安藤巌 衆議院議員
34期国会発言一覧

安藤巌[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-38期
安藤巌[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安藤巌衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院34期)

安藤巌[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-38期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第7号(1977/02/24、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま提案のありました所得税法及び租税特別措置法の一部改正ついて、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  国民はいま、戦後三十数年の中でも、深刻な不況の長期化、失業と中小零細企業の倒産の増大、農業、漁業の破壊の進行、物価の激しい上昇など、かつてない危機的状態に陥れられております。  こうした事態が歴代自民党政府による大資本本位の高度経済成長政策の結果であることは、いまやだれの目にも明らかなところであります。  ところが、福田内閣は、この国民的危機の根源であるこれまでの経済の枠組み、大資本本位の仕組みに全く手を触れようとしないばかりか、逆に幾……

第80回国会 衆議院本会議 第25号(1977/05/11、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、三原朝雄防衛庁長官の不信任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  不信任決議案に賛成する第一の理由は、沖繩基地を恒久的に確保し、戦後三十二年たった現在においても沖繩県民の権利を不当に侵害するとともに、沖繩県民のみならず、わが国の安全と主権にもかかわる希代の悪法を提案した責任者である三原防衛庁長官の責任の問題であります。  さらに、こうした悪法をわずか四時間足らずの審議で強引に採決を推し進めた防衛庁長官の責任は重大であります。  沖繩の軍事基地は、米軍が軍事占領直後から土地を沖繩県民から有無を言わせず強引に無法な形で奪い取ったものであ……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第22号(1978/04/13、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和五十一年度決算について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  第一に、わが国経済と国民生活に重大かつ深刻な打撃を与えている不況、円高を招いた経済、財政運営の責任についてであります。  五十一年度予算に対し、わが党は、それまでの大企業中心の高度成長型経済政策から、国民本位の経済政策への転換を強く要求をいたしました。  五年来の不況、さらに今日の異常な円高という事態は、わが党のこうした主張に耳をかさず、大企業本位の従来型不況対策を続けてきたことの結果であると言わなければなりません。  すなわち、大企業には、公定歩合の相次ぐ引き下げと大型公共……

安藤巌[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-38期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院34期)

安藤巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-38期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 決算委員会 第2号(1977/02/23、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、まず最初に、会計検査院の基本的な姿勢の一つについてお尋ねしたいと思います。  昭和五十年度の決算の検査報告から「特に掲記を要すると認めた事項」いわゆる特記事項、先ほど院長の方からお話がございましたが、それを記載してあるわけですね。これを記載されるようになった法的根拠、これは院法のどこによっておられるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、院法の三十六条、三十四条とはまた違う趣旨ということでお伺いしていいわけですね。
【次の発言】 ところで、地方自治体がたくさんの金額を抱えておる超過負担の問題につきまして、かつて院長は、五十一年の二月二日、予算委員会において……

第80回国会 決算委員会 第4号(1977/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、育英会の事業について、育英会に対する監督官庁の長である文部大臣にお尋ねしたいと思うのです。  今年の二月七日に、育英会の村山理事長の名前で各大学に通知がなされまして、これまでの奨学金の返還年賦の額を引き上げるというふうに奨学規程を改められたのが通達されておるわけですけれども、変えられました年賦の金額が、この通知の中に載っております。年賦額の区分表というのができておるのですけれども、これは高校と大学、いままで別々だったのを一本化したということになっております。  これによりますと、国公立の高校の場合、五十一年度に奨学生に採用された人の場合、いままで年間九千円払っておればよかった……

第80回国会 決算委員会 第5号(1977/03/03、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、産業廃棄物の処理問題についてお尋ねしたいと思います。  この関係については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律がございますが、これからこれを単に処理法というふうに申し上げますので、よろしくお願いします。  この法律は、一昨年の暮れの産業廃棄物問題関係省庁協議会あるいは産業廃棄物処理問題懇談会、それから生活環境審議会などの答申がありまして、昨年の六月十六日に改正をされ、いよいよ今月の十五日から施行される運びになっておるわけですけれども、この改正の中で、処理業者の資格などいろいろ許可条件を厳しくされたとか、あるいは委託の禁止などで、もぐりの無許可業者の不法投棄に関する規制をやられて……

第80回国会 決算委員会 第6号(1977/03/10、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、二つの点について質疑をいたしたいのですが、まず最初に、昭和五十年の十二月三十一日から翌年の一月一日、これは死亡時刻がはっきりしておりませんので、こういうふうにお尋ねするのですが、愛知県の刈谷市にありますアメリカ海軍の依佐美送信所で起きた少年の感電死事件について、お尋ねしたいと思うのです。  この点につきましては、すでに防衛庁の方に対しまして、昨年の五月十七日の内閣委員会におきまして私どもの木下議員が質問しております。そのときの御答弁では、まだ現地を調査していないということで、調査の結果を待って云々という御答弁がございましたが、その後、年月もたっておりますので、どういうような調……

第80回国会 決算委員会 第7号(1977/03/15、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は大臣に、先ほどもちょっと話がございましたけれども、きょうから東京とモスクワで始まりました二百海里漁業水域問題に関連しての日ソの漁業交渉、この問題についてお尋ねしたいと思います。  まず、東京での漁業委員会の問題ですけれども、御承知のように、ソ連のニコノロフ首席代表、この人が言っていることと大臣が言っておられることと、東京での交渉の内容が大きく食い違っているわけですね。ニコノロフ代表は、二百海里以内の問題については、東京では話し合うつもりはない、ニシンについては話し合わない、二百海里以外のサケ・マスについて検討をするだけだ、そしてこれはこの前の鈴木・イシコフ会談で、もう合意してい……

第80回国会 決算委員会 第8号(1977/03/16、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、労働基準法違反の実態が幾つかあります。それを指摘しまして、労働大臣、それから局長の御答弁をいただきたいと思うのです。  まず最初に、労働大臣にお答えいただきたいのですが、労働者にいわゆる時間外労働をさせておいて、そして割り増し賃金はおろか所定の賃金さえ払わない、これは全く労働基準法違反でございますが、こういう違法行為を犯してまで労働者を搾取するということは、とうてい許されない、厳重に監督していただかなければならない問題だと思うのですが、まずその点、大臣にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、具体的に事例を挙げてお尋ねしたいのですが、三菱の名古屋航空機製作所とい……

