田中美智子 衆議院議員
33期国会発言一覧

田中美智子[衆]在籍期 : |33期|-34期-35期-37期-38期
田中美智子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中美智子衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院33期)

田中美智子[衆]本会議発言(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第18号(1973/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○田中美智子君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、健康保険法等の一部改正案について、総理大臣と関係閣僚に質問いたします。(拍手)  第一の問題は、田中内閣が、よくいわれるように、保険あって医療なしという医療の荒廃の現状を根本的に改善する何らの方策も明らかにしないままに、健康保険改正案を提出していることです。  いま、国民の間には、医療に対する不満が急速に高まっています。国民は、大資本本位の高度成長政策のもとで、大気汚染、公害、物価高、低賃金、労働強化などによって、人間の生存に必要な、豊かな暮らしときれいな環境が破壊され、病人やけが人はついに九人に一人という状態にまでなっています。一たび病気……

田中美智子[衆]本会議発言(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院33期)

田中美智子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/22、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 これからわずか三十分ですけれども、石油たん白について質問させていただきます。  先ほど当局のほうでメーカーが自主的に中止をしたと言われましたけれども、これはメーカーが自主的に中止をしたのではなくて、消費者が中止をさせたのだというふうに私は考えております。その裏に何があるかということは、今度の石油たん白の問題は、国民の安全を守るということでの国の姿勢が問われているところから問題が起きているのだというふうに思います。消費者が不安を抱くということは、政府のいままでの食品行政や公害行政のあり方から見ても当然なことだと思うわけです。政府がもし石油たん白が安全だというならば、その疑いをは……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 性による差別定年制のことについて御質問いたします。  昨年の四月二十六日の参議院で小笠原議員が性による差別の定年制はいけないということで、労働省のほうでもこれはよくないということを確約なさったわけです。そして、さっそくに行政指導を強めるというふうなお話になったわけです。それから一年後どういうふうな行政指導をなさったかということを昨年労働省の婦人労働課長からお話を伺いました。その中で東海テレビとか東北放送とかフジテレビなどで一定の成果があがっているというふうなお話でした。いまお聞きしたいのは、これはやはりこのとおりであるかということと、そして昨年はっきりと通達でもいっていますよ……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 二月九日の予算委員会で、総理が輸血のための血液というのは需給が見合っているというふうな回答をなさいましたが、これにはとても納得できませんので、このことについて、きょうは質問したいと思います。  需給が見合っているどころか、輸血の血液を必要としている患者が、いまたいへんに苦しんでいるという実情を厚生省はどのように考えていらっしゃるのかわかりませんが、特に心臓病などで大量の血液が要るというふうな場合に患者がたいへんに苦しんでいるわけです。この苦しんでいる一番の重点というのは、患者側で血液を集めろというふうに言われるわけですね。二十人分も三十人分もの血液を集めるわけですから、そのた……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 済生会八幡病院について、これから御質問いたします。  まず、なくなられた方々に心からお悔やみを申したいと思います。  このようなことが起きたことをたいへん残念だと思います。それが、病院へ入っていながらこういうことになったということは、なおさらほんとうにお気の毒だ。気の毒だということよりも、一体どこに責任があるんだろうということを強く私は感じているわけです。  まず、この間見てまいりまして、九十名近い患者さんがいらっしゃるところに二名しか看護婦さんがいなかったということです。その一名の看護婦さんは、かぎを取りに行ったのか通報に行ったのか、そのときいなかった。ということは、四階に……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 時間が少ししかございませんので、いままでの質問と重複しないよう、また現在の時点の問題はだいぶ厚生大臣からも言われましたし、その中での質問はありますけれども、観点を変えて基本的なことを、二、三質問をしたいというふうに思います。  まずバングラデシュに天然痘が発生していたということはわかっていたということでしたけれども、他の地域、他の国、インドとかそういうところにも発生していないかどうか。どういうところに発生しているかということをまずお聞きしたいということが一点です。これをしないと、いまの二次感染を防ぐというだけでなく、次々また新しくああいう患者が入ってくる、帰国した人に発生する……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 援護法のことについて質問いたします。  この間から、きょうもずっとこの問題についてのお話を伺っておりましたけれども、私が感じますことは、援護法はむしろいろいろ障害を受けたり戦災にあったりした人たちを切り落としている法律ではないかということ、調べれば調べるほどそういう感じがするわけなんです。いま援護法が、政府のほうから改正案が出されるたびに、それに適用されない人たちに対する非常な刺激にもなっているわけです。しみじみとこの援護法というものがいかに不公平であるかということを感ずるわけですけれども、不公平であるにしても、この援護法が当然適用されると思う人たちが何人も落ちているというこ……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 それでは、私は五万円年金のことについて質問いたします。  政府は、画期的な五万円年金というふうにいわれているわけですけれども、国民の側では、まぼろしの五万円年金というものが、いま非常に浸透してきたようです。朝日新聞の「年金とあなた」という連載の中にも大きな見出しで、「幻の五万円」年金というふうに書かれるようになってきているわけですね。このことが、私自身は結論からいいまして、ほんとうに五万円年金まぼろしであるというふうに思うわけですけれども、その中身を少し質問したいというふうに思います。  まず、五万円年金を、実際に五万円手にできる人というのは何名いるのでしょうか。

