このページでは山崎拓衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○山崎拓君 ただいま議題となりました五法律案につきまして、税制問題等に関する調査特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 最初に、議員提出のいわゆる税制再改革関連四法案の概要について申し上げます。 まず、消費税法を廃止する法律案は、消費税を平成二年九月三十日をもって廃止することとし、これに伴う経過措置等を講じようとするものであります。 また、消費譲与税法を廃止する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案の両法律案は、消費譲与税を廃止する等の措置及び消費税を地方交付税の対象税目から除外する等の措置を講じようとするものであります。 さらに、税制再改革基本法案は、税制再……
○山崎拓君 私は、ただいま提案されました国際連合平和協力法案について、自由民主党を代表して、海部総理ほかに質問いたします。 この法案は、申すまでもなく、国論を二分しかねないほどの重大な意義を持った大法案であり、国際国家日本の進路を左右し、かつ、憲法前文に示されているように我が国が国際社会において名誉ある地位を占めることができるかどうかを決するものであります。でありますがゆえに、国民の皆様に本法案の持つ意義を明確に理解していただけるように、海部総理の明快な答弁を期待いたします。 さて、去る十月十五日、ノルウェーのノーベル賞委員会は、一九九〇年度ノーベル平和賞をソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統……
○国務大臣(山崎拓君) 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 近年の地方圏における人口減少と東京圏における人口及び諸機能の過度の集中という状況の中で、地方の自立的成長の促進を図り、国土の均衡ある発展を実現することは、現下の内政上の大きな課題となっております。 こうした課題に対処するため、地域社会の中心となる地方都市及びその周辺の地域の市町村から成る地方の発展の拠点となるべき地方拠点都市地域について、地域における創意工夫を生かしつつ、広域の見地から、都市機能の増進及び居住環境の向上を推進するための措置等を講ずることにより、……
○国務大臣(山崎拓君) 高齢者、障害者が暮らしやすい住宅の整備についてお尋ねでございますが、高齢者、障害者に十分配慮した住宅の整備を推進することは、住宅政策上の重要な課題の一つと考えております。 このため、新築の公営・公団住宅における住宅内の段差の解消、階段の手すり設置等の一般化、高齢者・障害者用の便所、浴室の設置等に対する住宅金融公庫の割り増し貸し付け、厚生省と連携したシルバーハウジングの供給、高齢者向け増改築の手引きによる情報の提供等の措置を講じているところでございます。 住みなれた地域社会の中で暮らし続けたいという願いにこたえるため、今後とも、高齢者、障害者が暮らしやすい住宅の整備に……
○国務大臣(山崎拓君) 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 今回の地価高騰に対応した金融、税制等の総合的な土地政策の一環として土地利用計画制度の充実を図る必要があるとともに、最近の都市化の進展に対応して、良好な市街地の環境を整備し、都市の秩序ある発展を図ることがますます必要となっております。 この法律案は、このような状況にかんがみ、適切な住環境の保護等を図るための用途地域制度の整備、公共施設を備えた健全な市街地の整備とあわせて土地の有効利用等を図るための地区計画制度の拡充、市町村の都市計画に関する基本的な方針の創設、計画的な市街地の整備を……
○国務大臣(山崎拓君) 和田議員の御質問にお答えいたします。 私が独占禁止法の罰金引き上げに反対したという御指摘でございましたが、そういうことはございません。私が申し上げましたのは、独占禁止法の抑止措置の強化は必要であると受けとめますけれども、罰金の引き上げ額の検討に当たっては、中小企業が九九%以上を占めるという建設業の実態等を十分勘案した対応が望ましいということを申し上げた次第でございます。今回の政府提案の罰金引き上げ額は、関係方面と慎重に協議を重ねたものと承知をいたしておりまして、建設省といたしましても、このような措置は必要と考えております。 いずれにせよ、独占禁止法に違反する行為は決……
○山崎委員 一昨日、東西ドイツが統一をなし遂げました。現下の国際情勢を象徴的に物語る感動的な歴史的事件であったと私は思います。 一九六二年に私も、ベルリンの壁ができましてほどないころでございましたが、ベルリンを訪れたことがございまして、そのときは冷戦が深刻化する国際情勢でございましたので、そのことを思い起こしますとまさに隔世の感、時代の大変化を感ずる次第でございます。 そこで、ソ連のゴルバチョフ大統領は、自国の経済の行き詰まりもあってペレストロイカあるいは新思考外交を展開しつつあるわけでございますが、そのことによりまして今はポスト冷戦時代の始まりだと位置づけられているのでございます。我が国……