第80回国会 決算委員会 第9号(1977/03/22、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、国立の研究機関の研究職職員の研究に伴う待遇の問題について、お尋ねしたいと思います。  まず最初に、大臣にお答えいただきたいのですが、国立の研究機関の研究職職員、この人たちが、  いろいろな学会があるわけでございますけれども、その学会に加入したり、あるいは学会の行事に参加したり、あるいは研究発表したり、報告したりする、こういうような行動については前向きに、非常に奨励すべきこととお考えになっておられるのか、そこまでしなくてもいいというふうにお考えになっておられるのか、その点を、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ところで、私が調査したところによりますと、先ほど申し上……

第80回国会 決算委員会 第10号(1977/03/23、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、濃尾平野の地盤沈下地帯の防災対策についてお伺いをしたいと思います。  まず最初に、大臣にお答えいただきたいのは、地盤沈下地帯の防災対策として、建設省の方で考えておられる基本的な方針、これは私が聞いているところでは、河川堤防のかさ上げ、それから排水設備の充実強化、この二本柱でやっていくんだというふうに聞いておりますけれども、そういうことでよろしゅうございますか。
【次の発言】 いま大臣の御答弁の中にありました都市下水道の問題、それから地下水のくみ上げ規制の問題については、後でお伺いするつもりなんですが、濃尾平野の地盤沈下の著しいところは、特に名古屋郊外の西部地帯、木曽川に至る範……

第80回国会 決算委員会 第11号(1977/04/06、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、港湾運送事業の運賃及び料金の問題について、お尋ねしたいと思います。  港湾運送事業の運賃、料金は、これは港湾運送に関する秩序を確立するということで、運輸大臣の認可によって、定額として、しかも作業別に各港ごとに決められているものですね。ですから、そういう法の趣旨からいたしまして、運輸大臣としましては、この認可料金が適正に守られているかどうかということについては重大な関心を持っておられると思うのですが、その点について運輸大臣の御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いや、私が大臣の御答弁をお願いしているのは、この認可された運賃、料金が適正に守られているかどうかということに……

第80回国会 決算委員会 第19号(1977/04/26、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、日本とアメリカとの防衛協力の問題についてお尋ねしたいと思います。  今月の十八日に、第四回の日米防衛協力小委員会が開かれたわけですが、そこで下部機関として作戦、情報、後方支援、こういう三つの部会を発足させることになったわけですが、この三部会で取り上げる具体的な問題は、一体どういうものかということをお尋ねしたいのです。  聞くところによりますと、有事の際の作戦、命令指揮権の連絡調整、それから在日米軍基地の安定使用、それから海空防衛機能の日米の分担の問題について取り上げるというふうに聞いておりますけれども、そのとおりかどうかお答えいただきたいと思います。

第80回国会 決算委員会 第20号(1977/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、上水道事業に対する国庫補助の改善の問題について、お尋ねをしたいと思います。  上水道事業の問題では、特に水源開発、それから水道施設の充実、これに相当多額の費用がかかるということは御承知のとおりだと思うのですが、このはね返りが高料金ということになって、国民あるいは住民にはね返っていくという点は、重大だと思うのです。  それで、多くの地方自治体あるいは水道事業の団体等から、国からの補助率のアップを要請する声が相当強いということも御存じだろうと思うのですが、この上水道事業についての補助の関係は、主務官庁は厚生省でございますけれども、地方財政の危機の中で、地方自治体の財源に対する補助……

第80回国会 決算委員会 第21号(1977/05/12、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、婦人の差別の解消の問題、それから地位向上の問題について、総理府にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、一昨年メキシコで国際婦人年の世界会議が行われまして、そこで世界の行動計画というものが採択されたわけです。それを受けて、日本では「婦人の社会的地位の向上をはかる決議」が国会でも採択されました。これに基づいて国内の行動計画がつくられたわけです。ところが、国内のこの行動計画につきましては、いろいろ批判があるわけです。  一、二を申し上げますと、婦人の労働権が明記されていないではないか、あるいは婦人差別を温存させてきた政治の責任というものをはっきりさせていないで、個人あるいは社……

第80回国会 決算委員会 第22号(1977/05/16、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、先ほど北山委員の方からもお触れになりましたけれども、公共事業等予備費の問題について、二、三お尋ねしたいと思うのです。  この問題につきましては、予算案の審議のときに相当議論がなされておりますので、私はポイントのところ二、三点お伺いしたいというふうに思います。  五十一年度予算の編成に当たりまして、政府の方は総合予算主義をとるということで補正予算を組まないという御説明をなされて、そしてそのために予備費を、公共事業等予備費というのを一つ設けて、そして増額をしたという趣旨説明がなされたと思うのですけれども、そのために、ただいまの趣旨説明、大蔵大臣から冒頭にいただきましたけれども、後……

第80回国会 決算委員会 第23号(1977/05/17、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、予備費使用調書等の承諾を求めるの件のうち、昭和五十一年度特別会計予備費使用総調書(その1)を除く六件について、不承諾の意を表明いたします。  これらの予備費使用等の大部分は、社会保障関係や災害関係など承諾できるものではありますが、その中には、黙過し得ない重大なものが含まれております。  一例を挙げれば、公職選挙法、政治資金規正法改悪を強行した七十五国会会期延長経費や、酒、たばこ、郵便料金引き上げのための七十六臨時国会経費、あるいは、旧憲法下の侵略戦争と暗黒政治の責任を不問に付し、天皇元首化の方向を正当化しようとする天皇在位五十周年式典経費、アメリ……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 日ソ漁業交渉の問題につきましては、先ほど総理の方から、いつごろ妥結ができるか見通しが立たぬ、それから背景についても、さっぱり見当がつかぬ、突然ソ連が出してきた修正案の内容については申し上げかねるというお話ですので、質問することは差し控えますけれども、やはりこれは領土の問題との関連があるというふうに私は思うわけです。ですから、歯舞・色丹はもちろんそうですけれども、千島列島全体が日本の固有の領土だということを、しっかり腹に据えて、強い交渉をしていただきたいということを御要望申し上げまして、それだけにとどめまして、私の質問に移りたいと思います。  それと関連があるわけなんですが、最近異常……

