このページでは古川雅司衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○古川(雅)委員 私は、建設行政の一般的な諸問題の中から、きわめて初歩的にわたりますけれども、数点にわたりまして政府の御見解と具体的な対処策をお伺いしてまいりたいと思います。 最初に建設大臣にお伺いをいたしますが、新年度の予算案の審議の過程で、公共事業によって景気の対策をということでございます。昭和五十二年度の公共事業は、昨年よりも二丁四%増の四兆二千八百十億円となっております。しかし、ここで今日までの公共事業の工事発注の状況を見てまいりますと、予算が成立をしてから、きわめて時間を要して、数カ月たたないと工事の発注はできないという現状になっております。特に、直轄工事の事業の三倍ぐらいになりま……
○古川(雅)委員 ただいま議題となっております治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、治山にも重大な問題がたくさんございますけれども、私は本日は、治水に係る諸問題の中から数項目にわたって質問をしてまいりたいと思います。なお、午前からの質疑応答に一部、重複をすることがあるかもしれませんけれども、あらかじめ、お許しをいただきたいと思います。 最初にダムの問題でございますが、いわゆる特定多目的ダム法に基づきまして昭和四十九年以降に基本計画の公示がなされましたダムにつきまして、私これからピックアップしてまいりたいと思います。私が挙げましたのは七つございますが、福島県の大川ダム、……
○古川(雅)委員 私は、建設並びに国土行政の一般的な問題につきまして、本日は二つの問題点について質問いたしたいと思います。
まず最初に、各地方自治体では、宅地の無秩庁な開発と人口流入に伴う関連公共施設の負担金の増加に非常に悩んでおります。最近、民間業者の宅地造成などに対する、いわゆる開発指導要綱というものをつくっているわけでございますが、自治省から、おいでをいただいておりますので、まず全国で現在、ほぼ、どれほどの市町村が、この開発指導要綱を作成しているか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大変、多くの数に上っているわけでございますが、私の調べたところによりますと、この開発指導要……
○古川(雅)議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨につきまして御説明申し上げます。 住宅は、かけがえのない人間が住まうのみならず家族とのコミュニティーの形成の場であり、あすへの英気を養う場でもあり国民生活に欠かすことのできない基本的なものであります。 したがって、すべての国民に健康で文化的な生活を保障する責任を持つ国は、国民生活の基盤である住宅についても快適でゆとりのある住居を確保し、国民の住宅権を保障すべきであります。 ところが政府の住宅対策を見ますと、住宅金融公庫の融資状況に見受けられるように景気対策の一環として利用することに比重を置き、公営住……
○古川(雅)委員 私は地震予知、災害対策をお伺いする前に、災害対策の一般的な諸問題につきまして、二、三お伺いを進めてまいりたいと思います。 最初に、本日午前八時三十五分ごろ、岐阜県揖斐郡久瀬村東津汲地区の国道三百三号線でバスの転落事故がございまして、死者、行方不明四名、重軽傷者四名という事故が起こっております。事故の詳細につきましては、私のところへテレファックスが入っておりますので、運輸省と建設省に急遽おいでをいただいているわけでございますから、所感をお伺いしたいと思います。 まず、運輸省につきましては、かつて昭和四十三年の八月十八日に飛騨川のバス転落事故がございました。死者百四名を出して……
○古川(雅)委員 建設行政の一般的な諸問題の中から、本日は道路と住宅の問題について若干質問いたしたいと思います。 最初に道路問題でありますが、建設省の国道建設計画の中で緊急最優先区間と言われているのが約三百三十カ所あると言われております。地元の事例を引きましてはなはだ恐縮でございますが、私は、きょうは、広島県の祇園バイパスと三原バイパスの二つの区間について建設省の御見解を伺ってまいりたいと思います。 最初の祇園バイパスでございますが、これは広島市北部地区の、昭和五十年現在で約二十一万五千人、この人口が旧広島市内へ通勤通学をしているわけでございまして、朝夕の通勤通学ラッシュが非常に深刻なもの……
