このページでは小林政子衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○小林政子君 私は、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について、日本共産党・革新共同を代表し、総理並びに関係閣僚に質問いたします。 第一は、今回の法案の主要な柱である運賃法定制の骨抜きについてであります。 五十一年度の消費者物価の上昇を八・二%に抑えるという政府の約束は、いつの間にか八・六%に変更され、しかも現実には九%を上回ることが確実であります。このように引き続く物価高騰のもとで、公共料金の横綱と言われる国鉄運賃の法定制を骨抜きにし、連続値上げへの道を開くことは、私鉄など交通料金はもちろんのこと、すべての物価の上昇に政府みずから拍車をかけるものであります。このことは……
○小林政子君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、内閣提出の国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案並びに自民党、民社党、新自由クラブによる共同修正案に反対する立場から、討論するものであります。(拍手) 反対理由の第一は、物価高と長期の不況のもとで、国民生活と営業に大きな困難が続いているとき、いまこそ公共料金の値上げに歯どめをかけて、国民生活を守ることこそが切実に求められています。いま必要なことは、国鉄運賃の相次ぐ値上げを繰り返すこの大もとを取り除き、真に国民本位の公共交通機関としての国鉄の再建が求められているのであります。 ところが、改正案では、連続運賃値上げのための法定……
○小林政子君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、自民、公明、民社、新自由クラブ四党共同提案による新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法案に、反対の討論を行うものであります。(拍手) まず第一の問題は、政府・自民党が、にせ左翼暴力集団の盲動と破壊活動に対し、新しい法律でしか対処できないということを口実に、現行法に基づく徹底的な取り締まりを回避し、彼らを泳がせる政策をとり続けてきたことであります。(拍手) さきの管制塔破壊事件後の緊急質問の際、総理みずから、彼ら暴力集団に寛容であり過ぎたと認めざるを得なかったように、政府が現行法上可能なあらゆる対策を十分とってこなかったため、ついに管制……
○小林政子君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、政府提出の予算三案に反対の討論を行います。(拍手) 今日、国民生活は、五年越しの長期不況など深刻な経済危機の中で、さまざまな生活難に見舞われております。円高の国内的原因である低賃金、低福祉型構造の抜本的転換もされないまま、日本経済の危機はますます深刻さを増しています。こうした中で、大企業は最高の利益を上げる一方で、中小企業は連続四十ヵ月以上も一千件を超える倒産が続いています。とりわけ雇用、失業問題は深刻さを増しています。 特に注目しなければならないことは、石油危機以降大企業が進めている減量経営が、今日の雇用不安の最大の原因となっているなど、……
○小林(政)委員 運輸行政に対する大臣の基本的な姿勢についてお伺いをいたしたいというふうに思います。
いま、すでに大臣御承知のとおり、運輸省を巻き込んだと言われますか、大きな問題になりましたロッキード事件ですね。この問題について、いま全日空ルートの公判がすでに始められているわけです。そして、検察側からの冒頭陳述で新たな事実が指摘をされてきている。本当に運輸行政に対して責任も持つ運輸大臣として、このような事態をどのように受けとめられて、そして対処をされようとしているのか、この点についてまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 この問題について姿勢を正して、行政のあり方はかくあるべきとい……
