このページでは服部安司衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(服部安司君) 御指摘の極左暴力集団の破壊活動分子のとりでに電話架設の問題につきましては、一部のいわゆる団結小屋に、電電公社の加入電話は架設されていると聞いております。この加入電話が違法な行為に利用され、大変な御迷惑をおかけいたしましたことは、心から遺憾の意を表したいと存ずるところでありまするが、犯罪の拠点になっている根拠地に電話を架設するなどはまことにいかがかとも思いまするが、残念ながら現在の電電公社の経営のあり方からいって、正規の手続をとられた場合には、予算の許す範囲内において架設せねばならないという事情もあります。しかしながら、現地報話局では、十二分にこの居住の証明などの提出を……
○国務大臣(服部安司君) 御指摘の郵便貯金の利率につきましては、郵便貯金法第十二条において、預金者の利益の増進に考慮を払うとともに、あわせて民間金融機関の預金の利率についても配意をしなければならないとされていることは御承知のとおりであります。 私といたしましては、郵貯金利は決して公定歩合と直接関連するものではないという基本的認識のもとに、預金者の利益を最大限に守らねばならないということで、諸情勢の推移を慎重に見守ってまいったところであります。 しかしながら、民間金融機関の預金金利は、来る四月十七日から引き下げることをすでに去る三月二十二日に決定いたしておりますことは御案内のとおりであります……
○服部国務大臣 お許しをちょうだいいたしまして一言ごあいさつを申し上げます。 このたび郵政大臣を拝命いたしました服部安司でございます。 改めて申し上げるまでもなく、郵政省の業務は郵便貯金、簡易保険、電気通信、電波、放送など国民の日常生活に深い関係を持ち、いわば国民の神経とも言うべき行政を担当いたしておりますので、当委員会の皆様方の御指導と御協力をいただき、国民の立場に立って当面する各種の問題に対処いたしまして、その重責を全ういたしたいと考えております。 また、御承知のとおりに郵務事業は約三十二万の職員によって運営されておりますので、特に私は正常な労使関係の確保をいたしまして、職員全員一致……
○服部国務大臣 このたび郵政大臣を拝命いたしました服部安司でございます。 改めて申し上げるまでもなく、郵政省の業務は、郵便、貯金、簡易保険、電気通信、電波、放送など、国民の日常生活にきわめて深い関係のあるものでございます。いわば国民の神経というべき行政を担当するわけでございますが、当委員会の皆様方の御指導と御協力をいただいて、国民の皆様の立場に立って当面する各種の課題に対処し、その責任を全ういたしたいと考えておりますので、何とぞ皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。 また、何と申しましても、この郵政事業は約三十二万の職員によって運営されております。正常な労使関係を確保することがすなわ……
○服部国務大臣 最近は電話料金の不当要求に絡んでいろいろと社会問題化していることは御案内のとおりでありまして、私も、この問題について就任以来真剣に取り組んでまいったつもりであります。 と申しますのは、御指摘のとおりに公共事業でありますから国民の絶対的信頼を受けねばならないという立場から、監督官庁の長としてあらゆる機関を動員いたしまして検討を重ねてまいりましたが、戦後の電話の普及は想像以上でありまして、現在三千五百万台。国民の要求にこたえるために積滞解消に力点を置いた結果の一つのひずみだと私は理解いたします。 しかし、いかなる理由があっても、例外的な場合といえども、一件たりとも不当な料金請求……
○服部国務大臣 逓信委員会の皆様には、平素から郵政省所管業務の適切な運営につきまして格別の御尽力をいただき、ここに厚く御礼を申し上げます。 所信表明をいたす前に、一言おわびを申し上げたいと存じます。 それは、御承知のとおりに、先般神奈川県下の郵便局において高額な定額貯金横領等事件が発生いたしました。郵政事業に対する国民の皆様方の御信頼を裏切るような、きわめて悪質な犯罪でございました。まことに遺憾に存ずるとともに、心から深くおわびを申し上げる次第でございます。 私は、早速国民の皆様方の御信用を回復するために全力を挙げて今後も取り組んでまいる所存でありますが、御承知のとおりに、まず本省に郵政……
