野間友一 衆議院議員
33期国会発言一覧

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野間友一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野間友一衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

野間友一[衆]本会議発言(全期間)
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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第7号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間友一君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、内閣提出の国民生活安定緊急措置法案及び自由民主党の修正案に反対する討論を行ないます。(拍手)  昨年来の物価の異常な急上昇、これと並行してつくり出された物不足は、生活保護者、年金生活者はもとより、労働者、農民、漁民、中小零細業者など、すべての働く人々の生活を耐えがたいまでの深刻な状態におとしいれております。今日の事態を招いた政府の責任はきわめて重大であります。(拍手)  田中内閣は、大企業が過剰流動性をかかえているまさにそのとき、金融をいたずらに緩和し、列島改造論で土地投機、商品投機をあおり立て、超大型インフレ予算を組み、国鉄運賃、消費者米価を……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 衆議院本会議 第20号(1975/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○野間友一君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま趣旨説明のありました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に関し、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  第二次大戦直後の財閥解体、経済力集中排除が実施されて以来三十年近くに及んでおりますが、この間の高度成長を通じて、わが国では、世界的な巨大企業、世界に類例を見ない総合商社、巨大な資本力を持った三菱、三井、住友など、旧財閥系を初めとする独占企業集団、メジャーなど、幾つかの重要産業を掌握している多国籍企業などが出現し、独占資本は急速に復活、強化して、重要産業はもとより、経済のすみずみまで支配するようになってい……

野間友一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

野間友一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 今回のドル危機、円の実質的な切り上げの原因が、アジア侵略を中心とするアメリカの軍事侵略政策によるドルのたれ流しにあること、また、内には、中小零細企業者あるいは労働者等を犠牲にして、また、もろもろの優偶措置の中で肥え太ってきた大企業本位の自民党政府の政治、これにあることは、一昨年の円切り上げ後も、貿易あるいは国際収支に大きな黒字を出し、輸出が増大しておるということから明白であると考えます。したがって、わが党は、対米従属、大企業優先の政治を抜本的に改め、国民優先、生活優先の政治へと転換しなければ、今後もドルの危機、円の切り上げが何度も繰り返される、このように主張してまいったことは御承知……

第71回国会 商工委員会 第7号(1973/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 先ほどの御質問にもあったわけですけれども、本件改正法案、この中には、この法の目的として中小企業の設備の近代化ということがうたわれておることはもちろんでありますけれども、この点について一言お伺いしたいのは、いままでのリース契約そのものは、中小企業の中ではあまり進んでいないじゃなかったか。通産省あたりに聞きますと、中小企業がそういう申し込みをしたうちの四〇%が断わられておった、こういうことも聞いておるわけでありますけれども、これを改正することによって、つまり、リース契約そのものをこれに入れることによって中小企業の、私から言わしめれば一〇〇%保証、こういうことはあるのかないのか、通産省と……

第71回国会 商工委員会 第9号(1973/03/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 同僚の板川議員のほうからも私がお聞きしたいことについて御質問があったわけですが、二、三、若干補足してお聞きしたいと思うのです。  まず吾妻参考人。今度の特別措置法、これによりますと、鉱害防止事業としてここにあげてあるのは「坑道の坑口の閉そく事業、捨石又は鉱さいの集積場の覆土、植栽等の事業」云々、こういうふうに鉱害防止事業についていまの法案の中には規定されておりますけれども、こういうような、単に坑口を閉塞するとか、あるいは鉱滓の集積場を覆土するとか、こういう程度のもので、はたして防止ができるものかどうか、こういう点についてお伺いしたいというのが一つです。  それから、あと森参考人に対……

第71回国会 商工委員会 第11号(1973/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 大臣がまだ見えてないようですので、小さな問題からお聞きしたいと思いますけれども、事業団からの融資の点について、これは出す企業においては資力のあるもの、あるいはないものとあると思うのですけれども、その融資の基準ですね、これは一体どうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これはたしか二年据え置きの十五年の分割返済だというふうに理解しておりますけれども、融資の際の資力の有無、つまり返済の有無、こういったものは融資される場合の基準に考えておられるのかどうか、この点についてお聞きしたいわけです。
【次の発言】 私がお聞きしておるのは有資、無資の基準をどうい……

第71回国会 商工委員会 第15号(1973/04/06、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 きょうは、無籍に関する質問が非常に多い。ちょうど私で五人目なんですけれども、私は、全国におられる無籍業者二万、台数にいたしますと十二万六千台、比率が一八%、この業者の立場に立って、通産大臣並びに当局に対して質問を行なうものであります。  まず初めに、経済的な負担の問題についてお尋ねするわけですけれども、三月三日に、わが党の荒木議員の衆議院予算委員会の分科会におきましての質問に対して、通産大臣並びに局長も、その経済的な負担については、法令上の根拠がないのだ、これを明確に答弁され、また、いま同僚議員の質問に対しまして、法的強制力はないのだ、こういうふうにお答えになったわけですけれども、……

第71回国会 商工委員会 第17号(1973/04/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、前回の無籍織機の問題に引き続いて、きょうも同じテーマでお伺いをしたいと思います。  まず、無籍織機の附則に基づく届け出についてお伺いしたいと思うのですけれども、届け出の手続、順序からいたしますと、工連がまず確認すする、この確認の内容については、現に設置してあるもの、これで足りる、このことについては、前回のときに局長から答弁をいただいたわけですけれども、その次には、施行時の織機が昭和四十七年六月十日以前に設置されてあるものである、そしてその次の段階として届け出をする、こういう順序になるわけです。  そこで、まず工連の確認について、この確認の内容が、経済的な負担あるいは削減計画、……

第71回国会 商工委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 それでは総合研究開発機構について若干の質問をしたいと思いますが、この開発機構、いわゆるシンクタンクというふうにいわれておりますけれども、これがわが国で必要とされるようになった経過ですね、これは一体具体的に国民生活にどのような効果、影響を及ぼすのか、こういう点についてひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 質問者の中で、大学の研究所とかあるいは民間のこういういわゆるシンクタンク、これらについて質問があったわけですけれども、確かに考えてみますと、国立の研究機関、とりわけ大学の研究所ないしは研究機関、それから民間ですね、こういうような幾つかあるというよりも非常に数多くあると……

第71回国会 商工委員会 第27号(1973/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、大臣から沖繩海洋博の問題について、時間がありませんので一、二点まず見解をお聞かせ願いたいと思うのですけれども、その前に委員長、与党の委員の出席が非常に悪いわけですね。二十三名ばかりおられると思うのですが、審議の促進ということを言われますけれども、これだけ委員の数が少ないということは、私はやはり遺憾だと思うのです。その点について委員長はどういうように考えられるのか。私たちも、こういうような状態の中でやるのは遺憾だと思うのです。きょうは大臣の時間の関係もありますから、先例にしないということで質問を進めますけれども、ぜひ委員長において、こういう状態をなくするようにしかるべく措置をと……

第71回国会 商工委員会 第29号(1973/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 先日のわが党の神崎委員の質問に関連して、若干の補足質問をしたいと思います。  法案の八条に「中小小売商業の従事者の資質の向上を図るため、研修事業の実施、経営の指導を担当する者の養成その他の措置を講ずるよう努めるものとする。」というふうになっておりますが、この措置の内容ですね、具体的にどういうものがあるかということについて、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いま小売業の検定試験の話がありましたけれども、この検定試験制度を実施される目的について若干御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 いま現に実施しておる地域ですが、前に中小企業庁でお聞きした範囲では、福島とか何か東北地……

第71回国会 商工委員会 第30号(1973/06/15、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、通産大臣に質問をしたいと思います。  通産大臣は、過日OPEC諸国、これはイランを中心として訪問をされたわけですが、この訪問された目的、それからイランにおいて行なわれたおもなことについて、簡単にまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 通産大臣は、十三日の参議院の本会議で、イランでのいわゆる王制発言の問題につきまして、遺憾の意を表明されました。また、当委員会においても同趣旨の表明があったわけでありますが、日本のいわゆる象徴天皇制、これとイランの王制、これを同視するということはどこに間違いがあったのか、こういう点について御所見を承りたいと思います。

第71回国会 商工委員会 第31号(1973/06/19、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、共産党を代表して、工場立地法について若干の質疑を申し上げたいと思います。  今日ほど大企業本位の政治の中で公害問題、環境問題で、非常に深刻な国民の健康や暮らしを破壊しておるという事態はないと思うのです。農業あるいは漁業、地場産業、これらの衰退を招いておる。  実は私、一九七〇年にフィンランドのヘルシンキで民主法律家協会の総会があって参ったのですが、このときでも、日本の大企業の公害は世界的に有名になっている。私たちは、イタイイタイ病とかあるいは水俣病のパネルを持っていって世界の法律家にこれを披露したわけです。最初はぴんとこないわけです。日本のような高度に発達した資本主義国の中で……