○小林(政)委員 海上保安官に協力援助した者等の災害給付の状況を見てみますと、先ほど来からすでに何人かの方からも御質問が出ておりますけれども、四十七年から五十一年までの間に七人というのは非常に少ないという感じを強く受けるわけでございますけれども、この制度のいわゆる手続上の問題ですね、こういった問題が起こった場合に、その手続は具体的にどのようにしてやられるのか、この点をまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 二つの場合ということで、前者の場合は余り問題がないのだと私は思います。ただ後者の場合ですね。海難が発生してそれをみずから救助しようということで自発的に救助に当たって災害を受けた、し……
○小林(政)委員 私は、まず最初に国鉄の安全問題とその対策についてお伺いをいたしたいと思います。
三月八日の上越線での「佐渡」三号列車の脱線落石事故に関連いたしまして、現在当局としては応急措置をとられると同時に、また落石どめの擁壁の継ぎ足しなど、あるいは警報装置などの復旧措置をとっておりますけれども、実際に今回のこのような事故に対しましてこれを具体的に当局側としてはどのように受けとめていられるのか、この点をまず最初にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 具体的にいま事実関係についてのお話がございましたけれども、このような事故に対して具体的にどのようにこの事故を受けとめていらっしゃるか……
○小林(政)委員 近年、開発途上国の海運への進出が大変活発になって、従来先進海運国が主張をしておりました海運自由の原則ということも、国際的にはなかなか通用しない、こういう情勢を迎えているわけでございますけれども、開発途上国が自国の海運を育成し、そしてまたそれを強化発展させていくということに大変力を入れ、貨物輸送の取り扱いをめぐって自国船優先主義というようなことが起こり、一部自国の貨物を留保するというような動きも顕著に出てきている。こういう中で、自国船優先政策がとられておりますけれども、そういったことの結果、結局わが国の外航船舶、船会社が不利益な取り扱いを受け、著しく利益を害するおそれがある、こ……
○小林(政)委員 私は、法定制緩和問題について最初にお伺いをいたしたいと思います。 法定制緩和が財政法第三条に違反しないという政府の主張の唯一の論拠は、厳重な要件がつけられているというものでございます。ところが、その厳重な要件というものは、実際には全く歯どめの役割りを果たさないざる規定であるということを私はまず冒頭に言わなければならないと思います。 第一に、認可だけでやれる値上げの限度ですが、単年度赤字の場合は物価等上昇率プラス一五%となっていますが、物価の方は、いまの自民党政府のやり方では、実際、まさに歯どめがないわけです。将来、かつてのような、あの石油ショックのような狂乱物価の状態があ……
○小林(政)委員 大島参考人にお伺いをいたしたいと思いますけれども、国鉄は公共交通機関の根幹であると私ども考えております。したがって、それにふさわしい財政、経営にしなければならないというふうに思っておりますけれども、その中でも国鉄の線路とか駅舎というものは、その修理とか改善あるいはこれを本当にきちっとやっていけば半永久的に利用できるというものでございますし、結局国民の財産でもございますので、国鉄の再建を図っていくという上でこの建設や改良費は当然国が出資するべきではないか、このように考えておりますけれども、御意見をお聞かせいただきたいというふうに思います。 それからもう一つ、先ほど来御意見を述……
○小林(政)委員 最初に吉田芳子さんにお伺いを申し上げたいと思います。 私ども昨日から、丸森線の視察を初め、また本日もいろいろと貴重な御意見をお伺いをいたしておりますし、その中で本当に国鉄というものが、公共事業として果たしていかなければならない大きな役割りを担っているんだということを、改めて大変痛感をいたしたわけでございます。 特に私はその中で、今回の弾力条項という、法定制緩和の問題つきまして、一つには、この弾力化法は「当分の間」という期限がついているんだ、また一定の上限も定めてある、こういうことで法定制そのものに触れるのではない、政府はこういう解釈をしているわけでございますけれども、しか……
