石原慎太郎 衆議院議員
34期国会発言一覧

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このページでは石原慎太郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

石原慎太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第24号(1977/05/10、34期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(石原慎太郎君) 現況下、海底油田の開発が環境保全対策に問題があるのではないかという御質問でございますが、基本的な線については総理から答弁がございましたが、具体的に補足させていただきます。  日韓両国の交換公文の中に汚染防止の要綱として三つの点がございます。第一は噴出防止装置等に対するもの、第二は油の排出に対するもの、第三は廃棄物の排出に対するものでございます。  第一の噴出防止装置等に対します規制は、鉱山保安法を適用するわけでございますが、これは国際レベルをかなり上回る厳しいものが日本にすでにございます。  第二、第三の油の排出、廃棄物の排出に対しましては、これは国際レベルと同じも……

石原慎太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

石原慎太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 決算委員会 第5号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 環境庁の昭和四十九年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十九年度の当初歳出予算額は百五十四億七千六百九十六万円でありましたが、これに予算補正追加額三億六千五百九十四万円余、予算補正修正減少額二億七百九十九万円余、予算移替増加額五千四百五十万円、予算移替減少額二十五億七千七百十八万円余、前年度からの繰越額十億三千六百二十六万円余を増減いたしますと、昭和四十九年度歳出予算現額は、百四十一億四千八百四十九万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額百十六億九千七十八万円余、翌年度への繰越額十四億八百六十一万円余、不用額十億四千九百九万円余となっ……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 ただいま御決議のありました公害健康被害補償法関係の補助金、交付金の不用額の問題につきましては、これまでも改善のために種々努力をしてまいりましたが、今後も地方自治体における実施体制の整備強化、事業趣旨の徹底等を行い、一層御趣旨に沿うように努力し、遺憾なきを期してまいりたいと存じます。