第71回国会 商工委員会 第32号(1973/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 通産大臣にお聞きしますが、先ほどの論議で、また、私もきのう御質問したわけですが、いわゆる企業の秘密と公害との関係ですね。これはいまの大臣の答弁を聞いておりますと、公共の福祉と財産権の保障、憲法二十九条ですね。これとの関係で何か事を論じておられるように思いますけれども、それは間違いございませんか。
【次の発言】 私はそれはおかしいと思うのですよ。要するに公害によって人間の命や健康が破壊される。これは憲法二十五条の健康で文化的な生活を営む生存権、この生存権と人間の生きる権利とそれから財産権、つまり憲法でいいますと二十五条と二十九条と人権が相矛盾した場合にどうするかというのがこの問題の正……

第71回国会 商工委員会 第38号(1973/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 井狩参考人にまずお聞きしたいと思いますが、昨年の五月に百貨店協会が関係小売企業調査報告というものを出されておりますが、これによりますと、会員百十五社のうちで五十四社が関係小売企業を持っており、その関係小売企業は百三社、五十四社が百三社の関係小売企業を持って、五百三十七の店舗を持っておるという結果が報告されております。ところが、この中に、しかも目につくのはセルフサービス、つまりスーパーですね、これを主とするものが五六・三%、これは百貨店がスーパーの業界にかなり大幅に進出しておる、こういうことを証明していると思うのですね。具体的に時間の関係で私のほうから申し上げますが、たとえば、西武が……

第71回国会 商工委員会 第40号(1973/07/10、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 まず法案の釈明から入りたいと思いますが、初めに第二条の届け出の告示というのがありますが、これはいつごろ出すつもりなのか、それが一点です。  それから、届け出の内容ですね。これは通産当局の当委員会における私の質疑に対する答弁にもあったわけですが、経済的負担あるいは削減計画、これは要件ではない、こういう答弁もここで得ておるわけですが、その届け出の内容ですね。  それから次に、現に届け出の告示がない時点において金を集めた工連があるわけですが、この金の返還についてはどうするのか。このあたりについて、提案者を代表してどなたか御説明願いたいと思うのです。

第71回国会 商工委員会 第41号(1973/07/11、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 現行の百貨店法では新設あるいは増設が許可制になっておるわけですけれども、これが今度は届け出制ということに変えられるわけですが、この許可から届け出とした理由は何なのかということからまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 私がお聞きしたのは、実質的な理由についてお聞きしておるわけです。要するに、許可制というのは当事者が官庁に手続をして、それに対して何らかの官庁の行政処分が必要になるわけですね。ところが、届け出制の場合はそうではなくて、当事者が官庁にしかるべき形式的な手続を具備したものを持っていく、それだけでいい、これが許可制と届け出制の根本的な違いであると思うのです。私がお聞きし……

第71回国会 商工委員会 第43号(1973/07/17、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 中政審の意見具申、これは昨年の八月八日付のものですが、この中に、中小企業者の範囲、「施策量の確保」というところがあります。これは八三ページから八四ページにかけてですが、この中で、中小企業者の範囲の拡大に応じて行財政面での施策量を確保するとともに、施策が上位規模層にシフトしないように、特に小規模の企業に対する施策を質量両面で充実するよう特別に配慮すべきである、こういう記載がありますが、これは昭和四十四年にもこのような意見具申をした。昨年八月の意見具申でも同様の趣旨のことが書いてあります。  この内容は、一つは行財政面で範囲を拡大した場合に相当の施策をしろということと同時に、先ほどから……

第71回国会 商工委員会 第46号(1973/08/24、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 まず最初に、大臣お越しのようですから、金大中氏の事件について対韓援助の面から一点だけお尋ねを申し上げたいと思うのです。  御承知のとおり、白昼公然と主権を侵して拉致し、これを韓国に連れ去る、こういうゆゆしい事態が発生したわけですけれども、私たち共産党の国会議員団は、この二十一日に本件に関して政府に対する申し入れをしております。この申し入れの中でわが党は、本件が国際謀略機関の犯行であり、朴政権との関連についても否定することのできないものとなっておる、こういうふうに述べておりますけれども、きのうの参議院の法務委員会の中で、田中法務大臣がほぼこれを裏づけられるような発言をされたと思うので……

第71回国会 商工委員会 第48号(1973/08/29、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 では最初に、大臣がもう渉外事務のために出られるということで、一点だけお聞きをして退席を願いたいと思いますが、最初にお聞きしたいのは、出光の徳山工場の事故についていろいろと資料を拝見したわけですが、この事故に関して通産省あるいは山口県、これらが責任あるのかないのか、あるとすればどの点に責任があるのか、このあたりを少しお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 具体的にたとえば法律とかあるいは規則、省令、そういうものから考えて、どの点に責任があるというふうにお考えですか。あるいはいまの時点でまだそこまで検討が進んでいないとすれば、これは早急に検討した上で当委員会に対して報告書を出して……

第71回国会 商工委員会 第54号(1973/09/21、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は通産省でいま進めておりますところの広域多目的連続揚水発電所計画、これについてお聞きするわけですけれども、まず現在調査を幾つか行なっておりますけれども、具体的にどこを対象に行なわれておるか、これについて予算は四十八年度はどういうふうについておるか、四十九年度はこの予算をどうされるのか、まずこのあたりから聞きたいと思います。
【次の発言】 紀伊計画の出力はどのくらいを予定しておるのか。同じように上越、会津についてもお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 上越、会津についても同じようにお聞きしておるわけです。
【次の発言】 それじゃ紀伊計画について具体的にお聞きするわけですけれど……

第71回国会 商工委員会 第57号(1973/11/21、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 幾つか聞きただしたいことがございますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  最初にお聞きするのは、石油緊急対策要綱についてであります。  今回のエネルギー危機に対処するためには、私が考えますのは、一つは、基本的にどんな姿勢で、あるいはどんな方向で今後打開していくのかという一般的な基本姿勢の問題であります。これは、長期、中期の展望をどうとらえていくのかということにもなろうかと思います。二つ目は、さしあたり、このエネルギー、石油不足をどう乗り越えていくのかという問題。それから三つ目は、今日までの姿勢に対する反省あるいは責任の所在、これを明らかにするということであろうかと私は考えてお……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/04/11、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、午前中の小林議員の質問に関連して、まず丸紅の社長に対して質問したいと思います。  まず、四十七年度産のモチ米の扱い量について、食糧庁の統計によりますと七千八百トン、一俵一万円で計算しますと約十三億円、こうなるわけですけれども、この事実は間違いありませんね。
【次の発言】 時間がありませんから質問だけに答えてください。  四十七年度は……。
【次の発言】 扱った数量について、食糧庁の統計では七千八百トン、こういうようになっておるのですけれども、どうですか。
【次の発言】 それでは、食糧庁の統計によると七千八百トン、あなたのほうでは二万四千トンも扱っておるわけですか。食糧庁に虚偽……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1973/04/19、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 本日は、皆さん、御苦労さまでございます。  いろいろと参考になる意見を聞かしていただきました。特に福田参考人からは消費者の切実な血の叫びと申しますか、そういうような御意見をお聞かせいただきまして、私たちは、できるだけいいものを早急につくりたいというふうに、決意を新たにしたわけでございます。  最初に辻さんにお聞きしたいと思いますけれども、「全国家具工業連合会 木材合板対策についてお願い」と題する書面をきょういただきましたけれども、これについて非常に教えられたわけですが、七ページに木材・合板値上り阻止全国家具工業代表者会議、この決議文がございますね。この代表者会議というのは、家具工業……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1973/04/21、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 まず、食糧庁の長官にお聞きしたいと思います。  去る四月十一日、この物特の委員会で参考人調べをやったわけですけれども、そのときの丸紅の米の扱い量に関して、これはモチ米の自主流通ですが、御質問を申し上げたいと思います。  私どもが食糧庁の統計としていただいておる数字によりますと、四十七年度産のモチ米、自主流通米の扱い量は、丸紅に関していいますと七千八百トン、金額にいたしますと約十三億円程度だと思うのですけれども、こういう統計は間違いないかどうか。これはあなたのほうからもらったもので、その点の確認をまず求めたいと思います。
【次の発言】 ところが、丸紅の檜山社長のこの間の証言によります……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1973/04/26、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 日本共産党・革新共同を代表いたしまして、政府案に対する反対の討論を若干試みたいと思います。  私たちが反対する理由は幾つかございますけれども、大体四点ばかりあげまして討論をしたいと思います。  第一の反対の理由は、先ほどの討論にもありましたけれども、政府案には買占め、売惜しみの禁止条項がないということであります。この種の法案の屋台骨と申しますか指導理念として、これを入れなければならぬというふうに思うわけでありますけれども、これがないということは、これが悪いというふうには見ていないんじゃないか、ここに大きな問題があるんじゃないかというふうに私たちは考えております。買占めあるいは売惜し……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1973/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 土地の問題について若干の質問をしたいと思うわけですが、最初に、私は四月二十一日の委員会で、通産省の公表資料のもとになっている各社別の提出資料、これを本委員会に出すようにという要請をしたわけですが、出てきたのはガリで切ったものですね。これは通産省でまとめられたものが出ておりますけれども、原本をぜひ出していただきたい、このようにまず要求をしたいと思います。
【次の発言】 そう言われますけれども、前々回でしたか、私のほうで、通産省の資料とそれから六大商社が出したもの、これとの矛盾、食い違いを本委員会においても追及したわけで、私のほうとしては、このような通産省か整理されたものでなくて、具体……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1973/05/31、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、公共料金の値上げ、特に電気、ガス、これにつきまして若干の質問をしたいと思うのです。  国鉄運賃の値上げ、それから私鉄の場合も昨年のたしか六月ごろに運賃値上げの申請が出ておると私は理解しておりますが、そのほか電力、ガス、航空運賃、航空運賃の場合には一五%、こういう新聞報道が相次いでおりますね。一連の公共料金が軒並みにずっと上がっておったりあるいは上げようとしておる。新聞などでもよく出ておりますけれども、下がるのは田中内閣の人気だけだ、これは確かにそのとおりなんで、長官も非常に心を痛めておられるのじゃないかというふうに、内々心配しておるのです。  総理府統計局の消費者物価指数、こ……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1973/06/14、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 まず物価、特に野菜の問題について質問を進めてみたいと思いますが、物価の問題については、何回も当委員会においても質問されましたし、私もやったわけですけれども、卸売物価あるいは消費者物価、いずれにしても一一・六%あるいは一二%、これは戦後の記録を毎月更新するといわれるほどたいへんなことだと思うのです。実は私の女房が、この間こんなことを言っておりました。たとえば夏物のワンピース、綿プリントですが、昨年は四千五百円で買えた。ところが、この間買いに行ったら八千円するというんですね。それからパンティーストッキング、これは一足百円で、私の女房がずっと使っているんですね。ところが、百円じゃないと言……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第26号(1973/11/06、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、きょうは米価の問題と、それから灯油の問題について政府の見解をただしたいと思います。  米価の問題を問いただすということになりますと、必然的に小坂長官のゴルフ問題を追及せざるを得ないということになるわけですが、新聞の報道によりますと、五日の日は午前八時半ごろから午前、午後にわたって総理並びに倉石政調会長とゴルフをされたという記事が出ておりますけれども、この点についてからまず確認を始めたいと思います。
【次の発言】 政府・自民党の首脳が五日に米審に出す政府案の決定をする会議を持つ、これを長官はいつごろ知ったのか、この点についてお答え願いたいと思います。

