このページでは坂井弘一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○坂井委員 東郷さんが証人としておいでいただくことの決まりました先週以後、児玉あるいは児玉グループ、小佐野氏、中曽根氏から何らかの連絡なりお話ございませんでしたでしょうか。
【次の発言】 順次伺ってまいりますが、最初に、四十七年の三月の九日の、いわゆる「一条」における出来事でございます。この席上では、中曽根さんの証言によりますと「何か上場するというお話だけれども、その際に多少でももうかればおれの方の政治資金を応援してくれよ、」こういう証言であります。このときには二十五億云々の話は一切出ておりませんか。
【次の発言】 それでは、その後四月の二十八日に料亭「中川」で会われたと思いますが、その席では……
○坂井委員 質問がかなり多岐にわたっておりますので、制約された時間でございますし、御答弁をひとつ簡明にお願いいたしたいと思います。 福田総理が、このロッキード事件の徹底解明は必ず実行いたします、その結果については国会に報告をいたしますと約束されたわけでございますが、一体このロッキード事件の徹底解明、この徹底解明はだれがいかなる手段、方法によって解明をするというように総理はお考えになっておるのか、そこのところをひとつ明確にしていただきたいのと、同時にその結果についての報告の時期、いつごろをお考えになっていらっしゃるのか、明らかにしていただきたいと思います。
○坂井委員 福田法務大臣に、あなたの基本的な姿勢、あるいは認識と言った方がいいのでしょうか、ということで伺っておきたいと思うのです。つまり、基本的人権ということについて、人権擁護ということを先般来盛んにおっしゃられまして、そこで、いわゆる灰色高官公表に関した前回の措置に対しましてあなたの問題発言といいますか、そういうことで今日集中審議と、こうなったわけであります。そこで、この基本的人権ということ、確かに人間だれしも憲法に基づくところの大事な個人の人権というものは等しく尊重されなければならない、そういうことはもう当然だと私も思う。ただ問題は、基本的人権がよって立つもの、その基盤になるものはやはり……
○坂井委員 最初に、韓国に対しますわが国の今後の経済協力のあり方につきまして伺いたいのでありますけれども、最近の日韓の情勢をめぐりまして、幾つかの変化が生じてきておる。つまりその一つは、いわゆる在韓米地上軍の撤退ということをカーター大統領が決めた。同時にまた、いわゆる朴政権に対しますところの、人権抑圧といいますか、そういう点の批判が高まってきた。それに応じて、韓国内では自立と民主化、そういう機運というものが急速に高まりつつあるということ。それから二つ目には、最近の韓国経済というものが大変な勢いで発展をしつつあるということで、海外市場における競争力、それがまたわが国の有力な競争相手になってきた。……
○坂井委員 御回答いただきましたので、あらましを了といたしますが、私がこの問題を提起したのは、行財政改革の一環としての国の、特に入札のあり方、実は、これは相当いろいろな問題があるわけです。やはり本来的には競争入札、つまり国が物品を購入する、あるいはまた国有財産を売却する、その他いろいろな契約行為は、原則的には競争入札。しかし、それが指名競争入札、それからだんだんと随契がふえてきておる。そういう中で、一つの端的な事例として、実はこのような通達が、業者名、メーカーまで指定して通達を出す。ちょっとこれは常識で考えられぬことですけれども、そういうことが現実に行われておるという一つの事実を指摘する中で、……
○坂井委員 お忙しい中を大変に御苦労さまでございます。 ソウルの地下鉄問題等につきましては、後ほど二見委員からお尋ねをするということにいたしたいと思います。 ただ、ただいま委員長から、先刻の理事会におきます合意に基づきまして重ねて秘密理事会におい七名前の提出の御意思はないかということで参考人にお尋ねがございました。いかなる場であろうとも出せないということでございますが、秘密理事会においてという与野党の理事の皆さんが最大の配慮の中で、とりわけこの疑惑が先ほどの大出委員の質疑を通じましておおむねその流れ等について明らかになってきた段階で、せっかくこうして商社の皆さん方、せめてこの疑惑の解明に対……
○坂井委員 最初に委員長に、御提案、お願いをいたしたいと思います。 政治的道義的責任ありとして、四人の方々をいわゆる灰色と認定したのは国会でありますし、紛れもなく当委員会、ロッキード調査特別委員会が認定をしたわけであります。したがって、申すまでもないことでありますが、この認定に当たっては、与野党の別なく本委員会が責任を負わなければならない。これは理の当然であろうと思います。委員長のお立場は、まさに厳正公平な本委員会の委員長でございます。 さて、そこで、国会が認定をいたしましたこの四人の方々は、金銭授受の問題をめぐりまして、そのほとんどの方々がこれを明確に否定をしていらっしゃる。そういう中で……
○坂井委員 やりとりを伺っておりまして、率直に申し上げまして、ロッキード事件の重大性にかんがみて政府が国会に対しては最大の協力をするという厳粛なる約束、それがいまの答弁ではその姿勢、協力の具体的な内容というものが全くあらわれてこない。はなはだ遺憾に存じます。 そこで、国政調査権の本質と申しますか、あるいはあり方といいますか、これについてまず、きょう法制局にもおいでいただいておりますので、若干法制局の見解を伺いながらお尋ねをしてみたいと思います。 私は、この国政調査権の本質は、国政調査権というものが、仮に憲法上明文の規定があるとなしにかかわらず、議院がこの憲法上の権能を実効的に行使をする、そ……
