このページでは中島源太郎衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○中島説明員 経済企画政務次官を仰せつかりました中島源太郎でございます。 景気、物価問題等、経済運営は重大な時期にあると存じております。微力でございますが、河本大臣のもと、野中委員長を初め各委員の先生方の御指導を得まして、せいぜい勉強をいたしまして、職務に全力を尽くすつもりでございます。よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○中島(源)政府委員 塩田委員御指摘のとおりでございまして、経済運営の重要な基本の一つは物価対策でございます。先ほどお答えしましたように十月時点で前年比六・八ということになってまいりましたが、まだまだ目標数値にはほど遠いところでございまして、目標達成には非常に厳しい状況にある。ただ、これはどうしても達成しなければならないという政府の重要な責任の一環であるというふうに考えております。 経済運営の基本は物価でございますけれども、一方におきまして経済運営を支えておりますのが、大きな意味では輸出と設備投資でございます。設備投資もわが国の場合には増産設備ではなくして合理化設備に非常に力をいたしておるわ……
○中島(源)政府委員 お尋ねのODAの中期目標でございますが、これは七〇年代の後半の援助額を八〇年代前半では倍増いたすということが大きい目標でございます。大体百七億ドル弱を二百十四億ドル程度以上にするというのが努力目標であります。それによりまして、いまお尋ねのGNP比率でございますが、当面先進諸国のGNP比率にできるだけ近づける、こういう努力をいたしてまいる、その一環としてこの援助額の倍増ということで実現をしてまいりたい、こういうことでございます。
○中島(源)政府委員 詳しくは政府委員からお答えをさせますが、河本長官の申し上げた趣旨は、いま大蔵大臣がお述べいただいたと同趣旨であるというふうに御理解をいただきたいと思います。 もちろん、実績数値は五十四年度まででございまして、二二・四%の租税負担率、これだけが実績でございます。五十五年、五十六年は二三%台あるいは二四%台という見通しでございまして、五十七年度につきましては、現在確かに見通すということは困難でございます。ただ、その前提としてと申しますか、これには経済運営よろしきを得なければならないということがございます。 たとえば、自然増収が継続的に行えるような運営をしなければならない。……
○中島(源)政府委員 景気動向でございますが、いまおっしゃったように、総じて申しますと緩やかな回復基調にあるというふうに考えておるわけです。 その内容を申しますと、たとえば生産動向あるいは輸出動向あるいは設備動向に関しましても緩やかに回復しておりますが、しかしその内容は、おっしゃるように大企業中心には堅調でございます。しかし、中小企業の方はそれに比較して低水準であるということもございます。また、暗い方から申しますと、住宅の着工件数も依然として低水準である。また、大企業と中小企業の跛行性のほかに、地域別の跛行性もございます。それから業種別の跛行性、おっしゃるように加工型産業は概してよろしいので……
○中島(源)政府委員 局長のお答えで大体尽きておると思うのです。しかし、先生の中で、本年度の経済成長の見通しを五・三から四・七に下方修正というお言葉があったわけでございます。これは御存じのとおりでございますが、四十五年基準を五十年基準に、基準年を改定いたしました。それによりまして、約〇・六%は大体当初目標どおりというふうに私どもは考えておるわけでございます。そういう中で、もちろん可処分所得がふえないということは問題でございます。しかし、財政再建が現在の大きな目標でございますから、減税という方法は確かにあるわけでございますが、それができる条件整備をするということが大きな前提だと思います。 それ……
○中島(源)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、委員長に武部文君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。