このページでは奥野誠亮衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○奥野委員 中村法務大臣の所信の表明を聞かせていただきまして、いずれももっともなことだな、しっかりやっていただきたいな、こう思ったところでございます。そして、国民のニーズにこたえていきたいとの熱意も御披露がございました。 私たち、民主政治の充実、定着を図っていくためには、行政側から積極的に情報を提供していく、これが大事じゃないかな、こう思っておるわけでございまして、その情報をもとに国民の側で正しい理解を持つ、それがまた積極的に有益な行政批判、改革への発言につながっていくのじゃないかな、こう思っておるわけでございます。既に地方団体にはたくさん情報公開条例が制定されておりますし、また、国におきま……
○奥野委員 これより会議を開きます。
衆議院憲法調査会規程第五条第二項の規定により、会長が選任されるまで、私が会長の職務を行います。
これより会長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの仙谷由人君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中山太郎君が会長に御当選になりました。
会長中山太郎君に本席を譲ります。
○奥野委員 私は、先年、永年在職ということで衆議院で表彰を受けましたときに、本会議場であいさつすべきことを文書で提出し、官報に登載される慣例がございますが、その中でこう書かせていただきました。昭和二十年八月の敗戦から二十七年四月までの、日本が軍事占領されていた期間の問題を日本人自身が検証し直すという機会を持たなければ、日本の将来は明るく開かれていかない、そういう心配を書いたわけでございました。 幸いにして、戦後五十五年でございますけれども、ようやく憲法調査会ができて、自由に憲法の議論ができるようになったことは大変な前進だと喜んでいる一人でございます。 大東亜戦争は、日本がポツダム宣言を受諾……
○奥野委員 私は、日本の憲法が生まれるころに官界にあったものでございますから、私の知っている客観的な事実を報告しておく責任があるんじゃないかな、こんな思いでお話をさせていただきます。 昭和二十年の八月に、ポツダム宣言を受諾して戦闘が終結いたしました。アメリカを初め連合国軍が本土に上陸してきて、日本が軍事占領されたわけでございまして、これは、昭和二十七年の四月に講和条約が発効するまで七年間続き、その間、占領政策のもとに日本が置かれたわけでございました。日本国憲法は、この占領政策の初期の段階に生まれたものでございます。 初期のアメリカの日本管理政策は、日本をアメリカの脅威となる存在にしないとい……
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