○小林(政)委員 私はまず運輸大臣にお伺いをいたしたいと思いますけれども、領海十二海里そして漁業水域二百海里の拡張という適用海域の広がりなど、海洋新時代に対応いたします海上保安庁の警備の体制あるいは海上保安の体制というものを考えますときに、先ほど来からいろいろと御意見が出ておりましたし、質問に対するお答えもあったわけでございますけれども、現状というものを踏まえて、将来この対応策を具体的にどのように検討を深めていこうとされているのか、この点まずお伺いをいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 ただいま大臣の非常に前向きな積極的な御答弁でございますけれども、聞くところによりますと、政府部内か……
○小林(政)委員 国有鉄道運賃法の修正案につきまして、提案者に質問をいたしたいと思います。 先ほど来、委員会の中で石田委員の、質問に対して政府は、五十二年度値上げをしない場合、五十三年度値上げは実収で二五%、名目で約三七%と答弁をされましたが、私たちの計算では二五%ではなく三〇%になると思います。しかし、それはさておいて、実収二五%の増収を得るためには、値上げ率は三七%ではこれはとうてい済みません。昨年五〇%の大幅値上げが行われましたけれども、実質増収が現状では三〇%程度というふうにとどまっています。このことから見ても、三分の五倍、すなわち、四〇%以上の値上げをしなければ実収二五%の増収はと……
○小林(政)委員 今回の特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案は成田空港の開港を対象としている、このように御答弁がされているわけでございますけれども、この法案は空港設置者が十年後を見越して空港周辺に宅地化が進み、騒音被害の影響が広範囲にわたると予測される空港を特定空港と指定をし、航空機騒音による障害の防止のために周辺の土地規制をも含め都市計画事業によってこれを行おうとする、こういう法案の内容でございますけれども、本来騒音防止の基本的な考え方につきましては、騒音を振りまく発生源そのものの原因と責任を明確にして、その上で発生源に対して規制を行い、その被害を最小限にとどめて騒音防止を図り、その防止対……
○小林(政)委員 参考人の皆さんには、きょうは長時間にわたって貴重な御意見をいただき本当にありがとうございます。私、まず最初に木村参考人にお伺いいたしたいと思います。 私ども従来、空港周辺の騒音防止対策は、先ほど先生もおっしゃっておられましたけれども、発生源でこれを規制していくことが一番重要な問題だというふうに考えております。そして周辺住民の被害を最小限に抑えるとともに、この生活環境保全のための防止対策は原因者負担ということでやっていくべきが基本的に当然のことである、このように考えております。 ところがこの法案、委員会で審議を続けてまいりましたけれども、一つ一つ質疑の中で明らかになりました……
○小林(政)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論をするものであります。 私は、まず当委員会における本法案の取り扱いが、議会制民主主義の基本に反する国民への許しがたい挑戦であることを厳重に指摘するものであります。 各党間で一致していない大きな問題点のある悪法を、ごく短期間の臨時国会で強行成立させようとすることは、さきの臨時国会の会期再延長と事実上同じことであり、国会を政府の提出法案承認登録機関にかえることにほかなりません。憲法は会期制を明確に規定し、一つ一つの会期ごとに独立した国会の意思を決めるたてまえのもと……
○小林(政)委員 新東京国際空港の開港に伴う公団の管理規程をめぐる問題について、何点か大臣にお伺いをいたしたいと思います。
政府は、三月三十日を目途に成田空港の開港を決定いたしておりますが、開港以前にまだまだ解決をしなければならない騒音問題やあるいはアクセス問題、成田から羽田への移転の問題など諸問題が山積をいたしているわけでございます。
私のまず第一に伺いたいのは、この中で、羽田空港から成田に移る空港関係者、下請関係なども含めてこの数は大体どのぐらいになるのか、この点をまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 相当の関係者が移ってくるわけでございますけれども、この新しい空港、新東京国……
○小林(政)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案並びに同修正案について反対の討論を行います。 反対理由の第一は、本法案が実施しようとしている飛行場周辺における建築規制などの私権の制限措置がきわめて不当なもので、航空機騒音による被害者に対して一方的にこれを強制していることであります。 その一つは、航空機騒音を防止するための基本である発生源の規制、すなわち飛行回数、飛行経路、早期・夜間飛行などに対する規制や制限は何ら法的に整備しないままに、被害者である周辺住民には建築規制など私権の制限を行おうとしていることであります。 現……