○服部国務大臣 お答えいたします。 御指摘のとおり、この補償措置については三つのケースがございます。まず一つは現職の時代のもの、それから局長を退職してからの問題、いま一つは個人貸借の問題で、前者二つは全部補償するべきであるという措置を確かに私はとりましたが、これにはまたこういった理由があります。 ほとんどの方々が高齢者で、しかも自分の老後のことを考えて、保育所の用務員であるとか、また掃除婦のおばあさんであるとか、こういった方々が勤労から得た収入を細々と長きにわたって貯蓄し、自己の老後の保障にしたいということだったのがこういった不心得者のために将来について大きな悲観をし、不幸な事態を招くとい……
○服部国務大臣 お答えいたします。 ただいまの堀之内先生の近距離、長距離の料金格差についての御指摘に対して、総裁並びに営業局長の答弁を聞いておりましたが、私もいささか矛盾を感じております。しかし、今日までの歴史の背景という言葉を使っておられましたが、私は一層抵抗を感じておるわけであります。 本来、私の立場からいたしますと、先ほどの営業局長の画一料金の電報料金の説明のくだりで、受付並びに配達の経費が三分の二で、技術の進歩で伝送料金は三分の一だと、ここではっきりと技術の進歩での遠距離、近距離の格差の矛盾をみずから認めているわけでありますが、一面、私は、最近非常に国内の交流が激しくなりまして、こ……
○服部国務大臣 お答えいたします。
今日、国民の日常生活に占めるテレビジョン放送の比重は御指摘どおりますます高くなっておりまして、社会教育、青少年教育または経済、日常生活への効用は非常に大きい。これも御指摘のとおりと理解いたしております。したがいまして、この重要な役割りを持つ放送業務について、的確かつ正確、しかも国民本位の放送内容の充実、向上に寄与する放送を行うよう努めてまいったと考えておりますし、今後も鋭意努力を続けて国民の期待にこたえたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
あらゆる角度から資料を収集されまして、それを科学的に、またとうとい体験の上か……
○服部国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定によりまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について概略を申し上げます。 事業収支におきましては、事業収入は前年度に比べ五十三億五千万円増の二千百六十一億六千万円、事業支出は前年度に比べ二百二十億二千万円増の二千百九十一億円となっております。この結果、事業収支における不足額は二十九億四千万円となっております。 資本収支におきましては、昭和五十一年……
○服部国務大臣 NHKの経営状態について、名医の診断を待つ時期に来たと、非常に憂慮しているという御意見と理解いたします。 いろいろと過分の御心配をちょうだいいたしまして、大変ありがたく御礼を申し上げますが、私は、名医の診断はいついかなるときでも絶えず受ける気持ちでいることがすなわち経営努力だと、そのように理解をいたしております。したがって、堅実な経営基盤の上に公共放送の使命を果たしていただくことが最も理想であることも、これまた言うをまちません。したがって、私が声を大にして企業努力を図ってくださいという意見書を付したことも、いろいろ昨日からこの問題について御意見を拝聴いたしておりますが、ただ、……
○服部国務大臣 御指摘のとおりに、公定歩合引き下げについては、新聞報道はもちろん各関係機関から取りざたされているのが実情でございます。 私は、率直に申し上げて、これはもうずいぶん前からいろいろと感触をさわられていたと申し上げてもよいと思いますが、御承知のとおりに、この郵便貯金は、一般の都銀、地方を問わず、各関係民間金融機関の預貯金者と実態が違うわけでありまして、私がいつも申し上げるとおりに、九九・七%まで零細な個人の、いわば庶民大衆の金利目的の貯金であります。 私は、この連動には断固応じられないという姿勢を公式にも非公式にもとり、この考え方を意固地なほど貫いてまいりました。その理由は、公定……