第80回国会 決算委員会 第26号(1977/06/08、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、会計検査報告について二、三お尋ねしたいと思います。  御承知のように、院法の三十四条、それから三十六条の規定によりまして、検査院としては是正改善の処置をさせることができるわけでございますし、さらには改善の処置を要求するということもできるわけでございますね。その結果、こういう処置を要求したということが検査報告に載っているわけでございます。さらには、処置を要求した結果の処置状況というのについても検査報告の中に載っておるわけでございますけれども、処置を要求した結果、こういうような成果が上がったという、あるいはどういうような効果が上がったかどうか、そういう点について追跡検査といいます……

第80回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、まず最初に、いま審議の対象になっております執行経費の基準改正案についてお尋ねしたいと思います。  この執行経費の問題は、かねてから地方公共団体の超過負担の問題がいろいろ論議されておるわけですが、一昨年ですか、四十九年二月二十八日の当委員会においても、この超過負担の問題で実態調査をやるというような答弁を自治省の方がしておられるわけです。それからまた、超過負担が実際にあるのかどうかという点については、超過勤務をする場合に、当該地方公共団体のその賃金の問題とか、あるいは能率的にやったかやらぬのかといういろいろの問題で、とり方の問題があるというふうな答弁をされておるわけですけれども、……

第80回国会 地方行政委員会 第6号(1977/03/25、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は本件の改正との関連で警察官の非行の問題を二、三お尋ねしたいと思います。  ここに持ってきておりますけれども、昭和五十一年の警察白書によりますと、警察官の職務に協力援助して災害を受けた民間人、これは昭和五十年度で死者が十人、負傷者が五十八人にも達しているわけです。ですから、そういう点で今回の法改正は、こういう民間の協力者に対しての補償を改善しようということで非常に結構なことだと思います。  ところで、この死者あるいは負傷者の人たちを含む民間の協力者は年間何人ぐらいおられるのかというのを、最近数年間でいいですがお知らせいただきたい。そして不幸にして死傷されたのはそのうち何%になって……


■ページ上部へ

第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 決算委員会 第2号(1977/08/23、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、朝鮮民主主義人民共和国の二百海里経済水域の宣言、それから八月一日からの実施に関する問題につきまして、対外関係と、それから対国内、特に漁民に関する問題についてお尋ねしたいと思います。  お尋ねする前に、この二百海里宣言によって、朝鮮半島の海域において操業をしてきた漁民に対して大きな戸惑いと不安と、それからさらに大きな損害を与えているわけです。ところで、この責任は日本政府のこれまでの対米一辺倒、偏った朝鮮民主主義人民共和国を敵視する外交政策、そして対応の仕方のおくれ、これに責任があるということを最初に強く指摘しておきます。  ところで、御承知のように八月の二十六日、もうすぐですけ……

第81回国会 決算委員会 第3号(1977/08/24、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、最近の朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言に関する問題と、それからソ連の二百海里海域内における日本の漁船の操業の問題についてお尋ねしたいと思います。  朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言の問題につきましては、きのうも農林大臣にお尋ねしたのですけれども、資料になるのは平壌放送以外、知るところがないのだ、あるいは金日成主席とNHKの緒方氏との対談の中で出てきたこと以外には知りようがないのだ、さっぱり情報がないので、現在のところ日朝議員連盟の使節団が行って、そこで出てきたことを材料にして判断する以外にない、こういうような話でございました。そして、きょうも原委員の方から、いろいろお……


■ページ上部へ

第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第1号(1977/10/14、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は公害健康被害補償制度の問題についてお尋ねしたいと思うのですが、その前に環境庁長官の環境行政の基本的な姿勢にかかわる問題をお尋ねしたいと思うのです。  環境庁長官、御承知だと思うのですが、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、「現代」という雑誌の九月号「戦後スーパースターの「これが実像、だ」」という記事で、小池亮一という人のインタビューに答えて長官は述べておられるのですが、これは御記憶があると思うのですが、こういうくだりがあるわけです。「こうやって環境庁にいてもね、ここの記者クラブの記者とのたたかいは壮絶なものですよ。自分とこの新聞で没になった原稿が、共産党の赤旗にのる記者なんか……

第82回国会 決算委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、労働者の休日の問題ほか一、二点お尋ねしたいと思うのですが、細かいことは大臣にお答えいただかなくてもいいのです。  最初に大臣にお答えいただきたいと思いますのは、大臣や私どもにも実は休日というのがあるのですけれども、労働者にも休日というのが当然あるわけです。そして、これは労働基準法上も、一週間に一日もしくは四週間に四日ですか、という規定があります。その労働者の休日というものを大臣はどういうふうに考えておられるか、まず最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは大臣でなくてもいいのですが、ちょっと細かい話をお尋ねしますので……。  企業によっては、その休日を労働者……

第82回国会 決算委員会 第5号(1977/11/01、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は国民生活センターについてお尋ねしたいと思います。  午前中もちょっと話が出ましたけれども、国民生活センターは国民の生活にとって大層大切な仕事をしておられるところです。したがいまして、その人事の問題、それから運営の問題、これは相当大幅に消費者、国民の声が反映できるような仕組み、これが一番望ましいというふうに思うわけです。ですから、その関係についてお尋ねをしたいと思いますが、まず長官にお尋ねしたいのですけれども、センターの役員、会長、理事長、理事、監事というふうにございますけれども、この役員の人事について、監督官庁である経済企画庁長官としては、どの程度関与しておられるのかどうかとい……

