奥野誠亮 衆議院議員
33期国会発言一覧

奥野誠亮[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期
奥野誠亮[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは奥野誠亮衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

奥野誠亮[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第4号(1973/01/29、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) お尋ねになりました第一は、中教審答申に関する問題でございまして、その答申は一昨年いただいた答申でございます。その後、中教審に対しましては、教育・学術・文化に関する国際交流についてと題する諮問をいたしまして、これをめぐりまして真剣に討議を続けていただいておりますので、さきの答申に対して再諮問ということは考えられないわけでございます。その答申におきましていろいろな問題を提起していただいておりますので、国民の合意を得ながら、実施できるものから着実に実施していきたいということで努力を続けておりますので、ぜひ御協力をいただきたいと思います。  第二は、学資貸与の範囲についてでご……

第71回国会 衆議院本会議 第11号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 超過負担解消の問題につきましては、四十八年度の公立文教施設整備補助予算におきまして、鉄筋構造で例を申し上げますと、単価で一〇・一%引き上げました。同時に校舎の補助基準面積で二〇%の引き上げを行なったわけでございまして、これらを通じまして百四十億円の増額計上をいたしておるわけでございます。文教施設の水準は、連年向上してまいるわけでございますので、今後ともこの面についての努力は続けていかなければならないと考えているわけでございます。  人口急増市町村につきましての文教関係の財政援助、かなり進めさせていただいたつもりでございますけれども、これらの考え方を全般的にさらに充実さ……

第71回国会 衆議院本会議 第13号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 防衛医科大学校は、防衛庁の職員であります医官の養成を目的とする防衛庁の職員の教育訓練機関でございます。行政官庁がその職務を遂行するために、多様な人間を必要とするわけでございまして、そのすべてを文部省所管の学校教育法上の学校で養成することは困難でございます。そういうところから、現在運輸省所管の海上保安大学校、農林省所管の水産大学校、労働省所管の職業訓練大学校、防衛庁所管の防衛大学校などがあるわけでございまして、この種の教育訓練機関を設けることと学問の自由の問題とは、別個の範疇に属する問題でございます。  なお、能力ある者が国家試験を受ける、これを許すことは必ずしも排斥す……

第71回国会 衆議院本会議 第18号(1973/03/27、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 私立医大の入学にからみます寄付金の話の絶えませんことは、私も、現状をこのままにしておいてはいけないのではなかろうかと考えている一人でございます。医学教育に多額の経費のかかることでもございますので、総理からもお話がございましたように、国からの助成策の充実についてくふうを払っていきたいと考えるものでございます。同時にまた、設立の認可の申請にあたりましては、自己資金を経費の三分の二以上準備する、昨年からは四分の三以上準備するということになっておりますので、そのとおりの運営が行なわれているものかどうか、調査に取りかかったところでございます。  より根本的には、私立の医科大学の……

第71回国会 衆議院本会議 第19号(1973/03/29、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 国立学校設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。  この法律は、新しい構想に基づく筑波大学の創設を含む国立大学の新設、学部の設置その他国立学校の整備充実について規定するとともに、大学の自主的改革の推進に資するため必要な措置等について規定しているものであります。  まず、筑波大学以外の大学の設置等について御説明申し上げます。  その第一は、旭川医科大学を新設し、山形大学及び愛媛大学にそれぞれ医学部を設置するとともに、東北大学医療技術短期大学部を新設することであります。  これは、近年における医療需要の増大と医師の地域的偏在に対処し、医師養成の拡充……

第71回国会 衆議院本会議 第25号(1973/04/12、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国づくりの基礎は人づくりにあると考えておりますが、なかんずく学校教育は、次代をになう青少年の人間形成の基本をなすものであり、国家社会の発展にきわめて重要な役割りを果たしているのであります。教育職員にすぐれた人材を得て、安んじてその情熱を教育に傾けていただくことができるようにすることは、学校教育に対する国民の切実な期待にこたえるとともに、その質的向上をはかるために取り組むべき教育行政の喫緊の課題であると存じます。  このたび、義務教育諸学校の……

第71回国会 衆議院本会議 第30号(1973/04/26、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 教員につきましては、現在、その給与は一般の公務員に比較して優遇されなければならない、同時にまた、この措置は計画的に進められなければならないという大きな方針を、国権の最高機関であります国会において確定していただこうとしているさなかでございます。同時にまた、公務員の給与は国民の血税によってまかなわれるものでございますだけに、国民の理解なくしては、この方針をつくり上げることは困難でございます。そういう際でございますだけに、特に先生方の自重、住民の信頼を裏切らないようにお願いを申し上げているところでございます。  日本教職員組合では、現在、国会に提出いたしております、そしてま……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第10号(1974/01/24、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 公立文教施設整備につきましては、千五百十億円を計上いたしておりまして、事業費につきましては、対前年度四〇%増、事業分量につきましては、対前年度一〇%増でございます。御指摘のとおり、高校新増設に対しまする国庫補助金は計上いたしておりません。従来から地方財政の責任のもとに置かれておるわけでございまして、そういう関係の仕事に対しまして中央政府が補助金を交付する、その対象を広げる、そうすることによって中央政府の関与の範囲を広げ、支配力を深めていくということにつきましては、行政責任の所在を不明確にするということで批判もあるわけでございます。  そういうことでもございますので、従……

第72回国会 衆議院本会議 第24号(1974/04/05、33期、自由民主党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(奥野誠亮君) 公団の業務として、教育施設の立てかえ施行が掲げられておるわけでございます。また、児童、生徒の急増地域につきましては、いまも答弁がございましたように、校舎建設に対する補助率の引き上げ、用地費に対する補助の制度等を講じておるわけでございますので、地方団体が公団の立てかえ施行にかかります施設を買い取ります際には、これらの補助制度を適用することになります。  この二つの仕組みを通じまして、これらの地域における教育施設の整備につとめてまいりたいと存じます。(拍手)

奥野誠亮[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

奥野誠亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 決算委員会 第3号(1973/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 昭和四十五年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額二億六千二百九十万円余に対しまして、収納済み歳入額は二億四千五百二十七万円余であり、差し引き一千七百六十三万円余の減少となっております。  次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額八千八百三十億五千八百四十四万円余、前年度からの繰り越し額二十三億千七十万円余、予備費使用額二十五億六千三百四十六万円余を加えた歳出予算現額八千八百七十九億三千二百六十一万円余に対しまして、支出済み歳出額は八千八百四十五億九千二百六十四万円余……

第71回国会 決算委員会 第7号(1973/04/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 占領政策の中で、すでに改正の行なわれたものもございます。たとえば、戦後取り入れられました教育委員会の公選制、このあり方をすでに変えておるわけでございます。なおまた、これまでの教育諸制度がそのままでよろしいかどうか、中央教育審議会におきまして総合的な立場からいろいろ御検討をいただいたわけでございます。一応答申をいただいておりますので、答申を中心に、いろいろな方面の意見を伺いながら、妥当なものから改正に取り組んでいきたいというような考え方で進んでおるわけでございます。
【次の発言】 私たち六・三制は高く評価しているものでございますし、国民の間に定着していると考えているものでございま……

第71回国会 決算委員会 第22号(1973/07/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 ただいま御指摘いただきました文部省所管の事項につきましては、議決の趣旨に沿うよう今後一そう指導監督の徹底をはかり、遺憾なきを期してまいりたいと存じます。(拍手)

第71回国会 社会労働委員会 第47号(1973/09/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○奧野国務大臣 三十日の都道府県の教育委員長と教育長の協議会の席上でのことだと思います。私は、実定法上は公務員の争議権は禁止されているので、争議を行なうことは不適当だということを強調いたしまして、もう一つ将来の立法政策の問題があるわけでございますが、二十七日に公制審の公益側の素案なるものが発表されておって、新聞がそれを大きく伝えておったわけであります。その発表されているところによると、非現業の公務員にはスト権を与えないような方向になっているように私には受け取れる、こういう発言をいたしました。
【次の発言】 そのようには考えておりません。

