このページでは渋谷直蔵衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(澁谷直藏君) 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 明年度の地方税制の改正に当たりましては、地方税負担の現状と地方財政の実情とにかんがみ、その負担の適正化と地方税源の充実強化等を図る一方、住民負担の軽減合理化にも意を用いることといたしております。 第一に、地方税法の改正であります。 まず、地方税負担の適正化と地方税源の充実強化を図る見地から、自動車税及び軽自動車税について、自家用車の税率を一〇%程度、一般乗り合い用バス以外の営業用バスの税率を五%程度、軽油引取税の税率を二五%程度それぞれ引き上げることといたしております。 次に、不動産……
○国務大臣(澁谷直藏君) 昭和五十四年度の地方財政計画の概要及び地方交付税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 昭和五十四年度の地方財政につきましては、昭和五十三年度に引き続いて厳しい状況にありますが、現下の経済情勢に適切に対処するとともに、財政の健全化に努めることを目途として、おおむね国と同一の基調により、歳入面におきましては、住民負担の合理化にも配慮しつつ地方税源の充実強化を積極的に図るほか、昭和五十二年度に引き続き見込まれる巨額の財源不足については、これを完全に補てんする等、地方財源の確保に努める一方、歳出面におきましては、住民福祉の向上と地域振興の基盤となる社会……
○国務大臣(澁谷直藏君) 地方財政法第三十条の二の規定に基づいて、先般政府が国会に提出いたしました地方財政の状況につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、地方財政が国民経済に果たす役割りについてでありますが、昭和五十二年度の地方の支出は国民総支出の一三・二%を占めており、国民経済における地方の役割りは近年特に大きくなってきております。 次に、昭和五十二年度の地方財政のうち、普通会計の決算について申し上げますと、決算規模は、歳入三十四兆百四十三億円、歳出三十三兆三千六百二十一億円でありまして、これを前年度と比べますと、歳入において一五・三%、歳出において一五・四%、それぞれ増加して……
○澁谷委員長代理 関連質疑を許します。井上一成君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 これにて藤田君の質疑は終了いたしました。
次に、木島喜兵衛君。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
木島喜兵衛君。
○澁谷委員長代理 静粛に願います。
○澁谷委員長代理 次に、武藤山治君。
【次の発言】 次に、小林進君。
【次の発言】 よろしゅうございますね。
【次の発言】 藤野参考人には御多用中まことにありがとうございました。御退席を願っても結構でございます。
次に、広沢直樹君。
○澁谷委員長代理 この近くにいなさいよ。
○澁谷国務大臣 このたび自治大臣兼国家公安委員長を命ぜられました澁谷直藏でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 委員各位には、平素から地方自治行政及び警察行政に格別の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。 申し上げるまでもなく、地方自治は民主主義の基盤をなすものでありますが、激しく変動する社会経済情勢の中で、最近の地方自治行政を取り巻く環境にはきわめて厳しいものがあり、当面の問題としても、明年度以降の地方財政対策の問題、選挙制度の諸問題、消防、防災体制の整備強化等多くの問題を抱えております。 また、警察行政におきましても、当面、暴力団の組織壊滅のための取り締まりを初め、……
○澁谷国務大臣 昭和五十一年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十一年度の歳出予算現額は一千十五億五千七百十一万六千百十一円でありまして、支出済歳出額は九百九十三億五千八百四十三万二千百三十円であります。 この差額二十一億九千八百六十八万三千九百八十一円のうち翌年度へ繰り越した額は六億一千三百六十一万一千円でありまして、これは関東管区警察学校生徒寮の施設新築の際に地中に障害物が発見されて設計変更をしたこと等のために年度内に支出を完了することができなかったものであります。 また、不用となった額は十五億八千五百七万二千九百八十一円であります。これは、退……