○山崎委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
本委員会に課せられました使命はまことに重大であり、委員長といたしましては、その職責の重大さを痛感いたしております。
甚だ微力ではございますが、委員各位の御鞭撻、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中村正三郎君の動議に御異議ありませんか。
○山崎委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。神崎武法君。
【次の発言】 次に、橋本大蔵大臣。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、公聴会開会承認要求の件についてお諮りいたします。
ただいま趣旨の説明を聴取いたしました各案につきまして、議長に対し、公聴会開会の承認要求をいた……
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
本日は、特に、伊藤茂君外七名提出の各案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤紘一君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 加藤紘一君の申し出につきましては、理事会で検討いたします。
伊吹文明君。
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
本日は、特に、内閣提出の法律案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村上誠一郎君。
【次の発言】 これにて村上君の質疑は終了いたしました。
次に、村井仁君。
【次の発言】 これにて村井君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後……
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
本日は、一昨日に引き続き、特に、伊藤茂君外七名提出の各案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柳沢伯夫君。
【次の発言】 これにて柳沢君の質疑は終了いたしました。
小杉隆君。
【次の発言】 森井忠良君、簡潔にお願いします。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いた……
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
本日は、一昨日に引き続き、特に、内閣提出の法律案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。和田静夫君。
【次の発言】 参考人要求に関しましては、理事会において協議いたします。
【次の発言】 これにて和田君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
……
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律
案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
本日は、去る十五日に引き続き、特に、内閣提出の法律案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。早川勝君。
【次の発言】 これにて早川君の質疑は終了いたしました。
次に、大木正吾君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。大木正吾君。
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
本日は、去る十四日に引き続き、特に、伊藤茂君外七名提出の各案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田誠一君。
【次の発言】 太田委員、全員にお聞きになりますか。
【次の発言】 これにて太田君の質疑は終了いたしました。
次に、村井仁君。
○山崎委員長 これより会議を開きます。
伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、各案審査のため、昨二十日、宮城県に委員を派遣し会議を開きましたので、派遣委員から報告を求めます。中村正三郎君。