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 人事院が自主的な公務員の給与の勧告についての権限をお持ちになっている、これを尊厳なものと理解してかかるべきだという大出さんのお考え、私も同感でございます。同時に、国として大きな基本の政策を打ち出していく、その基本の政策を踏まえて、人事院が勧告権限を行使していただく、これも必ずしも矛盾していることではない、両立することではなかろうか、こういう考え方を持っているわけです。
【次の発言】 人事院の勧告を期待して、従来からある程度の予算額を計上してまいっているわけでございます。八月に勧告をしていただく、それにつきましては、ある程度の予算を先がけて計上しておるわけでございますが、同じよう……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 このたび政府から提出いたしました文部省設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、文部省の内部部局として新たに大学局及び学術国際局を設置し、学術国際局にユネスコ国際部を置くこととし、これに伴い大学学術局及び日本ユネスコ国内委員会事務局を廃止するものであります。  近年、高等教育への進学希望者は年々増加し、今後ともますますその傾向が続くものと見込まれております。また、大学入学者選抜制度の改善など解決すべき課題が存しております。このため、高等教育の拡充整備とその改革のための諸施策を推進することが重要となっております。  ま……

第71回国会 内閣委員会 第42号(1973/07/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 福岡歯科大学の問題の以前に、御承知のように、松本歯科大学について捜索を受け、起訴されるというような事件が起こったわけでございます。捜索を受けた時点で私なりに判断をいたしまして、やはりこういう問題が起こってくるのは、一つには医師、歯科医師の不足、ぜひ養成機関を充実していきたい。特に医師や歯科医師の方々の後継者の問題、ぜひ子弟を入れる学校をつくりたい、こういう大きな社会的な背景があったのじゃないかというふうに考えるわけであります。もう一つは、入学時に合格者に相当な寄付を求めている。この寄付によって、相当な大学をつくるための経費というものを数年で回収することができるというような事実に……

第71回国会 内閣委員会 第43号(1973/07/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私と受田さんと大体同じような認識に立っているんじゃないかなという感じを、お話を伺いながら受けたところでございます。医学、歯学の大学をつくるのには、ばく大な金を要するわけでございます。同時に文部省は、入学を条件とするような寄付金を徴収することまかりならぬ、こういうことを言うておりますので、その間に若干矛盾したところもあると考えるわけでございます。そういうこともございまして、ことしは国立三校、来年度以降では国立四校の医学部をつくりたい、あるいは医大をつくりたいというような考え方に踏み切らしていただいているところでございます。

第71回国会 内閣委員会 第44号(1973/07/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 参議院に起きた事態に対しまする批判は、政府側としては慎ませていただきたい、このように申し上げておきたいと思います。  文部関係三法案につきまして、野党の方々から強い抵抗を受けておりますので、その点について触れさせていただきますと、私としては、一つの法案につきまして、参議院でたとえば筑波大学の法案の前に教育職員免許法の御審議をいただいたわけでございますけれども、参議院で七十八日間御審議いただきました。六十日を過ぎてなお議決されませんと、国会法によりまして、議決されたものとみなして、衆議院で三分の二以上の多数でこれを成立させることができるという規定のあるところから考えますと、政府側……

第71回国会 文教委員会 第2号(1973/02/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 昨年暮れの第二次田中内閣の発足にあたりまして、文部大臣を仰せつかったものでございます。浅学非才でございますが、皆さま方の格別の御指導、御鞭撻を賜わりますよう心からお願いを申し上げます。  それでは、第七十一回国会において、文教各般の問題を御審議いただくにあたりまして、所信の一端を申し述べさしていただきます。  わが国の教育は、学制百年の歴史を通じてめざましい発展を遂げ、わが国の繁栄の基礎をつちかってきたのでありますが、急激なる社会経済の進展とともに、教育のになう役割りはますます重要なものとなってまいりました。教育問題は、今日の最も重大な課題であります。特に国際化社会において、わ……

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 お話しのとおり、教育の発展充実に向かいますには、いま非常に重要な時期になっていると考えているわけでございます。私は、教育の基本は教師にある、このような考え方を年来持ち続けております。したがいまして、教師によき人材を確保したい、よき人材を確保しますには、それに値するだけの処遇をしていかなければならない、そういうようなこともございまして、まず給与の改善、これを基本的な施策に据えたい、かように考えているわけでございます。それ以外には何ら特別な意図を持っておるものではございません。教育界に人材を迎え入れたい、迎え入れるだけの処遇をしていきたい、これが念願でございます。

第71回国会 文教委員会 第4号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 「義務教育は、これを無償とする。」という規定、これについての考え方は、授業料は徴収しないんだという趣旨だと考えておるわけであります。しかし、国としてはこれをさらにふえんをいたしまして、積極的にその考え方の充実をはかっていくべきものだ、かように存じております。  そういう考え方のもとにいろいろな施策を進めておるわけでございまして、義務教育諸学校の教科書の無償給与を実施いたしておりますのも、その趣旨にのっとっているわけでございます。また、経済的に就学の困難な家庭の事情の生徒につきましては、学用品費、給食費、修学旅行費等が無償となるような措置を講じてまいってきておるわけでございます。……

第71回国会 文教委員会 第5号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 安里さんのいまのお話を伺いながら、考えている基本は同じじゃないかなと思いながら伺っておりました。私は戦前のわが国、徳川幕府三百年の鎖国から夢がさめて、世界の中に伍して進んでいく、その間にやはり富国強兵ということが国是になってきたと思います。富国強兵ということを国是にしてまいりました結果は、皇国民の練成を目的にする超国家主義的な教育が行なわれてきたことはいなめないと思います。敗戦という苦い体験をいたしましてからは、わが国は人類の福祉の増進、世界の平和に寄与していかなければならないという気持ちを非常に強く持ってきていると思います。またそういうことをねらいにして教育基本法も生まれてき……

第71回国会 文教委員会 第6号(1973/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 敗戦という体験に基づきまして、帝国憲法から新しい日本国憲法が生まれるに至ったわけでございまして、基底に、戦前の深い反省のもとに新しい憲法が生まれていると思うのでございまして、新しい憲法の精神にのっとりまして、教育といわず、あるいは経済体制といわず、労働行政といわず、全般的にもろもろの立法も行なわれてきたと思います。私も、過去の反省の上に立ってこれからの新しい行き方を進める、その基本が日本国憲法であり、これに基づく諸法制だ、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 いまの国の政治の進め方は、議院内閣制をとっているわけでございます。選挙のあとで国会が内閣総理大臣を指名して、……

第71回国会 文教委員会 第7号(1973/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教育が、目的なのか手段なのかというお話がございました。りっぱな人間を育てる、りっぱな人が育ってくる、それが目的であって、それを達成するために教育という方法が用いられるのだということであろうと思いますし、またそれに携わる人としては、教育そのものをりっぱにやっていかなければならないのだから、それが目的だということにもなろうと思うのでございまして、考える立場によって、どのようにもなっていくのではないか、かように思います。
【次の発言】 もちろん、教育基本法に教育の目的を示しているわけでございまして、平和な国家及び社会の形成者として、自主的な精神に富んだ心身とともに健全な国民を育ててい……

第71回国会 文教委員会 第8号(1973/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 養護学校の建設を促進したいということで努力しているわけでございますけれども、なかなか進行がはかばかしくない、そういうこともありまして、都道府県の設置義務も、保護者の子弟を就学させる義務も、実施時期を延ばしているわけでございます。しかし、そういうこともあって、一そう促進させ得ない傾きもあるんじゃなかろうかという心配もありますので、四十七年から七カ年計画で養護学校の設置を充実したいという計画があったことでもございますので、それの完成します五十四年四月からこの義務を働かせるということに先に踏み切ったらどうだろうか。そうしたら、かなり本腰を入れて養護学校の設置にかかってももらえるのじゃ……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 山中さんも、戦後の進んできた道、十分御承知のことでございますけれども、戦前の日本の地方行政のあり方、地方団体の首長を中央政府が任命するというような形において、さらに補助金行政を通じて自由に支配をしてきた。それを打破すべきだということが戦後の改革の基本だったろうと思います。そういう意味で、補助金の手綱を地方公共団体の首に巻きつけて、自由自在に振り回しているじゃないか。だから補助金行政をやめてしまって、そのかわり地方公共団体に必要な財源を確保するような仕組みをとるべきだ。地方税も充実すべきだ。それだけで十分でなければ、国がまとめて税金を徴収して、その中から何に使ってもよい、一般財源……

