このページでは山崎拓衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○山崎拓君 私は、自由民主党を代表して、ただいま上程されました文部大臣奧野誠亮君不信任決議案に対しまして、正当なる文部行政を擁護する立場から、反対の討論を行なうものであります。(拍手) 本決議案によりますと、まず奧野文部大臣が、今日まで暴言を繰り返してきたと主張し、不信任の理由といたしております。 これは、文部大臣の教育正常化に対するなみなみならぬ決意の表明がなされた発言のごく一部のみを取り上げて、あげ足とりを行なっているにすぎないのであります。しかも誤解を招いた発言につきましては、すでに釈明が行なわれているのであり、本決議案の提出は、いたずらに審議の引き延ばしと国会の混乱を招来せしめんと……
○山崎(拓)委員 私は、せっかくのよい機会でございますから、いままで各議員からいろいろ指摘されました個別的な問題ではなくして、最も基本的なことをお尋ねしたいと思います。 それは、商社の社会的な責任、それから社会的な役割り等について、今日、これまでるる御指摘があり、かつ皆さま方の御意見の開陳があったわけでございますが、私は、参考人の皆さんのお話を承っておりまして、それぞれの方のお持ちになっておる経営理念と申しますか、そういったものに若干の差があるのを、率直なところ感じておるわけでございます。そういった意味で、皆さま方に再度、商社の社会的責任と社会的役割り、経済社会の中での役割りと申し上げてもい……
○山崎(拓)委員 私は、このたび提案されました生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案に関連をいたしまして、物価対策諸般について御質問申し上げたいと思います。 去る四月十三日に日銀より発表されました卸売物価の統計によりますと、三月でございますが、前月比一・九%、前年同月比一一%という破滅的な上昇になっておるわけであります。これにつれて、すでに消費者物価も急騰をし始めておるわけでございますが、このような猛烈な物価騰貴の原因は何かということについてお伺いをしたいと思います。 さらに、元来、消費者物価は卸売物価との関連において考えるべきものでございますが、卸売物価の上昇率と……
○山崎(拓)委員 ただいま審議をされております国立学校設置法等の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をさしていただきたいと思います。 まず、質問に入ります前に、この委員会の委員の一人として特に発言をしておきたいことがあります。それは、この法律案の審議にあたりまして、今日まで故意にこの審議が延引されてきた経緯というものを私なりに感じておるわけでございまして、特に医学部並びに医科大学の設置に関する部分について切り離しをしろという提案がなされたわけでありますが、しかし、私は逆に、この部分が含まれておるということを理由に、この部分についてのみの質疑に今日まで終始して故意に審議を延ばしてきたと……
○山崎(拓)委員 学校教育法の一部を改正する法律案の質疑を行なわしていただきますが、その前に、本委員会のメンバーの一人といたしまして、一言申し上げたいことがございます。 それは、本国会第二回目の会期延長の初日におきまして、従来の陋習を破り、直ちに国会の審議を再開されました委員長の英断に対しまして深甚の敬意を表したい、かように考える次第であります。 私も一年生議員といたしまして、七カ月にわたって国会審議の実態に触れてまいったわけでございますが、その間、野党は反対のための反対、審議引き延ばしのための審議を繰り返してまいったわけであります。本国会、この文教常任委員会に提案されております重要法案の……
○山崎(拓)委員 ただいまの質問に関連してさらにお伺いをいたしますが、長洲参考人は消費者心理が今日の物価の高騰を生んでおる一つの原因であるという御指摘でございますが、確かにその面もあると思います。しかし十月、十一月ごろの物価騰貴の現象を見ておりますと、主として小売り物資の買い占め、売り惜しみが原因になっておるというふうに考えられるわけです。したがって、流通段階におけるこういった不当な行為、やはりそれを規制していくということがどうしても必要なのではないかと思われるわけでございまして、そういった観点から本法案はやはり緊急事態には適切に作用するのではないか、このように私は考えるわけですが、御意見いか……
○山崎(拓)委員 経済企画庁の物価局長にお伺いをいたしますが、このような自由経済に政府が介入していく際には、きわめて慎重に正当を期してやらなきゃいかぬわけでありますが、その際、基本的に必要なことは、情報を正確に収集するということであろうかと思うのです。 そこで、本国会でもすでに論議されましたように、物価調査官の任命等が非常におくれて、時期を逸しておったんではないかという点があるわけです。先般、一月末に 物価調査官三百四十一名でございますか、任命された。その後六百名まで拡大するという御発表でございましたが、その点はどういうことになったのか、また、その配置は、本省と地方部局でどういう割合にするの……
○山崎(拓)委員 ただいま四参考人から、流通と物価の関連の問題点につきまして御高見を承りましたことを、まずもって感謝を申し上げる次第であります。 そこで、私どもが最も関心を持っておりますのは、今回の物価の非常な高騰の真相と申しますか、基本的な問題点の所在であります。 そこで、ただいまのお話の中にも、流通近代化のおくれ等の御指摘があったわけでございますが、昨年一年間の物価の上昇と、それから昨年の特に十一月、十二月という後半における、石油危機によってもたらされた物価の騰貴とは、少し原因を異にしているのではないかと私は考えておるわけであります。 ずっと一年間、卸売り物価並びに消費者物価の非常に……