【次の発言】 以上で派遣委員からの報告は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま報告のありました派遣委員の現地における会議の記録は、中村君の申し出のとおり、本日の会議録に参照掲載することに御異議あ……
○山崎委員 いよいよきょうから委員会の審議が始まりまして、国民の注視の中で議論が取り進められてまいるわけでございます。 とりわけ国連平和協力法案につきましては国民の関心が深いところでありますが、私は、国民がこの件につきまして深い理解を持つということが一番肝心なことではないかと思うのです。情緒的な判断が行われるということが日本の将来にとりまして重要な問題を提起するということになりかねませんので、この審議を通じまして国民の正しい理解を深めるように各党の質疑が行われることを期待し、私も全力を尽くしたいと思います。 実は、先日テレビを見ておりましたところ、ある東京の団地におけるテレビのインタビュー……
○山崎委員 第二班、沖縄班の派遣委員を代表して、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、高村正彦君、宮下創平君、日笠勝之君、自見庄三郎君、三原朝彦君、大木正吾君、川崎寛治君、児玉健次君と私、山崎拓の九名で、現地において、委員上原康助君及び古堅実吉君が参加されました。また、このほか、仲村正治議員、玉城栄一議員が出席されました。 会議は、沖縄ハーバービューホテルにおいて開催し、現地各界の意見陳述者の方々から、現在本委員会で審査中の国際連合平和協力法案について意見を聴取し、これに対して各委員より熱心な質疑が行われました。 意見陳述者は、沖縄県経営者協会副会長・専務理事宮城豊君、沖縄大学学長……
○山崎国務大臣 お答えいたします。
先生の御意見は傾聴しておりましたが、これは、先生の御意見について大蔵大臣ほか承っておったのでございますから、政府部内で検討することだと思いますが、建設省といたしましては、今回の例えば普賢岳災害につきまして、被災地域が非常に立ち入りにくい禁止区域になっているという実情を先生よく御案内と存じますので、予備費による対応は行っておりません。立ち入りが可能となりまして、復旧工事の実施が可能となりました場合に、関係機関と調整を図りながら適切な予算措置を講じてまいりたい、そういう考えでございます。
【次の発言】 大変貴重な御意見を承りましたが、建設省といたしましては、国……
○山崎国務大臣 このたび建設大臣を仰せつかりました山崎拓でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、建設行政は、住宅宅地の供給、道路、河川、下水道、公園の整備等、いずれも国民生活に密着した極めて重要なものであります。したがって、国民の要望に的確にこたえつつ、活力ある経済社会と安全で快適な国民生活を実現するため、その基盤とたる住宅、社会資本の整備を積極的に推進していくことが必要であると考えております。 今後は、生活大国の実現に向け、公共投資基本計画の趣旨を踏まえた住宅、社会資本の整備を積極的に推進していくとともに、地方の戦略的な整備を展開することにより国土の均衡ある発展……
○山崎国務大臣 お答えいたします。 我が国が宮澤政権のもとで生活大国づくりを目指しているのでございますから、そのためには住宅、社会資本の整備がさらに一層進められていくということが必要でございます。その意味におきまして、その事業を担っていく建設業界の近代化、国際化は当然重要な事柄であると存じます。このような建設業界の役割を、国民生活と産業活動の基盤づくりにふさわしい業界として近代化、国際化を図っていくということが基本的な考え方でございます。 先生御指摘の国際化につきましては、我が国建設市場は内外無差別かっオープンでございますが、昭和六十三年五月に、外国企業が日本市場の制度に習熟することを目的……
○山崎国務大臣 このたび建設大臣を拝命いたしました山崎拓でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 既に御承知のとおり、政府挙げての懸命の努力にもかかわらず、交通事故死者数は二年連続して一万一千人を超え、本年におきましても既に九千人を超えるとうとい人命が失われておりますことは、まことに憂慮すべき状況であります。 交通安全は全国民の切実な願いであります。私は、安全かつ円滑な道路交通の確保を図るため、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網を着実に整備するとともに、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画を策定し、歩道等の整備、交差点改良等の事業をより重点的、効果的に実施するなど、一層の……