○服部国務大臣 ただいま議題となりました簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び資金運用部資金法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。 この法律案は、簡易保険及び郵便年金の加入者の利益の増進を図るため、簡易生命保険及び郵便年金特別会計の積立金の運用範囲を拡大するとともに、資金運用部に預託された積立金及び余裕金の預託利率の算定方法等を改めようとするものであります。 まず、積立金の運用範囲の拡大について申し上げます。 現在、積立金の金融債に対する運用範囲は、長期信用銀行法に規定する長期信用銀行、農林中央金庫または商工組合中央金庫の……
○服部国務大臣 去る二月十五日に、米田先生から、相模大野郵便局事件につきましていろいろと御批判、御意見を賜りました。また、今後の業務運営について温かい御指導も賜りました。中でも、郵政事業の管理運営についてきわめて厳しい御指摘を受けたところであります。 私といたしましては、この際、直接の被害者だけではなく、管理、監督者まで厳しい反省をしなければならないという立場から、また、この趣旨を徹底させるためにも関係の監督責任者についても処分を検討するよう指示をいたしておりまして、その結果、先般、すなわち御指摘を受けてから九日目に御承知のような内容の処分をいたしたような次第でございますが、もとより私はこの……
○服部国務大臣 成田空港で郵政省職員が過激派破壊分子の中に入って、しかも先頭を切って管制塔に乱入した暴行行為は、省の最高責任者である私は責任を痛感するとともに、この機会に広く国民に心からおわびを申し上げたいと存じます。 御承知のとおりに、事件と同時に逮捕され、犯罪が明白な者には即刻法律に照らして懲戒免職の手続をとりました。そして、職員を千葉警察に派遣いたしまして本人に首肯させるなど、省を挙げてこの問題に取り組むとともに、あわせて全国の関係機関に事件の前後からの届け出、無届け欠勤者を洗い出させまして、関係機関と緊密な連携、協力をとりつつ適切な措置を講ずるように事務当局に命じた次第でございます。……
○服部国務大臣 最後まで出さないというわけには審議会の性格から言ってもなかなかむずかしい問題だと思います。 さて、先ほどからいろいろと御指摘がございますが、郵政審議会とは、大体大臣が諮問の内容を示して御検討をいただき、答申を得るのがたてまえであることは御案内のとおりでありますが、鈴木先生の御指摘のとおりに、年間三度の利下げというところに、庶民大衆のささやかな金利を目的とする郵貯の姿から言って、私はあえてこういう方法をとったわけであります。これは部内でもいろいろと論議をされまして、また、正直申し上げて、郵政審議会の方の一部の方からも大変厳しい意見も直接私にありました。しかし、私は、これは審議会……
○服部国務大臣 郵便貯金法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 この法律案は、預金者の利益の増進を図るため、新たに進学積立郵便貯金を設けるとともに、預金者貸し付けの貸付限度額を引き上げようとするものであります。 まず、進学積立郵便貯金の新設について申し上げます。 最近における高等学校、大学等への入学に際し必要な経費は年々ふえており、進学者を有する家計を大きく圧迫しております。このような状況にかんがみまして、進学積立郵便貯金を新設し、この貯金の預金者に対して、高等学校、大学等への進学時に必要な資金の一部を国民金融公庫または沖繩振興開発金融公庫から郵便局を通じて貸し付け、もって……
○服部国務大臣 御承知のとおり、公定歩合の引き下げによって一般金融機関の金利の連動引き下げが十七日から実施されたことは御案内のとおりであります。ちょうど公定歩合の金利引き下げに際し、大蔵大臣から日銀政策委員会に発議されて、あわせて私にも協調の御要望がございました。 現下のきわめて厳しい経済情勢下にあって、この経済不況を乗り切るための国の最後の手段と言われるほどこれは大きく取り上げられたことでもあり、また一般市中銀行が連動して利下げを始めた。しかし、私は、このささやかな金利を目的とする零細な庶民大衆の貯金者の利益を何とかして守るために苦慮し続けてまいったのでございますが、いろいろと一般の状態を……