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/05/31、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 十一日の年金の質問に引き続いて、年金について質問したいと思います。たいへん時間がおそくなりまして、皆さんたいへんだと思いますけれども、私もがんばりますので、がんばっていただきたいと思います。できるだけ簡潔に私もやりますので、そちらも簡潔にお答えいただきたいと思います。  この間の論議が続きませんので、簡単ですけれども、ちょっと重複させていただきます。  女性には五万円年金が一人もいないということ、それから夫婦で厚生年金に入っていた場合に、遺族年金と自分の厚生年金が両方もらえないというようなことだとか、それから母子年金が三分の一引かれるとか、それから離婚した場合の妻の座がゼロに……

第71回国会 社会労働委員会 第23号(1973/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 港湾労働法の問題について質問させていただきます。  いままでと重複しますので、もう一度ちょっと確認いたしますけれども、大ざっぱに言いまして、今度の一部改正案というのは、いままで職安がやっていたことを地区協会がやるというところが基本的に変わったということなわけですね。――そういうことになりますと、まず地区協会の性格というものが、労働者にとっては非常に大きな影響が出てくると思うわけです。その点から質問させていただきたいと思います。  まず、地区協会の性格ですけれども、これはどういう人によって構成されるのか。
【次の発言】 港湾労働者を使っている事業主がこれに入るわけですね。そうす……

第71回国会 社会労働委員会 第33号(1973/06/25、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず保険料の問題から質問していきたいと思います。  保険料を値上げするということが、いま国民にとっては非常に重大な生活の破壊につながっていくというふうに国民は受けとめているわけです。保険料をなぜ上げるのかということについて、なぜ健康保険が赤字になったのかというところの原因を正しく分析して、その正しい分析に向かってどのように正しく対応したか、どのようにその赤字にメスを入れたか、そういう結果があってこそ初めて国民は健康保険の値上げというものに、話し合いに応ずるという気持ちになるんだと思います。  それが全く、いままでの審議の中で、ずいぶんこの赤字については話されたわけですけれども……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、厚生年金保険法、国民年金法等の一部を改正する政府案及び自民党修正案に対し、反対の討論を行ないます。  政府・自民党は、国民の年金制度の抜本的改革を望む声に押されて福祉路線への転換を唱え、あたかもすべての老人に月五万円の年金が給付されるかのように宣伝しました。しかし、今回の政府改正案では、五万円年金該当者は約一千万人の老人中わずか八万五千人で、その中には女性の該当者はほとんどありません。国民年金に至っては、早くて二十年先でなければ該当者は出ないという、まさにまぼろしの五万円年金であります。  現在の老人たちは悲惨な戦争をくぐり、戦後の苦しい……

第71回国会 社会労働委員会 第45号(1973/08/31、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 時間が非常に短時間だものですから、失対の賃金に限って伺いたいと思います。まず最初に二つの点を伺いますので、簡単にお答え願いたいと思います。  まず、失対の賃金が非常に低いということはもう十分御存じだと思いますけれども、とてもこの高物価の中ではやっていかれないということはもう常識以前の問題になるほどの、世論の中でもそういうようにいわれているわけです。これに対して再改定をしていくという気が政府のほうにあるのかどうか、早急にそれをしていただきたい、その検討をしているのかどうかということ。それから、その検討の中でどういう作業をしているかというようなことを最初にお答えいただきたいと思う……


■ページ上部へ

第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私はきょうは障害者の労働権の問題について質問したいと思いますけれども、まず午前中に出ておりましたそれに関する横浜税関の馬渡さんの問題についてたいへん多くの疑問がありますので、質問をそこから始めていきたいと思います。  まず先ほど関税局のほうでお答えになられた中に、本人の希望を聞いて検討するというようなことが出ておりましたけれども、これは本人の希望ということははっきり出しているし、私自身もけさきちんと本人からも聞きましたし、組合にもその旨の委任状が出ているわけです。それでもまだ本人の希望が関税局のほうにはわからないのでしょうか。簡潔に答えていただきたいと思います。

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 非常に短く限られた時間ですので、簡潔に聞きますので、そちらもできるだけ簡潔にお答え願いたいと思います。  この年末からお正月、一月、二月にかけての緊急問題についてだけ質問したいと思います。  まず最初に、先ほどから出ておりました国立病院の看護婦さんの不足、この十月から欠員があっても採用しないというふうな状態がいま非常に緊急な状態になっている。これは一つの例ですけれども、国立療養所の武蔵療養所では看護婦さんが欠員が三十人いる、その上にもう年末には六人ぐらいがやめるというような、そして来年になると十四人がやめたいというようなことを言っている。それでいきますと、三病棟ぐらいは閉鎖し……

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず児童手当について質問いたします。  今度三千円を千円上積みしたということなわけですけれども、この三千円というのが毎年上がってきているのではなくて、物価は毎年上がっているわけですけれども、三年目に千円上積みされたというこの三千円がきまったとき、そのときのあれでは子供の養育費にどのぐらいかかるか、そのころ大体六千円というような数字が出て、それの大体半分を国がしよう、それを三児だけにということだったわけですね。そうしますと、いまの子供の養育費というのは大体どれくらいだというふうにお考えになってこの千円をおきめになったのですか。

