稲村利幸 衆議院議員
38期国会発言一覧

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このページでは稲村利幸衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

稲村利幸[衆]本会議発言(全期間)
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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 衆議院本会議 第18号(1987/05/19、38期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、汚染原因者の負担に基づき、著しい大気の汚染等による公害健康被害者について、その迅速かつ公正な保護を図ってきたものであります。  我が国の大気汚染の状況は、近年全般的には改善の方向にあり、中央公害対策審議会において、三年にわたり検討が進められた結果、昨年十月、公害健康被害補償法の第一種地域のあり方について答申が取りまとめられたところであります。  この答申は、現在の大気汚染の状況のもとでは、原因者の負担に基づき個人に対する補償を行うことは、民事責任を踏まえた本制度……

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委員会発言一覧(衆議院38期)

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第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 環境委員会 第1号(1986/07/25、38期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○稲村国務大臣 このたび環境庁長官を拝命いたしました稲村利幸でございます。  環境行政は、公害を防止し、かけがえのない自然を保護し、さらに進んで、快適で潤いのある環境を創造するという責務を負った大変重要な行政であります。  私は、この重大な責務を痛感し、その使命を果たすべく全力を尽くす決意であります。環境汚染の未然防止に意を用いながら、長期的な視野のもとに、積極的な環境行政を推進してまいりたいと考えております。  委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)


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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 環境委員会 第2号(1986/10/28、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 今先生がお触れになりましたとおり、三年にわたり中公審において御熱心に審議をされました。専門委員会四十二回、作業小委員会十一回、さらに部会としては四回ということですので、環境庁としては、答申をいただき、当然のことながらこれを十分に尊重しつつ、適切に対処していかなければならないと思っております。
【次の発言】 小杉委員の御意見のとおりだと私も心しております。道路交通公害につきましては、関係省庁と一体となって取り組むと同時に、みずからも必要に応じて業界との接触を、これはもう当然おっくうがらずにとりたい。また私としても、本問題の重要性をよく理解して、御指摘のとおり努力していく所存でござ……

第107回国会 環境委員会 第3号(1986/12/12、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 「環境保全長期構想」は、今後の長期的な環境政策の指針として極めて重要な役割を担うものでありまして、十二月九日、環境庁の「構想」として決定を見ました。今後、人間と環境のかかわりを多角的にとらえて、健全で恵み豊かな環境を二十一世紀の世代へ引き継いでいこうという観点に立ちまして環境政策の積極的な推進に努めてまいりたい、そのように考えております。
【次の発言】 この「長期構想」の具体化に当たりましては、環境庁みずからが積極的な姿勢で取り組むと同時に、関係省庁、地方公共団体とも連携を深めていく必要があると考えております。また、行政のみならず国民や事業者が果たすべき役割も大変重要であり、各……

第107回国会 決算委員会 第3号(1986/12/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 小川先生の今の御質問、私は栃木県の出身でございますので、奥鬼怒の全部ではありませんが、一部は行ったことがございます。しかし、長官として改めてこの問題を視察いたしたことはありません。  あとは、自然環境保全ということについては、十分心しているつもりでございます。
【次の発言】 機会があれば、喜んで視察をさせていただきたいと思っております。
【次の発言】 環境庁と林野庁の協議内容については、これはあくまで守っていただくように環境庁としてはお願いをしていくつもりでございます。
【次の発言】 その方向で、ぜひこちらからも強い要請をいたします。

第107回国会 予算委員会 第3号(1986/11/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 坂口先生の、先般の水質総量規制の答申のことでございますが、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、大変水が汚くて、国民からこれを何とかしなければという声が大変強い。そこで、環境庁としては十一月中に水質規制基準の範囲内についての告示の手続をします。そして十二月中に総理大臣が総量削減基本方針を定めて、環境庁としては、他の省庁と連絡をとって、特に今御指摘の下水道整備に力を入れてもらいたい。過去五年間普及率が毎年約一%しか伸びておりませんので、内需喚起の声高い中で下水道整備が進められたらと思っております。
【次の発言】 現在、事業者である沖縄県が環境アセスメントを実施中と承知しておるわけでございます……

第107回国会 予算委員会 第4号(1986/11/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 中公審のメンバーは八十人おりまして、公害対策、公害問題の学識経験者、なかんずく医師あるいはジャーナリストも入っておりますので、公害患者から十分意見を聞ける、またその意見を反映できると確信をしております。
【次の発言】 この小委員会は医学者から成りまして、八十名の中で、公害問題の権威者でございます。そして、今おっしゃる窒素酸化物あるいは浮遊粒子状物質を含めて大気汚染の健康に影響する部分の科学的評価ということで、学識経験者も含めて大方の賛成を得た、この辺で後追い的なものでなく予防的なものに切りかえていこう、環境保全。そういう点を重視していただきたいと思います。


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 環境委員会 第1号(1987/05/15、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 第百八回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全するとともに、潤いと安らぎのある快適な環境の創造を目指す重要な使命を帯びた行政であります。私は、今日の経済社会の変化に対応して、環境行政がその使命を全うできるよう、その責任者として全力を注ぎ込んでまいる所存であります。  ことしで、公害対策基本法が制定されてから二十年になります。この間、環境行政は、国会を初めとして、地方公共団体、国民各位の御協力を得て着実に成果を上げてまいりま……

第108回国会 環境委員会 第2号(1987/05/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 ただいま議題となりました公害防止事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害防止事業団は、昭和四十年に発足して以来、産業集中地域における産業公害を防止するため、工場・事業場の共同利用建物等の建設譲渡業務、産業公害防止施設に対する融資業務等の事業を実施し、公害防止対策の推進に寄与してきたところであります。  しかしながら、近年、これらの産業公害のほか、都市・生活型公害にも対応することが必要となっており、都市における大気汚染対策、湖沼等の周辺における生活排水対策等が喫緊の課題となっております。また、国立・国定公園において、利用者……

