して、配慮していきたいというふうに考えております。
【次の発言】 大蔵省といたしましても、せっかくこの制度ができておりますので、この制度を生かすためにも、この裏づけとなる金が問題でございますので、その点は十分この制度が生きるように配慮していきたいというふうに考えております。
【次の発言】 四十三年から四十七年までの整備五カ年計画でございます。計画はどうしても計画倒れという……

第67回国会 大蔵委員会 第4号(1971/10/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案外二法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、租税特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、アメリカ合衆国における輸入課徴金の賦課等の国際経済上の調整措置の実施により、事業活動に支障を生じている輸出関連の中小企業者に対して総合的な措置を講ずるため、国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律案を提出して御審議を願っているところでありますが、これとの関連におきまして、税制上、純損失または欠損金の繰り戻しによる還付制度の特例等を設けることと……

第67回国会 大蔵委員会 第5号(1971/11/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 物価問題には何も大蔵大臣も触れていない、政府も触れていないということで、何をしておるかというおしかりでございますが、物価をどうするかということは、もう表に出す出さぬにかかわらずいつも政府の頭にあることでございまして、今回の補正予算における措置の全体の構想の中にも、所得税減税あるいは国際均衡、国内均衡という観点からも、国際均衡では変動相場制、国内均衡では金融、財政面から、そういうものをあわせまして、こういう際にこそ物価問題とつながってすべてを考えるべきだという考えのもとに出発しております。
【次の発言】 さようでございます。

第67回国会 大蔵委員会 第6号(1971/11/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 景気浮揚ということが前提でございますから、まず何よりも早いということで緊急だと思います。
【次の発言】 大臣の答弁はそういうことであったのですが、しかし大臣の意図も、景気が浮揚して税金を取り立てられる条件が整うならば、またそういう減税をする方向にある気持ちは底流にあったと思います。
【次の発言】 私どもは何とか景気浮揚を一日も早くということに考えておりまして、来年のことははっきり言えというとちょっと因るのですが、見通しとしては、来年のいまごろからは何とか景気は上向くのではないかという見通しを持っております。
【次の発言】 年度内減税というものは最初から打ち出しておりました……

第67回国会 大蔵委員会 第7号(1971/11/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 発想の転換ということ、まあ政府が言っておるということをはっきり私も意識しておりませんが、発想の転換をせなければならないという根拠は、いままで民間主導型の経済政策であったのを、財政主導、つまり政府主導型の経済にもっていかなければならぬ、いままで国際収支などに焦点を合わしてきておりましたが、社会資本の充実というようなことでいくということだと思います。
【次の発言】 小林委員のおっしゃるとおりに、そういう方向でこれから行こうという方針でございます。
【次の発言】 いま小林委員は各国の消費支出のパーセンテージを指摘しておりますが、これは御承知のように、日本の場合、逆の意味で、結局……

第67回国会 大蔵委員会 第8号(1971/11/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 貝沼委員のおっしゃるように、災害が発生してからいろいろするよりも、事前にするという根本趣旨は、政府としてもそういう方針でございますし、そういう観念でございますので、あくまで前向きに対処していく所存でございます。
【次の発言】 最近の傾向として、大学の研究所よりも民間の研究所、それならばまだいいのですが、頭脳の流出等、外国に有能な人がどんどん行ってしまう。これは日本にとっても大きな損失でございますし、研究機関の整備並びにそういう大学の研究所におる人々の給与、そういう面については十分配慮しなければならないというふうに考えております。

第67回国会 大蔵委員会 第10号(1971/11/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 総理が、これから発想の転換をして輸出重点主義を変更するということを言ったわけですが、それは政府全体の考えでございまして、外貨準備がどれだけあったらその国に十分かということは、いままでいろいろ議論がなされておりますが、御承知のように、百四十億ドルもあるような外貨というのは非常に異常でございまして、これが数年前まで国際収支のことにだけ頭を持っていったということがやはり問題でございますので、その間国内の情勢はどうかといいますと、つまり社会資本の充実という点では、GNPでは世界で二番とか三番とかいわれておっても、下水道の普及率とか公園の整備あるいは緑地あるいは道路の舗装率などから……