第80回国会 建設委員会 第10号(1977/05/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 本四架橋が三本も要らぬと申しましたのは、私が閣僚に就任する前のことでございますが、いずれにしても政治家として申しました。
【次の発言】 ですから、同時に三本もかける必要はあるまい、需要に応じて、それが二本なり三本になるのはわかりますが、あの時期は大変、高度成長ブームの時期でございましたけれども、それにしても一度に四国のような、それほど面積の広くないところに向かって、それほどの間隔を置かず、あれほど規模の大きな橋を三本もかけるという考え方というのは、私にはどうも納得がいかぬ、そういう意味で申したわけでございます。
【次の発言】 まず一本かけられるということは、私は妥当なことだと思……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 先般、環境庁長官を拝命いたしました石原慎太郎でございます。  第八十回国会における衆議院公害対策並びに環境保全特別委員会の審議に先立ち、就任のごあいさつを申し上げますとともに、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  環境問題は、国民の健康と生活に密着した重要な政治的課題であります。環境庁長官として、この環境行政に取り組むことに大きな意欲を覚えますとともに、その責任の重大さを痛感する次第であります。  戦後のわが国経済の高度成長は、目覚ましい社会繁栄をもたらしましたが、同時にその所産としてさまざまなひずみを生じさせました。中でも最も大……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  中公審の答申を得まして、環境庁側の原案を一応つくりまして、各省庁間の話し合いをいたしまして、関係各省の意見、反対意見を一応聴取し終わった段階でございます。ですから、それを勘案いたしまして、期日内に成案を得て、国会に提出したいと思っているところでございます。
【次の発言】 それはもう当然衆知を集めるために、与野党で構成されるこの委員会もございますし、国会もあるわけでございますから、決して、役所が出しました案が絶対的なものと私は毛頭考えておりませんし、十分御審議願いたいと思います。ただ、すでに野党の先生方が出されたそれぞれの原案について、審議が進んだ形のものも……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  運輸省が環境庁からの十三項目の申し入れに対しまして、現在までその過程に応じて答えてまいりました資料は、実は運輸にとってもかなり不利と申しましょうか、発表しにくいものまではっきりと公開をいたしまして、そういう意味では十三項目の申し入れに対して非常に科学的な資料に基づいた、環境庁としては十三項目のアセスメントに関しては満足し得る回答をもらったと思います。  それで、先日の手続が終わりまして、新聞等に環境庁がにわかにエアバス導入について同意したというような表現がございますが、これはちょっと誤りでございまして、先生御指摘のように、おととし十三項目の申し入れをしまし……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1977/03/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 私、茅さんとの対談であると思いますけれども、そこで申しましたことは、国際政治一般に対します私の概括的な印象でございまして、あくまでも私の個人的な印象と申しましょうか、見解でございますが、どうもいままでの国際情勢を見ておりますと、事が紛糾したときやはり残念ながら核兵器を含む強大な軍事力を持っている国のいわばエゴが半ば一方的に通るという節があります。そういう印象を申しただけでございまして、それがひいては私自身の国でございます日本の核保有につながるわけではございませんし、またそういう印象、国際政治の概括的な私の判断の中で、それゆえに日本が核兵器を持つべきであるという発言は私は一度もし……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 私が自分で書きました。
【次の発言】 その件につきましていろいろ誤解を招き、また混乱を招いたことを大変申しわけなく思っておりますが、実は、これは長い前のいきさつがございまして、このグループの方々に前にも一度一方的に座り込まれ、どうも役所の中が収拾つかなくなりましたので、十五分という非常に短い時間を他の公務の中から割いてお目にかかりました。そのときも結局、時間を超過いたしましたが、私としてはそんなに実りのあった話し合いができたとは思いません。そういう意味で、その後またこの方々から面会の申し込みがございまして、それも向こうの都合で日にちを一方的に指定され、しかも時間帯を仕切って指定……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1977/04/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 詳しい点につきましては政府委員からお答えさせていただきますけれども、私もあの複合大気汚染調査を見ましたときに、ある意味で落胆というのでしょうか、次官、局長といろいろ議論をしましたのですが、資料そのものに非常にばらつきがあり、NOxとの相関性というものをあのデータで決定的に言い切るには非常に不備と申しましょうか、力のない感じがいたしました。私、統計専門家でございませんけれども、次官にでしたか、NOxと気管関係の疾病との相関に関する有意性という言葉がありますけれども、これはわかるようでわからぬが、英語で言えばサゼスティブですかと言ったら、いやこれはシグェフィカントだという対話があり……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1977/04/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 私も、大切な環境基準というものを決める、あるいはその信憑性、正当性というものを裏打ちすべきデータというものは、原則的にできるだけ精度の高い、専門家ならずとも、関心を持つ人間に納得を与えるような資料というものをそろえるべきだと思います。しかし、そういうデータをつくる技術そのものが開発の途上でありまして、同時にNOxの問題が非常にクローズアップされているいま、一種の二律背反のもどかしさがあるわけでございますけれども、しかし環境庁としましては、これから先もできるだけ正確なデータをそろえる、そういう努力をすべきだと思っております。