第82回国会 決算委員会 第6号(1977/11/02、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、筑波の研究学園都市の建設の問題についてお尋ねをしたいと思います。  計画を見ますと、昭和五十四年度中にすべての研究機関の移転を完了するというふうになっておりますけれども、この予定どおりに移転ができるかどうか、まず国土庁長官にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 とにかく四十三もの中央の研究機関がまとまって移転するというわけですから、これは世界じゅうにも例のない事業だというふうに聞いておりますし、これは大変なことだと思うのですが、それだけに研究施設の完備あるいは研究環境の整備充実といいますか、そういうもののほかに、この移転には研究者とかあるいは研究機関の職員、こういう人たちも……

第82回国会 決算委員会 第7号(1977/11/15、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 いま問題になっております建設省の会計検査院に対する供応接待の問題、これは二つの点で大きな問題があるというふうに思っております。  一つは、いまほかの委員の人たちからも出されましたけれども、これは国民の税金のつまみ食いということになるわけですね、調査費の問題にいたしましても。それから、新聞の報道によりますと、道路費も一部流用しているというような報道もあるわけです。だから、この問題はそういう意味からも徹底的に調査されなければならぬというふうに思います。  それからもう一つは、今後の問題ですね。今後の問題はいろいろおっしゃっておられるのですが、それもすぐ後でお尋ねしますけれども、検査に手……

第82回国会 決算委員会 第8号(1977/11/17、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、税務行政についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、税務調査の実態についてお尋ねをします。  御承知のように、七十二国会の大蔵委員会で中小業者に対する税制改正等に関する請願というのが採択されまして、その請願は本会議でもちろん議決はされているわけですが、その中で税務の調査の問題については、「税務調査に当たり、事前に納税者に通知するとともに、調査の理由を開示すること。」というふうになっております。それから、これに対する大蔵省の方の請願の処理経過が説明をされているわけですが、税務の調査の問題については「原則として調査日時をあらかじめ通知する」「調査理由については、調査事項を限……

第82回国会 決算委員会 第9号(1977/11/22、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、審議会の構成と運営の問題についてお尋ねをします。  御承知のように、去る九月二日の閣議了解におきまして、行政改革の大綱というものがつくられました。現在はこれに基づいて具体的な改革案の検討が進められているというふうに思います。これに関連しまして、各種審議会の構成、運営の改革について行政管理庁長官にお尋ねしたいわけです。  政府は、昭和三十八年九月二十日「各種審議会委員等の人選について」の閣議了解で「候補者の選出については、なるべく関係のある広い分野から清新な人材を起用するようにつとめる。」「兼職の数は最高四とする。」など四項目、それからさらに昭和四十二年十月十一日の「審議会等の……

第82回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/16、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、政治資金規正法の関係で、脱法行為もしくは違法行為というべきようなことが行われているという問題についてお尋ねしたいと思います。  最初にお尋ねしたいのは、自治省選挙部が編さんをした「改正政治資金規正法解説」という本がございます。この中で、規正法の二十二条の二の政治団体に対する寄付の限度額百五十万円という規制についての説明があるわけですけれども、「名実ともにそれぞれ独立した政治団体である限り、」各その政治団体に対して百五十万円までの寄付はできる、これは後援会の関係で説明があるのですが、二十二条の二の関係ですればそういうふうに読みかえることができると思うのです。この「名実ともに」と……


■ページ上部へ

第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 決算委員会 第1号(1977/12/08、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は信濃川の河川敷の問題についてまずお尋ねしたいと思います。この問題について、新しく建設大臣におなりになった大臣に新鮮な政策を、あるいは措置を期待して質問をしたいと思います。  この信濃川の河川敷の問題につきましては、もうすでに昭和四十一年十月以来わが党が、田中角榮とそのファミリー会社の室町産業が農民をだまして河川敷を買い占め、そして莫大な利益を上げようとしてきているという事実を、繰り返し国会で指摘をしてまいりました。だからこの点は大臣も御承知のとおりであると思います。  そこでちょっと振り返ってみたいと思うのですけれども、国会で警告決議がなされたり、あるいは政府の方からの答弁もな……

第83回国会 決算委員会 第2号(1977/12/09、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、郵政省それから大蔵省関係につきまして、まず収入印紙の作成、その管理についてお尋ねをしたいと思います。  その前に、この前、当決算委員会におきまして大蔵省の印刷局を見学させていただきました。その印刷局で収入印紙の印刷もしておるわけですけれども、図案の作成、そして、それを印刷するに当たってのいろいろな御苦労がなされているということをよく勉強してまいりました。それに基づいてこれからお尋ねをしたいというふうに思います。  収入印紙は郵政省が大蔵省から売りさばきの委託を受けて、そして売りさばきをしているわけですが、これは年度ごとに大蔵省と郵政省との間で協議をして、そして郵政省が委託を受……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/03/23、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 いろいろ具体的な事実を挙げまして、これを官房長官にお聞きいただいてその上でお尋ねするのが本来なのですが、官房長官の時間の都合でそれもならないということですので、そういうのを抜きでお尋ねするのでちょっと私も調子悪いし、官房長官も調子悪いかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思うのです。  といいますのは、閣議の了解に基づいて公営競技問題懇談会というのが設けられまして、これが総務長官の主宰で開催されるという運びになっているわけです。この公営競技問題懇談会というのは、公営競技のあり方について見直しを行うというふうに私どもは聞いておるし、そういう趣旨だと思います。  そこで、公営競技の収……

第84回国会 決算委員会 第3号(1978/04/06、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、愛知県刈谷市の米軍の依佐美通信基地についていろいろお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、この通信基地の機能ですね、どういう周波の電波を出しているかとか、あるいは出力はどれくらいなのか、その電波はどれくらいまで到達するのか、どういうような性能をその電波は持っているのか、そういうような点について、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 この基地は、日本電気興業株式会社が設備、鉄塔等を所有しておって、それを日本の政府が借りて、そしてアメリカの海軍に貸している、こういうような形になっているわけですね。だから、そういうことからすると、どういうような機能を持っているかというよう……