第67回国会 大蔵委員会 第11号(1971/11/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 輸出振興ということから一応奨励はしてきたと思います。
【次の発言】 日本は輸出ということが至上命題になっておりますので、その点いままでジェトロなどを通じて情報の収集とか、あるいはマーケットの調査、開拓というようなことを指導してきて、できるだけいい方向にという指導はしてきた点の責任、それは結局輸出奨励ということに私はなると思います。そういう責任はやはり政府にありますし、それだけにこういう対策を講ずるような措置を現在行なっておるわけでございます。
【次の発言】 それが非常にむずかしいところで、いま私企業ということと、それから行政指導といいますか、ほとんど海外の場合はジェトロを……

第67回国会 大蔵委員会 第16号(1971/12/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 地元とも十分話をつけた上でこういう措置をやっておりますので、そういうことも地元の意向を十分くんで対処できると思っております。
【次の発言】 いや、地元というか、地元の当局と十分詰めていくという意味です。

第67回国会 大蔵委員会 第17号(1971/12/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま銀行局長が申し上げましたように、国際的にも平価調整というようなことで大きな均衡を迫られておりますし、国内的にも、三十年から十数年たっておる現状で大きな転換期に来ておりますので、そういう点を十分配慮して、国民金融公庫につきましてもそういう基盤を十分考えて対処していかなければならない時期に来ているというふうに確信しておりますので、そういうような観点からライトを浴びせて再検討する必要が十分あるというふうに考えております。
【次の発言】 平林委員御指摘のとおり、事務当局といたしましてはいま財源がない関係上いろいろなものを洗いざらいする仕事はするわけでございます。しかし、そ……

第67回国会 地方行政委員会 第8号(1971/12/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 御承知のように、景気が沈滞しております。したがって、税収の伸びが思うようにまかせない。その結果、自治省の要求する予算どおりにうまくいかない。通称一兆円のギャップがあるというふうにいわれておりますが、私どもといたしましては、国の施策が財政主導型で、公共事業費その他福祉施設、公害などに予算を組んでいくという一つの方針を持っております。この、国の方針は、即地方の方針でもなければなりませず、財政の裏づけがなければ、かえって地方、国も困るということで、この一兆円のギャップをどのようにして縮めていくか、どのような話し合いのもとに進めていくかということを鋭意事務折衝しておりまして、だん……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 決算委員会 第6号(1972/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その二)外三件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十五年度一般会計予備費につきましては、その予算額は一千億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十五年五月一日から同年十二月二十二日までの間において使用を決定いたしました金額は八百七十三億六千三百九十四万円余であり、すでに第六十五回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、御承諾を得たところでありますが、その後、昭和四十六年一月二十五日から同年……

第68回国会 決算委員会 第10号(1972/05/11、32期、会派情報なし)【政府役職】

○田中(六)政府委員 お答えいたします。西宮委員御指摘のように、GNPの一%を海外援助に向けるということを七五年つまり昭和五十年までに完成するということは非常に困難でございますが、一九七〇年の実績を見ますと、民間、政府ベースを含めまして、GNPの比率にしましで〇・九三%を実行しておりますし、それは前年度の〇・七六%に比べますと、かなり上回っております。七一年はまだ数字が出ておりませんが大体そのベースでいきますと、何とか五十年つまり一九七五年までにはGNPの一%はいくのではないかという見通しを持っておりますし、わが国の経済の現状並びに見通しから考えましても、昭和五十年までには一%の目標に向かって……

第68回国会 決算委員会 第11号(1972/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 昭和四十五年度大蔵省主管一般会計歳入決算並びに大蔵省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び各政府関係機関収入支出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、一般会計の歳入決算について申し述べます。  昭和四十五年度の歳入決算額は八兆千二百七十一億八千五百五十六万円余でありまして、これを歳入予算額に比較いたしますと二千百三十四億四千八百九十七万円余の増加となっております。  以下、歳入決算額のうちおもな事項について簡単に申し述べます。  第一に、租税及び印紙収入でありますが、その決算額は七兆千七十七億七千二百八十八万円余で、これを予算額に比較いたしま……

第68回国会 決算委員会 第15号(1972/06/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 勝澤委員の御指摘のように、現地ではわれわれが想像する以上に実生活に直結しているだけに苦しい立場にあると思われます。幸いに大蔵、外務両事務当局では、現地建て通貨に返済を切りかえるという根本的な基方本針がきまっているようでございますので、勝澤委員のおっしゃるように二、三日うちにということはどうかと思いますが、原則がきまっている以上、早急に実行に移さなければならないというふうに思っておりますし、そういうふうにしたいと思います。
【次の発言】 専売公社の総裁並びにいま監理官がお答えしましたように、私どもといたしましては、根本的には運営その他の改善は必要な場合があると思いますが、専……