○澁谷国務大臣 お答えいたします。 最初の御質問でございますが、先般原委員からこの点について詳細な質問がございまして、私もこれはなかなか奥の深い厄介な問題だなという認識を持ちましたが、このままにしておくということはどう考えても許されない、そういう認識のもとに早速山梨県の方と、地方課長も出てきてもらいまして県の考え方、それから私どもの考え方、いろいろと話し合いをいたしました。 それで、その中で一つの大きな問題として御指摘のあった監査委員ですね、これが設置されていないというのは、これは法律のたてまえからいってどうしてもおかしいわけでありますから、こういう点は法治国としての立場から、ぜひとも早急……
○澁谷国務大臣 本日、交通安全対策特別委員会が開催されるに当たり、一言ごあいさつ申し上げるとともに、所信の一端を申し述べ、一層の御指導を賜りたいと存じます。 委員各位には、平素から交通安全の問題について多大の御尽力をいただいており、まことに感謝にたえません。 御承知のように、昨年の交通事故による死者数は八千七百八十三人で、前年に比べて一・八%の減少、昭和四十六年以来八年連続交通事故死者数減少という成果を上げることができました。特に、昨年は、年初から、厳しい交通情勢を反映して、全国的に増加の兆しが見られるなど困難な状況のうちに推移いたしましたが、関係機関を初め国民各層の方々の御協力のもとに、……
○澁谷国務大臣 これは従来長い歴史を持った制度で行われておるわけでございまして、この制度で適当ではないかと考えております。
【次の発言】 ただいま御指摘の点は、所管の問題から言うと恐らく私の所管ではないように考えられますけれども、問題自体としては確かに放置できない性格のものだと思います。とにかく四千万人に近いドライバーが毎日自動車で走っておるわけでございますから、いろいろな形の事故が起きる、自分が運転してその運転の結果自分が傷つくあるいは自分が死亡する、こういった事故も現実に起きているわけでございますから、それに対する対策が全くないということは私どもとしても十分考えていかなければならぬ問題だと……
○澁谷国務大臣 ごあいさつを申し上げます。 このたび自治大臣を拝命いたしました澁谷直藏でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 選挙の関係につきましては、平素から委員各位には格別の御高配にあずかり、厚く御礼申し上げます。 申すまでもなく、選挙は民主政治の基盤をなすものであります。民主政治の健全な発展のためには、常に国民の政治意識の涵養に努めますとともに、公正かつ明るい選挙の実現に積極的に努力してまいらなければならないと存じます。私といたしましては、その責任の重要さを痛感いたしまして、最大限の努力を傾注してまいる所存でございますので、何とぞ御指導、御協力のほど、よろしくお願い申し上……
○澁谷国務大臣 委員各位には、平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただき厚く御礼申し上げます。 この機会に所管行政の当面する諸問題について所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。 まず、地方行政、消防関係について申し上げます。 私は、かねてから民主政治の基盤は地方自治にあると確信しております。新憲法のもとに誕生したわが国の新しい地方自治は、幾多の試練に耐えながら、たゆみない着実な発展を遂げ、国民の間に根をおろしてまいりました。しかしながら、最近の地方自治を取り巻く環境はきわめて厳しい状況にあります。このような状況のもとにおいて地域住……
○澁谷国務大臣 五十四年度の地方財政計画の一番大きな問題は、やはり四兆一千億円にも上った巨額な財源不足ということが最大の問題でございました。本来的には、このような巨額な財源不足をもたらす地方財政のあり方、骨格というものに対して、再建の方向に向かってどのような手だてをするかということが、本来の取り組まなければならない課題だと考えておりますけれども、しかしながら、他方、国の財政も御承知のように大変な赤字の状態でございますので、本格的な地方財政の再建というものと取り組むのにはどうしても現状においては無理がある。こういうことで、とりあえず五十三年度の予算編成においてルール化した方式にならって四兆一千億……
