このページでは津川武一衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○津川武一君 日本共産党・革新共同を代表して、田中総理と関係大臣に、昭和四十七年度農業の動向に関する年次報告、いわゆる農業白書に対して質問いたします。 第一は、わが国農業の危機的現状と、それに対する政府の責任についてであります。 農業生産は三年間も連続して減退し、物価上昇にもかかわらず、農業総生産額も前年度を五・二%も下回りました。農業所得も減り、出かせぎ者はふえ、農業だけで生活できている自立経営農家はたったの四・四%になってしまいました。政府自身も白書の中で、「わが国農業と農政はいまだかつて経験したことのない困難な局面に立たされている。」と告白せざるを得なかったのであります。 農業白書……
○津川委員 三木長官、私この間、長官が現地を見られるちょっと前に現地を見まして、そこに、対策をも含めながら報告を兼ねた小さな所見を書いておきましたので、じっくり読んでいただいて参考にしていただければと思いますが、きょうはその中から若干の問題をとらえてみたいと思います。 一つは人権の問題です。私たち四、五日歩いてみましたが、若い娘さんがいるうちでは水俣病のことがタブーなんです。そこでお医者さんにも見せない、もちろん申請もしない、こういう状態があるわけです。それから、実際にぶつかったのは、高等学校の野球の選手のうちのおとうさんが水俣病の認定申請をした。そのためにむすこさんが学校に行かない。そのう……
○津川委員 経過だけ報告して、対策を簡単に求めます。 四十五年の一月、青森県岩木山ろく鶴田町を中心にマグニチュード四・七の地震が繰り返され、岩木山で樹木が枯死し、小動物が死んでおります。諏訪現地震研究部長、京都大学などが調査したが、そのときまでの資料がなく、判断を下せないまま、地域住民の不安のまま残しました。 四十六年になってから調査して、岩木山を従来のC級からB級にランクした。そのとき政府は、たいしたことはないと発表してしまいましたが、京都大学の研究では、たいしたことになりそうかもしれない。意見が対立したままに終わりました。 四十七年十一月初旬から、岩木山ろく鬼沢、大森、十腰内で地震に……
○津川委員 いま副長官、気象庁長官、いろいろ答えているのを伺っていたわけですが、同じことは繰り返したくないと思いますが、かなり心配なことがあるわけであります。 今度、根室半島沖でああいう地震が起きた。これは指定されている九つの地域の一つで、起こるべくして起こったともいえる情勢であります。とすれば、いろいろな話がいま出ていますね、ERTS衛星がどうだとか南関東に活断層が出たとか、ショルツ博士のいろいろな話が出るとか、小松左京の「日本沈没」が出るとか、いろいろなことが出ているわけですが、私は、これは、いろいろな世論がいたずらに書いたんじゃいけないと思う。私たち、慎重に扱わなければならぬ。必要であ……
○津川委員 結核予防審議会を廃止することについて、少し尋ねてみたいと思います。
大臣、結核検診が必ずしもよく行なわれていない。学童の検診はよくいくけれども、主婦の方、中小企業の労働者の人たち、自由業の人たちの結核検診があまりいっていないようですが、この原因はどこにあり、どうなさるつもりか、まずここから答えていただきます。
【次の発言】 大臣、いま局長の話を聞いたのですが、伝染病の予防接種をやっても、昼間中やると農村では接種率がうんと落ちる、夜やるとうんと上がる。これは局長が言うように、結核検診だけでなく成人病のものもやると言ってもそうはいかない。中小企業の場合、生活が忙しい、検診しているひま……
○津川委員 きょうは中央精神衛生審議会の機能、結核予防審議会の機能を強める意味で若干質問を続けてみたいと思います。
一つは結核患者のことですが、患者がけい肺になっておりまして、いろいろ社会的機能を果たすに困難な面がありますので、どうしてもリハビリテーションというものを結核の治療の中心に取り入れる必要があると思いますので、そういった方針を伺わしていただきます。
【次の発言】 そういう社会復帰が可能である結核患者を収容している国立病院でさえ、リハビリのための医師も訓練士も施設も、したがって運営費もないところがまだかなりございますので、こういう点で、それをいまみたいなかっこうで進めていく方針を厚生……
○津川委員 大臣は砂糖の消費量がこれからどうなっていくと見ておるか、これをまずお伺いします。
【次の発言】 大臣の言われるとおり、かなり消費がふえております。
そこで、このふえておる消費を輸入でまかなうのか、国内生産でまかなうのか。私は砂糖の自給率を上げていかなければいけないと思います。今度の大豆の問題、今度のえさの問題を考えたときに、ふえていく消費量に対して、絶対量だけでなく、国内生産の自給率を上げるべきだと思うのですが、大臣もそのように考えますか。
【次の発言】 絶対量がふえる、自給率も上げるとなってくると、国内生産をもっとふやさなければなりません。
そこで、大臣が言われたとおりですが……
○津川委員 酪農民の腹からの要求である大幅の加工乳の価格要求に対しまして、三円三銭という農民を侮辱し、酪農農業を壊滅させる方向の諮問をしたことに対して、私たちは心からの怒りを表明しつつ、大臣にそのことについてさらに各党で質問することになりましたので、その間の時間を農協短大のことについてお伺いいたします。
そこで、一体農協の短大廃校の正式の理由は何であったかを明らかにしていただきます。
【次の発言】 農協が期待しておる人間像とは何でありますか。
【次の発言】 いま局長の答弁だと、期待する人間像を持った学生が育たなかった、こういうことでありませんか、農協で問題にしたのは。
○津川委員 私たちは、北海道農民のために農民の使う資金、こういう立場から見ると、このマル寒制度は賛成できるし、それだけにこの融資条件をもっとよくしなければならない、それから大規模な集団農業にはかなりいい条件で融資されておるので、中小農民にも差別ないように長期低利の資金を供給されるように、そしてまた、経営が困難な状態になったときに農民に対して特別な措置を講じてみたい、こういう立場から、この資金を皆さんとともにさらにさらに農民の中に持ち込みたいと念じておるわけです。しかし、昨年、一昨年北海道を回ってみまして、農民と実際の経営のことを話し合ってみましたら、マル寒資金を借りておりながら行き詰まり、借金……
○津川委員 全中の松村さんにお尋ねしますけれども、先ほど渡辺委員の質問に、宅地並み課税には依然として反対である態度を続けるということを聞いて、私も心強く思ったわけです。しかし、私たちの反対にもかかわらず、昨日、宅地並み課税は衆議院を通過したわけであります。 そこで私たちは、昨日、土地と緑を守り、大資本の土地買い占めを押えるために、緊急提案を発表したわけであります。その一つには、大企業の土地投機や、都市地主、大土地所有者の地価値上がり待ちを押えるために、地方自治体に民主的に構成される民主的土地委員会を設け、ここで地価を一たん凍結する。二つ目には、大企業の土地買い入れを原則として向こう三年間禁ず……
○津川委員 午前中は農民の預貯金をあまり望ましい方向に使ってない、そういうことを大臣に申し上げて、そういうことがないように要求する質問をしますが、その前に、私たち国会にいる者として、国会が調査する、そういうことに対してひとつ大臣に所信を承りたいのであります。 憲法の四十一条によると、「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」こういうふうに規定されております。とすれば、唯一の立法機関であるとすれば、法律をつくったり、可決したり、修正したり、いろんなことをするとすれば、何よりもその状態をつまびらかにしなければならないと思うのであります。この点が一つ。また、憲法の六十二条には「……