○小林(政)委員 参考人の皆さん、大変長時間にわたって御苦労さまでございます。各委員の方からそれぞれ御質疑がございまして、私、できるだけ重複を避けまして二、三お伺いをいたしたいというふうに思っております。 いままでのお話を聞いておりますと、つまるところが、この深刻な不況のもとでどう仕事を確保していくか、そしてまた当面する倒産防止という観点からもどのような対策をとっていかなければならないか、大きく分けましてこのように承ったわけでございます。 御承知のとおり、中小造船の倒産がここのところ一段と相次いでおりますけれども、造船所が倒産をするということは、経営者はもちろんのことでございますけれども、……
○小林(政)委員 どうも皆さん御苦労さまでございます。私、ごく簡単に二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。 先ほど来、労働組合の立場から、設備廃棄だけが先行して雇用の問題が置き去りにされるという御主張がございました。この雇用確保の問題というのは、不況の中で、しかも船腹過剰という状況の中で、これは切り離して考えられるものではございませんし、重視をしていかなければならないきわめて大切な問題だというふうに私は考えます。 今回の造船不況と一般に言われておりますのは、何と言っても大型タンカーが船腹の大きな過剰を来している、設備の拡大に拡大を重ねてまいりまして、世界第一位の建造量などと言われ……
○小林(政)委員 私は、質問に入ります前にまず最初に指摘しておかなければならないと脅えておりますことは、去る三月三十六日、成田空港の管制塔破壊を中心とする空港周辺で組織的、計画的な暴挙を行った暴力集団に対して、あたかも彼らが社会主義あるいは共産主義を目指す集団であるかのごとく発言し、考えている同僚議員の問題について、一言触れておきたいと考えます。 国会決議にあるように、彼らの行動は法治国家への挑戦であり、平和と民主主義の名において許しがたい暴挙であって、社会の進歩と変革には全く無縁の暴力破壊集団であることは別口であります。にもかかわらず、彼らに対してあのような発言を国会という公式の場であえて……
○小林(政)委員 造船不況はいま深刻な事態を迎えておりますけれども、新たな発想に立ってこの不況対策、そしてまた需要の創出、雇用の安定を図ることが緊急に必要なことだと思います。深刻なこの事態が起こったその責任と申しますか、それを国際的な傾向ということにその責任を求めるということだけでは当を得ないのではないか。いままで国内的に政府がとってまいりました政策上の責任、こういう立場からこの原因を、あるいはいままでの政策上の問題等をこの際明確にした上でこそ本当に正しい対策、解決策を打ち出すことができるのだと思います。 そういう立場に立って、このような深刻な事態を招いた現状について、政府はどのような認識の……
○小林(政)委員 私は、新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法案の質疑に入ります前に、この法案は、成田の開港が目前に迫っているということでできるだけ早く審議を済ませてほしい、こういう意見が理事会で出まして、私どもは、連合審査もする必要があるし、また現地調査も行う必要がある、こういうことの意見を述べましたけれども、結局、何か急ぐ必要があるのだということで、この問題については、また後ほどの協議になるのかもしれませんけれども、そういう事態が理事会でございました。 いま、いろいろと審議の中でもございましたように、この法案の審議については、あくまで現状把握ということが大事ですが、いままで私が何回も……
○小林(政)委員 私は、まず、国鉄のこのたびの運賃値上げの問題についてお伺いをいたしたいと思います。 今回、国鉄側から申請が出されました運賃改定は、いわゆる取れるところから取ろうという、きわめて意図的なものだと一般でも言われております。中でも通学定期は四〇・八%という大幅な値上げというもので、まさにこれはねらい撃ちされたのではないかという感すら持つものでございます。先ほど国鉄総裁は、今回の運賃値上げは、上げたくはないけれどもやむを得ない、追い込まれるというような思いでございますという御答弁がございましたけれども、通学定期の四〇・八%という大幅値上げ、これは一体どういうことなんだろうか。 も……