○坂井委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算第二号三案について、賛成の討論を行います。 私どもが第二次補正予算三案に賛成する理由を端的に申しますならば、当面するわが国経済は、財政による追加措置を講じなければ、不況のどろ沼へと陥る危険を強く感ぜざるを得ないからであります。 遺憾ながら、本年度の実質経済成長率の見通しは、二度の補正予算措置を講じて、なおかつ六・七%から五・三%へと修正を余儀なくされました。わが党のかねてからの懸念が現実のものとなってしまったのであります。 直面している深刻な不況は、個人消費、民間設備投資が極度に冷え込み、それが回……
○坂井委員 冒頭、総理にお伺いしておきたいことがございます。ロッキード事件が起こりましてちょうど満二年になります。私は、この事件の最大の教訓と申しますか、反省すべき点はやはり日本の政治の金権体質ないし腐敗の体制、これが徹底してメスを入れられて根本的な療治をするというところにあったと思います。残念ながら、今日なおこの真相解明には、国会といたしましてもほとんど無力であったということを言わざるを得ないのが実情ではないかと思うわけでありますけれども、そういうことに相なりますと、国民の政治に対する不信というものがなおなお増大されていく、私は実はそれを内心きわめて憂えるものでございます。 そこで、総理に……
○坂井委員 私は、公明党・国民会議並びに民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十三年度予算三案について、政府がこれを撤回し編成替えを求めるの動議につきまして、共同提案理由とその概要を御説明いたします。 動議の内容につきましては、すでにお手元に配付いたしてありますので、御参照いただきたいと思います。 初めに、動議の主文を朗読いたします。 昭和五十三年度一般会計予算、昭和五十三年度特別会計予算及び昭和五十三年度政府関係機関予算については、政府はこれを撤回し、左記要綱により速やかに組替えをなし、再提出することを要求する。 右の動議を提出する。 以下、所得税減税、年金の……
○坂井委員 福永一臣氏の証人喚問につきましては、公判に支障のない段階ということでありますれば、先ほどお答えございましたが、伊藤、副島の検事調書が採用された段階――これは委員長に確認しておきたいと思うのですが、この両名の検事調書が採用された段階では、公判に支障がないから、したがって懸案の福永一臣氏の証人喚問をやりましょうと、こういうことでしょうか。
【次の発言】 採用された後で喚問を実現するということですね、喚問されたらば……。
【次の発言】 この場所はちょっと議論しにくい。理事会等に譲りましょうが、いずれにしましても、喚問する方向、その方向というのは委員長に一任したのですが、その方向が実現する……
○坂井委員 順序を変えまして、最初に、政府の総合経済対策の緊急輸入の分について伺いたいのでありますが、言うまでもなく、この総合経済対策、今回政府が、その中の柱の一つとして、四十億ドル程度の緊急輸入ということをうたっておるわけでございます。
総理にひとつ端的に伺いますが、この四十億ドルの緊急輸入、ドル減らし、これは自信がおありでしょうか。
【次の発言】 宮澤経企庁長官に伺いますが、いかがでしょうか、この四十億ドルの中で、特に仕組み船、この買い戻しが六億五千万ドル、こういうことでございますが、これは達成できますか。
【次の発言】 御答弁によりますと、三十九隻で五隻程度ということですが、いま輸銀の……
○坂井委員 古井法務大臣に伺いますが、政治家あるいは政府高官、つまり公人ですね。公人の人権、名誉と、一方民間人、つまり私人、この名誉、人権、この間には差異があるとお考えでしょうか。それとも全く同じだ、こういう御認識でしょうか。
【次の発言】 公人も私人も人権には変わりなし、基本的人権というのは普遍的なものですから、そういう意味合いでおっしゃっているのか。しかし、私は差異はあると思う。つまり刑法の名誉棄損罪においても二百三十条に、この規定に照らしてみましても、いわゆる公人という立場の人々の人権、名誉というものは一般私人とは差がある。これは前のロッキード事件の際にも、当時の稻葉法務大臣も、差はあり……
○坂井委員 いままでの証書を伺っておりますと、いわゆる四億ないし五億の金につきましては、すべて日商岩井側からの好意でありまして、それを松野さんはお受けになったということの御説明でございますが、あなたの方から日商岩井に対して政治献金をという要求をされたことは一度もなかったのだと、こう受けとめてよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 そうしてこの四、五億につきましては、すべてが政治家である松野頼三氏個人に対する献金である。その趣旨に従って私は選挙ないし政治活動にすべて使ったのである、こういう御説明でございますが、個人に対する献金というわけでございますから、政党、政治団体にという相手の意思で、あ……