○山崎国務大臣 建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。 建設行政の基本的な使命は、住宅・社会資本の整備等を通じて、国土の均衡ある発展を促進し、活力ある経済社会と快適で安全な質の高い国民生活を実現することにあります。 我が国は、目覚ましい経済成長を達成し、今や世界第二位の経済大国となり、一人当たり国民所得は世界の最高水準にありますが、一方で住宅事情の厳しさ、社会資本ストックの不足など、必ずしも国民生活の豊かさに結びついておりません。今後は、国民一人一人が豊かさとゆとりを実感でき、多様な価値観を実現できるような生活大国へと前進していくことが、本格的な高齢化社会を目……
○山崎国務大臣 貴志先生がおっしゃっております、都市計画の権限は基礎的自治体である市町村に与えるべきではないか、こういう御議論だと思いますが、それはそのとおりだと考えております。そして、現行の都市計画の考え方はそのとおりになっているのではないかと私は認識をいたしております。と申しますのは、都市計画は原則として市町村が決定をいたすところでございまして、地域に密着した都市計画制度である地区計画、特別用途地区、生産緑地地区等はすべて市町村が行っているところでございます。ただ、都市が広域化している実態等にかんがみまして、広域的、根幹的なもののみ都道府県知事が決定する、そのような仕組みになっていると存じ……
○山崎国務大臣 ただいま議題となりました公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 国民の土地保有意識の高まりなど用地取得をめぐる環境が厳しさを増す中で、社会資本整備に不可欠な公共用地等を円滑に確保するためには、その先行取得を積極的に推進することが必要であります。 公共用地等の先行取得については、既に公有地の拡大の推進に関する法律に基づいて、届け出または申し出に係る都市計画区域内の土地を先買いする制度が存するところでありますが、近年、都市間を連絡する高速自動車国道など、都市計画区域外におい……
○山崎国務大臣 ただいま先生が御指摘されました土地基本法の理念を踏まえまして、今回の法律も改正を試みようとするものでございます。
【次の発言】 ただいままでさまざま貴重な御意見を承ったところでございます。
公有地確保のための施策は幾つもございますが、そのうちの一つといたしまして、今般の法改正を行おうとするものでございます。この施策を通じまして、公有地の確保につきまして一段と努力を続けたいと思いますが、その際、先生御指摘の土地開発公社の経営の健全化に十分留意を払いまして、かつまた、地方公共団体とも十分連携をとり、最後の締めくくりの御質問でございました事業規模の確保につきましても、今後その充実を……
○山崎国務大臣 第八次治水事業五カ年計画は、投資規模十七兆五千億といたしております。その事業は、次の三つの基本的な方向に沿っているものでございます。 まず第一に、時間雨量五十ミリ相当の降雨に対処し得る治水施設を二〇〇〇年に概成することを目標といたしまして、安全な社会基盤の形成を行。いたい、これが第一点でございます。次に第二点は、先ほど佐々木委員がお述べになりました点でございますが、良好な水辺空間を整備していく等、水と緑豊かな生活環境の創造を目標とするものでございます。第三点は、超過洪水、異常渇水、火山噴火等に備える危機管理施策の展開を目標といたしておるのでございます。 以上の基本方針に沿い……
○山崎国務大臣 まず財源のことでございますが、御案内のとおり、一九九〇年代に四百三十兆円の公共投資を行うこととなっております。その公共投資の使途と申しますか、方向性は、一つは、国土の均衡ある発展に資する方向で使いたいということが一つございます。それからもう一点は、今宮澤内閣が掲げております生活大国づくりの方向に資する使い方と申しますか、使途を考えたいと存じます。そういう次第でございますから、この拠点都市法は、そのいずれの目的にも沿う施策でございますので、当然公共投資の重点的な配分がこの施策に行われる、そのように承知いたしております。 それから第二点は、六省庁が共管いたしましてこの法案を提出い……
○山崎国務大臣 地方の時代がうたわれ、四全総におきまして多極分散型国土の形成が目標とされましたにもかかわりませず、一極集中がなお進行いたしておるということは事実でございます。また、多くの県におきまして人口が減少を来しておるということも事実でございまして、私どもといたしましては、この法案の成立を待ちまして、地方の時代が真に確立され、多極分散型国土が形成される大事な切り札にしてまいりたいと考えているところでございます。 この法案は、地方におきましても、例えば三十六の県庁所在地で人口が増加していること等にも見られますように、地方は地方におきまして一極集中が起こっておる。その原因をただしてみますと、……