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第27号(1973/11/28、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、最初に買い占め、売惜しみ法、これに関連してお聞きしたいと思うのです。あと、トイレットペーパーあるいは砂糖等について若干お聞きをしたいと思います。  このいわゆる略称投機防止法、この法律がいまどのように運用施行されておるかということを、まず指定品目、それから価格調査官の人数、それから第五条に基づく業務報告を行なった品目及び回数、これらについて具体的に事実を明らかにされたい。
【次の発言】 いまのお答えにもありましたけれども、本法でこういう物資の指定、これについては一定の要件がある。この要件の内容は、「異常に上昇し又は上昇するおそれがある場合において、当該生活関連物資の買占め又は……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 決算委員会 第15号(1974/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 新幹線網の強化ということはよくいわれますけれども、私たち共産党はそうではなくて、いま必要なのは国民の足をどう守っていくかということ、つまり具体的には在来線の拡充強化ということを唱えてまいりました。このことが石油危機を契機にしてモータリゼーション、これらの反省という声がいま深刻になってきたと思うのです。国民の足として安全上の問題、それから大量輸送あるいは運賃、こういう点からして、いま急速に在来線の拡充強化を進めていかなければならぬ、私たちはこう思うのです。  こういう点について、時間の関係で具体的に入りたいと思いますけれども、和歌山線の複線電化、これについては、ことしの三月二十三日に……

第72回国会 商工委員会 第12号(1974/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 昨年の秋から暮れにかけまして、とりわけ石油危機を契機とする物不足あるいは物価の急騰、このような大企業あるいは大商社の人為的な策動によりまして、国民がたいへん被害を受けたわけであります。とりわけきょう私がここで質問申し上げるのは、物不足あるいは原料高、こういう中で受けた中小企業の皆さんの苦しみ、被害、これらに対する政府の施策、こういうものを中心にお尋ねしていきたいと思います。  最初にお伺いしますのは、いま申し上げたような石油危機あるいは物不足、こういう中で中小、とりわけ零細企業者がどんなに苦しめられたか、これらについて具体的な調査をされておるのかどうか、お答え願いたいと思います。

第72回国会 商工委員会 第14号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 本法案については私も提案者になっておりますので、主として運用等の面について政府にお伺いをしたいと思うのです。  伝統的工芸品産業については、現在きわめて多面的で重要な問題を持っております。先ほどもいろいろ出ておりましたけれども、たとえば労働力の確保の問題、原材料確保の問題、流通過程の整備、大企業等の支配排除の問題、それから外国からの類似した競合商品の流入の問題です。これは単に通産行政にとどまらずに、政府として抜本的にこれらの問題について考え、対処していかなければならない。これらの問題については、現在まで政府の施策はほとんどないにひとしい、そういう状態が続けられてきた。  そこで、議……

第72回国会 商工委員会 第17号(1974/03/15、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、最初に紙パルプの問題について質問をいたします。  ことしの三月九日付の新聞報道によりますと、アメリカの生計費委員会が紙パルプの価格規制を撤廃する、こういう報道がなされておりますけれども、このことについて通産省に、事実あるのかないのか、最初にお答えをお願いいたします。
【次の発言】 紙というものは文化のバロメーター、こういうふうにいわれておりますけれども、昨年の公害問題あるいは原材料の入手難というようなこともからみましてたいへん深刻な状態が続いたわけでありますけれども、この価格規制の撤廃によってさらに、いまの話にもありましたけれども、この報道の中にもあります国内価格の引き上げ、……

第72回国会 商工委員会 第19号(1974/03/22、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 中小企業の資金繰りの悪化の大きな原因として取引条件の悪化、すなわち、支払いにおいては現金比率が非常に高くなっておるということ、それから手形サイトが短縮されているということがあります。ところが、中小企業が受け取る手形のサイトがこの石油需給の逼迫に特に関連して非常に長期化しておるというのが実態でありますが、このような取引条件の悪化が中小企業の資金繰りを一そう苦しくしておる、この事実はもうすでに明らかであります。  そこで、最初にお伺いするのは、いま申し上げた昨年の石油需給の逼迫と、このころから後において、通産省あるいは中小企業庁は、この取引条件改善のために、大企業あるいは親企業に対して……

第72回国会 商工委員会 第23号(1974/04/02、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 日本の産業構造を見てみますと、特に非鉄金属についていいますと、世界の主要資源の一〇%から二〇%を消費する。これはエネルギー庁の資料にもあるわけですけれども、いわゆる資源多消費型であります。この非鉄金属などの資源の不足問題、これも言ってみれば、重化学工業偏重の産業構造というところにやはり問題があるのではないかというふうに私は思うわけです。つまり今日までの高度成長政策の結果、まるで日本は世界の工場になっているともいわれるわけですけれども、いわゆる資源の浪費を必要とする経済体質をやはりどうしても変えなければならない。農業とかあるいは漁業、これらとつり合いのとれた経済の発展、ここにやはり転……

第72回国会 商工委員会 第29号(1974/04/24、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 特繊法の一部改正について質問をいたします。  まず、提案理由によりますと「繊維工業について、その内包している構造上の問題点を早急に解消するとともに、合理的な国際分業を推進し得る十分な競争力を持った発展性のある産業として育成することは国民経済的な要請である」こういうふうに法案を出した理由について述べておるわけですが、ここでまずお伺いしたいのは、ここでいう「構造上の問題点」とはどういうものをさしていっておるのか、お答えをお願いします。
【次の発言】 そこで、いまの指摘があったわけですけれども、企業の過多性あるいは零細性――過多性というのは零細性とは切り離すことはできないものであると思い……

第72回国会 商工委員会 第31号(1974/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 皆さん御苦労さまです。共産党の野間友一と申します。時間の関係で、いろいろお聞きしたいわけですけれども、しぼって、重複を避けて二、三お教えを願いたいと思います。  最初に労働組合の方に少しお伺いしたいと思うのですが、現行の特繊法では、十八条に「関連労働者の職業の安定につき配慮するものとする。」という規定があったわけですが、今度の改正によりましてこれがなくなってしまう、こういうことになるわけですね。そこで、繊維労連の去年の九月の二十七大会、このいろいろな文書によりますと、この構造改善については反対という決議をされておるわけですが、そこでお伺いしたいのは、現行法規の「関連労働者の職業の安……

