このページでは大塚雄司衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○大塚委員 私は、大都市政策の中で、特に都市計画、住宅建築行政にわたる基本的な問題について、お尋ねをさしていただきたいと思います。 今日、大都市に起こっている公害あるいは日照の問題等々、いわゆる都市問題につきましては、戦後三十年それぞれの都市の形成の過程で、基本的には、都市の形成に対応した諸施策がおくれたということの相乗作用によって起きてきたというふうな理解を、私はいたしておるわけでありますが、特に首都東京、大阪、名古屋というような大都市におきましては、いわゆる木造中心主義の時代から今日のコンクリート時代に変わっていくプロセスで、特に都市計画諸法の対応が、それぞれ手直し程度にとどまり、抜本的……
○大塚委員 一昨日、五十二年度の補正予算が成立を見たわけでありますが、これから順次質問をいたすに先立ちまして、特に現状認識を要するとも思いますので、まず、住宅金融公庫の総裁に、補正予算の中にあります貸付枠十万戸の消化について危ぶまれるような向きもなきにしもあらずでありますが、特にその点を一つ。 さらには、最近の都市の住環境が大変悪くなっておることは御承知のとおりですが、この十万戸の融資によって建ってくるであろうそれぞれの住宅が、あるいはミニ開発的なものもあろうかと思いますけれども、環境良好な住宅が建つように誘導しなければならない。そういう観点も含めまして、消化についての自信のほどと、その点に……
○大塚委員 一昨日上程されました二改正案のうち、道路整備緊急措置法を主として順次質問をさせていただきたいと思います。 質問に先立ちまして、道路というものに対しての基本的な考え方を二点にわたって質問をいたしたいと思います。 まず第一に、今回の改正案の中で第一条の最も基本になる目的につきましては、この法案が制定以来初めての改正ということになるわけでありますけれども、その中で対比して見ますと、特に現行の目的には「自動車交通の安全の保持とその能率の増進」、そして「経済基盤の強化」ということが目的の骨子でありますけれども、今度の改正案にはどういうわけか「自動車」というのが消えて、それに「生活の向上」……
○大塚委員 質問に先立ちまして、予定時間が十五分ほど割愛されましたので、どうぞひとつ要領よくお答えいただいて御協力をお願い申し上げたいと思います。 ただいま議題となっております住宅金融公庫法の一部改正について若干お尋ねをしまして、さらに住宅政策全般についてお尋ねをして、この執行がスムーズにいくようにいたしたいと思うわけでございます。 まず最初に、今度の改正案の骨子であります貸付金の償還年限の延長でありますけれども、木造については十八年から二十五年、簡易耐火構造が二十五年から三十年、五十三年度に予定されている五十五万戸のうちの戸建て分四十五万戸分について主として対象になると思うのですが、この……
○大塚委員 私は、石川議員のただいまの御質疑を受けて、住宅政策の転換の方向をいかにすべきかという一つの課題と、あわせて、問題になっております公団家賃問題について若干の質問をさせていただきたいと思います。 住宅政策転換の質問に先立って、まず家賃問題でございますけれども、当委員会では、ことし春、特に委員長の要望事項について決定しております。家賃の値上げ実施をたしか二ヵ月延長する等、この委員長要望を十分尊重して対処してきたところであろうと思うのでありますけれども、この各要望事項について、どんなことであるか、どういうふうに対処したか、その点を、まず住宅局長、そして、あわせて公団の総裁からお伺いしたい……
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