○澁谷国務大臣 お話しのように、とにかく石油ショックという事態が非常に予想できない事件であって、しかもそれがきわめて深刻な影響を国内産業全般に与えた、こういうことでございまして、その結果、ただいま御指摘になったような各地域において深刻な状況があらわれておるというのは御指摘のとおりであります。したがって、私どもといたしましては、現実に置かれておるその状態を的確に把握して、それに最大限の対応策を講じていく、こういう考え方に立ちまして、特別不況地域というものも御指摘のように百三地域を指定してできるだけの対応策を講じていく、こういう考え方でおるわけであります。
○澁谷国務大臣 成田空港の第二期工事は、これは当初からそういう計画があることは御承知のとおりでございます。ただ、これを実行するに際しては、御指摘のように、千葉県を初め関係市町村その他の地域住民、そういった方々と十分に話し合いをして、そして着工すべきであるということは全く私も同意見でございまして、運輸大臣の発言も、そういったようなものをやらないで国が一方的に第二期工事に着手するんだ、こういった趣旨の発言でないことは明瞭でございますので、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 これだけの大きな仕事をやっていくのでありますから、対立の中からはいい成果は生まれてこないわけでござい……
○澁谷国務大臣 御指摘の都市地域における農地の課税の問題については、これは互いに相対立する両論があるのは御承知のとおりでございます。したがって、そういう相対立する二つの議論があるという実態を踏まえて、法律上は課税をするというたてまえ。ところが、それに対する反対論が強いというその実態を踏まえて、現実には条例によって減税をしておる、こういうことが実際の姿になっておるわけであります。でありますから、御指摘のように、せっかく法律をつくっても実際はその法律が法律どおりに施行されておらないという点は、まさにそのとおりでございまして、それだけに、この問題は互いに対立する両論が双方とも強い。したがって、今回の……
○澁谷国務大臣 一般消費税、その一部を地方消費税という形で五十五年度から導入したい、こういうふうに考えておるわけでございまして、その地方消費税の具体的な内容はどうかという御質問でございますが、これは目下大蔵省の方で一般消費税をどういう内容のものにするかということを現在鋭意最後の詰めを行っているわけでございます。まだ最終的にその案が固まっておりませんので、したがいまして、地方消費税の具体的内容についてもここで申し上げる段階にまだ至っておらないということで御理解をいただきたいと思います。 それから、大変な地方財政の財源不足、その再建という大問題に対して地方消費税の導入ということでやれると考えてお……
○澁谷国務大臣 御指摘のように、自治省の担当しております仕事の分量、内容、そういったものから見て、現在の定員が十分であるというふうには私も考えておりません。しかしながら、一方において国の財政がこういう状態でございますから、できるだけ国の経費というものを抑制しなければならぬという非常に強い要請もあるわけでございますから、そういう点を十分踏まえて、現在の定員で最大限の努力をしていくことが適当である、このように考えております。
【次の発言】 いま政府委員から説明いたしましたように、人口百万という一つの基準、目安と申しますか、こういうことで現在まで指導してきておる。これはいまお話しのように、特別市との……
○澁谷国務大臣 首長は当然特別職でございますから、その名前のとおり特別な職である、したがって退職金についても一般の公務員とは違う取り扱いをする、これはやむを得ないと考えております。 ただ、その退職金をどういう方法で決めるかという点については、やはり地方自治ですから、それぞれの自治体でその実態に応じて決めるということがむしろ筋ではないか、国が何かその基準でも示して画一的な指導をするということは必ずしも望ましいことではないのではないか、このように私は考えます。しかし、御指摘のようにこれはあくまでも営利団体ではなくて、その退職金は終局的には国民の税金によって賄われるということを考えますと、そこには……