第72回国会 商工委員会 第32号(1974/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 前回のときには本構造改善、これに関連して零細企業者に対する保護の問題並びにこの構造改善事業と大企業、商社との関係について中心に質問したわけですけれども、きょうは開発途上国からの輸入の問題並びに日本の産業の海外投資の問題、これらを中心に政府の繊維産業に対する施策について質問をしたいと思います。  最初にお伺いしたいのは、先ほどからもずいぶん論議がされておりましたし、またきのうの参考人の意見の中でも出ておったわけでありますけれども、開発途上国からの繊維製品の輸入の増大、しかもこれ自体が本法案を提出する一つの理由にしもあげられておりますが、ここで私は、個別的に別珍とコールテン、これらを例……

第72回国会 商工委員会 第36号(1974/05/17、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 同じく電気料金の問題について質問するわけですが、私たち共産党は、商工委員会、それから物価問題特別委員会、それから大蔵委員会、各委員会におきまして、料金体系の問題やあるいは関連会社の問題、それから燃料費の水増し、内部留保の問題、特約料金と、さまざまな角度かち、今度の九電力の値上げ申請は全く理由がない、根拠がない、こういうことを立証してきたわけでありますけれども、私はきょうは、各電力会社が値上げの最も大きな理由としてあげております燃料費、石油についてこれから質問を続けたいと思うのです。  その前に、公益事業部長が何かほかの委員会があるそうですから一点だけお尋ねしておきます。  先日の物……

第72回国会 商工委員会 第38号(1974/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に、電力料金の値上げ問題について通産大臣にお伺いしたいと思うのです。  あれだけ多くの国民が心の底から反対をしたわけですが、昨夜あのような大幅な形での電力料金の値上げが認可されました。私たちはたいへん遺憾に考えております。  そこで、この値上げの認可に関して大臣が記者会見をしていろいろと言われておりますが、その中で便乗値上げは厳重に監視するとともに、他の公共料金への波及も極力抑制する、こういうようなことを言われておると新聞の報道にございますけれども、この事実は、言われたことに間違いないかどうか、まず確認を求めたいと思います。

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1973/12/12、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 きょうは参考人の方々、たいへん御苦労さまでございます。非常に貴重な御意見をお聞かせ願ったわけですけれども、二、三点にわたりましてさらにお教え願いたい、このように考えるわけです。  最初にお伺いしたいのは、独占物価の形成の特徴について、これは六九年か七〇年だったと思うのですけれども、大阪商工会議所の調べによりますと、たとえば電気冷蔵庫、これは原価が一万七千円前後、これが市販では六万から七万で売られているという事実、あるいは自動車につきましては、小型の乗用車が原価が二十四万、これが六十万以上で売られている、このような発表があったわけでありますけれども、こういうことを聞きますと、いかにそ……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 覚え書きと独禁法との関係についてお聞きをしたいと思いますけれども、公取、通産省ないしは経企庁との間に覚え書きをかわしておられます。このことについては、何度も論議をされたわけでありますけれども、覚え書きをどういうふうに見るかということについて、独禁法の解釈として当然出てくるものなのか、あるいは安定法があるからこれは違法でない、こういうことになるのか。この点について公取委員長から答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、端的にお聞きしまして、安定法があるから、安定法を前提として考えた場合に、その覚え書きのようなものは共同行為に当たらない、こういうことでなくて、独禁法そのも……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1974/02/21、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 経企庁の長官にまずお伺いしたいと思うのですが、十五日の閣議のあとの記者会見で、七項目の緊急物価対策ですね、これを官房長官に提案された、こういう記事が出ておるわけですね。この中で、一般的に生活関連物資あるいは重要物資についてもっと標準価格制度を活用する、こういうことが七項目の一つになっておる、こういうことがありますけれども、具体的にいまどのような構想を持って、つまり、標準価格を拡大する、これはどういう具体的な構想を持っておられるのか、最初にお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 まあとにもかくにも今日まで灯油、プロパンそれからチリ紙、ペーパーですね、この四品目の標準価格がきめられて……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1974/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、商社金融の問題について若干の御質問をしたいと思うのです。  予算委員会の集中審議あるいは一般質問等で、商社の悪徳商法ぶりが次々と明らかにされました。このような買い占めや売り惜しみあるいは脱税というものについては、法に従って厳正な措置をとられることは当然のことでありますけれども、ここで私がいろいろお尋ねすることは、一つや二つの不心得な企業、これが悪徳商法をやったということではなくて、石油にしても商社にしても、すべて共通してこのような悪徳商法ぶりがあらわれておるわけであります。このような基盤をつくった政府の責任もまたきわめて重大であるというふうに私は考えておるわけであります。私は……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1974/03/15、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に、先ほどから出ております十四日の平林課長の石連の会議出席の件についてただしたいと思いますけれども、平林課長があの会議に出席するようになった目的、経過、これについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、具体的な価格問題についてはその場で討議をしたのかしないのか、通産省はそういう話を出したのか出さなかったのか、その点についての答弁なかったのですけれども、それはどうなんですか。
【次の発言】 いま国民の石油に関する一番大きな不安とおそれは価格が上がるのか上がらないのか、上がるとすれば、いつごろ、どれだけの幅で上がるのか。このことなんですね。いまあなたの答弁を聞いて……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1974/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 一、二点お伺いをしたいと思うわけですけれども、いま流通機構の再編成ということが激しい勢いで行なわれておるわけですね。その中には水平的な再編成、それから垂直的なもの、こういう中で最初にお伺いしたいのは、いま商品に占める流通コスト、これはどの程度の割合を占めておるのか、これは久保村さん、産構審の委員をやっておられるようでありますから、ひとつお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 いま二分の一というお話がありましたけれども、私もそのとおりだと思うのです。昨年の百貨店法の改正のときにもその点について私若干の質問をしたことがございましたけれども、この五〇%という割合ですけれども、これは……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第21号(1974/04/03、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 どうも皆さん御苦労さまです。  昨年の十二月二十五日、それからたしかことしの二月二十八日だったと思いますけれども、大蔵省の銀行局長からいわゆる選別融資規制、そういう通達が出されておるわけです。いま日銀総裁のお話もありましたけれども、具体的にこの大蔵省の方針を受けて、特に抑制すべきそういう融資について、どのような基準を設けて、どのような具体的な指導をされておるのか、チェックされておるのか、このあたりからまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大蔵省の通達によりますとかなり具体的に、たとえば卸、小売り、これは中小企業を当然除くわけですけれども、あるいは土地取得に関する資金とかあるい……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第24号(1974/05/09、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 電力料金の問題についてお聞きいたします。  特にきょう私がお伺いするのはいわゆる特約料金、これであります。御承知のとおり電気料金の単価については家庭用が非常に高い。四十七年の九電力平均実績を見てみますと、一キロワットアワーが十一円七十六銭、産業用の大口電力、これは非常に安い、同じく四円三十八銭、こういう結果になっております。今回の新しい料金制度の中でもこの差に全く変わりはない。この上、私はきょう御指摘申し上げたいのは、大口については特約料金制度、これがありまして、一般の大口よりさらに大幅に安くしておる、こういう事実であります。一体これはどういうわけでこのようなものを設けておるのかと……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第26号(1974/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 大蔵省に最初にお聞きをいたします。  二月二十八日の当委員会におきまして、大手商社の貸し倒れ引き当て金について、これは一般の卸あるいは小売りと同じ繰り入れ限度額千分の二十、二%ですね、これは非常に不都合である、こういうことを指摘いたしました。その中で中川政務次官は大手商社の貸し倒れが非常に少ないということを認められた上で、中小商社との線の引き方等を十分検討してみる、こういうお答えをされたわけですが、その後検討された結果どうなったのかということをまずお伺いいたします。
【次の発言】 この前は私、非常に期待をしておったのです。というのは、この前も指摘申し上げたのですが、一つは、商社金融……

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/02/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、商社の問題について、主として通産省並びに大蔵省に質問をしたいと思います。  昭和四十七年の暮れから四十八年の前半にかけまして、商社の目に余るいわゆる買い占め、売り惜しみ等の投機行為、この典型的なものは、土地とかあるいは株式、こういうものでありますけれども、こういう行為によりまして、国民の生活が激しく破壊されたということは、いまさら申し上げるまでもないことであります。そして世論のきびしい糾弾を浴びたわけでありますけれども、通産省はその後――その後と申しますのは昨年の前半以降ですね、この商社のその後に対して、どのような行政指導をしてこられたのか、まず御答弁を願いたいと思うのです。