○津川委員 原子力船の実現から運航によって、陸奥湾の漁業などに対する影響をお尋ねしてみたいと思います。 私たちは、原子力を貴重なエネルギー源と考えております。それは、しかし、あくまで平和的利用、民主的運営、公開、国民承認のもとに進めるという原則を貫かなければならないと思っております。それは私たちの意見だけでなく、関係者や国民の意見でもあります。それなのに、わが国でただ一つの原子力船「むつ号」は、この原則を無視し、航行の実験を、関係者の意見を無視し、安全性を公開しないままに強行しようとしております。そこで、この原子力船の航行実験が行なわれようとしておる陸奥湾の現況と、そこでの漁業のことについて……
○津川委員 漁船保険のことですが、百トン未満の船に対して純保険料の一部を国庫が負担しております。これはいいことですが、沿岸漁業、小漁業家では五トンから十九トン未満の船が多く、事故もこうした船に多くなっております。
そこで、私は、こういう保険の重点を注ぐべきところは、弱いところ、そして事故の多いところ、こういうところへ重点を指向して国政を運営すべきだと思うのですが、いかがでございます。
【次の発言】 ところが、実際に小さな船を持っている人に聞いてみたら、かけていかれない、ついていかれないと言うんですね。強く国庫負担の増加を要求しているわけなんですが、水産庁はつくるときにあれで十分だと思ったのか……
○津川委員 本法案が試験的な実施なので、とりあえず私たちこれに賛成してやってみる。途中において変更が必要であるならば、いつでも改正などということを農林省に要求してみたいと思っております。 そこで、非常に雑な質問ですが、大臣、前にいまの果樹共済を皆さんが提案したときには、果樹保険、試験研究。今度は初めから畑作共済、試験実施。果樹保険をやってみて、今度は果樹共済と直した。ここいらのことばの使い方が統一されておるのかどうか。こういう点でちぐはぐなことばを使っていたり、また農林中金みたいにかたかなの法律があったり、いろいろなことがあるので、ここらあたりすっきりさしたほうがいいと思うのですが、これは大……
○津川委員 きのう農林大臣といろいろ質問し合ったのですが、きょう大臣が出席ないので、少し別な方向で進めていきたいと思います。
そこで、きのうの、リンゴの腐乱病予防のためにどのくらい国で援助していますか、これをまず答えていただきます。
【次の発言】 腐乱病に次いで、今度は斑点落葉病、黒星病防除のために、腐乱病防除のために、きのう言われたように、防除暦を改正して、特にトップジンをかけたその地域にかなり斑点落葉病が出てきましたが、この点農林省はつかまえておられるでしょうか。
【次の発言】 これも、共済金額を少なくする意味においても、また予防する意味においても非常に大事だと思うのですが、斑点落葉病予……
○津川委員 公的年金としてわが国の年金制度は貧弱であり、国民は安心して老後を暮らすことができない状態にあります。そこで、わが党は抜本的な年金対策の方針を明らかにしましたが、今回の政府の改正案はその年金を進める上できわめて不十分であります。そこで、年金を一歩でも前進せしめる意味で、私たちは社会党、公明党、民社党、三党と共同で改正案を出しました。今回は、私たち四党の改正案の実現のために努力すると同時に、私たちの改正案をいま少し進めて補完してみるという立場から、若干の質問をしてみたいと思います。 そこで、午前中の柴田委員の質問にも出ましたけれども、新旧法の問題であります。新法の既裁定年金者及び新規……
○津川委員 宮脇会長、池田専務、きょうはほんとうに御苦労さまでございます。貴重な意見を伺わしていただきまして、お二人の意見の中にもありました、農地がつぶされておる、足りない、拡大していきたい、こういうことでございますが、ほんとうに私たちも、日本の農業を機械化するために、耕地を拡大、経営規模を拡大するとすれば農地が必要だと思っておるわけですが、そこで、私たちこのたび第二次土地改革の具体的構想というのを一カ月ほど前につくったわけです。この中のことを少し申し上げて御意見を伺わしていただきたいと思うのです。 農用地の画期的拡大の見通しがある。全国の山林原野のうち、ただいま皆さんが話されたように、国有……
○津川委員 きょう参考人の皆さんほんとうに御苦労さまでございます。たくさんの資料もいただいてほんとうにありがとうございました。 そこで、私、青森にいるのですが、林野庁が独立採算制をとる、どうしても収益をあげなければいけない。材木を切って売った分だけで何とか事を済まさなければならぬ。そこで生産性を高めて経済性をやるとすれば、どうしても大企業に山を売るということになります。私たちのところでは三菱製紙、ここに大量にトラックで持ち込まれています。そこで、そのために弘西林道という林道が設置されて、その結果が去年の七月のあの大洪水とがけくずれ、大災害となったわけであります。その結果がどうなるかというと、……
○津川委員 今度の炎熱、干ばつで農民がかなりの被害を受けております。この被害を救済するために、大臣どんなふうに考えておるか。また、この被害のために、これからの農民の生活、営農の面にかなり支障を来たすと思いますが、これを遺憾なく進めていく点について、どう考えておるか。三つ目には、国民経済に及ぼす影響がかなり強いので、その国民の生活、経済を立て直すために、どんなふうに考えておるか。この三つの点について、まず答えていただきます。
【次の発言】 あとでお伺いしますけれども、野菜が高くなったりして国民経済にもかなり影響が出てまいりましたが、この点の政策、対策を、先ほど三つ目のことが漏れたようですが。
○津川委員 私は、森林法の一部改正に対して私たちの修正してみたい個所なども指摘しながら質問してみたいと思います。これは森林の持つ経済性を高め、森林を振興して、しかも公益性を広めていきたいという立場からであります。森林組合のことに対しては後刻諫山委員から質問してみたいと思います。 そこで、大臣の提案理由の中にこう説明してあります。「わが国の国土の約七割を占める森林につきましては、古来、重要な住宅用資材たる木材の供給を通じ、また、急峻な地形のわが国では国土の保全の重要なにない手等として国民生活と深く結びついてきたことは御承知のとおりでありますが、近年、経済の高度成長、都市化の進展等の社会経済情勢……
○津川委員 ただいまの野坂委員の質問に対する林野庁長官の答弁にかなり気になることがありますので、この点だけ一点触れてみたいと思います。 国有林野の払い下げに対しては、後日中川委員がかなりきびしく民主的な払い下げについて質問いたしますけれども、この間木曽谷の国有林野地帯を地域の人たちと一緒に歩いてみて痛切に感じましたのは、あの地域の国有林野はあの地域の人の生活に密接に結びついて不可分である。あそこの木曽谷十万の住民は、国有林野を抜きにしては仕事が、生活が営まれない、それほど深く結びついているわけであります。したがって、この国有林野の払い下げや活用に対して非常に大きな関心を持ち、命をかけておる。……