○澁谷国務大臣 地方の時代ということが言われるようになって、これから政治行政の仕組みをそういう地方の時代の方向に向かって推進をしていかなければならぬ、こういうふうに考えます。 その一番骨格をなすものは、一つは、ただいま御指摘の事務の再配分、国と地方の事務の分担がどうあるべきか、現在、これからの時代を展望して、従来のあり方に拘泥せずに将来の展望を踏まえて国と地方の行政事務をどう分担すべきかということを根本的に見直すべき時期に来ておる。当然、仕事の再配分には財源の再配分が伴わなければならないわけでございますから、そういった意味で、行政、財政の国と地方との再配分を根本的に見直すべき時期に来ておると……
○澁谷国務大臣 最近はやはり災害が非常に複雑になり、また多様化しておるというのが一つの特徴だと思います。こういう事態に対応して、消防のこれに対応する体制を整備しなければならぬ、こういうことだと思いますが、その中心はやはり消防施設の科学化、近代化、これを推し進めるということが中心の課題ではないかと考えまして、そういった線に沿って毎年着実な努力を積み重ねておる、こういうことでございます。 それからもう一つ消防にとって大きな問題は、大規模な地震の発生ということが盛んに心配されておる状況、そういうことで大規模地震に関する特別措置法がつくられたわけでございますから、私どもはそういった特別措置法の対象に……
○澁谷国務大臣 御指摘のように、選挙というものが民主主義の根幹をなすものであることはもう言うまでもございません。したがって、この重大な役割りを持つ選挙が公正にかつ自由に行われるということは民主主義を守る上で基本的な役割りを持つものでございます。そういう意味で私どもといたしましては、あらゆる面における自由にして公正な選挙を侵害するという行為に対しては、断固としてこれを排除しなくちゃならぬ、こういうふうに考えております。
【次の発言】 法を犯した者に対する取り調べ、捜査、これが右翼に対して甘く、いわゆる左翼行動に対してはきついというようなことがあっては大変なことでございまして、私どもとしてはそのよ……
○澁谷国務大臣 これは来年度の予算要求には間に合わせなければいかぬと考えておりまして、この間も国土庁長官とそういう方向でひとつやっていこう、こういうことを話し合いもいたしております。
【次の発言】 それで結構です。
【次の発言】 素人でございますので、正確な答弁は困難でございますけれども、ただいま伺っておる限りにおきましては、非常に傾聴すべき御意見だと私は受けとめております。ただいま技術監理官の方からもお答えしましたように、それを制度化すべくいろいろな検討を進めておるようでございますから、前向きに取り組んでまいります。
【次の発言】 これは消防行政は私の所管の行政でございますから、そのようなこ……
○澁谷国務大臣 御指摘の方向に向かって極力努力をしてまいります。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を尊重して善処してまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
この法律案は、地方公務員共済組合の退職年金等について、別途本国会で御審議をいただいております恩給法等の一部を改正する法律案による改正内容に準じ、その額の引き上げ等の措置を講ずることとするほか、地方公務員共済組合の年金制度の現状に顧……
○澁谷国務大臣 この問題は先般も当委員会で質問を受けたわけでございますが、私は与謝野さんの考え方と全く同じく考えております。基本的な方向としては、先進国ほとんどやっておるわけでありますし、わが国においても大体六割近い企業が週休二日制を実施しておるという最近の調査結果も出ておりますので、雇用の問題等も考えますと基本的にはそういう方向に行くべきものだという認識を私は持っております。しかし、これをどういう順序で、そのタイミングはどうかという点が問題だと思うのでございまして、私は、順序としては、いま与謝野さん御指摘になったように、少なくとも公務員は最後になって実施すべきものだと考えております。特に私が……
○澁谷国務大臣 先般、北海道開発庁長官を拝命いたしました澁谷直藏であります。 委員各位には日ごろ北海道開発のために大変御配慮をいただいておりまして、心から御礼を申し上げます。おかげさまで北海道の開発は順次軌道に乗ってまいっております。 微力ではございますが、誠心誠意北海道開発のために力を尽くしてまいりたいと考えております。委員各位には何とぞ御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○澁谷国務大臣 お答えをいたします。 けさ七時四十四分ころ、赤坂署管内において、赤坂二丁目日交山王ビル前の路上に人が倒れていたのを新聞の配達人が発見いたしました。いま御指摘の日商岩井の島田三敬常務の死体ということが判明いたしました。現在、調査中でございますが、飛びおり自殺と一応現在の段階では認められるわけであります。