第84回国会 決算委員会 第4号(1978/04/11、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、東大医学部の附属病院精神神経科病棟の問題について、お尋ねをしたいと思います。  最近、文部大臣が東大の学長を呼ばれて、この病棟が暴徒に占拠されている異常な事態、これを正常に戻すためにいろいろ御努力をされているということは知っております。そして三月二十日に確認ということができまして、医学部の教授会としては精神医学教室が正常の状態へ一歩を踏み出すものと理解するという、いわゆる確認をしてお見えになっておるようですが、大臣はこの病棟の問題について、正常な状態というのは一体どういう状態を考えておられるのか、まずお尋ねしたいと思います。

第84回国会 決算委員会 第5号(1978/04/12、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 去る三月二十六日の成田空港に対する暴力集団の乱入破壊事件についてお尋ねをするわけですが、法務省当局としてもこの事件の捜査については千葉地方検察庁に特別捜査本部を設けて捜査を開始しておられるというふうに聞いておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 ところで、時間の順序から言いますと、第九ゲートそれから第八ゲート、この間にマンホールからの侵入があったというふうに事実はなっているようですが、警察の方では最近この二つのゲートからの暴力集団の侵入、そしていろいろな火災びん投てき等の行動が、マンホールから侵入をして管制室を破壊するための陽動作戦であったというふうに認定をしておられるようで……

第84回国会 決算委員会 第6号(1978/04/18、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、新幹線の騒音公害の問題についてお尋ねしますが、まず国鉄総裁にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、新幹線鉄道騒音に係る環境基準についての告示が環境庁から昭和五十年七月二十九日に出されまして、主として住居の用に供される地域と、商工業その他、住居の用に供される地域以外の地域を、前者が七十ホン以下、商工業その他の地域が七十五ホン以下に騒音を下げるという基準を示されておるわけですが、そのうち既設の新幹線鉄道に係る期間、これは八十ホン以上の区域では三年以内に達成するようにということになっております。昭和五十年の七月二十九日ですから、三年以内ということになりますとことしの七月二十九……

第84回国会 決算委員会 第7号(1978/04/20、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、保健所の問題、それからそれとの関連で虫歯の問題についてお尋ねしたいと思います。  地域の住民の疾病予防あるいは健康の保持に保健所が相当大きな役割りを果たしているわけでございますが、保健所の所管地域人口といいますか、これは保健所法の施行令によりますとおおむね十万人を基準にして設置するというふうにうたわれておりますけれども、現状は大体そういう基準に適合している状態と見ておられるかどうか、まず最初にお尋ねをいたします。
【次の発言】 保健所の運営についてという、これは大分古いのですが、昭和三十五年九月二日、それから一次、二次と改正がありまして来ておるのですが、それによりますと、人口……

第84回国会 決算委員会 第8号(1978/04/21、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、新商業調整法とか新小売法と呼ばれておりますけれども、小売業の調整等についていま通産省では新しい立法を考え、その準備中というふうに聞いております。  そこで、大臣にお尋ねしたいのですが、その準備状況と、国会へ提案をされるのはいつごろになりそうかということを、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、五月の十三日ごろに閣議で決定をして国会へ提出する運びだということでありますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこで、その関係でお尋ねしたいのですが、現在大規模小売店舗法と小売商業調整法、いわゆる大店法と商調法という二つの法律があるのですが、これを一本……

第84回国会 決算委員会 第9号(1978/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、科学技術庁に、災害を防ぐ防災対策、特に地盤沈下によるゼロメートル地帯の防災対策についていろいろお伺いをしたいと思うのです。  しかし、漠然とそういうことをお聞きしてもなかなか話がかみ合わなくても困りますので、まず第一にお尋ねしたいのは、先ほどもちょっとお話がございましたが、科学技術会議というのがあります。このメンバーに科学技術庁の長官は入っておられるわけですし、この会議の事務局的な役割りを科学技術庁がやっておられるわけです。したがいまして、そういうことまではわかるのですけれども、具体的にこの科学技術会議でいろいろ諮問をされて答申をなされる、いろいろな計画が発表される、そういう……

第84回国会 決算委員会 第10号(1978/05/10、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は予備費制度についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、予備費の事後承諾の問題について大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、御承知のように、予備費は内閣の責任において支出をいたしまして、支出した事後において国会の承諾を得なければならない。これは憲法の規定でございます。  ところで、予備費を支出した後で国会が承諾をしない、不承諾だという場合は、どういうふうに措置をされることになりますか。
【次の発言】 だから、不承諾ということになったときは、その具体的な予備費の支出は国会は承認しないということになるわけですから、それに対してはどういうような責任をおとりになるということになるのかとい……

第84回国会 決算委員会 第11号(1978/05/12、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 質問する前に、まず、総理に、この質問との関連でテキストをお渡ししたいと思いますので……。これは委員長に……。  総理は、文鮮明という人物に関心を持っておられるようですが、この文鮮明の主張に従っていろいろ活動している団体が日本にあるということは御存じのとおりであります。そして、彼の主張が、日本の主権あるいは国民生活、基本的人権、これに非常に重大なものを含んでいるということも、これはいろいろ言われております。だから、その点について総理の御所見を伺いたいと思うわけです。  そこで、いまもお配りしたのですが、彼の主張が「原理講論」という本にまとめられております。私はいまここに韓国語の原文と……

第84回国会 決算委員会 第13号(1978/06/01、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は会計検査院の綱紀の粛正問題についてお尋ねしたいと思います。  会計検査院の接待問題につきましては、実地検査に当たっての綱紀粛正ということで改善の措置がとられて、それが実行に移されているということは承知をいたしております。そこで、私がお尋ねしたいのは、この実地検査以外の場、実地検査と関係のない場合についての綱紀粛正の問題についてお尋ねしたいと思うわけであります。  会計検査院の職員の人たちが、各省庁の会計担当の職員の人たちあるいは民間企業の人たちと会食をしたり、あるいは民間企業の人から飲食のもてなしを受けたり、あるいは物品の供与を受けたりというようなことは、これもいかぬと思うので……