○山崎国務大臣 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいま議決になりました附帯決議の趣旨を十分に尊重してまいる所存でございます。 ここに、委員長を初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○山崎国務大臣 ただいま議題となりました都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 今回の地価高騰に対応した金融、税制等の総合的な土地政策の一環として土地利用計画制度の充実を図る必要があるとともに、最近の都市化の進展に対応して、良好な市街地の環境を整備し、都市の秩序ある発展を図ることがますます必要となっております。 この法律案は、このような状況にかんがみ、適切な住環境の保護等を図るための用途地域制度の整備、公共施設を備えた健全な市街地の整備とあわせて土地の有効利用等を図るための地区計画制度の拡充、市町村の都市計画に関する基本的な方……
○山崎国務大臣 大変いろいろと御配慮をいただきまして、ありがとうございます。 先生が御指摘をされましたとおり、東京への一極集中が進行いたしまして、先生お挙げになりましたとおり、職住の遠隔化でございますとか住宅の取得難等々の問題が深刻化いたしておるところでございます。一方、地方におきましては、若年層の流出等が顕著でございまして、地方の活性化が叫ばれている現状でございます。 さらに、今般の地価高騰問題が発生をいたしまして、大都市地域を中心に住宅地の地価の上昇、住環境の悪化を招きまして、都市計画中央審議会におきましても土地利用規制を詳細化すべきであるという指摘が行われたところでございます。 こ……
○山崎国務大臣 ごもっともな御指摘だと存じます。障害者福祉あるいは高齢者福祉、常に念頭に置きまして、各般の施策が講ぜられるべきものと考えております。 建設省といたしましても、従来から公営住宅、公団住宅での設計上の配慮でありますとか、あるいは歩道の段差の切り下げでございますとか、各般の施策を講じておるところでございます。あるいは、地方公共団体が行う障害者・高齢者対策に資するように、設計指針の普及でございますとか、あるいは融資制度の整備を通じまして、これは住宅の関係でございますが、指導をしてまいったところでございます。 今後とも先生の御指摘を十分体しまして、障害者福祉、高齢者福祉の観点から都市……
○山崎国務大臣 渋谷委員御指摘のとおり、昭和六十三年の地方制度調査会の答申でございますが、ここには、都市計画は市町村の事務とすること、並びに都市計画に関する国の関与を廃止することとの提言がなされております。 しかし、現行の都市計画制度におきましては、原則といたしまして市町村が都市計画を決定するということになっておりますし、実態の都市が広域化していることにかんがみまして、広域的、根幹的な都市計画は知事が決定する、また、知事が決定する都市計画のうち、国道等の国の利害に重大な関係のあるものにつきましては建設大臣の認可を要するものといたしておるところでございます。 都市計画における権限配分につきま……
○山崎国務大臣 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま修正議決されましたことを深く感謝申し上げます。 今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいま議決になりました附帯決議の趣旨を十分に尊重してまいる所存でございます。 ここに、委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○山崎国務大臣 交通安全対策に関する諸施策について、私の所信を申し述べます。 近年の道路交通需要の増大と多様化に対処し、安全かつ円滑な道路交通在確保することは、極めて重要な課題でありますが、平成元年以降三年連続して一万一千人を超えるとうとい人命が交通事故により失われており、まことに憂慮すべき状況にあります。 これに対処するため、緊急に交通の安全を確保する必要がある既存の道路につきましては、昭和四十一年度以降特定交通安全施設等整備事業に関する計画により、総合的かつ計画的に交通安全施設等の整備拡充を図ってまいりましたが、平成四年度におきましても第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画の第二年……
○山崎国務大臣 先ほど来の御議論を承っておりまして、自転車駐車場と申しますか駐輪場の積極的整備は必要なものと痛感いたしていた次第でございます。既に普及率は二人に一台以上と認識をいたしております。 従来、建設省では、駅周辺等の路上における放置自転車の解消のために、昭和五十三年度以降でございますが、各種補助制度及び融資制度を創設いたしまして、地方公共団体の実施する自転車駐車場整備及び民間による自転車駐車場整備を推進してまいりました。そこで、平成四年度からは、さらに街路事業による補助制度を拡充いたしまして、ただいま申し上げました従来の駅周辺に加えて、中心市街地における自転車駐車場の整備についても推……