○津川委員 参考人の皆さんにはほんとうにきょうは御苦労さまでございます。 そこでまず、彦坂さんにお伺いいたします。 皆さんが一生懸命養鶏をやられてこられて、そして規模を拡大し、一生懸命私たち日本人の主食たん白質源確保のためにがんばり抜いたことを、私たち非常に多としている次第でございますが、いまお話を伺いますと、もう拡大の余地もなくなった生産過剰ぎみになった、生産調整しなければならない。こうなってきますと、思い出すのは、私たち、皆さんの努力が養鶏農家のところに返らずに、二十年価格安定という点でそっくり吸収されてしまって犠牲にされた、こういうふうにまで考えているわけでございます。 そこで、生……
○津川委員 まず、経済企画庁ですが、けさ、私は、企画庁長官を要求しました。ところが自民党を通じて、長官はどうしても出られない事情があるから、そのかわり要求する局長をよこすということであったのですが、その局長もこない。こういうことなので経済企画庁の来ている人に、なぜこういうことになったのか、最初にその説明を願います。
【次の発言】 なぜ長官が来れなかったか。また、長官が来れないから要求する局長をよこすと言っていながら、その局長がなぜ来れないのか。いまのそういう返事ではだめだから、経済企画庁長官から正式な答弁を後刻私のところに持ってきてください。あなたはよろしいです。
○津川委員 私は、日本共産党と革新共同を代表して、円をめぐる今回の事態に対して、総理の責任と事が起きたことの根本的原因について、若干の質問を行なってみたいと思います。
総理は、四十七年十一月九日の参議院の予算委員会で、「そういうことによって、少なくとも円の切り上げは避けるという決意でございます。しかしそう言っても避けられなかった場合どうするか。それは相当な政治責任が生ずる、こう思います。相当なものである、こう思います。」こう言明しております。これはどんな責任でございますか。
【次の発言】 一国の総理として、相当な処置をとらなければならぬ、万全な対策を講ずるのは当然であります。だから相当な責任……
○津川委員 だいぶいま生産農民が、米価の大幅値上げを要求して、全国各地で大会を開いたり、きのうは中央集会などを開いておりますが、私は、日本の農業の中枢的な役割りを果たしておるのが稲作であると思うのであります。したがいまして、稲作の振興、これは何をおいても日本農政の中枢的課題だと思うわけですが、これを育てていくためには、農業資材を安定して長期的に供給することも必要であるし、農機具、機械なども値段を安くして共同で利用させて、利用料を少なくすることも重要な課題であるし、農民が使う資金も長期で低利の資金を支度する。たくさんのことがある中で、それらにも増して重要な課題は、ただいま農林大臣が前委員に答弁し……
○津川委員 精神障害者の治療体制を整備する、それの障害になっているものを排除するという立場から、若干の質問を展開してみます。
一番最初に、患者が治療を受ける環境、外来に通う場合、入院している場合、その患者がいろいろな意味で、心配なく治療を受けられるような治療環境が必要かと思うのですが、こういったことに対して厚生省の方針がありましたら聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 古いことわざを持ち出す必要はないのですが、健全なる精神は健全なる身体に宿るという。精神障害者のいろいろの悩みや治療をおくらせているものに身体的な病気があるので、これはそういう点で総合的立場に立って精神障害者の治療をや……
○津川委員 今度の豪雪で被害を受けた関係者に心からのお見舞いを申し上げると同時に、きょうは、豪雪におけるリンゴの被害を中心に質問を繰り広げてみたいと思います。 秋田県の横手から十文字、青森県の岩木山ろくにかけての、かなりのリンゴ地帯ですが、そこに被害を受けたようです。青森県でいうと、約二万二千ヘクタールあるうち、五千ヘクタールが損害を受けて、リンゴの収穫で減収になるものは百万箱近いもの、金額にして三十億円ぐらいになると想定されておるわけです。そこでこの被害がどのくらいになっておるか、リンゴについて農林省のつかんでいることを報告していただきたい。これが一つ。 時間がないので、続けて質問を重ね……
○津川委員 気象庁にお尋ねしますが、昨年四月、皆さんが「近年の世界の天候について」という見解を発表されましたが、それはかなり大きな問題を含んでおり、私たちも国会でそのことを何回か論議さしていただきました。 そして今度さらに「世界の食料需給の構造変化とその見通しに関する調査」というのを農林省と共同で行なって、今回、ここにあるパンフレット「近年における世界の異常気象の実態調査とその長期見通しについて 昭和四十九年三月 気象庁」というのを発表されましたが、ほんとうにこれは私たちたいへん大きなことを教えていただき、警告していただいて、いまさらここで指摘されるような冷温や少雨などを起こしてはいけない、こ……
○津川委員 農業、漁業、林業のために健闘されておる参考人の皆さん、きょうはほんとうに御苦労さまでございます。たいへん貴重な御意見を伺わしていただきましたが、私たちも、いま国会にかかっておる二法案について、先ほど全中の松村さんが話されたように、立ち入りもできるように、また、及川さんが話されたみたいに、消費者や生産者の団体が、その確保、配給というものに直接参加ができるような、そういう意味の補正をいま野党四党で要求しておるわけでございます。そこで、私たちもがんばりますが、皆さんも元気でがんばっていただくことをお願いする次第でございます。 一番最初に、及川さんにちょっとお伺いしたいんですが、皆さんの……
○津川委員 ただいま議題になっておる二つの法案のうち、国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案、これは非常に検討を要する重大な問題を含んでおります。私たちは独自の立場から若干の調査もいたしましたので、きょうは提案者に幾つかの質問をいたし、その結果においてさらにさらに検討を進めてみたいと思っております。 提案理由の説明の中に非常に重大なことが書かれてあります。「昭和四十六年度の木材の総需要量は一億四百万立方メートルであり、供給量の内訳は国産材が四六%の四千八百万立方メートルと輸入外材が五四%の五千六百万立方メートルでありますが、十年後の昭和五十六年度には、総需要量は一億三千五百万立方メ……
○津川委員 いままでの論議でも明らかになったように、農業を進めるとすれば、農地が非常に重要であるのです。私たちは、国有地、公有地、大山林地主の所有地、大企業が買い占めている土地等の中で、農耕地になるところを土地を求めている農民のために農地として開発して、それを農民に開放していこうということで、こういう開放をする予定の土地としては、さらに、アメリカ軍の基地だとか自衛隊の演習地まで含めて考えております。政府は、今回、この法案で農用地開発に乗り出したのですが、政府の農用地開発の基本構想、長期計画というものを最初に明らかにしていただきます。
【次の発言】 農林大臣、この法案の提案理由は大臣からよく説明……
○津川委員 きょうはお二人の参考人にはほんとうに御苦労さまでございます。 労働組合の中央執行委員長にお尋ねいたしますが、とかく世評のよくない公団の中で事業をささえてきた皆さんはほんとうに御苦労さんだと思います。やられたたくさんの仕事を私たちが見てみたときに、農地開発事業、牧場建設事業、草地開発事業、土地改良事業等いろいろだくさんの仕事をやっておいでになったし、これからも皆さんは必要だと思うわけですし、また、その能力もあると思う。そこで、なぜ開発機械公団をそのまま存置しないで、それを廃止して新しい機構に移らなければならないのか、そこらあたり、労働組合としてはどんなに検討されて、どんな御意見を持……