○服部国務大臣 確かに御指摘の問題は、良識ある方でありますから実態はそうではないと思いますが、ある側から見ればそういった批判も当然あり得ることと考えますので、近く、私は、この行政機関から推薦されてきております大蔵、経企、法制、通産の四名の委員はやめていただく用意をいたしております。
その時期はいっかという再質問がまたあるかと思いますから早く答えておきますが、手続などが要りますので、きわめて早い時期と御理解いただくならば結構だと思います。
【次の発言】 そのようにしたい気持ちはいっぱいですが、ぼくは事務屋ではないので、いまいろいろと関係機関とも連絡をとりつつ進めておりますので、はっきりと今国会……
○服部国務大臣 公定歩合引き下げに連動しての金利引き下げの御指摘でございましたが、まことに私も遺憾に存じておるところでございます。しかし、大勢からながめてなかなか厳しい環境のもとで抗し切れずにあのような措置を講ぜねばならなかった苦しい立場も御理解いただいて、大変ありがたく存じております。 さらに、退職金を千五百万までマル優扱いにと私が申しまして、その理由として、長きにわたっておのおのの職域を通じて国家、社会に多大の貢献のあった方々の老後の保障といいましょうか、そういう方々に心の安定を持っていただくと申しましょうか、こういったことを申し上げていろいろと各界からの反響もございました。ただいま鈴木……
○服部国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の国会提出につきまして、概略御説明を申し上げます。 これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものであります。 日本放送協会から提出された昭和五十年度の貸借対照表等によりますと、昭和五十一年三月三十一日現在における資産総額は一千四百七十一億二千九百万円で、前年度に比し七十二億八千八百万円の減少となっております。 これに対しまして負債総額は七百二十一億三千八百万円で、前年度に比し百十六億一千八百万円の増加となっております。……
○服部国務大臣 御案内のとおり、郵政省では昭和四十八年以来通信衛星及び放送衛星の開発を進めてまいりましたが、このほど実験用の衛星を利用して各種の実験を開始する段階に達しました。この開発成果は今後の実験結果を踏まえて評価する必要がありますが、実験終了後できるだけ早い時期に実用の衛星を打ち上げたいと考え、種々検討を進めているところであります。 ただいまの渡辺先生の御指摘の特別な法人を設立することにつきましては、実用衛星の利用を考える上で、軌道及び周波数の有効利用、資金及び技術の集約化、宇宙と地上との間の周波数の調整の容易化などを図るためには衛星の設置、管理、運用をできるだけ一元的に行うことが望ま……
○服部国務大臣 東京国際空港の開港に当たって、一つ間違えば空の大惨事を招くきわめて憂慮すべき事態が発生いたしました。 ちょうど土曜日でありましたが、警察庁長官から直接連絡があって、私は電電公社に連絡をするとともに郵政省にも対策本部を設置いたしまして、二十四時間の監視体制の強化を図り、この事件を再び繰り返してはならないという強い信念のもとに対策を立てました。 今後の問題についてという御意見でありますが、まず、関係機関と緊密な連携をとりつつこの手口を徹底的に究明せねばならないと思います。世上では、いやこれは電電のOBだとか、電電の内部の者であるとか、これは少々の者ではこういう鮮やかな仕事はとて……
○服部国務大臣 昨日の委員会と本日の委員会を通じてわれわれが心から心痛し、危惧いたしております問題について大変参考になる御意見を拝聴いたしまして喜んでおりますが、この回線に災害またはいたずらによる事件が発生いたしますと大悲劇に通ずることでございますので、昨日から本日今朝にかけて、郵政省幹部を集めていろいろと討議をいたしておる状態でございます。 ただいま御指摘の災害時における対策、またこのたびのような不祥事件の際の通信の確保対策についてKDD方式の御指摘もございましたが、われわれはその重要性を十分認識いたしまして万全の対策を講じて、重要回線の確保をするように電電公社を強く指導いたしまして、電電……