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1977/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 電発に限らずすべての開発問題の中で、私は何も環境庁の長官ということだけじゃなしに一人の人間としても、やはり人間の健康保全というものが第一義に考えられるべきだと思います。そういう意味で住民が賛成派、反対派に分かれて首長を選び、推進派が勝ったということでございますけれども、これは基本的に町の意向というものの指針が決まったということで理解いたしますが、だからといって環境問題に対する配慮が多少損なわれてもいいということには私はならないと思います。しかし、やはり基本ラインが決まったということで、その基本線に沿って反対派の人たちの懸念を除去するような十全な措置というものがとられ、積極的に電……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1977/04/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 科学技術は日々変化しているわけでございまして、これから先もどういう新しい物質が生産工程に乗るか予想がつかないわけでございますが、先生御指摘のように、いままで確かに新物質なり新薬なりいろいろなものが結局健康を含めての環境汚染というものをもたらした例がございますので、同時に一方では非常に厳格な縦割り行政の枠もございますが、しかし、その毒性なり危険性というものが非常に問題にされるような物質が他の省庁で認可なり許可なりを受ける際には、それを決定する決定権はもう権限外のことでございますけれども、環境庁が何らかの形で討論に参加するなり意見を述べるということはあってしかるべきだと思います。た……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1977/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 かなり膨大な資料でございますので、いま、それを慎重に分析、判断している最中でございますが、大きな食い違いがもし仮にありましたならばこれはやはりそういうことになると思いますけれども、とにかく運輸省の判断、それから渡されました資料についての環境庁側の調査、判断というものを慎重に行った上で結論を出したいと思っております。
【次の発言】 これはまさに個々人の人生に対する哲学とまでいかなくとも、好みの問題でございましょうし、一律に具体的に申すわけにはいかないと思いますが、私たちとしましては、つまり人間の健康の保全というものをトッププライオリティーに置いて考えているわけでございまして、これ……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1977/05/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  環境庁といたしましても、何とか今国会中にこの法案を提出する努力をいたしてまいったのでございますが、どうも関係省庁と折り合いのつかない点が最後までございまして、結局、時間的に無理な状態になりました。そのため、けさの閣議で環境庁としての法案に対する姿勢を示し、関係閣僚にも御同意を得たわけでございます。念のために、そのときの環境庁側の発言を読ませていただきます。  環境影響評価法案(仮称)の取扱いについて環境汚染の未然防止を図るため、環境に及ぼす影響が著しい開発行為等については、開発に当たって事前に十分な環境影響評価を行うことは重要な課題である。  このため、今……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1977/05/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 NOxの問題は、知見が十全にまだそろってないきらいがございますけれども、体験的に非常に私たちの健康と重要な関係のある要件だと心得ておりますし、また、水田先生御指摘のとおり、固定発生源として発電所というものはその最たるものの一つだと思います。ということで、これは私たちの眼目でございます人間の健康保全という問題とは抜き差しならない関係でございますから、これを事業の対象から外すということになれば、アセスメント法というものの精神が、全くとまで申せなくてもほとんど骨抜きになると心得ますので、あくまでもこれは対象事業とすべきであると私たちは思っておる次第でございます。

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 そういうことが資料の上でも推測し得るならば、やはりそれを未然に防ぐ何らかの法的な規制というものを設けなくてはならないと思います。  それから、よけいなことかもしれませんけれども、先ほどの新居浜のことは、実は野党のある先生からも御忠告を受けましたが、岡山大学ですかが調べました資料はちょっと方法が違っておりまして、県の方では基準には合致しておるという結論を出しているようでございまして、しかし、いずれにしても、これから先、新しい産業都市が、実態として公害患者がふえるというようなことがないように、そういうことが十分推測され得るならば、それを未然に防ぐ努力を積極的にいたしたいと思います。

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1977/05/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 当然そういうことだと思います。先ほど局長がお答えしましたように、専門家の検討をいただき、新しい知見をそれに添えて検討いただいた結果、〇・〇二というものが妥当であるということならばそれで結構ですし、これではなお高過ぎるからもっと厳しくしろ、しなくてはならぬということならばそうしなくてはならぬでしょうし、また同時に、前にもどなたかの質問にお答えいたしましたが、百のものを五十にするのと違って、〇・〇四というSOxの基準値のさらに半分ということになりますと、これはそれを義務づけられる企業側としても非常に額の高い設備投資をしなくてはならないと思います。でありますから、〇・〇二が実は〇・〇……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1977/05/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 たびたび申しておりますけれども、環境行政、特にこういう人間の健康がむしばまれた公害事件の場合には、健康の保障、医療の救済保護というものがとにかく第一線の仕事だと思います。ですけれども、御指摘になりました水俣病、イタイイタイ病、スモン病、微妙に現在の時点での因果関係の究明の状況が違っておりまして、水俣の場合にはもう有機水銀による中毒という因果関係ははっきりしておるわけでありますが、他の成人病と紛らわしい患者もおられる。汚染が余りにも多量で広域なだけに、ますますそういう病像が複雑になってきて、そういうところで認定検診の作業がおくれ、保留の患者が非常にたくさん出ているわけです。  カ……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1977/06/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を体しまして、環境行政の徹底を目指し、予算面、制度面、技術面においても積極的に検討強化を図り、今後一層水質浄化の推進に努めてまいる所存であります。
【次の発言】 お話を伺っておりまして、局長の申すように、基本的な抜本的な問題については環境庁なり政府かいろいろ指針を示しているわけでございますけれども、こういう局地的な問題になりますと地方公共団体の行政なり議会というものもあるわけで、それから警察が局地的にその地域性というものを十分勘案して考えるべき問題だと私は思います。でありますから、環境庁に一切関係ないと言うわけではございませんけれども、こ……