第84回国会 決算委員会 第14号(1978/06/06、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、精神科病棟の占拠の問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  向坊学長その他大学当局の方でいろいろ御努力をしておられるということはよく承知をしておりますが、お尋ねするについて二、三確かめておきたいことがございますので、そこから始めたいと思います。  先ほども文部大臣の御答弁にもございましたし、それから四月十一日の当決算委員会で文部当局からもいろいろ御答弁をいただいたわけでございますけれども、病棟の正常化という中身ですね、どういうことが正常化かということについては、施設、それから物品の管理、これが完全に当局の管理下に入ることだ。いまその点について御努力なさっておるという御答弁が……

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/08、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、税務行政の問題についてお尋ねをしたいと思います。  国税庁からは谷口次長さんお見えになっておられますが、まず、国税庁の方にお尋ねしたいと思います。  昭和二十五年に青色申告制度というのが新設をされたわけですが、それ以来国税庁の方では、いろいろ青色申告を拡充させるという御趣旨だと思いますけれども、いま私がここにも持っておりますが、「青色申告のおすすめ」というパンフレット、あるいは「青色申告をどうぞ」というきれいなパンフレットもございます。それで、いろいろ宣伝をしておられて、青色申告をすると特典が全部で四十四もあるということも書いてあるわけですね。そして、このきれいな方では、まあ……

第84回国会 決算委員会 第16号(1978/06/15、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、大気汚染防止の関係でお尋ねをしたいと思います。  昭和五十二年六月十六日付で大気汚染防止法施行規則の一部を改正する総理府令が制定公布されました。この内容は、固定発生源から排出される窒素酸化物の排出基準の改定強化と廃棄物焼却炉から排出される塩化水素の排出基準の設定であります。このうち後者の方の塩化水素の問題について質問をしたいと思います。  環境庁にお尋ねしたいのですが、この塩化水素の排出基準が一立方メートル当り七百ミリグラムということで、現在設置されている焼却炉については、昭和五十四年十二月一日から適用されることになっております。この適用に間に合うように既設の焼却炉の整備が進……

第84回国会 決算委員会 第17号(1978/07/04、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は最初に、けさの新聞に報道されておりますが、愛知県の、これは航空自衛隊の小牧基地、ここを飛び立ったファントム戦闘機の風防が吹っ飛んで粉みじんになって地上に落下したという事故について、あれから相当の時間がたっているのですから、どういうような原因でこうなりたのかという原因究明、それから被害の状況等について調査しておられるのでしたら、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 早速徹底的に原因を究明していただきたいということと、その究明された原因については報告をしていただきたいと思うのですが、よろしいですか。
【次の発言】 それからもう一つ。原因がまだわかってないということですが……

第84回国会 決算委員会 第18号(1978/08/07、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、国際婦人年の国内行動計画の前期重点目標についてお尋ねをします。  この重点目標の中で年次計画を立てて達成目標を掲げておりますのは、若年定年制、結婚退職制などの改善年次計画だけであります。したがいまして、これが計画どおりに実施をされて成果が上げられるかどうかというのは、まさに国内行動計画全体が達成されるのかどうかにかかってきますし、国際婦人年の目標達成に対する政府の姿勢が問われることになるというふうに考えます。こういう観点で総理府並びに労働省にお尋ねをしたいと思います。  この年次計画によりますと、「昭和五十二年度においては、行政指導対象の実態把握を行う。」ということになってお……

第84回国会 決算委員会 第19号(1978/09/12、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は昨年の三月にこの決算委員会におきまして、学童保育の制度化、都市児童健全育成事業の強化等について質問をいたしましたが、このたび国際連合の総会で来年を国際児童年とする宣言が決議されまして、これを受けてわが国では国際児童年事業推進会議、これが設けられました。そして、児童問題についての啓発をする、二番目には児童に関する国内施策の充実、三番目に児童福祉面の国際協力の拡充という基本方針を決定されておるわけです。  そこで私は、この二番目の児童に関する国内施策の充実、この基本方針の重要な一つとして学童保育の充実の問題について重ねてお尋ねをしたいと思います。  そこで、まずことしの六月、第八十……

第84回国会 法務委員会 第12号(1978/03/31、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 刑事補償法の今回の補償金額の改定問題についてまずお尋ねしたいのですが、先回の各委員の質問に対する答弁でいろいろ説明がなされたのですが、今回の補償金額の改定増額は、常用労働者の一日平均現金の給与額、それと消費者物価指数の上昇率から指数をそれぞれ求めて、足して二で割って一二九・二という指数を出して、それを掛けたのだという御説明がありました。  ところで、その説明にありました昭和五十年と昭和五十三年――昭和五十年というのが前回改定されたときだから、これを一つ基準にとられたということはわかります。そして昭和五十三年度常用労働者の一日平均の給与額をはじき出された。その差額はいいのです。今回の……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 決算委員会 第1号(1978/10/13、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 最初に、先ほどちょっと話がありましたベトナムに対する緊急援助の問題について、大臣にお答えをいただきたいと思います。  十一日の閣議で、一億円の緊急援助を日赤を通じて行うという提案があって、それが決められたわけですけれども、園田外務大臣は、さらにこのほかに米の緊急援助も行いたいので協力を願いたいという発言をされたというふうに聞いております。ただいま農林水産省当局の方から検討するという御答弁を聞きましたけれども、余剰米の処理の一部にもなるし、国際連帯の実を上げるということにもなるわけですが、大臣としてはこれに対してどのように対応していかれるのか、お伺いしたいと思います。