○服部国務大臣 残念ながら、そういった情報は何にも入手いたしておりません。
【次の発言】 通信と放送両衛星の管理については、御指摘どおり現在のところ一本で管理したい、かような立場でいろいろとあらゆる角度から検討を加えている段階でございます。
【次の発言】 放送衛星を打ち上げて、いま調整の段階で、七月初旬から実験に入るわけでありますが、ただいまの浅野民放連会長の意見は、一応現段階では当然な考え方ではなかろうかと私自身もそこで聞きながら理解をいたしました。
と申しますのは、NHKの放送形態と少し違うところは、これは私以上に専門家の鈴木先生には御理解が願えると思うのでありますが、それは民放はやはり……
○服部国務大臣 経営委員のあり方についての御意見でありますが、各界各層から有識有能な方々が政府から任命されて、両院の同意をちょうだいいたしまして、熱心に経営に当たっていただいていると確信を持っているわけであります。 しかし、不完全な人間社会のことでありますから、それで満足することは許されません。もっと努力をし、特に、正直申し上げて、NHKの経営についていま各界各層からいろいろときわめて厳しい批判の声も聞いている今日、経営の衝に当たっていただく方々により一層の努力をお願いせねばならないと、私はかように考えている次第でございます。 急激な経済状況の変化でいろいろと問題をかもし出し、それに関連し……
○服部国務大臣 今次大地震で郵政省職員家族で一名が行方不明で、電電関係で重傷者を含めて八名の方がけがをされている。私は、行方不明者が元気な姿で一日も早く発見されることを祈るとともに、負傷者はこれまた一日も早く回復されることを祈っております。 なお、郵政省所管業務は国民生活と密接な関係のある業務内容でありますので、御指摘の問題については、今後災害時には万全の対策を平素から立てておくべきことは申すまでもございません。したがって、関係機関と緊密な連携をとりつつ国民の御要望にこたえる体制づくりに平素から心がけておかねばならない。 職員の宿舎関係についても、これまた強く通達を出しまして、この際職員の……
○服部国務大臣 お答えいたします。
残念ながら十二分に掌握いたしておりません。十分調査いたしまして、適当な機会に御返答申し上げます。
【次の発言】 お答えいたします。
先ほどから聞いておりましたが、片や高度の技術と厳格な仕様といわゆる規格、片や公正な公開入札という言葉が盛んに出ましたが、坂井議員の御指摘の御趣旨は、私は十二分に理解できたつもりであります。したがって、残念ながら私もまだ就任日も浅いので十二分にその内容を把握できておりませんが、早速調査をいたしまして、明朗な、しかも誤解を受けないような状態に強力に指導いたしたい、かように考えている次第でございます。
○服部国務大臣 お答えいたします。 国際電気通信料金は、御承知のとおりに国際電気通信連合、略称ITUと言っていますが、ここで協定がされておるわけであります。この条約によりますると、金フラン建てで定められておりますので、為替相場の変動には影響がございません。したがって、すべて料金決済が安定しているという利点があるわけであるが、一面また、御指摘のように通貨変動の激しい昨今では、利用者が支払う通信料金に国によって差が生ずるという難点もあるわけでございまして、こういう二国間の関係において払い超、入り超、それぞれの場合に損得が異なるという複雑な関係になってまいります。 そこで現在、国際間におきまして……
○服部国務大臣 お答えいたします。 日本国民同様、徴収いたしております。
○服部国務大臣 お答えいたします。 まず、お答えする前に一言御了解を得ておきたいのでありますが、答弁の内容は余りにも事務的、官僚的ではないかというおしかりを受けるかもしれません。また、かゆい足をくつの上からかくような答弁をするなというおしかりを受けるかもしれませんけれども、事ほどさように、いま非常に微妙な問題でありまして、私は、性格的に言うならばずばりと答えたい気持ちも十二分にあるわけでありますけれども、先生、専門家で御承知のとおりに、法律で、ある程度放送権の規制というものもございますし、どうぞこの点ひとつまず御理解を願っておきたいと存じます。 オリンピック競技は民族の祭典であり、国民大多……