○坂井委員 捜査処理の報告をいただきましたが、報告に従いまして若干お尋ねしたいと思います。 E2Cに関して、いわゆる8K報告で、日本政府関係者の示唆により日本における代理店を変更した、このことにつきましては、代理店の変更の経緯は判明したものの、その事柄自体犯罪を構成するものではなかった、こういう結果の報告でございます。先ほどのやりとりをお伺いいたしますと、およそだれが介在したか、それはわかっておるけれども言えない、こういうことでございますが、この8K報告に示された日本政府関係者の示唆があって、そして結果的に介在して、それが成功して代理店の変更がなされた、こう理解してよろしゅうございましょうか……
○坂井委員 主として海部証人にお尋ねいたしますが、簡明にお答えを願いたいと思います。 日商岩井のあなたとハリー・カーン氏との間でE2Cに関しますいわゆる密約、メモランダム、これを作成されたのが一九六九年八月十五日の前後である、こういう証言が私の前回の質問であなたからございました。ここまではよろしいとしまして、このメモランダムの内容については、海部さん、あなたは一々タッチしていないので覚えていない、サインしたこと自体も当時の島田常務から知らされて思い出した、こういう証言でございましたけれども、この証言につきましてはいまの段階では訂正されますか。
○坂井委員 一連の航空機疑惑についてお尋ねをしたいと思いますが、私は具体的に問題を提起しながら、その中で若干の資料の要求をしたいと思いますので、まず大平総理から疑惑解明に取り組む姿勢につきまして御決意のほどを承って、具体的な内容に入りたいと思います。 実は五十一年の四月二十一日でございますが、国会正常化に対する衆参両院議長裁定第四項に「国会は、ロッキード問題に関し、本件にかかわる政治的道義的責任の有無について調査するものとし、国会の国政調査権の行使に当たっては、政府は、事態の推移をみて、刑事訴訟法の立法趣旨をも踏まえた上で事件の解明に最善の協力を行うものとする。」というのがございますが、現在……
○坂井委員 一連の航空機疑惑の解明に対しまして、大平総理は、この究明に当たっては政治的責任をもって対処する、言葉は実にきっぱりと言われたわけでございますけれども、さて具体的にその究明に当たります政府の姿勢というものは、私は、残念ながら十分だとは言いがたいものがあると言わざるを得ないわけでございまして、確かに捜査当局の活動というものも大いに期待しなければならぬということはわかります。わかりますが、大平総理の、すべては検察が優先をして当面は捜査当局の活動に期待するというこの言われ方というのは、おっしゃる真意は、しかる後において政府なりあるいは国会が真相の解明に当たればよろしいのではないかという、裏……
○坂井委員 若干確認をしながらお尋ねをしたいと思いますので、よく思い出して、落ちついてお答えをいただきたいと思います。
E2Cに関しましてハリー・カーン氏と日商岩井との間でメモランダム、覚書の交わされた日は、一九六九年、すなわち昭和四十四年の八月十三日というように先ほどお答えになったかと思うのですけれども、間違いないでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、グラマン社と日商岩井が代理店契約を結んだ日と同じ日ですね。
【次の発言】 では、いずれにいたしましても、海部さん、あなたはその日にはサインをなさったわけですね。島田さんが同席をされた。相手はカーンさん。ほかにどなたかいらっしゃいました……
○坂井委員 疑惑解明に当たりまして、国会が政府に対して資料の提供要請の問題でございますが、大平総理は、この国会の資料提供要請に対しましては、いわゆる司法取り決めに基づきます米側のSECの生資料、これは非公開のものだから国会への提供は困る、相手側、アメリカから入手する際の条件として、出さないという約束だから、したがって国会への提出はできかねる、ただしかしながら、その他の資料については、法令の許す範囲で提供申し上げなければならないことは当然のことである、こういうお考えを言われたわけでございますが、これは、今日もこのとおりでございますか。
【次の発言】 そうしますと、一例としてE2Cに関しますグラマ……
○坂井委員 私は、公明党・国民会議並びに民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十四年度予算三案に対し、政府がこれを撤回し、編成替えを求める動議につきまして、共同提案の理由とその概要を御説明いたします。 動議の内容につきましては、すでにお手元に配付いたしてありますので、御参照いただきたいと思います。 初めに、動議の主文を朗読いたします。 昭和五十四年度一般会計予算、昭和五十四年度特別会計予算及び昭和五十四年度政府関係機関予算については、政府はこれを撤回し、別記要綱により速やかに組替えをなし、再提出することを要求する。 右の動議を提出する。 以下、われわれが雇用対策……
○坂井分科員 昨年暮れの十二月十二日でした、運輸大臣が総理とお会いになりまして、関西国際空港の設置に関してこれを早期に着工したい、あわせてその際、浮体工法による国際空港の建設ということについて運輸大臣から総理に進言された、こういうことが伝えられているわけでございますが、この経緯と運輸大臣の真意につきまして、ひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣のお考えがいま述べられたのですが、元来この空港建設は、いかなる工法によって建設をするか、つまり埋め立て方式あるいは桟橋方式あるいはまた浮体工法による方式、その他、これは空港建設そのものの非常に重要な問題である。したがって、航空審議会に……
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