第68回国会 建設委員会 第6号(1972/04/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 古内委員御指摘のように、下水道利用率、そういうものにつきましては日本は全く先進国並みに達してないどころか、そういう点では非常に後進国並みでございまして、GNPが二番とか三番とかいっておる割合にすると全く恥ずかしいことでございます。最近たまたま外貨保有高も百六十億ドルをこえておりますし、国内の社会資本の充実とかあるいは社会保障制度の充実という観点から大きく発想の転換を迫られております。したがって、下水道あるいは公園、緑地、道路、こういうものを近代国家並みにする、先進国並みにするということは、私どもの至上命題でございます。財政もそういうふうに持っていくことが非常にいいことでご……

第68回国会 社会労働委員会 第18号(1972/04/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 先ほど事務当局から申し上げましたように、国庫補助率の弾力的調整、あるいは二千百九十四億というようなたな上げで、一般会計からそれを補てんするというようなことを勘案いたしますと、山下委員御指摘のように、政府の財政という観点からもやはり限度があると思いますので、五%というのがほどほどだろうという考えでございまして、一部新聞に載りましたように一〇%というような考えは持っておりませんで、私どもは原案どおり五%でいきたいというふうに考えております。
【次の発言】 いま厚生大臣が申し上げましたように、私どもはこの法律が通らないというようなことをもちろん前提にしておりませんし、何とかして……

第68回国会 商工委員会 第25号(1972/05/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 いま自治大臣がお答えいたしましたように、私どもとしては十分研究、検討をすべき事項でございます。しかし大蔵省といたしましては、いますぐこれを確約しろというようなことはできませず、今後とも十分自治省と相談をして検討していきたいというふうに考えております。
【次の発言】 集積の利益を受けておる工場に付加税を課すべきじゃないかという、簡単に言えばそういう御質問だと思いますが、まさしく大蔵大臣が本会議でお答えしましたように、そういう適当な税目があるならば、私どもはこれを考えて地方財源に充てたりあるいはそういう過疎過密地帯の解決をはかりたいというように考えております。

第68回国会 大蔵委員会 第2号(1972/03/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  初めに、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明いたします。  最近における内外の経済情勢の変化に対応し、国民生活の安定、自由貿易の推進に資する等の見地から、生活関連物資を中心に関税率の引き下げをはかる等関税率について所要の調整を行なうこととするほか、関税制度につき所要の整備を行なうため、関税定率法、関税法及び関税暫定措置法について改正を行なう必要がありますので、この法律案を提出することとした次第であります。  以下、この法律案の概……

第68回国会 大蔵委員会 第3号(1972/03/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 山中委員御指摘のように非常にわかりにくい法律になっておりまして、これは法制局とも一緒になって十分検討しなくちゃいかぬ事項でございますが、委員の意向をいれて今後対処していきたいというふうに考えております。

第68回国会 大蔵委員会 第4号(1972/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 けさ一部の報道に松尾委員がおっしゃっておるようなことが載っておりますが、大蔵省といたしましては、長期的な見方としてはそういうことを考えておりますが、現在ああいう記事そのものを検討しておるというようなことはございません。まず、私どもといたしましては、いま提案しておりますこの関税定率法の一部改正法案を完全に成立していただいて、その実施後、外貨のたまりぐあいなども見まして、当然これには対処していかなくちゃならぬ問題でございますので、その後で次の関税についての対策というものを進めていく、当然進めていかなくちゃいけないという方針でございます。

第68回国会 大蔵委員会 第5号(1972/03/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 中島委員御指摘のように、一応航空機の保護育成ということはほぼ目的を達したのじゃないかと思う。しかも、この事業は、国際的に見ましても、将来発展の段階にございまして、これが衰微するという方向は見られないと思います。問題は、航空機関係の整備、それから保安、それからこれに対する騒音とかいうような公害がございますので、それに対する対策として今回新税を設けたわけで、これとても、こういう措置をしなければ結局航空機の発達にはなりませんし、これを阻害するというのじゃなくて、航空機関係の将来、そういうものを見通しまして、これを発展させるという見解からこういう考えを持ったわけでございます。