○小林(政)委員 福永運輸大臣に、まずお伺いをいたしたいと思います。 造船不況の問題は地域経済と密接なつながりを持っておりますだけに、造船の不況とかあるいは倒産という事態については、地域の中で関連下請企業並びにそこで働いている労働者また地方自治体あるいは町の商店に至るまで、地域経済に関連を持って大きな打撃を受けているというのが、いまの現状でございます。 本来、この問題に対しての不況対策、これについては、何と言っても雇用の安定であり、そしてまた需要の創出をどう図っていくか、このことを抜きにしては不況対策というものはあり得ないと私は考えております。 政府も地域不況対策ということをとってはきて……
○小林(政)委員 先ほどからの論議を聞いておりまして、まず提案者に確認をいたしておきたいと思います点は、運賃というのは乗車した距離に応じて支払うということが原則である、このように考えますけれども、まず提案者の方のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ところが、私ども調べた数字によりますと、いまとっております新幹線の営業キロと実測キロ、これは先ほど来国鉄総裁も、営業線基準規程の第七条で、営業キロ程の設定は「起点から停車場中心までの実測キロメートル」によって定める、こういうことを言われましたけれども、私自身も、やはりいまの運賃の決め方というのは、当然、実測キロというものを一つの土……
○小林(政)委員 大手私鉄の運賃値上げ申請が出されておりまして、わが党では、すでに参議院の方でも運輸委員会でこの問題を取り上げ、今回の値上げがどんなに不当なものであるか、そしてまた値上げの理由となっております収入不足がつくられたものではないか、運輸省が通達まで出して私鉄の鉄道部門の会計操作を指示していた、その結果の赤字でははいか、これらの点を参議院の運輸委員会で指摘をし、追及を行ったところでございますけれども、今回の私鉄運賃の値上げは、黒字の近鉄まで値上げを申請しておりますし、また定期の割引率の引き下げも、これは率は違うにしても、各社一斉に行っている、この中には数々の問題点がございます。 こ……
○小林(政)委員 一般消費税の特別部会の報告が出されておりますけれども、私この問題について主税局長にお尋ねをいたしたいと思います。 時間の関係で大変どうも簡潔になりますけれども、この試案の一般消費税が導入された場合、標準世帯で税負担というものが具体的にどのようになるのかということについてぜひひとつお示しをいただきたい。いま国民が一番関心を持っている問題は、一般消費税というものが導入された場合に、自分たちの税負担というのはどうなるんだろうか、このことと、もちろん物価騰貴の問題とか、逆進性の問題とか、中小企業への影響の問題とか、さまざまな問題点を含んでおりますけれども、まず私はこの点について試算……
○小林(政)委員 私は、最初に運輸大臣の基本姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。 今日の運輸行政の使命というのは、大臣も表明をされておりますように「やはり陸上交通、そして空の交通、また海上交通全般にわたっての安全性と、そしてまた輸送のサービスを行うということ、これに行政が非常な対応を求められている」、このように述べられておりますけれども、私は、まず最初に、その中でも空の問題、航空機の購入をめぐるこの問題についてお伺いをいたしたいと思います。 御承知のとおり、ロッキード事件に続いてグラマン、ダグラス社の軍用機、民間機及びガルフストリームあるいはまた政府が出資をいたしております日本航空、……
○小林(政)委員 今日の国際観光振興会法の一部改正は、国際観光振興会が従来行っておりました業務、特に外国人旅客に限定されていたものを今回日本人観光旅客を含めて行おう、こういうことでの改正でございます。現在すでに各委員からもいろいろと角度を変えての質問が行われておりますので、したがって、私は、できるだけ重複を避けて御質問をいたしたいと考えております。 とりわけ日本人の海外旅行者が増大をしている、しかもその中でいろいろとトラブルが起こっている、また事故が起きている、あるいは不健全性云々と言われるような社会的な問題にまで発展しているという事態も起こっている、したがって、旅行業者に対して今回事前に情……