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 財形貯蓄について質問させていただきます。  まず最初に、労働大臣にお聞きしたいのですけれども、日本の国民は非常に世界でも勤勉だというふうにいわれまして、貯蓄が非常に多い国民だというふうに一般にいわれているわけです。どうして日本の国民がそんなに貯金好きといわれるのか、どうしてそういうふうになっているのかということ、これをどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 日本人がつつましいとか堅実だというようなことを言われましたし、それが、貧乏かもしれないというふうに言われたわけですけれども、一般の庶民が貯金をするときに何を一番目的にして貯金をするのか、ばく然とただ貯金のための貯金と……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 会期末のときに、今度の七十二国会で最も大きい法案といわれている雇用保険法というものに対しての審議がこういうことで中断されたりするのは非常に残念だというふうに思うわけです。自民党がこれに対して熱心でないのではないかというふうに私自身は疑うわけです。  きょうは二時間ということでありますので、いまから六時半に終わるということには協力いたしますけれども、あと残された一時間四十分という時間はこの次の質問のときにさせていただくということを確認して質問に入りたいと思います。  私は、失業保険制度というものがなくなって雇用保険法になる、こういう中をずっと見てみますと、特に帰人労働者にとって……

第72回国会 社会労働委員会 第20号(1974/04/24、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず基本的な考え方の点について質問させていただきます。  初めに岩尾、大木参考人のお二人に伺いたいと思います。  先ほどからのお話、聞いておりますと、賛成の岩尾さんのお話の中にもありましたが、雇用がほぼ完全雇用になってきたということから、任意でやめていく人たちが出てきているのだ、この法案は、法案全体から見て任意でやめていく人たちというのは自己責任だというふうな感じが含まれていて、それをほかのほうに回すのだというふうに感じられるわけですけれども、その任意でやめるということはどうしても働けないそれぞれの事情があったのだというふうに思うわけです。たとえば健康保険のことを考えてみます……

第72回国会 社会労働委員会 第21号(1974/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は被爆者の健康診断について質問いたします。  まず、いま全国の被爆者が定期検診を受けることになっておりますけれども、これは大体何%くらい定期検診を受けておりますでしょうか。
【次の発言】 いまの被爆者の方たちの調査と少し数が違うようですけれども、この一番多いところで五四・九%というのはダブっておりませんでしょうか。同じ人がダブったり何かしているということではありませんか。少し数が多いように思いますが……。
【次の発言】 ダブった統計というのでは、何人中の何人が検診を受けていらっしゃるかということはわからないわけですね。一回しか受けない方もあるかもしれませんし、二回受けている……

第72回国会 社会労働委員会 第22号(1974/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 雇用保険法案について、働く婦人の立場からいろいろ質問いたしたいと思います。  まず「失業保険受給資格者の心得」、こういうのを御存じだと思います。これの二ページ目にこういうことが書いてあるわけです。これは現在職業安定所へ行きますとまずこれをもらってそれからグループに分けて説明してくれるわけですね。その中に、「就職の意思能力がないと認められる例」ということでその例があげられてあるわけです。この中に四つほどいろいろ問題なところがあると思うのですけれども、「結婚のため退職し家庭に入った方。」というのと、それから「病人の看護をしなければならない方。」それから「乳幼児があるのに他に哺育に……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、雇用保険法案並びに雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対して反対の討論を行ないます。  この法案は、現行の失業保険制度を根本から掘りくずし、これを政府・自民党の主張する大資本本位の積極的雇用政策推進の道具に変え、それを制度的にも確立しようとするものです。  現行の失業保険制度は、きわめて不十分なものとはいえ、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障した憲法第二十五条の規定に基づいて、失業中の労働者の生活の安定をはかることを目的としています。  ところが、今回の雇用保険法案では、本来、資本家と国の負担で行……

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 結核予防法の一部改正について質問いたします。  今度の一部改正によって小中学生の検診の間引きが行なわれるわけですけれども、エックス線による被曝ということを非常に強調するあまりに、早期発見を軽視したり、または本来の結核対策をおろそかにするということがないようにしていただきたいと思うわけですけれども、その点についての厚生省の見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま、結核が十分の一に減っている、それから、予防接種も十年間もきくいいものになっているということで、外国でもこういう集団検診というのはあまりやっていないというお話でしたけれども、いま結核患者の死亡数は日本では一万二……

第72回国会 社会労働委員会 第26号(1974/05/17、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 それでは、AF2の問題について質問いたします。  昭和四十年に厚生省が認可なさったAF2、これはとうふ、魚、肉などのハム、ソーセージなどに使っている殺菌剤だというふうにいわれているわけですけれども、これが危険性があるんではないか、人間の健康によくないんではないかということでいま社会問題になっているわけです。このことについてお伺いしたいわけです。これを認可するときに、昭和四十年に食品衛生調査会の答申が出ているわけです。ここで一応認可をしたわけですけれども、このときに五項目の付帯条件がついているわけです。この付帯条件をもう一度厚生省でも思い起こしていただきたいと思うのですけれども……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 五月十七日に、生活保護の基準一が六月一日から再改定されるというふうなことがここで話されたわけですけれども、この生活保護の基準が再改定された場合には、やはり昨年のように失対の賃金の再改定もすぐに同じ時期に同じパーセントでやっていただけるというふうに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 前向きの姿勢はわかりますけれども、生活保護と一緒にやっていただく、生活保護が六月一日ならば失対のほうも六月一日にというふうに、その点のところを確認したいと思います。
【次の発言】 いま物価指数は二〇%は上がるということがだれが見ても言われているわけです。ですから、六月一日に出るということはあ……