○澁谷国務大臣 お答えいたします。 今回の大阪市、三菱銀行支店の事件は、犯罪史上におきましてもまれに見る凶悪、残忍な事件でございまして、まことに残念のきわみであります。この事件の犠牲となられました四名の方々に対しましては、謹んで弔意を表すると同時に御冥福をお祈りする次第であります。 御質問でございますが、私は大体あなたと同じような考えを持っております。そこで、二十六日に事件が発生したわけでございますが、二十七日、翌日でありますが、直ちに全国の都道府県に指令を出しまして、銃砲の所持許可を凶悪の前歴を持った者に対しては当分留保しなさい、それから許可のやり方、これは厳しくやるようにという指示を直……
○澁谷国務大臣 お答えいたします。 法務省、外務省とも十分連絡をとって、とにかく御指摘のような点があることはまことにこれは遺憾でございますから、そういうことがなくなるように十分対処をしたいと考えております。
○澁谷国務大臣 お答えいたします。 御指摘のとおり、昭和四十九年十二月六日午後九時四十一分、港区赤坂一丁目の国際赤坂ビルの警備員からの通報で警察官が参りましたところ、十五階にあります日商岩井の男子用トイレの中で同社東京関連事業部次長の萩原一郎(当時四十六歳)が、右頸部を果物ナイフで切って、出血多量のため死亡した事実がございます。 死因はどうか、こういうことでございますが、現場の状況、ことに服装に乱れがなく、所持品や コートも便所の床にきちんと置いてあり、果物ナイフも本人が買ったものと認められ、また妻や義兄の話では、本人は糖尿病と自律神経失調症のため通院加療中でありましたが、回復が思わしく……
○澁谷国務大臣 お答えいたします。
自治省におきましては、御指摘のような因島、そういった地域を含めて百三地域を特定不況地域ということで指定をいたしまして、ただいま御指摘のございましたような単独事業に対しまして起債で見るだけではなしに、特別交付税、そういう面で財政的な援助をいたしておるわけでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
御指摘のように、この制度は欧米の先進国では多く実施されておるわけでございまして、私どもといたしましても、わが国においてもこのような制度を設けることは必要である、かように考えまして、法務省との間には特に緊密な連絡をとりながら現在法案の内容を詰めておるわけでござ……
○澁谷国務大臣 御質問の国鉄ローカル線の廃止を含む見直しの問題、これはもう言うまでもなく関係する地域住民にとりましてはきわめて重大なことでございますから、いかような方法で実行いたすにせよ、関係住民と十分話し合いをして、その理解を得るということが私は非常に大事なことだと考えております。したがって、あらゆる機会に関係住民の考え方、意向が十分反映するように努力をしてまいる考えでございます。
【次の発言】 大都市における各種の交通機関をできるだけ一本化して、利用者に便利なような方向で進めていったらどうかという御指摘でございますが、基本的には賛成でございます。ただ、いろいろな経営主体が違っておるわけでご……
○澁谷国務大臣 お答えいたします。
成田に常駐しておる極左暴力集団の数はおおむね百五十人程度ではないか、かように考えております。
位置づけでございますが、御承知のように、極左暴力集団は日本の革命を企図しておるわけでございます。しかし当面は成田の空港廃止、第二期工事の絶対阻止、こういうのを一つのキャッチフレーズ、目標として彼らの行動を継続しておるわけでございます。したがって、位置づけという点から申し上げますと、究極の目標は日本の革命、しかし当面は成田空港をめぐるこれの反対闘争というものに焦点を置いている、かように考えております。
【次の発言】 警察としましては、御指摘のように、非常に危険な集……