○津川委員 きょうは三人の参考人さん、ほんとうに御苦労さまでございます。 最初に池尻参考人にお伺いしますが、皆さんの「全漁連情報」によりますと、最近の理事会で皆さんが当面次の五つの点をやり抜くというふうな、困っていること、また、やらなければならぬことをきめたようでございます。その一つは、「当面する漁業経営の窮状を打開するため、とりあえず緊急に、融資条件の変更、金利負担の軽減などを内容とする金融対策。」二は、「漁業生産活動に必要な、漁業用石油類の確保と、漁業経営にとって、適正妥当な価格での供給の保証。」三が、「漁業生産活動に、必要な漁網綱、漁業機器などの生産資材を確保し漁業経営にとって、適正妥……
○津川委員 畜産危機が叫ばれている中で、それにも劣らず日本の漁業が重大な局面に面していると思うのですが、政府はいまの漁業をどんなふうに考えておられますか。
【次の発言】 畜産に対する対策をお伺いしまして、ありがとうございました。
私が聞いておるのは、畜産に劣らず水産漁業もたいへんだから、それに対してどう考えておられるか、施策を聞いておるのですから、もう一度ひとつ……。
【次の発言】 沿岸漁業整備はけっこうでございます。魚族の涵養もけっこうでございます。魚族の涵養もけっこうですが、漁業資材が非常に上がったのでは、重油がこんな状況では、そして輸送料が非常に上がるということでは、そういう状況に対し……
○津川委員 参考人の佐々木さん、堀さん、ほんとうに御苦労さまでございます。 きょうは、沿岸漁業、わけても陸奥湾のホタテ漁業を振興する立場から、漁業家の一番の心配になっておる原子力船の問題を中心に質問を展開してみたいと思います。 科学技術庁の伊原原子力局次長が時間がないそうですから、漁業の振興をあと回しにして、まず、伊原さんに先に聞いてみたいと思います。 陸奥湾に原子力船の定係港が設置されたのは昭和四十二年で、そのころ、陸奥湾のホタテガイが百二十四トン、それが四十五年には千三百六十六トン、四十七年には八千八百九十四トン、三十億円という額になって、漁民の生活安定、地域経済の維持発展と、出かせ……
○津川委員 提案されている肥料法案に入っていく前に、田植えどきの最中で、田植えができないような、また植えたものが枯れるような状態が茨城県の一部に発生していましたので、竹内委員に続いてまずそれを質問してみたいと思います。 こういう状態であります。「田植えの終えた鹿島郡鹿島、神栖町、大野村の水田で、塩害による苗の葉枯れ被害が広がっている。十一日、神栖地区農業改良普及所のまとめでは、田植えのすんだ水田のうち約四〇%で、根が成長せず、葉が黄ばむなどの被害が出、とくに神栖町では六〇%にのぼっている。いずれも井戸掘りなどによる農業用水確保ができないまま、塩分濃度の高い北浦、常陸利根川から水田に取水した地……
○津川委員 末吉参考人にお尋ねいたします。
尿素にしても、硫安にしても、材料からいろいろなものが出てくる連産品の一つだと思うのですが、この連産品の原価、価格を決定するのはどうされておるか、明らかにしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 回収されたそういうものの価格は七掛け程度に考えている。これには、化学反応をいろいろやる。そういう意味で、科学的な、経済的な、原価計算的な経理上の根拠がおありなんでございましょうか。
【次の発言】 そういう評価の規格というのですか、これは皆さんの協会の中に属しておる企業で、大体統一されているのでしょうか、それとも、各企業によってばらばらに社内の規定でおやり……
○津川委員 日本の農業の情勢がかなりきびしくなり、農業所得だけで生活と生産ができなくなり、農民が農外所得を得るように懸命になっております。昭和四十年で言うならば、農業所得が総所得の四八・〇%を占めておったのですが、四十四年には四二・三%、四十六年には三六・五%、四十七年には三一・五%と、かなりの勢いで農業収入が減り、農外収入にたよらなければならなくなりました。私たちは農民の生活を守るために農外所得を守らなければならぬ、その増加のためにいろいろとくめんしなければならない、と、このように思っておるのでありますが、この農外収入を得るためには兼業があったり、地元の工場で働いたり、ときによると出かせぎに……
○津川委員 この間決算委員会で農林大臣に生産者米価のことを少し質問したので、きょうは農林大臣には消費者米価のこと、それから食糧庁長官には少し技術的なこと、――そして最後に日本の農政をどうするかということ、この三つの点で質問してみます。大臣が何か都合があるそうですから、できるだけ時間を縮めていきます。 先ほどからも質疑になっております四十九年産米の政府買い入れ価格について、政府は生産費及び所得補償方式をとるということになっておるし、そう繰り返しております。そこで食糧庁長官にお尋ねしますが、農林省の農村物価指数のうちで三月のものが出ましたが、その中で米の価格がどのくらいになっているか、農業生産資……
○津川委員 日本の農民は生産意欲をかなり失っておる。これは日本の農業にとってたいへんな事態であります。しかも、日本の農業の中核が稲作農業であり、したがって、稲作農業に日本の農民が生産意欲を失わないようにすることこそが今日の課題だと私は思っております。この立場から、私たちは、お米をつくって、一俵でも政府に売り渡して国民の主食に貢献しようとしておる農民の、その生産費がまかなえるようにして、そして、日本の農民が都市並みの労働者と同じ生活ができるような賃金を保障しなきゃならないと思っております。これを保障するならば、日本の農民が農業に意欲を燃やしていける。こういう立場から、今度の政府の諮問米価一万二千……
○津川委員 第七十一国会の施政方針演説で、田中総理は、「当面の物価対策としては、まず輸入の積極的な拡大をはかることであります。昨年、対外経済政策の一環として関税率の一律引き下げ、輸入割り当てワクの拡大など輸入増大政策を実施しましたが、今後も国民生活と密接な関係のあるものを中心として、関税率をさらに引き下げるとともに、輸入の自由化と輸入割り当てワクの拡大を推進いたします。」これが七十一国会における田中総理の答弁です。 これに対して、今国会、第七十二国会で総理大臣が、次のように施政方針演説をやっております。「石油の供給制限と輸入価格の大幅引き上げを契機として、物価情勢はきわめて憂慮すべき事態を迎……
○津川委員 大臣が遺憾であった、青森県民に済まないと言っているから、それは了承して進めていきます。 私たちの立場ですが、原子力という大きなエネルギー、これは石油や電力などとともに国で管理して平和利用、安全に、国民が犠牲にならないように、国民のしあわせになるように利用しなければならない、このように考えていることが一つ。そしてこの原子力の利用は、どこまでも自主的で、民主的で、公開されなければならない、この立場に立っております。 しかし、原子力船開発事業団法が昭和三十八年に国会に提案されたときは、この三つの原則は守られそうもない、そういう状態で審議されておりましたので、私たちは、他の四党は賛成い……