第85回国会 決算委員会 第2号(1978/10/17、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は日米科学技術協力についてお尋ねをするわけですが、そのうちの核融合の研究の問題についてお尋ねをしたいと思います。  御承知のように核融合エネルギーは人類の未来を担う究極のエネルギー源として、日本でもそうですか、アメリカ、ソビエトあるいはヨーロッパでもいろいろ研究が進められております。そして、国際的な共同研究あるいは情報交換も行われ、共同開発、共同実験等の国際協力についてもいろいろ努力がされておるというふうに聞いておりますが、この核融合の研究は、現在の世界の水準としては核融合エネルギーの科学的な実証、これはいわば核融合反応の臨界プラズマ条件をどのようにして達成するか、そういうところ……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/11/21、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、中小企業に対する円高対策、特に融資問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、大臣にお尋ねをしたいのですが、円高の緊急対策といたしましては、ストレートなものとして中小企業為替変動対策緊急融資制度を初めといたしまして、中小企業の事業転換融資とか、あるいは中小企業設備近代化資金の償還期限の延長、あるいは中小企業信用補完制度における別枠保険料率の引き下げ、てん補率引き上げ、こういう措置がなされておるのは御承知のとおりであります。その他倒産対策、あるいはマル経融資と言われる小企業経営改善資金融資制度というものもあるわけでございますけれども、この円高問題は、ことしに入りまして……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 先ほどから議論になっております定員の削減問題について私もお尋ねをいたします。私の持ち時間はわずか三十分でございますので、簡明にお答えをいただきたいと思います。  定員の削減計画が実施をされまして、先ほども長官から御答弁がありましたが、現在第四次が実施されておる最中、もう大体十年間になるわけですね、かなりの削減が行われてきていると思いますけれども、この削減と行政需要対応の問題についてお尋ねをしたいと思っております。御承知のように、昭和三十六年二月二十八日の閣議で定員外職員の常勤化の防止ということが決定をされているわけです。そこでそれ以後、定員外職員、これは賃金職員とも言われております……

第87回国会 決算委員会 第4号(1979/03/20、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 午前中からも郵便局の人事の問題についてはいろいろ質問がなされたと思いますが、私も、普通郵便局の労務管理の問題、主として人事のうちの主任の任命の問題についてお尋ねをしたいと思います。  そこでその前に、普通郵便局の主任というのは定員が決まっていると思うのですが、内勤の場合でいきますと何人当たり定員一名ということになっているのかどうか。
【次の発言】 そこで、定員というのは五人に一人といまおっしゃったのですが、必要だからこそそういうふうに決めがあるのだというふうに思うのですが、大体というふうにおっしゃったのですが、何か決めの根拠があるのかどうか。  それから、これは時間がありませんから……

第87回国会 決算委員会 第5号(1979/04/10、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、国土開発幹線自動車道の建設に伴う環境問題についてお尋ねをいたします。特に近畿自動車道、名古屋市名東区―同中川区間二十八キロの建設についてお尋ねをいたします。  この国土開発幹線自動車道の建設につきましては、基本計画がことしの二月二十三日閣議で決定をされましていよいよ整備計画づくりに着手するという段階になっているわけですが、この二十八キロにつきましては、国道三百二号線のやはり名古屋名東区―中川区間で計画をされております名古屋環状二号線というのがあるのですが、この環状二号線の上に建設するということを建設省としては考えておられるのかどうか、まず最初にお尋ねします。

第87回国会 決算委員会 第6号(1979/04/11、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、裁判官の採用の問題について最高裁にお尋ねをします。勝見人事局長さん、新任の裁判官の研修からかけつけていただきまして御苦労さんです。  第三十一期司法修習生のうち裁判官に採用されたのが六十四人で、裁判官希望者が六十九人あったけれども五人が採用されなかったと聞いておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 結局五人が採用されなかったわけですね。
【次の発言】 その五人が全員青法協の会員であるということを知っておりますか。知っておるとすれば、それはいつから知っておみえになるのですか。
【次の発言】 裁判官に採用するに当たっての最高裁の考え方はしばしば当院の法務委員会でも述べられて……

第87回国会 決算委員会 第7号(1979/04/18、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 国鉄の方に鉄道の建設に伴う環境問題についてお尋ねをいたします。  東海道の大府−名古屋間の線増事業、俗に南方貨物線というふうに言われておりますが、これの建設と環境問題についてお尋ねをします。  この南方貨物線がいま建設中でございますけれども、これが完成をして供用するということになりますと、一日の運行回数は貨物列車にして何本になるか、そしてその運行の時間帯はどういうふうになるのか、まず最初にお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、深夜、早朝にかけても運行がなされるということですが、夜間運行は取りやめてほしい、特に午後十一時三十分以降は取りやめてほしいという要望が名古屋市当局あるい……

第87回国会 決算委員会 第8号(1979/04/19、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、訪問販売の問題に一ついてお尋ねをいたします。  訪問販売等に関する法律というのが五十一年の六月にできまして、同年十二月から施行されて、これまでにもう二年半近くになっております。消費者行政の一角を担当しておられる経済企画庁として、どういうようにこの法律の運用に当たって対応してこられておるのか、まず最初にお伺いします。
【次の発言】 消費者の心構えということに重点を置いてきておられるようですが、この法律ができる前に経済企画庁の方で調査をされた実態調査、これは取引上発生した被害件数六百八件のうち四百八件、六七・一%がこの訪問販売による被害者の数だ、これは千世帯当たりにすると十一・二……

第87回国会 決算委員会 第9号(1979/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は労働者の腰痛の問題についてお尋ねをするのですが、番外で臨時に大臣に春闘の問題について一言だけお尋ねしておきたいと思います。  午前中の答弁で大臣は、ことしの春闘は労使ともわりあいに良識を持って対処をしておられるのではないかと思うというふうに見解を述べられたのですが、私の考えと大分違いますので一言だけお尋ねするのですが、たとえば鉄鋼、電機、自動車、いわゆるIMF・JC関係、この大手各社の回答は定昇込みで五・〇%から七・五%という非常にこれは低額なものなんですね。そして通産大臣ともども物を言いなさった減量経営の問題、この減量経営で大量の失業者を社会にほうり出しているというようなこと……