第72回国会 予算委員会 第22号(1974/02/25、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は最初に、伊藤忠商事の社長にお伺いしたいと思います。  御承知のとおり、一月八日付で流通システム室長の小谷野修氏が、政府の在庫の調査に関する対策の件、こういう文書を出しておるわけですね。このことについては、すでに会社そのものも認めておられるわけですけれども、これ、一口に言いますと、物を分散しろ、さらにCIマーク、これを張りかえろ、こういう内容の文書になっておるわけであります。  この点について、私もいろいろとマスコミ関係の、会社側の弁明もいろいろ聞いたわけです。いろいろ言いわけをされております。しかしながら、これを出したという事実、これは否定できない事実、しかも投機防止法の五条に……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、伊藤忠商事の問題について、さらに質問を続けたいと思います。  通産大臣御承知のとおり、一月八日付の流通システム室長からのいわゆる極秘文書、これについて、その真正について確認を求めたわけですけれども、その後、これが真正に作成されたものであるということの確認を求められたのかどうか、この点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理にお伺いするわけですけれども、ちょっといま席をはずされましたけれども、新聞とかマスコミあるいはその他で、伊藤忠商事のいわゆる極秘文書、商品在庫の分散化とかあるいはCIマークの張りかえ等を指示した文書、これはすでに御承知のとおりだと思います。昨年の秋か……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 同僚諸君から中小企業の問題についていろいろと質問があったわけですが、私も中小企業問題について少し質問を進めてみたいと思います。  御承知のとおり大商社、大企業の買い占め、売り惜しみ、それから石油危機、それに関連する先取りあるいは便乗値上げ、こういう中で、原材料の不足やあるいは高騰、さらにこれを理由といたしまして総需要の抑制、金融引き締め、こういう中で大企業のツケが全部中小企業に回ってきた、こう言っても過言ではないと私は思うわけです。いまの中小零細企業の危機というものは、今日までの危機より質的に高い段階にある。実は共産党では、国会議員団の中に中小企業危機打開対策委員会というものを設け……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1974/10/22、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 いま詳細に松浦委員からの質問があったわけですけれども、沖繩は、御承知のとおり五十に近い有人島からなっております。しかも、それぞれがそれぞれに対して離島の関係にある、これは言うまでもないことであります。その点で、たとえば東京都の八丈島に対する関係とか、あるいは鹿児島県の奄美大島に対する関係ということとはまた異なった性格を持つものであるということは、言うまでもありません。しかも、この沖繩が平和や基地の問題とりわけいま暮らし、物価の問題についてたいへん深刻な事態におちいっておる。実は私も調査団の一員として派遣されたわけでありますけれども、自分の目で、自分の耳でこの現地を見まして、ほんとう……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1974/11/27、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 長官、十五分遅刻されましたが、お見えになりましたので進めたいと思います。  物価問題が今日の最も大きな政治問題であるということについては、いまも一向に変わりないばかりか、一そう重要な問題となっておるということについてはお認めだと思うわけですけれども、特に、いまの日本の国民の暮らしあるいは日本経済、これはたいへん深刻な事態が到来しておる。これはOECDのいろいろな指標を見ますと、今年度の経済見通しについて、たとえばGNPについていいますと、日本が前年対比で約一・五%減、こういう見通しも立てております。ところが、逆に物価だけは、消費者物価指数で同じ見通しによりますと二四・七%アップ、つ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 商工委員会 第3号(1975/02/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、いまから小企業経営改善資金の問題について若干のお尋ねをしたいと思います。  これは二月一日の予算委員会の中で私取り上げてやったわけですけれども、時間の関係で細かい点についての質疑ができなかったわけで、少しその点について言及をしたい、このように考えております。  最初にお伺いしたいのは、この小企業経営改善資金、これらはすべての小企業者に公正に、平等に取り扱う、こういう制度であるのは当然であります。この制度が発足するときも、わが党の神崎委員がそういう点について質問をしたわけでありますけれども、再度、改めて、すべての小企業者に平等、そして公正にこの制度を運用する、そういう仕組みのも……

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、公害災害上大問題になっておりますコンビナート、とりわけ石油化学工業の問題について、これから若干の質問を申し上げたいと思います。  いろいろ調べてみますと、この石油化学工業は、昭和三十二年に本格的に誕生したわけでありますが、その後十七年間、世界にたぐいまれな成長を遂げてまいりました。設備投資は約二兆円弱、大変な額です。エチレンの生産量を見てみますと、三十二年と四十八年を比べますと、約二百九十倍、わが国の全化学製品中に占めるエチレンの割合は、生産額で言いますと一・八%から三六%へ、まさに超高度経済成長、超成長を遂げたわけであります。  このように石油化学工業が成長を遂げた大きな理……

第75回国会 商工委員会 第10号(1975/03/25、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 今回の法改正は大きく分けて二点に分かれるのじゃないか、一つは開発に関する公団機能の拡大の問題、もう一つは備蓄に関する機能の拡大の問題だと思うのです。  そこで、まず開発に関する問題について御質問をしたいわけですが、開発に関しては政府は四点にわたる改正についての柱を立てておるわけでありますが、まずこれらの改正を必要と考えるに至った理由ですね。特にこの「改正について」と題する五十年二月付のエネルギー庁の資料によりますと、世界的な開発ブーム、「今、石油利権の取得と開発の促進に血まなことなって、まさに世界的な開発ブームといった状況を呈しています。」こういう表現もあるわけでありますけれども、……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 ほかの委員がかなりお聞きになりましたので、重複しない形で少しお聞きをしたいと思います。  最初に、海外のいわゆる自主開発という名の開発について、先ほど総裁は個別の企業よりも公団が介入するというか、公団が直接当事者になるということを、信頼度あるいは知名度というような言葉も言われたと思いますけれども、そういう点から向こうの方が望むというような話もあったと思うのです。それに関連して聞くわけですけれども、従来の海外の開発を見ておりますと、一開発一会社と申しますか、しかもこの一会社、ワンカンパニーの中身を見ますと、それぞれたとえば電力とかあるいは商社とか日本の大企業が出資をして、そして開発の……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 特許法の一部改正法案について質問したいと思うのですが、この特許の関係については国際的な問題あるいは専門的、技術的な側面が非常に多うございまして「非常にむずかしい、このように私は考えるわけですけれども、本日は多項制の問題とそれから料金制度、この問題を中心にして政府の見解をただしたいと思うのです。  工業所有権審議会の答申の中で、多項制を採用する理由として三つばかり挙げておりますが、国際的な協調、それから発明の適切な保護、三つ目は第三者の便宜に資する、こういうのが挙げてありますとともに、諸外国における特許権の取得と維持の経験から、わが国でも多項制を採用するべきだ、こういうのが意見として……

第75回国会 商工委員会 第19号(1975/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 いまなお続くインフレと不況の進行、この中で中小企業の苦悩は一層深いわけでありますけれども、きょう私はその中で下請中小企業の関係についてまず質問をしたいと思います。  下請関係について考えてみますと、これは業種のいかんを問わず大変深刻な苦境に陥っておるということはいまさら申し上げるまでもありませんけれども、こういう苦悩の実態をいま政府がどのようにとらえ、どのように認識されておられるのか、その点から質問を始めたいと思います。
【次の発言】 いまの数字は統計が非常に不正確と申しますか、実態を正確に反映していない、こういうふうに私は思います。  これは後また順次質問を続けるわけですが、この……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/03、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 独禁法の改正といいますと、ひとしく国民が待望してまいりました。もちろん強化改正についてであります。また、このことは国際的な独禁政策の動向からいっても当然のことであります。ところが、本改正案を見てみますと、最低の国民の要求すら骨抜きにされ、その上に改悪のとげが植えられておる、こう言っても決して過言ではないと思います。私は、そういう立場から、きょう許された範囲内でとうてい意を尽くすことはできませんけれども、とりあえず質問をしたいと思います。  まず最初に、カルテルと物価の関係と申しますか、そういう関係の問題を取り上げたいと思いますが、まず公取委員長にお伺いするのは、最近五年間価格カルテ……

第75回国会 商工委員会 第24号(1975/06/17、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 今度の改正の一つの大きな柱として委託者保護、こうあるようですが、そしてそれは主として一般大衆の委託者を念頭に置いたものであろうと思いますが、この一般大衆の商品取引への参加の問題について、これはいつごろから起こったものであるのか、その原因は一体どこにあるのか、この点について、まず、大臣がもう退席されるようですから、認識をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 おっしゃるように、三十年代から四十年にかけて一般大衆の商品取引への参加を図るため、商品取引員、当時は仲買人というふうに呼ばれておりましたけれども、これはむちゃくちゃな勧誘をやった。そこで、統計等を見ましても、取引高がこ……

第75回国会 商工委員会 第27号(1975/06/24、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私はきょうは三時間ぐらいかけて、原価公開の問題を中心に存分政府に質問したいと思っておりましたけれども、御承知の諸般の事情がありますので、限られた範囲で私は少しこの質問を、いま御承知の修正案に関連して、主として公取並びに総務長官にお聞きしたいと思います。  周知のとおり、わが党は、巨大企業等の反社会的経済撹乱行為の規制など、現在の経済実態に即応して国民の切実な要求にこたえ、経済的民主主義の確立を図るための抜本的な独禁法の改正案を提出しております。先週わが党は、政府案に対する修正案要綱を自民党に対して出しました。これに対して自民党は、きのうでありますが、四項目にわたる修正点を打診してき……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 不況対策について、少しお伺いしたいと思います。  六月十六日、経済対策閣僚会議で第三次の不況対策を出されたわけです。これについて、中小企業関係の対策は一体どうなっておるかということについて、少し最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんので、一点だけ問題をしぼって少しお伺いしたいのは、例の不況業種の指定ですね。これの現況と申しますか、指定業種の数それからこれは経緯が一体どうなっているのか、これについてお伺いします。
【次の発言】 九月まで大半の業種についてこれを延ばす、これは二十八日の官報に告示をする、こういうことですね。伝え聞くところによりますと、わが党の神崎……