○津川委員 最初に農林省に、大臣がいないようですから、次官に農林行政の姿勢についてお尋ねいたします。 それはリンゴの腐乱病ですが、私が回ってみましたところ、長野県でかなりリンゴに腐乱病がついておりまして、長野県ではこれに県の助成措置を講じて、農林省もそれに対応して助成措置を講じたそうでございます。この腐乱病は長野県だけでなく、北岩手、秋田、青森、北海道にもかなり濃密に出ておりますが、長野県にだけ国が補助金を出していることに対して、農林大臣が長野県出身だから出したのだろうという話が広まっております。 そこで、これは大臣が出ていればそこに特別にやるのか、同じ条件であれば条件が同じのところに出す……
○津川委員 サトウキビのことと、森林のマツクイムシ、シンクイムシのことと、土地改良のこと、この三つのことについて質問いたしますが、質問は時間がないのでまとめてやりますから、まとめて答えていただきたいと思います。 まず、マツクイムシ、シンクイムシのことをやりますが、日本の国は松の国と言われ、日本の海岸の美しさも松の美しさである。神社、仏閣、城址などの美の一つの重要な要素は松であると思いますし、海岸美もそうだと思います。この間ふとした機会から私は熊本県の天草の最北端の苓北という町に行きまして、富岡城址というところを見せていただきました。松の非常に名所だそうでございますが、行ったときは全部シンクイ……
○津川委員 私たち共産党の国会議員団が十一月二十五日に、「田中総理への公開質問状 金脈問題をめぐる十大疑惑をただす」ということを公表し、田中総理あてに提出しました。この公開質問状の中で、私たちは総理に、この公開質問状に列挙しておる疑惑について国会で責任をもって答えることを要求もしました。 この公開質問状は、その内容として、「一、地位利用の疑いについて 二、利権と政治献金にからむ疑惑について 三、脱税の疑惑について四、ユウレイ企業群をめぐる疑惑について 五、日本電建をめぐる疑惑について 六、宅地建物取引業法、建設業法違反について 七、詐欺、恐かつなどの疑惑について 八、言論抑圧、出版妨害問題に……
○津川委員 委員長のせっかくの申し入れがありますので、質問事項を続けてやりますから、よく聞いていただいて、私も長官の人柄はよくわかっているから、的確に答えていただきたいと思います。 一つの質問。原子力船「むつ」の新しい定係港、政府はあの「むつ」の入港港を六カ月後に、四月十四日までに決めなければならない。これは決めているか、決まるかということ。いろいろな話だと、一斉地方選挙があるから、それが終わってからという話が聞こえてぐる。漁民と相談してみた、漁民は一斉地方選挙は知らないから、関係ない、政府こそ約束を守るべきだと。守るつもりあるだろうか、この点が第一の質問。 第二の質問。新しい定係港の決定……
○津川委員 時間がないので、先に全部の項目を申し上げますから、書いて的確に答えていただきたいと思います。五つでございます。 一つは、いま問題になっておる協定、これは鈴木善幸前自民党総務会長が署名をしておるが、政府の方針として認めて、この実現に当たることが必要だと思うのですが、そのとおりであるかどうか、この協定は、三木総理大臣に話して承諾を得てやっておるのかどうか、これが第一の質問です。 第二の質問。協定をつくったのは、漁民たちが何日も仕事を休んで漁場を守るために闘った。私もあの現場におったけれども、海上保安庁は漁民を検挙しようとしていた。そういう危険まで冒して、やっとのことで協定した。こう……
○津川委員 金丸大臣が先ほど人命を失われたことに対して哀悼の意を表してくれたし、心からお悔やみもお見舞いも申し上げると申されました。これは本当によかったと思いますが、そこで、御迷惑をかけたという言葉が出ておりますけれども、やはり雨、台風、これがなければこんなことは起こらなかったのだけれども、国政上としても、何か大臣として済まなかったというお気持ちはおありの上での発言であったのでございましょうか、最初にお伺いしておきます。
【次の発言】 そこで災害の被害者をどう扱うかという問題ですが、先ほどから前の委員からも出ておりますように、青森県での、特にあの八月五日、六日のときの被害者ですが、農林関係三十……
○津川委員 先般農林大臣が基本施策について演説をいたしましたので、それに対して若干質問してみたいと思います。 まず、第一は、三木総理も安倍農林大臣もそうですが、いままでのいろいろな問題は高度経済成長によってもたらされた、したがって、今後これを安定成長、低成長へ転換していくと繰り返し申しております。ところで、池田内閣以来の高度経済成長は、農業に関して言うならば、農耕地、水、労働力を大企業に集中することだったと言ってもよいと思います。現に、昭和三十五年から四十九年までの間に九十九万四千ヘクタールの農地がつぶされております。一年平均七・一ヘクタール。これが高度経済成長だったと思うのですが、低成長、……
○津川委員 大臣にお尋ねしますが、日本人の食事をどうするかという問題であります。農林省の食料需給表で見ますと、肉類の摂取量は、一人一年当たり、アメリカで百十五キロ、西ドイツで八十八キロ、フランスで九十五キロ、アルゼンチンで百二十二キロ、日本が二十一キロ。これで日本人の体格がいいかどうかという問題です。私たち日本人には独自な生活様式もあるし、体格もありますので、いま直ちにこれを五倍、六倍にふやせとは言いませんけれども、もう少し肉類を食べることが必要だ、積極的に肉類の消費をふやすべきだと思うのですが、この点、大臣はどう考えているか。これが一つ。 二つ目には、食料需給表で見ますと、魚介類は、日本人……
○津川委員 私たちは、畜産農民の生産の増加と、肉をたくさん食べてたん白質をよくするという点で考えておりますが、大臣が来る前に局長に質問します。
それは、いまの牛肉の供給状況はどうなっているか、肉牛の中で和牛がどう動いて、どのくらいになって、どっちにふえているか、減っているか、乳用雄牛がどうなっているか、乳廃牛の状況がどうか、また、子牛、素牛の状況がどうなっているか、答えていただきます。
【次の発言】 そこで、私たちは一つの修正案を出しているわけですが、これの基本的な態度は、昨年の夏に牛肉がこんな状況になっておるので、去勢和牛はとりあえず一頭五十万円、乳用雄牛は三十五万円で買いつける、そして消……
○津川委員 参考人の皆さんには、きょうは御苦労さまでございます。 最初に東畑先生にお願いしますが、先生は先ほど、農地と非農地では、どちらかというと農地の方が受け身であるというふうにおっしゃっていただいたし、また、現実にそういう点で、企業などやレジャー用地などにたくさん農地がつぶされてまいりましたが、今度の交換分合で、かえってこの優良農地がつぶされていくという心配はございませんでしょうか。その点をお伺いしてみたいと思うのです。 農業会議所では、特に優良農地の縮小とならないように、また、全中の方からでも、農用地区域からの除外面積を厳しく制限するようにというふうな注文までついているのですが、両方……
○津川委員 端的に二、三の点を農林大臣に質問してみます。
今度価格の保証の対象になる、政令で決める牛肉の種類ですが、先ほど、局長は、今度の法律は牛肉全体を対象にする、全体の価格安定を期してやる、したがって、農林省が当初考えたよりも著しく変わってくる、乳廃牛その他のものを全体として政令に入れることを考えると、と、こう言っておりますが、この場合、外国種の牛肉も対象になりますか。
【次の発言】 その次に、農林大臣、私はきょう、日本農業新聞の論説を見てびっくりしたのですが、政府は業者の圧力と自動車産業などの外国の圧力によって牛肉輸入の再開をするんじゃないかという心配を書いているのです。私はそういうこ……