第71回国会 文教委員会 第10号(1973/04/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私も東京のどまん中に住んでいるわけでございますので、おっしゃっているような問題、非常に重要な問題だと理解しているつもりでございますけれども、できる限り潤いのある環境をつくっていかなければならない、そういうこともございまして、今度緑化対策に手をつけることになってまいってきておるわけでございます。  兵舎がそのままなお校舎に使われている。もちろん速急にそういうものを改築しなければなりませんし、よいところに学校をつくらなければならないわけでございます。文部省におきましても、優先的にそういうものにつきましては国の補助対象に取り上げてまいってきております。ぜひ適当な校地を早く確保されるよ……

第71回国会 文教委員会 第11号(1973/04/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 このたび、政府から提出いたしました教育職員免許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今日、わが国の学校教育は、国際的にも高い水準の成果を見つつありますが、今後、さらにその充実向上をはかっていくためには、教育の実質を左右する教員の職に、すぐれた人材を十分確保することが不可欠の要件であります。このため、昨年七月の教育職員養成審議会の建議や関係方面の要望等を考慮し、とりわけ最近における学校教育の実情に即して緊急を要するものとして、新たな教員資格認定試験制度を設けるほか、免許教科を新設するなど必要な教員の養成確保をはかるための所要……

第71回国会 文教委員会 第12号(1973/04/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いま長谷川さんからいろいろ御注意を受けまして、私としてそのような発言をしているのかなという疑問の点もいろいろございます。しかしいずれにしましても、与野党十分気持ちが通じ合う。そして問題は、国民のしあわせにあるわけでございますので、お互いの意見のあるところが自由に論議されて、よい道が見つけられるように努力七ていかなければなりませんのに、私の姿勢がそうなっていないとしますと、私深く反省しなければならないところだと思います。  今後ともいろいろ率直なお教えを賜わりまして、そしてお互いに隔意ない審議に当たれますように、そういう体制ができますように私も反省し、努力してまいりたい、かように……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 たいへん重要な御意見をいろいろお聞かせいただいたと感じております。  県単の教員がなお残っているというようなお話、当該学校の事情からいうと、国で定めた教員の配置計画では不十分だということで、そういう事態になっているのだろうと思います。教員の充実をはかっていくために、教員の配置計画、定数というものを毎年改善いたしてきておるわけでございますけれども、県単教員を置いているような事情を私どもはつまびらかにしながら、国全体の教員定数の考え方について参考にし改善をはかっていく、そういう必要のないような努力をしていかなければならない、かように考えるわけでございます。でありますだけに、県単教員……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/04/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 特殊教育諸学校の教育課程につきましては、国語、社会等の各教科、道徳及び特別活動と並んで新たに養護訓練の領域を設け、児童生徒が心身の障害に基づく種々の困難を克服し、社会によりよく適応していく資質を養うことができるよう、より充実した指導を行なうことといたしましたが、この養護訓練に関する指導は、教壇に立って、多数の生徒を対象に授業を行なうような教育方法よりは、個々の生徒と直接に対し、各種の訓練や指導を行なうことが主体となるものであり、学習指導要領におきましても「養護訓練の指導」という用語を用いておりますので、一般的、常識的な用語としての「教授」とは、ニュアンスにおいてそぐわない感があ……

第71回国会 文教委員会 第15号(1973/04/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 このたび政府から提出いたしました国立学校設置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律は、新しい構想に基づく筑波大学の創設を含む国立大学の新設、学部の設置その他国立学校の整備充実について規定するとともに、大学の自主的改革の推進に資するため必要な措置等について規定しているものであります。  まず、筑波大学以外の大学の設置等について御説明申し上げます。その第一は、旭川医科大学を新設するとともに、山形大学及び愛媛大学にそれぞれ医学部を設置しようとするものであります。  これは、近年における医療需要の増大と医師の地域的偏在に対……

第71回国会 文教委員会 第16号(1973/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 現行の国立学校設置法には、学校教育法第一条に基づきます学校を全部網羅しているわけであります。筑波大学につきましてもいろいろな経緯があるわけでございまして、国立大学にしないで別な法人格を持たせたらどうだろうかという議論もあったわけでございます。別な法人格を持たせる、その経営にゆだねる場合には、当然別個な法律にすべきでございます。国立大学として規定していきます場合には、当然国立学校設置法に規定しませんと、従来と全く違った取り扱いをするということになってしまうわけでございます。いろいろな議論を経ながらやはり国立学校とすべきだという結論になり、自然また国立学校設置法に規定いたしたわけで……

第71回国会 文教委員会 第17号(1973/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教育の水準ということになりますと、知育、体育、徳育を通じて考えなければならない、こう思うわけでございますけれども、この国際比較はなかなかむずかしいものだと思います。同時に、知育を中心に考えます場合に、義務教育年限がどうなっているか、あるいは進学率はどうなっているかというようなことで判断をする。義務教育年限は日本は九年制でございますので、もう先進国のレベルに来ている、こう申し上げていいわけでございます。同時に、それにもかかわらず高等学校への進学率が九割近い。大学への進学率も三割近い。これはアメリカに次いで高いところへ来ているんだ、こう思っておるわけでございます。同時に、一般的な話……

第71回国会 文教委員会 第18号(1973/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教育と研究とを一体として行ないます学部、長くそれしか大学においては認められないでまいったわけでございます。それはそれなりに私はやはり意義を持っておったからそうであった、かように考えているものでございます。学問の自由を保障していく、その見地から考えますと、教育と研究を一体として行なう、そこにはつらつとした学問の発展を期待することができる、かように考えるわけでございます。しかしながら、最近学問が非常に進んできた。ますます深く掘り下げていかなければならない。ところが教育のほうはまた逆に広く学んでいきたい。そういうことになってまいりますと、掘り下げて研究を続けてきた人たちがそのまま教育……

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/06/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 読んでおりません。
【次の発言】 読んでおりません。
【次の発言】 時間的余裕がないからでございます。
【次の発言】 そう考えております。
【次の発言】 こういう委員会でございますから、具体的におっしゃっていただいたほうが時間が省けるんじゃないかと思うのでございます。私なりに十分考えて申し上げているつもりでございますけれども、あるいは間違っていることがございましたら遠慮なしに御指摘いただけばしあわせだと思います。
【次の発言】 ちょっと恐縮ですが、聞き取れなかったのですが……。
【次の発言】 政府委員から答弁させます。

第71回国会 文教委員会 第20号(1973/06/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 四十三、四年ごろ一番大学紛争が激しかったと思います。そういう際におきましても、最も問題になっておりましたのは教育と研究のあり方でございました。したがいまして、その後各大学が大学改革に取り組んでまいりました場合に、この教育と研究のあり方をどうするかということが一番中心の課題であったわけでございまして、このことにつきまして東京教育大学が一つの改革案を提示したというのが、今度の筑波大学であるわけであります。  御承知のように、教育と研究とを一体として学部単位において扱っていく、そういうことを通じて学問の自由というものを大いに発展さしていきたい、こういう願いがあるわけでございまして、そ……