第108回国会 環境委員会 第3号(1987/05/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 長官の決意ということで今先生からの質問でございますが、過度の国際取引により絶滅のおそれのある野生動植物の保護を図ることは、国際社会の一員として我が国の重要な責務であったわけでございますし、もう本当に責務と感じなければなりません。本法の施行によりまして、国内における譲渡規制等を行うとともに、保護のために必要な措置を講じ、絶滅のおそれのある野生動植物の保護の徹底に全力を挙げてまいりたい、それが我が国の務めでありますし、国際社会に対する責任である、こう確信しております。
【次の発言】 杉浦委員の御質問ですが、今官房長から経過を報告いたしまして、責任者である私からお答え申し上げますが、……

第108回国会 予算委員会 第4号(1987/03/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 山口先生にお答え申し上げます。  私は、さきの選挙の際にマル優制度の存続を唱えました。今回の中曽根内閣でのマル優制度廃止につきまして、母子家庭、身体障害者、それに高齢者――高齢者というのは六十五歳以上ですから、山口さんのように若い方も間もなく六十五歳になる。ニューリーダーなんかもみんな六十五歳で、もうそろそろあれですけれども、とにかく私は、時の全国組織委員長として、なるべく勝利の道を選んで一生懸命頑張った。そして、マル優を存続することはいいことだなと思って一生懸命国民に訴えました。しかし、社会的弱者を十分に重んじて、今、内閣の閣僚の一員として税の不公平是正ということも考えなけれ……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 環境委員会 第1号(1987/07/28、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 今の先生の御質問、この趣旨が徹底していないということで、国と県との差は率直な所感というふうに求められましたので、いわゆる水俣病患者側の、あるいはそれに類する方々の間で理解が、国でもあるということの趣旨が徹底していない点もありますが、今後徹底をさせていくということで、そういうふうに思うし、また私個人の所感は確かにお金が三億余と八億との差、二名と千名、もう少し国としても効率をというふうに私も率直に感じられるわけでございます。
【次の発言】 先生御指摘の認定業務のおくれにつきましては、私どもこの業務の促進につき、国及び県が一体となってよく連絡を取り合って努力してきたつもりでございます……

第109回国会 環境委員会 第2号(1987/08/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、相当範囲にわたる著しい大気の汚染または水質の汚濁の影響により健康が損なわれた人々に対して、その迅速かつ公正な保護を図るため、汚染原因者の負担に基づき、各種補償給付の支給等を実施し、これにより公害健康被害者の救済に大きな役割を果たしてきたところであります。  ところで、我が国の大気汚染の状況を見ると、硫黄酸化物による汚染は改善される一方、窒素酸化物及び大気中粒子状物質による汚染は、近年やや改善が見られるものの、長期的には、ほぼ横ば……

第109回国会 環境委員会 第3号(1987/08/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 先生の御質問でございますが、環境行政は国民の健康保護を使命とするものであるとまず考え、あくまでも、国民の健康と生活を守る立場から、時代の変化に対応した施策を進めていくことが基本であると考えております。  今回の公健制度の見直しは、現在の大気汚染の状況、その健康への影響を踏まえ、制度をより公正で合理的なものとし、今後は大気汚染による健康被害の予防に重点を置いた総合的な環境保健施策を推進しようとするものでございます。また、窒素酸化物対策などの大気汚染防止対策を一層強化することとしており、国民の健康の確保に万全を期してまいりたい、こういうふうに強く考えております。

第109回国会 環境委員会 第5号(1987/08/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  今回の公健制度の見直しは、現在の大気汚染の状況を踏まえまして、制度を公正かつ合理的なものとしようとしているものでございます。  また、これまでの公害患者に対する個別の補償から、今後は地域の住民を対象として大気汚染による健康被害を未然に予防するため、健康被害予防事業の実施など総合的な環境保健施策を積極的に推進しようとしております。  また、窒素酸化物対策などの大気汚染防止対策も一層強化するなど、時代の変化に的確に対応して環境行政を一層進展させていく所存でございます。
【次の発言】 公健制度が昭和三十年代から四十年代の著しい大気汚染の状況を踏まえ、公害患者の……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/16、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 関係地方団体からの意見を拝聴いたしましたが、指定地域の解除につきましては、中公審において現時点における可能な限りの科学的知見を踏まえまして、慎重に御審議いただいた結果に基づくものでありまして、地方公共団体の意見も十分検討した上で、指定地域をすべて解除することは妥当である、こういう考えに至りました。  また、地方公共団体からは、今後の大気汚染防止対策等につき強い要望が寄せられましたが、これにつきましては、大気汚染による健康被害を予防するための施策を積極的に推進することにより万全を期することとしたい、こういうふうに考えております。

第109回国会 予算委員会 第6号(1987/07/17、38期、自由民主党)【政府役職】

○稲村国務大臣 上田議員の御意見のとおり、気象用観測に限って求められたものですから、自然公園法に基づいて景観上差しさわりない、こういうことで今回は許しました。今後のことにかかわりましては、また改めて十分慎重に協議するつもりでございます。


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1988/03/09、38期、自由民主党)【議会役職】

○稲村主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。何とぞよろしくお願いいたします。  本分科会は、厚生省及び労働省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。  昭和六十三年度一般会計予算、昭和六十三年度特別会計予算及び昭和六十三年度政府関係機関予算中労働省所管について、政府から説明を聴取いたします。中村労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  労働省所管関係予算の重点項目については、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございません……



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データ更新日:2023/02/05

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