このページでは渡部恒三衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(渡部恒三君) ただいま野中議員お尋ねの件についてお答えいたします。 お尋ねの野党の代替財源案は、消費税廃止に伴う地方税財源の減収に対して十分な財源の手当てを行っていない上、地方税財源の減収額に対して財源手当てされた措置率も国の措置率を下回っており、全国四十七都道府県三千三百市町村の地方財政を預かる立場から、到底納得のできるものではございません。(拍手)
○渡部国務大臣 谷津先生御指摘のとおり、ついに交通事故で死亡する方が今年一万人を突破することになってしまいました。大変残念なことであります。今や交通事故をなくすること、また国民の皆さんの毎日毎日の交通渋滞のいらいらをなくしていくこと、この二つは総合的な内政上の大きな我々の取り組まなければならない当面の緊急の課題になっております。よって来るゆえんはいろいろございますが、何といってもこの狭い日本についに自動車が七千万台を突破するということになってきたわけでありますから、これが一番大きな原因である、こう申し上げても過言ではないと思います。 したがって、これを解消していくということを考えますと、今日……
○渡部国務大臣 ただいまお尋ねのありました報道された件については、現在警察庁でその事実関係を調査中であると聞いております。
いずれにせよ、警察の情報管理を厳正に行うことは委員御指摘のように大変重要なことでございますので、今後よく調べて適正に処理してまいります。
【次の発言】 適正に処理してまいりますという答弁の中にそれらのことをも含んでおるという御解釈をいただいて結構だと思います。
【次の発言】 国家公安委員会は、国民の皆さん方を代表して、警察が国民のための民主警察として立派に行われるためにこれを管理する責任がありますから、その国家公安委員会においてよく適正にこれから判断をしてまいることでご……
○渡部国務大臣 このたび、国家公安委員会委員長を命ぜられました渡部恒三であります。 我が国の交通情勢は、車両保有台数や運転免許保有者数の大幅な増加などにより逐年悪化の傾向にあり、交通事故を初め交通渋滞や駐車問題等多くの障害が発生しておるところであります。 特に、昨年の交通事故による死者数は十三年ぶりに一万人を突破してしまいましたが、本年に入っても依然として増加傾向にあるなど大変憂慮すべき状況にあり、その責任の重大さを痛感している次第であります。 このような情勢に対処するためには、人命尊重を基本理念とし、総合的な交通安全対策を強力に推進してまいることが必要であります。 当面の課題としまし……
○渡部国務大臣 委員御指摘のように、交通事故による死亡者が増加をしておることは大変重大な
問題と受けとめております。これをできるだけなくすように努力しておくのは海部内閣の大きな責任であり、今総務庁長官、運輸大臣からも御答弁がありました。また、ハード面では、これは道路問題等建設大臣等もこれを担わなければなりませんが、ソフト面での大きな責めを負うところの国家公安委員会としては、警察当局で交通安全のより一層の推進のために今いろいろと具体的な施策を積極的に講じようとしておるところでございます。
【次の発言】 ただいまの山田委員の御提言、貴重な御意見として検討してまいりたいと思います。
○渡部国務大臣 まず、岡島委員が交通安全対策に大変熱心に取り組まれておることに、心から敬意を表したいと思います。 交通事故非常事態宣言以降、警察庁も長官みずからが第二次交通戦争とこれを位置づけて、各都道府県警察においては、交通事故の防止を図るため全力を尽くしておるところであります。 確かに、交通安全は御指摘のように一時的なもので片づく問題ではなく、今後恒常的に力を注いでいかなければならない。そのためには、警察官の人力だけに頼ることには限界があり、交通管制センター、信号機の高度化等の交通安全施設等の整備、交通安全活動に携わる人々の活動の強化、交通安全教育の充実等を総合的に実施していく必要があ……
○渡部国務大臣 このたび自治大臣に就任いたしました渡部恒三でございます。 選挙の関係につきましては、当委員会の皆様方にはかねてから格別の御高配にあずかっておることに対しまして、この機会に厚く御礼を申し上げます。 申すまでもなく、選挙は民主政治の基盤をなすものであります。 民主政治の健全な発展を期するためには、公正かつ明るい選挙の実現に積極的に努力するとともに、常に国民の政治意識の涵養に努めてまいらなければならないと存じております。 私といたしましては、その責任の重要さを痛感いたしまして、最大限の努力を傾注してまいる所存でございますので、委員各位におかれましては、何とぞ御指導、御協力のほ……
○渡部国務大臣 この機会に、第十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告を申し上げます。 御承知のとおり今回の選挙は、七月九日に任期が満了となる参議院議員の通常選挙でありまして、選挙すべき議員の数は、比例代表選挙五十人、選挙区選挙七十六人、合計百二十六人でありました。 選挙当日の有権者数は約八千九百八十九万人で、前回の通常選挙に比べ約三百四十六万人増加しております。 次に、投票の状況について申し上げます。 七月二十三日の投票日の天候は、一部の地域で曇りのほかは、全国的に晴れの好天に恵まれました。 投票率は、六五・〇%でありまして、これは、衆参同日選挙となりました前回に比べ六・……