○澁谷国務大臣 御指摘のように、地震はあすにでも起きるかもわからないわけでございますから、それに対する体制というものはもう一日も早く整備しなければならぬ、それはまた政治の責任であるという御指摘は全く同感であります。 私どもといたしましては、先ほど消防庁長官からお答えをいたしましたように、毎年熱心に予算の増額等に努めてその体制の強化に努めてまいっているわけでございますが、先ほどのヘリコプターの例一つ見ても、全国というものを考えますると保有台数もまだまだ足りない、そういう点でまだまだわれわれが努力をしなければならぬ余地がいっぱい残っておるわけでございます。しかしながら、事は人命、財産、そういった……
○澁谷国務大臣 基本認識につきましては、各大臣が申し述べられたと同じ認識を持っております。関係する省庁も多いわけでございますから、関係省庁が本当に一体になって、力を合わせて国民的課題である本問題の解決に真剣に取り組んでいかなければならぬ、かように考えます。
○澁谷国務大臣 御指摘のように、都道府県知事の調査権限は、主務大臣である大蔵大臣から法令によって委任をされておるわけでございます。したがって、その指揮監督は、これはすべて主務大臣である大蔵大臣。大蔵大臣の指示によって都道府県知事は調査もするし、必要な仕事をする、こういうことになっておるわけであります。
【次の発言】 残念ながら、先ほど来から御指摘がありましたような悉皆調査のようなものはやっておりません。
○澁谷国務大臣 塩川さん御案内のように、地方公務員に関する定年制は、過去三回法案を国会に提案して、いずれも廃案になって実現を見るに至っておりません。私はいま日本の全般の状況から見て、国も地方も定年制を導入すべき段階に来ておるという判断をしておるわけであります。ただし、これを実行する場合に、私はやはり国家公務員と並行して同時に実施することが適当であろう、こういうふうに考えております。ただ、ただいま御答弁がありましたように、人事院の方でいま作業を急いでおるわけでございますから、いずれその結論が出てまいりますので、そういった内容も十分拝見して、国と地方一緒に定年制の導入に踏み切りたい、このように考え……
○澁谷国務大臣 お答えいたします。
もう十分御承知のように、地方財政も国の財政と同様にきわめて窮迫した状態にあるわけでございまして、これをどう再建するかということはもう地方自治行政にとって最も緊急な課題であることは言うまでもございません。
そこで、国の財政について国の財政の収支試算が提出されました。地方財政におきましても、この国の収支試算に準じて、昭和六十年度において収支均衡するという状態を想定をいたしまして、五十五年度から六十年度に至る間のきわめて大まかな収支試算を鳥瞰をした、こういうことでございます。
【次の発言】 御承知のように、国の財政収支試算におきましても、経済社会七カ年計画を基……
○澁谷国務大臣 わが国におきましては、指紋というものはもう一人一人万人が皆違う、しかもそれは永久に変わらないということで、証拠としては最も確実なものとされておるわけであります。
○澁谷主査代理 次に、水田稔君。
○澁谷国務大臣 警察としては、正当なる労働運動に対しては厳正中立の態度を堅持していくということが、これは一貫した警察の方針でございまして、今後ともこの原則は堅持してまいる所存であります。
【次の発言】 どの時点でという御質問の意味がよくわかりませんが、あくまでも事件全体を把握して、それが正当な労働運動であるかどうかということを判断するわけであります。
【次の発言】 今回の事案は、ただいま警備局長から答弁いたしましたように、あくまでも当該郵便局長からの出動の要請があって、それにこたえて警察が出動しておるわけでございまして、警察が独自の判断で、要請もないのに出動したということではございません。
○澁谷国務大臣 昭和五十四年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。 第一に、一般会計予算でありますが、歳入は一千二百万円、歳出は六兆一千四百八十五億一千五百万円を計上しております。 歳出予算額は、前年度の予算額五兆八千九百九十九億八千九百万円と比較し、二千四百八十五億二千六百万円の増額となっております。 また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省六兆一千二百八十四億四千百万円、消防庁二百億七千四百万円となっております。 以下、主要な事項について、委員各位のお許しを得まして、説明を省略させていただきたいと存じます。よろしくお願いをいたします。
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