このページでは矢野絢也衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○矢野委員 公明党・国民会議を代表いたしまして、質問をいたします。 昨年の総選挙、私ども公明党は五十六の議席を国民からいただいたわけでありまして、予算を伴う法案を提出する権限というものをいただいたわけでございます。これは力であるとともに大いなる責任のある立場である、このように私どもは自覚をいたしております。 総理は「連帯と協調」という言葉が大変お好きなようでございますが、いずれにしても、このように保革が接近した国会におきましては、今日までの国民の政治不信を解消する大切な手だてとして、国会の運営それ自体、大きく転換が迫られておると私は思うのです。いままでのような相変わらずの行政優位の立場を、……
○矢野委員 昨日より、予算修正権に関しまして憲法解釈を歪曲した政府答弁で、本予算委員会が休憩になっておりました。各党の予定されました質問時間帯の変更や、理事会で長時間御協議を願ったことなど、委員長を初め与野党各党よりの御協力に対しまして心より感謝をし、御礼を申し上げる次第でございます。 私といたしましては、立法府の予算修正権につきまして、款や項の付加修正は政府の提案権の侵害である、このような政府統一見解に一向納得をいたしておりません。議会制民主主義の原点にかかわる問題でございますので、これは重大な、今後引き続き論議をしていかなければならない問題であると思います。私は、この件につきまして政府の……
○矢野委員 いまお示しいただきました政府の国会の予算修正権についての御見解でありますけれども、まず基本的なことから伺いますが、二月八日にお示しになりました政府見解、これとどこがどう違うのかという問題が具体的な課題になってくると思います。読めばわかるというようなものでありますけれども、二月八日の政府見解では、三つの項目から見解が成り立っておりました。きょうお示しの見解は、この二番目の見解、おおむねこの見解をお示しになった。つまり一番目と三番目の見解は本日の見解には記載されておらないわけでありまして、政府の真意と申しますか、この辺のところからお伺いをしたいと思います。
○矢野委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に、外交、内政問題について御質問をいたします。 最初に、ロッキード事件に関連する問題でございますが、いわゆる灰色高官問題につきまして、一月三十日、大久保証言がございました。国民の本件究明の要求がますます高まっておるわけでございまして、真相究明は国会の重大な責任であると思います。しかし、いわゆるこの灰色と言われておる人々は、新聞報道を見ますと、寝耳に水だ、やみから鉄砲を撃たれた感じだ、検察庁が私についての資料を出してもらいたい、裁判で私を証人に呼んでもらってほしい、はっきりしゃべらしてもらいたい、こういった意味の発言をして……
○矢野委員 昨日来、委員長初め与野党の理事各位、さらに委員各位に御理解と御配慮をいただきましたことを、まず最初に御礼を申し上げたいと思います。 さてそこで、先ほど総理からも、この財政収支試算は増税のためのキャンペーン、あるいはまた、野党が要求しております減税要求、これをお断りする減税お断りのプロパガンダではない、こういう意味の御発言がございましたし、また大蔵大臣よりも、私が指摘いたしましたとおり、この試算が整合性を欠いたケースが含まれておる、したがって整合性のある方向で、私が指摘した趣旨を踏まえて善処したい、このような御答弁がございましたので、そのような資料が速やかに出されることを御要望申し……
○矢野委員 私のせんだっての質問につきまして、いわゆる積み残した問題を、委員長初め委員各位の御協力をいただきまして質問の機会を与えていただきましたことを、まず最初に感謝申し上げます。 そこで、今回再提出されました財政収支試算の資料でございますが、私はせんだっての委員会で、経済論理の上から見てもこれは整合性のない数字合わせ的なものである、こういったことをいろいろな角度から指摘をいたしました。そして、これを撤回して再提出をしなさいということを要請したわけであります。これについて、整合性がなかったことについては政府みずからがお認めになりましたし、私の意図を踏まえて善処する旨確約をいただいたわけでご……
○矢野委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、総理大臣並びに関連大臣に御質問いたしたいと思います。 この国会で、公明党といたしましては、グラマン問題、これは徹底的に追及しなければならぬ、資料の公開、証人喚問あるいは集中審議などぜひ必要である、特にE2Cは疑惑に包まれておるわけでありまして、この購入は見合わせるべきである、予算から削除すべきであると、こういった立場をとっております。 とともに、あわせて重要なのは国民生活に重大な関係のある予算審議に──不況が長引いており、失業がふえておるときに、この予算審議に当たって予算の修正を私たちは求めなくてはならぬと考えておるわけであります。少な……
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