○渡部国務大臣 ただいまの申し入れにつきましては、その御趣旨を尊重いたしまして、善処してまいりたいと考えております。
○渡部国務大臣 地方行政委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 去る八月に自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられました渡部恒三であります。何とぞよろしく御指導をお願いいたします。 委員各位には、平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。 まず、地方行政についてでありますが、東京一極集中の是正と多極分散型国土形成のために、ふるさと創生を推進することが、国・地方を通ずる内政上の最重要課題となっております。 現在、「自ら考え自ら行う地域づくり」事業等を契機として、全国各地域において、自主的、主体的な地域づくりの芽が育ちつつあります。こ……
○渡部国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、地方公務員等共済組合法に基づく長期給付について給付の改善を図るとともに、平成元年度における特例としての年金額の改定の措置を講ずるほか、公立学校共済組合及び警察共済組合の地方公務員共済組合連合会への加入に係る措置等を講じようとするものであります。 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。 第一に、地方公務員等共済組合法の長期給付について、平成元年十月より厚生年金及び国家公務員等共済年……
○渡部国務大臣 ただいま大野先生のすばらしい御見識、拝聴をさせていただいておりました。
環境問題とかああいう際もいろいろ議論をされておりますけれども、人の命は地球より重い、これが政治に携わる者、行政に携わる者の今日に生きる近代社会の一番大事なモラルでありますから、もちろん効率化、合理化、こういうものも大事でありますけれども、安全をとるか効率をとるかという場合、安全を前提にして行政が進められなければならないのは当然のことだろうと存じます。
【次の発言】 今松田先生のお話を承っておりまして、まさに私どもの子供のころは人に迷惑をかけるなということを何よりも大事なことと教えられたことを記憶しておりま……
○渡部国務大臣 御審議をお願いしておる法案においては、再評価の実施等による地方公務員共済年金の額の引き上げは、公的年金制度間の給付面の整合性を確保するため、厚生年金及び国家公務員等共済年金と同様に本年十月から実施することとしておるところでございます。 しかし、ただいま金子委員の年金受給者に対する大変温かい心のこもったお話に私も共鳴をいたすところが多いのであります。年金受給者にとっては、いかなる理由であるにせよ、物価が一%上がるということは年金が一%下がったと同じ意味になるわけでありますから、今の金子委員の御提言を貴重なものとして受け取って、これから国会の審議の推移を見守ってまいらなければなり……
○渡部国務大臣 道路交通法の一部を改正する法律案につきましては、熱心なる御討議をいただき、厚く御礼を申し上げます。政府といたしましては、審議過程における御意見並びにただいまの附帯決議の趣旨を十分尊重いたしまして、交通安全対策の推進に万全の措置を講じてまいる所存でありますので、今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。
【次の発言】 ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。
先般、政府におきましては、人事院の勧告に基づき、本年四月一日から国家公務員の給与改定を実施することといたしましたが、こ……
○渡部国務大臣 ただいま塩川委員の農村対策、これは農業政策とともに地域政策が強く要求されておるというお話、大変傾聴すべきものであると聞き入っておりましたが、そのために今私どもは、北は北海道から南は九州、沖縄まで四十七都道府県、三千三百の地域社会に生まれた若者たちが、それぞれの自分の町に、自分の村に誇りを持って定住し、将来に希望の持てるような地域政策をやらなければならないと考えておるのでありますけれども、今御指摘の基盤整備の問題も、最近では大きなダムとか広域農道とか公益性の非常に大き い事業が次々と計画されており、地方自治体がこれを負担することも多くなっておりますので、それらの財政を何とか困らな……
○渡部国務大臣 八月一日現在で都道府県、指定都市の使用料、公営企業料金等への消費税の転嫁の状況は、普通会計分で五十八団体中、一部実施のものを含め四十三団体、公営企業については、上水道事業では三十七団体のうち三十一団体、工業用水道事業では四十八団体のうち四十五団体が料金の改定を行っております。 市町村については、都道府県を通じて把握したところでは、一部実施も含め普通会計では約七割、公営企業の水道事業では約八割、下水道事業では約七割、病院事業では約八割の市町村が料金の改定を実施しております。 自治省としては、当然のことながら、新税を定着していただくために、円滑に転嫁するように指導をしてまいりま……