○山崎(拓)委員 まず企画庁の物価局長に最近の物価情勢につきましてお伺いをいたしたいと思うのです。 先般の総理府の発表によりますと、東京都区部の消費者物価指数が前年同月比で二三・九%上昇しておるということであります。卸売り物価は鎮静のきざしを見せておるけれども、消費者物価はこのようになお根強い騰勢を示しておるという実情であります。この消費者物価の上昇につきましては、季節的な要因あるいはゼネストの影響等があるといわれておりますが、その後特に生鮮食料品につきましてはなお高騰したままの状態を続けておるわけでございまして、きわめて消費者に強い不満を生ぜしめておる現状であります。そういう現状からいたし……
○山崎(拓)委員 まず経済企画庁長官にお伺いをいたしますが、けさの新聞を拝見をいたしますと、経済企画庁の報告によりまして、今春三二%賃金が上がったことによって消費者物価は一〇%、卸売り物価は九・五%押し上げられることになるということであります。また、今般電力料金の値上げが決定せられますとともに、引き続きガス、石炭、鉄鋼、石油化学製品、アルミ、米価、私鉄運賃、郵便料金等々、値上げが予想されておるわけであります。そういう現況を考えますときに、今後の消費者物価の動向がどうなってまいるかということは国民が深い関心を持っておるところであると思うのであります。 そこで、昭和四十八年度の消費者物価の指数を……
○山崎(拓)委員 前国会に引き続きまして学校教育法の一部を改正する法律案、すなわち教頭職の法制化法案につきまして、再度━━━━━質疑に立つわけでございますが、たび重なる審議のたびに野党は出席をしないのであります。みずからの支持しない法案については審議に応じないという野党の態度は、常日ごろ民主化を叫ぶ野党の態度としてはまことに理解できない、理解に苦しむ態度である、これをまず糾弾しなければならない、かように考えるわけであります。 先日、一般質問のおりに、わが党の深谷隆司議員から、文部大臣はなぜ所信表明のおりに教頭法制化法案に触れなかったのか、その点をただされたのであります。これにつきましては文部……
○山崎(拓)委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、田代文久君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ各位の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○山崎(拓)委員 高圧ガス取締法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、家庭用LPガスの対策にしぼって御質問を申し上げます。 まず、昨年の七月三十日に高圧ガス及び火薬類保安審議会の答申が出されております。この答申の中で、特に消費者保安対策として指摘かつ提言をされております諸点につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。 まず、消費者に対する啓蒙並びに指導の徹底ということがございます。現実に、ただいまの委員の御質問の中にも出ておったわけでございますが、最近LPガスの事故が非常にふえておるわけでございますが、事故の原因あるいは事故が発生しておる場所等につきまして、現状はどうかということ……
○山崎(拓)委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、田代文久君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ各位の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○山崎(拓)委員 それでは質問をさせていただきます。 さしもの狂乱を続けました物価も、最近はとみに鎮静してまいりまして、日銀が十四日に発表いたしました卸売物価指数は、昨年の十二月に比べまして〇・四%下落した、また、前年同月に比べまして上昇率は一〇・四%であったということでございました。福田副総理がかねてから中心となって推進してこられました総需要抑制政策の効果が功を奏しつつありますことを、非常に喜んでいる次第であります。 そこで、物価もようやく安定をしてきたということでございます。今般のこの物価の狂乱といいますか、インフレの原因としていろいろなことが考えられておるわけでございますが、その中の……
○山崎(拓)委員 学校教育法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 本法案は、大学院制度の改善を目的とするものでございますが、この法案の中身に入ります前に、高等教育のあり方全般につきましてまず文部大臣にお伺いをしてみたいと思います。 今日の大きな社会の通弊といたしまして、学歴偏重の問題がございます。この学歴偏重の問題を解消することなくして、今日の教育問題の中で最大の問題でございます受験地獄の解消は不可能なのであります。先般、永井文部大臣にお伺いをいたしました際に、永井文部大臣は、自分の在任中の最も大きな課題としてこの受験地獄の解消に取り組みたい、かようなお気持ちを披瀝され……