○服部国務大臣 郵政犯罪、特に部内者犯罪の防止については、従来から省を挙げて取り組んでいるところは先生も御案内のとおりでございます。 前国会において相模大野事件の集中御審議をいただいて、その節、米田先生を初め各先生方からいろいろと有意義な、また今後の対策について参考になる御意見を拝聴いたしまして、私たちもその線に沿っていろいろと最大限でき得る限りの措置をしてまいったつもりであります。 御指摘の相模大野局の事件はきわめて悪質、高額なる異例の犯罪でございまして、管理、監督者はもとより全職員が心を引き締めて、国民の信頼を回復する措置といたしまして種々の対策を講じてまいりました。当時、私といたしま……
○服部国務大臣 郵政省所管の全業務につきまして、社会、経済の変化に即応し、また国民の皆様のニーズにこたえていくためにそれぞれの関係者が真剣に取り組んでおるところであり、こうした中にあって最近ごく一部の者とはいえ、相模大野郵便局長に引き続いて特定郵便局長による犯罪の発生を見、郵政事業の信用を失墜せしめたことはまことに残念であり、遺憾に思っている次第でございます。 ところで、今回犯罪を行った岐阜県美並郵便局局長など四名の者につきまして、局長任用時の経緯等を厳格に調査させ、その結果を見てみますと、いずれもその任用が公正かつ妥当なものであったと確信をいたしております。しかし、長年の惰性と申しましょう……
○服部国務大臣 御指摘の、このたび行われております自民党の総裁選挙について九州郵政局が特別の指示をしたという問題でありますが、これは鈴木先生も御承知のとおりに、総裁公選即首相となるからという御意見であっても、われわれは断じてこういったものを特別扱いをするべきではない。一般に郵便物が大量に差し出される場合、特に差出人からあらかじめ差し出し日時、種類、物数などを連絡していただくように従来もお願いいたしております。たとえばお正月の年賀はがきとか暑中見舞い等のいわゆる繁忙時期とか、また株式配当の場合とか、こういった場合にはスムーズに業務を運行する上において受け入れ体制の整備をする必要があることは御了解……
○服部国務大臣 郵便料金の取り扱いについては、五十三年度は借入金で措置いたしておりますとおりで、五十四年度以降については、郵便事業の安定と円滑な運営を阻害することのないよう、関係の向きと十分協議いたしまして慎重に対処したい。それから、電信電話料金の問題につきましては、電電公社に対し経営努力に努めさせ、できるだけ長期間現行料金を維持することができるよう指導してまいりたい、かように考えております。(「NHK」と呼ぶ者あり)NHKも同様であります。
○服部国務大臣 聞いておるところでは、テレックスの打ち間違いであったと聞いております。
【次の発言】 円高差益については、先ほど経企庁長官から御答弁がありましたので省略いたしますが、御指摘のとおりに、経常利益は確かにそのとおりでありますが、国際電電においては、御承知のとおり今後ますます増大し、かつ多様化する国際電気通信需要に対処するために、膨大な設備投資が必要とされておるわけであります。したがいまして、御指摘の問題については、われわれも国際電話料金について、利用者へのサービスの改善、安定的な国際通信の確保等を総合的に勘案して、今後慎重に検討してまいりたい、かように考えている次第であります。
○服部国務大臣 郵政省所管会計の昭和五十三年度予算案につきまして御説明申し上げます。 まず、一般会計でございますが、歳出予定額は、二百二十三億三千四百万円で、前年度予算額に対しまして、十五億九千五百万円の増加となっております。 この歳出予定額には、昨年十二月に打ち上げられた実験用の通信衛星及び本年度に打ち上げが予定されている放送衛星を利用した実験を初めとする宇宙開発の推進に必要な経費三十億四百万円、新海底同軸ケーブルシステムの開発のために要する経費二億九千万円及び総合的電気通信施策の強化、放送行政の推進などの経費が含まれているほか、国際協力を推進するための経費を計上いたしております。 次……
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