第75回国会 商工委員会 第30号(1975/07/01、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に備蓄の安全性の問題について、これは主として消防庁にお聞きしたいと思います。  先ほどからの論議でも九十日備蓄についての安全性が非常に問題にされておる。先日衆議院を通過しましたコンビナート法、あれによっても非常に不十分であるということが明らかになりましたけれども、私は最初にちょっと具体的なケースを挙げまして、これでいいのかという観点から質問をしたいと思います。  和歌山県の下津に富士興産株式会社があります。これが原油基地の建設を四十七年に行いまして、現在十万キロリットルのタンク三基が山を削った敷地に設置されております。下津町といいますと、御承知だろうと思いますが、万葉の昔からう……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1975/02/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 長官の所信表明に関連して、若干の御質問を申し上げたいと思うのです。  最近の物価の動向でございますが、消費者物価あるいは卸売物価ともに、対前月比で見る限り、確かに上昇率は一時期に比べて低下しておるということについては、私も否定はしないわけですけれども、対前年同月比ですね、これを見ますと、たとえば卸売物価で見ますと、去年の十二月が一七%、ことしの一月が一〇・四%、消費者物価で見ますと、去年の十二月が二一・九%、一月が一七%、こうなっておるわけですね。特に対前年同月ごろ、つまり、四十八年から四十九年の一月にかけてと比較してみますと、そのころは例の石油危機あるいは買い占め、売り惜しみ、と……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1975/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 ガス料金の問題について少し質問したいと思いますけれども、公益事業部、見えていますね。  ガス事業法解釈例規集というのが帝国地方行政学会から出されておりますけれども、これは御存じですね。
【次の発言】 質問を聞いてくださいよ。ガス事業法解釈例規集というのが帝国地方行政学会から出されておりますけれども、これは御存じかどうかということです。
【次の発言】 これは通産省のガス事業課が監修されておる、こういうふうになっておりますけれども、間違いありませんか。
【次の発言】 これはいつつくられましたか。
【次の発言】 そこでお伺いをするわけですけれども、このガス料金制度の中に、大口用の特別料金……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1975/05/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 ホリデイと、それからエー・ピー・オーの方に聞きたいのです。ジェッカーの場合も私ずいぶん問題を持っておりますけれども、まず聞きたいのです。先ほど竹内参考人の方からお話がありましたように、ネズミ算でいくと、三十二カ月たつと全地球の人口が全部それに加盟しなければならない。これはやはり有限の中に無限をほうり込んでいくという一つの商法だと思うのですが、ホリデイにしても、あるいはエー・ピー・オーにしても、まさにマルチ商法そのものだと思うのです。  これは販売組織についての資料、あなた方が出したものだと思いますけれども、ピラミッドになっておりますね。そこで、ただ、いま竹内参考人の話にありました三……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1975/05/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 川口さん、それから岩本さんに少しお伺いしたいと思います。  まず、川口さんにお伺いしたいのは、故紙について言いまして、これは資源かごみかという、一番前提になる問題ですけれども、五十年一月一日付の紙業日日新聞によりますと、これは東京製紙原料協同組合の上田さんという理事長の方が書いておられますが、その中で、メーカーサイドはどうも故紙に対する価値観が十分でないのじゃないかということが書かれているわけですね。そして具体的には、いまのパルプ六〇、故紙四〇の割合を逆にしろということが書かれておりますけれども、この点で、コストと申しますか、単価の問題、それから技術上の問題をどういうふうにお考えに……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1975/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 先ほども話がありましたけれども、マルチ商法のことについて少し質問をしたいと思うのです。  先日やりました参考人からの聞き取りの中で、かろうじて一社は若干の反省を示したようなかっこうをとっておりましたけれども、来ておりましたあとの二社は全く反省の色がない。ところが、被害は続々いまでも出ておるというのが実態であります。  そこで、前々から言われておりますけれども、ホリデイマジック、これに対する措置をどうするのか、これを待って、というのが、通産省もあるいは公取の態度もそうであるということは、いまのお答えにもありました。そこで、ホリデイマジックの問題から少しお聞きしたいと思いますが、これは……

第75回国会 予算委員会 第4号(1975/02/01、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 いま荒木議員の方から、金融の問題についていろいろ御指摘がありました。大企業に太く有利に、そして中小零細企業に細く不利益に、これは、政府系の金融機関、これ一つ見ても明らかであります。と同時に、いま指摘のありました民間金融機関についても、この中小企業の細いパイプすら締めようとしておるという事実の指摘がいまなされました。  私は、さらにここで重要なのは、この大企業は膨大な集金機構を持っているということであります。一例を、ここで三井物産について指摘したいと思います。この「有価証券報告書」によりますと、どこから金を借りたか、長借の主要なものが載っております。ところが、これには「その他」という……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 戦後三十年たちました今日、戦前の旧財閥にかわる新しい大きな企業集団が生まれて、現にいま活動しております。しかもこれが日本経済に大きな影響を持つに至っております。その特徴は、これは公取の報告にもございますが、銀行、これと並んで商社がその中心を占め、大きな比重を占めておる、このことであります。その中で、いま独禁政策も、この点から新たな検討を加えなければならない、こういう時期に来ておることは言うまでもありません。公取は、この点について第二次の商社の調査報告を出されました。もっとも、こういったことはテレビのコマーシャルでも、三井グループとかあるいは三菱グループ、こういうことは堂々と出ており……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 商工委員会 第2号(1975/11/12、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 環境庁、来ていますね。それでは先に聞きます。  新しい形の公害として、いわゆる超低周波の騒音公害というものが最近目立っております。そこで、先に聞きたいのは、超低周波による公害と思われるような事例は全国でどのくらいあるのか。そしてまた、どういう症状を訴えておるのか、あるいはいつごろからこういうものはあるのか、まずその点から伺いたいと思います。
【次の発言】 それからその超低周波は、その周波数、それから主訴、被害の関係で言いますと主な訴えですが、音圧、デシベル、その関係もあろうかと思いますけれども、環境庁としていまの超低周波騒音公害、ヘルツないしはデシベルですね、周波数と音圧、これにつ……

第76回国会 商工委員会 第8号(1975/12/12、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 文部省が見えておりますので、まず先に信用保証協会の問題についてお尋ねしておきたいと思います。  信用保証協会による保証対象業種、これについては信用保険法の施行令に対象業種が列記されておるわけであります。この信用保証協会が信用保証するときに、信用保険法に基づく保険対象業種でなくとも保証はできるわけですが、実際には協会のリスクでこれを保証しなければならぬということになりますから、この対象業種に限られております。  そこで、私たちのところによく出されてくる要求は、いわゆるレッスンビジネス、たとえばそろばん塾とか、あるいは裁縫とか料理教室、こういうところが対象から外されておるわけであります……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1975/11/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私鉄運賃の問題について若干の質疑を行いたいと思います。時間が限られておりますので、簡潔に答弁願いたいと思います。  まず最初に長官にお伺いしたいわけですが、経済白書の冒頭に「公表に当たって」という一筆を書いておられます。これは八月八日付であります。これによりますと、何よりも重要なことは物価の安定を定着させることである、今回の不況はインフレが招いたものであり、したがって物価安定がなければ回復することができない点に留意しなければならない。八月時点でもやはり物価問題については、どうしてもとにかく安定させなければならないということを強調しておられます。これはまさにこの意味で私も同感でありま……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1975/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 きょうは野菜の流通問題について少しお聞きしたいと思います。  消費者物価指数の速報、これの十一月分によりますと、東京都の区部の指数は総合で一七六・四、野菜は一七二・五となっております。対前年同月比で見てみますと、総合が八・八%、野菜か一七・七%、去年に比べまして野菜の値上がりの異常な激しさ、これがこの指数の上であらわれておると思います。  野菜価格の安定問題は大変古くて新しい問題であります。農林省も最近、食品流通局長の諮問機関であります野菜制度研究会、これからの報告を受けたり、あるいは「生鮮食品流通の現状と今後の方向」という文書を出したりしております。  そこで、まず最初にお聞きし……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に私は労働問題についてお聞きをしたいと思います。  戦後、すべての公務員を含めまして、労働者がストライキ権を含む労働基本権の保障をかち取ったわけであります。ところが、占領下、マッカーサーの一片の書簡、これによって公務員労働者からスト権を剥奪し、その状態が、さらに政令二〇一号、そしてまた国内法の体系の中に組み入れられる、こういう状況が今日なお続いておる、こういう現状であります。 そこで、国際的にも、あるいは憲法の観点からも、このような違法な状態、違憲の状態がそのまま存置されておるということは、私は許されない、こう思うわけであります。その点について総理に、まず、公務員労働者のストラ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/06/09、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 じゃ、お尋ねいたします。  四十四年の七月ごろから大庭氏から頼まれてダグラス社のDC10の飛行機の確定発注ないしはオプションをやられた。最終的には確定発注が大庭氏からの四機プラス三井物産のリスクで二機、あと四機のオプション、これは間違いございませんね。
【次の発言】 先ほどの証言の中で、その後スペック、これは内装の仕様も含めて実務担当者との間で話を詰めて、全日空の方からダグラス社にも出かけるし、ダグラス社からも日本に出かけて話を詰めるということもやられておった。しかもこの交渉は若狭社長になった後もやっておられたわけですね。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第14号(1976/07/08、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に申し上げたいのは大蔵大臣の出席の問題ですが、突如きのうの夜になりまして出頭できないということが伝わったわけですけれども、これはきのうの要求した時点においては出席しないということはなかった。そういう点で、要求をしたにもかかわらず出頭しないということは、国会軽視、さらにはそれがロッキード隠しにつながるという点で、厳しくその点の指摘をして、質問を進めてまいりたいと思います。  ロッキードの真相究明について言いますと、これは捜査、それから当委員会を初めとする国政調査権の行使によって、かなりこの真相究明に迫ってきたということは事実であると思います。そして、運輸行政や、特に導入延期の問題……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第23号(1976/08/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に福田さんにお聞きしたいと思いますが、先ほどの同僚議員からの質問にもありましたけれども、ロッキード事件は田中逮捕、さらに起訴ということで、この事件の中核の一角に大きなメスが入れられたというふうに思うわけですね。この事件の性格なり本質は、私たちは金権政治さらに売国政治そして戦犯政治という、三悪の政治の凝結がこの事件にあらわれておるというふうに理解、把握をしておるわけですね。そういうような性格を持つがゆえに、例の国会での異例の決議、さらにそれを踏まえた上での五党首会談の合意、そして議長裁定という一連の経過があるわけです。三木内閣もこの真相究明、これは徹底してやらなければならぬという……