第68回国会 大蔵委員会 第6号(1972/03/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 運輸省の担当でございますので、大蔵政務次官が答えるのはどうかと思いますけれども、私は政府を代表いたしまして一応お答えいたします。  第二次五カ年計画で五千六百億計上しておりまして、これは空港整備とかあるいは保安あるいはその他いろいろありますが、要は整備員の養成あるいは操縦士の養成ということが基本問題だと思います。これがなければどんなことをしてもこれはたいしたことにならないというふうに考えます。したがって、整備員、操縦士の養成こそ基本問題であるならば、これに焦点を合わせていくことが問題でございますので、政府としてはそういうことを中心に今後ともいかなければならないというふうに……

第68回国会 大蔵委員会 第7号(1972/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 未来学からいけば、情報社会とか、あるいは日本の場合、経済成長率というものが問題になりますし、そういうものから勘案しますと、航空機の発達並びに航空機関係の将来というものは、むしろ各国とも、歴史をたどりますと、保護してきておりますし、そういう過程を日本がいま経てきたと思うのです。将来性を思いますと、この航空機の発達はどうしてもやらなければならないし、飛行場の整備、たとえば羽田などは二分間に一台ずつ飛行機が一日発着しているという状態は世界まれに見る状態でございますし、そういうことを勘案しますと、ぜひとも空港の整備、それから保安、それからそれに伴う公害というものを勘案して対処しな……

第68回国会 大蔵委員会 第8号(1972/03/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 たびたび、阿部委員御指摘のようなこともあるかもわかりませんけれども、私どもといたしましては、税制は一つの産業にだけ片寄ってこれを保護するということではなくて、たとえば公害対策とかあるいは寡婦あるいは老人、そういうような対策についても税の面で住宅とか、そういうことも配慮して公平の原則には反しないような基本的な考えを持っておるわけでございます。  国会を無視してないか、最後の判定を下すのは国会なのにということでございますが、私どもは、手順といたしましては税制調査会とかあるいは各党のそれぞれ税に関係する審議会あるいは会議で資料を要求されて社会党にも出しておるわけでございまして、……

第68回国会 大蔵委員会 第9号(1972/03/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 堀委員の意見を十分参酌して検討していきたいと思います。
【次の発言】 十分検討させ、参考資料を出すようにいたします。

第68回国会 大蔵委員会 第11号(1972/03/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 広瀬委員御指摘のように、慢性化しあるいは既得権化するということが一番おそろしいことで、その点は十分配慮して発想の転換ということを現実に移していかなくちゃならぬというふうに思っております。  ただ、具体的な例を一つ申し上げますと、たとえば最近、日本人の可処分所得の二一、二%は貯蓄性向で貯蓄に向ける、これは世界一ですが、そういうふうになっておるから、貯蓄の面でもそう特別措置をはたして講じていいかどうかという疑問がまさしくあるわけです。それで私も、小口を除いてはそういう面のいろいろな特別措置というものはどうかという疑問を持ちますが、反面、たとえばこれは大企業だけに集中するという……

第68回国会 大蔵委員会 第14号(1972/04/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりました労働保険特別会計法案外二法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  初めに、労働保険特別会計法案につきまして御説明申し上げます。  労働者災害補償保険事業及び失業保険事業につきましては、労働保険の保険料の徴収等に関する法律が第六十二回国会において成立し、本年四月一日から施行され、その保険料の徴収の一元化が実施されることとなりました。  これに伴いまして、現行の労働者災害補償保険特別会計及び失業保険特別会計を統合して新たに労働保険特別会計を設置することとするため、この法律案を提出することといたした次第であります。  次に、この……

第68回国会 大蔵委員会 第15号(1972/04/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 福祉国家としてそれを志向していく場合に、高福祉高負担という一つの考え方もあるでしょうし、企業の社会性から見れば、企業がこれを全部負担する、あるいは福祉国家そのものを標傍する限り、国がこれをめんどう見るのは当然だというような考え方、いろいろありまして、それらがミックスして一つの社会政策というものが成り立つのじゃないかというふうに思います。したがって、事務費を国が見るのは当然じゃないかということも、それは当然、外国にも例がありますし、日本としてもその方向としていくんじゃないかという気持ちはいたしますが、それは何を申しましても、予算との関係その他がございますので、早急に実施でき……