第72回国会 社会労働委員会 第28号(1974/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず質問の初めに、この法案というものはもともと第六十八国会で廃案になったもので、それを七十一国会でまた提案されたわけですけれども、これは自民党が単独で強行採決をして継続審議になったものだったわけです。これは凍結されていたわけですけれども、この凍結も五党で話し合ってゴリ押しをしないという約束をしていながら、その約束を踏みにじって審議に入るということをやったことは、本来からして不当な上程法案だというふうに思います。これをはっきりさせて質問に入っていきたいと思います。  国民の生活に重大な影響のある法案の審議が、予算に関係のある法案の審議がまだ終わっていないにもかかわらず、この法案……

第72回国会 社会労働委員会 第29号(1974/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 それではきのうの質問に続きまして、きのう半分しか質問しておりませんので、そのあとの質問を始めたいと思います。  まず、きのうやりかけましたところで、経済的理由というところですね。ここのところをもう一度大臣に伺いたいわけですけれども、経済的理由というのはどういうことなんでしょうか、もう一度はっきりお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 きのうの続きなんですから、最初からまた始めないでいただきたいと思う。貴重な時間ですのでね。そういうことは何べんも聞いています。  あなたのおっしゃることは、生活保護家庭は、それに準ずる家庭は、貧乏だから子供をおろしてもいいということだったわ……


■ページ上部へ

第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 公務員の給与表のことについて質問いたします。  人事院からいただきましたこの表、行政職俸給表(一)適用者の男女別在職状況、これを見ますと、こういうふうになっております。この行政職で、全体としまして、男子の数に比較して女性が大体一四%なんですね。一四%なのに、八Gのところは二三%が女性です。それから七Gが二一%女性です。それから六Gが約二七%。この六Gのところに女性が非常にたくさん詰まっているわけですね。それから、人数から見てみますと、男性の場合は六Gが約四万人、五Gが七万、ということは六Gのところから五Gのほうにはわりあいにスムーズに上がっていっているというふうに思えるわけで……

第73回国会 社会労働委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 非常に時間が少ししかありませんので、簡単明瞭にお答え願いたいと思います。  まず最初に大腿四頭筋短縮症の問題ですけれども、これに対して一応厚生省の方に来ていただきまして、いままで厚生省がどうしているかというようなことは大体のところ伺っております。その伺ったことによりますと、非常に対応がおそい。親にとってみればこれは一日もほっておけないという気持ちにかられているにもかかわらず、厚生省の対応が非常におそいというふうに感ずるわけです。  それで、一番まず最初にしていただきたいというようなことはたくさんあるわけですけれども、まず最初に、どれくらいの患者がいるというふうに厚生省としては……

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず最初に、車いすの問題について質問いたします。  来年度の概算予算を見ますと、電動車いすを新規ということで生活用具として給付するというような計画が出ておりましたけれども、その計画と内容について、時間がありませんので簡潔に答えていただきたいと思います。
【次の発言】 これはどういう方に支給していただけるわけですか。
【次の発言】 大体何人ぐらいの対象者があるというふうに厚生省は踏んでいらっしゃいますか。
【次の発言】 その二千五、六百という数字は一体どこから出されたのか、非常に疑問に思いますけれども、私の調査したところでは、普通の車いすではなく、電動車いすで大体二、三万の対象……


■ページ上部へ

第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 雇用保険法について質問いたします。  まず、三十歳未満の保険金が大幅に日数が切られてしまうという問題ですけれども、婦人の場合は、先ほども森山さんの回答にありましたように、婦人としてねらったんではないというふうな言い方は非常に詭弁だというふうに私は思うんです。そんなことは初めからわかり切ったことであって、ただ現状が三十歳以下の婦人というのは婦人全体の中で非常に多い率を占めているということです。結果的に、婦人が非常に大幅に日数を切り捨てられる、三十歳以下の婦人が切り捨てられるということは、結果的に事実だと思うわけです。これは「婦人に関する諸問題の総合調査報告書」、これは森山さん、……

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は日本共産党・革新共同を代表して、政府提案、雇用保険法案並びに雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対して、また、自民党、社会党、公明党、民社党四党共同提案修正案にも反対の討論を行ないます。  この法案は、第七十二国会で廃案となったにもかかわらず、政府があくまでも成立させようとしてあれこれの粉飾をこらしているのであります。この法案は失業中の労働者の生活保障としての失業保険制度の性格を変更させ、失業者特に若年労働者への給付を大幅に切り下げ、一方、本来資本家と国の負担で行なうべき雇用対策事業を失業保険制度と一緒にして、保険財政を政府、大企業の労働力政策の財源に充……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第18号(1975/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 ILO百二号条約についての質問をいたしたいと思います。  ことしは御存じのように国際婦人年です。この国際婦人年の年に、二十三年間放置されておりました、国民が望んでいた百二号条約というものを批准するということになった。それが、この百二号条約の中から特に婦人に関することがほとんど全部というほど落ちている。国際婦人年の年に婦人に関する問題をほとんど全部落としてこれを批准するという、こういう皮肉な現象がことしあらわれているわけです。これは世界の国際会議にも報告されるでしょうし、メキシコの国際会議、ベルリンの国際大会で報告されることになるというふうに思うわけです。批准をするということが……

第75回国会 外務委員会 第19号(1975/06/04、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 外務大臣に質問いたします。  三十日に質問を一時間半いたしましたその残りとして大臣に残しておりますので、きょうは大臣だけに質問いたしますので、簡潔にお答え願いたいと思います。  ILOの再二号条約ですが、日本の社会保障は発達した資本主義国の中で最低であるということは、もういま日本国民の一般の常識になっているわけです。その中で、ILO百二号条約さえ批准していないじゃないかということが国民の声だったわけです。やっとことしこれを批准しようというその年が国際婦人年にちょうどぶつかった。その批准するときに、婦人に関する遺族の問題、遺族の給付とか家族給付、母性給付、こうした問題がすべて落……