○渡部国務大臣 ただいまの保岡委員のお話、すばらしい御見識であると承っておりました。 これは企業も個人もそれぞれ社会的存在でございます。この日本の国が平和で豊かで自由に発展していくことによって、この国に住んでおる人たちの幸せがあり、またこの国の企業も発展していくわけでありますから、この政党こそが国の発展のために、我々の平和と自由を守ってくれるために役に立つ政党である、あるいはこの政治家こそがこの日本のために、平和と自由を守るために、我々の豊かさを進めるために役に立ってくれる政治家であるという、信頼する政党や政治家に企業が法に許された範囲での献金をすることは、これは美徳であって、これが悪いこと……
○渡部国務大臣 野中委員御指摘のとおり、全国三千三百の市町村の多くの人たちが、このふるさと創生一億円事業によってみずからの町、みずからの村、すばらしい未来をつくろうと今大変意欲を持ってやっておりますので、これは種をまいただけでありますから、野中委員の御指摘のように、これに花を咲かせ実らせるために新しく地域づくり推進事業、これは二千億程度今考えておりますけれども、しかしこれで十分とするものではない。既存の制度を活用する等、これにさらに飛躍した事業が行われるように、今私は役所の者に命じておるところであります。 また、不交付団体については、これは制度上一億円については差し上げるわけにいきませんでし……
○渡部国務大臣 お答えいたします。 ただいま尾身委員からお話がありましたように、美濃部都知事が就任して後、赤字財政基調が続き、おっしゃられたように大きな赤字を残して都民に大変なツケを残してしまったことは厳粛なる事実でございます。 また、後にこれに引き続いた鈴木都知事がマイタウン東京の夢を実現しながらなおかつこの赤字の解消に努め、財政を健全化しておる厳粛なる事実を考えると、経済情勢の変化等がいろいろあったとはいえ、残念ながら行財政改革という国民が最も求めておる政策に逆行して、一時の人気取りで後々大きな負担を国民に、都民に残してしまったという結果を考えると、我々政治に携わる者に大きな教訓を与え……
○渡部国務大臣 お答えいたします。 固定資産税は資産の保有と市町村の行政サービスの間に存在する受益関係に着目して毎年課税される応益的な税であり、所得税のような応能的な税について採用される累進税率を所有者の保有面積に応じて適用して課税することは適当でございません。 また、固定資産税は市町村税であり、市町村はそれぞれ市町村内に所在する固定資産についてのみ課税することとしておりますので、累進税率を採用すれば、同一面積の土地を同一市町村内に所有する者と数市町村にわたって所有する者との間の税負担に著しい不均衡を生ずること等から適当ではないと考えております。
○渡部国務大臣 高橋委員御指摘のとおり、地方自治体が自主財源、地方税で賄える自主性を持つことが望ましいことは当然でありますけれども、御承知のように、現在地域格差といいますか、地方自治体それぞれに非常に大きな地域による経済格差がございます。いかなる方法によっても財源の生み出せない地域というのが過疎地域の中に非常に多い実態も、高橋委員御承知のとおりでございます。将来は、ふるさと創生が実現して、四十七都道府県、三千三百市町村、自主財源によって、地方税によって賄えるような地方になることが望ましいことではありますけれども、現状においての経済格差というものを考えますと、やはり当分地方交付税によってこの補完……
○渡部国務大臣 お尋ねの件については、事実関係に基づいて判断すべきもの、こう存じますので、現時点で見解を申し述べることは差し控えさせていただきたいと存じます。
【次の発言】 自治省の方では、政治資金については皆さんから御報告を受けると、これを必要によって公表するということで、それ以上その真否を確かめるというような調査権というものは持ってないと承知をいたしております。
【次の発言】 私の立場は二つございまして、これは自治大臣と国家公安委員長ということでありますが、今小里委員のお尋ねになられたこと、これは具体的に話していただければよくわかったのですけれども、具体的にお話しになりませんでした。今大蔵……
○渡部国務大臣 いまだ承知しておりません。
【次の発言】 刑罰法令に反するような事実があれば、警察当局において適正に対処するものと存じております。
【次の発言】 昨日も御答弁申し上げましたが、国益を守る、外国の影響を政治や選挙に受けてはならない、当然のことでございます。
【次の発言】 今担当のそれぞれから答弁をいたしておりますから、今後事実関係が順次見きわめられていくものと思います。
【次の発言】 事実関係が明らかにせられ、それが刑罰法令に反するものであれば、当然適正に対処されるものと存じます。
【次の発言】 先ほどもお答え申し上げましたが、これは事実関係が明らかにならなければ、ここでどうこう……
○渡部国務大臣 関山委員の交通安全に対する大変熱心な御議論を拝聴させていただきました。一万人を交通事故によって、とうとい人命を失う、これはまさに警察庁長官が言っているように第二次交通戦争と言ってもいいわけでありますから、各省それぞれの分野で交通安全のために全力を尽くさなければなりません。自治省としても、今財政局長から細々お話がありましたが、委員の趣旨を十二分に体し、地方自治体で交通安全の対策ができるだけできるようにひとつ検討をさせてまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいま交通局長から答弁申し上げましたとおり、先生の御意見は大変貴重な御意見でございますので、できるだけ早く検討を進めてまいり……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。