○津川委員 いま、いろいろな事情があって、農業だけではなかなか食べていけないという農家がたくさん出てきた。農業を専業的にやりたいがなかなかやれない、いまよりもう少し生産を拡大したい、いまよりもう少し耕地面積を拡大したいという、こういう農民の数がかなりふえてまいりました。他方、また、農業収入だけでは生活していけないので、農業を縮小して農業外収入をふやしたいというようなことから、耕地を少し譲ってもいいみたいな農民が出てきております。 これに対して政府・自民党は適当な手を打たない。そこで、農民の中からいろいろな工夫が出てまいりました。一つには生産集団、二つ目には農業経営の受委託経営、もう一つには請……
○津川委員 今度の家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案については、私たちも賛成して、これの実施に遺憾ないようにしたいと思うわけであります。 そこで、豚の水胞病が一昨年に起きたのですが、そのときの疫学的な状況について、これはどこから来たのか、そしてそれは日本の国内に残っていないのかということ、そこいらあたりをまず説明をしていただきたいと思うわけです。 実は、あのときに、これはどこから来たのかということについて、その原因を徹底的に調べて、それに対する対策が明らかにならなければならなかったのだと私は思うわけですが、何か中途半端になっているようですが、ここいらあたりを説明してほしいと思います。
○津川委員 昨日わが党の中川委員から、飼料原材料の配合割合を表示することを義務づけるようにという質問をし、要求をしたのですが、農林大臣はこれに対しては答えを逃げた。否定した。まことに遺憾でありますので、抗議をしながら、そういうことをするように強く要求する次第でございます。 きょうは、改正案の一番の重点の一つの安全性の問題について、人体の健康を保持するという立場から、添加物の中の抗生物質を中心に質問をしてみます。 一つの問題は、抗生物質全般についてでありますが、私たち日本人の平均寿命はいまかなり伸びました。それの一つの原因としては、抗生物質ができて、ストレプトマイシンなどを使うことができたこ……
○津川委員 畜産物のえさに加える添加物の中の抗生物質のことで、確認の意味も兼ねて次の二つのことをお尋ねいたします。 一つは、人畜共通の伝染病に対して使われる抗生物質で、人間のためにだけ残しておかなければならない抗生物質が幾つかあると思うのであります。これは畜産物に使わないように、除外するようにという態度で答弁もありましたが、確認の意味において、どのような手続でそれを決めるのかお尋ねします。これを決める審議会には人間の健康についての抗生物質の専門家が入らなければならないと思いますが、この点が一つ。 二つ目には、新しく認可する場合、企業が自分で実験する、試験する、研究する、そしてそのデータをつ……
○津川委員 農林漁業団体職員の年金の基本問題については、あした、わが党の諫山委員が農林大臣を相手に質問いたしますから、私は障害年金のことで若干気になっていることがありますので、質問を展開してみたいと思います。 第三節の「障害給付」でございます。第三十九条の別表第二の上欄一級の最低保障額三十九万三千六百円を五十一万七千八百円に――これは昭和五十年八月一日からですが、二級の三十二万一千六百円を四十二万九百六十円に、三級の二十四万円を三十三万九千三百六十円に改める件でございます。まあ前進であって改善でありますが、このことで若干質問してみます。 一級の七、八ですが、「精神に、労働することを不能なら……
○津川委員 いま農民団体が農民の生活と再生産が賄えるような米価を要求して毎日運動を続けておりますが、その農業団体の一つ、農協の中央会、全中の農政を確立する基本要求の中に次のようなことがございます。それは教育であります。農民の心を心とした教育を農業について行うようにという非常に大事な要求が出ておりまして、私もいまさらのように事の重大なのに気づいておる次第でございます。そして、いま国民の子供さんに教育されておる教科書を見て、これにはたくさん農業のことが書いてあって、こんなに農業のことを子供さんに教育されているのにまた感を深くした次第でございます。 そこで、これから農林省と文部省に、きょうの話をき……
○津川委員 建設省にお尋ねいたしますが、この間十月十二日、仮谷建設大臣が青森の自民党主催の県連パーティーに出まして、台風災害復旧に対してこのように述べております。台風五号を中心に高知、青森などで集中的な大雨災害を受けた、先月二十九日には激甚災害の適用を閣議決定したが、補正予算千億円を組み、今年度内に万全の復旧をさせたい、砂防河川対策は今後も重点的に考えていきたい、私のこの答弁は国会の答弁みたいにいいかげんでない、しゃべったならば必ずやる、こういうことでございます。私はこれは仮谷大臣の被害国民に対する非常に大きな愛情だ、こう思うわけであります。 そこで、建設省のいまの話の砂防河川対策、どのくら……
○津川委員 私たち日本人の栄養の中で一番大事なたん白質、これを私たちは半分以上魚介類からとっております。これは非常に大事なことで、これを維持しなければならないのですが、最近海洋法会議などあって、この魚介類の供給にかなり困難が予想されております。それは主として遠洋漁業の規制が心配だからであります。とすれば、沿岸漁業の役割りがいよいよ重要になってきたのですが、最近、北海道南部、八戸沖、岩手沖、銚子沖、伊豆半島の周辺にソ連の漁船団が操業して、漁民に不安と損害を与えております。 そこで、きょうは、沿岸漁業と漁民をソ連漁船団から守るために、この間成立した操業協定、不十分ではあるがこの操業協定を十分守ら……
○津川委員 外務大臣にお尋ねしますが、ソ連の漁船団が北海道の南部に来て操業最中に私現地を見てまいりました。そうしたら、虎杖浜というところで、ソ連船が来る前は毎日二百箱あったのが、ソ連船が来てから二十箱か三十箱に減ってしまった。そのために非常に大きな精神的、財産的な損害を受けている。今度は跡継ぎがいなくなるという。襟裳岬に行ってみました。タコなわ、こちらは七・五トンの船に五人乗っていく。向こうの操業船は三千トン。おっかなくてそばに寄れない。そこで十一月からカレイの刺し網をしていいかどうかわからない。このためにお嫁さんが来なくなってしまったという。三つ目は浦河です。百万円の漁網がやられると、漁がで……
○津川委員 大臣がちょっとおくれるそうですから先に政府委員にお尋ねしておきます。
一つはコドリンガですが、山形や山梨、福島、青森などのサクランボ栽培農家はアメリカからのサクランボの輸入を非常に心配しておりますが、これはやはり輸入してはいけないと思いますが農林省いかがでございますか。
【次の発言】 そこで、アメリカにコドリンガがいる、消毒法が完全になれば入れてもよろしい、こういう意図のようですが、消毒は科学であって万全でない、したがって私は、アメリカにコドリンガがいる限り、はっきりと学的な証明が、植物防疫学上の間違いのない証明がない限り輸入してはいけないと思いますが、この点重ねてお尋ねします。
○津川委員 昨年夏の集中豪雨で、岩木山ろく百沢部落で死者二十二人、重軽傷十三人、人家の全壊十七戸などの被害が出たことは御承知のとおりでございます。政府はこれに対してどのように考えていられましょうか。
【次の発言】 対策は後で聞きます。いま私が聞いているのは、これに対して、国民に対しておわびなどというのをする気があるかどうかということだけなんです。――そういう状態が出ましたが、国土庁長官としてはこの状態に遺憾の意を表して、何か被害者をお見舞いするなどという気持ちがあるのかどうか、端的に伺わしていただきます。