○山崎国務大臣 お答えいたします。 ただいま大変いい質問をしていただきまして、まことにありがとうございます。建設大臣はなかなか答弁の出番がないのでございますが、一九九〇年代は、私は建設省の出番である、そのように考えているのでございます。 と申しますのは、ただいま先生が御指摘になりました宮澤内閣の内政の柱でございます。この内政の柱は、生活大国づくりということでございまして、その生活大国とは何ぞやということで、先生の御紹介いただきました六項目が過日の施政方針演説の中で述べられたのでございます。 その第一が、「住宅や生活関連を中心とする社会資本の整備により、環境保全も図られ、快適で安全な質の高……
○山崎国務大臣 私は長年先生と同じような感想を持ったこともございますが、建設省に参りまして、全国の四十七都道府県あるいは三千三百の市町村がいかに社会資本の充実を強く望んでいるか、その情熱のあらわれでもございまして、その熱意に動かされる点も多々ございます。この問題の評価はいろいろあろうかと思いますが、いずれにいたしましても政治は情熱であるという観点も無視できないと存じます。
【次の発言】 先輩にお答えいたします、
地方建設局め所掌する工事等に係る契約の締結等の事務につきましては、支出負担行為担当官である地方建設局長が行うこととなっております。原則として、予定価格が一億円以下の工事、計画、調査、……
○山崎国務大臣 お答えいたします。 先生のおっしゃいますとおり、東京都内では、路上駐車台数は約二十三万台、その約九割が違法駐車という実態でございます。一方、現在の駐車場の供給実態を見ますと、届け出に係る駐車場の場合でございますが、民間が約四分の三、第三セクターを含む公的主体によるものが約四分の一となっておるのでございます。 そこで、建設省といたしましては、昨年、道路法及び駐車場法の一部を改正いたしまして、道路管理者が設置する自動車駐車場の利用者から駐車料金を徴収することができるようにいたしました。また、交通安全施設等整備事業による駐車場整備制度の創設等、駐車場対策の一層の充実強化を図ってま……
○山崎国務大臣 ただいま細かい数字をお挙げになりまして御質問ございましたのでございますが、先生御案内のとおり、政府は第六期住宅建設五カ年計画を持っておりまして、その計画期間中の住宅建設戸数は総計七百三十万戸でございますが、そのうち公的資金による住宅建設戸数が三百七十万戸でございます。年々に住宅建設戸数にいろいろとばらつきはございますけれども、この計画は完全達成を期しておるのでございまして、とりわけ公的資金による住宅建設戸数三百七十万戸は確実に達成をいたしたいと考えております。 特に、御指摘の公共賃貸住宅につきましては、ファミリー向けの賃貸住宅等に重点を置きまして、積極的に供給を促進してまいり……
○山崎国務大臣 お答えいたします。 先生の雲仙・普賢岳噴火災害に対する真摯な御姿勢と申しますか、情熱に対しまして深甚の敬意を表する次第でございます。 私ども建設省にお尋ねをいただきました諸点につきましては、もちろん基本的には、イエスかノーかと言われればイエスなんでございますが、いろいろ専門的な技術的な対策について御質問がございましたので、担当局長よりお答えをさしていただきたいと存じます。 去る二月二十二日に県知事が砂防計画の基本的構想、先生のおっしゃるスーパーダム構想を地元に御説明をなさったのでございます。この線に沿いまして、建設省といたしましても砂防事業がいち早くできるように努力をいた……
○山崎国務大臣 先生の御指摘のとおり、大規模な地震災害から都市住民を守るためには、避難地及び避難路の確保が極めて重要でございます。そういうところから都市局長の通達が出されたのでございます。 その避難地として機能するのが都市公園と考えまして、都市公園の整備を積極的に推進してまいっているのでございます。いわゆる南関東六都県市における都市公園面積は一万一千二百ヘクタールでございます。これは一人当たり三平米ということになります。今後さらに平成三年度から第五次都市公園等整備五カ年計画に入りますが、より一層整備を推進してまいりまして、避難地確保に努めてまいりたいと存じます。
○山崎国務大臣 公共事業の入札は、会計法令等によりまして厳正公正に行われていると信じております。天の声というのは何であるか存じません。
【次の発言】 先生は埼玉県の事例をお挙げになったのでございますが、先生の御指摘によると、天の声が「まあ首長といえば県知事ということになりますが、また国会議員のいずれかが天の声を出したんではないか、こういうお話でございますが、一切そういうことは存じておりません。
それから、先ほど申し上げましたとおり、今後とも公共事業の入札、発注等に関しましては、会計法令等に従いまして公正、厳正に行っていくようにいたしたいと考えております。