第75回国会 外務委員会 第21号(1975/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 浅賀先生に質問したいと思います。  先生の先ほどのお話しの中で、イギリスの例が出ました。妻の加給金は六万円の場合には約四万円出る、日本の場合は二千四百円であるという、そして遺族年金は夫の一〇〇%である、日本の場合は五〇%であるということで、非常に日本の年金が、遺族年金だけでなくて年金自体が非常に少ないということを具体的な事例をもってお伺いしたわけですけれども、先生御自身は年金生活者だというふうに伺いましたけれども、先生、失礼でなければ先生の年金、そしてそれでどれだけの生活ができるのであるか、先生がいままでどのような社会的なお仕事をしてこられたのか、そんなことを含めてお聞きした……

第75回国会 社会労働委員会 第5号(1975/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 ちょうどことしで戦後三十年になりますけれども、この戦争に遭って、いろいろ亡くなったり、けがをしたり、家を焼かれたり、こういうふうな問題があってからちょうど三十年、この三十年に際して、特に三十年記念というか、こうしたことを二度と起こさないようにという形で政府がいまどのようなことをやろうとしていらっしゃるか、具体的なことをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 三十年を記念するというのは大変あれですけれども、この三十年に向かってわずか二十万円の国債。これは一年間に二万円でしたね、二万円ずっという、この物価高に全く涙金という感じがいたしますけれども、一応こういうことをす……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず、最初に請願の問題をちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、この社会労働委員会に数々の請願が出ておりますけれども、この請願を会期末に一括採択する、そしてこの採択したものをその後どのように扱っているのか、簡単にお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 その意見ができ上がりまして、内閣で閣議決定をされるとき、一体どれくらいの時間をかけてやっているのでしょうか。
【次の発言】 質問したことだけに答えてください。違ったことを……。私の聞いておりますのは、労働省に請願されたものがそれぞれの分担で労働省で意見をつくって、これを内閣にやりますね。そしてここで閣議決定をするわけです……

第75回国会 社会労働委員会 第9号(1975/03/20、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 非常に大臣のいらっしゃる時間が少ないので、ます大臣にお聞きすることだけまず三点だけお伺いしまして、あとはほかの方の御返答をいただきたい。できるだけ大臣は簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず、福祉手出四千円というこれは今度の内閣の目玉というふうに言われまして、新しくつくられたという点では、私は金額が少ないということとかいろいろありますが、一応評価いたします。しかし、こうした新しい制度をつくりましたときに、それがだれに該当するかということは、その本人にとっては――第三者にとっては、これはいいものだ、これはだれでも言います、私もいいものだと評価します。しかし、これが自分に来……

第75回国会 社会労働委員会 第14号(1975/04/23、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 時間が非常に短いので、簡潔にお答え願いたいと思います。  まず付加保険料がなぜスライドされていないのか、このことについてお尋ねいたします。
【次の発言】 いま本人の希望で任意にというふうに言われましたけれども、農業者年金の場合は強制になっていますね。これもスライドになっていないというのはどういうことですか、簡単にお答えください。
【次の発言】 任意加入だからスライドはいいと言っていながら、農業年金は強制なんだ、それなのに全体としてはそうではないからといっても、農業年金はいまどんどんふえているわけです。これはこれからどんどん支給が始まるわけですからね。これは任意だから要らないと……

第75回国会 社会労働委員会 第17号(1975/05/27、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず労政局長に質問したいと思います。  地方労働委員会の命令についてなんですけれども、その中身の問題についてちょっとお伺いしたいのです。  不就労という場合、いま私が質問いたしましたのはあらかじめ申し上げておきましたが、中部日本放送株式会社というところで、一応これからCBCと申しますが、このCBCで不当配転や不当解雇やそれから昇格差別などいろいろなことがあったわけです。この中で地労委の命令がこの二月二十八日出たわけです。この命令に会社が一応従うという形をいまとっておりますが、その中で最初にお聞きしたいのはこの命令の中身なんですね。この中で斎藤悠子さんというアナウンサーがいるわ……

第75回国会 社会労働委員会 第18号(1975/05/29、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 新幹線の駅のホームに障害者が上がっていくエレベーターのことについての質問をしたいと思います。  いま新幹線の「ひかり」のとまる駅で、東京、京都、新大阪、岡山、広島、小倉、博多というところにエレベーターがあるというふうに聞きましたが、名古屋駅にはないわけです。これはそのとおりでしょうか。
【次の発言】 「こだま」は新下関一つだけですけれども、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 そうすると、「こだま」は全然とまるところがないということですね。それでいま新幹線の「ひかり」のとまる駅で名古屋駅だけにエレベーターがないということです。これにエレベーターを大至急つけていただきたいという……

第75回国会 社会労働委員会 第21号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 婦人問題に関する一連の質問をしたいと思います。  まず国際婦人年に関することですけれども、この国際婦人年というのは、一九七二年の国連総会で、ことし七五年が婦人年ということが決定されたわけです。そういう経過を踏まえまして、日本ではわずか二千二百万円の予算しか組んでいない。これは一般の方々がマンション一戸分の国家予算というふうに言っているわけですけれども、他の国々を見てみますと、カナダとかオーストラリアなどでは六億円とか八億円とかという予算を組みまして国際婦人年に取り組んでいる。それからイギリスとかアメリカ、スウェーデン、こういうふうなところでは大統領とか首相の直属の特別委員会と……