○小林(政)委員 今回の船舶整備公団法の改正によって、いままで立ちおくれていた中小の内航船対策として、いろいろと午前中からの論議を聞いておりまして、やはり一歩前進であるというふうに思います。しかし、内航海運業界というのは、きわめて重要な役割りを果たしていると同時に、また約一万を超える事業者、しかも個人とか中小企業とか、こういう層が九七%を占めている、こういう状況から考えますと、今回の改正はきわめて不十分なものではないか、このようにも思うわけでございます。 私は、昨年四月十九日、当運輸委員会で内航船対策、とりわけ船舶整備公団の共有船の建造問題ということで質問をいたしましたし、また、その予算の拡……
○小林(政)委員 参考人にお伺いをいたします。 まず最初に、日本船主協会の会長さんにお伺いをいたしたいと思いますけれども、現在提出をされております船舶の利子補給法案は、その運用に当たって乗員定数を減らしていくといういわゆる超合理化船、一つはこれに対象をしぼっておりますし、それからまた、船主協会としても、利子補給に伴う新船の建造については、一方的に船腹をふやすこともできないという立場から、海運不況の船腹過剰という現状のもとでいろいろとお考えを持っていらっしゃると思います。どちらにしても大規模なスクラップを必要とする、こういうことも言われておりますけれども、超合理化船にしてもあるいはまたスクラッ……
○小林(政)委員 三月二十日午後九時四十分に発生をいたしました上越新幹線大清水トンネル火災事故は、十六名の死亡者を出すという大惨事になりまして、この問題についてはすでにいろいろと政府の答弁、また質問も行われておりますけれども、火災発生を未然に防止していくそういう措置、あるいはまた聞いておりまして、初歩的な安全対策、こういった問題がやはり明らかに欠けていたというふうに私はいま委員会の中で痛感をいたしております。 したがって、この事故は何と言っても災害というよりも人災ではないのか、このような感を深くしておりますが、この問題についてまず御意見を伺いたいと思いますけれども、警察あるいは消防への通報体……
○小林(政)委員 外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部改正法案について、今回の法律の改正は一つには、計画造船の利子補給というものを三年ぶりで復活する、しかも、その利子補給率の引き上げも行っているわけでございます。さらにまた、財政融資の比率も五%アップをいたしておりますし、償還の返済期間の条件についても、これまでの八年間半年賦均等償還から、今後は三年据え置きで十年の半年賦均等償還ということでいま法律がかかっているわけでございますけれども、私は、この中で何点かについてお伺いをいたしたいと思います。 一つは、この計画を達成することによって、雇用の問題というのが具体的に果たして解決をしていくもの……
○小林(政)委員 私はきょうは、時間の関係もありますので、身体障害者の割引問題ということについてのみ御質問をいたしたいというふうに思います。 昨年の十二月に、障害者の団体でございます障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会、ここから運輸省に対しまして、いろいろと運輸関係に関連する要請行動がございました。内容を見てみますと、いずれも非常に切実な問題で運輸省交渉が行われているわけでございますけれども、私はきょう、その中で身障者の割引乗車券の購入についての簡素化の問題と料金割引の適用の問題、この二つの問題について質問をいたしたいと思います。 まず最初に、身体障害者が国鉄を利用しようとする場合に、そ……
○小林(政)委員 船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部改正法案は、ここにも書かれておりますとおり、近海海運業等にかかわる事業規模の縮小に伴い離職船員の発生が今後においても引き続き予想される、こういう状況にかんがみ、就職促進給付金の支給に関する特別措置の対象となる者の離職の日に関する期限が法律の施行の日から起算して二年といままでなっておりましたものを、今回、昭和五十八年六月三十日まで延長しよう、こういう内容でございます。 この問題に関連をいたしまして、私は、最近の深刻な船員の失業状況、そして雇用不安が一層増している、こういう状況の中で、現在、職安業務の内容、また失業保険等の支払い業務の急増……