【次の発言】 そこで、昨年の八月十九甘、この委員会で私は事態を起こしたことに対して金丸長……
○津川委員 私は、安倍農林大臣の重点農業施策の一つである水田総合利用、それから担い手農家の育成、これに対してまず質問し、時間があれば食管のことも尋ねてみたいと思います。 そこで水田総合利用政策でありますが、私たちの日本は、過去、戦前、朝鮮や台湾にお米をつくらせてもなお足りなくて、私たちの一部はヒエやアワを食べたことがございます。 それがいま日本農民の懸命な努力と試験研究などのたくましい成果によって、今日食べる以上の米の生産ができるようになりました。本当によかったと私は思っております。われわれがやる気になればそういう農業生産ができるというので、いまの米の生産の状況は日本農業のあしたを非常に明る……
○津川委員 きょうは、まず第一に出かせぎ者対策、特にその事故、それから食管、過剰米、開田など米に関したこと、そうして時間がもしあれば、加藤委員がいまやられたような担い手だとか専業農業をどうするかということをやってみたいと思っております。 そこで、昭和四十四年でしたか、荒川の架橋工事で青森県の出かせぎ者八人が水没して死にましたし、ついこの間、次官の千葉県でゴルフ場建設の土崩れで秋田県の出かせぎ者が七人ばかり死んでおります。二月二十日、栃木県の茂木町の架橋工事で、今度は山形県の出かせぎ者六人が潜函、ケーソンという中に閉じ込められて亡くなっておりますが、農林省はこういう事態を御存じでございましょう……
○津川委員 土地改良法の一部改正、これに賛成し、次に出てくるだろうと思われる附帯決議にも賛成でありますが、いままで非常におくれたことに対して政府の責任も明らかにしつつ、農民の立場に立って土地基盤整備を進める立場から若干の質問をいたします。 一つは工期の問題でございます。昭和三十二年の四月四日のこの委員会で井出農林大臣はこう言っております。特別会計を設けるに当たって、財政当局とも十分に話し合いをして、七カ年で目標を必ず達成する目途のもとに臨んでいる、これが農林大臣の答弁です。同時に、そのとき関係局長はこう言っております。特別会計においては、新規事業も継続事業も、原則として七年で完成することをた……
○津川委員 参考人の皆さん、きょうは本当に御苦労さまでございました。皆さんの切実なる要求は、私たちは政府とも話し合いをしてみますし、政府も鞭撻してみる、要求もしてみる、委員会でも論議していく、そして幾らかでもその実現に邁進してみたいと思っております。 きょうは植田参考人に三つばかりお尋ねいたします。 一つは、価格の安定のことで、調整機構のことを話されましたが、これについてもう少し内容がおありでしたら明らかにしていただきたい、これが一つであります。 二つ目は、間伐について全くそのとおりでございまして、その消費拡大などについて具体的に何かお考えいただければ、後でまた政府との折衝に私たちも非常……
○津川委員 ちょうど水産庁長官がそこに座っておりましたので、最初、水産庁長官に一つだけ、漁業再建整備に関して関連してお伺いいたします。 それは、日本海の漁業でサケ・マスが一万トン漁獲できるならば日本海沿岸の漁業がかなり安定する。日ソの漁業交渉でサケ・マスの漁がかなり厳しく規制される、そういう状況から考えるならば、この際思い切ってサケ・マスの人工ふ化放流をやった方がよろしいと思います。北海道についてはわが党の小笠原貞子議員が参議院で質問されたことなどもあって、四十九年度には五億四千万尾放流したのを、五十年の予算では七億四千万尾と、かなり伸びております。 ところが、いま問題にしました日本海沿岸、……
○津川委員 農業者年金について質問をしますが、その前に構造改善局に、きのう山形県の朝日町で起きた、農林省の事業による災害で、九人亡くなっております。これは大林組の工事、その大林組はことし栃木県で、同じ山形県の農民六人を災害死で亡くならせております。最近では、昨年の暮れに千葉県のゴルフ場建設で、土砂崩れで出かせぎ農民七人が死んでおりますが、非常に重大な事故ばかり起きております。今度の、きのうの山形県朝日町の災害の状況と、その原因についてどう考えておりますか、ひとつ明らかにしてください。
【次の発言】 そこで、これはほうっておけないので一般案件の場合にさらにお尋ねいたすとして、九時に事故が起きて、……
○津川委員 大臣、きのう私は冒頭に、今度の改正で他の年金に見られないような国庫負担の増があったことは、それなりに評価すべきであるということを申し上げました。 と同時に、農地の拡大だとかそういう意味のこと、それから後継者対策というような、本来農政でやるべきものを年金の概念に含ませたのは、年金というものの正しい発展の障害になるから、これはいただけない。第二の問題は、同じ掛金を掛ける人でありながら、受ける給付で差別が出ている。しかも強者が弱者の掛金で老後が保障されているなどという年金の概念に合わない要素が入っておりますので、これもいただけない。こういうものの掛金の増加もありますので、私たちは反対せ……
○津川委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、農業災害補償法及び農業共済基金法を今回の一部改正よりさらによくするために修正案を提案し、その説明を行います。 政府案は、農民の要求とわが党の従来からの主張に押されて、災害による農作物被害に対する補てんの改善、家畜共済の掛金国庫負担割合の引き上げを図るなど、一定の改善措置となっていますが、小規模被害を補てんの対象としない、いわゆる足切りはほとんど改善されず、国庫負担割合の引き上げも不十分であり、また農業共済組合の民主的運営に逆行しかねない内容を含んでおります。 私たちの修正案は、政府案の弱点を改善して、農業災害補償制度を農民の経営の安定と農業生……
○津川委員 このたび山形県の朝日町でトンネル爆発事故が起きましたので、そのことについて、地元山形県の共産党と協議し、調査した結果に基づいて若干の質問をしてみたいと思います。 昨年十一月二十九日、千葉県のゴルフ場建設現場で、土砂崩れのために、秋田県や青森県の出かせぎ者を含めた七人が、ことし二月二十日には、栃木県那珂川架橋工事で山形県朝日町などからの出かせぎ者六人が、さらに今度の五月十日には、山形県朝日町のトンネル爆発事故で、山形県の農民を含めた九人がそれぞれ事故のために亡くなっております。私たちは、こうした犠牲者になった方たちに心からの弔意を表すると同時に、同じ事故を繰り返したくないために若干……
○津川委員 生産者米価についてかなり突っ込んだ質問をしようと思って準備しましたが、時間が非常に少なくなったので非常に残念でございます。そこで、きょうはなたねの価格、米の買い入れ制限、これに対して質問し、そのほか緊急な問題を若干質問してみます。全部並べますから、よく聞いておいてくだすって的確に答えていただきたいと思います。 なたねです。昭和三十五年には二十六万トンも生産して自給率九七%だったのが、五十年にはたったの七千トン、自給率〇・八%まで落ちてしまいました。政府はこのなたねのための交付額を毎年予算に盛っております。しかし使っておりません。四十九年に六億四千万円交付金の予算を計上して、支出し……