■ページ上部へ

第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 社会労働委員会 第1号(1975/11/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 十月の二十四日に名古屋の三井東圧で森友治さんという方が、いわゆる塩ビによる肝臓がんでなくなられたということが起きてから急に社会的にも非常に大騒ぎをしている、特に労働省がそれから動き出しているというふうに国民は思っているわけですけれども、私が調べましたら、四十四年に労働省が塩ビの危険を察知して各工業所に、工場に調査をしたというふうに聞いておりますけれども、それはやっておりますでしょうか。
【次の発言】 私の質問だけに答えていただきたいと思います、時間が短いものですから。四十四年に国際労働会議があった後、各塩ビ工場に指示をして労働省が調査をしたというふうに聞いておりますが、その調……

第76回国会 社会労働委員会 第2号(1975/11/13、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 盲導犬のことについて質問したいと思います。  中部盲導犬に次のような手記が寄せられておりますので、私が話すよりそれを読んだ方がよくわかると思いますので、部分的にちょっとだけ読み上げてみたいというふうに思います。  玉賢史郎さんという方の手記ですけれども、「嬉しいことは、四十二年に人生の中途で失明以来、一人で外出など思いもよらず、何時も家族あるいは友人に「ちょっとすみません」と一声かけて介添を頼んでいた私が自由に外出できたことです。晴眼者と同等のスピードで歩けたということです。今では生きた杖というより、むしろ人生の良き友という感じが致します。」こう言っています。また山田弘さんと……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 最近、不況を理由にして婦人労働者の首を切っていくということがあちこちで次次と起きているようです。  それで、まず住友セメントの問題についてちょっと……。御存じだと思います。一応お話ししておきましたから御存じだと思いますけれども、住友セメントでは不況だということで千二百名の希望退職者を募って、全従業員に対して、わら半紙一枚に「希望退職募集基準」という書いたものを文書で渡しているわけです。その基準の中には六つ基準が示されているわけですね。農業をやっている者、商業をやっている者、病弱者、それから――大臣よく聞いていてください。四番目に有夫の婦、というのは夫のある婦人ということです。……

第76回国会 社会労働委員会 第6号(1975/12/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず、国年の特例納付のことについて質問したいと思います。  こういう広告が各新聞に出されているのは大臣御存じだと思います。こうしてPRをして、ことしの十二月三十一日、あと二十日間で、これにもしお金を払わなかった人は永遠に年金がなくなるわけですね。こういう重要な問題について私が質問したいのは、十月二十一日の今国会の予算委員会で共産党の荒木委員に対してこうい、う回答があっているわけです。さかのぼって払うというわけですから、お金のない人には世帯更生資金の福祉資金というのを貸すというふうに答えているわけですね。それがどうしてこの広告には出ていないのかということなんです。現実にことしに……

第76回国会 法務委員会 第6号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 大臣が早くお帰りになるということですので、大臣のお答えを先にしていただきたいと思います。  夫婦の離婚の場合のことですけれども、家庭裁判所で調停委員制度がありまして、調停を受け、その結論が出るわけですね。それがどれぐらい履行されているか、決められたことがどれぐらい現在履行されているか、その点についてお答えいただきたい。
【次の発言】 時間が非常に少ないものですから、回答は簡潔に、私が聞きましたことに焦点を合わせて、余分なことはおっしゃらないでいただきたいというふうに皆さんに申し上げたいと思います。  いま御回答にありましたように、履行確保制度というのがあって、いろいろな点でそ……


■ページ上部へ

第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 社会労働委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず大臣に時間がありませんので簡潔にお答え願いたいと思います。  希望退職というのはどういうのでしょうか。
【次の発言】 私が聞いていることとちょっと違うように思うのですけれども、希望退職というのはどういうものかというふうに聞いているのです。それはいろいろ基準がついているわけですね。希望退職というのは、言葉どおりにとれば、皆さん、どなたかやめたい人は出てきてくださいというのが希望退職だというふうに常識的にだれでも考えることだと思うのです。それに対していろいろ、豊和工業株式会社だとか揖斐川電工だとか大隈鉄工所だとか日本板硝子だとか、そういうところが希望退職の募集要項というのを出……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/03/04、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 時間に制限がありますので、簡潔にお答え願いたいと思います。  まず最初に、二月の十三日に原爆被爆者の援護法が閣議決定したというふうに聞きましたが、そうでしょうか。
【次の発言】 健保、年金も二月十三日に閣議決定したというふうに聞きましたが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 健保、年金は二月十六、十七日と国会に提出されているわけですけれども、なぜ原爆被爆者の援護法だけがまだ提出されていないのでしょうか。
【次の発言】 印刷とか技術的なことということは、援護法のことだけで考えればそういうふうな理由をつけられるかもしれませんけれども、健保、年金にも印刷的なものというのはあったわ……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/06、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 昭和四十九年の七十二国会で、旧防空法による医療従事者、警防団員、この人たちを遺族年金、障害年金の対象者に拡大をしたわけです。 そのときの拡大の人数というのは、伺いましたところ、遺族、障害合わせて千六百三十二名というふうに聞きましたが、いままで拡大された分は大体その程度でしょうか。
【次の発言】 もうちょっと声をはっきり言ってください、私、聞きにくいので。  その次に、そうしますと、四十四年、四十五年あたりですが、そのころに厚生省、自治省、文部省が、この援護法の対象者にならない人たちに特別支出金というのを払っているわけです。それは大体そのころ三千二百十六名に払っているというふう……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 職業病の認定のことについて質問いたします。  まず、労基署では十分に御存じのことですけれども、名古屋にあります市外電話局の三名の婦人が非常に長い間頸腕で苦しめられているわけです。この方が公社の中でたびたび申請をしたわけですけれども、これが業務外になった。これは三回ほどやっております。昭和四十七年と四十九年、五十年には通達五十五号の見直しということでもう一度見直してもらっているわけです。その中で業務外になったということで、北労働基準署にこれを申請したわけです。そのことについて御存じだと思いますので、このことについてまず質問したいと思います。  この北労基署がこの申請を受けて審査……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 建設労働法について質問いたします。  まず、八条の元請事業主ですね、この事業主が管理責任者を、それぞれの下請の人たちに全部置かせて、自分のところにも雇用管理責任者を置かなければならないということになっているわけですけれども、これは、どこまでの範囲を言っているわけでしょうか。
【次の発言】 私の質問に答えていません。時間がありませんので、実例でお話しします。それぞれ置いておかなければならないということは、ここに書いてあるわけですね、そのそれぞれというのは、どこまでがそれぞれかということを聞いているわけです。下請、下請、下請、全部こうなっているわけでしょう。一番最後はどこかという……