第80回国会 農林水産委員会 第7号(1977/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  今回、松くい虫の防除のための薬を散布する、その薬をまく結果、松くい虫は除去されましても、他の昆虫が死んだり、あるいは養蚕でありますとか養蜂にいろいろな影響を与えるということも言われておりましたし、そういった意味では、松は救われるにしても、その副産物として他の環境条件が損なわれたり、あるいは他の自然条件をもとにした仕事が阻害されたりすることがあってはならないということで、そういう意味で自然保護という条項を加えて申し込みをしたわけでございます。  それから、事前にどのような調査が行われていたか、また山火事についてのいままでの環境庁の姿勢につきましては政府委員か……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 この法案は防除法の一種の特別法としてでき上がってきたわけでございます。そういう意味で、本体になります法律そのものがそういう趣旨を体してでき上がっているものと心得、ここで改めてそういう字句を挿入しなくてもそういう趣旨というものが生かされるという判断で、先生のおっしゃられました文言をあえてつけ加えなかったわけでございます。もちろん松林の保存も大切でございますけれども、多量な空中散布によりますよけいな副産物としての周囲の環境破壊や、住民に与える悪影響というものは当然阻止され、そういった事態を招かないように十分配慮が行われるべきだと心得ている次第でございます。

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 この問題は石橋さんが申されましたように、まさしく文明批判の核心の問題でございまして、環境庁が発足しましてからまだ本当に数年でございますけれども、従来の日本の役所の中では、環境庁としましてはかなり積極的な努力をし、政治の領域だけではなしに、国民全体の意識改革というものに実を上げてきたと思います。たとえば環境の典型七公害の基準に関しましても、世界を総体的にながめてみますと、かなり厳しい基準を設けて、それにのっとるアセスメントを従来も行い、個々の開発について指導してまいりました。またこれから行われます開発につきましても、その基準にのっとった影響評価というものを続けて、これをあくまでも……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/02/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 環境庁としていま考えておりますアセスメント法もすべての資料を公開するという原則でやっておりますし、そういう意味で、後先になるかと思いますが、新空港の場合にも、田村大臣が言われましたように、調査の資料を公表する形で、できるだけ、より多くの納得を得られる努力を環境庁としてもするつもりでございます。

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 まことにそのとおりだと思います。  ちょうど高度成長の最盛期の一九六〇年代の終わりごろ、未来学者のハーマン・カーンが日本に参りましてした講演、シンポジウムを私聞きましたが、そのときに、彼が、恐らく日本は今世紀の終わりごろアメリカをGNPで抜くだろうが、しかし、いまから日本人が新しい意味と目的というものを発見する努力をしないと、たとえアメリカを追い抜いたとしても非常にむなしい思いに駆られるだろうということを申しました。私、非常に印象深くそれを聞きましたが、環境問題は、まさしくその新しい意味と目的の発見の最も重要な取っかかりになるものだと思いまして、私たち本当に文明的、文化的に成熟……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 そのような論文を書きました。

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/02/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  坂口さんの御出身のあたりにもゼロメートル地帯がたくさんおありになって御心配と思いますが、環境庁といたしましては、地盤沈下の防止はあくまでも新規の法律をもってすべきだと思います。  なぜならば、従来、対策に用いておりました工業用水法やあるいはビルのための地下水に対する規制の法律等は、あくまでも起こってしまった地盤沈下に対処するだけでございまして、同時に、非常にたくさん使います農業用水や上水道用の水道を規制することができません。ですから、あくまでも新規の立法をするつもりでおりますけれども、一方、工業用水の獲得等々関係省庁にもいろいろな意見がございますが、ようや……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  もし放射能の漏洩があるならば、これは人間の健康にかかわる非常に重要な問題でございますが、直接、放射能は科学技術庁の所管でございます。しかし、そういう事実があるならば、環境庁としても見逃すことのできない事態でございますから、当然環境問題として取り上げますが、その前に科学技術庁からの詳細の報告を得てから判断したいと心得ます。