○小林(政)委員 大臣の記者会見の発言をめぐってきょうはいろいろと各委員からもすでに問題が提起されております。大臣は、この中で、やはり国鉄再建の基本方向を進めていくためには、この立場というのは正しいのだと受け取れる発言をされているわけでございますけれども、また大臣自身、国鉄再建の基本方針については、それこそ野党の皆さんの御協力も云々、こういう御発言もございましたけれども、私どもは、この内容については国鉄の再建にはこれではつながらない、こういう立場を鮮明にいたしてまいったものでございます。 何と言っても国鉄財政破綻の最大の要因であります借金依存の政策、これをどう改めていくのか、そしてまた、国鉄……
○小林(政)委員 参考人の皆さん、御苦労さまです。大分各委員の方々からそれぞれの角度で質問が行われておりますので、私は、若干ダブるところもあるかと存じますけれども、それはお許しをいただきたい、このように思います。 最初に、まずトラック協会の方にお伺いをいたしたいというふうに思いますけれども、先ほど来お話を伺っておりますと、軽油の供給については対前年比二〇%あるいは三〇%の削減が行われている、こういうお話でございました。私も、地元を調査いたしましたその実績から申しますと、運送業者の方、これは複数のガソリンスタンドで給油を受けている方でございますけれども、やはり七月の段階で対前年比二六%の供給の……
○小林(政)委員 まず最初に、福田さんと滝野さんにお伺いをいたしたいと思います。 政府は、物価安定を重点課題ということを言っており、五十一年度では消費者物価の上昇を八・二%と約束をしておきながら、途中でこれを八・六%に変更し、実際には九・二%上昇するということで約束が守られませんでした。ことしは国鉄の値上げ分を含めて七・六%に抑えると言っていますが、政府のこのような発言に対しましてどのようにこれを受けとめていらっしゃるのか。 また政府は、国鉄運賃の値上げについて九月から一九%上げても、消費者物価に与える影響はわずか〇・二五%程度であろう、ごくわずかである、こういうことを言っておりますけれど……
○小林(政)分科員 私は、ただいまも問題になっておりました高校新増設の補助制度の拡充と改善の問題につきまして、お伺いをいたしたいというふうに思います。 全国知事会議でも、御承知のとおり、今回の高校新増設の補助制度について、この高校生の受験地獄を解消していくためには、五十五年度までに公立高校の新設四百十六校、既存の二百七十一校に千三十五学級の増設が必要であるということで、総額一兆一千億円の経費がそれには必要だということを、調査した結果を発表いたしました。そして国の補助制度の拡充ということを大変強く要求をされていることは、文部大臣もよく御承知のところであると思います。希望するすべての子供たちに行……
○小林(政)分科員 私は、身体障害児の進路と今後の対策という問題について、厚生大臣にお伺いをいたしたいと思います。 現在の深刻な雇用、失業者が多発をしておりますこういう情勢のもとで、障害者の就労の機会というものはとりわけ困難になっておりますけれども、この三月の卒業期を目前にして、養護学校の教師はいま、高等部を卒業する生徒の進路に必死でございます。卒業後一般の企業や官庁に就職のできない、非常に障害の程度が重くて、そして通常と同じ仕事をやることが困難である、こういう障害児に対しまして、やはり一定の仕事と集団の中で生活が――生きがいというものを持たせてやりたい、こういう施設が非常に不足をしていると……
○小林(政)分科員 私は、養護学校の義務化がことしの四月から実施をされますけれども、このことはすべての障害児に教育の保障を、そしてまた長年にわたって父母を初め教職員やあるいはまた国民的にもこの運動は盛り上がっておりましたし、このような努力が実を結び、そしてその切実な願いが入れられて今日義務化が行われるということは、大変私は喜ばしいことであるというふうに感じております。 障害を持つ子供に、その障害に見合った教育を行うということは、これは私はぜひこの際本当に完全なものとして実施をすると同時に、効果を上げるという、こういう点について今後の大臣の方針と、そしてまた基本的なお考えについてまずお伺いをい……
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