第77回国会 社会労働委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 被爆者の問題について質問いたします。  昨年の特別措置法の改正案の審議のときに、附帯決議として「相談業務の強化」ということがうたわれています。これは昨年だけでなくて、毎年この附帯決議が出ているわけです。相談事業の強化ということが出ているわけです。それを厚生省は一応お認めの上、四十八年度から五十年度まではこの予算を概算要求のときに大蔵省に要求しているわけですね。一応要求しているということは、熱意がどこまであったかは別としても、一応やろうという気持であったということは認めたいと思うわけです。それをどうしてことし、五十一年度の予算要求のときにしなかったかということです。それはもう昨……

第77回国会 社会労働委員会 第10号(1976/05/17、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 健康保険の問題について質問いたします。  まず、いま一般の国民が一番恐れておりますことは、保険料が値上げされるということと、それから入院費が、六カ月入院しますと約二十倍にもなる。初診料が三倍になるということを非常に国民は憂えておるわけです。これは財政対策であるというふうに言われておりますけれども、この点はどういう形から――特に入院費と初診料というのは、財政対策からやったのでしょうか、簡潔に答えてください。
【次の発言】 その基礎固めというのが非常に抽象的で、何の基礎固めかということがはっきりしないわけです。それからもう一つは、財政面ということを言われましたけれども、財政面とい……

第77回国会 社会労働委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました廃棄物処理法改正案に対する修正案について、その提案理由を説明させていただきます。  すでに労災補償を行った死亡者二十一名を含む多数の被害者を出した六価クロム事件を契機に、産業廃棄物処理の危険な実態が明るみに出て、廃棄物処理法の抜本的改正を求める世論が急速に盛り上がったのであります。大企業の利潤第一、健康無視の悪質な行為には、ほとんどざる法に近い現行法の不備は、日本共産党が法制定時から一貫して指摘してきたところであります。  政府が今国会に提出している廃棄物処理法改正案は、世論に押されて、不法投棄の原状回復命令の採用……

第77回国会 社会労働委員会 第13号(1976/05/20、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 時間が限られておりますので、できるだけ簡潔に私も話したいと思いますので、そちらも中心に回答を当てて、効率よく質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、これはお願いなんですけれども、私は、国会に参ります前に福祉大学に勤めておりました。この大学では、障害者が試験を受けて合格点に達すれば全部合格させているわけです。それで、私がおりますときは、百五十人ぐらいの障害者がおりました。全盲の方でも、点字で試験をするという形でやっていたわけです。ですから、廊下にも階段にも手すりをつけておりました。そういうふうな大学に勤めておりまして、学生たちと一緒に勉強し、そして、いよいよ就職する……


■ページ上部へ

第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 決算委員会 第1号(1976/10/19、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 国会議員のモラル、つまり、政治家の道義的問題について質問いたしたいと思います。  たとえばロッキード事件で収賄の事実があった、しかし時効になって起訴されていない国会議員がいます。こういう人たちは刑事上の責任が問われないだけでなくて、氏名さえも公表されずに、政治的、道義的責任というものは問われていないわけです。これはモラルの問題として特に国民にとっては大きな不信感となり、最近この不信感がますます進んでいます。それからまた、田中角榮氏ら三名の起訴されている国会議員が立候補するというようなことが報道されておりますけれども、新聞に対する国民の投書を見ましても、国民の怒り、不信を越えた……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず最初に質問いたしたいことは、共同住宅の受水槽、水道についての問題です。  ここに毎日新聞のことしの九月二十一日の新聞があります。この中に、題は「ゾーッ」と書いてありまして、「ビルの水槽汚れてます」と、こういうふうな見出しになっているのです。そして「鉄サビ、油、悪臭 腹痛訴える児童も」という見出しで書いてありまして、この中には、たとえば「今年七月、トイレの排水パイプがつまって一階の水洗便所から汚水があふれ、地下の受水槽に流れ込んだ」こういう話だとか「一階のバーで掃除していたバーテンが石油カン入りの洗剤を床にこぼしたところ、そのまま受水槽に流れ込んだ」とか、また「カエルや虫が……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 まず、浦野労働大臣に質問いたします。  御存じのことですが、九月二十六日に豊田市の体育館で浦野大臣の就任祝賀会があったわけです。これは、ことしの三月から、その日は第二回市民総合バレーボール大会の女子部がその体育館を使うということになっていたわけです。それを、市側は円満に話し合って会場を変更してもらったというふうに言っておりますけれども、バレーボール側の方は、手違いで会場がとれなかったのでということで、会場を別なところに移されてバレーボールをやった。そこに後から割り込んだ浦野新労働大臣の祝賀会がそこでやられたという事実があります。これは、よく御存じのことだと思いますが、私がきょ……

