このページでは稲村利幸衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○稲村(利)委員 私は繊維産業の足利、佐野、桐生、両毛地区から出ている一議員でございますが、最近この規制問題が起こりましてから、繊維産業は、もう先進国のやることでなしに後進国のやることだということで、業種転換、特に繊維から鉄鋼に移らなければならないというような、いままで繊維産業に取り組んでいる業者が非常に自信を喪失しているのです。それで、私どもは中小企業が非常に多いわけでございますが、そういう人たちに対して、政府も、また業界の代表も、納得をさせていない点を私は遺憾に思っておるのです。連絡が非常に不徹底であるということ。それと、業者側の非常に強い熱望と、政府側の国民の世論を背景とした努力が、国民……
○稲村(利)委員 私は、自由民主党の立場から、下請中小企業振興法案について幾点かの質問を試みたいと思います。 この法案は、さきの国会において継続審査になったもので、この法案の成立については、下請中小企業者から強い要望があったにもかかわらず、今日に至っておるのは遺憾に思いますが、今国会でどうにか成立の機運が見えたことは、たいへん喜ばしいと考えます。 そこで、申し上げるまでもなく、下請中小企業は、わが国の産業に多数存在し、製造業全体では約三十万企業といわれ、特に機械工業においては約七〇%、繊維工業においては約八〇%に達しております。さらに、質的に見ても、アッセンブル産業型の製造業や消費財産業に……
○稲村(利)委員 今国会の重要法案として国鉄運賃改正法と健保改正案がうたわれておりますが、私は商工委員会の工業再配置促進法案はこれに劣らない重要なものだと信じております。そこで田中大臣が単なる通商産業省を担当する大臣ということでなしに、非常に国土利用、総合開発に関心を持っておられる実力政治家として、私は自民党のヤングパワーの一人として率直な質問をさしていただきます。 実は私、前置きが長くなりますが、大臣が先般二十五年の永年勤続表彰を受けられて、そのときのおことばに実は感銘しておるのですが、私は二十五年間日本の土地の利用、総合開発について一筋に研究してきたというこのおことばです。そして青年時代……
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