第68回国会 大蔵委員会 第16号(1972/04/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 堀委員のおっしゃるとおりに、保険料というものはやはり原則的には保険業務あるいは保険の経常的運営のために使用さるべきものであって、その他の支出は、国のそういう施設というようなもの、あるいは地方公共団体の施設というようなものに運用されるべきものではないというふうに考えられます。
【次の発言】 いま正確な御答弁はできませんので、十分検討させるということをお約束したいと思います。
【次の発言】 安易な計上をすることは極力避けていきたいというふうに思います。
【次の発言】 先ほど堀委員にもお答え申し上げましたように、やはり根本原則といたしましては、保険料は保険の経常費などに使うべき……

第68回国会 大蔵委員会 第17号(1972/04/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 補償というものは非常にきめのこまかいものになるということから、いよいよ実行面というときにおいて予算がうまく使われないのじゃないかと思うのです。したがって受けざら、つまり制度というようなものを非常に整備して、それが消化できるような体制をとっておかなくてはならないのじゃないかと思いますので、この点十分配慮して、予算を組んだらそれが消化できるという体制をぜひともとっていきたいというふうに思っております。

第68回国会 大蔵委員会 第18号(1972/04/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 先ほどから砂田副長官が御説明申し上げているように、沖繩の企業並びに県民が困らないようにという配慮を前提といたしまして、先ほどからるると説明申し上げておりますように、振興開発金融公庫に対して四百五十億の貸し付け準備をしておりますし、これがまた金利などについても砂田副長官のほうと十分連絡をとり、さらにきめのこまかい措置をとっていきたいというふうに考えております。

第68回国会 大蔵委員会 第19号(1972/04/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 産炭地の住民、特に筑豊地帯の住民の中では千人に三百人が生活保護者である。現実に福岡県の田川郡の糸田町、金田町という町が指摘されたわけでございますが、まさしくそういう観点から見ますと取り残されるおそれがありますので、十分政府としてはこういううしろ向きの政策にもあたたかい目を向けていくべく、委員の御指摘のとおり十分配慮してまいりたいと思います。

第68回国会 大蔵委員会 第20号(1972/04/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりました日本開発銀行法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、日本開発銀行法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  日本開発銀行は、昭和二十六年設立以来、経済の再建及び産業の開発を促進するため、民間金融機関が行なう金融を補完、奨励することを目的として、長期資金の供給を行なってまいりました。設立当初におきましては、日本開発銀行の融資は、経済の再建を基本的な目的とした基幹産業中心に行なわれておりましたが、その後経済社会の進展に伴い、漸次変容を遂げ、最近では、都市再開発、流通近代化、公害防……

第68回国会 大蔵委員会 第21号(1972/04/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 いつまでも基幹産業が、電力、鉄鋼、造船というようなことでいっておるというようなことは過去のことでございまして、やはりこれから発想の転換とかいろんなことが要請されておるさなかでございますので、基幹産業あるいは何が大企業であるかというようなことを洗い直すことも当然必要だというふうに考えます。  ただ、大企業といいましても、これまた大企業の中身が問題で、その傘下にはかなりの大きな企業体が含まれておりますので、財投が大企業だけに浸透しているかどうかということも問題でございますので、いずれにしてもそういう両面からこの企業の内容、産業の内容を洗い直すべき時期に来ておるということは、私……

第68回国会 大蔵委員会 第22号(1972/04/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 そのとおりでけっこうでございます。
【次の発言】 ただいま近藤銀行局長が申し上げましたように、開銀法四十二条にそういう規定がありますし、その趣旨に沿って十分やっていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 そのとおりだと思います。
【次の発言】 そのとおりだと思います。
【次の発言】 憲法によって就職の自由ということはありますので、その点は考えなければいけませんが、ただ、いま堀委員の御指摘のように、監督すべき立場の者が出向したり、その地位を利用して就職をしたということが現実的にあるならばこれは問題でございますし、当委員会の問題とともに十分問題になり得るというふうに……

第68回国会 大蔵委員会 第23号(1972/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 堀委員御指摘のように、金融機関の公共性ということを肝に銘じて、政府といたしましてもその観点から十分行政指導してまいりたいと思います。

第68回国会 大蔵委員会 第24号(1972/05/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 原発の開発にはやはり安全性の確保ということが大事だと思いますし、したがって藤田委員の指摘のように、その安全性の確保が確立してない限り、これを進めていいかどうかということは、国民の命の問題として十分検討しなければならないと思いますので、私どももその点から配慮していかなければならないと思います。  ただ、事務当局が指摘しておりますように、安全性の、保管、貯蔵の年限が五、六年は十分だということを、私も実はこれはあまり詳しくないのですが、いま答弁で聞いたのですが、そういうことを考えれば、その間に何とかそういう方向で検討をしていけばいいんじゃないかという気がしますし、いずれにしても……