第77回国会 商工委員会 第5号(1976/04/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 ロッキードの疑獄事件と通産行政、こういう点で若干の質問を申し上げたいと思いますが、特に多国籍企業あるいは商社の問題を中心にしたいと思います。  ことしに入りましてから国会が再開され、インフレあるいは不況問題、これを国民本位の立場でどのように打開をしていくかという大変重要な問題の審議を始めた途端、あの二月の四日あるいは六日、外電が日本じゅう電波を介して衝撃的にかけめぐった。そして、その中で日本の政治の、あるいは経済の後進性、さらに多国籍企業の規制という問題が大きくクローズアップをされ、そして通産行政にとってみましてもこのロッキード事件は決して無縁ではない。それどころか、非常に深いかか……

第77回国会 商工委員会 第10号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 加藤参考人に最初にお伺いしたいと思います。  先ほども質問がありましたけれども、いま電力四社が大幅な値上げの申請をされておりますが、五十年度の下期のこの四社の決算書類は通産省にすでに渡っておるのかどうか、電事連の会長さんとして、加藤参考人にまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま通産省で認可をめぐっての査定が始まっておるわけですけれども、そうしますと、通産省にもまだ五十年度下期の決算書類は出ていないというふうに理解していいわけですね。
【次の発言】 今月末に大体各社そろうと思いますが、それがそろった場合に、すぐに当商工委員会にお出しいただきたい。これは電事連の会長さんにお願……

第77回国会 商工委員会 第16号(1976/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に、中小企業庁長官に一点だけお尋ねをして退席を願いたいと思いますが、去年の十二月に当委員会において私が、中小企業信用保険法の対象業種の拡大の問題について要求をいたしました。その中で、五月二十一日付の施行令で、学校教育事業、それから観光業、園芸サービス、これらを追加して施行令の中に入れた、これは結構なことでありますけれども、ただ私が要求した中に、小うたとか端うたとか、あるいは生け花、そういういわゆるレッスンビジネスの中でも個人経営のものを対象業種に指定しろという要求をしたわけですが、今回の施行令の改正ではこれは入ってないわけですね。これは十二月のときには早急に検討するという約束を……

第77回国会 商工委員会 第17号(1976/07/26、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 時間の関係もありますので端的にお聞きを申し上げるわけですが、私は、きょうここでお尋ねをしたいのは、巨大企業の企業構造、特に下請系列、これの持ついろいろな問題点であります。  とりわけ鉄鋼業の場合には、このピラミッドの形が富士のすそ野のように、下に行くと非常に膨大なすそを持っておるという特徴であります。そして、そこではいろいろな問題が発生しております。これは単に下請代金支払遅延等防止法等々の法律で律することのできないような問題もあります。ところが、実際にそれでは政府はこのような実態を把握しておるかどうかということになりますと、これはそうではない、実態の明らかでない部分が非常に多いとい……

第77回国会 商工委員会 第18号(1976/08/24、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 きょうはベンジジンの問題について質問をいたします。  いま私の地元であります和歌山におきましても、死の恐怖と直面しながら働いている労働者がたくさんおります。それはベンジジンの職業病の問題であります。いま労働者がみずから立ち上がりまして、職業病から化学労働者を守る会を結成して、またその仲間の中からもすぐれたレポートまで発表されるようになっており、まさに血の叫びがいま続けられております。まさにこのベンジジン禍は、今日化学労働者を死のふちに追いやっており、大変深刻な問題を提起しております。  そこで、最初に通産大臣にお伺いしたいわけでありますが、このベンジジン禍についてどのような認識を持……

第77回国会 内閣委員会 第9号(1976/05/18、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 まず、日米の捜査協力の関係についてお聞きしたいと思いますが、鹽野次官とソーンバーク刑事局長との間の協力取り決め、これがあり、さらに斉藤特使が派遣されました。そして、堀田検事も派遣されてまた帰ってこられました。  そこで、まず資料の点についてお伺いしたいわけでありますけれども、三次にわたってSECとかあるいはチャーチ委員会の資料を入手されて国内に持って帰られたということのようですけれども、現時点におきまして国内の捜査に必要なほとんどの資料がアメリカから入手されたというふうに理解をしていいのかどうか、その点まずお伺いしたいと思います。

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1976/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 ただいま、清水参考人あるいは谷川参考人の方から、収益状況の悪化が実態とは違うのではないか、あるいは電気事業についてはもっと開くべきではないか、こういうお話がございましたが、それに関連して若林参考人から少しお伺いしたいと思います。  あなたのところでは、ことしの一月から三月末、四月二日ごろまでだったと思いますが、売電されておる地域、青森から福島まで各民間放送に対して、東北電力がスポンサーとなって十分間の帯番組をずっと流しておられました。この中身を見てみますと、いろいろテーマはございますけれども、日本人はこれでよいのかとか、あるいは資源エネルギー問題、それから主婦の意識構造と、さまざま……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1976/05/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 いま話がありました消費者物価指数の問題ですけれども、政府の見通しによりますと、五十一年度で消費者物価は八%、このうちで公共料金については二%という見通しのように聞いておりますけれども、これは間違いございませんね。
【次の発言】 そのうち、いますでに審議が始まっておる国鉄あるいは電電もまたございますけれども、この国鉄あるいは電電について、これはどの程度見込んでおられるのか。
【次の発言】 「電力新報」の五月号で物価局長の喜多村さんがインタビューに答えておられますが、これによりますと、公共料金のうちで国鉄、電電、これの値上げで約一%だというふうに言われておりますけれども、いまのお答えで……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 長官に最初にお伺いしたいのは、先ほどの質疑にもございましたけれども、卸売物価がここ十カ月連騰しておる。消費者物価指数も、新年度に入りましてから二けた。特にいまお聞きしたいのは、その卸売物価はこの五十一年度、どの程度の上昇率ということで見込まれておるのか。そしてまた、その理由、原因は一体どこにあるのか。そのあたりを少しお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 昨年の七月からことしの四月までの物価指数の推移をずっと調べてみますと、この十カ月の中で七・六%連騰しておるというふうに私は試算で知ったわけですけれども、この調子でいきますと、これは年間四・八%どころか、八%ぐらいになるのじゃな……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1976/08/10、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 最初に水野参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほどから問題になっておりますように、値上げの申請の理由について、九電力とも収支が悪化、あるいは先ほどの工藤参考人のお話にありますように、東電の場合には収支が破綻するというようなオーバーな表現までされておる。三月期の決算を見ますと六百億の税引き利益、さらに内部留保が九電力合計しますと七千七百九十億、工藤さんは万と言われましたけれども、億ですね。こういう状態でなぜ収益悪化あるいは破綻というようなことが出てくるのか。これでは国民を納得させることができないと思うのです。田中参考人も言われたと思いますが、昭和六十年をめどに確か四十八兆円の設備……