○古川(雅)委員 冒頭大臣から御説明がありましたとおり、去る一月六日付で日本住宅公団から公団賃貸住宅の家賃改定について建設大臣に対して承認申請が提出され、本年七月一日をめどにこの家賃改定の実施をすると言われております。 時間の関係で、最初に大臣に対して五点にわたりましてお伺いをしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず最初に、ただいまもございましたが、この承認を一月、今月じゅうに出すと言われております。先ほど大臣は、十分に検討して、意見を拝聴して合意を成立させたい、このようにおっしゃっておりますが、実際問題として、建設省と公団の間にすでに合意を見ているのでこうして承認申請に……
○古川(雅)委員 去る二月九日の本委員会で、建設大臣が所信の表明をされました。以下、大臣の所信の中から、道路問題と住宅問題に多少関連をさせながらお伺いを進めてまいりたいと思います。 最初に、道路問題に入ってまいりたいと思いますが、大臣は所信の第三項の道路の整備について、特に今後の道路行政のあり方につきまして、「道路交通の安全の確保と生活環境の改善に十分配意しつつ、幹線道路から日常生活の基盤となる市町村道に至るまでの道路網を体系的に整備するとともに、道路管理体制の強化を図ってまいりたいと存じます。」このように述べていらっしゃるわけであります。 非常に道路に対する需要の高い中ではありますが、私……
○古川(雅)委員 ただいま議題になっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 御提案の改正案の内容につきましては、三つの条項にわたりまして、これを柱としてそれぞれ改正を図っておるようでありますが、この内容については一応理解できるといたしまして、住宅の供給並びに金融という部面にわたりまして、一般的に二、三御質問を進めてまいりたいと思います。 政府は、五十三年度の経済成長率七%達成のために、個人住宅建設への住宅金融公庫融資を三十万戸ふやし、無抽せんとして合計四十五万戸、住宅ローン減税及びローンの返済猶予などの施策をとりまして、公共事業と並んで民間住宅の建設を据え……
○古川(雅)委員 建設省より先日配付されました「建設省所管公共事業等の執行の確保に関する報告」にありますとおり、政府は昭和五十三年度予算に係る公共事業について、第一・四半期においてできる限り多くの契約ができるように努力を払いつつ、上半期末に契約済み額の割合が全体として七〇%程度になるということを目途として準備を進めていることが決定されているわけでございますが、本日は、この大型と言われる公共事業に伴う建設業の実態について若干お伺いを進めてまいりたいと思います。 最初に大臣にお伺いをいたしますが、建設省は、直轄工事の下請状況を昭和五十二年十一月二十四日から十二月二十五日まで調査を行い、現在まとめ……
○古川(雅)委員 私は建設及び国土行政の諸問題の中から、きょうは二つの事項にわたって質問をいたします。 最初は、去る六月十二日の夕刻、仙台市を中心にして大きな被害をもたらしました一九七八年宮城県沖地震災害についてお伺いをしてまいります。明日災害対策特別委員会の派遣によって現地を視察してまいりますし、また明後日災害対策特別委員会が開かれますのでそのときまた詳細にお伺いをしたいと思いますが、特にいま気になりますことが二つばかりございます。 けさほどから若干お話がございましたが、その一つは、死者二十一人、行方不明一人、負傷四百三十四人、これは六月十三日十四時現在に判明した人的な被害でございますが……
○古川(雅)委員 一月十四日に発生をいたしました伊豆大島近海地震の被害につきまして、今後の対応策について、わが党では一月の二十五日の本会議の代表質問におきまして竹入委員長から、また一月二十七日の予算委員会では広沢委員から質疑がございました。私は、先ほど委員長の御報告にもありました委員会派遣の被害の調査団の一員として加えていただきまして、また、地元薮仲代議士も現地参加をいたしておりますが、県を初め被災地の皆さんから直接承った御要望等を踏まえて質問を進めてまいりたいと思います。 午前中から質疑がございまして、重複をするかもしれませんが、政府各省から専門の担当官の皆さんにおいでをいただいております……