第71回国会 文教委員会 第21号(1973/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 お尋ねの趣旨はよくわかりませんけれども、教授も公務員でございますから、公務員としてやるべきつとめを果たしていくということだろうと思います。
【次の発言】 先ほど来、政府委員がたびたび御答弁申し上げておりますように、数年来オープンにしてこの問題を論議してまいったことは御理解いただけると思うのでございまして、形式的に、賛成でありますか反対でありますかというようなことを各機関に問うべき法案と、そうでない法案とあるだろうと思います。先ほど、かつての大学管理法案をお持ち出しになりましたけれども、それは各国立大学に関係を持つ法案でございます。今度の法案は、東京教育大学が発展的に解消していく……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 たいへんうかつなことを申し上げるようでございますけれども、筑波大学に関しましてこんなに強い御反対をいただくとは夢にも思っておりませんでした。  また、国立学校設置法にすべての国立大学は網羅して御提案を申し上げておりましたし、また政府が提案いたします場合には、一括して御提案申し上げたほうが審議も御便宜だろう、こう考えてまいってきておるわけであります。  しかし、山中さんから、ひとつ将来の問題としては考えてみないかという御提案でございますので、国会の意思に反するようなことを政府としてもすべきことじゃございません。今後の問題といたしましてはよく検討して結論を出すようにしたいと思います……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私は、別にソ連を批判するという意味で申し上げておりません。私たちがものを考えます場合には、私たちがどんな社会をつくろうとしているのか。また、社会につきましては、社会主義体制もございますし、また、自由主義体制もあるわけでございます。その違いのもとに理解をして進めなければなりませんので、その違いという意味で申し上げておりますので、御理解を賜わりたい。決してソ連をあしざまに批判をするというような意図は、毛頭ございません。違いを正しく理解をしてもらいたい、こういうことでございます。  なおまた、日本政府が公権力を乱用したことがあるかないかというような御批判もございますが、いやしくもその……

第71回国会 文教委員会 第25号(1973/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 現在の大学の組織は、御承知のように学部組織しか認められていないわけでございます。この学部組織の中でも、今日の時代に対応できるような各大学が積極的に改革を試みていかなければならない、またそう努力していただいていると思うのでございますけれども、しかし、学部組織の中では、どうしても自分たちの考える理想は実現できない、それが東京教育大学の新しい構想だと考えるわけでございます。それを実現させようとして、法案を皆さん方に御審議いただいているわけでございます。  学部組織のままではどうしてもうまくいかないと言われる中には、いろいろございますが、たとえば研究一つとりましても、学部と学部にまたが……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/06/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 先日、新聞にこの関係の記事が載ったことがございますが、その前日に新聞社の方から私お尋ねを受けたわけでございました。学長の選考も始めていないのに、副学長の選考を始めることはあり得ないじゃありませんがと、こうお答えを申し上げたわけでございます。ただ、いまも大学学術局長がお話ししておりますように、お世話をいただいている関係者の間ではいろいろな話がかわされている、これはあってしかるべきだと思います。ただ、私の周辺に関しまする限りは、学長の選考も話をしていないわけでございますから、いわんや副学長の問題に取り組むことはあり得ないわけでございます。そう申し上げましたら、それはもうもっともです……

第71回国会 文教委員会 第27号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 このたび政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のように、私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校の教職員の福利厚生をはかる目的のもとに、私立学校教職員共済組合法により設立されたものでありますが、それ以後、本共済組合が行なう給付については、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保つことをたてまえとし、逐次改善が進められ、現在に至っております。  今回は、昭和四十七年度に引き続き、国公立学校の教職員の……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/07/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 先般、たいへん貴重な御意見をいただいたと思っております。  第一の、正規の地方公共団体の意見書につきましては、文部省から御返事を差し上げております。自来そういうふうにさせていただきました。  第二番目の、教育費に関する調査のうちで、特に地方交付税法上の基準財政需要額とのからみの問題、各地方公共団体の間でアンバランスがあり過ぎる。その後、文部省と自治省との間で再三打ち合わせを事務的にしてくれました。その報告によりますと、調査項目、資料のとり方等については、さほど不都合なものはない、問題は、それに基づいて報告書を作成する、あるいはこれを受けたほうで検収する、そこに問題があるようでご……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/07/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 先日もこの問題につきまして大蔵省側に質問がございまして、大蔵省側は、大蔵省側の御返事がございました。文部省としては二〇%要求したわけでございましたけれども、実質大体二〇%であったものでございますから、形式は譲って、実質はとらしていただいた。一九・八二%になっているわけであります、調整補助を入れますと。二〇%との差がごくわずかでございまして、金額におきましても、ごくわずかであったと思います。大蔵省は大蔵省なりに、先ほど来お話が出ておりますように、公務員共済の関係もございますし、いろいろ苦慮しておられるところだろうと思います。私は、将来とも私学共済につきまして、実質をぜひ確保してい……

第71回国会 文教委員会 第30号(1973/07/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 議論の過程におきまして、塩崎委員の御指摘になりますように、国会がみずから責任をもって、教育の俸給表までつくっていったらいいじゃないかということも、あったことも承知しているわけでございます。政府といたしましては、あくまでも公務員の給与決定の現在の仕組み、これを尊重していきたい、人事院の自主的な勧告権限、これをあくまでも尊重していきたい。その中で私たちが考えている教育界に人材を導入する目的を果たす。そのためにはやはりいろいろな条件があるだろうけれども、処遇の抜本的な改善、これも重要な点だ、それを果たしていきたい、そういうことで基本的な方針、それを書かせていただく。その基本的な方針の……

第71回国会 文教委員会 第31号(1973/07/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 申し上げるまでもなく、人材を確保したいということにほかなりません。  なお、先日の馬場委員からの御質問につきましては、四月十三日の本会議後初めての当委員会で、長谷川委員からの御意見がございました。それに対しまして私から御答弁申し上げましたが、いまもそのとき申し上げましたとおりに存じておりますので、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 人材を確保することを目的にしておるわけでございまして、その目的を達成する手段としてはいろいろなことがあろうかと思うのでございます。その手段として、一つの問題点としては処遇の改善、これは大切だと思いますので、その処遇の改善を中心にして、この法案を……

第71回国会 文教委員会 第32号(1973/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 一昨日、五時から一時間半、日教組の代表五人の方々とお話をしたわけでございます。同時に、お話し合いをするについては、話し合って詰めて結論を得ることのできる問題もあるだろうし、なかなか簡単には結論のつきにくい問題もあるだろうから、その場合にはお互いの意見の食い違いを明確にすることにしょう。そのためには、ばらばらに外に発表することも問題があるから、一緒に記者会見に臨んで、話し合った結果を発表しましょう、こういうことで記者会見させていただいたわけでございました。  話し合いの第一点は、教職員の処遇の改善の問題でございまして、教職員は十七年たつと行政職の人よりも悪くなっていく、この格差は……

第71回国会 文教委員会 第33号(1973/07/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 附則の二項は、附則の三項にも対応しているものだと御理解をいただきたいわけでございます。附則の三項は、また、四十八年度の予算におきまして、一般の公務員の優遇措置に加えて一〇%の改善財源を計上させていただいているわけでございます。それだけで第三条の目的を達成しているわけじゃないんだ、さらに年を追って計画的に進めていくんだという趣旨を、二項で明らかにさせていただいているということでございます。
【次の発言】 国の予算に計上いたしました百三十六億円は、地方負担等もございますので年間にいたしますと、千三百二十億円ぐらいになるようでございます。それをさらにどの程度まで引き上げるかということ……

第71回国会 文教委員会 第34号(1973/07/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いろいろお示しになりましたように、福岡県におきましてはたいへん不幸な事態が続いてまいった、かように考えておるわけでございます。やはり先生につきましては、先生の人格そのものが児童生徒に反映していくのだという自覚を持ってもらいたい。ことに幼児の場合には手ぶり、足ぶりから先生を児童生徒は見習っていくのだという自覚に立って行動してもらいたいものだ、こう念願をしているものでございます。それだけにまた、先生方には高い使命観あるいは深い愛情ということが求められておるわけでございますけれども、そういう面についての自覚の乏しい先生方のいらっしゃることは事実でございますし、またそれがいろいろな意味……