○津川委員 ロッキード問題をめぐる大変な疑獄、汚職がはやっている中で、福島県で知事が逮捕される、農協五連の会長が逮捕されるという大変なロッキード疑獄の地方版が起きている。日本列島挙げて何か汚職に包まれておるので、どうしてもこれはきれいにしなければならないと思っております。 そういう意味できょうは若干の質問をしてみます。 福島県における贈賄側は、桑原工務店社長ほか六人の土木建設業者が逮捕されております。その金額は、知事には桑原工務店から五百万円、東亜相互企業から三百万円、この東亜相互企業は児玉譽士夫ファミリー企業の一つで、暴力団が関係している企業であります。受けているのは知事だけでなく、赤井……
○津川委員 私も、今度災害特別委員会の現地調査に参加して、兵庫、岡山を調査してまいりました。東日本の冷害については独自の調査をしてまいりましたので、その二つについて、一つは長島のハンセン氏病施設の復旧について厚生省に、十七号と東日本の冷害について農林省に、今度の十七号被害の特質について国土庁に質問してみたいと思います。第一の、岡山県の長島愛生園でございますが、被害は皆さん存じ上げておりますから繰り返しませんが、余りにもひどいらい予防法で差別扱いをして、邪魔君扱いをして、四百人のベッドのところに千人からを詰め込んで、無理やりにその人たちの生活や人権を無視して詰め込んだ結果が、今度の恐ろしい災害と……
○津川委員 大臣、現状をどう把握しているか、どう見るかという一問をまず第一にやります。その後、うちの党で芋、でん粉、てん菜、サトウキビで副委員長の瀬長国会議員たちが陳情に参りますので抜けていただきたいと思いますが、最初に第一問。 まず、現状をどう見るかという問題です。閣議で五日の日に大臣が九五と発表した。これは九月十五日現在で仕方ないと思う。ところが、これを受けてみて一体被害農民はどう考えるかということです。この間、八月三十一日の閣議で安倍農林大臣が青森県一〇〇と発表したのです。八月三十一日のときにはまだ穂の出てないのがある。それで農民は逆なでされているわけですよ。今度九五。大臣のところは九……
○津川委員 きょうは、台風十七号の農業施設、農産物に対する被害について最初に質問し、最後に少し時間を割いて、今度の冷害による岩手県の畜産の問題について質問いたします。 そこで、第一の質問ですが、農林大臣は冷害についてはかなり発言される、あちらこちらでいろいろなことを申される。ところが、台風十七号の農業被害、農民の被害、農業施設の被害については余りしゃべらない。一部では、大臣が冷害の東北、宮城出身だから選挙運動をやっているんじゃないかという言葉さえ出ております。そこで、十七号の被害に対する農林大臣の態度をまず明らかにしていただきます。
○津川分科員 長官、この間予算委員会であなたとあとでゆっくり話し合うということで、きょう少し時間をかけてお話ししてみます。 私も大臣の経済演説を聞きました。非常に張り切っておったし、それから演説もあとで読ましていただいて、それで高福祉の社会をつくる、こういうことでありましたし、また今度つくられた経済社会基本計画の中にも、「活力ある福祉社会のために」こういうふうな非常に転換したと思われる要素がたくさん見えるわけです。そこでこの部分だけとってみますと、なるほどいいと思うわけです。そこでこの部分をどうしても皆さんの力で実現させてあげなければならぬ、こう思うわけです。 そこで、皆さんのつくったこの……
○津川分科員 この間、この国会における二月二十四日の予算委員会で、わが党の山原委員の質問に対して、文部大臣が、東京大学の精神神経科病棟、いわゆる赤れんがのことについてこう答えております。その赤れんがを占領している人たちは、「東大のあの騒動、昭和四十四年、あれが静穏になってきた際に、それに対して反対して残った方々、これは御承知のように、過激派集団と申したらよろしいのですか、とにかくそういうグループであることは言うまでもないと思うのでございます。そういう方々が外の方々とも手を組んでがんばっておるわけであります。外の方と手を組まなければがんばり抜けるものではありません、わずかな人数ですから。」こう答……
○津川委員 大臣、きょうは治療というものを本来の医学の立場に立たせる、学問的にさせる、そのことによって窮迫している医療費の赤字を少しでもなくする、そういう立場から若干の質問をしていきます。 この間水俣病を見るために、少し熊本や水俣を訪ねてみました。そして水俣市立病院で水俣病患者を入れるリハビリの病院や施設などを見て回ったのですが、その際、市立病院の分院、リハビリの病院で五百ベッド、これは非常に大きな病院です。この中でケースワーカーがたった一人。手足が麻痺し、ことばが麻痺しておる患者さんたちを入れておるその病院で作業療法、それを担任している人がたった一人。 こういう場合の医療の本質は、たとえ……
○津川分科員 日本原子力船事業団が原子力船「むつ」の定係港のバックグラウンドの調査をするために日本分析化学研究所に調査を依頼しましたが、この調査は科学技術庁が事業団にすすめた調査でございますか。
【次の発言】 科学技術庁は、原子力事業団からどこでどんな調査をすればいいかということを相談受けて、日本分析化学研究所を推薦したのでございますか。
【次の発言】 私も青森県庁を通じて、そのときの分析化学研究所が事業団に出した報告書を持っておりますが、科学技術庁原子力局はこの報告書に目を通しておりますか。
【次の発言】 報告書に目を通してみて問題はありませんでしたか。
○津川分科員 私は、いつでも、どこでも、だれでも安心して医療を受けられるように、いまの物価高、物不足から医療を守る立場から、若干の質問をしてみますが、いていただく方は、一つには医療用ガーゼとか、こういうことをやります。二つ目には医療材料をやります。三つ目には臨床検査の材料なんかをやります。四つ目には入院患者の寝具、これをやります。五つ目には医薬品をやります。六つ目には今度の豪雪地帯における医療の問題、最後に中医協の再開、このことをやりますので、その関係者だけいてくださればよろしいです。
ガーゼの値段は最近どうなっておりますか。
【次の発言】 話を聞いているともっともらしいのだけれども、これは……
○津川分科員 国鉄総裁にお伺いします。 この間、私、五能線の青森県の付近を歩いてみましたが、国道は、拡幅する、舗装する、波に洗われる所は護岸工事をする、至れり尽くせりの工事をしていました。五能線、工事らしいものが目につかないのです。そこで、地元の人に聞いてみたら、どうやら国鉄は、国道だけを整備して、五能線を捨てるんじゃないか、だんだんそういうかっこうにするんじゃないかという疑念が持たれているので、これはぜひ復旧させなければならないし、災害にも強い五能線をつくらなければならないと思うのですが、この点、国鉄の方針をひとつ。 時間がないので、もう一つお伺いします。それは、五能線のダイヤです。三月……
○津川分科員 最初に大蔵省にお伺いしますが、大蔵省には後にアルコール中毒の人にどのくらいお金を出すべきかということもお伺いしますので、これからの論議をずっと聞いていただきたいと思うのです。
最初に、酒税の収入、四十八年、四十九年、どのくらいになっているか、五十年度の見通しがどのくらい入るのか、まず明らかにしていただきます。
【次の発言】 厚生大臣、精神障害者の対策を中心にして大臣に方針を立てていただきたいと思うわけでございますが、精神障害者の発生に対しては、たとえば家庭の不和、職場のいろいろな思わしくない空気、破産、倒産、出かせぎ先で家族から離れて生活しておる、こういう環境の悪化によって、精……
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