第68回国会 大蔵委員会 第25号(1972/05/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 論理的には確かに堀委員の言う面もあると思います。
【次の発言】 今回そういう区別はいたしておりませんが、考えの中にそういう考えは浮かぶと思います。
【次の発言】 堀委員が御指摘のように、基礎控除、配偶者控除は二十万円ですし、それ以外の控除でいま最高の控除額になっているのが特別障害者控除十六万円、そういうようなものを勘案しますと、この程度でいいんじゃないかというのがわれわれの考えで、将来また十分考える余地はあると思います。
【次の発言】 財産債務明細書、これはまず私どもとしては高額所得者に提出させるということが第一でございまして、そのあとこれをどうするかという裏づけになるこ……

第68回国会 大蔵委員会 第26号(1972/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 大臣は物価と課税との関係をはき違えて言っているのではないかという御質問ですが、これは先ほど局長が言っておるとおりに、水田大臣は年内減税のこれは繰り上げ減税であって、いわば四十六年度に二年分の減税が行なわれたことと同様のことであって、したがってそういう計算からしますと、結局四十五年に対して二年分の減税が行なわれて、結局四十七年度はどうなったかという観点から判断したことでございまして、こういう観点から見ますと、四十五年度に対し四十七年度はちょうど消費者物価が一一・七%と上昇しておる。課税最低限は給与所得者でいいますと、独身者で一七・八、夫婦子二人で一七・九というような引き上げ……

第68回国会 大蔵委員会 第30号(1972/05/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ただいま議題となりましたアジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  アジア開発銀行は、アジアにおける開発途上加盟国の経済開発の促進に寄与するため、昭和四十一年末に発足した国際開発金融機関であります。同銀行の業務は、昭和四十三年ごろから本格化し、その後、業務の規模は急速に拡大して、域内開発途上国の経済発展に大きな役割りを果たしつつあります。  わが国は、域内最大の二億ドルの出資をもって同銀行に加盟し、域内先進工業国として同銀行を積極的に支援してまいりました。  同銀行の当初加盟国の出資の払い込みは、昭和……

第68回国会 大蔵委員会 第31号(1972/05/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 ア銀の役割りとして経済開発というものが主目的でございますが、それを基盤といたしまして教育その他全般的に広げて、それでその目的を達成していきたいというふうに考えます。
【次の発言】 ただいま議題となりましたたばこ耕作組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近におけるたばこ耕作及びたばこ耕作組合をめぐる諸情勢の推移にかんがみ、たばこ耕作組合の運営の円滑化をはかるため、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  まず、地区たばこ耕作組合及びたばこ耕作組合連合会……

第68回国会 大蔵委員会 第32号(1972/05/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 この問題は、専売という大きなワクがあるためにいろいろ諸矛盾が感じられるということが一つと、もう一つは、法案そのものに旧憲法下にあった精神が非常に流れておるという二つの前提があるので、矛盾を感ずると思うのです。したがって、この二つの、専売ということと旧法のそういう意識が、権利義務関係で、保護というものと責任というものからいろいろな矛盾を感ずるのじゃないかと思いますが、しかし法律が厳然としてある限り、やはり法を守るという精神で、独法式ではなくて英米法式で、運用ということに重点を置いてやっていかなければならないと思います。しかしこの諸矛盾が、相矛盾がある限り、これは国会で改正を……

第68回国会 大蔵委員会 第33号(1972/05/31、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 年間に二十二万円もの差がつくというような、具体的にそういうような事例ですが、こういう差がつくような両者の関係というものは、やはり十分考えなくちゃいかぬ。しかし、私どもといたしましては、こういう基本的な問題を十分検討して、両者に差のないように十分考えていきたいというふうに思います。
【次の発言】 まさしく満州やシナ大陸あたりの関係のものを十分私どもも陳情を受けておりますが、そのたびに戦後は終わらないというような気持ちを抱いております。いま各現業の担当者が答えましたように、実態調査、いずれにしても科学的なそういうものが必要でございますので、それを十分にした上、適用期間の問題も……