第71回国会 文教委員会 第35号(1973/08/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 史跡を保存してまいりますことは、わが国の歴史、文化等を理解します上に欠くことのできないものでございますし、またそれが今後の文化向上発展の基礎をなすものでもございますだけに、お考えには私全く賛成でございます。  周知の遺跡だけで十四万カ所あるわけでございます。今回さらに再調査をしようということにしておるわけでございますが、その結果はあるいは三十万カ所にもなるのではないだろうか、こういわれておるわけでございます。  遺跡につきましても、重要性の度合い、いろいろあるわけでございましょうけれども、重要な遺跡につきましては、積極的に国なり地方公共団体が賢い上げてしかるべきだ、かように考え……

第71回国会 文教委員会 第36号(1973/09/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○奧野国務大臣 八月三十日の会議におきまして、私が事務当局のつくってくれましたあいさつに加えましてお話をいたしました際に、当時続いておりました、また続くと予測される先生方のストライキの問題、これがたいへん気になっておりましたので、そのことにかなり重点を置いてごあいさつをいたしました。その際に、現業の例示をいたしまして、その例示から差別と受け取られた方がいらっしゃる。全く私自身恐縮千万に感じておりまして、これらの方々に深くおわびを申し上げたいと思います。  私が申し上げてまいりました考え方の基本をまず御理解いただきたいと思います。  私は教員のスト権の奪還ということは、必ずしもそのことが当たるか……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/02/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いわゆる大学措置法が制定されましてから、この法律が一種の抑止力みたいな形で、大学紛争が一時的に休息状態に向かってきたことは事実でございます。  ただ、この法律の中に審議会が設けられることになっておるわけでございますけれども、紛争校に対しまして勧告いたしますとか、あるいは研究、教育の機能を停止させる措置などをとる場合には、一応諮問してから行なうことになっておるわけでございますけれども、そういうような措置をとった例はないわけでございます。したがいまして、この審議会を相当数開催いたしておりますけれども、大学の現状について報告いたしましたり、あるいはまた御意見を聞かせていただきまして、……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 お尋ねの趣旨は小中学校の学校の規模のことだろうと思います。年の状況とか教員の組織とか、いろいろな事情によって変わってまいりますけれども、おおむね十二学級から二十四学級が適当だ、こういままで考えているわけでございます。人数にしますと、一学級当たり標準四十五人にしておりますから、一学級の人数によって変わってくるわけであります。

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 事情は上原さん詳しいところでございますが、沖繩大学と国際大学、どっちも本土の学校教育法の基準に照らしますと、かなり基準からかけ離れた内容しかない。そこで、琉球政府も入りまして出てまいりました結論が、沖繩大学と国際大学とを統合して充実した大学を、沖繩に私立大学としてつくっていくことが沖繩の将来に望ましいんだと、こういう結論になったわけでございまして、したがいまして、そういう結論に従って統合されました沖繩国際大学に対しまして、四十七年度、四十八年度五億円ずつ国から助成をするということにしておるわけでございます。そういうさなかに、統合するはずであった沖繩大学の中でこれに異論を唱える方……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いまの御指摘の新聞記事は承知いたしておりませんけれども、私は、年来日本共産党は共産主義社会を建設したい、こうお考えになっているのじゃないか、かように考え続けておるわけでございます。共産主義社会ということになりますと、いまの日本の憲法と抵触する部分が幾らか出てまいるわけでございますので、そういう疑念を抱き続けている、そのことがあるいはそういう記事になっている点があるのじゃなかろうか、かように考えておるわけでございます。
【次の発言】 公式の発言として言うたことはないと思います。しかしいま申し上げましたように、私自身がそういう気持ちを持っておるわけでございますので、雑談の間には出て……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 学校給食の問題ですが、学校給食が始まりましたのは、昭和二十五年にガリオア資金によりまして小麦粉の供給を受けたことに始まるようでございます。当時は米が不足しておりました。同時にまたパン食が栄養上効果が多いというようなことで、パン食による学校給食が普及してまいったわけでございます。その後米の生産も増大してまいったこともございまして、文部省におきましては、米飯によります場合には栄養のバランスの問題がございますので、学校の設置者がそういう点も判断した上で、自由に、いずれを選ぶかきめてほしいということにしておるようでございます。実際問題として、しかしお米を使うことについてのいろいろな問題……

第71回国会 予算委員会 第18号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いろんな問題があろうかと思いますが、戦前は、どちらかといいますと国家、社会が中心であった。今日におきましては、個人の尊厳、個人の自立を基本にして人間の教育に当たっていかなければならないということであろうかと思います。  形式的には、戦前の教育制度は大権事項でございまして、国会の関与するところではございませんでした。戦後は、もっぱら、国民から選ばれました国会が教育制度そのものを打ち立ててまいってきておるわけでございまして、制度の民主化もはかられてまいってきておると思います。
【次の発言】 戦前の教育につきましても、よいところ、悪いところ、いろいろあろうかと思います。ただ、どちらか……

第71回国会 予算委員会 第24号(1973/03/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 簡易保険の加入運動につきまして、郵政省から依頼を受けて、文部省から都道府県教育委員会を通じまして、そのことを連絡いたしておるわけでございます。協力はよろしいわけでございますけれども、末端においてかなり押しつけがましいような動きがあったりして問題を起こしておるようでございます。そういうことのないようには留意すべきものだと思います。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 決算委員会 第2号(1974/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 昭和四十六年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省所管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額二億七千七百五十四万円余に対しまし、収納済歳入額は二億八千八百五十万円余であり、差し引き一千九十五万円余の増加となっております。  次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額一兆三百四十七億六千百七十五万円、前年度からの繰越額二十四億八百四万円余、予備費使用額三十三億一千三百六十五万円余を加えた歳出予算現額一兆四百四億八千三百四十五万円余に対しまして、支出済歳出額は一兆三百五十九億八千二百三十九万円余であり、その差額は四……

第72回国会 決算委員会 第11号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 卓球について、わが国ではスポーツの上でも特別な地位を与えてしかるべきではないかという御所見がございました。日本が国際社会で技術を誇れるスポーツということになりますと、卓球が最右翼にあがってくるわけでございますので、そういう意味においては卓球について特別な配慮があってしかるべきだというお考え、私も賛成でございます。ただ、高校生のチーム等派遣する場合に国が特別な助成を考えてもいいじゃないかというようなことになってまいりますと、あとう限りは民間の自主的な交流という姿で国際交流をしげくすることが望ましいのじゃないだろうかという感じはいたします。しかし、それにしましても相当な資金を要する……

第72回国会 内閣委員会 第35号(1974/06/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私が文部大臣になりまして以来、最も努力を尽くしてまいりましたことは、先生方の組合が、法律で明確に禁止されている行動をあえておとりになる、ぜひやめてもらいたい、また、それを続けられた場合には、警察ざたになることは必至だ、こういう心配を持ち続けておったわけでございます。したがいまして、あらゆる会合におきまして、法を守ってくれるように呼びかけてまいりましたし、また、文部広報を通じまして、そういう理由を明確にしてもまいったわけでございます。しかしながら、結果的には守っていただけませんで、今日のような事態になったわけでございまして、たいへん残念なことだ、かように考えているわけでございます……

第72回国会 文教委員会 第4号(1974/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 第七十二回国会において、文教各般の問題を御審議いただくにあたり、所信の一端を申し述べます。  学制百年の歴史を刻んだわが国の教育は、新たな教育百年への飛躍を期して、多くの関係者により鋭意努力が重ねられております。  ところで、本年は、きびしい試練の年であります。  資源に恵まれないわが国が、今日の試練を乗り越え、限りない未来にわたって発展を続け、真に健康にして文化的な生活を営めるような国家社会を築き、世界の繁栄と平和に貢献していくためには、心豊かで創造力に富み、かつ、国際人としてだれからも尊敬され、信頼されるたくましい日本人の育成をはかることが何よりも大切であると確信いたします……