○山崎(拓)委員 それぞれの参考人の方にお伺いをいたしますが、私がお聞きする観点は、ただいまの最後の参考人のお話の中にも出てまいりましたが、この灯油価格というのは公共料金的な性格があるということは確かに間違いないことでございまして、そういうことからいわゆる灯油の適正化、コストを抑えていってメーカーの仕切り価格は一体どれくらいが適正か、それから流通段階における経費あるいはマージンというものは一体どれくらいが適正か、そして最終的にこの消費者向けの価格は、できるだけこれは安いにこしたことはございませんが、どのくらいに抑えられるか、こういう観点から、この価格はすでに行政指導がなされておることでもござい……
○山崎(拓)委員 文部大臣にお伺いをいたしますが、戦後三十年を経まして大変日本の経済というものが豊かになりまして、日本の国際的な地位も大変上がってきたわけでございますが、ただこの三十年を経まして非常に大きな転換期に来ておるのではないかという感じが私は強くいたしておるわけでございます。その一つの問題は、もちろん石油危機以来の経済のあり方あるいは日本の財政のあり方について反省もし、再検討もし、新しいやり方で再出発をしなければならぬということでございますが、それと同時に、大きな形で言えば、国民精神のあり方そのものの再検討期に入っているのではないかという考え方を私は持っておるわけでございます。というの……
○山崎(拓)委員 渡辺証人に質問いたします。 貴社の若狭社長が衆議院予算委員会において偽証の疑いをもって告発を受けつつあるわけでございますが、こういう事態は、去る三月一日の衆議院予算委員会における若狭、大庭両氏の証言に食い違いがあったために生じたものであります。食い違いのあった点は、若狭社長が、大庭前社長の行ったとされておりますダグラス社とのオプション契約について引き継ぎを受けていたのかどうか、またオプション契約の存在について知っておられたのかどうかという点にあるわけです。したがいまして、当時、専務であり現副社長のあなたが、その間の経緯につきまして一番よく御存じだと考えるわけでございますが、……
○山崎(拓)委員 松田証人にお尋ねをいたします。 去る一昨日、六月二十二日、貴社の沢雄次専務、青木久頼経理部長、植木忠夫営業本部長兼国際部長の三名の幹部の方が、東京地検並びに警視庁特捜本部に外為法違反容疑で逮捕せられました。率直に申し上げまして、きわめて衝撃的なニュースでございました。なぜならば、過般、二月十六日、衆議院予算委員会におきまして、証人喚問せられました貴社の若狭社長並びに渡辺副社長は、米国議会でロッキード社のコーチャン氏が、追加発注八機の契約を詰めるため、全日空に対し昭和四十九年七月十六日、十万五千ドルを支払ったと証言されたのでありますが、これに対しまして、一切受け取っていない旨……
○山崎(拓)委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、地方税法等の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付したいと思います。 原文の朗読により趣旨説明にかえさせていただきます。 地方税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本格的な低成長経済時代を迎えるにあたり、地方税制のあり方について根本的な検討を加えるとともに、すみやかに次の諸点について善処すべきである。 一 昭和五十二年度を目途として、国・地方を通ずる税源配分を再検討し、地方の自主財源 を充実強化するよう努めること。 二 住民税については、課税最低限の引上……
○山崎(拓)委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨説明にかえさせていただきます。 地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方財政をめぐる現下の厳しい諸条件を考慮し、左の諸点について善処すべきである。 一、来年度以降においても、引き続き地方財源の大巾な不足が見込まれる現状にかんがみ、地方交付税率の引上げ等を含め、地方行財政の抜本的改革について早急に検討し、昭和五十二年度を目途としてその実現を図ること。 二、昭……
○山崎(拓)分科員 今日、資源の問題が人類の未来を限るということが言われておるわけでございますが、食糧の問題と並びまして特にエネルギーの問題、これについてきょうは科学技術庁長官にお伺いをしたいと思います。 一次エネルギーのうち八五%を海外に依存し、かつまたその海外に依存するエネルギーの大宗を占める石油、この石油が第四次中東戦争でわが国に供給削減が行われるという事態が一昨年の暮れに発生をいたしまして、特に無資源国日本の置かれておる立場というものについて、国民が深刻な不安を来たしているわけであります。したがいまして、エネルギーの将来の見通しについて、国民の前に明確なとるべき施策を示すことが政治の……
○山崎(拓)分科員 私は、主として私学振興についてきょうはお伺いしたいのでございますが、その前に、初中局長に一問だけお伺いさしていただきたいと思います。 ことしは学習指導要領の十年に一度の改定期に当たっているそうでございますが、その機会にぜひお取り上げをいただきたい点がございます。それはLPガスの保安の確保に関する学校教育の推進についてでございます。 LPガスは、全国三千二百万世帯中、実に千九百万世帯をカバーいたしております。通常、都市ガスが家庭用エネルギーだとされておりますけれども、実際は都市ガスは千二百万世帯に供給せられているのみでございまして、LPガスの方がはるかに多くの世帯に供給せ……
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