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/02/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  瀬野先生の御発言と同じ内容の陳情を先般熊本県議団から受けまして、環境庁としましても、県のこの厄介な問題に対するいままでの非常な努力を評価するものでございますが、御存じのように、四十八年の例の最低千六百万パーヘッドという認定患者に対する補償の裁定が行われました時点から認定の申請者が非常にふえまして、同時に病像が非常に多様化し、不全性、非顕性と申しましょうか、そういう患者がふえた形になりまして、非常に作業が困難化し、物理的な事情もありまして認定業務が渋滞しておるわけでございます。まあ県は努力をしてきてしかもどうも解決策がないということで、この際、機関委任事務を……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 石橋委員の質問のときにもお答えいたしましたが、何分いままでの日本の行政原理の中に存在し得ない法律でございますので、いろいろ意見もございました。ただ、ようやく調整もつきかけまして、一両日中に各省の意見をくみ込んだ第二のドラフトを環境庁の中で検討する段階までやっと参りました。それをさらにできるだけ短期間に各省庁に持ち帰りまして、各省庁の合意を得た上で今国会に提出するつもりでございます。
【次の発言】 事が難航いたしました場合によりましては、そのような御指摘の方法を用いてでも、なお実現に努力する所存でございますが、でき得ればそういう方法をとらず……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 エネルギー問題に関しましては、これは通産省あるいは科学技術庁の所管でございますけれども、環境庁の立場で申しますと、やはり太陽エネルギーでございますとか海洋エネルギーでございますとか、大気や水質の汚染につながる可能性の少ないエネルギーが積極的に開発されていくことは、環境保全のためにも大変望ましいことでございます。そう心得ます。
【次の発言】 やがて私が通産大臣になり科学技術庁長官になりましたときは、環境庁長官としての体験を踏まえまして、そのような汚染率の少ないエネルギーの開発に鋭意努力するつもりでございます。
【次の発言】 私、参議院時代、非核三原則が国会で決議されます前に、一議……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 どこの国でも、先生が先ほどお示しのように、原発に関しまして白砂青松の中に建物があって子供が無心に遊んでいるという写真がございます。これをやはりうそにしてはならないと思います。それで、いたずらな周囲住民の疑心暗鬼と申しましようか、恐怖によるストレスもやはり環境の問題でございまして、放射能によります汚染の環境にわたる調査は、いまの法体系では科学技術庁の問題になっておりますけれども、やはり科学技術庁と密接に連絡をとりまして、こういう事故が隠蔽なり報告されずにいて大きな事故につながらぬよう、また周囲の住民がいたずらな恐怖心を持たないように努力していくつもりでございます。

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 放射能の汚染の問題は、現在の法体系では科学技術庁に属する問題でございますが、われわれの生活環境にとって欠かすことのできない要因でございます。そういう意味でアメリカのNEPA等ではアセスメントの中にもこれを入れておるわけでございますけれども、日本の場合にはそうもまいりませんので、科学技術庁と緊密に連絡をとってそういう事態が起こらないように監視をしていくつもりでございます。(大原(享)委員「聞いてないじゃないか」と呼ぶ)聞いております。
【次の発言】 昨日も石野先生の御質問にお答えをいたしましたわけでございますけれども、環境庁がこの放射能の汚染を調査するということになりますと、非常……

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  国民大衆と行政府の接点ということはいろいろあると思いますけれども、主に陳情の問題だと思いますが、私が一つのルールの中で陳情を受けよと申しましたのは、いかに開かれた自由な社会でも、よけいな摩擦やトラブルを省いて能率よく物事を運行するための常識にのっとった黙約というものがあると思います。それが黙約として守られないならば、やはりそれを最低限の必要条項として文書にするなりして心得合う必要があるということで陳情のルールを決めて、そこでいかなる方々にもそのルールの中でお目にかかろうということを申したわけでございます。そういう意味では相手を選ぶということでもなく、まただ……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 お答えいたします。  この問題につきましては環境庁も非常に悩んだわけでございますけれども、現地で行われております訴訟の一番基本的な争点がやはり騒音でございますので、これをできるだけ緩和する、その反面、NOxがふえることは事実でございますが、これはエンジンの改良、その他移動発生源、自動車の排気の規制、あるいは工場に対する規制等で、ふえた分すべてとはまいりませんけれども、将来軽減できる可能性がございますので、こういう見解を述べたわけでございます。