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 授業料そのものは、学校設置者の負担する部分につきまして受益者負担として学生の父母に持ってもらうというたてまえの部分だろう、かように考えるわけでございます。学校の経費そのものが人件費を中心にいたしまして毎年相当に増大してきておりますので、ある程度のことはやむを得ないのじゃないだろうか、こう考えておるわけでございます。できるなら授業料はできるだけ低額のほうがよろしいし、同時にまた毎年毎年変更するということも好ましいことではない、こう存じておるわけでございます。しかし全体として、ある時期ごとに若干の引き上げが行なわれるということはやむを得ないことじゃないか。しかし国としてはいま申し上……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 免除・猶予の扱い方も、義務制をたてまえにしない時代と義務制施行を控えた時代とではおのずから変わってくるのじゃないだろうか、こう考えるわけでございます。今後は義務制になっていくわけでございますので、免除の扱いについては慎重を期していくべきだ、こう思っております。しかしながら、制度としての免除、これはやはり残さざるを得ないのじゃないだろうか。現実問題として、どうにもならない病弱の方があるいはいらっしゃるかもしれませんで、それを機会を待つために猶予猶予でつないでいけばいいじゃないかということもあるかもしれませんけれども、実際問題として不可能である場合には免除申請される、それを認めてあ……

第72回国会 文教委員会 第7号(1974/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教頭職法制化の提案は昭和四十三年に始まるわけでございます。あえて今回特別に提案をしたわけではございません。四十三年に提案いたしまして以来、野党の理解も求める努力を与党においてもずいぶん重ねていただいてまいった、かように考えるわけでございまして、六年目にもなるわけでございます。争点づくりというようなことよりも、だれが考えても、校長、これを助ける者として教頭、全く普通のことではないだろうか。これを法律の上に明らかにするだけのことでありまして、企業におきましても社長を助ける者がいろいろとあるわけでございます。国会におきましても、議長を助ける者は副議長等としてあるわけでございまして、何……

第72回国会 文教委員会 第8号(1974/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私が文部省を担当いたしまして、月日のたつごとに学校現場が非常に混乱している、そのことの具体的な事情がだんだんはっきりさせられるとともに、この教育現場の秩序を正すことが、日本の教育の将来を考える場合に、何よりも大切な問題だ、そういうことを深く意識させられるようになってまいりました。そういう学校の教育現場の秩序を正す意味において、教頭職法制化の持つ意義、その意義の非常に大きなことを痛感してまいってきておるわけでございます。したがいまして、先日お尋ねのありましたときに、どの法案よりもまずこの教頭職法制化、これを成立させてほしという私の切なるお願いも申し上げたわけでございます。  今日……

第72回国会 文教委員会 第11号(1974/03/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私は、常日ごろ社会から尊敬される先生、先生を尊敬する社会をつくり上げたい、こう念願しておるわけでございまして、いわゆる人材確保法案はそういうことにも大きな役割りを果たすことになるのじゃなかろうか、かように期待をいたしておるわけでございます。今後教育界に入られる方だけが人材ではなしに、現に教職についておられる方々も、社会から人材として評価される姿にならなければならない、かように考えておるわけでございます。また、そのためには、この法案だけじゃなしに、総合的にいろいろな施策を講じていかなければならない、かような決意でもおるものでございます。

第72回国会 文教委員会 第12号(1974/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 このたび政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律は、昭和四十九年度における国立の大学の新設、学部及び大学院の設置、短期大学、大学附置研究所及び高等専門学校並びに国立民族学博物館の新設等について規定しているものであります。  まず第一は、浜松医科大学、滋賀医科大学及び宮崎医科大学の新設についてであります。  これは、近年における医療需要の増大と医師の地域的偏在に対処するため、無医大県の解消をはかる施策の一環としてこれらの医科大学を設置し、医師養成の拡充をはかるとともに医学研究の一そうの……

第72回国会 文教委員会 第13号(1974/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 八年以上は同一ポストにつけておくことは過当でないという意見がございました。
【次の発言】 国立競技場の役員には、役員としてふさわしい人を選ぶべきで、人のために国立競技場の役員のポストを利用する、そういうことであってはならないと思います。そういう見地でりっぱな人事がやれるように努力をしてまいります。
【次の発言】 先ほど来体育局長がお答え申し上げましたとおり、善処してまいりたいと思います。  人事の点につきましても、いま私が御答弁申し上げたとおりでございます。
【次の発言】 私が深谷議員の質問に答えまして、日教組は階級的大衆組織であって、社会主義革命に参加するものと規定されている……

第72回国会 文教委員会 第14号(1974/03/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 国会が始まりましてから、私立大学のあり方につきまして多くの方々からかなり手きびしい御批判を受けてまいりました。同時にまた、政府としてどう対処するのかということについても多くの御議論を伺ってまいったわけでございます。そういう過程で、昭和四十五年でございますか、私学振興財団を設立する、同時に私学の経常費助成を始める、そういう際に、私立学校法を改正して、五十九条であったかと思いますが数項を加えられまして、若干の監督的な規定が設けられたわけでございます。現状では、認可する場合と解散を命ずる場合と、この二つの権限しかない、それを政府が、補助を受ける学校につきましては、規定に違ったことをし……

第72回国会 文教委員会 第15号(1974/03/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 学校を設置します以上は、それぞれの学校が十分特色を発揮して効果をあげてもらいたい、こう考えているわけでございます。しかし、だからといって全部単科大学を考えているというわけじゃございません。場合によりましては、いまあります学校に学部を置いたほうがいい場合もございましょうし、また新しく学校をつくります場合にも、幾つかの学部を持った大学をつくることがいい場合もあるかと思います。基本的には、私がいま申し上げましたように、せっかく学校をつくるのですから、その学校の特色が十分生かされるような仕組みを考えていかなければならない、こう思っているわけでございます。

第72回国会 文教委員会 第16号(1974/03/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 欠員の皆無であることが望ましいことは言うまでもないわけでございます。ただ、基礎系について四・六%という欠員状況でございますけれども、国立大学各学部、やはり五%程度の欠員はあるのだそうでございます。望ましい後継者ということでなかなか苦労しておられると思うのでございますが、その間は他の講師等で代用されているのじゃないかと思います。国立に関します限りは、特に医学部が大量の欠員を出しているということではないようでございます。しかし、いずれにしましても、そのことは好ましいことではございませんので、できる限り欠員のないように私たちとしても努力を続けていきたいと思います。

第72回国会 文教委員会 第18号(1974/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 看護婦さんの確保が非常に困難なものですから、病院によりましては一部の病室を閉ざしてしまっているというところもあるようでございます。しかし、看護婦さんの手当てができ次第、またそれを使うというようなことがあったりしておりまして、看護婦さんの対策というものが病院運営の上で非常に大きなウエートを持っておるところでございます。
【次の発言】 私も大学の附属病院を訪れたりいたしまして、いろいろな話を聞いているわけでございます。看護婦さんと患者さんとの比率、だんだん医療技術が高度化してきたりいたしまして、そのほかの比重もあるわけでございますけれども、看護婦さんの手間が一そうかかってきておるよ……

第72回国会 文教委員会 第19号(1974/04/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 医科大学が地域関係者等の意見を求めるための参与については、本委員会での御審議を参考とし、本法律案成立後、なお慎重に検討することといたします。

第72回国会 文教委員会 第20号(1974/04/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 御指摘になりましたように、私も、今度の運動は単なる労働運動ではない、政治的色彩のきわめて濃い運動だ、こういう判断いたしているわけでございます。同時にまた、単に公務員として政治活動が制限されているよりも、教育基本法が規定しておりますように、教育公務員は特に政治的活動を自己規制しなければならない、そういう職種である、かように考えているわけでございます。裁判官でありますとか自衛官でありますとか教育公務員でありますとかいった方々は特に政治活動を自己規制しなければならない性格のものだ、かように考えているわけでございます。教育基本法にも「学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための……