第78回国会 商工委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 質問いたします。  まず、昭和四十九年の三月に大店舗法が施行されましてから、さまざまのスーパーが進出して、その周辺の商店や小売市場が大きな影響を受けています。私どもがいろいろなところの調査を聞きましたところによりますと、これは名古屋市ですが、小売業者三百店を対象にして調査をしてみましたところが、名古屋市の西区にありますジャスコという六千八百平米のスーパーが進出してきたとき、売り上げが下がったというのが六七%出ています。それから、このジャスコができましてから、その近辺にあります市場ですけれども、一年の間に、名塚ストアというストアが二十店舗あったわけですが、十三店舗つぶれて七店舗……


田中美智子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院33期)

田中美智子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1973/06/19、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 庄司公述人に質問いたします。  一万円年金、二万円年金のときに非常にだまされていた。今度の三万円年金に対して、庄司さんが仏の顔も三度と言われたのは、労働者に非常に感覚的にぴったりだというふうに思います。そしてまた、政府案はやらずぶったくり政策の典型だと政府批判を言っていらっしゃることに対しても、非常にぴったりとした表現であるというふうに私は実感いたします。労働者出身の研究者らしい五点についてのまじめな貴重な御意見、ほんとうにありがとうございました。  非常に時間がありませんので、庄司さんの最後のページの「以上のほか」というところ――その前の点は一応これでお聞きしまして、そのあ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)分科員 それでは重症心身障害児に関する問題について質問したいと思います。  総理大臣が一月三十日の本会議の代表質問で答えられたわけですが、昭和五十年までに重症心身障害児を全部施設に収容する、できるというふうに言われました。しかし、それは施設の現状を御存じの上での回答かどうか、たいへん疑わしいというふうな感じがしたわけです。  それで質問したいと思いますが、このところ新聞やテレビなどで報道されております多くの人々の関心の的になっている重症心身障害児の問題これについてお伺いします。  多摩市にあります重症心身障害児の施設の島田療育園を例にとりますけれども、総理の御回答とは反対の方向、つ……


■ページ上部へ

第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/12/16、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)委員 私は二法案について、社会福祉の現状から質問いたします。  いま社会福祉施設や生活保護家庭の人たちや障害者の全く余裕のないぎりぎりの生活費で生活している人々、この人たちにとって物不足特に石油不足、異常な物価高は、生活を根底からくつかえしています。十一月、十二月は特にこれがひどく、このままいくと生命の維持さえ危ぶまれる状態になっています。これらの人たちに対して、政府はどのような緊急措置をすぐにとられるおつもりか、厚生大臣と通産大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 いまの厚生省のお答えに対しては、国民はたいへん怒りを持ってお聞きしているというふうに思います。というのは、なぜかとい……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)分科員 人口二百万の名古屋市のどまん中に、かたかなの「サ」の字を書くような形で高速道路をつくる計画が進められておりますけれども、これについて質問いたします。  この「サ」の字の計画というのは、いま非常に大きな住民の反対運動が進められていることは大臣もよく御存じだと思いますけれども、そもそもこれは四十六年度から始められたというふうに思うのですけれども、振り返ってみますと、ちょうど池田内閣の高度成長政策が始まったころからこの計画がなされたというふうに市民はいま聞いているわけです。しかし、実際に市民がこれを知りましたのは昭和四十五年ぐらい、それまでの間というのはうわさとして聞いていたもの……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)分科員 まず、総理府に質問いたします。  女子の職員の昇格問題ですが、大体五等級のところでぐっととまっているわけですね。特に恩給局は、六等級の二けたのところでは、男子が二人しかいないのに女性が六十九名たまっています。それから統計局に至っては、職員二千二百名のうち、女子が千八百六十名という非常に婦人の多いところですけれども、ここでも六等級の二けたは男子は零、婦人が三百五名もたまっております。この点は、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 最終責任を持てないということは、どういう意味かよくわかりませんけれども、適当な人を選んでみたら、それは女は入っていなかった、男だけであったとい……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○田中(美)分科員 まず、人事院にお伺いしたいのですけれども、昭和四十年に看護婦さんのニッパチを中心にした問題で人事院判定が出ておりますけれども、その後どのようになっておりますか、どのように指導をしていらっしゃるか、どのような効果が上がっているのか、上がっていないのか、簡潔にお願いします。
【次の発言】 人事院は非常に改善しているというふうに言われていましたけれども、厚生省ではどういうふうにお考えになっていますでしょうか。
【次の発言】 人事院の判定は非常にいいものだと私は思いますけれども、その後の効果というものは、人事院は非常によくいっていると言い、また厚生省の方では必ずしもそうではないと言……



田中美智子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|33期|-34期-35期-37期-38期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

田中美智子[衆]在籍期 : |33期|-34期-35期-37期-38期
田中美智子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 33期在籍の他の議員はこちら→33期衆議院議員(五十音順) 33期衆議院議員(選挙区順) 33期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。