○古川(雅)委員 先ほど国土庁長官から「昭和五十三年度の防災計画及び災害復旧計画等の概要」の説明がありました。その後、四柳国土庁審議官からは、災害関係予算案の内容を中心にして補足説明がございましたので、若干質問を申し上げたいと思います。 最初に、大臣にお伺いをいたしますが、いわゆる災害対策事業につきましては、災害復旧事業あるいは改良復旧事業、これは再度の災害を防止するという意味の改良復旧事業であります。それから震災対策、防災対策、この中には防災の組織あるいは通信連絡網というような事業がございます。災害復旧関係事業の技術開発、科学技術の研究、国土保全事業等、非常に多岐にわたっているわけでありま……
○古川(雅)委員 ただいま議題になっております大規模地震対策特別措置法案につきましては、去る四月十三日に提案理由の御説明がありまして以来、数々の議論がございました。また昨日は参考人にそれぞれ専門の諸先生方をお招きして、御意見の開陳もいただいております。そうした中で問題点の指摘は十分行われたと私は思いますが、長官もそういう問題点の指摘を踏まえて、その一つ一つについてはすでに明確に見解をお固めになっているのではないかと思います。そういう意味で、以下質問をしてまいりたいと思います。 最初に、この法案の要旨の一つでありますが、総理大臣は、気象庁長官から地震の予知情報の報告を受けた場合において、地震防……
○古川(雅)委員 三十分という限られた持ち時間でございますので、きわめて断片的になりますが、私は建設及び国土行政にわたりまして若干御質問申し上げたいと思います。 最初に、国道二号線の三原バイパスについてでございますが、この問題点につきましては、昨年の十月二十六日の本委員会で比較的詳細にわたってお伺いをしたわけでございますが、そのとき浅井前道路局長の答弁は「しっかりしたアセスメントをやって、ルートについて完全な御理解をいただいた上で、ぜひ早くこのバイパスの完成をしたいというふうに考えておりますが、その前の段階に県、市、地元関係者の御理解と協力を得てバイパスの都市計画決定をまずやらなければいけま……
○古川(雅)委員 昭和五十四年度における防災計画及び災害復旧等の概要について御説明がございましたので、若干質問を申し上げたいと思います。 最初に長官に、いわゆる災害対策について国土庁並びに長官に一体何ができるのかということについてお伺いをしてまいりたいと思います。 災害対策につきましてはいろいろな事業が伴っているわけでございます。災害対策事業として、災害の復旧事業であるとか改良事業、あるいは震災対策、防災対策、あるいは災害に対する技術開発、科学研究、非常に多岐にわたっているわけでございます。災害全般に対する責任は当然中央防災会議にありまして、その責任者は総理ということになるわけでございます……
○古川(雅)委員 ただいま議題になっております林業等振興資金融通暫定措置法案につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思います。 限られた九十分という時間の中で、私は、第一に本法案に関係する問題点、次に国有林野事業の特別会計の財務状況に関する問題点、三番目に本法案に多少関連をさせながら、いわゆる林政問題の一般について、最後に木材の備蓄対策事業の問題点、この四項目にわたってお伺いを進めてまいりたいと思います。午前中来の質問に多少重複をするかもしれませんが、あらかじめお許しをいただきたいと思います。 最初に、本法案に関する問題点についてでありますが、この法案をなぜ暫定法にしたか。法案で言う「当……
○古川(雅)分科員 私は、恩給の問題について若干お尋ねをしてまいりたいと思います。 いわゆる恩給につきましては、終戦という特別な事情がございまして、それに関連して非常に不利な処遇を受けざるを得なかった人々に対する措置、あるいは各種公的年金等の整備拡充に伴って、その制度と恩給制度の関連、こうしたことからその様態が非常に複雑多岐をきわめているわけでございます。私は、きょうはなかんずくいわゆる軍人恩給といわれる旧軍人に対する恩給の問題について、大変断片的になりますけれども、二、三お伺いをしてまいりたいと思います。と申しますのは、こうして非常に複雑な仕組みもありまして一般にはかなり認識の誤り、誤解と……
○古川(雅)分科員 断片的にわたりまして、はなはだ恐縮でございますが、二、三の事項について政府の所見を伺ってまいりたいと思います。 まず最初に、広島大学水畜産学部に所属をいたしております実習船豊潮丸についてお伺いいたします。この船は非常に老朽化をいたしておりまして、設備等も非常に陳腐化いたしております。新年度予算で新たに建造の予算として四億八千万円が計上されたというふうに伺っております。予算要求の方は六億円ということで試算をいたしております。この約一億二千万の減額が出ておりますけれども、この点、問題はないか、まずその点からお伺いしていきたいと思います。