第72回国会 文教委員会 第21号(1974/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 新聞の伝えているところを見ますと、逮捕されました書記次長は専従職員のようでございますから、れっきとした中学校の教諭でございます。職務専念義務が免除されているだけのことでありまして、れっきとした先生でございます。先生が自分のやっておることについて違法を免れないと考えて書類を事前に隠された。しかもそういう組合の関係者がおっしゃいますように、ストライキは適法なんだからしっかりやれとしりをたたいておられる。まことに矛盾したことでございまして、教育のことを担当いたします私といたしまして非常に重い責任を感ずるわけでございます。こういうことでどうして正しい国民を育てあげていくことができるだろ……

第72回国会 文教委員会 第23号(1974/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 最初に、文化功労者年金法の一部を改正する法律案の提案理由を申し上げます。  このたび、政府から提出いたしました文化功労者年金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  文化功労者年金法は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者に年金を支給し、これを顕彰することを目的として昭和二十六年四月に制定された法律でありまして、以来今日までの間に文化功労者として決定された者は、二百五十八人にのぼり、わが国文化の振興に資するところ大なるものがあったと信ずるのであります。  文化功労者に支給される年金の額は、昭和四十六年の改正以来百五十万円とされてまいった……

第72回国会 文教委員会 第24号(1974/04/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 現在きめておりますのは、最高四十五人にいたしているわけであります。下げたほうが教育の配慮が児童一人一人に行き届くのじゃないか、こうは考えるわけであります。ただ、どこまで下げればいいのか。たとえばかりに四十人としますと、四十一人になれば二学級に割るわけであります。そうすると、二十人と二十一人の学級になるわけでありまして、二十人がいいのか、二十人では、それなら四十五人のほうがいいのか、そういう問題もあるのじゃないかと思うのであります。でございますので、そういう問題もあわせてわれわれは十分な検討を遂げておかなければいけないのじゃないだろうか、こういうことも考えまして馬場さんの御質問に……

第72回国会 文教委員会 第25号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 御承知のように、大学運営臨時措置法は「五年以内に廃止するものとする。」と書かれておるわけでございます。その五年の期限が八月十六日になるわけでございます。  現状から考えていきますと、大学のキャンパスの中で殺人行為が行なわれたりもしておるわけでございますので、廃止のしっぱなしで何もしないというわけにもいかないのじゃないだろうか、できる限り現状に即して考えていかなければならないけれども、何もしないわけにいかないのじゃないだろうか、こう考えておるわけでございます。八月十六日ということになりますと、参議院選挙後にも国会が開かれる。しかし、そのときはおそらく院の構成が中心の国会じゃないだ……

第72回国会 文教委員会 第26号(1974/05/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、御趣旨を体して十分検討いたします。

第72回国会 文教委員会 第27号(1974/05/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 私学につきましては、積極的に私学振興の立場で国として援助していくという努力を強めていかなければならないと思います。同時にまた、国民の側に立ちまして私学のあり方についてのいろいろな批判がございまして、政府は何をしているのかというおしかりも国会においてもたびたびいただいておるわけでございます。そうしますと、国民の側に立って私学に政府がどう対処していくか、その方法も与えていただかなければならないだろう、こんな感じを持っているわけでございます。いま御指摘になりましたのは、私立学校法に規定されております監督規定、これが政令で定めるときから適用する、こういうことになっている。その政令で定め……

第72回国会 文教委員会 第28号(1974/05/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 御指摘の問題、まさにそのとおりだと考えておるわけでございまして、そういう見地も踏まえまして現在小・中・高一貫の教育課程審議会を発足させていただきまして、昨年の十一月以来二年を目途に御検討をいただいておるわけでございます。少なくとも小学校の教育課程などを考えてまいりますと、やはり知、体、徳といわれているけれども、知育に片寄った姿になっていないのだろうか、むしろ小学校はからだをきたえ徳性を養う、そういうところに力を入れるべきじゃないか、思い切って教育内容を精選したらどうであろうか、こういう考え方もあるわけでございます。多くの方々がそういう御心配のもとにいまの小学校の教育内容をもう一……

第72回国会 文教委員会 第29号(1974/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教育は知育、体育、徳育、調和のとれた人間をつくらなければならないといわれておるわけでございますし、知育、体育、徳育、いずれをとりましても、これで十分だということはない、われわれは理想を追って努力をしていかなければならない、こう考えるわけでございます。知育の問題につきましても、なお一そう深さを増し得るように努力をしていかなければならない、かように思っております。  ただ、今日批判されておりますことは、知育、体育、徳育を通じて見た場合には、知育偏重ではないだろうか、こういう議論がございますし、また小さいときから何でもかんでも覚え込ませようとし過ぎているのではないだろうか、こういう批……

第72回国会 文教委員会 第30号(1974/06/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 五月二十二日午後、当委員会が再開されました際、私をはじめ政府委員は、参議院文教委員会からの求めに応じて同委員会に出席いたしましたため、当委員会への出席が不可能となり、御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわびいたします。

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 国の予算措置に並行して基準財政需要額の改定も行なっていただいた、かように考えておるわけでございます。公立文教施設について申し上げますと、四十八年度の予算のときには、前年度に対しまして一〇%余りの引き上げが行なわれたわけでございましたけれども、八月に、実施上単価を一一・一%引き上げて運用さしていただきました。さらにまた、その後の状況にかんがみまして今回補正予算を組ましていただいたわけでございますけれども、一〇・八%引き上げさしていただいたわけでございます。その結果、四十七年度の予算単価に対しまして、鉄筋では三五・五%の引き上げということになっておるわけでございまして、これと並行し……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 物資、物価の事情が、こういうことになりましてから、昨年、文部省に教育資材班を設けまして、末端でどういう要情になっているか、その把握に努力をしてまいってきております。その結果、問題のある物資につきましては、物資所管の官庁に対しまして協力を依頼してまいったわけでございます。  御指摘のように、学用品につきましては相当な値上がりを示しておりますので、苦慮いたしておるわけでございます。しかし、特に物資が入手できないというような問題は、ざら紙について一部地域についてございました。そこで、これにつきましては、通産省のほうに協力をお願いしたわけでございます。その結果、二月から四月にかけまして……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 教育長の前職を調べてまいりますと、さほど大きな変化はないようでございます。  都道府県の教育長で申し上げますと、御承知のように、三十一年に教育長の資格要件が撤廃されたわけでございます。そのときの知事部局の職員が十五名、三十九年が、これは十三人に下がり、四十五年は十八人、四十九年は十八人、若干増減がございますけれども、それほど大きな変化は来たしていないというのが現在の姿でございます。
【次の発言】 湯山さんはたいへんお詳しいわけでございますけれども、敗戦後、占領軍から教育委員会制度の勧告を受け、教育長につきましては、教育職員の免許状を持った者で、教育界で訓練経験を経た者を採用すべ……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 人口の急増しております地域におきましては、小中学校の建設に追われておるわけでございまして、追われているばかりじゃなしに、必要な土地の確保が大問題でございます。したがいまして、それらの地域におきましては、土地を求めるために難渋するばかりじゃなしに、その購入費がばく大な金額にのぼるわけでもございますので、その資金手当てにも苦慮しておるわけでございます。  大阪は特にそういう問題の多いところでございます。ことに大蔵省のほうから、土地の融資については特にきびしい姿勢をおとりになってまいりました。そのことを受けまして、いま御指摘になりました土地の購入は、市町村みずから購入する場合と開発公……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 外国から研究費の援助を受けます場合には、特にそれが政府関係のものでありますと、いろいろな誤解も生じやすいというような問題もございますので、国立大学につきましては、四十二年以来、文部省に協議をさせるという方針をとってまいってきているわけでございます。四十二年以降は、文部省に協議を申し出たものはございません。ただ、それまで、契約に基づいて長期にわたって援助を受けるとかという式のもの、あるいは設備の貸与を受けるというようなものは若干あろうか、かように考えています。  いずれにいたしましても、いま御指摘のありました純軍事的なもの、そういうものの研究援助というものは、これはもう当然避けて……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 夏休み中の補助教材の中に、いま御指摘のような作文が掲載されたこと、承知いたしております。
【次の発言】 今度のできごと、まことに残念なことでございました。私は、あの作文を見ました瞬間に、こんなことでは自衛隊の皆さん方の士気を阻喪させる、私としてまことに申しわけない、こんな感じを持ちました。教育界で起こったことでございますので、私にも責任がある、そんな気持ちも持ったわけでございます。同時に、このようなことがほかの地域でも行なわれておるとたいへんなことだ、教材につきまして、やはり誤りのないように一そうの配慮が必要だ、こんな判断もしたわけでございまして、幸いにして広島県におきましては……