○山崎国務大臣 このいわゆるPL法の対象といたしまして不動産をお考えになっているんではないかと存じます。不動産は一品受注組み立て産業という表現を実は聞きましたが、いわゆる請負契約に基づきまして注文者の指示に基づいて個別に建設されるなど、自動車、薬品等と違った特殊性を持っていると考えております。民法上の瑕疵担保責任や不法行為責任等、現行制度でも消費者の保護が図られていると、そのように考えているのでございます。
いずれにいたしましても、経済企画庁等関係省庁と十分協議をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 市街化区域内の農地につきましては、昨年の通常国会におきまして地方税法が改正されまし……
○山崎国務大臣 お答えします。 近年、大都市周辺の丘陵開発が進んでおりますところから、先生御指摘のような宅地造成に伴う災害の発生のおそれが著しい土地につきましては、都道府県知事が宅地造成工事規制区域に指定いたしまして、宅地造成工事をその許可にかからしめて擁壁や排水施設等に関する技術的審査を行うことにより災害の防止を図っているところでございます。また、都市計画区域内におきましても、同様に都市計画法に基づく技術水準を遵守させることによりまして安全な市街地が形成されるように努めているところでございます。 今後とも、このような丘陵開発に当たりましては、これらの法令の適正な運用を図ることによりまして……
○山崎国務大臣 有料道路の割引制度に関しましては、身体障害者のうち肢体不自由児・者につきまして既に適用せられておりますことは御案内のとおりでございます。障害者が持っております苦痛やハンディを幾らかでも軽減したいという配慮であると思うのでございます。 ただいま日笠先生御指摘の精薄者介護者に関しましても、これは障害者福祉政策全般の中で措置すべきものでございますが、有料道路制度の問題の一つとして取り上げさせていただいておるところでございます。現在、道路審議会で本件につきましても御討議いただいておるところでございまして、道路審議会の考え方がまとまりましたら、それを受けまして関係省庁とも十分協議いたし……
○山崎国務大臣 ただいま議題となりました住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 住宅金融公庫は、かねてより国民の住宅建設に必要な資金を融通することにより、国民の住生活の安定と社会福祉の増進に寄与してまいったところでありますが、今後なお一層国民の良質な住宅の取得の促進と良好な居住環境の確保を図っていくためには、所要の制度の改善措置を講ずることが必要であると考えられます。 この法律案は、以上のような観点から、平成四年八月二十八日に決定された政府の総合経済対策の中で、早急に実施することとされている既存住宅に対する……
○山崎国務大臣 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすよう努めてまいる所存でございます。 ここに、委員長を初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○山崎国務大臣 国土の均衡ある発展あるいは一極集中の是正等を進めてまいりますためには、地方の社会資本の整備等が必要であろうかと存じますが、その際に、地方への権限委譲あるいは地方分権をいたしまして、地方の自主的な力、自立的な力を強化するということは当然必要であろうと存じます。とりわけ、地域に密着いたしました社会資本の整備という点については、殊さらにそのことが言えるのではないかと考えております。そこで、建設省といたしましても、臨時行革審の答申等を踏まえまして、今日までも地方への権限委譲につきましてはこれに誠心誠意取り組んできたつもりでございます。今後ともそのような態度を保持いたしたいと考えておりま……
○山崎国務大臣 お答えいたします。 買いかえ特例の復活が地価の高どまりあるいは下支えになるんではないかという御懸念が一部にあることは承知をいたしておるところでございます。しかしながら、宮澤内閣の内政上の最大の課題は生活大国づくりでございます。その生活大国づくりの中でメーンになりますのは、やはり先生がただいま御指摘になりましたような住宅の充実であろうかと思うわけでございます。 したがって、例えばシンボリックな目標といたしまして年収の五倍程度で持ち家を取得できる方向で努力するということがございますが、同時に、先生のお話のとおり、居住水準を切り上げていくということが本来的な住宅政策ではないかと考……
○山崎国務大臣 居住用財産の買いかえ、住みかえによりまして居住水準を上げたい、そのためにインセンティブとなるべき買いかえ特例を復活させたい、そのように考えておるわけでございます。 先生のお話によりますと、現在でも三千万円の譲渡益控除の特別措置があるじゃないか、それでほとんど含まれるんじゃないかというお話でございましたが、いろいろ調査結果を見ておりますと、首都圏の場合でも、戸建てのケースで三千万円を超えるものが約四割あるわけでございます。マンションのケースでも一、二割あるのでございます。したがいまして、もちろん先生のお話にありました軽減税率もございますが、それがございましても、やはり住みかえを……