第68回国会 大蔵委員会 第34号(1972/06/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 短期給付の掛け金の問題だと思いますが、これは原則論といたしましては、社会保障制度の一環である共済制度の原則という観点から見て、掛け金について特別の措置をとるということは、どっちかというと考えものでございますが、沖繩につきましては、堀委員御指摘のように、本土との格差がいろいろございまして、五年間でこういうでこぼこを調整するという大原則もございますし、一応審議会等の問題もございますけれども、私どもといたしましては、卒直に申しまして、沖繩を見るとすると、今度は離島その他日本のいままでの本土とのかね合いで難点もございます。しかし、沖繩の特殊性、そういうものを十分考えて検討しなけれ……

第68回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1972/05/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 大蔵省としては、一般の並みの金融機関と郵便貯金のいわゆる金融の取り扱いとは別のように考えていくのが筋道じゃないか、という御趣旨だと思います。  金融全般ということから考えますときに、私はやはり、金利体系とかそういうものを含めまして金融機関という大まかな線の中には、一般の市中銀行もあるいはその他の金融機関、それから郵便局で扱う金融、そういうものは含まれると思いますが、あなたのおっしゃるように、それを細目にずっと分けていくということになりますと、確かに、一般の金融機関と庶民の零細な金を扱っておる郵便局とはおのずから違ってくるのじゃないかということはいえると思います。


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1972/08/03、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 質問をお願いいたします前に、大臣と政務次官にお願いがあるわけでございますが、石炭に対する考え方が、ともすれば私ども他の同僚からいろいろ聞きますと、年間に一千億に近い予算をとるのはどうかという疑問をいつも投げかけられるわけでございます。それをちょっと聞いてみますと、炭鉱の坑内外の関係者は四万人くらいであるのに、一千億前後の国費をこれに充てるのは全くおかしいという意見があるのは事実をつかんでいない、御承知のように、原油関係の十二分の十を予定しているわけでございますが、これは全くの誤解でございまして、たとえば筑豊地帯だけをとりましても、対象が約七十四万人おるわけでございます。七十四……

第69回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1972/10/26、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 大臣の時間が非常に限られておりますし、それに六人の質問ということで、私、簡単に質問を申し上げたいと思います。  貯炭対策あるいは鉱害の問題などもございますが、同僚議員が同じ問題を質問すると思いますので、大臣にはひとつこういうことを御質問申し上げたいのです。  石炭対策、石炭全般の問題はもう非常に錯綜しておりまして、このままではどうにもできない。すでに五次答申が出ておりますけれども、五十年度に二千万トン以上ということになっておりますが、これとても非常にあぶなっかしい。しかも、今度は逆に、貯炭が非常にたくさん出てきておるというような変な現象もございまして、これはやはり一つの石炭の……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、自由民主党)

○田中(六)委員 先ほどから同僚議員の質問で、沖繩返還というものが非常に秒読みの段階に入ったということを意識するわけでございます。沖繩返還に伴う政府の三原則というものはあくまで貫くという総理の御方針がはっきりしたわけでございますが、本土並みということにつきまして、私はこれは精神面と物質面、そういう二つの面があると思うのです。精神面という点を強調しますと、ちょうど十七世紀、慶長十四年の薩摩の琉球入り、それから明治に入りまして十二年の琉球処分、それから大正九年やっと権利義務の法的地位が沖繩の県民に確立しているわけでございますが、そのあと戦争、それから平和条約、それから今日でございますが、こういう面……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 細谷委員御指摘のようなことが昨年議論されまして、十分政府も考えたわけでございますが、新税をつくる、一つの目的税をつくるということは非常に大きな問題でございますし、私どもも昨年の十二月十七日に臨時総合交通問題閣僚協議会というものの結論をまって対処したいというふうに考えておりましたところが、その閣僚協議会で特別会計をつくることは当分見合わせたい、つまり検討事項にしたいという結論が出ましたので、私どももそのとおりに一応見送ることにしたわけでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、臨時閣僚協議会で、総合交通体系については、特にいままでの交通体系を見てみると、公団と……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1972/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○田中(六)政府委員 昭和四十七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、十一兆四千六百七十六億八千万円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆八千八十六億八千百万円の増加となっております。  以下、歳入予算額のうちおもな事項について、その概要を御説明いたします。  第一に、租税及び印紙収入は八兆八千四百八十五億円でありまして、これを前年度予算額に比較いたしますと一兆二百七十九億四千二百万円の増加となっております。  この予算額は、昭和四十七年度の政府経済見……



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データ更新日:2023/02/05

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