このページでは村上弘衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、総理に質問いたします。 八〇年代幕明けの国会における総理の施政方針演説を注意深く聞かせていただきましたが、まず私は、総理が八〇年代を展望して所信を述べられる以上、やはり前提として、七〇年代の自民党政治についての反省が必要であるということを申し上げたいと思います。(拍手) 総理自身は、七〇年代を首尾よく過ごしてきたように評価しておられるようでありますが、果たしてそうでしょうか。たとえば、いまわが国は、八〇年代全期間に及ぶほどの破局的な財政危機に陥っておりますが、これは、七〇年代に自民党政府が大企業本位の経済政策を推進し、無謀な赤字国債乱発政策……
○村上(弘)委員 安全対策に関連しまして、犠牲者対策について二点だけ質問したいと思います。 一つは、一九六八年、昭和四十三年十二月にこの交通安全対策特別委員会で行いました決議ですね。交通遺児、児童、生徒の進学援助に関する決議でありますが、これに対して政府は一体どういう態度をとっているかという問題であります。それからもう一つは、交通遺児育英会に対する助成措置についての問題です。 そこで第一点ですが、私、たまたま一昨日、第七回交通遺児と母親の全国大会に出席をいたしました。全国から交通遺児やお母さん方約二百五十人が出席して、灯油問題、教育費が大変高騰するというふうなことで、交通遺児の家庭の窮状が……
○村上(弘)委員 私は、先般関係大臣が交通安全対策の基本施策について所信を表明されましたが、それに関連いたしまして、特に障害者と交通あるいは交通安全の問題、つまり、各種の障害者約二百五十万人、家族を含めますと八百万人、ボランティア活動など協力しておられる方々を含めると一千万人を超える方々の交通及び交通安全の問題についてお伺いしたいと思うわけです。きょうは所信を表明された大臣がおられないわけでありますが、大臣にかわってそれぞれ責任ある答弁を承りたいと思うわけです。 御承知のように、来年は完全参加と平等ということを中心テーマとした国際障害者年であるわけです。一月三十日の参議院本会議で共産党の宮本……
○村上(弘)委員 前回、私は、この委員会におきまして、来年は国際障害者年であり、ことしはその行動計画を立てる年であり、十年間の行動計画を国連に報告するということになっている。そこで、昭和五十四年度の交通安全白書だとか、第三次交通安全基本計画あるいは指定行政機関の五十五年度の業務計画、これらを策定するに当たっては、障害者に対する交通安全対策、その位置づけをしっかりされるようにということを申し上げて、各担当者からも、たとえば三島政府委員も言いましたが、十分念頭に置いて準備を進めてまいりたい、こういう前向きの答弁もいただいたわけです。白書の方は十六日に閣議決定されると聞いておりますし、基本計画はこれ……
○村上(弘)分科員 大臣も連続で大変ですが、引き続きがんばっていただいて、真剣な御答弁をお願いしたいと思います。 私は、大阪の現にある空港、新空港でなくて大阪空港の周辺対策、特に民家が移転して跡地がどんどんできている、そこの町づくりが大変おくれておるわけですが、この問題についてお伺いしたいと思うわけです。 大臣も御承知のように、関西では、財界や政府が新空港づくりにいまや大いに熱を上げているというような状況でありまして、現空港対策というものが非常に影が薄くなっている。単にマスコミや政治の面で薄くなっておるだけじゃないのですね。実際に運輸省の態度が消極的になってきているのじゃないか。たとえば大……
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