第77回国会 予算委員会 第14号(1976/02/16、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 共産党の野間友一でございますが、機種の選定に関して、このエアバスを最初に選定する時期を、いつを目指してやっておったのか、これをひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 「ウィング」、これは業界紙ですが、四十五年二月十一日付のこの新聞によりますと、全日空では、同じ四十五年の三月の初めごろにこの機種を決定するのだということをあなたがインタビューで答えておる、こういう報道がありますけれども、少なくとも三月にこれを決めるということが最初の全日空の方針じゃありませんでしたか。
【次の発言】 それじゃ関連して聞きますが、このオプションの問題です。これは先ほども質問がありましたけれども、四十……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 松永委員の質問に対して、このピーナツ百個の領収について八月の九日にあなたがサインをした、サインをするときに持ってきたものは、日付と、それからワンハンドレッド・ピーナツと、それからあなたのサインの下のあなたの名前を印刷したもの、こういうことでしたね。これは間違いありませんね。
【次の発言】 これはあなたは余り考えずに気軽にサインをした。そうすると、持ってこられてその場でサインをした、これも間違いありませんね。
【次の発言】 これらについての話が事前にあったのかどうか、その点いかがですか。
【次の発言】 それはおかしいじゃないですか。あなたは大久保氏から、大久保氏以外の役員のサインがほ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 商工委員会 第4号(1976/10/13、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 大変出席者が少なくて遺憾ですけれども、質問を始めたいと思います。  まず最初に、通産大臣にお伺いをしたいと思います。  事業転換法についての質問でございますが、直接の関係はございませんけれども、いまの灯油等を中心とする石油製品、これの値上げをどうしても抑えろ、下げてくれということが中小企業者の切実な要求でもございます。そこで、あえて最初にお聞きしたいのは、去る十月一日の衆議院の予算委員会で、河本通産大臣は、円高による二百九十五億円の為替差益で石油会社の経営に余裕が出てきているので、灯油の価格を引き下げるように指導する、こういう答弁をされております。それ以来すでに十日余を過ぎておるわ……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、揮発油販売業法案の政府原案並びに自民党、社会党、民社党及び新自由クラブ四派共同提案の修正案と公明党提案の修正案に反対し、日本共産党・革新共同の修正案に賛成の討論を行います。  今回の政府原案は、石油元売会社や大手特約店の供給契約がなければ揮発油販売業についての登録を拒否するなど元売の系列支配を一層強化するとともに、揮発油の値崩れ防止条項を含むなど価格つり上げを保障するものとなっています。  同時に、四派共同提案の修正案についても、一部表現が変わってはいるものの、政府原案と本質においては変わりはありません。  そもそも、今日、中小揮発油販売業者の……

第78回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1976/10/21、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 同僚委員の方からお話ありましたけれども、きょうは福田副総理が、党内事情か何かわかりませんけれども、出席しないということについて、私どもも大変遺憾に思います。その点抗議をしながら質問をしたいと思います。  まず、最初にお聞きしたいのは、最近の物価の動向についてでありますけれども、小売あるいは卸売物価ですね、とりわけ大企業性製品、これの物価の高騰が目立っておると思うのです。卸売物価について言いますと、十五カ月間連騰に連騰を続けておるというのも、これまた事実であります。さらに、消費者物価の上昇を見てみましても、たとえば対前年比で見てみますと、工業製品、これについて大企業性製品が六・五%、……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 和歌山の北部臨海工業地帯、これは皆さんすでに御承知だと思いますが、このほとんどが下津港湾ですね。ここには密集しておりますですね。しかもこの工業地帯の中核は何かといいますと、国民から最もきらわれる公害工場、具体的に言いますと、住金の和歌山製鉄所、これは粗鋼生産が年間九百万トンで世界最大ですね。それから石油精製工場、これには丸善、東燃、富士興産、この三つがあります。日産で東燃が十八万バーレル、丸善が三万八千バーレル、富士興産が七万六千バーレルですね。これは日本有数の石油精製基地。この上に丸善がさらに二十五万バーレルの増設の準備をいま進めておる、こういう状態ですね。さらに関西電力が海南の……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○野間分科員 長官にまずお伺いしたいことは、去る二月の十四日の瀬戸内海環境保全の知事と市長会議、ここに出席されまして、十項目にわたる目標を提示されておりますけれども、これはもうのっぴきならぬところまで追い込められた今日、おそきに失するというふうに私は考えておりますけれども、それにしても、たとえば新規の埋め立てば当分やめる、事業が進行中のものも再検討する、あるいは工場の新増設には厳重な規制を加える。その他オイルタンカーの規制等々、十項目にわたって目標を示されておりますけれども、これは事実でございますか。
【次の発言】 そうしますと、もう一度確認をいたしますけれども、今後瀬戸内海海岸の埋め立てはや……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○野間分科員 農林大臣にお伺いしたいわけですけれども、けさの毎日新聞によりますと、昨夜大蔵省顧問の細見氏が派遣ざれた。ついては、対米ドル二〇%以上の円の切り上げの覚悟と、もう一つは、対米協調の実をあげるため、農産物の輸入の自由化でアメリカの要求に応ずるという政府の方針を持って米国に行ったということが報道されておりますけれども、この政府の方針、これは間違いないかどうか。  具体的に特に私がお伺いしたいのは、農産物の輸入自由化について、これは大臣がしばしば自由化は絶対しないということを言っておられますし、特に、二月の二十二日の段階でもその旨農水の中で言っておられるわけです。それについて大臣の所見を……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 時間が限られておりますので、簡潔にお聞きをしたいと思います。  本法案の特徴は、新たに事業団の業務として開発事業、これに必要な関連施設、これに対する資金の貸し付けあるいは債務の保証というのだと思うわけです。結論から申しますと、民間企業が利潤追求のために海外に進出していく。なぜ、貴重な国家資金を投入してこれらの企業を保護する必要があるのか、そういう非常に疑問に思う立場から質問を続けたいと思います。  たとえば、東洋経済の「海外進出企業総覧」というのが出ておるわけでありますが、これを見ますと、たとえばインドネシア、この投資目的、それからメリット別、この内訳を見ますと、企業の進出した中で……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1975/04/22、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 政府は、物価抑制が第一義的な課題である、その枠内で不況対策を講ずると何度も言明をされておりますけれども、現在でもそのとおりであるかどうか、まず御確認願いたいと思います。
【次の発言】 現在物価問題は新たな憂慮すべき事態を迎えておるというふうに私は認識をしておるわけです。一つは、経済企画庁が二月二十四日に発表した「転換期における企業行動に関する調査」、これがありますけれども、これによりますと、七〇%の企業が主力製品の値上げで利潤を確保しようとしておることは御承知のとおりであります。同じように経団連がアンケート調査を行って三月二十五日に発表したわけですけれども、それによりますと、大企業……

第75回国会 地方行政委員会商工委員会災害対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/19、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 私はラストバッターです。私は商工委員会に属しておりまして、例の出光の徳山事故の災害等の調査にも関係しまして、そのときに、コンビナートを一元的に規制する必要があるんだということの感を深くしたわけです。  今度の法案は、少し吟味をしましたけれども、一元化と言いながらばらばらであるということ、しかも中身が非常に乏しい。しかし、これらの点についてはすでにかなり議論が出ておりますので、重複を避けたいと私は思います。  石油化学コンビナートの災害防止の大きな柱の一つは、防災のための科学研究ですね。防災のための科学技術の飛躍的な進歩が一番必要になってくると思うんですね。いまこそ、部分的、局所的あ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本共産党・革新共同)

○野間分科員 私は、きょうは同和問題について総理府総務長官並びに関係者に若干の質問をしたいと思います。  御承知のとおり、同和対策事業特別措置法、それからこれに基づきますところの同和対策長期計画が策定され、ことしで六年目であります。同法は十年という時限立法、期限つきのものでありまして、残す期問わずか四年というのが現実でありますが、その過去六年間、これを振り返ってみて、この法律五条には目標が挙げられておりますけれども、この目標に対して政府はこれまでどのように取り組んでこられたのか、また、どのような効果をもたらしたのか、あるいはさらに、どのような問題点があるのか、こういう点について、まず簡潔に御答……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○野間分科員 私は、生活保護の問題について若干の質問を申し上げたいと思います。  憲法二十五条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」こういう規定がございます。これを受けて生活保護法が制定されておるわけでありますが、いまの保護基準なりの実態を見てみますと、およそ健康で文化的な生活とは似ても似つかない生活を強いられておるというように私は認識せざるを得ないと思うのです。五十年度の予算の中で二三・五%のアップというのが打ち出されておりますけれども、いままでの手直しの中で実質的には一四・四%にとどまる。たとえこれのアップをしても大きな影響はない、こう私は言わざるを得ないと……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/07、33期、日本共産党・革新共同)

○野間委員 値上げ絶対反対の立場から若干の質問をいたします。時間の制限がございますので簡潔にお答え願いたいと思います。  まずお聞きしたいのは、現在の電話の普及台数と、それからプッシュホンの普及台数、これをひとつ数字で端的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、普及率というか割合は五%以下ということですね。
【次の発言】 当面、五十一年から五十三年度にかけてのプッシュホンの普及計画の台数、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、約百五十万台ですね。端的に答えてください。
【次の発言】 このプッシュホンの特徴は一体どこにありますか。



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データ更新日:2023/02/05

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