このページでは渡部恒三衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○渡部(恒)委員 私は、当面する文教問題、特に国民の大きな関心事になっておる国連大学の設置、海外指導教育等の国際的な教育上の問題等、今度の国会は公害国会といわれておりますが、公害あるいは今日の非常な社会問題になっておる過疎、過密等の問題解決策としての教育機関の地方分散等の問題について、これから順次文部大臣の所信をお伺いしたいと思います。 特に国連大学については、最近マスコミ等も取り上げ、あるいは気の早いところでは、仙台松島にできるのだとかあるいは万博あとにできるのだとか、いろいろの話が出てきておりますが、まだわれわれははっきりした文部当局の意見を知っておらないのであります。そこで第一に大臣に……
○渡部(恒)委員 私は、本委員会に提出の厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を中心として、今後の政府の基本的な老人対策について質問をしたいと思います。
まず第一に、この法案の中心をなすものは、今日の物価の上昇という社会情勢に適合して廣金額を一〇%引き上げるという内容でありますが、大臣は、この一〇%の引き上げで、今日の社会情勢、経済情勢の中での年金額として十分なものとお考えになりますか。
【次の発言】 大臣が、四十九年の財政再計算期を待たずに、今日の経済情勢の中で今回改正に踏み切ったということは、私ども非常に共鳴するし、大臣の決断を称賛してよいと思うのですが、「厚生年金保険制度緊急改正に関す……
○渡部(恒)委員 私は、先ほど質問をした松永、森君の質問に関連して、当面の赤軍派の暴力事件を中心としたことを聞きたいと思います。 いままで質問、答弁がありましたけれども、あの異常な殺戮事件が起こったあとに、国民のだれもが考えたことは、いままでもいわれておりましたけれども、大学の無責任ということであります。責任をとるということとけじめをつけるということは、二度とそういうことを起こさないように努力をするということが前提でありますから、これはきわめて大事なのであります。ある場合には泣いて馬謖を切るということさえあるのです。ですから、あれだけの事件が起こったら、もうその次の日、横浜国立大学の学長は辞……
○渡部(恒)委員 私は、ただいま大臣より提案理由の説明があった学校教育法の一部改正案並びに若干のこれに関連する文教問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。 教頭職の問題はだいぶ長い間議論を重ねておりますが、一般国民の素朴な立場でこの問題を聞いておりますと、教頭職なんというのはいまに始まったことでなぐ、学校があれば校長先生がおって、教頭先生がおるというのは、今日までの常識でありました。私なぞ山の中の育ちですから、分教場みたいな小さな学校で、私が出た小学校は三人しか先生がいない学校でありましたけれども、それでも三人しかいない先生の中で校長先生と教頭先生が必ずおったのです。ですから、ことさら……
○渡部(恒)委員 私は、いま提案されておる学校教育法の改正案についてお尋ねしたいと思うのですが、この法律的な内容等については、先般の委員会で管理局長にいろいろただしたのでありまして、これに関連して基本的な大臣の所信をただしたいと思い、きょうの質問をお願いしたのでありますが、その前に、もちろん基本的なこの法の問題にしても、学園秩序を維持するという問題でありますから関係があるわけでありますが、大臣からいまほどお話のありましたイスラエルの日本人ゲリラの空港襲撃事件であります。この一人が国立大学である鹿児島大学の学生であり、しかもおとうさんは長い間教職をつとめておった小学校の校長先生であったということ……
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