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 有珠山の問題は、主として所管は国土庁でございますが、しかしあそこには国立公園もございますし、また、その間近に大ぜいの人が住んでいらっしゃいまして、爆発の最中、閣議でもしばしば話題になりました。政府といたしましても、日本列島全体が、何と言いましょうか、火山列島というべき性格の国土でございまして、有珠山に限らずこれからもあちこちにこういう可能性が決してないではないということで、この機会をとらえて、こういう問題に対してやはり政府挙げての積極的な姿勢で臨むべきだと思います。
【次の発言】 特別臨時措置法によりまして、確かに見た目と申しましょうか、過去に比べれば瀬戸内海の水質汚染の絶対値……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第1号(1977/10/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 環境庁の昭和五十年度歳出決算につきましてその概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十年度の当初歳出予算額は二百二十六億九千七百六十三万円余でありましたが、これに予算補正追加額四百四十五万円余、予算補正修正減少額七億四千六百八十八万円余、予算移替増加額五千五百九十五万円、予算移替減少額二十六億六千百五十七万円余、前年度からの繰越額十四億八百六十一万円余を増減いたしますと、昭和五十年度歳出予算現額は二百七億五千八百二十万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額百八十三億八千三百九十七万円余、翌年度への繰越額四億二千八百五十四万円余、不用額十九億四千五百六十八万円余となっ……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/10/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 他のメディアを通しますと私の真意がなかなか伝わりにくいので、幸い御質問いただきましたのでお答えさせていただきます。  私自身の環境行政の一番基本的な姿勢は、前にも申しましたけれども、人間の健康というものはいかなる要件にも優先するものだということは、いささかも変化はございません。そしてまた、その姿勢にのっとりまして公害基本法を遵守、尊重していくこともいささかも変わりございません。ただ、テレビでいたしました発言は、四十五年に経済条項を削除したことが間違いであったと申したのではございませんので、ただいささか魔女狩り的な感じがするという表現をしたわけでございますが、その本意は、四十二年……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1977/10/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 これは非常にむずかしい問題でして、環境庁もいつも板ばさみになって苦悩いたしますのですが、先ほど付言なさいました船上会談でも、大阪の黒田知事が、瀬戸内海の水質というものをもっと良化させるために企業にこれ以上負担をかけることは、もう非常にむずかしいかろう、ということは、大阪そのものの財政にも響いてくるし、生活排水というものの負荷量が非常に多いと思うので、下水というものに国がもっともっと補助率を上げるなど、とにかく重点政策をとってほしいということを強く要望されました。  そういう意味で、瀬戸内海全体から見れば下水道の普及と終末処理ということは非常に大事なことだと思いますが、海田湾のよ……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 大変申しわけないと思いますが、あれから確かに何カ月かの歳月がたちましたけれども、その間、いろいろ視察の依頼もございまして、できる限り赴くところには赴くようにいたしてまいりましたが、どうも折り合いがつかず、いまだ成田には参っておりません。
【次の発言】 私、環境問題は現場主義でいきたいと思っておりますけれども、直接の所管は運輸省がしておるわけでございますが、運輸省にもいろいろ申し入れをいたしましたし、また今度特別措置法という一つの法案も政府として考えておりまして、そういう形で環境問題の解決ができると期待しております。いずれにしましても、どうも時間の折り合いがつかずに現場へいまだに……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1977/11/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 個人的には懇意でございます。お嬢さんと私の友人の指揮者の小沢君が結婚されたこととかございまして、そういう縁で、また、日生劇場という劇場をつくりましたときの株主にもなっていただきましたことで懇意にしております。
【次の発言】 いまの御質問もちょっとある種の誤解に基づいていらっしゃると思いますけれども、私があのときに海田湾を引きましたのは、生活環境にかかる開発というものをやはり社会的な側面、経済的な側面を無視して考えることはできないということで、先ほど信澤局長からもお答えいたしましたが、賛成、反対、両方の方々から数度陳情を受けました。開発をぜひしてほしい、埋め立てをしてほしいと言わ……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1977/11/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。公害健康被害にかかわりますいろいろな施策というものは、究極の目的として、汚染地域というものの環境を改善することで、この制度の目的対象というものをできるだけ早く、できるだけ減少させていくということだと思います。そういう意味で、先ほどいろいろ御指摘のありました、私、初めて聞きましたけれども、外来の草であるとか、あるいはどうもいままで積極的な要因に取り入れられていなかった喫煙との関係等も、違った視点から積極的に考慮されるべき問題だと思いますし、いずれにしましても理想的には、この制度というものの対象目的ができるだけ早く減少していくということが、公害による健……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1977/11/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 事が非常に法律的、専門的なことでございまして、私、聞いても非常に興味がございましたが、いずれにしても水島の流出事故というのは非常に大きな事故、事件でございまして、私たちも、これからこういう過失というものを企業にも絶対に繰り返してもらいたくないと思っております。その限りでこれに関連した企業の責任というものは徹底して追及されるべきだと思いますが、しかし何分、行政とは分立した司法の問題でございますので、それ以上の所感というものは控えさせていただきたいと思います。しかし、いずれにしてもこういう事故を二度と繰り返さないために、かかわりある企業の責任というものは手だてを尽くして徹底的に究明……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 次の通常国会に跡継ぎ法を提出すべくいま準備をしております。ただ、臨時措置法をただ恒久化するだけではなしに、新味を加えまして、たとえば、排水の総量規制あるいは規制技術がすでに開発されております燐の制限などを入れまして、他の閉鎖性水域にも範になるような恒久法をつくるつもりでおります。