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 理事会でいろいろの御論議があることを承っております。たしか国会で法案審議の過程で、私からこの問題については慎重に検討して結論を出すという趣旨の御説明を申し上げたことがあったと思います。その際に、藤波政務次官から、理事会での話し合いの結果だということで、文部省のこれに対する態度を拘束するものではないけれども、なお参議院の審議もあることだから慎重に検討するということを答えてくれというお話でございました。そういう趣旨で、私は当時進んで、何らかメモに書いたものを読み上げた記憶がございます。それから、文部省令を出しまして公布の手続が終わりましてから、西岡文教部会長から、あの問題について与……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、自由民主党)

○奥野委員 私は、若干の私見を交えながら、政府に対しまして所見を求めたいと思います。  まず第一にお伺いしておきたいことは、先ごろ天皇、皇后両陛下は米国訪問の旅を終えて無事御帰国になりました。しかも、日米親善に限りない成果を上げていただきましたことに、国民の一人として深い感謝をささげるものでございます。その陰には、警護その他で御苦労いただいた多くの人たちのあることも考え合わせまして、この成功にひとしおの喜びを感じているものでございます。  両陛下訪米を前にいたしまして、アメリカ国会におきましては、九月二十六日、下院本会議において、さらに九月二十九日、上院本会議において、いずれも全会一致をもって……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、自由民主党)

○奥野委員 参考人の皆さん方も御承知のように、五十一年度の国の予算の編成、そしてまた地方財政計画の策定に当たりましては、不況からの脱出ということを、一つの大きな目標にしてまいってきているわけでございます。不況で税収入が非常に少ないにもかかわらず、仕事はそれ相応にやっていきたい。したがって、国の歳入におきましても三〇%を国債収入に求めているわけでございます。地方財政計画におきましても、前年度の当初と比べますと、地方債収入二・三倍を予定いたしているわけでございます。同時にまた、わが国の財政運営は、国と地方公共団体とが、ともに力をかし合って進むというたてまえに立ち、そのような仕組みをとっているわけで……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、自由民主党)

○奥野委員 最初に自民党を代表いたしまして、きのうの共産党東中委員の増原恵吉参議院議員に係る発言に対し、次の事由によりまして発言の取り消しの要求をいたします。  一つ、元防衛庁長官増原恵吉参議院議員の後援政治団体として岳陽会なるものはありません。その名称はきのう初めて聞かされたものであります。  一つ、元防衛庁長官増原恵吉参議院議員は、小佐野賢治氏と面識はありません。また、日本電建より、個人としても後援団体としても一切の寄付を受けたことは絶対にありません。元防衛庁長官増原恵吉議員の後援会が日本電建より政治献金を受けたという発言は、事実に反するものであります。  東中議員が質問の資料とした国政出……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 昭和四十八年度文部省所管の予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、文部省所管の一般会計予算額は一兆四千二百億五千二百七十一万九千円、国立学校特別会計の予算額は四千六百四十五億三千七百十三万四千円でありまして、その純計額は一兆五千十五億一千六百五十一万一千円となっております。  この純計額を昭和四十七年度の当初予算額と比較いたしますと、二千五百十七億四千百三十九万三千円の増額となり、その増加率は二〇・一%となっております。  以下、文部省関係予算の主要な事項につきましては、分科員各位のお許しを得まして説明を省略させていただきたいと思います。よろしく御審議くださ……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1973/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いまお話を伺いまして、なかなかたいへんな問題だという理解を深めさせていただいたわけでございます。おっしゃっておりますように、こういう問題は大事な住民の子弟をどう教育をしていくかという問題でございますので、住民一人一人にとりましても一番大きな切実な問題だと思います。それだけに画一的、形式的に扱ってならないことは当然のことでございまして、常に住民の深い理解の上に立ってものごとを運んでいかなければならない、そういう筋合いのものだろうと思います。いまお話を伺っておりまして、これに対しましていろんな面で具体的の意見を取りまとめていただいたら、それに対しまして政府としても、各省それぞれにそ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 発展途上国への協力の一つの方法として、人材を育成するということで協力をすることは、たいへん有意義なことだと考えております。アラブ諸国からも国費留学生を受け入れているわけでございますけれども、御指摘の問題につきましては、外務省、文部省が協議してきめることになっているわけでございますけれども、十分配慮してまいりたいと思います。
【次の発言】 資材の問題につきましても、学校につきましては優先的な取り扱いをするということで運んでいただいておりまして、公共事業の繰り延べの場合にも、学校の新増築につきましてはこれを適用しないという方針をとっていただきました。  同時にまた、資材の問題につき……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 昭和四十九年度文部省所管の予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、文部省所管の一般会計予算額は一兆七千七百四十一億八千五十一万円、国立学校特別会計の予算額は五千七百四億四千四百七十五万円でありまして、その純計額は一兆八千九百六十五億七千三百八十九万円となっております。  この純計額を昭和四十八年度の当初予算額と比較いたしますと、三千九百五十億五千七百三十八万円の増額となり、その増加率は二六・三%となっております。  以下、この文部省関係予算の主要な事項につきましては、分科員各位のお許しを得まして、詳細な説明は省略さしていただきたいと思います。  よろしく御審……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 御指摘のように、四十二年来、外国から援助を受けて研究をする場合には、国立大学に対しましては、文部大臣に協議しなければならないということにしておるわけでございますが、今日まで協議は一件もないわけでございます。将来におきましても、軍事に関する研究と誤解を受けるようなことにつきまして、外国から研究費を受けるということは慎むべきだ、かように考えております。
【次の発言】 人によって使われていることばは、違うと思うのでございますけれども、大学としての内容を十分備えてきている伝統のある大学、これが一般的に有名校というふうな表現でいわれてきたのじゃないだろうかという感じがいたします。国立大学……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○奥野国務大臣 いま手元で私の承知できますのは、十三種類になっているようでございます。保健婦、助産婦、看護婦、准看護婦、診療放射線技師、診療エックス線技師、臨床検査技師、衛生検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、歯科衛生士、歯科技工士でございます。
【次の発言】 基本的な医療担当者であります。
【次の発言】 各医療担当者なり医療従事者なりの資格については、厚生省でおきめになっておるわけでございます。学校教育法の学校で養成する、それは文部省の担当でございますけれども、反面また厚生省で各種の養成所を持っておられる、その間の連絡が必ずしも十分でない、これは御指摘のとおりだと思います。一般の需……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/02/07、33期、自由民主党)

○奥野委員 木下教授と立教の藤田教授に一言ずつお尋ねをいたしたいと思います。  木下教授は、現在の政府提出予算案を是認しながら、将来方向についていろいろ御示唆をいただいたわけでございます。歳出面につきましても、原価と離れた価格をいつまでも続けるべきでないという御示唆や、あるいは社会保障につきまして、最低生活の保障を中心にして行うべきである等々のお話がございました。そういうことで、歳出の姿も変わってくるわけでございますけれども、また歳入の問題につきましては、特例法の依存度を少なくしていくべきだ、これは当然のことだと思います。歳出のあり方によって歳入も変わっていくわけでありますが、私は私なりに、将……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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