このページでは鹿野道彦衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○鹿野委員 現在のわが国の経済情勢はまことに厳しいわけであります。特に中小企業者は、果たしてこれからどうなるのだろうか、こういうふうな不安な気持ちが強いわけであります。そこで、政府といたしましても、この不況から何とか脱却しようということでいろいろな不況対策を考えられておるわけですけれども、なかなか思うようにいかない、こういうのが現況であると思います。なぜうまくいかないかというと、大きな壁があるのではないか、こういうふうに私は感じております。 その一つは過剰在庫であり、一つは過剰雇用であり、一つは過剰借金であり、一つは過剰設備である、こういうふうなことから再生産は落ち込んでくるし、どうしても稼……
○鹿野委員 農林省の方にお聞きしたいのですけれども、現在の青果物の市場価格というものは全国的にどういうふうな状況になっているか御説明をお願いします。
【次の発言】 いまの御説明でも、生産農家にとりましては、大変な大暴落ということで、非常に影響を受けているわけであります。
そこで、一般的に農産物の価格というものは卸売市場に無条件に依託されるというふうな形で、競り行為によって決められるわけでありますが、需給のわずかな不均衡やその日の天候あるいは市場の特殊性というふうなものによって大きく左右されるわけであります。そういうふうなところから、常に不安定な状態、乱高下というふうなものを繰り返しておる、こ……
○鹿野委員 私は、自由民主党を代表して、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚(だな)の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案に賛成の討論を行うものであります。 本特別措置法案は、第八十回国会で承認された いわゆる日韓大陸棚開発協定の実施に伴い、共同開発区域における石油資源の開発事業に関し、鉱業法にかわる特別の制度を定めようとするものであります。 同時に、本特別措置法案が成立しないならば、日本側の開発権者を許可できないことや、石油天然ガスの分配及び費用の分担を日韓で折半すべきことを担保できないこと等、協定の基本をなす内容の実施が不……
○鹿野委員 昭和五十二年から急激なる円高現象が起きてまいりまして、とにかくアメリカが怒っておるんだ、あるいは諸外国が日本に対して大変な怒りを持っておるんだ、こういうふうなことで、これは大変だというようなことから、あれよあれよという間にもう二百二十円を割るような状態になってきておるわけであります。そこで、輸出産業の方はまことに大変だ、また一面においては何百億ももうけておるところがある。こういうふうな中において、とにかく円高ショックまた円高不況というような活字がまことに目立っておる現象でございます。 そこで、そのような中において一般的には円高というものはわが国にとってまことに不都合なものとしてだ……
○鹿野委員 ただいま産地中小企業対策臨時措置法案の提案の理由を大臣からお聞きしたわけでありますけれども、五十三年の五月から不況業種対策として特定不況産業安定臨時措置法、それから五十三年の二月からは円高対策として円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法、それから五十三年の十一月から特定不況地域中小企業対策臨時措置法というものが施行されておるわけであります。 そこで、今回の産地中小企業対策臨時措置法案というものは、五十三年度からいま申し上げた三つの法律が施行されておる中において、なぜこの法案を提案されたかというところがいま一つはっきりしないのでありますけれども、その辺の基本的なところの違いというもの……
○鹿野分科員 サクランボの問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。
まず、二月十七日の日経に六月下旬にも輸入解禁」こういうふうなことで「近く公聴会を開いて正式に決定、三月二十一、二十二日の日米首脳会談でこの方針を伝える。」こういうような報道がされたわけです。サクランボの生産農家の方々は、余りにも突然の報道であったために非常にショッキングな記事として受けとめておるわけでございますが、この新聞報道につきまして政府としての考え方というふうなものをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 このサクランボの輸入の問題はことしの問題ではなしに、もうすでに数年前からの問題としていろいろあちこ……
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