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/14、34期、自由民主党)

○石原委員 今回締結されました日中友好条約に対するいろいろの評価があるようでございます。私も慎重派の一人でございましたが、引き続いて私の友人の中山委員、浜田委員が質問されますから、私はピアニシモに、後にフォルテが高らかに鳴ると思いますので……。  さきにいろいろ実務協定が締結されておりまして、それが先行して、友好条約が後という逆な順になりましたが、私も慎重派ではございますけれども、これがこの時点で締結しないとなると中国政策をめぐって国内の分裂が非常に深まったのではないか、ある意味では一つの潮どきであったという気がいたします。ともかくも条約が締結されまして、日中関係、ひいてはアジアの国際情勢に新……


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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 林野庁長官も松が枯死するその前提に大気汚染による樹勢の衰弱というものがあることを認めていらっしゃるようにいまお聞きしましたが、私もそのように心得ます。
【次の発言】 見て承知しております。
【次の発言】 環境庁といたしましては、いま先生が述べられましたとまた違った見地の知見をも勘案いたしまして、環境庁の判断をしたわけでございます。詳しくは政府委員から答弁させていただきます。
【次の発言】 いま局長からお答えいたしましたが、そういう観点から環境庁も林野庁と別個に散布の後の結果の調査をいたすつもりでございます。
【次の発言】 いま担当の局長に尋ねましたが、心当たりはないそうでござい……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1977/03/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 私も馬場先生のお考えに同感でございます。ただ、これだけの多人数の人たちが多量の水銀に汚染されたというのは人類の一種の処女体験でございまして、現行の医学ではこれを効果的に治す方法がなかなかないということで、水俣病の本拠地でございます水俣に研究センターを置きまして新しい治療法というものを研究するということが主眼と思いますので、何らかそこで研究が実りまして、効果的な治療法が発見されましたならば、これはもう現地のお医者さんそれぞれ御苦労になっていると思いますけれども、センターが中心になって新しい研究の成果を踏まえて患者の積極的な治療に乗り出すべきものだと思います。


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 運輸委員会建設委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○石原国務大臣 すでに設けております環境基準を達成するための過程において有効な手段と考えます。
【次の発言】 環境庁としましては、騒音公害対策というものは、立地規制を含みまして土地利用というものを考えずにできないと思います。さきに中央公害対策審議会からも、発生源が何であろうと、新幹線あるいは自動車、飛行機を含めまして騒音対策のために適正な土地利用をすべきであるという答申も得ておりますので、この問題は積極的に検討すべき主題と心得ております。
【次の発言】 新しい空港につきましても、いろいろ周囲の条件等が違うと思いますので、それは調査の上で、そういった網をかぶせるかかぶせないかを判断したいと思いま……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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