このページでは竹入義勝衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○竹入義勝君 私は、公明党・国民会議を代表し、わが国の内政、外交一般について、わが党の考え方を明瞭にしつつ、さきの政府演説に対し、福田総理に質問をいたします。 さて、わが国の政治、経済、社会の混迷はますます深刻になりつつあります。これは、とりもなおさず、明治以来今日に至るまで支配的であった保守体制下の政治、経済、社会と、これらを支えてきた価値観、制度、機構などが、もはや時代の流れや国民の要請に対応し切れなくなり、完全に行き詰まった状態のまま、その打開策や方向性を失っていることを如実に示すものであります。国民が願っているのは、一日も早くこうした混迷から抜け出し、生活の安定と未来への希望が持てる……
○竹入義勝君 私は、公明党・国民会議を代表して、さきの政府演説に対し質問を申し上げます。 まず、最初にお伺いいたしますが、昨二十四日、カナダに墜落をしたソ連の原子炉積載軍事衛星の事故につきましては、米国からわが国に事前に連絡があり、政府も防衛庁を中心に警戒態勢をしていたということであります。政府としては、国民にこの事故発生を知らせて警戒を呼びかけた場合、いたずらに国民の恐怖心をあおるおそれあるとして極秘にしていたと伝えられておりますけれども、この経過について説明を求めるものであります。 さらに、過日の伊豆大島近海地震によって不幸にして亡くなられた方々とその御遺族の方々に対し、謹んで哀悼の意……
○竹入義勝君 私は、公明党・国民会議を代表して、大平内閣の施政方針に対し質問をいたします。 まず、大平内閣の試金石である五十四年度予算政府案の第一印象は、国民の期待に反した暗いイメージでしかありません。予算案を見ても、過日の総理演説を聞いても、その言葉の端々に五%台の成長、二%台の失業率、これがあたりまえであるという考えがありありとうかがえるのであります。 総理、五%台の成長率というのは、わが国経済を安定成長路線に乗せた後の一つの姿ではありますが、少なくとも、過渡期の今日にこれを適用するならば過ちであると申し上げなければなりません。 加えて重要なのは、二・三%の完全失業率を引き下げる努力……
○竹入義勝君 私は、公明党・国民会議を代表して、大平総理に対し質問をいたします。 いま国会に対する国民の期待は、第一に、石油危機が深刻化する中で、庶民生活、中小企業、農林漁業者などはきわめて前途に不安を感じているが、石油の供給不足と価格値上がりに政府はどう対処してくれるか。また、今後のエネルギー政策について政府の計画は原子力エネルギーを石油代替の中心に据えているが、安全性の確保と国民合意をどのように取りつけるのか。 第二に、石油の値上がりがあらゆる物価値上がりに連動してくるに違いないが、物価の上昇の中で国民生活をどう守ってくれるか。 第三に、物価の値上がりによってインフレが激しくなるので……
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