○古川(雅)分科員 最近の新聞報道によりますと、新幹線のレールや橋梁、そういう施設が建設当初に予想しなかった過密ダイヤによりまして非常に疲労をしている、そのために耐用年数が半減しているのじゃないか。したがって、最近レールのひび割れ、それから車体のトラブルが頻発をしているわけでございますけれども、現在のレール交換あるいは若返りのための工事、こういった対策では間に合わないのではないか。一つ間違えばこれは大惨事になりかねないわけであります。私はそう思いますし、また新聞の報道もそのように指摘をしているわけでございますが、ひとつ乗客の不安の解消のためにも現状と対策についてお示しをいただきたいと思います。
○古川(雅)委員 ただいま議題になっております特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に関しまして、若干の質問をしてまいりたいと思います。 初めに、法案の第八条についてでありますが、「特定空港の設置者は、航空機騒音障害防止特別地区内の土地の所有者から第五条第二項の規定による用益の制限のため当該土地の利用に著しい支障をきたすこととなることにより当該土地を特定空港の設置者において買い入れるべき旨の申出があつた場合においては、当該土地を買い入れるものとする。」という規定になっております。この規定につきましては、いわゆる形成権のような、設置者が土地を買い入れなければならないという義務づけが明確になって……
○古川(雅)分科員 厚生行政の一般的な問題の中から若干質問を行いたいと思います。まず最初に、診療放射線技師及び診療エックス線技師法第二十六条第二項第二号に係る運用上の問題点についてお伺いをしてまいります。 私は、昭和五十二年四月二十三日に、政府に対してこの問題点について質問主意書を提出いたしました。以下がその内容でございますが、 本法第二十六条第二項第二号とは「2 診療放射線技師又は診療エックス線技師は、病院又は診療所以外の場所においてその業務を行なつてはならない。ただし、次に掲げる場合はこの限りでない。」「二 多数の者の健康診断を一時に行なう場合において、医師又は歯科医師の立会いの下に……
○古川(雅)分科員 私は、農林行政の一般的な問題の中から、若干質問をいたしたいと思います。 まず最初に、水田利用再編対策、いわゆる米の減反転作問題についてでありますが、わが国の食糧政策と農業構造の基本が改めて問い直される非常に重大な事態であると考えております。政府は、昭和四十五年以降、米の需給均衡を図るために生産調整を行ってまいりました。農民はこの政府の方針に対して、困難に耐えながら協力をして、その目標の達成に努めてきたわけであります。しかるに政府は、米の消費拡大施策は何らとらないまま、なおかつ需給計画は全く不備のまま今日に至っているわけでありまして、この上は食管制度を堅持しながら、いわゆる……
○古川(雅)分科員 初めに、スモン患者の救済策についてお伺いを進めてまいります。 去る二月二十二日に広島地裁で言い渡された広島スモンの訴訟判決に対して、厚生省は二十四日、広島高裁に控訴をされました。被告の製薬三社のうち、田辺製薬も即日控訴いたしましたし、残る二社もこの国の控訴に追随をして控訴をすると見られております。 広島地裁の判決は、御承知のとおり、国は薬事法上医薬品安全確保義務がある、三十一年一月にはスモンの予見が可能だったのに、被害を回避する措置をとらなかった責任があるというふうに指摘をしているわけでございます。 国はこれに反論の論拠を並べておられるわけでございますが、当然患者の皆……
○古川(雅)分科員 国は、昭和四十九年五月に公布、施行されました伝統的工芸品産業の振興に関する法律の運用に基づきまして、いわゆる伝産振興対策の幾つかを行っておられます。その一つに、東京で行われております全国伝統的工芸品展がございます。この展覧会に対しまして、同振興協会を通してわずかながら補助金を出しておられますし、また、この五十四年度予算案にも計上されているわけでございます。しかしながら、地方別のこうした伝統的工芸品展に対しては助成計画がないのではないかというふうに理解をしているわけであります。ちなみに昨年の一月二十日に行われました第一回の中国地方の伝統的工芸品展におきましても、通産局では非常……
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