第87回国会 決算委員会 第10号(1979/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、消防体制の問題についてお尋ねいたします。  消防力の基準というものが定められておりまして、これは消防庁の告示で決められておるのですね。これは御承知のように、市町村が市町村民の生命、身体、財産、これを火災などの災害から保護するための必要最小限度の施設及び人員についての基準が定められているものと思いますけれども、現在全国各地の市町村でこの基準に従って十分な施設及び人員が確保されているというふうに消防庁としては理解しておられるかどうか、まず最初にお尋ねします。
【次の発言】 残念ながらなっていないとすると、その原因はどういうところにあると考えてみえますか。

第87回国会 決算委員会 第13号(1979/06/04、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、労働大臣がお見えになりませんので、労働省に対しましてベリリウム及びその化合物の製造または取扱業務に従事した労働者に対する健康管理手帳の交付問題について、二、三お尋ねをいたします。  健康管理手帳の交付につきましては、申し上げるまでもなく労働安全衛生法それから施行令、そして労働省の省令であります労働安全衛生規則、ここに要件が定められているわけでございますが、ベリリウム従事者に対する健康管理について現在の健康管理手帳交付制度で十分であるというふうに考えておられるかどうか、まず最初にお尋ねします。
【次の発言】 交付要件の中身は、ベリリウムに関するものですが、「両肺野にベリリウムに……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、政府提出の昭和五十四年度予算三案に反対し、日本社会党提案、公明党、民社党提案の両組み替え動議に反対、日本共産党・革新共同提案の組み替え動議に賛成する討論を行います。  昭和五十四年度の予算編成に当たって最も大切なことは、歴代自民党政府の政策運営の失敗がもたらした五年来の不況のもとで、いかにして国民生活を防衛し、日本経済の再建と財政健全化に役立つ予算とするかということであります。ところが、本予算案は、すでに破綻をしている従来型の景気対策を続け、大幅な負担増で国民の購買力を圧迫して不況を長引かせる一方、国債大増発で財政危機を破局的段階に進めるものとな……


安藤巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-38期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院34期)

安藤巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-38期
第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/26、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 私は、今回の道交法の改正の問題につきまして、交通安全の趣旨で改正をされるわけですが、その前提条件の確立の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  今回の法改正は、身体障害者の保護とか、あるいは自転車運転者の安全の確保あるいは自動二輪車の運転者の遵守事項等へそれからさらにいまもちょっとお話がございましたが、使用者が過積み運転させた場合、あるいはこれはこれから私がお尋ねする問題ですが、過労運転させた場合の車両の使用制限あるいはそれに対する罰則等々、評価できるところもあると思います。  ところが、いま最初に申し上げましたように、交通事故防止のためのもっと基本的な問題がちょっと欠けて……

第84回国会 法務委員会証人及び証言等に関する小委員会 第2号(1978/04/05、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤小委員 三点にわたってお尋ねをしたいと思います。  第一点は、先ほどもいろいろ質問と御意見があったわけですけれども、補佐人の発言の問題でございます。  これは飯坂先生、それから林先生から先ほどいろいろ御意見を伺いましたので、堀部先生にお伺いしたいと思うのですが、堀部先生は先ほど国民の知る権利というのを基本的にお教えになって、いろいろおっしゃってみえるわけですね。それから裁判所における司法と、議会における証言による国政調査の問題との違いというふうにおっしゃったのですが、その問題はもちろんあるわけですね、法的な責任と政治的あるいは道義的、社会的な責任を明らかにする問題との違い。  そのほかに……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1978/11/10、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤小委員 私は、身体障害者の利用する自動車関係の課税の問題についてお尋ねをしたいと思います。  この問題については、もうすでにいろいろな場で取り上げられているわけでございます。そしていま年末に向かいまして、大蔵省、自治省等々で、来年度の税制措置については改正問題を含めていろいろ作業中だというふうに思っておりますので、そういうことも含めてお伺いするわけですが、まず最初に、自治省の方にお尋ねしたいと思います。  この身体障害者の利用する自動車関係の課税の問題については、地方税の関係では、税務局長の通達で昭和四十一年からことしの六月まで何回かにわたっていろいろな減免措置がなされているというふうに……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/02/10、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤委員 公述人の方々、御苦労さまでございます。  三人の方からいろいろ御意見を伺いまして、御意見の中の相当なウエートで雇用、失業問題についてお話をされましたわけですが、私は時間の関係もございますので、富塚さんに二つの点についてお尋ねをして終わりたいと思います。  雇用問題について雇用創出機構の問題を中心にいろいろお話しになったのですが、富塚さんも大きな不満を持っておられる大企業の減量経営です。この減量経営、人減らし、合理化を大企業はこれまでもしきりにやってまいりましたし、いまもいろいろ画策をしておるようでございますけれども、この雇用創出機構というものをつくっていって失業者を受け入れる、その……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤分科員 私は、会計検査院の検査権限並びに検査機能の拡充強化の問題についてお尋ねをしたいと思います。  御承知のように検査院の権限の拡大に関しましては、国会で一昨年、昨年合計衆参合わせて決算委員会で三回決議がされておるわけです。これに対しまして前の佐藤会計検査院長は、権限の拡大については検討を促進する、それから政府の御協力を期待して実現に努力をしてまいる所存でございますというふうに答弁をしておられるわけです。  そこで、このほど院法の権限拡大についての改正案の要綱、これをおまとめになったということを聞いております。内容についてはお知らせをいただいておりますので知っておりますから、内容につい……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本共産党・革新共同)

○安藤分科員 私は、国立病院等の医療体制についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、大臣にお答えいただきたいと思うのですが、これは厚生大臣の私的諮問機関になっております国立病院・療養所問題懇談会というのがございますが、この懇談会が昨年の十二月二十日「国立病院・療養所において当面講ずべき措置について」と題する提言をしておられるわけです。もちろん大臣はごらんになっておられると思いますけれども、ここで提言をされておりますのは「現在の国立病院・療養所の診療機能、定員、施設整備等の面における立ち遅れ」がある。「われわれは現状を早急に改善する必要があると認めた。」というふうにあるわけですね。そし……



安藤巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-38期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

安藤巌[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-38期
安藤巌[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 34期在籍の他の議員はこちら→34期衆議院議員(五十音順) 34期衆議院議員(選挙区順) 34期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。