○山崎委員長代理 長谷委員、時間が参りましたので、手短にお願いいたします。
【次の発言】 次に、倉田栄喜君。
○山崎委員長 これより会議を開きます。 伊藤茂君外七名提出、消費税法を廃止する法律案、消費譲与税法を廃止する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案及び税制再改革基本法案並びに内閣提出、消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案について公聴会を行います。 この際、御出席の公述人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 公述人各位におかれましては、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。審査中の各案に対する御意見を拝聴し、審査の参考にいたしたいと存じますので、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 なお、御意……
○山崎委員 自由民主党の山崎拓でございます。 本日の各公述人のそれぞれ御見識をお述べいただきまして本法案の審議に御協力いただいておりますことを、心から敬意を表します。 まず、齋藤公述人にお伺いをいたしますが、齋藤公述人がみずからの体験としてお述べになりました事実関係の中で、一九五八年に当時のハマーショルド事務総長からレバノン監視団に対する自衛隊将校十名の参加を要請された、しかし、そのときは憲法上の事由でお断りしたという陳述がございましたけれども、これは憲法上の理由ではなくて我が国の自衛隊法上等の法律上の理由でお断りになったのではないか、そのように思いますが、いかがでございましょうか。
○山崎国務大臣 ただいまの先生が御指摘をされました過去の一連の地方分散政策と申しますか、各種立法のあり方につきましては、ただいま自治大臣がお答えになったとおりでございますが、それはそれなりに一定の役割を果たしてきたと存じております。 さはさりながら、御指摘のとおり、国勢調査を見ておりますと、十八道県にわたりまして人口の減少が見られ、東京一極集中が現に進行中であるということも事実でございます。それには幾つかの原因があると思いますけれども、東京は人口を吸収する魅力を備えておることは事実でございまして、その魅力があります間はこれを防ぐことはなかなか難しいということでございます。そこで、東京の魅力を……
○山崎国務大臣 地方振興局長が使われた無味乾燥という意味でございますが、私は横で聞いておりまして、適切な表現ではないと感じましたが、そのおっしゃっている意味は、基本方針はいろいろと回りくどくレトリックをつけて説明するようなものではなくて、その骨子だけあっさりと述べたい、書きたい、そういう意向を述べられたものと解釈をいたしました次第でございます。表現としては、学のある方にしては適切でないということは、私も感じました次第でございます。
【次の発言】 広域的な見地からと申しますのは、当該拠点都市地域、整備地域のみならず、その範囲を超えました広域という意味でございまして、せっかく拠点都市地域として整備……
○山崎国務大臣 建設省関係の平成四年度予算について、その概要を御説明いたします。 建設省所管の一般会計予算は、歳入二百三十四億五千万円余、歳出四兆八千五百七十五億五千九百万円余、国庫債務負担行為五千九百五十九億九千二百万円余でありますが、建設省に移替えを予定されている総理府所管予算を合わせた建設省関係の一般会計予算では、歳出五兆五千九百十二億七千万円余、国庫債務負担行為六千三百四十三億三百万円余を予定いたしております。 次に、建設省所管の特別会計予算について御説叩いたします。 まず、道路整備特別会計では、歳入歳出とも三兆六千四百五十六億四百万円、国庫債務負担行為五千五百六十七億五千万円余……
○山崎国務大臣 私からお答えをさせていただきます。 ただいま先生が力説をされました平成九年度の明石海峡大橋の開通、それに合わせまして徳島−川之江間の開通をぜひ頼む、こういう御趣旨であったと思いますが、このことが成就いたしました場合に、先生の御地元の徳島市を初め徳島県全体、四国全体にいわば動脈が走り、血液が流れる、そのような感じがいたすわけでございます。そのような方向に向けまして努力をしてまいりたいということを、この際申し上げておきたいと存じます。 先ほど来、道路局長との間で、四国内の縦貫、横断高速自動車国道の整備につきましていろいろと御議論をいただいたところでございます。来る平成四年四月十……
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